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JP4488069B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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JP4488069B2 JP2007335910A JP2007335910A JP4488069B2 JP 4488069 B2 JP4488069 B2 JP 4488069B2 JP 2007335910 A JP2007335910 A JP 2007335910A JP 2007335910 A JP2007335910 A JP 2007335910A JP 4488069 B2 JP4488069 B2 JP 4488069B2
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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料を燃料タンク外の内燃機関に供給する燃料供給装置に関する。
燃料タンク内の燃料を燃料タンク外の内燃機関に供給する燃料供給装置において、燃料タンク内の燃料を汲み上げるフィードポンプと、フィードポンプから吐出された燃料中に含まれる異物を除去するフィルタエレメントを備えるフィルタ部と、フィルタ部にて濾過された燃料を吸引・加圧し、加圧した燃料を内燃機関に向けて吐出する高圧ポンプを備える燃料供給装置が知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の燃料供給装置では、フィードポンプから吐出された燃料を濾過するフィルタエレメントを交換した際、フィルタエレメント内に侵入した空気(エア)を抜くために燃料タンク内の燃料を汲み上げフィルタエレメントに供給するプライミングポンプが設けられている。
特開2006−207499号公報
しかしながら、上記プライミングポンプは、フィードポンプの上流側の流路途中に設けられているため、プライミングポンプにて汲み上げた燃料を、フィードポンプを迂回してフィルタエレメントに供給するプライミング専用の流路および逆流を防止する逆止弁を設けている。
このため、プライミング専用の流路を設けることにより燃料供給装置の燃料回路が複雑化し、燃料回路のレイアウトの自由度が失われるという問題が発生する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、燃料回路を簡素化することができるとともに、燃料回路のレイアウトの自由度を高めることができる燃料供給装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置において、燃料タンク内の燃料を汲み上げるフィードポンプと、フィードポンプから吐出された燃料中に含まれる異物を除去するフィルタエレメントを備えるフィルタ部と、フィルタ部にて濾過された燃料を吸引・加圧し、加圧した燃料を内燃機関に向けて吐出する高圧ポンプと、フィルタエレメントと高圧ポンプとの間に接続され、フィルタエレメントにて濾過された燃料の一部を燃料タンクに戻すリターン流路と、を備える燃料供給装置であって、
吸引口がリターン流路に連通し、吐出口がフィルタエレメントに連通しており、駆動することにより、リターン流路を介して、燃料タンク内の燃料を吸引してフィルタエレメントに供給するプライミングポンプ部を備えていることを特徴としている。
この構成によれば、フィルタエレメントにて濾過された燃料の一部を燃料タンクに戻すリターン流路に、吸引口がリターン流路に連通し、吐出口がフィルタエレメントに連通しており、駆動することにより燃料タンク内の燃料を吸引してフィルタエレメントに供給するプライミングポンプ部が設けられているので、従来技術のようにフィードポンプを迂回する燃料流路を設けることなくフィルタエレメント内の空気(エア)抜きを行うことができる。このため、燃料供給装置の燃料回路を簡素化することができるとともに、燃料回路のレイアウトの自由度を高めることができる。
なお、請求項に記載の流路とは、燃料が流通する通路を意味するものであり、ハウジングなどに形成されている通路や、ハウジングに接続される配管をいう。
請求項2に記載の発明は、リターン流路は、フィードポンプの動作中、フィルタエレメントを通過した燃料中に含まれる空気を燃料とともに燃料タンクに戻す流路であることを特徴としている。
この構成によれば、リターン流路は、フィードポンプの動作中、フィルタエレメントを通過した燃料中に含まれる空気を燃料とともに燃料タンクに戻す流路として利用している。このため、一本の流路をフィードポンプが駆動している通常運転時では、燃料中に含まれる空気を排出する流路として利用し、プライミングポンプ部を動作するエア抜き時(プライミング時)には、フィルタエレメント内の空気を押し出す燃料を汲み上げる流路として利用することができる。これにより、燃料回路を簡素化することができる。
請求項3に記載の発明は、プライミングポンプ部の吐出口は、フィルタエレメントの上流側に連通していることを特徴としている。
この構成によれば、プライミング時、フィルタエレメント内の燃料流通方向を通常運転時と同じ方向にすることができる。このため、プライミング時に、燃料タンクから汲み上げた燃料中に含まれている異物がフィルタエレメントのクリーンサイドに蓄積されるのを防止することができる。ここで、フィルタエレメントのクリーンサイドとは、フィルタエレメントの下流側、つまり高圧ポンプ側の面である。
請求項4に記載の発明は、リターン流路には、フィルタエレメントと高圧ポンプとの間の燃料圧力が所定値に達したときに開弁する第一リリーフ弁が設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、フィルタエレメントと高圧ポンプとの間の燃料圧力を所定の値に維持することができる。
請求項5に記載の発明は、第一リリーフ弁よりも燃料タンク側のリターン通路と、フィルタエレメントの上流側とを連通するプライミング流路を有し、プライミング流路には、入口側の燃料圧力が所定値に達したときに開弁する第二リリーフ弁が設けられており、プライミングポンプ部は、第二リリーフ弁よりも燃料タンク側のリターン流路、もしくはプライミング流路に設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、フィードポンプが駆動している通常運転時では、第二リリーフ弁によって、フィードポンプから吐出された燃料がプライミング流路を通ってリターン流路より燃料タンクに排出されることを阻止するとともに、第一リリーフ弁によって、フィルタエレメントと高圧ポンプとの間の燃料圧力を所定値に維持することができる。
また、プライミンポンプ部が駆動しているプライミング時では、第一リリーフ弁によって、プライミングポンプ部が燃料タンクから汲み上げた燃料がフィルタエレメントの下流側に供給されることを阻止するとともに、第二リリーフ弁によって、当該燃料が所定の燃料圧力に達したとき、プライミング流路を通ってフィルタエレメントの上流側に供給される。
つまり、フィルタエレメントと高圧ポンプとの間の燃料圧力を所定値に維持すべく、リターン流路に第一リリーフ弁が設けられているような場合であっても、プライミング時にプライミングポンプ部が汲み上げた燃料をフィルタエレメントの上流側に供給することができる。
請求項6に記載の発明は、フィルタ部には、フィルタエレメントの下流側に接続されている端部を含むリターン流路の一部、およびプライミング流路が形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、フィルタ部には、フィルタエレメントの下流側に接続されている端部を含むリターン流路の一部、およびプライミング流路が形成されているため、フィルタ部の外部に形成される流路の数を減らすことができる。このため、フィルタ部の外部に形成される燃料回路を簡素化することができるとともに、燃料回路のレイアウトの自由度を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、フィルタ部には、プライミングポンプ部が一体的に設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、リターン流路の一部、およびプライミング流路に加え、プライミングポンプ部をフィルタ部に一体的に設けているため、さらにフィルタ部の外部に形成される燃料回路を簡素化することができるとともに、燃料回路のレイアウトの自由度を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、高圧ポンプは、内燃機関のクランクシャフトからの駆動力によって回転駆動するカム、カムの回転によって往復移動に変換され、フィルタエレメントからの燃料を吸引・加圧するプランジャ、およびフィルタエレメントにて濾過された燃料の一部をカムおよびプランジャを潤滑する潤滑剤として導くとともに、その燃料を燃料タンクに戻す潤滑流路とを有していることを特徴としている。
この構成によれば、通常運転時、フィルタエレメントにて濾過された燃料の一部を高圧ポンプのカムおよびプランジャを潤滑する潤滑剤として導くとともに、その燃料を燃料タンクに戻す潤滑流路を、プライミング時、フィルタエレメントから押し出されたエアを含む燃料を燃料タンクに戻す流路として利用することができる。その結果、プライミング時にフィルタエレメントから押し出されたエアを含む燃料を燃料タンクに戻す流路を新設する必要が無くなるため、さらに燃料回路を簡素化することができる。
請求項9に記載の発明は、フィルタエレメントと高圧ポンプとの間には、高圧ポンプが吸入する燃料の量を調整する調量弁が設けられており、潤滑流路は、調量弁よりも上流側から分岐していることを特徴としている。
この構成によれば、潤滑流路は、調量弁よりも上流側から分岐しているため、プライミング時に調量弁が閉弁している場合であっても、プライミングポンプ部が汲み上げた燃料を、潤滑流路を通して燃料タンクに排出することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の第1実施形態による燃料供給装置を図1に示す。図1は、燃料供給装置10の全体構成図である。
本実施形態の燃料供給装置10は、例えば、四気筒の内燃機関20(例えば、ディーゼル機関、以下、単にエンジンという)に使用されるもので、燃料タンク30内の燃料をエンジン20の各燃焼室に供給する。燃料供給装置10は、図示しない電子制御装置(ECU)により制御される。図1に示すように、燃料供給装置10は、コモンレール40、インジェクタ50、ポンプ部60、およびフィルタ部80などから構成されている。
コモンレール40は、ポンプ部60より供給された高圧燃料を貯留して目標レール圧まで蓄圧する。目標レール圧は、エンジン20の運転状態(例えば、アクセル開度とエンジン回転速度)に基づいて、ECUにより設定される。このコモンレール40には、蓄圧される燃料圧力が予め設定された上限値を超えたときに開弁して、コモンレール40の燃料圧力を逃がすためのプレッシャリミッタ41が取り付けられている。このプレッシャリミッタ41には、燃料タンク30に通じる燃料配管43が接続されている。プレッシャリミッタ41が開弁すると、コモンレール40に蓄えられた燃料は、燃料配管43を通って燃料タンク30に戻る。
インジェクタ50は、エンジン20の各燃焼室にコモンレール40の燃料を供給可能に各気筒にそれぞれ取り付けられている。インジェクタ50は、高圧配管51を介してコモンレール40に接続されている。インジェクタ50は、燃料の噴射時期および噴射量がECUによって制御される。インジェクタ50には、燃料タンク30に通じる燃料配管52が接続されている。コモンレール40から供給された燃料のうち、噴射に寄与しない余剰燃料は、燃料配管52を通って燃料タンク30に戻る。
ポンプ部60は、燃料タンク30内の燃料を汲み上げ、加圧し、加圧した燃料をコモンレール40と接続する燃料配管42を通じてコモンレール40に供給する。ポンプ部60は、高圧ポンプ61、フィードポンプ70、吸入調量弁74、およびプレッシャレギュレータ76などから構成されている。
高圧ポンプ61は、エンジン20の図示しないクランクシャフトの駆動力を受けて回転するカム軸611、およびカム軸611に駆動されてシリンダ617の内部を往復移動するプランジャ614を備え、プランジャ614の往復移動に応じて燃料の吸入および加圧し、加圧した燃料をコモンレール40に供給する。なお、プランジャ614は、カム軸611の径方向に対向して2個設けられており、交互に燃料の吸入および加圧を行う。
カム軸611およびプランジャ614は、図示しないポンプハウジングに収容されている。カム軸611は、カム軸611とともに回転するカム612を有している。カム612は、ポンプハウジングに形成されているカム室618に収容されている。カム612の外周には、メタルブッシュを介して相対回転自在に嵌合するカムリング613が設けられている。
プランジャ614は、ポンプハウジングに形成されているシリンダ617に往復移動可能に支持されている。プランジャ614には、カム軸611側の端部にタペット615が一体に設けられており、このタペット615がスプリング616に付勢されてカムリング613の外周面に押圧されている。これにより、プランジャ614は、カム軸611が回転すると、カム612の偏心回転がカムリング613を介して直線運動に変換され、その直線運動がタペット615に伝達されることで、シリンダ617の内部を往復移動する。
シリンダ617の内部には、プランジャ614の往復移動に応じて容積変化する加圧室619が形成されている。加圧室619には、吸入通路62と吐出通路63とが接続されている。
吸入通路62には、加圧室619に燃料が吸入されるときに開弁する吸入弁621が設けられ、吐出通路63には、加圧室619より燃料が吐出されるときに開弁する吐出弁631が設けられている。また、吐出通路63は、コモンレール40に接続されている燃料配管42が接続されている。
プランジャ614がシリンダ617の内部をカム軸611側へ移動すると、加圧室619の容積が拡大して加圧室619の圧力が低下する。これにより、フィードポンプ70より吸入通路62に供給される燃料は、吸入弁621を押し開いて加圧室619に吸入される。
また、プランジャ614がシリンダ617の内部を反カム軸側へ移動すると、加圧室619の容積が縮小し、加圧室619に吸入されている燃料が加圧される。そして、その燃料圧力が吐出弁631の開弁圧を超えると、加圧室619の燃料が吐出弁631を押し開いて、吐出通路63よりコモンレール40に向けて吐出される。
フィードポンプ70は、例えば、周知のトロコイドポンプであり、高圧ポンプ61とともにポンプハウジングに収容されている。フィードポンプ70は、カム軸611によって駆動されることで、燃料配管71を介して燃料タンク30より汲み上げた燃料を高圧ポンプ61に向けて吐出する。燃料配管71には、燃料中に含まれる異物を除去するプレフィルタ711が設けられている。
また、フィードポンプ70の入口側(吸入側)には、燃料配管71と接続する吸入通路72が接続されている。吸入通路72には、プレフィルタ711よりも下流側の燃料中に含まれる異物を除去するためのゴーズフィルタ721が設けられている。
フィードポンプ70の出口側(吐出側)には、フィードポンプ70より吐出される燃料をフィルタ部80に供給する吐出通路73が接続されている。
吸入調量弁74は、エンジン20の運転状態を基に、ECUにより弁開度が制御される電磁弁であり、吸入通路62に設けられている。ECUは、吸入調量弁74の弁開度を制御することにより高圧ポンプ61の加圧室619に吸入される燃料量を調整する。吸入調量弁74の下流側には、吸入調量弁74の閉弁時に洩れ出た燃料をゴーズフィルタ721の上流側に戻す燃料通路75が接続されている。
プレッシャレギュレータ76は、フィードポンプ70の入口側と出口側とを接続する燃料通路77に設けられており、フィードポンプ70より吐出される燃料圧力が所定圧を超えないように調整する。プレッシャレギュレータ76は、フィードポンプ70より吐出される燃料の燃料圧力に応じて可動するピストン(図示しない)を内蔵している。フィードポンプ70の吐出圧が所定圧を超えると、ピストンが開弁し、吐出された燃料がフィードポンプ70の入口側に戻る。燃料通路77の上流端は、吸入調量弁74の上流側の吸入通路62に接続され、燃料通路77の下流端は、ゴーズフィルタ721とフィードポンプ70との間の吸入通路72に接続されている。
燃料通路77には、プレッシャレギュレータ76の上流側からカム室618に通じる燃料通路78が接続されており、フィードポンプ70より吐出された燃料の一部が、燃料通路78を通ってカム室618に潤滑剤として供給される。カム室618に供給された燃料は、カム612およびプランジャ614などを潤滑したのち、燃料通路64および燃料配管65を通って燃料タンク30に戻る。なお、燃料通路78、カム室618、燃料通路64、および燃料配管65の途中には、弁などの燃料の流通を阻止するものは設けられておらず、燃料供給装置10が駆動しているときは常に燃料が流れるようになっている。
フィルタ部80は、フィードポンプ70と高圧ポンプ61との間に設けられており、フィードポンプ70より吐出された燃料中に含まれる異物を除去し、高圧ポンプ61に供給する。フィルタ部80は、フィルタエレメント81、およびプライミングポンプ部90などから構成されている。
フィルタエレメント81は、例えば不織布などから構成されており、プレフィルタ711やゴーズフィルタ721に比べ異物の除去能力に優れるフィルタである。フィルタエレメント81の入口側(上流側)には、フィードポンプ70の吐出通路73に通じている燃料通路82が接続されている。フィルタエレメント81の出口側(下流側)には、高圧ポンプ61の吸入通路62に向けて燃料を供給する燃料通路83が接続されている。燃料通路83の下流端には、高圧ポンプ61の吸入通路62と接続する燃料配管84が接続されている。
燃料通路83には、フィルタエレメント81にて濾過された燃料を燃料タンク30に向けてフィルタ部80の外部に排出する排出通路85が接続されている。排出通路85には、排出通路85から排出される燃料を燃料タンク30に戻す排出配管86が接続されている。
排出通路85には、燃料通路83内の燃料圧力が所定値を超えたときに開弁する第一リリーフ弁87が設けられている。第一リリーフ弁87が開弁すると、フィルタエレメント81にて濾過された燃料の一部は排出通路85および排出配管86を通じて燃料タンク30に戻る。なお、排出通路85および排出配管86によって請求項に記載のリターン流路を構成している。
この排出通路85および排出配管86は、フィルタエレメント81にて濾過された燃料中に含まれる空気(エア)を燃料とともに排出するためのものである。また、第一リリーフ弁87が排出通路85に設けられているため、燃料通路83の燃料圧力を所定値以上に維持することができる。また、第一リリーフ弁87は、燃料通路83の燃料圧力が所定値以上となったら開弁し、燃料を燃料タンク30に戻すように構成されているため、フィルタエレメント81に過大な燃料圧力が作用するのを抑制することができる。
プライミングポンプ部90は、フィルタエレメント81を交換した後など、フィルタエレメント81内のエアを、燃料タンク30から燃料を汲み上げ、燃料供給装置10から押し出すときに使用するものであって、排出通路85に設けられている。
プライミングポンプ部90は、ポンプ本体91、および開閉弁94などから構成されている。ポンプ本体91の吸入口92は、排出通路85に接続されている。また、ポンプ本体91の吐出口93は、吸入口92が接続されている位置よりもフィルタエレメント81側の排出通路85に接続されている。ポンプ本体91は、例えば、周知の容積型のピストンポンプであり、手動にて図示しないピストンをシリンダに沿って往復移動させることにより吸入口92および吐出口93に接続されている容積を変化させ、吸入口92から燃料を吸引し、吐出口93から燃料を圧送する。
開閉弁94は、排出通路85に設けられポンプ本体91を迂回する連通路95の途中に設けられている。開閉弁94は、手動にて連通路95の開閉を制御する弁である。エンジン20が運転している通常運転時は、開閉弁94は開弁されており、ポンプ本体91を駆動するプライミング時は、開閉弁94は閉弁される。
排出通路85には、プライミングポンプ部90と第一リリーフ弁87との間の排出通路85から燃料通路82へ通じるプライミング通路88が接続されており、ポンプ本体91より圧送された燃料がフィルタエレメント81の上流側に供給される。プライミング通路88には、ポンプ本体91側の燃料圧力が所定値を超えると開弁する第二リリーフ弁89が設けられている。ポンプ本体91を駆動させて排出通路85の燃料圧力が第二リリーフ弁89の開弁圧を超えると、燃料は、プライミング通路88を通じてフィルタエレメント81の上流側に供給される。プライミング通路88は、請求項に記載のプライミング流路に相当する。
以上、本実施形態の燃料供給装置10の構造について説明した。次に、燃料供給装置10の作動を説明するとともに本実施形態の作用効果について説明する。作動の説明は、エンジン20が作動している通常運転時と、フィルタエレメント81を交換した後にフィルタエレメント81に溜まっているエア抜きを行うプライミング時とに分けて説明する。
(通常運転時)
最初に、エンジン20が作動しているときの燃料供給装置10の通常運転時の状態から説明する。なお、通常運転時の燃料回路を流通する燃料の方向は、図中、実線矢印で示す。
エンジン20が作動しているとき、クランクシャフトの駆動力によりフィードポンプ70および高圧ポンプ61が駆動する。フィードポンプ70が駆動すると、燃料配管71から燃料タンク30内の燃料が汲み上げられる。汲み上げられた燃料は、プレフィルタ711を通り、吸入通路72に流入する。吸入通路72に流入した燃料は、ゴーズフィルタ721を通ってフィードポンプ70に吸入される。
フィードポンプ70から吐出された燃料は、吐出通路73、燃料配管821、および燃料通路82を通じてフィルタエレメント81に流入する。フィルタエレメント81では、流入した燃料中に含まれる異物が除去され、燃料通路83に排出される。燃料通路83に排出された燃料の一部は、燃料配管84を通じて高圧ポンプ61の吸入通路62へ流入する。
ここで、フィルタエレメント81から排出される燃料には、例えば、燃料タンク30が泡立った状態で燃料配管71から燃料とともに汲み上げられたエアや、フィルタ711、721を通過する際に発生したエアが含まれている。
燃料通路83には、燃料タンク30に通じる排出通路85が接続されているため、フィルタエレメント81から排出されたエアの一部は、高圧ポンプ61に供給されること無く、排出通路85を介して燃料供給装置10の外部に排出される。
このとき、連通路95に設けられた開閉弁94は開弁しているため、エアを含んだ燃料は、燃料通路83から分岐して設けられている排出通路85、第一リリーフ弁87、連通路95、および排出配管86を通じて燃料タンク30に戻る。このとき、第二リリーフ弁89は、フィードポンプ70が駆動しているため、閉弁している。このため、フィードポンプ70より吐出される燃料は、プライミング通路88を通って排出通路85に排出されない。
高圧ポンプ61の吸入通路62に流入した燃料は、吸入調量弁74にて燃料量が調量され、調量された燃料が高圧ポンプ61の加圧室619に吸入される。加圧室619に吸入された燃料は、プランジャ614の反カム軸側への移動とともに加圧される。加圧された燃料の圧力が吐出弁631の開弁圧を超えると、燃料が吐出弁631を押し開き、吐出通路63、燃料配管42を通ってコモンレール40に流入する。コモンレール40に流入した燃料は、インジェクタ50より各燃料室に噴射される。燃料噴射に寄与しない燃料は、燃料配管52より燃料タンク30に戻る。
一方、吸入通路62に流入した燃料の一部は、燃料通路77に流入する。そして、吸入調量弁74よりも上流側の吸入通路62の燃料圧力が所定値を超えるとプレッシャレギュレータ76が開弁し、燃料の一部がフィードポンプ70の上流側に戻る。
燃料通路77に流入した燃料の一部は、燃料通路78を通ってカム室618に流入する。カム室618に流入した燃料は、カム612およびプランジャ614を潤滑した後、燃料通路64および燃料配管65を通って燃料タンク30に戻る。この燃料通路77から燃料配管65までの燃料流路が請求項に記載の潤滑流路に相当する。
(プライミング時)
次に、フィルタ部80のフィルタエレメント81を交換した後に行う、プライミング時の燃料供給装置10の作動を説明する。なお、プライミング時の燃料回路を流通する燃料の方向は、図中、破線矢印で示す。
プライミングは、プライミングポンプ部90を駆動することにより行う。このとき、エンジン20は停止している。プライミングを始める前に、開閉弁94を閉弁し、連通路95を遮断する。
次に、ポンプ本体91を駆動する。ポンプ本体91が駆動することにより、燃料タンク30内の燃料が排出配管86、排出通路85を通ってポンプ本体91の吸入口92に吸引される。そして、ポンプ本体91にて吸引された燃料を圧送することにより、燃料は吐出口93からフィルタエレメント81に向けて吐出される。
吐出口93から吐出された燃料は、第二リリーフ弁89を押し開き、プライミング通路88を通って燃料通路82に流入する。このとき、第一リリーフ弁87は、燃料通路83の燃料圧力よりも排出通路85の燃料圧力の方が勝っているため、閉弁している。このため、ポンプ本体91より吐出された燃料は、排出通路85から燃料通路83に供給されない。
燃料通路82に流入した燃料は、フィルタエレメント81の上流側から下流側に向かって流通する。この燃料の流通方向は、通常運転時の燃料の流通方向と同じ方向である。このため、ポンプ本体91が汲み上げた燃料中に異物が含まれていたとしても、その異物がフィルタエレメント81のクリーンサイドに捕捉されることを防ぐことができる。プライミングが終了し、通常運転に移行した後、クリーンサイドに捕捉された異物が高圧ポンプ61に流入することを抑制することができる。
フィルタエレメント81に燃料が供給されると、フィルタエレメント81内のエアとともに燃料通路83に排出される。燃料通路83に排出されたエアを含む燃料は、燃料配管84を通って吸入通路62に流入する。
エンジン20停止時、吸入調量弁74は閉弁状態にあるため、吸入通路62に流入した燃料は、燃料通路77、燃料通路78を通ってカム室618に流入する。カム室618に流入した燃料は、燃料通路64および燃料配管65を通って燃料タンク30に排出される。吸入通路62から分岐する燃料通路77から燃料配管65までの流路は、弁などの燃料の流通を遮るものがないため、プライミング時、エアを含んだ燃料を専用の通路および配管を設けることなく燃料タンク30に戻すことができる。
本実施形態ではプライミングポンプ部90を排出通路85に設けているため、従来技術のようにプライミング時に使用する専用の通路や配管などの燃料流路を設ける必要が無くなる。本実施形態によれば、燃料供給装置10の燃料回路を簡素化することができるとともに、燃料回路のレイアウトの自由度を高めることができる。
また、フィルタ部80には、フィルタエレメント81に接続される排出通路85の一部、およびプライミング通路88が形成しているので、フィルタ部80に接続される燃料配管の数を減らすことができる。このため、フィルタ部80の外部における燃料回路を簡素化することができるとともに、燃料回路のレイアウトの自由度を高めることができる。
また、フィルタ部80は、排出通路85の一部、およびプライミング通路88に加え、プライミングポンプ部90を一体的に設けているため、さらにフィルタ部80の外部に形成される燃料回路を簡素化することができるとともに、燃料回路のレイアウトの自由度を高めることができる。
(第1実施形態の変形例)
図2は、図1に示す第1実施形態の燃料供給装置10の変形例を示している。図2における燃料供給装置10aは、プライミングポンプ部90aが設けられている位置が図1における燃料供給装置10と異なる。具体的には、プライミングポンプ部90aは、第二リリーフ弁89よりも燃料タンク30側のプライミング通路88に設けられている。この変形例では、プライミングポンプ部90aは、図1に示すプライミングポンプ部90と異なり、開閉弁94を設ける必要が無い。この位置に、プライミングポンプ部90aを設けても、上述した第1実施形態と同様の効果を奏する。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態による燃料供給装置10bを示している。図3における燃料供給装置10bでは、プライミングポンプ部90bは、フィルタ部80aと一体的に設けられずに、排出配管86に設けられている。
(その他の変形例)
第1、第2実施形態では、燃料供給装置10a、10bが備えるプライミングポンプ部90a、90bに手動式のポンプを使用しているが、手動式のポンプに替えて、例えば、インライン電動ポンプを使用しても良いし、燃料タンク30内に収容されるインタンク式の電動ポンプを使用しても良い。
本発明の第1実施形態による燃料供給装置の構成図である。 本発明の第1実施形態の変形例による燃料供給装置の構成図である。 本発明の第2実施形態による燃料供給装置の構成図である。
符号の説明
10 燃料供給装置、20 内燃機関(エンジン)、30 燃料タンク、40 コモンレール、42 燃料配管、43 燃料配管、50 インジェクタ、51 高圧配管、52 燃料配管、60 ポンプ部、61 高圧ポンプ、611 カム軸、612 カム、614 プランジャ、618 カム室(潤滑流路)、619 加圧室、62 吸入通路、63 吐出通路、64 燃料通路(潤滑流路)、65 燃料配管(潤滑流路)、70 フィードポンプ、71 燃料配管、72 吸入通路、73 吐出通路、74 吸入調量弁、75 燃料通路、76 プレッシャレギュレータ、77 燃料通路(潤滑流路)、78 燃料通路(潤滑流路)、80 フィルタ部、81 フィルタエレメント、82 燃料通路、821 燃料配管、83 燃料通路、84 燃料配管、85 排出通路(リターン流路)、86 排出配管(リターン流路)、87 第一リリーフ弁、88 プライミング通路(プライミング流路)、89 第二リリーフ弁、90 プライミングポンプ部、91 ポンプ本体、92 吸入口、93 吐出口、94 開閉弁、95 連通路

Claims (9)

  1. 燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置において、
    前記燃料タンク内の燃料を汲み上げるフィードポンプと、
    前記フィードポンプから吐出された燃料中に含まれる異物を除去するフィルタエレメントを備えるフィルタ部と、
    前記フィルタ部にて濾過された燃料を吸引・加圧し、加圧した燃料を前記内燃機関に向けて吐出する高圧ポンプと、
    前記フィルタエレメントと前記高圧ポンプとの間に接続され、前記フィルタエレメントにて濾過された燃料の一部を前記燃料タンクに戻すリターン流路と、を備える燃料供給装置であって、
    吸引口が前記リターン流路に連通し、吐出口が前記フィルタエレメントに連通しており、駆動することにより、前記リターン流路を介して、前記燃料タンク内の燃料を吸引して前記フィルタエレメントに供給するプライミングポンプ部を備えていることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記リターン流路は、前記フィードポンプの動作中、前記フィルタエレメントを通過した燃料中に含まれる空気を燃料とともに前記燃料タンクに戻す流路であることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記プライミングポンプ部の前記吐出口は、前記フィルタエレメントの上流側に連通していることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記リターン流路には、前記フィルタエレメントと前記高圧ポンプとの間の燃料圧力が所定値に達したときに開弁する第一リリーフ弁が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  5. 前記第一リリーフ弁よりも前記燃料タンク側の前記リターン通路と、前記フィルタエレメントの上流側とを連通するプライミング流路を有し、
    前記プライミング流路には、入口側の燃料圧力が所定値に達したときに開弁する第二リリーフ弁が設けられており、
    前記プライミングポンプ部は、前記第二リリーフ弁よりも前記燃料タンク側の前記リターン流路、もしくは前記プライミング流路に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の燃料供給装置。
  6. 前記フィルタ部には、前記フィルタエレメントの下流側に接続されている端部を含む前記リターン流路の一部、および前記プライミング流路が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の燃料供給装置。
  7. 前記フィルタ部には、前記プライミングポンプ部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の燃料供給装置。
  8. 前記高圧ポンプは、前記内燃機関のクランクシャフトからの駆動力によって回転駆動するカム、前記カムの回転によって往復移動に変換され、前記フィルタエレメントからの燃料を吸引・加圧するプランジャ、および前記フィルタエレメントにて濾過された燃料の一部を前記カムおよび前記プランジャを潤滑する潤滑剤として導くとともに、その燃料を前記燃料タンクに戻す潤滑流路とを有していることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  9. 前記フィルタエレメントと前記高圧ポンプとの間には、前記高圧ポンプが吸入する燃料の量を調整する調量弁が設けられており、
    前記潤滑流路は、前記調量弁よりも上流側から分岐していることを特徴としている請求項8に記載の燃料供給装置。
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