JP2006311468A - 複合機システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ジャムなどのプリンタ部のエラーが給紙後に発生したとしても色むらのない連続性を有する画像を短時間で複写することのできる複合機システムを提供する。
【解決手段】プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると複写処理が中断され、同一の原稿画像に対して新たな複写処理(再実行処理)が実行される。また、新たな被印刷媒体への複写処理を実行するごとに実行されるスキャナ部による原稿の読み取り処理の前に、光源の白基準値を測定し、印刷処理が中断されても複写モードを継続する。
【選択図】 図7
【解決手段】プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると複写処理が中断され、同一の原稿画像に対して新たな複写処理(再実行処理)が実行される。また、新たな被印刷媒体への複写処理を実行するごとに実行されるスキャナ部による原稿の読み取り処理の前に、光源の白基準値を測定し、印刷処理が中断されても複写モードを継続する。
【選択図】 図7
Description
この発明は、複合機システムに関するものである。
近年、スキャナ機能(Scanner)、プリンタ機能(Printer)、コピー機能(Copy)など複数機能を有するスキャナ一体型のプリンタ(SPC複合装置)が一般家庭に普及しつつある。
このSPC複合装置(複合機)は、原稿から画像を読み取る処理を行うスキャナ部と、被印刷媒体に印刷画像を印刷する処理を行うプリンタ部と、スキャナ部で読み取られた画像データが一時的に記憶されるメモリと、を備えている。
スキャナ部は、原稿台上の原稿に光を照射する照射光源である露光ランプと、原稿から反射された反射光を検出するフォトダイオードを一列に配列したセンサ(リニアイメージセンサ)と、を備えている。スキャナ部はセンサ(又は原稿)をセンサの配列方向(主走査方向)に対して垂直な方向(副走査方向)に移動させ、その位置(位置情報)に対応する色(色情報)を画像データとしてメモリに記憶する。メモリに記憶されている画像データは印刷データに変換される。プリンタ部が印刷データに基づいて印刷処理を実行することにより、PCを介することなく複写処理を行うスタンドアローンコピー機能が実現される。
ところで、メモリの記憶容量は限られているため、大きなメモリ領域を必要とする原稿画像の読み取り処理中(例えば、カラー原稿、写真原稿、高解像度(dpi)の読み取り等)にメモリ容量が不足する場合がある。メモリ容量の不足による処理エラーを防ぐため、読み取り処理と印刷処理とを並行して行い、すでに印刷データに変換されたデータが格納されていたメモリ領域に新たな読み取り処理で取得したデータの上書きを許容することが行なわれている。これにより、メモリ容量の小さい(例えば一枚分の原稿画像を読み取ることができない)メモリを用いた複合機での複写処理を可能としている。
このとき、搬送系エラーなどによって印刷処理が中断されると、印刷データへの変換も止まる。このため、読み取り処理で取得したデータをメモリに書き込むことができなくなり、読み取り処理が中断されることになる。
読み取り処理の中断時間Tが長くなると、例えば図10に示すように光量が時間的に変化する照射光源(例えば白色冷陰極蛍光ランプなど)を用いている場合、読み取り処理が中断される前後の光量の変化量Lが大きくなることがある。これにより、読み取り処理が中断される前後に得られた画像データ同士で明暗の差が生じて、色むらがある複写画像が印刷され、複写画像の連続性が喪失されるおそれがある。
このような問題を解決するために、特許文献1に記載されている複合機システムは、給紙処理が完了した後に画像の読み取り処理を開始するようにしている。これにより、ジャムや用紙切れなどの給紙時の搬送系エラーが発生した場合であっても、搬送系エラーが解除された後に読み取り処理が開始されるため、照射光源の光量が異なる画像データが読み取られることを防いでいる。
しかしながら、給紙が成功した後にも搬送系エラーが発生する可能性がある。例えば、印刷の紙送り最中のジャム等である。印刷開始後にこのような搬送系エラーがが発生した場合には、メモリ容量の不足による処理エラーを防ぐため、読み取り処理が中断されることになり、複写画像の連続性が損なわれるという従来と同様の問題が生じてしまうおそれがある。
一方で、複写処理の目的あるいは複合機の状態等によっては、複写画像において多少の連続性が損なわれても許容できたり、処理速度が優先される場合もある。また、読み取り処理が中断されても、色むらがほとんど発生しないと考えられる場合もある。
この発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、ジャムなどのプリンタ部のエラーが給紙後に発生したとしても色むらがない連続性を有する複写画像を複写することのできる複合機システムを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ジャムなどのプリンタ部のエラーが給紙後に発生したとしても色むらがない連続性を有する複写画像を複写することのできる複合機システムにおいて、より状況に即した複写処理を行なえるようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、原稿に光を照射する光源と、前記光に基づいて前記原稿を読み取りその読み取り結果に基づいて画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、前記画像データが一時的に格納されるメモリ部と、前記メモリ部に格納された前記画像データに基づいて印刷データを作成しその印刷データに基づいて被印刷媒体への印刷を行って前記原稿に対する複写処理を実行するプリンタ部と、前記原稿の読み取り処理中に前記プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると該読み取り処理を停止し、前記エラーの解除後に前記原稿に対する新たな読み取り処理を実行する再実行処理手段と、を備えることを要旨とする複合機システムである。
この構成によれば、(例えば原稿1枚分のデータを記憶するページメモリを備えない装置で)印刷中に給紙エラーやジャムなどの搬送系エラーが発生しスキャナ部による読み取り処理が原稿の読み取りの途中で中断したままエラー解除に時間がかかったとしても、エラーが解除された後に原稿は最初から読み取られる。よって、光量が時間的に変化する光源を用い、エラーの前後で光量が変化したとしても色むらを防ぐことができる。
上述した複合機においては、設定された複写枚数を記憶する複写枚数設定部をさらに備え、同一の前記原稿に対して設定された複写枚数分の複写処理を実行する複数部複写モードにおいて前記印刷処理が中断されても、前記複数部複写モードを継続するといった構成を採用することができる。
この構成によれば、複写枚数はモードが完了するまで記憶されるため、ユーザに複写枚数やサイズなどの複写条件の入力を促すことなく複写処理を継続することができる。
上述した複合機においては、前記光源の白基準値を測定する白基準値測定手段をさらに備え、前記白基準値測定手段は、新たな被印刷媒体への複写処理を実行するごとに実行される前記スキャナ部による前記原稿の読み取り処理の前に、前記光源の白基準値を測定するといった構成を採用することもできる。
また、上記目的を達成するため、原稿に光を照射する光源と、前記光源の白基準値を測定する白基準値測定手段と、前記光に基づいて前記原稿を読み取りその読み取り結果に基づいて画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、前記画像データが一時的に格納されるメモリ部と、前記メモリ部に格納された前記画像データに基づいて印刷データを作成しその印刷データに基づいて被印刷媒体への印刷を行って前記原稿に対する複写処理を実行するプリンタ部と、設定された複写枚数を記憶する複写枚数設定部と、前記原稿の読み取り処理中に前記プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると該読み取り処理を停止し、前記エラーの解除後に前記原稿に対する新たな読み取り処理を実行する再実行処理手段と、を備え、同一の前記原稿に対して設定された複写枚数分の複写処理を実行する複数部複写モードにおいて、前記白基準値測定手段は、新たな被印刷媒体への複写処理を実行するごとに実行される前記スキャナ部による前記原稿の読み取り処理の前に、前記光源の白基準値を測定し、前記印刷処理が中断されても前記複数部複写モードを継続することを要旨とする複合機システムとすることもできる。
この構成によれば、同一の原稿画像を複数部印刷する複写処理中に、給紙エラーやジャムなどの搬送系エラーが発生しても、光源の光量の変化を考慮しつつ複数部の複写処理を完了させることができる。よって、光量が時間的に変化する光源が用いられても、連続した原稿画像が複写された被印刷媒体の途中で色むらが発生することを防ぐことができる。
また、各被印刷媒体毎の光源の光量の変化は各被印刷媒体ごとに白基準値を測定することでキャンセルされ、1枚の被印刷媒体内での光源の光量の変化は印刷処理が中断されると読み取り処理を停止し新たな複写処理が実行されることによって低減される。
上述した複合機においては、前記被印刷媒体は、写真用紙であり、前記写真用紙に印刷する高画質印刷モードを有するといった構成を採用することもできる。
この構成によれば、高画質印刷モードが選択されることで写真用紙に対して再実行処理手段による新たな複写処理が実施されるため、再実行処理手段による新たな複写処理が実施される被印刷媒体が限定される。よって、例えば普通紙などのように色むらが表れにくい印刷用紙に再実行処理手段による新たな複写処理が実行されることを妨げることができる。
上述した複合機においては、前記エラーは、印刷中の被印刷媒体のジャムによるものであるといった構成を採用することができる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の態様は、原稿に光を照射する光源と、前記光に基づいて前記原稿を読み取りその読み取り結果に基づいて画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、前記画像データが一時的に格納されるメモリ部と、前記メモリ部に格納された前記画像データに基づいて印刷データを作成しその印刷データに基づいて被印刷媒体への印刷を行って前記原稿に対する複写処理を実行するプリンタ部と、前記原稿の読み取り処理中に前記プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると該読み取り処理を中断し、前記エラーの解除後に、あらかじめ定めた読み取り再開条件が満たされているかどうかを判断し、読み取り再開条件を満たしている場合には、前記原稿に対する読み取り処理を再開し、読み取り再開条件を満たしていない場合には、前記原稿に対する新たな読み取り処理を実行する読み取り制御手段と、を備えることを要旨とする複合機システムである。
この構成によれば、印刷中に給紙エラーやジャムなどの搬送系エラーが発生しスキャナ部による読み取り処理が原稿の読み取りの途中で中断した場合でも、読み取り再開条件が満たされているときには、原稿を最初から読み直さずに読み取り処理を再開するため、複写時間を短縮することができる。
以下、本発明にかかる複合機システムの一実施形態として複合機に具体化したものを図面に従って説明する。図1は、本実施形態の複合機を示す斜視図であり、図2は、原稿台カバーを開いた状態の複合機を示す斜視図である。
本実施形態の複合機は、パーソナルコンピュータ(以下、PCとする)からのスキャン指示に従ってスキャン処理を実行するスキャン機能(Scanner)、PCから印刷指示に従って印刷処理を実行するプリンタ機能(Printer)、複合機単体で複写処理を行なうコピー機能(Copy)など複数機能を有する複合装置(以下、SPC複合装置という)である。
図1及び図2に示すように、SPC複合装置1は、原稿の画像(原稿画像)を読み取って画像データを生成するスキャナ部2と、画像データに基づいて画像を用紙等の被印刷媒体に印刷するプリンタ部3と、ユーザが操作するための操作パネル部4とを備える。SPC複合装置1において、スキャナ部2で読み取った画像データがプリンタ部3に送信され内部の処理回路で印刷データに変換され、その印刷データに基づく画像が用紙に印刷されることでスタンドアローンコピー機能が実現される。
スキャナ部2はプリンタ部3の上に配置されており、そのスキャナ部2の上部には、スキャナ部2に読み取られる原稿を載置するための例えばA4判の原稿台ガラス5と、原稿を読み取る際や不使用時に原稿台ガラス5を覆う原稿台カバー6とが設けられている。原稿台カバー6は、開閉可能に形成され、閉止した際には原稿台ガラス5上に載置された原稿を原稿台ガラス5側に押圧する機能も有している。
また、SPC複合装置1の背面側にはプリンタ部3へ用紙を供給するための用紙供給部7が設けられ、その用紙供給部7には、カット紙(図示しない)を保持する給紙トレー8が備えられている。また、SPC複合装置1の前面側の下部にはプリンタ部3で印刷された用紙を排紙する排紙部9が設けられ、その排紙部9には、不使用時に排紙口を塞ぐことが可能な排紙トレー10が備えられている。さらに、排紙部9の上部に操作パネル部4が設けられている。なお、本実施形態においては、前記カット紙の最大用紙サイズとしてA4判を例に説明するが、これは一例であり、何等これに限るものではない。
操作パネル部4は、ユーザがSPC複合装置1を直接操作するためのものであり、そのほぼ中央に液晶ディスプレイ11が設けられている。液晶ディスプレイ11は、設定項目や設定状態、動作状態等を文字にて表示することが可能であるとともに、スキャナ部2で読み取った画像を表示することも可能である。この液晶ディスプレイ11の図1又は図2に図示する状態において左側には、電源ボタン12と、スキャンボタン13と、設定表示ボタン14と、クリアボタン15とが設けられている。
電源ボタン12は、SPC複合装置1の電源を投入、遮断するためのボタンである。スキャンボタン13は、スキャナ部2による原稿の読み取りを開始させるためのボタンである。設定表示ボタン14は、ユーザにより設定されたコピー機能に対する設定状態を液晶ディスプレイ11に表示させるためのボタンである。クリアボタン15は、コピー機能に対する設定をクリアし、各設定項目をデフォルト値に変更するためのボタンである。
液晶ディスプレイ11の図1又は図2に図示する状態において右側には、カラーコピーボタン16と、モノクロコピーボタン17と、ストップボタン18と、コピー枚数設定ボタン19(19a,19b)とが設けられている。カラーコピーボタン16は、カラーコピーを開始させるためのボタンであり、モノクロコピーボタン17はモノクロコピーを開始させるためのボタンである。したがって、これらのコピーボタン16,17は、コピー動作の開始指示と、出力すべき画像がカラー又はモノクロのいずれであるかを選択する選択手段とを兼ねている。
また、カラーコピーボタン16は例えば用紙不足やジャムなどの給紙系エラーによって印刷処理(複写処理)が中断されたとき、搬送系エラーが解除されたことをユーザがSPC複合装置1に通知するための通知手段としても機能する。ストップボタン18は、一旦開始したコピー動作を中止させるためのボタンである。コピー枚数設定ボタン19は、表面に「+」又は「−」が表記された2つのボタン19a,19bで構成され、「+」ボタン19aを押すことにより設定枚数が増加され、「−」ボタン19bを押すことにより設定枚数が減少される。
液晶ディスプレイ11の手前側には、液晶ディスプレイ11に表示される設定項目を切り替えるメニューボタン20が設けられている。メニューボタン20は、左右に配置された2つのボタンで構成され、それぞれ左向きの矢印または右向きの矢印が表記されている。左右いずれかのメニューボタン20が押される毎に、表示される設定項目が決められた順に順次切り替わり、一通り表示し終わると最初の設定項目が表示される。左右の矢印は、設定項目を表示する順番を変更するためであり、両ボタン20は、互いに他のボタンを押した際の表示順と逆の順番で設定項目を表示する。
なお、液晶ディスプレイ11には、印刷用紙Pの種類(例えば、写真用の光沢紙や普通紙等)毎に複写処理の品質(コピー品質モード)を設定するためのメニュー画面も表示される。ユーザは液晶ディスプレイ11を参照しメニューボタン20を操作することによって希望する品質の複写画像を得るためのコピー品質モードを選択することができる。
次に、図3(a)、(b)に示すスキャナ部2の模式図を用いてスキャナ部2について詳しく説明する。なお、図3(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
図3に示すように、スキャナ部2は、略長方形状の面を有する板状に形成され原稿Mの載置される原稿台ガラス5と、原稿台ガラス5の板厚方向において原稿台ガラス5を挟んで原稿Mと対向する態様で配設される読み取りキャリッジ21とを備えている。
原稿台ガラス5の長手方向一端側の内周縁部には、矩形板状に形成された白基準板22が原稿台ガラス5の幅方向に延びる態様で配設されている。
読み取りキャリッジ21は、原稿台ガラス5の長手方向に往復移動自在に収容され、原稿台ガラス5に対して平行に配置された図示しないガイド用のシャフトなどにより原稿台ガラス5に対して平行に移動するよう案内される。読み取りキャリッジ21は光学系23とリニアイメージセンサ24とを備えている。光学系23及びリニアイメージセンサ24は、読み取りキャリッジ21の長手方向に沿って配設されており、読み取りキャリッジ21によって原稿台ガラス5の長手方向に搬送される。
なお、以後の説明では、スキャナ部2において読み取りキャリッジ21の長手方向を主走査方向(図3(a)参照)とし、原稿台ガラス5の長手方向(主走査方向に対して垂直な方向)を副走査方向(図3(b)参照)とする。
光学系23は、光源23a、ミラー23b、集光レンズ23cなどで構成されている。光源23aは例えば白色冷陰極蛍光ランプであり、長手方向軸がリニアイメージセンサ24の長手方向軸に沿って平行に延びる姿勢で読み取りキャリッジ21に搭載されている。なお、光源23aから照射された照射光は原稿Mに反射し、ミラー23b及び集光レンズ23cを介してリニアイメージセンサ24に結像される。リニアイメージセンサ24は原稿台ガラス5に載置された原稿画像を光学的に読み取って電荷に変換し蓄える。
なお、複写処理が開始されるごとに光源23aから白基準板22に照射光が照射され、白基準板22に反射された反射光をリニアイメージセンサ24が検出することにより光源23aの光量が測定される。
次に、図4を用いてプリンタ部3について詳しく説明する。なお、図4はプリンタ部3の概略構成を示す側面図である。
図4に示すようにプリンタ部3は、被印刷媒体としての印刷用紙Pにインクを吐出する書き込みキャリッジ31と、印刷用紙Pを書き込みキャリッジ31に供給する給紙ローラ32と、印刷用紙Pを書き込みキャリッジ31から排出する排紙ローラ33とを備えている。なお、本実施形態においてプリンタ部3は、印刷用紙等の媒体上にインク滴を吐出することによって画像を形成するインクジェット方式を採用している。
書き込みキャリッジ31は、給紙ローラ32及び紙送りローラ35による印刷用紙Pの搬送方向(図4に図示する状態で左方向)に対して略垂直な方向に延びる態様で架設されたガイド部材31aに沿って往復移動可能に配設されている。なお、プリンタ部3において書き込みキャリッジ31が往復動作する方向(紙面に対して垂直な方向)を主走査方向とし、印刷用紙Pが供給される方向(主走査方向に対して垂直な方向)を副走査方向とする。
また、書き込みキャリッジ31は、インク滴が吐出されるノズル(図示略)を有し、書き込みキャリッジ31の下方に配設される記録ヘッド34と、インクカートリッジKとを備えている。
インクカートリッジKにはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色の色インクが充填されている。記録ヘッド34のノズルから色インクが印刷用紙に吐出されることでプリンタ部3はカラー画像を出力する。なお、色インクとして、上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダークイエロ(暗いイエロ、DY)を用いてもよい。
給紙ローラ32は、回転動作により給紙トレー8にセットされた印刷用紙Pを1枚ずつ書き込みキャリッジ31側へ搬送する。給紙ローラ32の給紙方向下流側(図4に図示する状態で左側)には、紙送りローラ35と、紙送りローラ35と給紙ローラ32との間に配設され印刷用紙Pを案内する一対のガイド36a,36bが配置されている。
紙送りローラ35は、紙送りローラ35の回転に追従する従動ローラ35aと対をなしており、給紙ローラ32によって供給された印刷用紙Pを挟持する。印刷用紙Pは紙送りローラ35及び従動ローラ35aの回転動作により書き込みキャリッジ31の下方へ搬送される。
ガイド36a,36bの用紙入口付近には、その下端が用紙通路に達する長さで延出するレバー37と、そのレバー37の上端部を検知対象とする紙検出センサ38とを備えている。紙検出センサ38は、給紙される印刷用紙Pがレバー37の下端を押してこれを回動させるとオンし、レバー37の下端を押す印刷用紙Pの後端が通過するとレバー37がバネの付勢力で原位置(復帰位置)に復帰してオフする。つまり、紙検出センサ38により印刷用紙切れなどの搬送系エラーが検出される。
排紙ローラ33は書き込みキャリッジ31の下流側に設けられている。排紙ローラ33は、紙送りローラ35と協働し、回動動作によって印刷用紙Pを搬送する。給紙時には、紙送りローラ35と排紙ローラ33とによって前の印刷用紙Pの排紙がなされるとともに、給紙ローラ32と紙送りローラ35とによって次の印刷用紙Pの給紙がなされる。
給紙ローラ32、排紙ローラ33及び紙送りローラ35によって副走査方向に搬送される印刷用紙Pに対して書き込みキャリッジ31が主走査方向に往復動作をすることにより、記録ヘッド34は印刷用紙Pに対する位置を設定される。所定の位置に配設された記録ヘッド34から所定のタイミングでインク滴が吐出されることにより印刷用紙Pにドットが形成され印刷が行われる。印刷された印刷用紙は、紙送りローラ35及び排紙ローラ33の回転により書き込みキャリッジ31の下流側(図4中左側)に搬送され、排紙部9(図1又は図2参照)から排紙される。
図5は、SPC複合装置1の電気的構成を示すブロック図である。なお、図5には、コピー機能を実現するための回路構成を記載しており、パーソナルコンピュータ(PC)等に接続してプリンタやスキャナとして機能する場合に必要となるインターフェース回路や処理回路等は省略している。
SPC複合装置1は、プリンタ部3のケース内に全体的な制御を司るメイン基板(図示略)を備える。このメイン基板には、CPU組み込みASIC(Application Specific IC)41、プログラムROM42、第1のSDRAM43、及び第2のSDRAM44とが実装されている。
ASIC41にはプログラムROM42と第1のSDRAM43と操作パネル部4等とが外付けされており、それらはASIC41上の内部バス41aに接続されている。また、ASIC41は、内部バス41aに接続されたCPU45、スキャナ駆動回路46、スキャナ入力回路47、画像処理回路48、ヘッド制御ユニット49、及び、エラー検出回路50が内蔵されている。
プログラムROM42には、CPU45により実行される制御プログラムなどが記憶されている。第1のSDRAM43は、スキャナ部2によって読み取られた画像データやプリンタ部3で印刷される印刷データなどが一時的に記憶される。第2のSDRAM44は、スキャナ入力回路47と画像処理回路48に接続されており、各回路47、48における処理の前後の画像データや印刷データが一時的に格納されるメモリ部として機能する。この第2のSDRAM44のメモリ領域には、ラインバッファ44a、マイクロウィーブ(Micro Weave)バッファ44b、イメージバッファ44cがそれぞれ割り当てられている。
CPU45は演算装置であり、プログラムROM42に記憶されている制御プログラムを実行する。CPU45がプログラムROM42に記憶されている制御プログラムに基づいてスキャナ部2やプリンタ部3を制御することにより、読み取り処理や印刷処理などの各処理が実行される。
スキャナ駆動回路46はスキャナ部2の各機構を駆動させるためのものでありスキャナ部2の読み取りキャリッジ21を駆動するモータなどのスキャナ駆動部46aに接続されている。スキャナ駆動部46aは、読み取りキャリッジ21や光源23aを操作して主走査方向に沿った方向の原稿画像を読み取るとともに、読み取りキャリッジ21を副走査方向に移送する。スキャナ駆動部46aがスキャナ駆動回路46からの信号に基づいて読み取りキャリッジ21を操作することにより、原稿台ガラス5に載置された原稿Mの二次元の画像データがスキャナ部2に読み取られる。
スキャナ入力回路47にはスキャナ部2の信号処理部47aが接続されている。信号処理部47aはA/D変換回路(図示略)を備え、読み取りキャリッジ21の有するリニアイメージセンサ24に蓄えられている電荷をA/D変換する。A/D変換されたデータはシェーディング補正、ガンマ補正、画素補間等の各種のディジタル変換処理が施されASIC41のスキャナ入力回路47に入力される。
なお、シェーディング補正は、リニアイメージセンサ24の光電変換素子ごとの感度ばらつきや光源23aの主走査方向における照射光量分布などに起因するシェーディングを補正するものであり、白基準板22を読み取ることで得られた白基準値を用いて実施される。すなわち、白基準板22と信号処理部47aとによって光源から照射される光の白基準値を測定する白基準値測定手段として機能する。
スキャナ入力回路47は、CPU45の制御の下、スキャナ部2から入力される各ラスタラインデータ(RGBの多階調画像データ)を第2のSDRAM44のラインバッファ44aに一旦蓄える。そして、スキャナ入力回路47は、このラインバッファ44aに取り込んだRGBデータに対してライン間補正処理を順次施し、同一ラインに対するRGBデータとして画像処理回路48に送る。なお、ライン間補正処理とは、スキャナ部2の構造上発生するR、G、Bの各リニアセンサ間の読み取り位置のズレを補正する処理である。
また、スキャナ入力回路47は、ライン間補正処理と並行して、RGBデータの読み取り解像度[dpi]を、プリンタ部3が印刷するための印字解像度[dpi]に変換する解像度変換処理も行う。つまり、RGBデータの読み取り解像度が、印字解像度よりも低い場合には、線形補間等を行って隣接するデータ間に新たなデータを生成し、逆に印字解像度よりも高い場合には、一定の割合でデータを間引く等して、RGBデータの解像度を印字解像度に揃える。なお、これは拡大若しくは縮小コピーする際にも同様である。
スキャナ駆動回路46とスキャナ入力回路47とがCPU45によって制御されることにより、スキャナ部2において読み取り処理が実行される。
画像処理回路48は、解像度変換処理が施された画像データを取り込み、色変換処理、ハーフトーン処理、マイクロウィーブ処理などの画像処理を行う。色変換処理は、RGBの多階調画像データから、CMYKの4色の多階調画像データに変換する処理である。ハーフトーン処理は、多階調データを面積階調データに変換する処理である。マイクロウィーブ処理は、行間の縞(バンディング)を防止すべく、ドットラインの形成方法を調節する処理である。
この画像処理回路48において、マイクロウィーブ処理が施されたデータはマイクロウィーブバッファ44bに格納される。さらに、画像処理回路48は、そのバッファ44bに格納したデータを所定のサイズ毎に読み出して、諸情報(例えば、各色毎のノズル数、ヘッド走査回数など)に基づき並び替えた後、イメージバッファ44cに転送する。このデータ転送の結果、イメージバッファ44cには、プリンタ部3に設けられた書込キャリッジ(図示略)の走査毎の各ノズルにインクを吐出させるためのヘッド駆動データ(印刷データ)が格納される。
イメージバッファ44cに記憶された走査毎のヘッド駆動データ(印刷データ)はCPU45によって読み出され、ヘッド制御ユニット49に転送される。ヘッド制御ユニット49が印刷データに基づいて印刷用紙に印刷することでスキャナ部2が読み取った画像に対するコピー印刷が実現される。
ヘッド制御ユニット49は、プリンタ部3のキャリッジ駆動部49aとローラ駆動部49bとに接続されている。
キャリッジ駆動部49aは、書き込みキャリッジ31をガイド部材31aに沿って主走査方向に摺動させるモータや記録ヘッド34のノズルからインク滴を吐出させるための機構等を有する。
ローラ駆動部49bは、給紙ローラ32や排紙ローラ33、紙送りローラ35などの印刷用紙Pを副走査方向に搬送するための機構である。ヘッド制御ユニット49は、CPU45の制御によりヘッド駆動データに基づいてキャリッジ駆動部49aやローラ駆動部49bを駆動し、書き込みキャリッジ31を所定の位置に移動させインク滴の吐出の有無や、吐出するインク滴の量を制御する。
エラー検出回路50は、プリンタ部3の紙検出センサ38に接続されている。CPU45は紙検出センサ38の検出結果に基づいて記録ヘッド34に印刷用紙Pが適切に供給されているかを判断する。
次に、CPU45によって実行される複写処理について説明する。
図6は複写処理によって得られる複写画像の説明図であり、図7はスキャナ部2で読み取った写真などの原稿の画像データをプリンタ部3で印刷する複写処理を示すフローチャートである。なお、本処理は前述したプログラムROM42に格納されているプログラムがCPU45によって実行されることにより実現される。
前述したように、スキャナ部2の読み取り処理によって読み取られたデータは順次ラインバッファ44aを介してマイクロウィーブバッファ44bに蓄積され、そのマイクロウィーブバッファ44bのデータは逐次変換されてイメージバッファ44cに格納される。プリンタ部3はイメージバッファ44cに格納された印刷データを読み出し、印刷処理を実行する。すなわち、読み取り処理と印刷処理とがほぼ並行して実行される。
ここで、例えば、原稿の画像データのサイズが大きくなる高解像度でカラーコピーする時などには、原稿1枚分(連続した原稿画像)のデータを記憶することができない場合がある。このような場合は、読み取り処理で読み取られたデータを、マイクロウィーブバッファ44bの、マイクロウィーブバッファ44bからイメージバッファ44cに格納されたデータが存在していた領域に上書きする。
なお、読み出されて転送されたデータが存在していた領域へのデータの書き込み方法はメモリ領域にデータを直接上書きする方法に限る物ではない。例えば、領域にヌルデータを書き込んだ後に領域に書き込むようにしてもよい。データの上書きは、原稿の画像データのサイズが大きくなる高解像度でカラーコピーする場合に起こりやすく、画像データが小さくなる低解像度でモノクロコピーする場合には起こり難い。
ところで、複写処理中に給紙エラーなどの搬送系のエラーが生じ複写処理が中断されると、マイクロウィーブバッファ44bに格納されているデータは印刷データに変換されないためマイクロウィーブバッファ44bへの新たなデータの書き込みが許容されない。そのため、読み取り処理は、原稿画像全体に相当する画像データを取得する前に中断される。そして、搬送系のエラーが解消されると、読み取り処理が中断される前に取得された画像データが印刷データに変換され、読み取り処理が再開される。
光量が経時変化する光源を用いた場合、読み取り処理が中断されてから再開されるまでの時間が長くなると、読み取り処理が中断される前後の光量の差が大きくなる。よって、読み取り処理の中断前のデータによる画像PP1と、読み取り処理が再開された後のデータによる画像PP2との間に差が生じ色むらのある画像が印刷されるおそれがある。
なお、複数部(例えば2部)の高解像度のカラーコピーが実行されるときなどには一枚目の印刷用紙P1に対する複写処理が完了した後、給紙トレー8に印刷用紙が無いにもかかわらず読み取り処理が実行され、二枚目の印刷用紙P2に色むらのある画像が印刷され易いと考えられる(図6参照)。
本実施形態に示すSPC複合装置1は、複写処理において色むらのある複写画像が印刷されることを防ぐため、印刷処理が中断されると実行中の読み取り処理を停止し新たな読み取り処理を実行する再実行処理手段を有する。なお、再実行処理手段はCPU45がプログラムROM42に記憶されている制御プログラムを実行することによって実現される。
次に、図7を用いてSPC複合装置1によって実行される複写処理について説明する。
まず、ユーザが操作パネル部4のコピー枚数設定ボタン19を操作してコピー枚数(例えば、5枚)を設定するとともに、メニューボタン20を操作してコピー品質モード等を設定する。そして、原稿Mを原稿台ガラス5に載置した後、カラーコピーボタン16をオンすると図7の処理が開始される。
ステップ100において、CPU45は、操作パネル部4からコピー枚数、コピー品質モード等の情報を受信し、SDRAM43に設定する。ステップ100において印刷用紙に応じたコピー品質モードが設定されることにより、例えば、写真用紙へのコピーであれば、CPU45は本複写処理が高い解像度が要求される複写処理であると認識する。
続くステップ101において、CPU45は、その設定に応じた制御信号をスキャナ部2とプリンタ部3とに出力し、複写処理を実行させる。詳述すると、まず、CPU45は、スキャナ駆動回路46及びスキャナ入力回路47に制御信号を出力して読み取りキャリッジ21を移動させマイクロウィーブバッファ44bに画像データを格納する。次に、CPU45は、印字サイズ、印字解像度等の設定に応じた制御信号を画像処理回路48に出力し、該画像処理回路48に所定の画像処理(色変換処理、ハーフトーン処理、マイクロウィーブ処理など)を行わせる。
そして、CPU45は、その印刷データをヘッド制御ユニット49に転送し、転送したデータに基づいて記録ヘッド34を駆動することで作成された画像データに相当する分の印刷データを作成し印刷用紙Pに画像の一部を印刷する。
複写処理中、CPU45は、紙検出センサ38などの検出信号により印刷処理が的確に実行されているか(給紙エラーや紙送りエラーなどの搬送系のエラーが発生し印刷処理が中断されたか)を判断する(ステップ102)。
印刷処理が中断されなかった場合(搬送系エラーが発生しなかった場合)、CPU45はステップ103に移行し、一枚目の印刷用紙に対する印刷処理を終了しカウンタに加算する。ここで、カウンタは、ユーザによって予め設定された複写枚数を記憶する複写枚数設定部として機能し、ステップ100において初期値(例えば1)が設定されている。
CPU45はカウンタを参照して設定された枚数分の複写処理が実行されたかを判断する。なお、複写処理が所定枚数分実行されたかを判断する方法はこのような態様に限定されず適宜変更可能である。さらに、CPU45はステップ104の処理に移行し、カウンタを参照して設定コピー枚数分(5枚分)印刷したか否かを判定する。
ステップ104において設定コピー枚数分の印刷が実行されていないと判断された場合、CPU45は、ステップ101に移行して再び複写処理を実行する。ステップ104において、設定コピー枚数分の印刷が実行されたと判断された場合、CPU45は本処理を終了する。
ステップ102において印刷処理が中断されたと判断された場合、CPU45はステップ105に移行し読み取り処理を停止する。さらに、CPU45は、ステップ106に移行し液晶ディスプレイ11に搬送系エラーの排除をユーザに促す画面を表示し、ユーザによってカラーコピーボタン16が押されるまで待機する。
カラーコピーボタン16が押されたことを検知したCPU45は、ステップ107において、搬送系エラーがユーザによって排除されたかを判断する。ステップ107において搬送系エラーが排除されたと判断したCPU45は、ステップ101に移行し同一の原稿画像に対して新たな複写処理(読み取り処理)を実行する。
以上記述した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)図7に示すように複写処理の実行中に印刷処理が中断されるとその複写処理は中断され新たな複写処理が実行される。よって、原稿1枚分(連続した原稿画像)のデータを記憶するページメモリを備えない装置で、印刷中に給紙エラーやジャムなどの搬送系エラーが発生しスキャナ部による読み取り処理が原稿の読み取りの途中で中断したままエラー解除に時間がかかったとしても、エラーが解除された後に原稿は最初から読み取られる。よって、光量が時間的に変化する光源を用い、エラーの前後で大きく変化する光量によって発生する色むらを防ぐことができる。
(2)複写枚数などの複写条件は設定された枚数分の複写処理が完了するまで記憶されるため、ユーザに複写枚数やサイズなどの複写条件の入力を促すことなく複写処理を継続することができる。
(3)複写処理が実行されるごとに光源23aの白基準値が測定されるため、白基準値が測定されてから複写処理が完了されるまでの時間を短くすることができる。よって、原稿画像全体を読み取る読み取り処理に必要とされる時間内における白色冷陰極蛍光ランプの白基準値の変化量が低減される。また、各被印刷媒体毎の光源の光量の変化は各被印刷媒体ごとに白基準値を測定することでキャンセルされる。
(4)コピー品質モードを設定することで上述した複写処理が実行される構成とすることにより、再実行処理手段による新たな複写処理が実施される被印刷媒体が限定される。よって、例えば普通紙などのように色むらが表れにくい印刷用紙に再実行処理手段による新たな複写処理が実行されることを妨げることができる。
なお、上記実施の形態では、以下の態様に変更した変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記実施形態においては印刷用紙としてカット紙を用いたがこのような態様に限定されず、印刷用紙としてロール紙を用いてもよい。
(変形例2)上記複写処理は、スキャナ部2とプリンタ部3とを備えたSPC複合装置1として示したがこのような態様に限定されない。例えば、パーソナルコンピュータとスキャナとプリンタとが接続されてなる複合機システムを構築し、パーソナルコンピュータのCPUとプリンタドライバ用プログラムとで上述した処理を実現することもできる。
(変形例3)上記実施形態では、CPU45がプログラムROM42に記憶されている制御プログラムを実行することによって実現されたがこのような態様に限定されない。例えば、プログラムを含むプリンタドライバとしてSPC複合装置に接続されたコンピュータにインストールすることにより上述した処理を実現することもできる。また、制御プログラムはネットワークを介してダウンロードすることもできるし、制御プログラムを記憶する記録媒体からインストールすることもできる。
(変形例4)上記実施形態においては、ユーザによってコピー品質モードが設定されたときに再実行処理手段による新たな複写処理が実施されているがこのような態様によらずとも上述した(1)〜(3)の効果を奏することは可能である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上記の実施の形態では、印刷中に給紙エラーやジャムなどの搬送系エラーが発生した場合には、エラーが解除された後に原稿を最初から読み取るようにしていた。これにより、色むらがない連続性を有する複写画像を得られることになるが、原稿を最初から読み直す分、複写時間は余計にかかることになる。
写真用紙への印刷等においては、多少時間を要しても品質の高い複写印刷結果が得られる方がユーザにとって重要であると考えられるが、一方で、多少複写印刷品質が低下しても、処理時間が短い方が重要な複写処理もある。また、読み取り中断時間が短かったり、光源の光量が安定しており、エラーの前後で光量があまり変化しない状況もある。
そこで、本発明の第2の実施形態では、より状況に応じた複写処理を可能とする複合機システムについて説明する。
なお、本発明の第2の実施形態における複合機システムの構成は上記の実施の形態と同様とすることができる。また、基本的な複写処理のフローも上記実施の形態と共通する。このため、以下では、第2の実施形態の複合機システムにおける複写処理のうち、上記実施の形態との相違点を中心に説明する。
図8はスキャナ部2で読み取った写真などの原稿の画像データをプリンタ部3で印刷する複写処理を示すフローチャートである。図7に示したフローチャートと同じ処理には同じステップ番号を付している。
第2の実施形態では、給紙エラー等の搬送系が発生せずに正常な複写処理が行なわれる場合、すなわち、ステップ100〜ステップ104については、上記の実施形態と同様の処理となる。
一方、ステップ102において、紙検出センサ38などの検出信号により印刷処理が的確に実行されているか(給紙エラーや紙送りエラーなどの搬送系のエラーが発生し印刷処理が中断されたか)を判断した結果、印刷処理が中断されたと判断された場合には、CPU45はステップ205に移行し読み取り処理をいったん中断する。すなわち、本実施形態では、印刷処理が中断した場合は、読み取り処理を停止するのではなく中断する。つまり、読み取り処理は再開される可能性がある。
さらに、CPU45は、ステップ106に移行し液晶ディスプレイ11に搬送系エラーの排除をユーザに促す画面を表示し、ユーザによってカラーコピーボタン16が押されるまで待機する。
カラーコピーボタン16が押されたことを検知したCPU45は、ステップ107において、搬送系エラーがユーザによって排除されたかを判断する。ステップ107において搬送系エラーが排除されたと判断したCPU45は、ステップ208に移行し、読み取り再開条件を満たしているかを判断する。
ここで、読み取り再開条件とは、印刷処理の中断により読み取り処理が中断し、その後エラーが解除された際に、読み取り処理を再開するために満たすべき条件である。すなわち、読み取り再開条件を満たした場合には、原稿を最初から読み直すのではなく、読み取り中断箇所から読み取り処理を再開することになる。この場合、原稿の読み取りを最初からやり直すのに比べ、複写のための処理時間を短縮することができる。
一方、読み取り再開条件を満たさない場合には、中断していた読み取り処理を再開することなく停止し、ステップ101に戻って再度複写処理を開始する。すなわち、原稿を最初から読み取り直す。この場合、複写時間はかかるが、色むらがない連続性を有する複写結果が保証されることになる。
なお、読み取り再開条件としては、種々の条件を用いることができる。図9は、読み取り再開条件の例について説明するための図である。本実施形態では、これらの条件のうち一または複数個の条件を採用することができる。また、これら以外の条件を採用するようにしてもよい。
図9(a)は、読み取り再開条件を、セットされた印刷用紙が高品質以外であることとした場合の例である。高品質の印刷用紙は、例えば、写真用紙、高画質専用紙等とすることができ、それ以外の普通紙等が読み取り再開条件を満たすことになる。
すなわち、高品質の印刷用紙を用いる場合は、一般に、高品質の複写結果が期待されていると考えることができる。一方、高品質の印刷用紙以外のときは、多少の色むらは問題にされなかったり、色むらが目立たないことも多いと考えられる。このため、読み取り処理が中断した場合に、高品質の印刷用紙を用いているときは読み取りを最初からやり直し、それ以外のときには読み取り処理を再開することで複写処理時間を短縮するようにしたものである。
図9(b)は、読み取り再開条件として、設定された複写モード(コピー品質モード)が高品質以外であることとした場合の例である。高品質の複写モードは、例えば、カラー印刷モード、高解像度印刷モード等とすることができ、それ以外の複写モード、例えば、通常複写モード、ドラフト印刷モード等が読み取り再開条件を満たすことになる。
すなわち、高品質の複写モードを設定する場合は、複写結果が期待されていると考えることができる。一方、それ以外のときは、多少の色むらは問題にされないことも多いと考えられる。このため、読み取り処理が中断した場合に、高品質の複写モードが設定されているときには読み取りを最初からやり直し、それ以外のときには読み取り処理を再開することで複写処理時間を短縮するようにしたものである。
図9(c)は、読み取り再開条件として、読み取り処理の中断時間が基準時間以内であることとした場合の例である。すなわち、エラー発生からエラー解除までの時間が短ければ、中断の前後で光源の光量の差はあまり大きくないと考えられる。このため、あらかじめ基準時間を定めておき、中断時間が基準時間以内であれば、複写結果への影響は少ないと見なして読み取り処理を再開するようにしたものである。なお、中断時間は、給紙エラーの発生(ステップ102)からエラーの解除(ステップ107)までの時間を計測することで取得できる。
図9(d)は、中断前後で実際に読み取った画像の色を比較し、その差が基準値以内であることを読み取り再開条件としたものである。ここで、画像の色の比較は、同一の対象であることが望ましい。このため、例えば、原稿の所定の箇所、例えば、原稿の先頭部分、あるいは、中断時に読み取っていた箇所等をエラー解除後に再度読み込み、読み込み済みの同一の箇所のデータと比較するようにする。この結果、色の差があらかじめ定めた基準値以下であれば、色むらはほとんど生じないと見なして読み取り処理を再開するようにしたものである。
なお、同一の箇所の色の差に基づいて、中断後あるいは中断前の読み取り画像データを補正することを前提に、読み取り処理を再開するようにしてもよい。この場合は、中断前後の色の差が基準値以上であっても最初から画像の読み取りをやり直す必要はない。また、読み取りデータの比較ではなく、光源の光量を測定して、中断前後の光量同士を比較するようにしてもよい。
図8に戻って、図9に例示したような再開条件を満たさない場合には、ステップ101に戻って再度複写処理を開始する。すなわち、原稿を最初から読み取り直す。これにより、複写時間はかかるが、色むらがない連続性を有する複写結果が保証されることになる。
一方、再開条件を満たす場合には、ステップ209に移行し、複写処理を再開する。すなわち、読み取り処理を中断した箇所から読み取り処理を再開し、ステップ103以降の処理を行なう。これにより、複写処理時間を短縮することができる。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
なお、本発明の複写処理は、給紙処理が完了した後に画像の読み取り処理を開始する複合機システムのみならず、給紙処理の完了を待たずに画像の読み取り処理を開始する複合機システムにも適用することができる。このような複合機システムでは、複写処理の開始から複写処理の終了までの時間を短くすることができる。このため第2の実施形態を適用した場合には、搬送系エラーが発生した際にも、さらに複写処理のスループットを従来より向上させることが期待できる。
M:原稿、2:スキャナ部、3:プリンタ部、23a:光源、42:CPUが実行するプログラムが記憶されているプログラムROM、45:各処理を実行するCPU、44:メモリ部として機能する第2のSDRAM44。
Claims (12)
- 原稿に光を照射する光源と、
前記光に基づいて前記原稿を読み取りその読み取り結果に基づいて画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、
前記画像データが一時的に格納されるメモリ部と、
前記メモリ部に格納された前記画像データに基づいて印刷データを作成しその印刷データに基づいて被印刷媒体への印刷を行って前記原稿に対する複写処理を実行するプリンタ部と、
前記原稿の読み取り処理中に前記プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると該読み取り処理を停止し、前記エラーの解除後に前記原稿に対する新たな読み取り処理を実行する再実行処理手段と、を備える
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1に記載の複合機システムにおいて、
設定された複写枚数を記憶する複写枚数設定部をさらに備え、
同一の前記原稿に対して設定された複写枚数分の複写処理を実行する複数部複写モードにおいて前記印刷処理が中断されても、前記複数部複写モードを継続する
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1に記載の複合機システムにおいて、
前記光源の白基準値を測定する白基準値測定手段をさらに備え、
前記白基準値測定手段は、新たな被印刷媒体への複写処理を実行するごとに実行される前記スキャナ部による前記原稿の読み取り処理の前に、前記光源の白基準値を測定する
ことを特徴とする複合機システム。 - 原稿に光を照射する光源と、
前記光源の白基準値を測定する白基準値測定手段と、
前記光に基づいて前記原稿を読み取りその読み取り結果に基づいて画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、
前記画像データが一時的に格納されるメモリ部と、
前記メモリ部に格納された前記画像データに基づいて印刷データを作成しその印刷データに基づいて被印刷媒体への印刷を行って前記原稿に対する複写処理を実行するプリンタ部と、
設定された複写枚数を記憶する複写枚数設定部と、
前記原稿の読み取り処理中に前記プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると該読み取り処理を停止し、前記エラーの解除後に前記原稿に対する新たな読み取り処理を実行する再実行処理手段と、を備え、
同一の前記原稿に対して設定された複写枚数分の複写処理を実行する複数部複写モードにおいて、
前記白基準値測定手段は、新たな被印刷媒体への複写処理を実行するごとに実行される前記スキャナ部による前記原稿の読み取り処理の前に、前記光源の白基準値を測定し、
前記印刷処理が中断されても前記複数部複写モードを継続する
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の複合機システムにおいて、
前記被印刷媒体は、写真用紙であり、
前記写真用紙に印刷する高画質印刷モードを有する
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の複合機システムにおいて、
前記エラーは、印刷中の被印刷媒体のジャムによるものである
ことを特徴とする複合機システム。 - 原稿に光を照射する光源と、
前記光に基づいて前記原稿を読み取りその読み取り結果に基づいて画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、
前記画像データが一時的に格納されるメモリ部と、
前記メモリ部に格納された前記画像データに基づいて印刷データを作成しその印刷データに基づいて被印刷媒体への印刷を行って前記原稿に対する複写処理を実行するプリンタ部と、
前記原稿の読み取り処理中に前記プリンタ部のエラーにより印刷処理が中断されると該読み取り処理を中断し、前記エラーの解除後に、あらかじめ定めた読み取り再開条件が満たされているかどうかを判断し、
読み取り再開条件を満たしている場合には、前記原稿に対する読み取り処理を再開し、読み取り再開条件を満たしていない場合には、前記原稿に対する新たな読み取り処理を実行する読み取り制御手段と、を備える
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項7に記載の複合機システムにおいて、
前記読み取り再開条件は、
被印刷媒体として所定の種類の印刷用紙がセットされている
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項7に記載の複合機システムにおいて、
前記読み取り再開条件は、
複写処理のモードとして所定のモードが設定されている
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項7に記載の複合機システムにおいて、
前記読み取り再開条件は、
前記読み取り処理の中断から前記エラーの解除までの時間が基準時間以内である
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項7に記載の複合機システムにおいて、
前記読み取り再開条件は、
前記読み取り処理の中断の際に読み取りに係る画像データと、前記エラーの解除後の読み取りに係る画像データとの色差が基準値以下である
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項7に記載の複合機システムにおいて、
前記読み取り再開条件は、
前記読み取り処理の中断の際の光源の光量と、前記エラーの解除後の光源の光量との差が基準値以下である
ことを特徴とする複合機システム。
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JP2010183581A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-08-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 原稿送り装置 |
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KR101569073B1 (ko) * | 2009-01-15 | 2015-11-30 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 그의 화질 보정 방법 |
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2005
- 2005-06-20 JP JP2005179604A patent/JP2006311468A/ja active Pending
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