JP4485181B2 - 金属錯体およびそれを用いた色素増感太陽電池 - Google Patents
金属錯体およびそれを用いた色素増感太陽電池 Download PDFInfo
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Description
ML1X3 (1)
ここで、Mは、ルテニウム、オスミウム、鉄、レニウムおよびテクネチウムからなる群より選択され、L1は、下記の式:
ML1L2X (2)
ここで、Mは、ルテニウム、オスミウム、鉄、レニウムおよびテクネチウムからなる群より選択され、L1は、下記の式:
ML1X3 (1)
ここで、Mは、ルテニウム、オスミウム、鉄、レニウムおよびテクネチウムからなる群より選択され、L1は、下記の式:
ここで、Mは、ルテニウム、オスミウム、鉄、レニウムおよびテクネチウムからなる群より選択され、L1は、下記の式:
4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンの調製
(a)4−ノナデシルピリジンの調製
(g)2,6−ジブロモ−4−メチルピリジンの調製
4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’−ドデシルメチル−2,2’:6’,2’’−ターピリジンの調製
(a)4−(ジドデシルメチル)ピリジンの調製
4,4’−ビス(ジエチルホスフォネート)−4’’,4’’’−ノナデシル−2,2’:6’,2’’−ターピリジンの調製
(a)4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンの調製
4’−メトキシカルボニル−4,4’’−ビス(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンの調製
(a)2,6−ジブロモ−4−カルボニル−ピリジンの調製
4−(ノナデシル)−4’−(ヘキサデシル)−4’’(エトキシカルボニル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンの調製
(a)3−オキソ−ノナデカンエチルエステルの調製
式:RuL1(NCS)3(TBA)2の錯体の調製(L1は、4,4’−ジカルボキシ−4’’−(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンであり、TBAはテトラブチルアンモニウムイオン(アルドリッチ製である)
(a)Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3の調製
エチルアルコール(50mL)およびRuCl3(0.26g)をアルゴン下で反応させた。混合物を2分間攪拌した後、リガンド(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン、0.4g)のジクロロメタン溶液(50mL)を添加した。反応混合物をアルゴン下で2時間還流した。溶液を20mLまで濃縮し、反応混合物を室温まで冷却した。沈殿した錯体(Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3)を焼結したガラス坩堝上に収集し、エタノールで洗浄した(収率85%)。分析した結果は次のとおりである。C40H57Cl3N3O4Ru:計算値:C,56.43;H,6.75;N,4.94;実測値:C,56.12;H,6.65;N,4.87。MS(ESIMS):m/z:850.25。
Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)(NCS)3錯体を、10mLのH2O中のNH4NCS(2g、アルドリッチ製)溶液およびRu(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)(NCS)3錯体(DMF50mL中0.5g)を130℃で4時間還流することによって、アルゴン雰囲気下暗所において合成した。次いで、20mLのトリエチルアミンおよび10mLのH2Oを添加し、溶液をさらに24時間還流して、ターピリジンリガンドのエステル基を加水分解した。溶媒の容量を、ロータリーエバポレータ−を用いて減少し、約10mLとした。次いで、溶媒に70mLのH2Oを添加した。生じた沈殿物をろ過および乾燥した。単離した固体を、メタノール−ジエチルエーテルで再結晶し、その後、溶離液としてメタノールを用いて、Sephadex LH20カラムを用いてさらに精製した(収率75%)。分析した結果は次のとおりである。C39H49N6O4RuS3Na:計算値:C,52.86;H,5.57;N,9.48;実測値:C,52.66;H,5.65;N,9.58。MS(ESIMS):m/z:886.19。
上記(b)で得られた固体を、0.1M テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(TBAOH)中に溶解し、この混合物を110℃まで4時間加熱した(溶液のpHは計算値11であった)。生じた紫色の溶液をろ過して、少量の不溶の物質を除去し、pHを、希塩酸を用いて5.0に調節した。高密度の沈殿物が即座に形成するが、懸濁液をろ過の前に一晩遠心分離して、生成物を収集した。室温(25℃)まで冷却した後、焼結ガラス漏斗を通してろ過し、減圧下で乾燥した。分析した結果は次のとおりである。C71H120N8O4RuS3:計算値:C,63.31;H,8.98;N,8.32;実測値:C,63.31;H,8.98;N,8.32。MS(ESIMS):m/z:1346.76。
RuL1L2(NCS)Cl錯体の調製(L1は、4,4’−ジカルボキシ−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンであり、L2は、2,2’−ビピリジン(bpy、アルドリッチ製)である)
(a)Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3の調製
表題化合物を実施例1のステップ(a)に記載の手順と同様の手順により調製した。
Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3(300mg、0.5ミリモル)のメタノール溶液(100mL)に、2,2’−ビピリジン(0.06ミリモル)を添加した。反応混合物を8時間還流し、次いで溶媒をロータリーエバポレータによりエバポレートした。得られた固体の塊を、窒素下30mLのDMF中に溶解した。この溶液に、5mLのNaSCN水溶液(300mg、3.7ミリモル)を添加した。8時間還流した後、10mLのEt3Nを添加し、溶液をさらに24時間還流してターピリジンリガンドのエステル基を加水分解した。反応混合物を冷却し、溶媒をロータリーエバポレータにより除去した。生じた固体を、0.1M NaOH水溶液中に溶解し、Ru(4,4’−ジカルボキシ−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)を、0.1M HNO3の添加により沈殿させた。生じた沈殿物を、ろ過および乾燥した。単離した固体をメタノール−ジエチルエーテルから再結晶し、その後、溶離液としてメタノールを用いてSephadex LH20カラムでさらに精製した(収率75%)。分析した結果は次のとおりである。C47H57ClN6O4RuS:計算値:C,60.14;H,6.12;N,8.95;実測値:C,60.54;H,6.22;N,8.85。MS(ESIMS):m/z:938.29。
RuL1L2(NCS)(TBA)錯体(L1は、Ru(4,4’−ジカルボキシ−4’’−(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)であり、L2は、1,1,1−トリフルオロペンタン−2,4−ジオネート(tfac)である)の調製(ただし、tfacは特開2003−212851号公報に記載の方法により合成した)
(a)Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3の調製
この化合物を、実施例1のステップaに記載の手順と同様の手順により調製した。
Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3(300mg、0.5ミリモル)のメタノール溶液(100mL)に、tfac(236μL、2.0ミリモル)およびEt3N(0.5mL)を添加した。反応混合物を8時間還流し、次いで溶媒をロータリーエバポレータによりエバポレートした。得られた個体の塊を窒素下30mLのDMF中に溶解した。この溶液に、5mLのNaSCN水溶液(300mg、3.7ミリモル)を添加した。8時間還流後、10mLのEt3Nを添加し、溶液をさらに24時間還流して、ターピリジンリガンドのエステル基を加水分解した。反応混合物を冷却し、次いで溶媒をロータリーエバポレータにより除去した。生じた固体を、0.1M NaOH水溶液中に溶解し、Ru(4,4’−ジカルボキシ−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)(tfac)(NCS)を0.1M HNO3の添加により沈殿させた。単離した固体をメタノール−ジエチルエーテルより再結晶し、その後、溶離液としてメタノールを用いるSephadex LH20カラムを用いてさらに精製した(収率75%)。分析した結果は次のとおりである。C42H53F3N4O6RuS:計算値:C,56.05;H,5.94;N,6.23;実測値:C,56.65;H,5.83;N,6.16。MS(ESIMS):m/z:900.27。
この化合物を、実施例1のステップcに記載の手順と同様の手順により調製した。分析した結果は次のとおりである。C58H77F3N5O6RuS:計算値:C,61.03;H,7.77;N,6.14;実測値:C,61.52;H,7.65;N,6.24。MS(ESIMS):m/z:1141.55。
RuL1L2(NSC)(TBA)2錯体(L1は4,4’−ジカルボキシ−4’’−(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンであり、L2は、キノキサリン−2,3−ジチオレート(qdt、アルドリッチ製)である)の調製
(a)Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3の調製
この化合物を実施例1のステップaに記載の手順と同様の手順により調製した。
Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3錯体(3.0×10−4M)を、40mLの脱ガスメタノールを含有する丸底フラスコ中に投入し、少量の0.1M KOHにより溶解させた。qdtのメタノール溶液(3.5×10−4M、10m)を前記溶媒に加え、反応混合物を8時間還流し、次いで溶媒をロータリーエバポレータによりエバポレートした。得られた固体の塊を、窒素下30mLのDMF中に溶解した。この溶液に、5mLのNaSCN(300mg、3.7ミリモル)水溶液を添加した。8時間還流した後、10mLのEt3Nを添加し、溶液を24時間還流してターピリジンリガンドのエステル基を加水分解した。この反応混合物を冷却し、溶媒をロータリーエバポレータにより除去した。生じた固体を、0.1MのNaOH水溶液中に溶解し、Ru(4,4’−ジカルボキシ−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)(qdt)(NCS)を0.1M HNO3の添加により沈殿させた。生じた沈殿物をろ過および乾燥した。単離した固体をメタノール−ジエチルエーテルから再結晶し、その後、その後、溶離液としてメタノールを用いるSephadex LH20カラムを用いてさらに精製した(収率75%)。分析した結果は次のとおりである。C45H53N6O4RuS3Na:計算値:C,56.17;H,5.55;N,8.73;実測値:C,56.37;H,5.46;N,8.67。MS(ESIMS):m/z:962.22。
この化合物を、実施例1のステップcに記載の手順と同様の手順により調製した。分析した結果は次のとおりである。C77H124N8O4RuS3:計算値:C,64.99;H,8.78;N,7.87;実測値:C,65.12;H,8.81;N,7.79。MS(ESIMS):m/z:1423.13。
RuL1L2(NSC)(TBA)2錯体(L1は4,4’−ジカルボキシ−4’’−(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンであり、L2は、シュウ酸(ox、アルドリッチ製)である)の調製
(a)Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3の調製
この化合物を実施例1のステップaに記載の手順と同様の手順により調製した。
この化合物を実施例3のステップbに記載の手順と同様の手順により調製した。分析した結果は次のとおりである。C39H49N4O8NaRuS:計算値:C,54.60;H,5.76;N,6.53;実測値:C,54.68;H,5.69;N,6.47。MS(ESIMS):m/z:858.22。
この化合物を、実施例1のステップcに記載の手順と同様の手順により調製した。分析した結果は次のとおりである。C71H120N6O8RuS:計算値:C,64.66;H,9.17;N,6.37;実測値:C,64.85;H,9.25;N,6.29。MS(ESIMS):m/z:1318.79。
RuL1L2(NSC)Cl錯体(L1は4,4’−ジカルボキシ−4’’−(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジンであり、L2は、エチレンジアミン(en、アルドリッチ製)である)の調製
(a)Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3の調製
この化合物を実施例1のステップaに記載の手順と同様の手順により調製した。
Ru(4,4’−ジエトキシカルボニル−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)Cl3錯体(300mg、0.5ミリモル)のDMF溶液(100mL)に、エチレンジアミン(2.0ミリモル)およびEt3N(0.5mL)を添加した。反応混合物を8時間還流した。この溶液に、5mLのNaSCN(300mg、3.7ミリモル)水溶液を添加した。8時間還流した後、10mLのEt3Nを添加し、溶液を24時間還流してターピリジンリガンドのエステル基を加水分解した。この反応混合物を冷却し、溶媒をロータリーエバポレータにより除去した。生じた固体を、0.1MのNaOH水溶液中に溶解し、Ru(4,4’−ジカルボキシ−4’’(ノナデシル)−2,2’:6’,2’’−ターピリジン)(en)(NCS)を0.1M HNO3の添加により沈殿させた。生じた沈殿物をろ過および乾燥した。単離した固体をメタノール−ジエチルエーテルから再結晶し、その後、その後、溶離液としてメタノールを用いるSephadex LH20カラムを用いてさらに精製した(収率75%)。分析した結果は次のとおりである。C39H57N6O4ClRuS:計算値:C,55.60;H,6.82;N,9.98;実測値:C,55.43;H,6.76;N,9.76。MS(ESIMS):m/z:842.50。
次に、本発明の金属錯体を用いた色素増感酸化物半導体電極、色素増感太陽電池およびその製造について以下の実施例において説明する。
市販のブラックダイ色素(Solaronix社製、商品名Ruthenium620−1H3TBA)を用いた以外は、実施例7と同様にして色素増感太陽電池を作製した。
実施例3で得られた金属錯体(3a)を用いた以外は、実施例7と同様にして色素増感太陽電池を調製した。
下記の一般式:
実施例3で得られた金属錯体(3d)を用いた以外は、実施例7と同様にして色素増感太陽電池を調製した。
実施例6で得られた金属錯体(6a)を用いた以外は、実施例7と同様にして色素増感太陽電池を調製した。
実施例5で得られた金属錯体(5b)を用いた以外は、実施例7と同様にして色素増感太陽電池を調製した。
実施例2で得られた金属錯体(2a)を用いた以外は、実施例7と同様にして色素増感太陽電池を調製した。
上記実施例7〜12、比較例1、2で作製した色素増感太陽電池を80℃下に置いた場合の変換効率(時刻0の変換効率を1とする)の経時変化を図2に示す。
Claims (8)
- 下記の式(1)を有する金属錯体であって、
ML1X3 (1)
ここで、Mは、ルテニウム、オスミウム、鉄、レニウムおよびテクネチウムからなる群より選択され、
L1は、下記の式:
前記結合基は、カルボキシル基、カルボン酸アンモニウム塩基、PO(OH)2、PO(OR1)2、およびCO(NHOH)であって、前記R1は炭素数1〜20のアルキル基であり、
Xは、それぞれ独立してNCS−、Cl−、Br−、I−、CN−、NCO−およびH2Oからなる群より選択されるリガンドである、金属錯体。 - 下記の式(2)を有する金属錯体であって、
ML1L2X (2)
ここで、Mは、ルテニウム、オスミウム、鉄、レニウムおよびテクネチウムからなる群より選択され、
L1は、下記の式:
L2は、次のIIa〜IIeに記載される化合物からなる群より選択され:
Xは、NCS−、Cl−、Br−、I−、CN−、NCO−およびH2Oからなる群より選択されるリガンドである、金属錯体。 - Mがルテニウムであることを特徴とする、請求項1に記載の金属錯体。
- Mがルテニウムであることを特徴とする、請求項2に記載の金属錯体。
- 支持基板上に透明導電膜および半導体層がこの順に積層された電極と、
対電極と、
前記電極と前記対電極に挟持されたキャリア輸送層と、
を含む色素増感太陽電池であって、前記半導体層は、請求項1または3に記載の金属錯体を担持していることを特徴とする、色素増感太陽電池。 - 前記半導体層は、少なくとも1つの酸化チタン層を含む、請求項5に記載の色素増感太陽電池。
- 支持基板上に透明導電膜および半導体層がこの順に積層された電極と、
対電極と、
前記電極と前記対電極に挟持されたキャリア輸送層と、
を含む色素増感太陽電池であって、前記半導体層は、請求項2または4に記載の金属錯体を担持していることを特徴とする、色素増感太陽電池。 - 前記半導体層は、少なくとも1つの酸化チタン層を含む、請求項7に記載の色素増感太陽電池。
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