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JP4485996B2 - 画像符号化装置及び画像符号化プログラム - Google Patents

画像符号化装置及び画像符号化プログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画像を高能率に符号化する画像符号化装置に関し、特に、発生符号量を目標符号量に近づけるよう量子化制御を実行する画像符号化装置及び画像符号化プログラムに関する。
テレビジョン信号などの動画像データを高能率に符号化して、記録又は伝送する手法として、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式等の符号化方式が策定されている。このMPEGの国際標準化規格として、MPEG−1規格、MPEG−2規格、MPEG−4規格等の符号化方式が用いられている。また、さらに圧縮率を向上させる方式として、H.264/AVC(Advanced Video Coding)規格等が定められている。
一般に、動画像を符号して圧縮する手法には、時間的な相関を利用した圧縮と空間的な相関を利用した圧縮とを組み合わせたハイブリッド符号化と呼ばれる手法が用いられる。
時間的な相関を利用した圧縮は、前後の画面が似ている(相関性が高い)ことを利用する。具体的には、前フレームと現フレームとの変化がない場合は、情報を送らない又は前フレームの最も似た絵柄を見つけてその部分の動き量と差分情報だけを送る。このようにすることで情報量を圧縮する。これを、動き補償予測手法と呼ぶ。
また、空間的な相関を利用した圧縮は、画面内で隣接する画素間の値が近い(相関性が高い)ことを利用する。具体的には、画面内のある領域単位に、DCT(Discrete Cosine Transform)を用いて周波数変換する手法が用いられる。
そして、動き補償予測とDCT変換とによって画像データの持つ冗長性が取り除かれた信号に対して、量子化によってデータを圧縮する。量子化とは、DCT係数を量子化ステップ値で除算して小さい値に変換し、整数に丸める処理である。これによって、小さい数値の多い高周波成分が0に抑えられ、発生する符号量を大幅に削減できる。
従来の量子化制御方法としては、例えば、フレーム単位量子化制御部は、現画像フレームで用いられる量子化特性を、前画像フレームの発生情報量に基づいて決定する。ブロック単位発生情報量算出部は、現画像フレームでの現時点までの累積発生情報量から、1ブロック当たりの発生情報量を算出する。最大許容情報量算出部は、現画像フレーム内の1ブロック符号化毎に、1ブロック当たりの最大許容情報量を算出する。比較部は、現画像フレーム内の1ブロック符号化毎に、1ブロック当たりの発生情報量と最大許容情報量とを比較する。ブロック単位量子化制御部は、比較結果に基づいて、フレーム単位量子化制御部で決定した量子化特性を中心とした予め定めた範囲で、次ブロックの量子化特性を決定する符号化制御装置がある(特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の発明によると、これから処理される画像フレーム又は画像フレームを構成するブロックの符号化に用いられる基準となる量子化ステップを、1つ前の画像フレームの符号化によって生成されたデータ量である発生符号量に基づいて決定する。すなわち、予め定めた目標符号量と発生符号量との差分値に応じて、目標符号量が発生符号量よりも大きい場合は量子化パラメータを大きくして発生符号量を減らすように制御する。また、目標符号量が発生符号量よりも小さい場合は、量子化パラメータを小さくして発生符号量を増やすように制御する。このようにすることによって、発生符号量を目標符号量に近づけるように制御する。
特開2002−77905号公報
しかしながら、発生符号量に基づいた量子化制御は、エンコーダの送信バッファあるいはデコーダの受信バッファが破綻する可能性があるという問題点がある。
この問題点について具体的な例を説明する。
図15及び図16は、発生符号量に基づいて量子化制御するエンコーダの一例の説明図である。図15は、単位時間あたりの発生符号量を示し、図16は、単位時間あたりの仮想バッファ占有量を示す。
図15において、時刻=T1では急激な入力画像の変化又はシーンチェンジ等によって、発生符号量が目標符号量を大きく上回っている。そこでエンコーダは、次の時刻=T2で量子化パラメータを大きくして発生符号量を減らす制御を実行する。同様に、時刻=Tn+1でも発生符号量が目標符号量を大きく上回っており、時刻=Tn+2では量子化パラメータを大きくして発生符号量を減らす制御を実行する。
なお、エンコーダの送信バッファにおける符号化データの充足度合いを示す評価値として、仮想バッファ占有量を用いる。仮想バッファ占有量とは、単位時間あたりの発生符号量から単位時間あたりに伝送回線に出力されたデータ量を減算した値の累積値として定義される。発生符号量が伝送回線に出力されたデータ量よりも多ければ、仮想バッファ残量は0よりも大きくなる。逆に、発生符号量が伝送回線に出力されたデータ量よりも少なければ、仮想バッファ残量は0よりも小さくなる。
図16において、発生符号量が目標符号量を大きく上回っているのと同期して、時刻T1、Tn+1で仮想バッファ残量が大きく増え、その後、徐々に増加している。
このように、発生符号量に基づいた量子化制御では、エンコーダの送信バッファサイズは有限値(図16のバッファ残量上限値)であるにも関わらず、仮想バッファ占有量が考慮されない。図15及び図16の例では、時刻=Tn+4でバッファ破綻が発生する。
このバッファ破綻という問題に対して、前記特許文献1に記載の発明では、仮想バッファ占有量が0よりも大きい場合は量子化パラメータを大きくして発生符号量を減らすように制御する。また、仮想バッファ占有量が0よりも小さい場合は量子化パラメータを小さくして発生符号量を増やすように制御する。このようにすることによって、発生符号量を目標符号量に近づけるように制御する。しかしながら、仮想バッファ占有量に基づいた量子化制御方法は、目標符号量への収束時間が長くなり、発生符号量の変動幅が大きくなるために主観上の画質劣化が目に付きやすくなるという問題点がある。
この問題点について具体的な例を説明する。
図17及び図18は、仮想バッファ占有量に基づいて量子化制御するエンコーダの一例の説明図である、図17は単位時間あたりの発生符号量を示し、図18は、単位時間当たりの仮想バッファ占有量を示す。
図17において、前述の図15と同様に、時刻=T1で急激な入力画像の変化又はシーンチェンジ等により発生符号量が目標符号量を大きく上回っている。このときエンコーダは、時刻=T1で仮想バッファ占有量>0となるため、次の時刻=T2で量子化パラメータを大きくして発生符号量を減らすように制御する。
より具体的には、時刻=T2では、発生符号量が目標符号量に近づいているが、このときの仮想バッファ占有量は、>0のため、さらに量子化パラメータを大きくして発生符号量を減らすように制御する。そのため、時刻=T3では、発生符号量が目標符号量に対して減少している。
このように、仮想バッファ残量に基づいた量子化制御では、発生符号量に基づいた量子化制御と比較するとバッファ破綻が起こりにくい。しかし、目標符号量への収束に時間がかかり、また発生符号量の変動も大きくなる。そのため視覚上の画質劣化が目に付きやすいという問題点がある。
本発明はこのような従来技術の問題点を鑑みて、発生符号量に基づく量子化制御とバッファ残量に基づく量子化制御とを設け、これらの量子化制御手段を適応的に組み合わせることによって、目標符号量への収束時間を短縮できると共に、バッファ破綻を抑制することのできる画像符号化装置及び画像符号化プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、設定された量子化パラメータに基づいて画像データを量子化する量子化部と、前記量子化された画像データを符号化する符号化部と、前記符号化されたデータを出力するためのバッファメモリを含むバッファ部とを備えた画像符号化装置であって、前記符号化部における所定単位時間あたりの発生符号量を計測する発生符号量計測部と、所定単位時間あたりの目標符号量を保持する目標符号量設定部と、前記発生符号量計測部によって計測された符号量と前記目標符号量との差分値を算出する差分符号量算出部と、前記バッファ部のバッファ残量を所定単位時間毎に計測するバッファ残量計測部と、量子化パラメータを算出して、前記量子化部に設定する量子化パラメータ算出部とを備え、前記量子化パラメータ算出部は、前記算出された差分値を用いて第1の量子化パラメータを算出する第1の量子化パラメータ算出部と、前記計測されたバッファ残量を用いて第2の量子化パラメータを算出する第2の量子化パラメータ算出部と、次に符号化する画像データに設定する第3の量子化パラメータを決定する第3の量子化パラメータ決定部とを備え、前記第3の量子化パラメータ決定部は、前記計測されたバッファ残量に基づいて、前記第1の量子化パラメータと前記第2の量子化パラメータとの重み付けを算出し、前記重み付けを用いて前記第3の量子化パラメータを算出することを特徴とする。
また、設定した量子化パラメータに基づいて画像データを符号化するステップを計算機に実行させるための画像符号化プログラムであって、前記設定された量子化パラメータに基づいて前記画像データを量子化する第1ステップと、前記量子化されたデータを符号化する第2ステップと、前記符号化されたデータの所定単位時間あたりの発生符号量を計測する第3のステップと、所定単位時間あたりの目標符号量を保持する第4のステップと、前記第3のステップによって計測された符号量と予め保持された所定単位時間あたりの目標符号量との差分値を算出する第5のステップと、前記量子化されたデータを出力するためのバッファメモリを含むバッファ部のバッファ残量を所定単位時間毎に計測する第6のステップと、前記算出された差分値を用いて第1の量子化パラメータを算出する第7のステップと、前記計測されたバッファ残量を用いて第2の量子化パラメータを算出する第8のステップと、前記算出されたバッファ残量に基づいて、前記第1の量子化パラメータと前記第2の量子化パラメータとの重み付けを算出し、前記重み付けを用いて、次に符号化する画像データに設定する第3の量子化パラメータを算出する第9ステップと、を前記計算機に実行させることを特徴とする。
本発明によると、発生符号量に基づく量子化制御とバッファ残量に基づく量子化制御を適応的に選択する、又は、組み合わせることによって、目標符号量への収束時間を短くすると共に、発生符号量が目標符号量から大きく異なることによるバッファの破綻を抑制する効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。
図1に示す画像符号化装置は、量子化部101、可変長符号化部102、バッファ部103、目標符号量設定部104、発生符号量計測部105、差分符号量算出部106、バッファ残量計測部107、量子化制御切替部108、量子化パラメータ算出部109、減算器110、フレームメモリ111、DCT部112、逆量子化部113、IDCT部114、加算器115を備える。
なお、これら各部はハードウェアによって構成されていてもよいし、ソフトウェアによって構成されていてもよい。また、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせたモジュールであってもよい。
以下に、図1に示した画像符号化装置の動作について説明する。
映像信号は図示しない画像ブロック分割装置によって分割される。分割された画像ブロックは、減算器110を経由してDCT部112に入力される。DCT部112は、入力データを画像ブロック毎に直交変換して、量子化部101に出力する。
量子化部101は、量子化パラメータ算出部109によって算出された量子化パラメータを用いて、入力されたDCT変換データを量子化する。量子化されたデータは、可変長符号化部102に入力される。可変長符号化部102は、入力データを可変長符号化する。可変長符号化部102によって符号化された符号化データは、バッファ部103に一旦格納される。バッファ部103は、入力された符号化データを、伝送回線速度にあわせて出力する。
一方、量子化部101によって生成された量子化データは、逆量子化部113に入力される。逆量子化部113は、量子化データを逆量子化する。逆量子化された画像ブロックはIDCT部114に入力される。IDCT部114は、このデータを逆直交変換して差分ブロックとして復元する。復元された差分ブロックは、加算器115を経由して局部復号画像ブロックとして一旦フレームメモリ111に格納される。そして、この局部復号画像ブロックと入力された画像ブロックとが減算器110に入力され、その結果がDCT部112に出力される。
本発明の画像符号化装置は、ハイブリッド符号化を用いて、動き補償予測とDCT変換とによって画像データの持つ冗長性が取り除かれた信号に対して、量子化によってデータを圧縮する。量子化後のデータは動き補償情報や符号化モード情報等のサイド情報とともに可変長符号化する。この符号化データは送信バッファに一旦蓄積されて、伝送回線速度にあわせて出力される。
画像の空間的相関性や時間的相関性は入力画像の変化により刻々と変化するため、DCT変換後の符号量も刻々と変化する。そこで、発生符号量を所望の目標符号量に合致させるためには、量子化部101の量子化パラメータを適宜変更する量子化制御が必要となる。
量子化パラメータと発生符号量の関係については、一般に、量子化パラメータを大きくするほど発生符号量が少なくなるが、逆に量子化パラメータを小さくするほど発生符号量が多くなるという性質がある。この量子化制御が適切に実行されない場合には、シーンチェンジ等、入力画像が急激に変化した場合には、発生符号量が目標符号量から大きく外れたり、発生符号量の変動補正に時間がかかることによって画質劣化が検知されやすくなる。
さらに、目標符号量に対する発生符号量の差によっては、アンダフロー、オーバーフロー等のバッファ破綻を生じ、復号画像に著しい画質劣化を生ずることがある。そのため、適切な量子化制御は、画質向上及び安定した符号化・復号化動作を継続するために重要な機能である。
次に、本実施形態の量子化パラメータを算出する量子化制御について説明する。
発生符号量計測部105は、可変長符号化部102から出力される所定単位時間あたりの符号量を計測しており、その結果を差分符号量算出部106に出力する。また、目標符号量設定部104は、予め所定単位時間あたりの目標符号量が設定され、設定された目標符号量を格納している。これを差分符号量算出部106に出力する。
差分符号量算出部106は、発生符号量計測部105によって計測された発生符号量と、目標符号量設定部104に格納されている所定単位時間あたりの目標符号量との差分値を算出して、量子化制御切替部108に出力する。
バッファ残量計測部107は、所定単位時間毎にバッファ部103のバッファ残量を計測しており、その結果を量子化制御切替部108に出力する。
量子化制御切替部108は、差分符号量算出部106によって算出された差分値と、バッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量とのいずれを、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータを決定するために用いるかを決定する。
量子化パラメータ算出部109は、量子化制御切替部108によって決定された結果に基づいて、バッファ残量と差分値とのいずれかを用いて、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータを決定する。
すなわち、画像符号化装置は、量子化切替部108によってバッファ残量が決定された場合は、バッファ残量に基づいた量子化制御をし、量子化切替部108によって差分値が決定された場合は、発生符号量に基づいた量子化制御をする。
なお、前述の所定単位時間は、1フレームを単位とする。また、入力画像がインタレース信号の場合には1フィールドを単位としてもよい。又は、1フレームを複数のブロックに分割した際のブロックを所定単位時間としてもよい。さらに、フレーム単位で符号化モード(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)を変更する場合には、1GOP(Group Of Pictures)を所定時間単位としてもよい。
次に、量子化制御切替部108の詳細な動作を説明する。
図2は、量子化制御切替部108の処理を示すフローチャートである。
量子化制御切替部108は、バッファ残量計測部107によって所定時間毎に計測されたバッファ残量が入力される。これをバッファ残量Buffとする。
量子化制御切替部108は、まず、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた下限閾値Bth1との大小関係を比較する(S201)。比較の結果、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth1よりも大きいと判定した場合は、S202に移行する。一方、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth1以下であると判定した場合は、S204に移行する。
次に、量子化制御切替部108は、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた上限閾値Bth2との大小関係を比較する(S202)。比較の結果、バッファ残量Buffが上限閾値Bth2よりも小さいと判定した場合は、S203に移行する。一方、バッファ残量Buffが上限閾値Bth2以上であると判定した場合は、S204に移行する。
なお、この下限閾値Bth1及び上限閾値Bth2は、次の数式1に示す大小関係を満たす。
Figure 0004485996
S201及びS202の結果として、Bth1<Buff<Bth2の条件を満たす場合は、S203に移行する。S203では、量子化制御切替部108は、量子化制御識別フラグQctrl_flagを0に設定する。
S201及びS202の結果として、Buff≦Bth1又はBth2≦Buffの条件を満たす場合は、S204に移行する。S204では、量子化制御切替部108は、量子化制御識別フラグQctrl_flagを1に設定する。
この量子化制御フラグQctrl_flagは、量子化パラメータ算出部109が量子化パラメータを決定する際に、バッファ残量と発生符号量とのいずれを用いるかを選択するためのフラグである。
量子化パラメータ算出部109は、量子化制御切替部108によって決定した量子化制御識別フラグQctrl_flagを参照する。そして、Qctrl_flag=0の場合は、発生符号量に基づいて量子化制御をする。一方、Qctrl_flag=1の場合は、バッファ残量の値に基づいて量子化制御をする。
この図2の処理によって、バッファ部103のバッファ残量が、予め定めた下限閾値より大きく、かつ、予め定めた上限閾値より小さい場合には、画像符号化装置は、発生符号量に基づいて量子化制御する。これによって、目標符号量への収束時間を短くできる。また、バッファ残量が、予め定めた下限閾値より小さい、又は、予め定めた上限閾値より大きい場合には、画像符号化装置は、バッファ残量に基づいて量子化制御する。これによって、バッファ破綻を防ぐことができる。
図3は、量子化制御切替部108の処理の別の例を示すフローチャートである。
図3の例では、図2で用いた下限閾値Bth1、上限閾値Bth2に加えて、下限閾値Bth3と上限閾値Bth4とを追加して用いる。
なお、この四つの閾値は、次の数式2に示す大小関係を満たす。
Figure 0004485996
量子化制御切替部108は、バッファ残量計測部107によって所定時間毎に計測されたバッファ残量が入力される。これをバッファ残量Buffとする。
まず、量子化制御切替部108は、量子化制御フラグQctrl_flagが0であるか否かを判定する(S301)。Qctrl_flagが0であると判定した場合はS302に移行し、Qctrl_flagが0でない、すなわちQctrl_flagが1であると判定した場合は、S304に移行する。
次に、量子化制御切替部108は、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた下限閾値Bth1との大小関係を比較する(S302)。比較の結果、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth1よりも大きいと判定した場合は、S303に移行する。一方、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth1以下であると判定した場合は、S307に移行する。
次に、量子化制御切替部108は、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた上限閾値Bth2との大小関係を比較する(S303)。比較の結果、バッファ残量Buffが上限閾値Bth2よりも小さいと判定した場合は、S306に移行する。一方、バッファ残量Buffが上限閾値Bth2以上であると判定した場合は、S307に移行する。
S302及びS303の結果として、Bth1<Buff<Bth2の条件を満たす場合は、S306に移行する。S306では、量子化制御切替部108は、量子化制御識別フラグQctrl_flagを0に設定する。
S302及びS303の結果として、Buff≦Bth1又はBth2≦Buffの条件を満たす場合は、S307に移行する。S307では、量子化制御切替部108は、量子化制御識別フラグQctrl_flagを1に設定する。
一方、S304では、量子化制御切替部108は、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた下限閾値Bth3との大小関係を比較する。比較の結果、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth3よりも大きいと判定した場合は、S305に移行する。一方、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth3以下であると判定した場合は、S309に移行する。
次に、量子化制御切替部108は、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた上限閾値Bth4との大小関係を比較する(S305)。比較の結果、バッファ残量Buffが上限閾値Bth4よりも小さいと判定した場合は、S308に移行する。一方、バッファ残量Buffが上限閾値Bth4以上であると判定した場合は、S309に移行する。
S304及びS305の結果として、Bth3<Buff<Bth4の条件を満たす場合は、S308に移行する。S308では、量子化制御切替部108は、量子化制御識別フラグQctrl_flagを0に設定する。
S304及びS305の結果として、Buff≦Bth3又はBth4≦Buffの条件を満たす場合は、S309に移行する。S309では、量子化制御切替部108は、量子化制御識別フラグQctrl_flagを1に設定する。
この図3の処理によって、バッファ残量がBth1を下回ったことで、発生符号量による量子化制御からバッファ残量による量子化制御に切り替えるときに、バッファ残量がBth3を越えるまでバッファ残量による量子化制御を継続する。そのため、バッファ残量による制御から発生符号量による量子化制御に切り替わった後において、少なくとも(Bth3−Bth1)分のバッファの余裕度があり、発生符号量による量子化制御とバッファ残量による量子化制御とが頻繁に切り替わることを抑制できる。
一方、バッファ残量がBth2を上回ったことで、発生符号量による量子化制御からバッファ残量による量子化制御に切り替わった場合についても同様に(Bth2−Brh4)分のバッファの余裕度があり、発生符号量による量子化制御とバッファ残量による量子化制御とが頻繁に切り替わることを抑制できる。
なお、前述の上限閾値Bth1及び下限閾値Bth2について、例えばH.264/AVC規格では、入力画像の解像度を示すレベルの値に応じて最大CPB(Coded Picture Buffer)サイズが規定されている。最大CPBサイズはデコーダ側で復号を行う前に符号化データを蓄積する最大バッファサイズを規定したものである。そのため、H.264/AVC規格に基づいた符号化装置においては、Bth1=0、Bth2=最大CPBサイズとすることで規格への適合性が保証される。又は、最大CPBサイズより小さい値をBth2に設定し、0よりも大きい値をBth1に設定することで、バッファ破綻をより起きにくくする効果が得られる。
図4及び図5は、本実施の形態の画像符号化装置の動作の一例の説明図である。図4は単位時間あたりの発生符号量を示し、図5は単位時間あたりの仮想バッファ占有量を示す。
図4において、時刻=T1では急激な入力画像の変化又はシーンチェンジ等によって発生符号量が目標符号量を大きく上回っている。また、図5において、時刻=T1では仮想バッファ占有量は、バッファ残量上限と比較して小さい。そこで、量子化制御切替部108は、図2のフローチャートに基づいて、S203において量子化制御識別フラグQctrl_flagに0を設定する。これによって、量子化パラメータ算出部109は、生符号量に基づいた量子化パラメータを算出し、量子化部101において画像データを符号化する。結果として、時刻T2では、発生符号量が目標符号量に近くなる。
時刻Tn+1でも同様の制御によって、発生符号量を目標符号量に近づける。
また、時刻=Tn+3では、発生符号量が目標符号量に近くなっている。しかし、仮想バッファ占有量は、バッファ残量上限に近くなっている。そこで、量子化制御切替部108は、図2のフローチャートに基づいて、S204において量子化制御識別フラグQctrl_flagに1を設定する。これによって、量子化パラメータ算出部109は、バッファ残量に基づいた量子化パラメータを算出し、量子化部101において画像データを符号化する。結果として、時刻Tn+4では、仮想バッファ占有量がバッファ残量上限と比較して小さくなっている。
以上のように、本発明の第1の実施形態の画像符号化装置では、発生符号量に基づいて量子化制御をする、又は、バッファ残量に基づいて量子化制御をする。より具体的には、バッファ部103のバッファ残量が、予め定めた下限閾値より大きく、かつ、予め定めた上限閾値より小さい場合には、画像符号化装置は発生符号量に基づいて量子化制御する。これによって、目標符号量への収束時間を短くできる。また、バッファ残量が、予め定めた下限閾値より小さい、又は、予め定めた上限閾値より大きい場合には、画像符号化装置は、バッファ残量に基づいて量子化制御する。これによって、バッファ破綻を防ぐことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。
なお、第1の実施形態と同一の作用をする構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図6に示す画像符号化装置1は、量子化部101、可変長符号化部102、バッファ部103、目標符号量設定部104、発生符号量計測部105、差分符号量算出部106、バッファ残量計測部107、量子化パラメータ算出部408、409、量子化パラメータ決定部410、減算器110、フレームメモリ111、DCT部112、逆量子化部113、IDCT部114、加算器115を備える。
以下に、第2の実施形態の画像符号化装置の量子化制御について説明する。
前述の第1の実施形態と同様に、発生符号量計測部105は、可変長符号化部102から出力される所定単位時間あたりの符号量を計測している。また、目標符号量設定部104は、予め設定された所定単位時間あたりの目標符号量が格納されている。
差分符号量算出部106は、発生符号量計測部105によって計測された発生符号量と、目標符号量設定部104によって設定された所定単位時間あたりの目標符号量との差分値を算出する。
バッファ残量計測部107は、所定単位時間毎にバッファ部103のバッファ残量を計測する。
量子化パラメータ算出部408は、目標符号量設定部104によって設定された目標符号量と、差分符号量計側部106によって算出された差分値とに基づいて、次に符号化する映像の量子化パラメータを算出する。
量子化パラメータ算出部409は、目標符号量設定部104によって設定された目標符号量とバッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量とに基づいて、次に符号化する映像の量子化パラメータを算出する。
量子化パラメータ決定部410は、バッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量に基づいて、量子化パラメータ算出部408によって算出された量子化パラメータと、量子化パラメータ算出部409によって算出された量子化パラメータとを、どのように用いて映像を量子化するかを決定する。
次に、量子化パラメータ決定部410の動作を説明する。
まず、量子化パラメータ算出部408によって算出された量子化パラメータをQP_bitとし、量子化パラメータ算出部409によって算出された量子化パラメータをQP_bufとする。また、量子化パラメータ決定部410が決定する最終的な量子化パラメータ、すなわち、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータをQP_finalとする。
このとき、量子化パラメータ決定部410は、量子化パラメータQP_finalを、次の数式3を用いて決定する。
Figure 0004485996
なお、αは、QP_bitとQP_bufの割合を決定する重み付け係数である。
この重み付け係数αの値は、バッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量を用いて決定する。
図7は、量子化パラメータ決定部410の重み付け係数αの設定の一例の説明図である。
量子化パラメータ決定部410は、バッファ残量の下限閾値を0、上限閾値をBth5と予め設定する。バッファ残量が下限閾値と上限閾値との中間(Bth5/2)の場合は、重み付け係数αを0にする。そして、バッファ残量が下限閾値0又は上限閾値Bth5に近づくほど、αの値を大きく設定する。
結果として、量子化パラメータ決定部410は、バッファ残量が、下限閾値又は上限閾値に近づくほど、バッファ残量による量子化制御の重み付けを大きくして、量子化パラメータを決定するように制御する。
図8は、量子化パラメータ決定部410の重み付け係数αの設定の別の例の説明図である。
図8では、重み付け係数αの特性について、図7で用いた下限閾値0、上限閾値Bth5に加えて、下限閾値Bth6、上限閾値Bth7を用いる。
この結果、量子化パラメータ決定部410は、バッファ残量がBth6より大きく、Bth7より小さい期間は、α=0と設定する。結果として、図7の制御と比較して、バッファ残量の変化に対して、量子化パラメータの変動が小さくなる。
以上のように、第2の実施形態の画像符号化装置では、バッファ残量の値に基づいて、発生符号量に基づいて算出した量子化パラメータと、バッファ残量に基づいて設定した量子化パラメータとを組み合わせて、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータを決定する。より具体的には、バッファ残量に基づいて、この2つの量子化パラメータの重み付けを変更して、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータを決定する。
この結果、バッファ残量が上限閾値と下限閾値との中間値に近い場合は、発生符号量に基づいて算出した量子化パラメータの重み付けを大きくすることによって、目標符号量への収束時間を短くできる。一方、バッファ残量が上限閾値又は下限閾値に近くなるほどバッファ残量に基づいた量子化パラメータの重み付けを大きくすることによって、エンコーダ又はデコーダでのバッファ破綻を抑制できる。
なお、前述の第1の実施形態では、発生符号量に基づいた量子化制御と、バッファ残量に基づいた量子化制御とを切り替えて制御する。これに対して第2の実施形態では、バッファ残量の値によって重み付け係数を制御するので、第1の実施形態と比較すると、切り替え時の量子化パラメータの変動がより滑らかになり、急激な量子化パラメータの変動を抑制できる。従って、主観画質の急激な変動が抑制できる。
(第3実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。
なお、第1又は第2の実施形態と同一の作用をする構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図9に示す画像符号化装置1は、量子化部101、可変長符号化部102、バッファ部103、目標符号量設定部104、発生符号量計測部105、差分符号量算出部106、バッファ残量計測部107、量子化パラメータ算出部708、709、カウンタ部710、量子化パラメータ決定部711、減算器110、フレームメモリ111、DCT部112、逆量子化部113、IDCT部114、加算器115を備える。
以下に、第3の実施形態の画像符号化装置の動作について説明する。
前述の第1の実施形態と同様に、発生符号量計測部105は、可変長符号化部102から出力される所定単位時間あたりの符号量を計測している。また、目標符号量設定部104は、予め設定された所定単位時間あたりの目標符号量が格納されている。
差分符号量算出部106は、発生符号量計測部105によって計測された発生符号量と、目標符号量設定部104によって設定された所定単位時間あたりの目標符号量との差分値を算出する。
バッファ残量計測部107は、所定単位時間毎にバッファ部103のバッファ残量を計測する。
量子化パラメータ算出部708は、目標符号量設定部104によって設定された目標符号量と、差分符号量計側部106によって計測された差分値とに基づいて、次に符号化する映像の量子化パラメータを算出する。
量子化パラメータ算出部709は、目標符号量設定部104によって設定された目標符号量とバッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量とに基づいて、次に符号化する映像の量子化パラメータを算出する。
カウンタ部710は、バッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量に基づいて、カウンタ値に1を加算する、又は、1を減算する。
量子化パラメータ決定部711は、カウンタ部710から出力されたカウンタ値に基づいて、量子化パラメータ算出部708によって算出された量子化パラメータと、量子化パラメータ算出部709によって算出された量子化パラメータとを、どのように用いて映像を量子化するかを決定する。
図10は、カウンタ部710の処理のフローチャートである。
カウンタ部710には、バッファ残量計測部107によって所定時間毎に計測されたバッファ残量が入力される。これをバッファ残量Buffとする。
カウンタ部710は、まず、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた下限閾値Bth8との大小関係を比較する(S801)。
比較の結果、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth8よりも大きいと判定した場合は、S802に移行する。一方、バッファ残量Buffが、下限閾値Bth8以下であると判定した場合は、S804に移行する。
次に、入力されたバッファ残量Buffと、予め定めた上限閾値Bth9との大小関係を比較する(S802)。
比較の結果、バッファ残量Buffが上限閾値Bth9よりも小さいと判定した場合は、S803に移行する。一方、バッファ残量Buffが上限閾値Bth9以上であると判定した場合は、S804に移行する。
なお、この二つの閾値は、次の数式4に示す大小関係を満たす。
Figure 0004485996
S801及びS802の結果として、Bth8<Buff<Bth9の条件を満たす場合は、S803に移行する。
S803では、現在のカウンタ値counterが0よりも大きいか否かを判定する。現在のカウンタ値counter>0であると判定した場合は、S805に移行し、カウンタ値counterから1を減算して処理を終了する。
一方、現在のカウンタ値counter=0であると判定した場合は、S805を実行することなく処理を終了する。
S801及びS802の結果として、Buff≦Bth8又はBth9≦Buffの条件を満たす場合は、S804に移行する。
S804では、現在のカウンタ値counterが、予め定めた最大値Nよりも小さいか否かを判定する。現在のカウンタ値counter<Nであると判定した場合は、S806に移行して、カウンタ値counterに1を加算して処理を終了する。
一方、現在のカウンタ値counter≧Nであると判定した場合は、S806を実行することなく処理を終了する。
この図10の処理によって、カウンタ部710は、バッファ部103のバッファ残量が、予め定めた下限閾値より大きく、かつ、予め定めた上限閾値より小さい場合であって、さらに現在のカウンタ値が0よりも大きい場合は、カウンタ値から1減算する。また、バッファ残量が、予め定めた下限閾値より小さい、又は、予め定めた上限閾値より大きい場合であって、さらに現在のカウンタ値が最大値Nよりも小さい場合は、カウンタ値に1を加算する。
次に、量子化パラメータ決定部711の動作を説明する。
まず、量子化パラメータ算出部708によって算出された量子化パラメータをQP_bitとし、量子化パラメータ算出部709によって算出された量子化パラメータをQP_bufとする。また、量子化パラメータ決定部711が決定する最終的な量子化パラメータQP_finalとする。
このとき、量子化パラメータ決定部711は、量子化パラメータQP_finalを、次の数式5を用いて決定する。
Figure 0004485996
なお、αは、QP_bitとQP_bufの割合を決定する重み付け係数である。
この重み付け係数αの値は、カウンタ部710によって設定されたカウンタ値を用いて決定する。
図11は、量子化パラメータ決定部711の重み付け係数αの設定の一例の説明図である。
量子化パラメータ決定部711は、カウンタ設定部710によって設定されたカウンタ値に応じて、重み付け計数αを決定する。より具体的には、カウンタ値counterの値が小さいほどαの値を小さくし、カウンタ値counterの値が大きいほどαの値を大きくするように制御する。
以上のように、第3の実施形態の画像符号化装置では、第2の実施形態と同様に、バッファ残量が上限閾値と下限閾値との中間値に近い場合は、発生符号量に基づいて算出した量子化パラメータの重み付けを大きくすることによって、目標符号量への収束時間を短くできる。一方、バッファ残量が上限閾値又は下限閾値に近くなるほどバッファ残量に基づいた量子化パラメータの重み付けを大きくすることによって、エンコーダ又はデコーダでのバッファ破綻を抑制できる。
特に、本実施形態の場合は、カウンタ値を用いて、バッファ残量の変化に応じて所定単位時間毎に段階的に重み付を制御する。そのため、第2の実施形態と比較して、切り替え時の量子化パラメータの変動がより滑らかになり、急激な量子化パラメータの変動を抑制できる。従って、主観画質の急激な変動が、より抑制できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。
図12は、本発明の第4の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。
なお、第1の実施形態と同一の作用をする構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図12に示す画像符号化装置は、量子化部101、可変長符号化部102、バッファ部103、目標符号量設定部104、発生符号量計測部105、差分符号量算出部106、バッファ残量計測部107、量子化制御切替部108、量子化パラメータ決定部109、量子化パラメータ変動幅制御部1010、量子化パラメータ保持部1011、減算器110、フレームメモリ111、DCT部112、逆量子化部113、IDCT部114、加算器115を備える。
以下に、第4の実施形態の画像符号化装置の量子化制御について説明する。
前述の第1の実施形態と同様に、発生符号量計測部105は、可変長符号化部102から出力される所定単位時間あたりの符号量を計測している。また、目標符号量設定部104は、予め設定された所定単位時間あたりの目標符号量が格納されている。
差分符号量算出部106は、発生符号量計測部105によって計測された発生符号量と、目標符号量設定部104によって設定された所定単位時間あたりの目標符号量との差分値を算出する。
バッファ残量計測部107は、所定単位時間毎にバッファ部103のバッファ残量を計測する。
量子化制御切替部108は、差分符号量算出部106によって算出された差分値と、バッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量とのいずれを、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータを決定するために用いるかを決定する。
量子化パラメータ算出部109は、量子化制御切替部108によって決定された結果に基づいて、バッファ残量と差分値とのいずれかを用いて、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータを決定する。
量子化パラメータ変動幅制御部1010は、直前の画像データに設定した量子化パラメータを量子化パラメータ保持部1011から読み出して、量子化パラメータ算出部109によって算出された量子化パラメータを、直前の量子化パラメータに対して所定の変動幅以内となるように制御して、その結果を、次に符号化する画像データの量子化パラメータとして決定する。
量子化パラメータ保持部1011は、量子化パラメータ変動幅制御部1010で最終決定した量子化パラメータを保持する。
次に、量子化パラメータ変動幅制御部1010の動作を説明する。
図13及び図14は、量子化パラメータ変動幅制御部1010の処理の説明図である。
量子化パラメータ変動幅制御部1010は、次の画像を符号化するための量子化パラメータ(QP_final)を、次のような制御で決定する。すなわち、直前の画像を符号化した量子化パラメータに対して変動許容幅を設け、この許容幅を超えて量子化パラメータが変動しないように制御する。
図13は差分符号量算出部106によって算出された差分値(差分符号量)を用いた量子化パラメータの変動許容幅を示す。この図13において、横軸は差分符号量を示す。差分符号量は、発生符号量から目標符号量を減算した値である。
図14はバッファ残量計測部107によって計測されたバッファ残量を用いた量子化パラメータの変動許容幅を示す。この図14において、Buff_tarは、予め定めたバッファ残量の目標値である。
量子化制御切替部108は、前述した第1の実施形態と同様に、発生符号量に基づいた量子化制御をするか、バッファ残量に基づいた量子化制御をするかを決定する。
そして、量子化パラメータ変動幅制御部1010は、量子化制御切替部108の決定に基づいて、量子化制御を実行する。
具体的には、量子化制御切替部108によって発生符号量による量子化制御が決定された場合は、入力された発生符号量を元に、図13を用いて量子化パラメータ変動許容幅ΔQPを算出する。
また、量子化制御切替部108によってバッファ残量による量子化制御が決定された場合は、入力されたバッファ残量を元に、図14を用いて量子化パラメータ変動許容幅ΔQPを算出する。
次に、量子化パラメータ変動幅制御部1010は、次の画像を符号化する量子化パラメータQP_finalを、算出した量子化パラメータ変動許容幅ΔQP、量子化パラメータ保持部1011から読み出した直前の画像データの量子化パラメータQP_prev、及び、量子化パラメータ算出部109によって算出された量子化パラメータQ_calを用いて、次の数式6を用いて算出する。
Figure 0004485996
量子化パラメータ変動幅制御部1010は、この数式6によって算出された量子化パラメータQP_finalを、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータとして決定し、これを量子化部101に出力する。また、この量子化パラメータQP_finalを量子化パラメータ保持部1011に出力する。
以上のように、第4の実施形態の画像符号化装置では、発生符号量に基づく量子化制御手段と、バッファ残量に基づく量子化制御手段を持ち、バッファ残量が予め定めた下限閾値より大きくかつ、予め定めた上限閾値より小さい場合には発生符号量に基づいた量子化制御を行うことにより目標符号量への収束時間を短くし、また、バッファ残量が予め定めた下限閾値より小さい、あるいは予め定めた上限閾値より大きい場合にはバッファ残量に基づいた量子化制御を行うことによりエンコーダ又はデコーダでのバッファ破綻を抑制することが可能になる。
前述の第1の実施形態では、量子化パラメータ算出部109によって算出された量子化パラメータが、次に符号化する画像データに設定する量子化パラメータとしてそのまま反映される。これに対して、第4の実施形態では、直前の画像データに設定した量子化パラメータに対して、段階的な変動許容幅を設ける。このようにすることによって、発生符号量又はバッファ残量の微小な変動によって、次に符号化される画像データに設定する量子化パラメータが急激に変化することを防ぐ。そのため、主観画質が大きく変化することによる画質劣化を抑制することができる。
なお、直前の画像データとしては、1フレーム前又は入力画像がインタレース信号の場合は1フィールド前の画像としてもよい。又は、1フレームを複数のブロックに分割した際の1ブロック前の画像としてもよい。さらに、例えばフレーム単位で符号化モード(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)を変更する場合は、各符号化モードごとの直前フレームとしてもよい。
本発明の第1の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。 本発明の第1の実施形態の量子化制御切替部の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の量子化制御切替部の処理の別の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の単位時間あたりの発生符号量の説明図である。 本発明の第1の実施形態の単位時間あたりの仮想バッファ占有量の説明図である。 本発明の第2の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。 本発明の第2の実施形態の重み付け係数αの設定の一例の説明図である。 本発明の第2の実施形態の重み付け係数αの設定の別の例の説明図である。 本発明の第3の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。 本発明の第3の実施形態のカウンタ部の処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の重み付け係数αの設定の一例の説明図である。 本発明の第4の実施形態の画像符号化装置の構成ブロック図である。 本発明の第4の実施形態の量子化パラメータ変動幅制御部の処理の説明図である。 本発明の第4の実施形態の量子化パラメータ変動幅制御部の処理の説明図である。 従来の発生符号量に基づいて量子化制御するエンコーダの単位時間あたりの発生符号量の説明図である。 従来の発生符号量に基づいて量子化制御するエンコーダの単位時間あたりの仮想バッファ占有量の説明図である。 従来の発生符号量に基づいて量子化制御するエンコーダの単位時間あたりの発生符号量の他の例の説明図である。 従来の発生符号量に基づいて量子化制御するエンコーダの単位時間あたりの仮想バッファ占有量の他の例の説明図である。
符号の説明
101 量子化部
102 可変長符号化部
103 バッファ部
104 目標符号量設定部
105 発生符号量計測部
106 差分符号量算出部
107 バッファ残量計測部
108 量子化制御切替部
109、408、409、708、709 量子化パラメータ算出部
110 減算部
111 フレームメモリ
112 DCT部
113 逆量子化部
114 IDCT部
115 加算器
410、711 量子化パラメータ決定部
710 カウンタ部
1010 量子化パラメータ変動幅制御部
1011 量子化パラメータ保持部

Claims (4)

  1. 設定された量子化パラメータに基づいて画像データを量子化する量子化部と、前記量子化された画像データを符号化する符号化部と、前記符号化されたデータを出力するためのバッファメモリを含むバッファ部とを備えた画像符号化装置であって、
    前記符号化部における所定単位時間あたりの発生符号量を計測する発生符号量計測部と、
    所定単位時間あたりの目標符号量を保持する目標符号量設定部と、
    前記発生符号量計測部によって計測された符号量と前記目標符号量との差分値を算出する差分符号量算出部と、
    前記バッファ部のバッファ残量を所定単位時間毎に計測するバッファ残量計測部と、
    量子化パラメータを算出して、前記量子化部に設定する量子化パラメータ算出部と
    を備え、
    前記量子化パラメータ算出部は、
    前記算出された差分値を用いて第1の量子化パラメータを算出する第1の量子化パラメータ算出部と、
    前記計測されたバッファ残量を用いて第2の量子化パラメータを算出する第2の量子化パラメータ算出部と、
    次に符号化する画像データに設定する第3の量子化パラメータを決定する第3の量子化パラメータ決定部と
    を備え、
    前記第3の量子化パラメータ決定部は、前記計測されたバッファ残量に基づいて、前記第1の量子化パラメータと前記第2の量子化パラメータとの重み付けを算出し、前記重み付けを用いて前記第3の量子化パラメータを算出することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 設定された量子化パラメータに基づいて画像データを量子化する量子化部と、前記量子化された画像データを符号化する符号化部と、前記符号化されたデータを出力するためのバッファメモリを含むバッファ部とを備えた画像符号化装置であって、
    前記符号化部における所定単位時間あたりの発生符号量を計測する発生符号量計測部と、
    所定単位時間あたりの目標符号量を保持する目標符号量設定部と、
    前記発生符号量計測部によって計測された符号量と前記目標符号量との差分値を算出する差分符号量算出部と、
    前記バッファ部のバッファ残量を所定単位時間毎に計測するバッファ残量計測部と、
    前記バッファ残量に基づいて増減するカウンタ値を設定するカウンタ部と、
    量子化パラメータを算出して、前記量子化部に設定する量子化パラメータ算出部と
    を備え、
    前記量子化パラメータ算出部は、
    前記算出された差分値を用いて第1の量子化パラメータを算出する第1の量子化パラメータ算出部と、
    前記計測されたバッファ残量を用いて第2の量子化パラメータを算出する第2の量子化パラメータ算出部と、
    次に符号化する画像データに設定する第3の量子化パラメータを決定する第3の量子化パラメータ決定部と
    を備え、
    前記第3の量子化パラメータ決定部は、前記設定されたカウンタ値に基づいて、前記第1の量子化パラメータと前記第2の量子化パラメータとの重み付けを算出し、前記重み付けを用いて前記第3の量子化パラメータを算出することを特徴とする画像符号化装置。
  3. 設定した量子化パラメータに基づいて画像データを符号化するステップを計算機に実行させるための画像符号化プログラムであって、
    前記設定された量子化パラメータに基づいて前記画像データを量子化する第1ステップと、
    前記量子化されたデータを符号化する第2ステップと、
    前記符号化されたデータの所定単位時間あたりの発生符号量を計測する第3のステップと、
    所定単位時間あたりの目標符号量を保持する第4のステップと、
    前記第3のステップによって計測された符号量と予め保持された所定単位時間あたりの目標符号量との差分値を算出する第5のステップと、
    前記量子化されたデータを出力するためのバッファメモリを含むバッファ部のバッファ残量を所定単位時間毎に計測する第6のステップと、
    前記算出された差分値を用いて第1の量子化パラメータを算出する第7のステップと、
    前記計測されたバッファ残量を用いて第2の量子化パラメータを算出する第8のステップと、
    前記算出されたバッファ残量に基づいて、前記第1の量子化パラメータと前記第2の量子化パラメータとの重み付けを算出し、前記重み付けを用いて、次に符号化する画像データに設定する第3の量子化パラメータを算出する第9ステップと、を前記計算機に実行させることを特徴とする画像符号化プログラム。
  4. 設定した量子化パラメータに基づいて画像データを符号化するステップを計算機に実行させるための画像符号化プログラムであって、
    前記設定された量子化パラメータに基づいて前記画像データを量子化する第1ステップと、
    前記量子化されたデータを符号化する第2ステップと、
    前記符号化されたデータの所定単位時間あたりの発生符号量を計測する第3のステップと、
    所定単位時間あたりの目標符号量を保持する第4のステップと、
    前記第3のステップによって計測された符号量と予め保持された所定単位時間あたりの目標符号量との差分値を算出する第5のステップと、
    前記量子化されたデータを出力するためのバッファメモリを含むバッファ部のバッファ残量を所定単位時間毎に計測する第6のステップと、
    前記算出された差分値を用いて第1の量子化パラメータを算出する第7のステップと、
    前記計測されたバッファ残量を用いて第2の量子化パラメータを算出する第8のステップと、
    前記バッファ残量に基づいて増減するカウンタ値を設定する第9のステップと、
    前記設定されたカウンタ値に基づいて、前記第1の量子化パラメータと前記第2の量子化パラメータとの重み付けを算出し、前記重み付けを用いて、次に符号化する画像データに設定する第3の量子化パラメータを算出する第10ステップと、を前記計算機に実行させることを特徴とする画像符号化プログラム。
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