JP4460660B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置やプラズマディスプレイ装置などのように表示パネルを有する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来の液晶表示装置の一例の一部分の回路構成図である。図11中、1は画像表示部、2−11〜2−44は液晶容量、3−11〜3−44は保持容量、4−11〜4−44はスイッチ素子をなす薄膜トランジスタである。
【0003】
また、5−1〜5−4はデータバス、6−1〜6−4はゲートバス、7−1〜7−4はデータバス5−1〜5−4と対向基板(コモン電極基板)やゲートバス6−1〜6−4等とのクロス容量であるデータバス等価容量である。なお、データバスの実際の本数は3000本程度、ゲートバスの実際の本数は1000本程度である。
【0004】
また、8はデータバス5−1〜5−4を駆動するデータドライバ、9−1〜9−4は液晶容量2−11〜2−44を交流駆動するための切換えスイッチ素子、10はゲートバス6−1〜6−4を駆動するゲートドライバである。
【0005】
図12はデータドライバ8からデータバス5−1〜5−4に出力されるデータ電圧の範囲を示す図、図13はデータバス5−1〜5−4の1本の電圧波形の一例を示す図であり、図11に示す従来の液晶表示装置においては、液晶として、低しきい値電圧の液晶が使用されており、2.5V(コモン電圧)を中心に0〜5Vの範囲で交流駆動され、データバス等価容量7−1〜7−4は、1水平期間(約20μs)ごとに充放電を繰り返されることになる。
【0006】
ここで、データバスの本数を3000本とすると、データバス等価容量7−1〜7−3000の充放電のために電源から流れる平均電流Iは、データバス等価容量7−1〜7−3000の合計容量値をC[F]、データバス等価容量7−1〜7−3000に充電される合計電荷量をQ[C]、充電周期をT[s]、データバス等価容量7−1〜7−3000に充電される電圧をV[V]とすると、
I=Q/T
=CV/T
=100pF×3000本×5V/(20μs×2)
=37.5mA
となる。
【0007】
したがって、電源電圧を5Vとすると、データバス等価容量7−1〜7−3000の充放電のために消費される電力は、
5V×37.5mA=0.19W
となる。
【0008】
なお、低しきい値電圧の液晶を使用しない場合は、液晶容量に充電しなければならない電圧振幅は、10VP-Pなので、電流は2倍、電圧も2倍となり、消費電力は4倍の0.75Wとなってしまう。
【0009】
これに対して、低しきい値電圧の液晶を使用して低電力化を図ると、ドライバIC自身の消費電力及び制御回路も含めた駆動回路全体の電力は約0.4W程度となり、バックライト込みでは2W程度となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
近年、反射型カラー液晶表示装置が実現されているが、反射型カラー液晶表示装置は、バックライトを必要としないので、大幅な低電力化が可能であるが、たとえば、携帯情報端末は小さなバッテリーで長時間使用することが望まれていることから、携帯情報端末などに使用される反射型カラー液晶表示装置においては、更に電力を下げることが必要とされる。
【0011】
ここに、図11に示す従来の液晶表示装置は、液晶容量2−11〜2−44を交流駆動しなければならないため、常に、データバス5−1〜5−4の充放電を繰り返さなければならないが、これまで、バックライトの消費電力が駆動回路全体の消費電力の5倍程度もあったため、データバス5−1〜5−4を充放電する電力などは全く問題とならなかった。
【0012】
しかし、反射型カラー液晶表示装置においては、駆動回路全体の消費電力に対するデータバス5−1〜5−4を充放電する電力の割合が大きく、更なる低電力化を図るためには、データバス5−1〜5−4を充放電する電力の低減化が必要となる。
【0013】
なお、駆動周波数(フレームレート)を下げるようにする場合には、低電力化を図ることができるが、このようにする場合には、画面のチラツキ(フリッカ)により画質が低下してしまうという問題点がある。
【0014】
本発明は、かかる点に鑑み、駆動周波数を下げることなく、即ち、画面のチラツキによる画質の低下を招くことなく、低電力化を図ることができるようにした表示装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明中、第1の発明の表示装置は、表示パネルに設けられているデータバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、前記電荷回収回生手段は、電荷回収用配線と、前記データバス群の各データバスと前記電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、前記データバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給するDC−DCコンバータを有しているというものである。
【0016】
本発明中、第2の発明の表示装置は、表示パネルに設けられている駆動極性を逆にする第1及び第2のデータバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、前記電荷回収回生手段は、第1及び第2の電荷回収回生手段を有し、前記第1の電荷回収回生手段は、第1の電荷回収用配線と、前記第1のデータバス群の各データバスと前記第1の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、前記第1のデータバス群の各データバスとデータバス駆動回路との接続、非接続を図る第2の接続スイッチ素子群と、前記第1のデータバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記第1の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給する第1のDC−DCコンバータとを有し、前記第1のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第1の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第2の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、前記第2の電荷回収回生手段は、第2の電荷回収用配線と、前記第2のデータバス群の各データバスと前記第2の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第3の接続スイッチ素子群と、前記第2のデータバス群の各データバスと前記データバス駆動回路との接続、非接続を図る第4の接続スイッチ素子群と、前記第2のデータバス群から前記第3の接続スイッチ素子群及び前記第2の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第2のDC−DCコンバータとを有し、前記第2のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第3の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第4の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御されるというものである。
【0017】
本発明中、第3の発明の表示装置は、表示パネルに設けられているゲートバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、前記電荷回収回生手段は、電荷回収用配線と、前記ゲートバス群の各ゲートバスと前記電荷回収用配線との接続、非接続を図る接続スイッチ素子群と、前記ゲートバス群の各ゲートバスから前記接続スイッチ素子群の対応する接続スイッチ素子及び前記電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給するDC−DCコンバータとを有し、前記接続スイッチ素子群の各接続スイッチ素子は、対応するゲートバスが選択時から非選択時に移行した後の一定期間、オンとなるように制御されるというものである。
【0018】
本発明中、第4の発明の表示装置は、表示パネルに設けられているデータバス群及びゲートバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、前記電荷回収回生手段は、第1及び第2の電荷回収回生手段を有し、前記第1の電荷回収回生手段は、第1の電荷回収用配線と、前記データバス群の各データバスと前記第1の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、前記データバス群の各データバスとデータバス駆動回路との接続、非接続を図る第2の接続スイッチ素子群と、前記データバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記第1の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給する第1のDC−DCコンバータとを有し、前記データバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第1の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第2の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、前記第2の電荷回収回生手段は、第2の電荷回収用配線と、前記ゲートバス群の各ゲートバスと前記第2の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第3の接続スイッチ素子群と、前記ゲートバス群の各ゲートバスから前記第3の接続スイッチ素子群の対応する接続スイッチ素子及び前記第2の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第2のDC−DCコンバータとを有し、前記第3の接続スイッチ素子群の各接続スイッチ素子は、対応するゲートバスが選択時から非選択時に移行した後の一定期間、オンとなるように制御されるというものである。
【0019】
本発明中、第5の発明の表示装置は、表示パネルに設けられている駆動極性を逆にする第1及び第2のデータバス群及びゲートバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、前記電荷回収回生手段は、第1、第2及び第3の電荷回収回生手段を有し、前記第1の電荷回収回生手段は、第1の電荷回収用配線と、前記第1のデータバス群の各データバスと前記第1の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、前記第1のデータバス群の各データバスとデータバス駆動回路との接続、非接続を図る第2の接続スイッチ素子群と、前記第1のデータバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記第1の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給する第1のDC−DCコンバータとを有し、前記第1のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第1の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第2の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、前記第2の電荷回収回生手段は、第2の電荷回収用配線と、前記第2のデータバス群の各データバスと前記第2の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第3の接続スイッチ素子群と、前記第2のデータバス群の各データバスと前記データバス駆動回路との接続、非接続を図る第4の接続スイッチ素子群と、前記第2のデータバス群から前記第3の接続スイッチ素子群及び前記第2の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第2のDC−DCコンバータとを有し、前記第2のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第3の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第4の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、前記第3の電荷回収回生手段は、第3の電荷回収用配線と、前記ゲートバス群の各ゲートバスと前記第3の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第5の接続スイッチ素子群と、前記ゲートバス群の各ゲートバスから前記第5の接続スイッチ素子群の対応する接続スイッチ素子及び前記第3の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第3のDC−DCコンバータとを有し、前記第5の接続スイッチ素子群の各接続スイッチ素子は、対応するゲートバスが選択時から非選択時に移行した後の一定期間、オンとなるように制御されるというものである。
【0020】
本発明によれば、表示パネルに設けられている所定の配線群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を備えているので、従来では廃棄していた所定の配線群の電荷を回収して回生を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図10を参照して、本発明の第1実施形態〜第4実施形態について、本発明を液晶表示装置に適用した場合を例にして説明する。なお、図1、図5、図7、図9において、図11に対応する部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
【0022】
(第1実施形態・・図1〜図4)
図1は本発明の第1実施形態の一部分の回路構成図であり、本発明の第1実施形態は、データバス5−1〜5−4の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段11を設けるようにし、その他については、図11に示す従来の液晶表示装置と同様に構成したものである。
【0023】
ただし、本発明の第1実施形態においては、正極性駆動の場合、データ電圧範囲を3.5〜4.5V、平均データ電圧を4Vとし、負極性駆動の場合、データ電圧範囲を0.5〜1.5V、平均データ電圧を1Vとして説明している。後述する本発明の第2実施形態〜第4実施形態においても同様である。なお、12は電力蓄積回路を構成するバッテリーである。
【0024】
電荷回収回生手段11において、13は電荷回収用配線、14は電荷放電制御信号S1を伝送する電荷放電制御信号配線、15−1〜15−4は電荷放電制御信号S1によりオン、オフが制御される接続スイッチ素子である。
【0025】
なお、接続スイッチ素子15−1〜15−4は、データドライバ8のデータ電圧出力端16−1〜16−4とデータバス5−1〜5−4との接続、非接続を図るものであり、電荷放電制御信号配線14及び接続スイッチ素子15−1〜15−4は、データドライバ8に内蔵するようにしても良い。
【0026】
電荷放電制御信号S1は、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ1Vとなるまでの期間はLレベルとされ、その他の期間はHレベルとされるものである。
【0027】
また、接続スイッチ素子15−1〜15−4は、電荷放電制御信号S1=Lレベルとされる場合にはオフ、電荷放電制御信号S1=Hレベルとされる場合はオンとなるものである。
【0028】
また、17は電荷放電制御信号S2を伝送する電荷放電制御信号配線、18−1〜18−4は電荷放電制御信号S2によりオン、オフが制御される薄膜トランジスタ、19はDC−DCコンバータである。
【0029】
なお、電荷回収用配線13、電荷放電制御信号配線17及び薄膜トランジスタ18−1〜18−4は、電荷放電制御信号配線14及び接続スイッチ素子15−1〜15−4とともにデータドライバ8に内蔵するようにしても良い。
【0030】
電荷放電制御信号S2は、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧が1Vとなるまでの期間はHレベル、その他の期間はLレベルとされるものである。
【0031】
また、薄膜トランジスタ18−1〜18−4は、電荷放電制御信号S2=Hレベルとされる場合にはオン、電荷放電制御信号S2=Lレベルとされる場合はオフとなるものである。
【0032】
図2はDC−DCコンバータ19の構成を示す回路図である。図2中、20、21は入力端子、22、23は出力端子、24は変圧器、25はデータバス5−1〜5−4から回収される電荷による入力電流を高周波電流に変換するスイッチング素子をなす電界効果トランジスタである。
【0033】
また、26は電界効果トランジスタ25のスイッチングを制御する制御回路、27は入力電圧安定化用のコンデンサ、28は整流素子をなすダイオード、29は平滑回路をなすコンデンサである。
【0034】
制御回路26は、データバス5−1〜5−4からの電荷回収時、入力端子20、21間の電圧がほぼ1Vとなるように電界効果トランジスタ25のオン、オフを制御するものである。なお、図3は制御回路26の出力波形を示すタイムチャートであり、図3Aは入力電圧が高い場合、図3Bは入力電圧が適切な場合を示している。
【0035】
即ち、制御回路26は、DC−DCコンバータ19の入力電圧が高い場合(入力電流が多い場合)には、電界効果トランジスタ25のON/OFFレートを上げて出力電流が多くなるようにし、DC−DCコンバータ19の入力電圧が低い場合(入力電流が少ない場合)には、電界効果トランジスタ25のON/OFFレートを下げて出力電流を下げるようにし、入力端子20、21間の電圧がほぼ1Vとなるように制御している。
【0036】
図4は本発明の第1実施形態の動作例を示すタイムチャートであり、図4Aは電荷放電制御信号S1、図4Bは電荷放電制御信号S2、図4Cは接続スイッチ素子(SW)15−1〜15−4のオン、オフ状態、図4Dは薄膜トランジスタ(TFT)18−1〜18−4のオン、オフ状態、図4Eはデータバス(DB)5−1〜5−4の電圧を示している。
【0037】
即ち、本発明の第1実施形態においては、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行する場合、電荷放電制御信号S1=Lレベル、接続スイッチ素子15−1〜15−4=OFF、電荷放電制御信号S2=Hレベル、薄膜トランジスタ18−1〜18−4=ONとされる。
【0038】
この結果、データバス5−1〜5−4に充電されていた電荷は、薄膜トランジスタ18−1〜18−4及び電荷回収用配線13を介してDC−DCコンバータ19に供給され、データバス5−1〜5−4の電荷の放電が行われると共に、DC−DCコンバータ19の出力電荷がバッテリー12に供給される。
【0039】
そして、データバス5−1〜5−4の電圧がDC−DCコンバータ19の入力端子20、21間の電圧である略1Vに下降すると、電荷放電制御信号S1=Hレベル、接続スイッチ素子15−1〜15−4=ON、電荷放電制御信号S2=Lレベル、薄膜トランジスタ18−1〜18−4=OFFとされる。
【0040】
この結果、データバス5−1〜5−4は、データドライバ8により駆動され、データバス5−1〜5−4の電圧は、最終的にはデータドライバ8から出力される負極性のデータ電圧の値となる。
【0041】
このように、本発明の第1実施形態によれば、データバス5−1〜5−4を負極性駆動する場合、従来では廃棄していたデータバス5−1〜5−4の電荷をDC−DCコンバータ19を介してバッテリー12に回収して回生することができるので、データバス5−1〜5−4を同極性で駆動する液晶表示装置に関し、駆動周波数を下げることなく、即ち、画面のチラツキによる画質の低下を招くことなく、低電力化を図ることができる。
【0042】
なお、本発明の第1実施形態においては、データドライバ8とデータバス5−1〜5−4との接続、非接続を図るために、接続スイッチ素子15−1〜15−4を設けるようにした場合について説明したが、これら接続スイッチ素子15−1〜15−4を設けないように構成しても良い。
【0043】
(第2実施形態・・図5、図6)
図5は本発明の第2実施形態の一部分の回路構成図であり、本発明の第2実施形態は、データバス5−1〜5−4の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段30を設けるようにし、その他については、図11に示す従来の液晶表示装置と同様に構成したものである。なお、31は電荷蓄積回路を構成するバッテリーである。
【0044】
電荷回収回生手段30において、32は電荷回収用配線、33は電荷充放電制御信号S3を伝送する電荷充放電制御信号配線、34−1〜34−4は電荷充放電制御信号S3によりオン、オフが制御される接続スイッチ素子である。
【0045】
なお、接続スイッチ素子34−1〜34−4は、データドライバ8のデータ電圧出力端16−1〜16−4とデータバス5−1〜5−4との接続、非接続を図るものであり、電荷充放電制御信号配線33及び接続スイッチ素子34−1〜34−4は、データドライバ8に内蔵するようにしても良い。
【0046】
電荷充放電制御信号S3は、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ1Vとなるまでの期間、及び、データバス5−1〜5−4の駆動が負極性駆動から正極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ4Vとなるまでの期間はLレベル、その他の期間はHレベルとされるものである。
【0047】
また、接続スイッチ素子34−1〜34−4は、電荷充放電制御信号S3=Lレベルとされる場合にはオフ、電荷充放電制御信号S3=Hレベルとされる場合はオンとなるものである。
【0048】
また、35は電荷充放電制御信号S4を伝送する電荷充放電制御信号配線、36−1〜36−4は電荷充放電制御信号S4によりオン、オフが制御される薄膜トランジスタである。
【0049】
なお、電荷回収用配線32、電荷充放電制御信号配線35及び薄膜トランジスタ36−1〜36−4は、電荷充放電制御信号配線33及び接続スイッチ素子34−1〜34−4とともにデータドライバ8に内蔵するようにしても良い。
【0050】
電荷充放電制御信号S4は、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ1Vとなるまでの期間、及び、データバス5−1〜5−4の駆動が負極性駆動から正極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ4Vとなるまでの期間はHレベル、その他の期間はLレベルとされるものである。
【0051】
また、薄膜トランジスタ36−1〜36−4は、電荷充放電制御信号S4=Hレベルとされる場合にはオン、電荷充放電制御信号S4=Lレベルとされる場合はオフとなるものである。
【0052】
また、37は図1(図2)に示すDC−DCコンバータ19と同様に構成されたDC−DCコンバータであり、38、39は入力端子、40、41は出力端子である。なお、本発明の第2実施形態においても、DC−DCコンバータ37の入力端子38、39間の電圧が1Vとなるように制御される。
【0053】
また、42は電源電圧5Vを入力するための電源電圧入力端子、43、44は電荷充放電制御信号S5によって切換え動作が制御される切換えスイッチ素子であり、電荷充放電制御信号S5は、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧が1Vとなるまでの期間はHレベルとされ、その他の期間はLレベルとされるものである。
【0054】
切換えスイッチ素子43は、ノード43AをDC−DCコンバータ37の入力端子38に接続され、ノード43Bを電源電圧入力端子42に接続され、ノード43Cを電荷回収用配線32に接続されており、電荷充放電制御信号S5=Hレベルとされる場合には、ノード43Aをノード43Cに接続し、電荷充放電制御信号S5=Lレベルとされる場合には、ノード43Aをノード43Bに接続するものである。
【0055】
また、切換えスイッチ素子44は、ノード44AをDC−DCコンバータ37の入力端子39に接続され、ノード44Bを電荷回収用配線32に接続され、ノード44Cを接地されており、電荷充放電制御信号S5=Hレベルとされる場合には、ノード44Aをノード44Cに接続し、電荷充放電制御信号S5=Lレベルとされる場合には、ノード44Aをノード44Bに接続するものである。
【0056】
図6は本発明の第2実施形態の動作例を示すタイムチャートであり、図6Aは電荷充放電制御信号S3、図6Bは電荷充放電制御信号S4、図6Cは電荷充放電制御信号S5、図6Dは接続スイッチ素子(SW)34−1〜34−4のオン、オフ状態、図6Eは薄膜トランジスタ(TFT)36−1〜36−4のオン、オフ状態、図6Fはデータバス(DB)5−1〜5−4の電圧を示している。
【0057】
即ち、本発明の第2実施形態においては、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行する場合、電荷充放電制御信号S3=Lレベル、接続スイッチ素子34−1〜34−4=OFF、電荷充放電制御信号S4=Hレベル、薄膜トランジスタ34−1〜34−4=ONとされる。
【0058】
また、電荷充放電制御信号S5=Hレベルとされ、切換えスイッチ素子43においては、ノード43A、43Cが接続状態、切換えスイッチ素子44においては、ノード44A、44C間が接続状態とされる。
【0059】
この結果、データバス5−1〜5−4に充電されていた電荷は、薄膜トランジスタ36−1〜36−4及び電荷回収用配線32を介してDC−DCコンバータ37に供給され、データバス5−1〜5−4の電荷の放電が行われると共に、DC−DCコンバータ37の出力電荷がバッテリー31に供給される。
【0060】
そして、データバス5−1〜5−4の電圧がDC−DCコンバータ37の入力端子38、39間の電圧である略1Vに下降すると、電荷充放電制御信号S3=Hレベル、接続スイッチ素子34−1〜34−4=ON、電荷充放電制御信号S4=Lレベル、薄膜トランジスタ36−1〜36−4=OFFとされる。
【0061】
この結果、データバス5−1〜5−4は、データドライバ8により駆動され、データバス5−1〜5−4の電圧は、最終的にはデータドライバ8から出力される負極性のデータ電圧の値となる。
【0062】
また、電荷充放電制御信号S5=Lレベルとされ、切換えスイッチ素子43においては、ノード43A、43B間が接続状態、切換えスイッチ素子44においては、ノード44A、44B間が接続状態とされる。
【0063】
その後、データバス5−1〜5−4の駆動が負極性駆動から正極性駆動に移行する場合、電荷充放電制御信号S3=Lレベル、接続スイッチ素子34−1〜34−4=OFF、電荷充放電制御信号S4=Hレベル、薄膜トランジスタ36−1〜36−4=ONとされる。
【0064】
この結果、データバス5−1〜5−4に対して、電源電圧入力端子42、切換えスイッチ素子43、DC−DCコンバータ37、切換えスイッチ素子44、電荷回収用配線32及び薄膜トランジスタ36−1〜36−4を介して電荷の供給が行われる。
【0065】
そして、データバス5−1〜5−4の電圧が電源電圧5VからDC−DCコンバータ37の入力端子38、39間の電圧である略1Vだけ低い電圧である略4Vに上昇すると、電荷充放電制御信号S3=Hレベル、接続スイッチ素子34−1〜34−4=ON、電荷充放電制御信号S4=Lレベル、薄膜トランジスタ36−1〜36−4=OFFとされる。
【0066】
この結果、データバス5−1〜5−4は、データドライバ8により駆動され、データバス5−1〜5−4の電圧は、最終的にはデータドライバ8から出力される正極性のデータ電圧の値となる。
【0067】
以上のように、本発明の第2実施形態によれば、データバス5−1〜5−4を負極性駆動する場合、従来では廃棄していたデータバス5−1〜5−4の電荷をDC−DCコンバータ37を介してバッテリー31に回収して回生することができる。
【0068】
また、データバス5−1〜5−4を正極性駆動する場合、データドライバ8を使用せずに、電力損失の少ないDC−DCコンバータ37を使用して正極性データ電圧の平均電圧である略4Vまで充電することができるので、データドライバ8による消費電力を低減化することができる。
【0069】
したがって、本発明の第2実施形態によれば、データバス5−1〜5−4を同極性で駆動する液晶表示装置に関し、駆動周波数を下げることなく、即ち、画面のチラツキによる画質の低下を招くことなく、低電力化を図ることができる。
【0070】
なお、本発明の第2実施形態においては、データドライバ8とデータバス5−1〜5−4との接続、非接続を図るために、接続スイッチ素子34−1〜34−4を設けるようにした場合について説明したが、これら接続スイッチ素子34−1〜34−4を設けないように構成しても良い。
【0071】
(第3実施形態・・図7、図8)
図7は本発明の第3実施形態の一部分の回路構成図であり、本発明の第3実施形態は、図11に示す従来の液晶表示装置が備えるデータドライバ8と回路構成の異なるデータドライバ45を設けると共に、データバス5−1〜5−4の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段46を設けるようにし、その他については、図11に示す従来の液晶表示装置と同様に構成したものである。なお、47は電荷蓄積回路を構成するバッテリーである。
【0072】
データドライバ45は、奇数列のデータバス5−1、5−3の駆動極性と、偶数列のデータバス5−2、5−4の駆動極性とが逆となるようにデータ電圧を出力するように構成し、その他については、図1に示すデータドライバ8と同様に構成したものである。
【0073】
また、電荷回収回生手段46において、48、49は電荷回収用配線、50は電荷充放電制御信号S6を伝送する電荷充放電制御信号配線、51−1〜51−4は電荷充放電制御信号S6によりオン、オフが制御される接続スイッチ素子である。
【0074】
なお、接続スイッチ素子51−1〜51−4は、データドライバ45のデータ電圧出力端16−1〜16−4とデータバス5−1〜5−4との接続、非接続を図るものであり、電荷充放電制御信号配線50及び接続スイッチ素子51−1〜51−4は、データドライバ45に内蔵するようにしても良い。
【0075】
電荷充放電制御信号S6は、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ1Vとなるまでの期間、及び、データバス5−1〜5−4の駆動が負極性駆動から正極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ4Vとなるまでの期間はLレベル、その他の期間はHレベルとされるものである。
【0076】
また、接続スイッチ素子51−1〜51−4は、電荷充放電制御信号S6=Lレベルとされる場合にはオフ、電荷充放電制御信号S6=Hレベルとされる場合はオンとなるものである。
【0077】
また、52は電荷充放電制御信号S7を伝送する電荷充放電制御信号配線、53−1〜53−4は電荷充放電制御信号S7によりオン、オフが制御される薄膜トランジスタである。
【0078】
なお、電荷回収用配線48、49、電荷充放電制御信号配線52及び薄膜トランジスタ53−1〜53−4は、電荷充放電制御信号配線50及び接続スイッチ素子51−1〜51−4とともにデータドライバ45に内蔵するようにしても良い。
【0079】
電荷充放電制御信号S7は、データバス5−1〜5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ1Vとなるまでの期間、及び、データバス5−1〜5−4の駆動が負極性駆動から正極性駆動に移行した後、データバス5−1〜5−4の電圧がほぼ4Vとなるまでの期間はHレベル、その他の期間はLレベルとされるものである。
【0080】
また、薄膜トランジスタ53−1〜53−4は、電荷充放電制御信号S7=Hレベルとされる場合にはオン、電荷充放電制御信号S7=Lレベルとされる場合はオフとなるものである。
【0081】
また、54、55は図1(図2)に示すDC−DCコンバータ19と同様に構成されたDC−DCコンバータであり、DC−DCコンバータ54において、56、57は入力端子、58、59は出力端子、DC−DCコンバータ55において、60、61は入力端子、62、63は出力端子である。
【0082】
なお、本発明の第3実施形態においても、DC−DCコンバータ54の入力端子56、57間の電圧が1Vとなり、DC−DCコンバータ55の入力端子60、61間の電圧が1Vとなるように制御される。
【0083】
また、64、65は電源電圧5Vを入力するための電源電圧入力端子、66〜69は電荷充放電制御信号S8によって切換え動作が制御される切換えスイッチ素子である。
【0084】
切換えスイッチ素子66は、ノード66AをDC−DCコンバータ54の入力端子56に接続され、ノード66Bを電源電圧入力端子64に接続され、ノード66Cを電荷回収用配線48に接続されており、電荷充放電制御信号S8=Hレベルとされる場合には、ノード66Aをノード66Cに接続し、電荷充放電制御信号S8=Lレベルとされる場合には、ノード66Aをノード66Bに接続するものである。
【0085】
また、切換えスイッチ素子67は、ノード67AをDC−DCコンバータ54の入力端子57に接続され、ノード67Bを電荷回収用配線48に接続され、ノード67Cを接地されており、電荷充放電制御信号S8=Hレベルとされる場合には、ノード67Aをノード67Cに接続し、電荷充放電制御信号S8=Lレベルとされる場合には、ノード67Aをノード67Bに接続するものである。
【0086】
また、切換えスイッチ素子68は、ノード68AをDC−DCコンバータ55の入力端子60に接続され、ノード68Bを電源電圧入力端子65に接続され、ノード68Cを電荷回収用配線49に接続されており、電荷充放電制御信号S8=Hレベルとされる場合には、ノード68Aをノード68Bに接続し、電荷充放電制御信号S8=Lレベルとされる場合には、ノード68Aをノード68Cに接続するものである。
【0087】
また、切換えスイッチ素子69は、ノード69AをDC−DCコンバータ55の入力端子61に接続され、ノード69Bを電荷回収用配線49に接続され、ノード69Cを接地されており、電荷充放電制御信号S8=Hレベルとされる場合には、ノード69Aをノード69Bに接続し、電荷充放電制御信号S8=Lレベルとされる場合には、ノード69Aをノード69Cに接続するものである。
【0088】
図8は本発明の第3実施形態の動作例を示すタイムチャートであり、図8Aは電荷充放電制御信号S6、図8Bは電荷充放電制御信号S7、図8Cは電荷充放電制御信号S8、図8Dは接続スイッチ素子(SW)51−1〜51−4のオン、オフ状態、図8Eは薄膜トランジスタ(TFT)53−1〜53−4のオン、オフ状態、図8Fはデータバス(DB)5−1、5−3の電圧、図8Gはデータバス(DB)5−2、5−4の電圧を示している。
【0089】
即ち、本発明の第3実施形態においては、データバス5−1、5−3の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行すると共に、データバス5−2、5−4の駆動が負極性駆動から正極性駆動に移行する場合、電荷充放電制御信号S6=Lレベル、接続スイッチ素子51−1〜51−4=OFF、電荷充放電制御信号S7=Hレベル、薄膜トランジスタ53−1〜53−4=ONとされる。
【0090】
また、電荷充放電制御信号S8=Hレベルとされ、切換えスイッチ素子66においては、ノード66A、66C間が接続状態、切換えスイッチ素子67においては、ノード67A、67C間が接続状態、切換えスイッチ素子68においては、ノード68A、68B間が接続状態、切換えスイッチ素子69においては、ノード69A、69B間が接続状態とされる。
【0091】
この結果、データバス5−1、5−3に充電されていた電荷は、薄膜トランジスタ53−1、53−3及び電荷回収用配線48を介してDC−DCコンバータ54に供給され、データバス5−1、5−3の電荷の放電が行われると共に、DC−DCコンバータ54の出力電荷がバッテリー47に供給される。
【0092】
また、データバス5−2、5−4に対して、電源電圧入力端子65、切換えスイッチ素子68、DC−DCコンバータ55、切換えスイッチ69、電荷回収用配線49及び薄膜トランジスタ53−2、53−4を介して電荷の供給が行われる。
【0093】
そして、データバス5−1、5−3の電圧がDC−DCコンバータ54の入力端子56、57間の電圧である略1Vに下降し、データバス5−2、5−4の電圧が電源電圧5VからDC−DCコンバータ55の入力端子60、61間の電圧である略1Vだけ低い電圧である略4Vに上昇すると、電荷充放電制御信号S6=Hレベル、接続スイッチ素子51−1〜51−4=ON、電荷充放電制御信号S7=Lレベル、薄膜トランジスタ53−1〜53−4=OFFとされる。
【0094】
この結果、データバス5−1、5−3は、データドライバ45により駆動され、データバス5−1、5−3の電圧は、最終的にはデータドライバ45から出力される負極性のデータ電圧の値となると共に、データバス5−2、5−4は、データドライバ45により駆動され、データバス5−2、5−4の電圧は、最終的にはデータドライバ45から出力される正極性のデータ電圧の値となる。
【0095】
また、電荷充放電制御信号S8=Lレベルとされ、切換えスイッチ素子66においては、ノード66A、66B間が接続状態、切換えスイッチ素子67においては、ノード67A、67B間が接続状態、切換えスイッチ素子68においては、ノード68A、68C間が接続状態、切換えスイッチ素子69においては、ノード69A、69C間が接続状態とされる。
【0096】
その後、データバス5−1、5−3の駆動が負極性駆動から正極性駆動に移行すると共に、データバス5−2、5−4の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行する場合、電荷充放電制御信号S6=Lレベル、接続スイッチ素子51−1〜51−4=OFF、電荷充放電制御信号S7=Hレベル、薄膜トランジスタ53−1〜53−4=ONとされる。
【0097】
この結果、データバス5−1、5−3に対して、電源電圧入力端子64、切換えスイッチ素子66、DC−DCコンバータ54、切換えスイッチ67、電荷回収用配線48及び薄膜トランジスタ53−1、53−3を介して電荷の供給が行われる。
【0098】
また、データバス5−2、5−4に充電されていた電荷は、薄膜トランジスタ53−2、53−4及び電荷回収用配線49を介してDC−DCコンバータ55に供給され、データバス5−2、5−4の電荷の放電が行われると共に、DC−DCコンバータ55の出力電荷がバッテリー47に供給される。
【0099】
そして、データバス5−1、5−3の電圧が電源電圧5VからDC−DCコンバータ54の入力端子56、57間の電圧である略1Vだけ低い電圧である略4Vに上昇し、データバス5−2、5−4の電圧がDC−DCコンバータ55の入力端子60、61間の電圧である略1Vに下降すると、電荷充放電制御信号S6=Hレベル、接続スイッチ素子51−1〜51−4=ON、電荷充放電制御信号S7=Lレベル、薄膜トランジスタ53−1〜53−4=OFFとされる。
【0100】
この結果、データバス5−1、5−3は、データドライバ45により駆動され、データバス5−1、5−3の電圧は、最終的にはデータドライバ45から出力される正極性のデータ電圧の値となると共に、データバス5−2、5−4は、データドライバ45により駆動され、データバス5−2、5−4の電圧は、最終的にはデータドライバ45から出力される負極性のデータ電圧の値となる。
【0101】
このように、本発明の第3実施形態によれば、データバス5−1、5−3を負極性駆動する場合、従来では廃棄していたデータバス5−1、5−3の電荷をDC−DCコンバータ54を介してバッテリー47に回収して回生することができると共に、データバス5−2、5−4を負極性駆動する場合、従来では廃棄していたデータバス5−2、5−4の電荷をDC−DCコンバータ55を介してバッテリー47に回収して回生することができる。
【0102】
また、データバス5−1、5−3を正極性駆動する場合、データドライバ45を使用せずに、電力損失の少ないDC−DCコンバータ54を使用して正極性データ電圧の平均値である略4Vまで充電することができると共に、データバス5−2、5−4を正極性駆動する場合、データドライバ45を使用せずに、電力損失の少ないDC−DCコンバータ55を使用して正極性データ電圧の平均値である略4Vまで充電することができるので、データドライバ45による消費電力を低減化することができる。
【0103】
したがって、本発明の第3実施形態によれば、奇数列のデータバス5−1、5−3と偶数列のデータバス5−2、5−4との駆動極性を逆とする液晶表示装置に関し、駆動周波数を下げることなく、即ち、画面のチラツキによる画質の低下を招くことなく、低電力化を図ることができる。
【0104】
なお、本発明の第3実施形態においては、データドライバ45とデータバス5−1〜5−4との接続、非接続を図るために、接続スイッチ素子51−1〜51−4を設けるようにした場合について説明したが、これら接続スイッチ素子51−1〜51−4を設けないように構成しても良い。
【0105】
(第4実施形態・・図9、図10)
図9は本発明の第4実施形態の一部分の回路構成図であり、本発明の第4実施形態は、データバス5−1〜5−4及びゲートバス6−1〜6−4の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段70を設けるようにし、その他については、図11に示す従来の液晶表示装置と同様に構成したものである。なお、71は電荷蓄積回路を構成するバッテリーである。
【0106】
電荷回収回生手段70は、ゲートバス6−1〜6−4の電荷を回収して回生するために、薄膜トランジスタ72−1〜72−4と、電荷回収用配線73と、DC−DCコンバータ74とを追加し、その他については、図5に示す電荷回収回生手段30と同様に構成したものである。
【0107】
ここに、薄膜トランジスタ72−1〜72−4は、電荷放電制御信号S9によりオン、オフが制御されるものであり、ゲートドライバ10内に内蔵するように構成しても良い。なお、ゲートドライバ10において、75−1〜75−4は、走査に必要なゲート電圧(20V)をゲートバス6−1〜6−4に順に繰り返し出力するための接続スイッチ素子である。
【0108】
また、DC−DCコンバータ74は、図1(図2)に示すDC−DCコンバータ19と同様に構成したものであり、76、77は入力端子、78、79は出力端子である。
【0109】
図10は本発明の第4実施形態の動作例を示すタイムチャートであり、図10Aは電荷放電制御信号S9、図10Bは薄膜トランジスタ(TFT)72−2、図10Cはゲートバス(GB)6−2の電圧、図10Dは電荷放電制御信号S3、図10Eは電荷放電制御信号S4、図10Fは電荷放電制御信号S5、図10Gは接続スイッチ素子(SW)34−1〜34−4のオン、オフ状態、図10Hは薄膜トランジスタ(TFT)36−1〜36−4のオン、オフ状態、図10Iはデータバス(DB)5−1〜5−4の電圧を示している。
【0110】
即ち、本発明の第4実施形態においては、データバス5−1〜5−4を負極性駆動する場合におけるデータバス5−1〜5−4の電荷の回収及びデータバス5−1〜5−4を正極性駆動する場合におけるデータバス5−1〜5−4に対する電荷の供給は、図5に示す本発明の第2実施形態の場合と同様に行われる。
【0111】
また、薄膜トランジスタ72−i(但し、i=1、2、3、4)は、接続スイッチ素子75−iがオフとされると、一定期間オンとされ、この結果、ゲートバス6−iは、選択時から非選択時に移行する場合、従来では廃棄していたデータバス5−iの電荷をDC−DCコンバータ74を介してバッテリー71に回収して回生することができる。
【0112】
したがって、本発明の第4実施形態によれば、データバス5−1〜5−4を同極性で駆動する液晶表示装置に関し、本発明の第2実施形態以上の低電力化を図ることができる。
【0113】
なお、本発明の第4実施形態においては、データドライバ8とデータバス5−1〜5−4との接続、非接続を図るために、接続スイッチ素子34−1〜34−4を設けるようにした場合について説明したが、これら接続スイッチ素子34−1〜34−4を設けないように構成しても良い。
【0114】
また、本発明の第1実施形態〜第4実施形態においては、DC−DCコンバータの出力電荷をバッテリーに回収して回生するようにした場合について説明したが、この代わりに、DC−DCコンバータの出力電荷を電力消費回路に供給して回生するようにしても良い。
【0115】
また、本発明の第3実施形態に本発明の第4実施形態が設けるゲートバスの電荷を回収するための手段を追加するように構成しても良く、このようにする場合には、本発明の第3実施形態以上の低電力化を図ることができる。
【0116】
また、本発明の第1実施形態〜第4実施形態においては、本発明を液晶表示装置に適用した場合を例にしたが、その他、本発明は、プラズマディスプレイ装置などにも適用することができる。
【0117】
また、本発明の第1実施形態〜第4実施形態においては、DC−DCコンバータ19、37、54、55の入力端子間の電圧が1Vとなるように制御するようにした場合について説明したが、この代わりに、データ電圧の平均電圧を調べ、その平均電圧に設定するように制御するように構成しても良く、このようにする場合には、データバス5−1〜5−4をデータドライバ8、45で充電する割合を減らすことができ、効率を上げることができる。
【0118】
また、本発明の第1実施形態〜第4実施形態においては、DC−DCコンバータ19、37、54、55の入力端子間の電圧が1Vとなるように制御するようにした場合について説明したが、この代わりに、表示データの平均電圧を調べ、DC−DCコンバータ19、37、54、55の入力端子間の電圧が表示データの平均電圧となるように制御するように構成しても良く、このようにする場合には、データバス5−1〜5−4をデータドライバ8、45で充電する割合を減らすことができ、効率を上げることができる。
【0119】
なお、表示データの平均電圧を求めるには、表示データをデジタル的に全て加算して、最後に表示データの個数で割り算すれば良いが、この場合、表示データの所定の上位ビットのみを使用するようにしても良い。例えば、表示データが8ビットの場合、上位4ビットのみを使用して表示データの平均電圧を求めるようにしても良い。
【0120】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、表示パネルに設けられている所定の配線群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を備えるとしたことにより、従来では廃棄していた所定の配線群の電荷を回収して回生することができるので、駆動周波数を下げることなく、即ち、画面のチラツキによる画質の低下を招くことなく、低電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の一部分の回路構成図である。
【図2】 本発明の第1実施形態が備えるDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。
【図3】 本発明の第1実施形態が備えるDC−DCコンバータの一部分を構成する制御回路の出力波形を示すタイムチャートである。
【図4】 本発明の第1実施形態の動作例を示すタイムチャートである。
【図5】 本発明の第2実施形態の一部分の回路構成図である。
【図6】 本発明の第2実施形態の動作例を示すタイムチャートである。
【図7】 本発明の第3実施形態の一部分の回路構成図である。
【図8】 本発明の第3実施形態の動作例を示すタイムチャートである。
【図9】 本発明の第4実施形態の一部分の回路構成図である。
【図10】 本発明の第4実施形態の動作例を示すタイムチャートである。
【図11】 従来の液晶表示装置の一例の一部分の回路構成図である。
【図12】 図11に示す従来の液晶表示装置においてデータドライバからデータバスに出力されるデータ電圧の範囲を示す図である。
【図13】 図11に示す従来の液晶表示装置におけるデータバスの電圧波形の一例を示す図である。
【符号の説明】
5−1〜5−4 データバス
6−1〜6−4 ゲートバス
13、32、48、49、73 電荷回収用配線
Claims (7)
- 表示パネルに設けられているデータバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、
前記電荷回収回生手段は、
電荷回収用配線と、
前記データバス群の各データバスと前記電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、
前記データバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給するDC−DCコンバータを有していること
を特徴とする表示装置。 - 前記電荷回収回生手段は、前記データバス群の各データバスとデータバス駆動回路との接続、非接続を図る第2の接続スイッチ素子群を更に有し、
前記データバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第1の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第2の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御されること
を特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 表示パネルに設けられている駆動極性を逆にする第1及び第2のデータバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、
前記電荷回収回生手段は、第1及び第2の電荷回収回生手段を有し、
前記第1の電荷回収回生手段は、
第1の電荷回収用配線と、
前記第1のデータバス群の各データバスと前記第1の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、
前記第1のデータバス群の各データバスとデータバス駆動回路との接続、非接続を図る第2の接続スイッチ素子群と、
前記第1のデータバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記第1の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給する第1のDC−DCコンバータとを有し、
前記第1のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第1の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第2の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、
前記第2の電荷回収回生手段は、
第2の電荷回収用配線と、
前記第2のデータバス群の各データバスと前記第2の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第3の接続スイッチ素子群と、
前記第2のデータバス群の各データバスと前記データバス駆動回路との接続、非接続を図る第4の接続スイッチ素子群と、
前記第2のデータバス群から前記第3の接続スイッチ素子群及び前記第2の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第2のDC−DCコンバータとを有し、
前記第2のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第3の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第4の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御されること
を特徴とする表示装置。 - 表示パネルに設けられているゲートバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、
前記電荷回収回生手段は、
電荷回収用配線と、
前記ゲートバス群の各ゲートバスと前記電荷回収用配線との接続、非接続を図る接続スイッチ素子群と、
前記ゲートバス群の各ゲートバスから前記接続スイッチ素子群の対応する接続スイッチ素子及び前記電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給するDC−DCコンバータとを有し、
前記接続スイッチ素子群の各接続スイッチ素子は、対応するゲートバスが選択時から非選択時に移行した後の一定期間、オンとなるように制御されること
を特徴とする表示装置。 - 表示パネルに設けられているデータバス群及びゲートバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、
前記電荷回収回生手段は、第1及び第2の電荷回収回生手段を有し、
前記第1の電荷回収回生手段は、
第1の電荷回収用配線と、
前記データバス群の各データバスと前記第1の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、
前記データバス群の各データバスとデータバス駆動回路との接続、非接続を図る第2の接続スイッチ素子群と、
前記データバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記第1の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給する第1のDC−DCコンバータとを有し、
前記データバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第1の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第2の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、
前記第2の電荷回収回生手段は、
第2の電荷回収用配線と、
前記ゲートバス群の各ゲートバスと前記第2の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第3の接続スイッチ素子群と、
前記ゲートバス群の各ゲートバスから前記第3の接続スイッチ素子群の対応する接続スイッチ素子及び前記第2の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第2のDC−DCコンバータとを有し、
前記第3の接続スイッチ素子群の各接続スイッチ素子は、対応するゲートバスが選択時から非選択時に移行した後の一定期間、オンとなるように制御されること
を特徴とする表示装置。 - 表示パネルに設けられている駆動極性を逆にする第1及び第2のデータバス群及びゲートバス群の電荷を回収して回生する電荷回収回生手段を有し、
前記電荷回収回生手段は、第1、第2及び第3の電荷回収回生手段を有し、
前記第1の電荷回収回生手段は、
第1の電荷回収用配線と、
前記第1のデータバス群の各データバスと前記第1の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第1の接続スイッチ素子群と、
前記第1のデータバス群の各データバスとデータバス駆動回路との接続、非接続を図る第2の接続スイッチ素子群と、
前記第1のデータバス群から前記第1の接続スイッチ素子群及び前記第1の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を電力蓄積回路又は電力消費回路に供給する第1のDC−DCコンバータとを有し、
前記第1のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第1の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第2の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、
前記第2の電荷回収回生手段は、
第2の電荷回収用配線と、
前記第2のデータバス群の各データバスと前記第2の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第3の接続スイッチ素子群と、
前記第2のデータバス群の各データバスと前記データバス駆動回路との接続、非接続を図る第4の接続スイッチ素子群と、
前記第2のデータバス群から前記第3の接続スイッチ素子群及び前記第2の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第2のDC−DCコンバータとを有し、
前記第2のデータバス群の駆動が正極性駆動から負極性駆動に移行した後の一定期間、前記第3の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオン、前記第4の接続スイッチ素子群の接続スイッチ素子はオフとなるように制御され、
前記第3の電荷回収回生手段は、
第3の電荷回収用配線と、
前記ゲートバス群の各ゲートバスと前記第3の電荷回収用配線との接続、非接続を図る第5の接続スイッチ素子群と、
前記ゲートバス群の各ゲートバスから前記第5の接続スイッチ素子群の対応する接続スイッチ素子及び前記第3の電荷回収用配線を介して回収される電荷を入力して、出力電荷を前記電力蓄積回路又は前記電力消費回路に供給する第3のDC−DCコンバータとを有し、
前記第5の接続スイッチ素子群の各接続スイッチ素子は、対応するゲートバスが選択時から非選択時に移行した後の一定期間、オンとなるように制御されること
を特徴とする表示装置。 - 前記表示パネルは、液晶表示パネルであること
を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の表示装置。
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