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JP4451386B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電気コネクタ、更に言えば、端子支持部を覆うハウジングカバーを有した電気コネクタに関する。
電気コネクタを、パーソナル・コンピュータやキーボード、マウス、プリンタ等に接続する際、例えば、コネクタの差込方向を誤る等して、コネクタをこじる等して、コネクタに異常な力を加えてしまうことがある。このような状態からコネクタを保護するため、それらコネクタには、一般に、接続の相手側に突出した部分が金属製のハウジングカバー等で覆われている。
しかしながら、単に、接続の相手側に突出した部分を通常の方法で覆っただけでは、十分な強度が得られず、この結果、こじり等によって端子に破損が生じてしまう等の問題がある。この問題を解決するため、例えば、特開2003−17176号公報に開示されているように、金属製カバーの一部をハウジングの隙間に配置するようにしたものもある。
図19に、この公報に開示されたコネクタの金属シェルを示す。この従来例では、金属シェルの筒状部113の基端側の上半分113がハウジング側に突出しており、この突出した上半分113をハウジング(図示していない)の隙間に挿入して、ハウジングの強度を高めるようになっている。しかしながら、金属シェルの上半分のみを挿入しただけでは、依然として十分な強度は得られない。また、このコネクタはハウジングが端子を保持するハウジング本体と、金属シェルが挿入されるハウジングカバーとが別体に構成されているため、部品点数が多くなるとともに、嵌合部の高さが高くなってしまう。
特開2003−17176号公報
本願発明はこのようなタイプの電気コネクタにおいて、金属シェルによってハウジング、特に、接続の相手側に突出した端子支持部の強度を十分に高めるとともに、そのような端子支持部に接続の相手側とのロックをも設けることができるコネクタを提供するものである。
本発明は、一体成形されたハウジングと、該ハウジングに並列に取り付けられる複数の端子と、前記ハウジングの一部を覆うハウジングカバーを備え、前記ハウジングは、前記複数の端子が一方の面に配列され接続相手側に突出している板状の端子支持部を有し、更に、前記端子支持部の基端側前記端子支持部の突出方向とは逆方向に前記ハウジングの内部に向かう隙間を有前記一方の面とは反対側の面には前記隙間の一部を塞ぐ部分が設けられており、前記ハウジングカバーは、前記端子支持部を前記突出方向に沿って覆う筒状部を有し、該筒状部は、前記塞ぐ部分の対応位置に切り込みを有し、該筒状部によって前記端子支持部を覆ったときに前記筒状部の基端側が前記ハウジングの隙間に挟持されるとともに、前記塞ぐ部分が前記切り込みに挿入されることを特徴としている。
上記コネクタにおいて、前記ハウジングの隙間は、少なくとも、前記突出方向に沿って前記端子支持部の左右各側に延在する厚肉部の周囲に設けられていてもよい。
また、上記コネクタにおいて、前記ハウジングの隙間は、少なくとも、前記反対側の面に設けられていてもよい。
更に、上記コネクタにおいて、各前記複数の端子は、少なくとも、前記一方の面に前記突出方向に沿って略上半分を露出された状態で配置される接触片を有し、前記ハウジングの隙間は、前記接触片を露出させる端子孔を設けた上部前方壁面と、前記一方の面にて前記複数の端子を両側から挟み込む位置に前記複数の端子と並列に配置された、前記接続相手とのロックに使用されるラッチ部材を設ける部分と、前記塞ぐ部分を除く全周にわたって設けられていてもよい。
上記コネクタにおいて、前記筒状部の基端側において開放され且つ先端側において閉じたスリットを前記突出方向に沿って前記筒状部に設けられていてもよい。
また、前記ハウジングカバーは、前記筒状部を有する第1のカバー部と、前記筒状部を有しない第2のカバー部からなっていてもよい。
更に、前記ハウジングカバーは一枚の金属を打抜き折り曲げることによって形成されていてもよい。
また、前記筒状部は前記突出方向と直交する方向に延びる凸部を有していてもよい。
ロックを備えた、十分な強度の金属シェルによってハウジングを保護することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明による電気コネクタの好適な一実施形態を説明する。
図1に、本発明による電気コネクタ1の平面図を、図2、図3に、オーバーモールド前の電気コネクタ1の上側斜視図と下側斜視図を、更に、図4に、オーバーモールド前の電気コネクタ1の分解斜視図を、それぞれ示す。
後述する図18で明らかにしているように、この電気コネクタ1は、いわゆるプラグ側コネクタとして使用されるものであって、実際の使用時には、基板101に載置されたレセプタクル側コネクタ(相手コネクタ)2に対して着脱自在に嵌合させて使用する。
電気コネクタ1は、主に、樹脂等によって一体成形されたハウジング50と、ハウジング50のカバーとして使用される第1シェル70(第1のカバー部)、第2シェル72(第2のカバー部)と、ハウジング50の内部に、例えば0.4mm間隔のような狭ピッチで縦方向にて並列配置される平板状の端子30と、これらの端子30を左右両側から挟み込む位置にて端子30とともに並列配置されてプラグ側コネクタとレセ側コネクタ(2)をロックするラッチ部材20と、ハウジング50の後部に蓋をしてラッチ部材20や端子30の抜け落ちを防止するプリントサーキットボード(PCB)13から成る。但し、プリントサーキットボード13は、必ずしも必要ではない。
第2シェル72以外の部品は、例えば、図示矢印Kで示す略直線配列方向にて互いに組み付けることができる。先ず、端子30とラッチ部材20がハウジング50に圧入され、次いで、プリントサーキットボード13のリード穴15に端子30のリード固定部39を貫通させることにより、それらをプリントサーキットボード13から突出させ、これら突出したリード固定部39に対してケーブル11のリード(図示せず)が半田等で固定される。これらの作業後に、第1シェル70が組み付けられ、更に、第2シェル72が図示矢印Lの方向から組み付けられる(第2シェル72を組み付ける際、第2シェル72のかしめ部83は、図示のような「閉じた」状態(筒状)ではなく「開いた」状態とされている)。最後に「開いた」状態のかしめ部83が、ケーブル11の周囲に対して、板部84とともにかしめられる。尚、上述したように、プリントサーキットボード13は必ずしも必要ではなく、これを使用しない場合には、端子30のリード固定部39にケーブル11のリードが半田等で直接的に固定される。
図5に、ハウジング50の内部に配置した端子30の配列状態を後方からの拡大斜視図で示す。これら5本の端子のうち、例えば、2本はデータ通信用であり、2本は予備であり、残る1本はグランド用である。一例として計5本の端子30を示しているが、その数は特に限定されるものではない。ただし、特にデータ通信用の端子については、差動伝送を達成するために、偶数本とするのが好ましい。2本一組として用いることにより、プラスのノイズとマイナスのノイズをキャンセルして、伝送特性を維持することができる。
各端子30は、後半部の接続部31と、中間部の固定部32と、前半部の接触片33から成る。固定部32と接触片33については、多少の相違はあるものの、全ての端子で略同じ大きさ、長さとされている。
接続部31は、圧入方向に対して直交方向に延びる垂直部38と、圧入方向と同方向に延びるリード固定部39から成る。リード固定部39は、相隣り合うリード固定部における垂直距離を大きくして、それらの間の接触(電気的干渉)を防ぐように、垂直方向にて上下互い違いに配置されている。
接触片33は、圧入方向に向かって先細形状とされている。先端には上方を向いた接触部34が設けてある。接触部34は、電気コネクタ1とレセ側コネクタ2(図18参照)との嵌合時に、レセ側対応端子102の接触部と接触し得る。この接触部34は1つの端子について1つのみ設けられており、したがって、端子30は、いわゆる一点接触端子として機能する。レセ側対応端子102との接触をスムーズ且つ確実にするため、各端子30の特に接触片33は、これにバネ性を与えることによって上下に変位可能とされており、また、ハウジング50(端子支持部58の薄肉部47)から多少浮き上がった状態で保持される。
固定部32の略中央に、ハウジング50への取付方向に沿って略一列に配列された複数(ここでは3つ)の孔35を設けている。これら孔35を、ピッチ方向にて、隣り合う端子の対向部に設けることにより、端子間の対向面積を減少させて、それらの間に発生し得るキャパシタンスを小さくすることができる。キャパシタンスを小さく抑えることにより、インピーダンス整合を取り易くし、端子間のクロストークを減少させることができる。隣り合う端子間の対向面積がなるべく大きくなるように、各端子30の孔35は、互いにピッチ方向にて同位置に設けるのが好ましい。また、図5に点線「M」で示すように、接触部34は、複数の孔35の配列方向に沿って、これら孔35の配列位置と略同じ高さ位置に配置するのが好ましい。接触部34をこのような位置に配置することにより、孔35によって発生され得る弾性によって接触部34のバネ性がより大きくなることが期待される。これら孔35の大きさは、クロストークを減少させるという点からは大きければ大きいほどよいが、実際には、固定部32が細長い形状であること、また、端子の強度や加工性の点から、それらの大きさは制限される。端子の強度を高めるため、複数の孔35を設ける場合には、孔と孔の間に柱37となり得る部分を設けるのが好ましい。また、端子30をハウジング50に圧入固定する際、圧入に利用される突起部36に大きな力が加わることから、これら圧入突起部36は、図5等に示すように、強度が大きな柱37の根本付近に設けるのが好ましい。
図6に、ラッチ部材20の側面図を示す。ラッチ部材20は、その後方部に本体部であるコ字状部分22と、そのコ字の上方部分が前方に向かって延長された部分である前方延長部23を有する。これら前方延長部23とコ字状部分22の間には、コ字状部分22の対応部25と共にハウジング50に圧入される圧入支持部24が設けられており、更に、前方延長部23の先端には、コ字状部分22の働きによって上下に弾性変位可能なロック片21が設けられている。
図7ないし図13を参照して、ハウジング50の構成を説明する。ここで、図7は、ハウジング50の上側外観斜視図、図8は、その下側外観斜視図、図9は、図7に示すハウジング50にラッチ部材20と端子30を配したもの、図10は、この図9の背面斜視図、更に、図11乃至図13は、それぞれ、図10のA−A線断面斜視図、B−B線断面斜視図、C−C線断面図である。
ハウジング50は、その先端側に、相手コネクタ側に突出した板状の端子支持部58を有する。端子支持部58の基端側には、端子支持部58の突出方向とは逆方向にハウジング50の内部に向かう隙間55が設けてある。この隙間55は、ハウジング50に取り付けた第1シェル70の基端側の一部を挟持するために使用され、端子支持部58の強度を高めるのに役立つ。隙間55は、ハウジング50の上部前方壁面66と、ラッチ部材20を設けた部分(46)と、ラッチ部材20や端子30を設けた端子支持部58の一方の面とは反対側に設けた支持柱63(図8参照)を除く全周にわたって設けてある。但し、隙間55を設ける位置はこれに限定されるものではなく、例えば、端子支持部58の突出方向(若しくはその逆方向)に沿って端子支持部58の左右各側に延在する厚肉部48の周囲にのみ設けてもよいし、また、端子30が配置される端子支持部58の一方の面41とは反対側の面42にのみ設けてもよい。隙間55に第1シェル70の一部を挟持させることにより、第1シェル70によって覆われる端子支持部58の面積部分を大きくし、端子支持部58の強度を高めることができる。これにより、相手コネクタ端子との挿抜時に生じるこじりによって端子支持部58が破壊される危険を少なくすることできる。
端子30とラッチ部材20は、それぞれ、ハウジング50の縦孔51や縦穴53を通じてハウジング50に圧入される。このとき、端子30の接触片33は、縦孔51と連通した端子孔49を通じ、接触片33の上半分と接触部34を露出させた状態で、端子支持部58の薄肉部47の端子溝59に沿って弾性的に保持される。同様に、ラッチ部材20は、縦穴53と連通したロック孔46を通じ、前方延長部23の略上半分とロック片21を露出させた状態で、端子支持部58の厚肉部48に設けた溝54に沿って弾性的に保持される。レセ側コネクタ(図18参照)との嵌合時に、ラッチ部材20は、弾性変位可能なロック片21を利用して相手コネクタの対応ラッチ部材に係り止めされ、電気コネクタ1を相手コネクタとロックされ得る。
図11、図12の断面に示すように、ハウジング50の、ちょうど端子30の固定部32が配置される位置付近に、隣り合う端子30間に空隙を形成し得る横溝52が、複数の端子30にまたがるように設けてある。このような空隙52を設けることにより、隣り合う端子間の誘電率を小さくし、端子間におけるクロストークを減少させることができる。空隙52は、ピッチ方向にて孔35と略同じ位置に設けることにより、より効果的にクロストークを減少させることができる。尚、クロストークを減少させるという意味では、空隙52は大きければ大きいほどよいが、実際には、端子の強度や加工性を考慮して決定する必要がある。
次に、図14乃至図17を参照して、第1シェル70、第2シェル72の構成を説明する。ここで、図14は、第1シェル70の上面斜視図を、図15は、その裏面斜視図を、図16は、第2シェル72の上面斜視図を、更に、図17は、第1シェル70をハウジング50に取り付けた状態を、それぞれ示す。
第1シェル70は、一枚の薄い金属板を打抜き、折曲げることによって形成できる。したがって、製造は非常に容易である。第1シェル70は、主に、端子支持部58をその突出方向に沿って覆う筒状部87の他、ハウジング50の上部前方壁面66を前方から覆う折曲部89と、ハウジング50の上面68を覆う上壁91と、更に、ハウジング50の側面60の上半分を覆う側壁90を有する。筒状部87は、折曲部89を介して、上壁91と連結されており、下平坦部87eにおいて凹部26と凸部27とが互いに噛み合うことによって筒状に形成されている。また、この筒状部87にはラッチ部材20の設置を許すため、筒状部87の基端側87iにおいて開放され且つ前方の連結部87fにおいて閉じたスリット78が設けられている。すなわち、筒状部87は、折曲部89に連結され、一対のスリット78に挟まれた上平坦部87aと、連結部87fを介して繋がっている湾曲部87hと、前記上平坦部87aに対向し、当該上平坦部87aと平行な下平坦部87eとを有している。さらに、湾曲部87hは、ハウジング50の厚肉部48を囲むように、スリット78の外側に位置して上平坦部87aと略面一な上湾曲部87bと、筒状部87の側面をなす側湾曲部87cと、下湾曲部87dとの3面から構成されており、断面視略「C」形状になっている。
上平坦部87aには、図14に示すように、スリット78の延在方向と直交する方向に延びる凸部87gが設けられており、この凸部87gによって筒状部87の強度を向上させているとともに、コネクタ1がレセプタクル側コネクタ2と嵌合した際における嵌合状態を確認することができるようになっている。また、下平坦部87eには、第1シェル70をハウジング50に取り付ける際にハウジング50の支持柱63との衝突を避けるため、支持柱63の対応位置に切り込み86を設けている(図15、図17参照)。
そして、第1シェル70をハウジング50に取り付けたとき、筒状部87の基端側87iはハウジング50の隙間55に挿入され、そこで挟持される。即ち、本実施形態では、ハウジング50の隙間55に挿入される基端側87iは、この隙間55に対応するように、筒状部87の湾曲部87hと下平坦部87eに設けられている。
以上の構成によれば、筒状部87の基端側87iがハウジング50の隙間55によって挟持されるため、第1シェル70がハウジング50に対して確実に固定されるとともに、コネクタにこじりが加えられた場合においてもそのこじり力への耐久性を向上させることができる。また、本実施形態に係るコネクタでは、筒状部87にスリット78が設けられていることから、上平坦部87aと湾曲部87hが連結部87fを介して繋がっているだけであり、湾曲部87h及び下平坦部87eにおける耐こじり性が低下する虞(すなわち、こじりによってスリットがひろがってしまう虞)があるが、この湾曲部87h及び下平坦部87eの基端側87iが隙間55によって挟持されていることでスリット78が設けられた本実施形態においてもこじりに対して耐久性がある。特に、筒状部87の湾曲部87hは、ハウジング50の厚肉部48の外側の湾曲に沿ってその周囲を囲むように(即ち、突出した端子支持部58を両側から支えるように)構成されており、この湾曲部87cの基端側87iが隙間55で挟持されることにより、あらゆる方向からのこじりに対して耐久性がある。更に、ラッチ部材20のロック片21が配される筒状部87の上平坦部87aと対向する下平坦部87eがハウジング50の隙間55によって挟持されているので、コネクタの挿抜動作においてラッチ部材20からの反力が端子支持部58に加えられた場合においても、その力に対する耐久性がある。
第1シェル70をハウジング50に取り付けたとき、側壁90に設けた係合穴76は、ハウジング50の側面60に設けた係合突起56と係合し、上壁91に設けた係合穴81は、ハウジング50の上面68に設けた係合突起61と係合する。これにより、第1シェル70をハウジング50に係止することができる。このとき、端子支持部58は、その略全ての周囲を第1シェル70の筒状部87によって環状に覆われる。
第2シェル72も、第1シェル70と同様に、一枚の薄い金属板を打抜き折曲げすることによって形成できる。第2シェル72の後端には、ケーブルを保持するためのかしめ部83が設けてある。第2シェル72の本体部は、第1シェル70と互いに相補形状を成す。第1シェル70と第2シェル72が組み合わされたとき、それらは端子支持部58とハウジング50の側面外周と後端側を覆う。ハウジング50に第2シェル72を取り付けたとき、側壁92に設けた係合穴77は、ハウジング50の側面60に設けた係合突起57に係合し、底壁93に設けた係合穴82は、ハウジング50の底面69に設けた係合突起62に係合する。これにより、ハウジング50に第2シェル72を係止することができる。
図18に、本願の電気コネクタ(プラグ側コネクタ)1とレセプタクル側コネクタの接続状態を示す。レセ側コネクタ2は、例えば、基板101の縁に固定されていてもよい。プラグ側コネクタである電気コネクタ1の第1シェル70によって環状に覆われた端子支持部58の先端が、レセ側コネクタ2の挿入部104に挿入されると、電気コネクタ1側の接触部34が、レセ側コネクタ2側の接触片102と接触し、且つ、電気コネクタ1側のロック片21が、レセ側コネクタ2側の嵌合穴106に嵌合し、それら電気コネクタ1をレセ側コネクタ2にロックすることができる。
本願の電気コネクタは、小型の電子・電気機器に幅広く利用することができる。
本発明による電気コネクタ1の平面図である。 オーバーモールド前の電気コネクタの上側斜視図である。 オーバーモールド前の電気コネクタの下側斜視図である。 オーバーモールド前の電気コネクタの分解斜視図である。 ハウジングの内部に配置した端子の後方拡大斜視図である。 ラッチ部材の側面図である。 ハウジングの上側外観斜視図である。 ハウジングの下側外観斜視図である。 図7に示すハウジングにラッチ部材と端子を配した図である。 図9の背面斜視図である。 図10のA−A線断面斜視図である。 図10のB−B線断面斜視図である。 図10のC−C線断面図である。 第1シェルの上面斜視図である。 第1シェルの裏面斜視図である。 第2シェルの上面斜視図である。 第1シェルをハウジングに取り付けた状態を示す図である。 本願の電気コネクタとレセプタクル側コネクタの接続状態を示す断面図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
1 プラグ側コネクタ
2 レセプタクル側コネクタ
11 ケーブル
13 プリントサーキットボード
15 リード穴
20 ラッチ部材
21 ロック片
22 コ字状部分
23 前方延長部
24 圧入支持部
30 端子
31 接続部
32 固定部
33 接触片
34 接触部
35 孔
36 圧入突起部
38 垂直部
39 リード固定部
46 ロック孔
47 薄肉部
48 厚肉部
49 端子孔
50 ハウジング
51 縦孔
52 横溝
53 縦穴
54 溝
55 隙間
56 係合突起
57 係合突起
58 端子支持部
59 端子溝
60 側面
61 係合突起
62 係合突起
63 支持柱
64 内部突出部
66 上部前方壁面
68 上面
69 底面
70 第1シェル
72 第2シェル
76 係合穴
77 係合穴
78 スリット
81 係合穴
82 係合穴
83 かしめ部
84 板部
86 切り込み
87 筒状部
88 前面開口部
89 折曲部
90 側壁
91 上壁
92 側壁
93 底壁

Claims (8)

  1. 一体成形されたハウジングと、該ハウジングに並列に取り付けられる複数の端子と、前記ハウジングの一部を覆うハウジングカバーを備え、
    前記ハウジングは、前記複数の端子が一方の面に配列され接続相手側に突出している板状の端子支持部を有し、更に、前記端子支持部の基端側前記端子支持部の突出方向とは逆方向に前記ハウジングの内部に向かう隙間を有前記一方の面とは反対側の面には前記隙間の一部を塞ぐ部分が設けられており、
    前記ハウジングカバーは、前記端子支持部を前記突出方向に沿って覆う筒状部を有し、該筒状部は、前記塞ぐ部分の対応位置に切り込みを有し、該筒状部によって前記端子支持部を覆ったときに前記筒状部の基端側が前記ハウジングの隙間に挟持されるとともに、前記塞ぐ部分が前記切り込みに挿入されることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングの隙間は、少なくとも、前記突出方向に沿って前記端子支持部の左右各側に延在する厚肉部の周囲に設けられている請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記ハウジングの隙間は、少なくとも、前記反対側の面に設けられている請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 各前記複数の端子は、少なくとも、前記一方の面に前記突出方向に沿って略上半分を露出された状態で配置される接触片を有し、前記ハウジングの隙間は、前記接触片を露出させる端子孔を設けた上部前方壁面と、前記一方の面にて前記複数の端子を両側から挟み込む位置に前記複数の端子と並列に配置された、前記接続相手とのロックに使用されるラッチ部材を設ける部分と、前記塞ぐ部分を除く全周にわたって設けられている請求項1に記載の電気コネクタ。
  5. 前記筒状部の基端側において開放され且つ先端側において閉じたスリットを前記突出方向に沿って前記筒状部に設けた請求項1乃至4のいずれかに記載の電気コネクタ。
  6. 前記ハウジングカバーは、前記筒状部を有する第1のカバー部と、前記筒状部を有しない第2のカバー部からなる請求項1乃至のいずれかに記載の電気コネクタ。
  7. 前記ハウジングカバーは一枚の金属を打抜き折り曲げることによって形成される請求項1乃至のいずれかに記載の電気コネクタ。
  8. 前記筒状部は前記突出方向と直交する方向に延びる凸部を有する請求項1乃至のいずれかに記載の電気コネクタ。
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