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JP4324932B2 - 恒温冷却液循環装置 - Google Patents

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JP4324932B2
JP4324932B2 JP2000218912A JP2000218912A JP4324932B2 JP 4324932 B2 JP4324932 B2 JP 4324932B2 JP 2000218912 A JP2000218912 A JP 2000218912A JP 2000218912 A JP2000218912 A JP 2000218912A JP 4324932 B2 JP4324932 B2 JP 4324932B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱負荷に恒温の冷却液を循環的に供給して該熱負荷を冷却する恒温冷却液循環装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の恒温冷却液循環装置として、例えば、熱負荷に冷却液を循環的に供給するための冷却液回路と、熱負荷の冷却により昇温した上記冷却液を熱交換器において冷媒と熱交換させることにより冷却する冷凍回路と、これらの回路を制御する制御部とで構成されたものが知られている。
【0003】
上記冷却液回路は、冷却液が収容されたタンクを有していて、このタンク内の冷却液がポンプで熱負荷に供給されるようになっている。そして、熱負荷を冷却することにより昇温した冷却液は、上記冷凍回路の熱交換器に還流して冷却されたあと、上記タンク内に流入して再び負荷に供給される。
【0004】
このような循環装置には、通常、ユーザー側が用意する外部配管によって熱負荷が接続されるが、熱負荷の種類や熱容量あるいは設置場所等は常に一定であるとは限らず、ユーザーによって様々に異なっている。このため、場合によっては外部配管が非常に長くて容量が大きかったり、立ち上がり配管となって循環装置より高い位置にある場合などがあり、装置の運転を停止した場合に、外部配管内の冷却液が循環装置に逆流してタンクから溢れるといったような不都合を生じ易い。また、運転停止中に外部配管内に低温の冷却液が封じ込められたままになっていると、この冷却液が室温に向かって温度上昇することによってその体積が増加し、外部配管の内部が異常高圧になって破損することも考えられる。さらに、外部配管や負荷を保守点検する際には、外部配管内の冷却液を簡単な方法で安全かつ確実に排出、回収することが要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主要な技術的課題は、上述した従来装置の問題点を全て解決することができる、安全性に勝れた恒温冷却液循環装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の循環装置は、冷却液を外部配管を通じて熱負荷に送り出すための一次側流路に、運転停止時に外部配管中の冷却液が循環装置に逆流するのを防止するための逆止弁と、上記外部配管中の冷却液の圧力が上昇し過ぎた場合に開放して冷却液の一部を循環装置に還流させる体膨張逃し弁とを、相互に並列に接続すると共に、上記外部配管中の冷却液を回収する際にこの外部配管中に圧縮気体を吹き込むためのパージ逆止弁を接続したことを特徴とするものである。
【0007】
このような本発明の循環装置は、その運転を停止した場合に、逆止弁の働きによって外部配管内の冷却液が循環装置に逆流するのが防止されるばかりでなく、外部配管内に封じ込められた冷却液が昇温することにより体積が膨張し、この外部配管の内圧が上昇しても、それが異常高圧になる前に体膨張逃し弁の働きによって冷却液の一部が循環装置に還流することにより、外部配管の破損が防止される。また、外部配管や負荷を保守点検する際には、パージ逆止弁を通じて外部配管内に圧縮気体を吹き込むことにより、該外部配管内の冷却液を簡単な方法で安全かつ確実に排出、回収することができる。
【0008】
本発明において好ましくは、循環装置の二次側流路中に、循環する冷却液の流量又は圧力を調節するための流量調節弁を接続すると共に、該流量調節弁の接続位置より外部配管用接続口側に寄った位置に、上記外部配管中の冷却液を別容器に回収するための回収ポートを設け、かつこの二次側流路と上記一次側流路との間に両流路を結ぶバイパス流路を設けて、このバイパス流路中に、運転中に外部配管中の冷却液圧力が規定圧力より高くなった場合に開放して一次側流路中の冷却液の一部を二次側流路に流すバイパス流量調節弁を接続することである。
【0009】
これにより、上記流量調節弁で冷却液の流量又は圧力を熱負荷の容量に応じて調整することができるだけでなく、外部配管内の冷却液を回収する場合に、それを循環装置のタンクに還流させることなく別容器に回収する必要があるときは、この流量調節弁を閉じて回収ポートを開放することにより、この回収ポートを通じて冷却液を別容器に回収することができる。また、外部配管中の冷却液圧力が規定圧力より高くなった場合にその圧力を上記バイパス流路及びバイパス流量調節弁を通じて二次側に逃がすことができるため、さらに安全性が高まる。
【0010】
本発明の好ましい具体的な実施形態によれば、上記逆止弁、体膨張逃し弁、パージ逆止弁、流量調節弁、回収ポート、バイパス流路、バイパス流量調節弁を配管を通じて一体に結合することにより複合弁ユニットを形成すると共に、この複合弁ユニットに、上記一次側流路及び二次側流路に着脱自在に接続可能な一次側本体接続口及び二次側本体接続口と、上記外部配管を接続するための配管接続口とを設け、この複合弁ユニットを介して循環装置に熱負荷が接続可能なるように構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る恒温冷却液循環装置の好ましい代表的な一実施形態を示すもので、この循環装置は、熱負荷1に冷却液5を循環的に供給するための冷却液回路2と、上記熱負荷1を冷却することにより昇温した上記冷却液5を熱交換器6において冷媒と熱交換させることによって冷却する冷凍回路3と、これらの回路2,3を制御する制御部4とを備えている。
【0012】
上記冷却液回路2は、温度管理された冷却液5を収容するためのタンク10を有していて、このタンク10内の冷却液5が、ポンプ11により、一次側流路である供給管12から複合弁ユニット7の一次側管路13及び外部配管14aを通じて上記熱負荷1に供給され、この熱負荷1を冷却することにより昇温した上記冷却液5が、外部配管14bから複合弁ユニット7の二次側管路15、及び二次側流路である戻り管16を通じて熱交換器6に還流するようになっている。そして、この熱交換器6において上記冷却液5は、冷凍回路3の蒸発器18内を流れる冷媒と熱交換することにより冷却されたあと、上記タンク10内に設けられて上部が開放する内側容器19内に出口管20を通じて流入し、この内側容器19をオーバーフローしてタンク10内に流入し、再び熱負荷1に供給される。
【0013】
上記タンク10の出口付近には、熱負荷1に供給される冷却液5の温度を測定するための温度センサー22が設置され、この温度センサー22が上記制御部4における第1制御回路23に接続されている。また、上記内側容器19の内部には、冷却液5を加熱するためのヒーター24が設けられ、このヒーター24が制御部4の第2制御回路25に接続されている。そして、上記温度センサー22で測定された冷却液5の温度が設定温度より低い場合には、第1制御回路23から第2制御回路25に信号が出力されて上記ヒーター24がオンとなり、冷却液5が設定温度になるように加熱される。
【0014】
上記複合弁ユニット7の一次側管路13には、上記供給管12に着脱自在に接続するための一次側本体接続口13aと、外部配管14aを着脱自在に接続するための一次側配管接続口13bとが設けられると共に、これらの接続口13a,13b間に、循環装置の運転を停止した時に外部配管14a,14b中の冷却液5がこの循環装置に逆流するのを防止するための逆止弁27と、上記外部配管14a,14b中の冷却液5の圧力が異常高圧となった場合に開放して冷却液5の一部を循環装置に還流させるための体膨張逃し弁28とが、相互に並列に接続されると共に、これらの逆止弁27及び体膨張逃し弁28よりも配管接続口13b側に寄った位置に、外部配管14a,14b用中の冷却液5を回収する際にこの外部配管14a,14b中に窒素等の圧縮気体を吹き込むためのパージ逆止弁29が接続されている。
【0015】
一方、上記複合弁ユニット7の二次側管路15には、上記戻り管16に着脱自在に接続するための二次側本体接続口15aと、外部配管14bを着脱自在に接続するための二次側配管接続口15bとが設けられると共に、これらの接続口15a,15b間に、循環する冷却液5の流量又は圧力を調節するための流量調節弁31と、流量センサー32とが直列に接続され、これらの流量調節弁31と流量センサー32との間の位置には、外部配管14a,14b中の冷却液5を別容器に回収するための回収ポート33が設けられ、この回収ポート33に図示しない手動開閉弁を接続できるようになっている。そして、この二次側管路15と上記一次側管路13との間には、上記流量調節弁31よりも本体接続口15a側に寄った位置と、逆止弁27及び体膨張逃し弁28よりも本体接続口13a側に寄った位置との間に、両管路13,15を結ぶバイパス流路35が設けられ、このバイパス流路35中に、循環装置の運転中に外部配管14a,14b中の冷却液5圧力が規定圧力より高くなった場合に開放して一次側圧力を二次側に逃がして低下させるためのバイパス流量調節弁36が接続されている。
【0016】
上記複合弁ユニット7は、図2〜図4に示すように、上記逆止弁27、体膨張逃し弁28、パージ逆止弁29、流量調節弁31、回収ポート33、バイパス流路35、バイパス流量調節弁36を配管で一体に結合することにより形成されたもので、循環装置の一次側流路である上記供給管12及び二次側流路である戻り管16に着脱自在に接続され、この複合弁ユニット7に外部配管14a,14bを通じて上記熱負荷1が接続されている。
【0017】
なお、上記バイパス流路35には、上記バイパス流量調節弁36より一次側管路13側に寄った位置に、温度センサーを接続するためのポート37と、圧力計を接続するためのポート38とが設けられていて、上記供給管7に接続された温度センサー22及び圧力計43を、該供給管7に接続する代わりにこれらの各ポート36及び37にそれぞれ接続できるようになっている。この場合、低圧カットスイッチ44も圧力計43と共にこのポート38に接続される。
【0018】
図中40は、タンク10内の冷却液5の液位を検出して制御部4の第3制御回路41に検出信号を出力するレベルスイッチ、42は、内側容器19内の冷却液5の液位を検出して同じく第3制御回路41に検出信号を出力するレベルスイッチ、43は、熱負荷1に送り込まれる冷却液5の圧力を検出する圧力計、44はこの圧力計43が検出した圧力が一定値以下になると上記第3制御回路41に冷却液5のカット信号を出力する低圧カットスイッチ、45は上記タンク10内の冷却液5を排出するためのドレン管である。
【0019】
一方、上記冷凍回路3は、上記蒸発器18内で冷却液5との熱交換により蒸発した冷媒を、圧縮機48で圧縮することにより高温高圧の冷媒ガスとしたあと、この冷媒ガスを凝縮器49で冷却凝縮して高圧の液冷媒とし、この液冷媒を定圧膨張弁50で減圧することにより低温化して上記蒸発器18に供給するように構成されている。
【0020】
上記冷凍回路3にはまた、蒸発器18の出口温度が通常よりも高いときに、凝縮器49で凝縮した冷媒の一部を、上記定圧膨張弁50に流入させることなく圧縮機48の入口側に直接還流させるための還流回路51と、該還流回路51中の冷媒循環量を調整するための温度式膨張弁52とを備えている。この温度式膨張弁52は、圧縮機48に還流する冷媒の温度を検出する温度センサー53によって制御されるもので、圧縮機48に吸い込まれる上記冷媒の温度が高くなったときに該膨張弁52の開度が増大し、上記還流回路51を通じて凝縮器49からの冷媒を流すことで冷媒温度を低下させるものである。
【0021】
上記冷凍回路3における圧縮機48と凝縮器49との間の流路には、高温高圧の冷媒ガスの圧力を検出する高圧冷媒圧力計55と、この冷媒ガスの圧力が所定の圧力以上に上昇したときに第3制御回路41にカット信号を出力する高圧冷媒カットスイッチ56とが設けられている。また、圧縮機48における冷媒ガスの入口(還流)側には、低圧の冷媒ガスの圧力を検出する低圧冷媒圧力計57が設けられている。さらに上記凝縮器49には、それに供給される冷却水の流量を調節する圧力制水弁58が設けられている。
【0022】
上記制御部4は、上述した第1〜第3制御回路23,25,41と、操作表示部60とを備えている。このうち第1制御回路23は、上述したように、温度センサー22が測定した冷却液温度に基づいて第2制御回路25に信号を送り、ヒーター24を動作させて冷却液温度を調節する機能を有している。
【0023】
また、上記第2制御回路25は、電磁接触器や電磁開閉器あるいはソリットステートリレー等の機器により構成されていて、上記第1制御回路23及び第3制御回路41からの信号を受けて動作し、上記機器により上記圧縮機48とポンプ11及びヒーター24を制御するものである。
【0024】
さらに、上記第3制御回路41は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)として構成されたもので、タンク10内のレベルスイッチ40、内側容器19内のレベルスイッチ42、低圧カットスイッチ44及び高圧冷媒カットスイッチ56等からの信号により、上記第2制御回路25と操作表示部60とに信号を出力する。
【0025】
また、上記操作表示部60は、熱負荷1に供給する冷却液5の温度を設定できるようになっていて、その設定温度と温度センサー22で測定した測定温度とが適宜方法で表示されると共に、第1制御回路23と第3制御回路41に出力されるようになっている。そして、上記設定温度は、パネルへのタッチによって変更することができる。
【0026】
上記構成を有する循環装置において、熱負荷1に供給された冷却液5は、この熱負荷1を冷却することにより温度が上昇する。昇温した冷却液5は、熱交換器6において冷凍回路3中の冷媒と熱交換することにより設定温度に冷却され、内側容器19を介してタンク10内に一旦収容されたあと、ポンプ11で再び熱負荷1に供給される。
上記冷却液5の温度は、一次側流路に設けた温度センサー22によって測定され、その温度が設定温度より低くなっている場合は、ヒーター24がオンとなって加熱され、設定温度になるように調整される。
【0027】
上記循環装置の運転を停止した場合、例えば外部配管14a,14bが立ち上がり配管となって循環装置より高い位置にある場合でも、逆止弁27の働きによってこの外部配管14a,14b内の冷却液5が循環装置に逆流するのが防止されるため、逆流した循環液がタンク10から溢れるといった不都合を生じることがない。また、各バルブが閉められることによって外部配管14a,14b内に低温の冷却液5が封じ込められた場合には、この冷却液5の温度が室温により上昇してその体積が膨張し、外部配管14a,14bの内圧が上昇したとしても、体膨張逃し弁28の働きによって冷却液5の一部が循環装置に還流し、圧力が低下するため、外部配管14a,14bの破損が確実に防止される。
【0028】
さらに、上記外部配管14a,14bや熱負荷1を保守点検するに際してその内部の冷却液5を排出する場合には、上記パージ逆止弁29を通じて外部配管14a,14b内に窒素等の圧縮気体を吹き込むことにより、該外部配管14a,14b内の冷却液5を二次側流路を通じて確実にタンク10に還流させて回収することができる。このとき、パージ逆止弁29の働きによって外部配管14a,14b内の冷却液5が圧縮気体の供給ラインに向けて逆流することがないため、冷却液5の回収を安全に行うことができる。また、タンク10の容量との関係で外部配管14a,14b内の冷却液5を別容器に回収する必要がある場合には、二次側管路15中の流量調節弁31を閉じることにより、回収ポート33を通じて冷却液5を別容器に回収することができる。
【0029】
一方、二次側管路15に接続された上記流量調節弁31は、循環する冷却液5の流量が多すぎたり、あるいは圧力が低すぎたりしたときにそれを閉じることにより、熱負荷1の容量に応じて冷却液5を適正な流量又は圧力に調整することができる。
逆に、外部配管14a,14bの流路抵抗が大きく冷却液5が流れにくい場合には、一次側流路の圧力が高くなるが、このような場合には、バイパス流量調節弁36を開いて一次側流路中の冷却液5の一部をバイパス流路35を通じて一次側流路に逃がしてやることにより、該一次側流路の圧力を低下させることができる。
【0030】
【発明の効果】
このように本発明によれば、安全性及び使用性に勝れた恒温冷却液循環装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る恒温冷却液循環装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】上記循環装置に使用される複合弁ユニットの正面図である。
【図3】上記複合弁ユニットの右側面で、一次側管路だけを示すものである。
【図4】上記複合弁ユニットの左側面で、二次側管路だけを示すものである。
【符号の説明】
1 熱負荷
5 冷却液
7 複合弁ユニット
13 一次側管路
13a 一次側本体接続口
13b 一次側配管接続口
14a,14b 外部配管
15 二次側管路
15a 二次側本体接続口
15b 二次側配管接続口
27 逆止弁
28 体膨張逃がし弁
29 パージ逆止弁
31 流量調節弁
33 回収ポート
35 バイパス流路
36 バイパス流路調節弁

Claims (3)

  1. 外部配管により接続された熱負荷に温度管理された冷却液を循環的に供給して該熱負荷を冷却する恒温冷却液循環装置において、
    該循環装置が、冷却液を上記外部配管を通じて熱負荷に送り出すための一次側流路と、熱負荷から外部配管を通じて還流する冷却液を受け入れるための二次側流路とを有し、
    上記一次側流路に、運転停止時に外部配管中の冷却液が循環装置に逆流するのを防止するための逆止弁と、上記外部配管中の冷却液の圧力が上昇し過ぎた場合に開放して冷却液の一部を循環装置に還流させる体膨張逃し弁とを、相互に並列に接続すると共に、上記外部配管中の冷却液を回収する際にこの外部配管中に圧縮気体を吹き込むためのパージ逆止弁を接続した、ことを特徴とする恒温冷却液循環装置。
  2. 請求項1に記載の循環装置において、上記二次側流路に、循環する冷却液の流量又は圧力を調節するための流量調節弁を接続すると共に、該流量調節弁の接続位置より外部配管用接続口側に寄った位置に、上記外部配管中の冷却液を別容器に回収するための回収ポートを設け、かつこの二次側流路と上記一次側流路との間に両流路を結ぶバイパス流路を設けて、このバイパス流路中に、運転中に外部配管中の冷却液圧力が規定圧力より高くなった場合に開放して一次側流路中の冷却液の一部を二次側流路に流すためのバイパス流量調節弁を接続したことを特徴とするもの。
  3. 請求項2に記載の循環装置において、上記逆止弁、体膨張逃し弁、パージ逆止弁、流量調節弁、回収ポート、バイパス流路、バイパス流量調節弁を配管を通じて一体に結合することにより複合弁ユニットを形成すると共に、この複合弁ユニットに、上記一次側流路及び二次側流路に着脱自在に接続可能な一次側本体接続口及び二次側本体接続口と、上記外部配管を着脱自在に接続するための配管接続口とを設け、この複合弁ユニットを介して循環装置に熱負荷を接続可能としたことを特徴とするもの。
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