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JP4317192B2 - グロメット - Google Patents

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JP4317192B2 JP2006031246A JP2006031246A JP4317192B2 JP 4317192 B2 JP4317192 B2 JP 4317192B2 JP 2006031246 A JP2006031246 A JP 2006031246A JP 2006031246 A JP2006031246 A JP 2006031246A JP 4317192 B2 JP4317192 B2 JP 4317192B2
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正浩 空
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Description

本発明はグロメットに関し、更に詳しくは、例えば車両用ドアハーネスの配索に用いられるグロメットに関する。
従来、車両用ドアハーネスの配索に用いられるグロメットとしては、特開平8−318796号公報記載に係るものが知られている。図11に示すように、このグロメット1は、車両のドア2におけるドアインナパネルのヒンジ取付部側の側面部21に装着される。そして、このグロメット1の構成は、略矩形状のグロメット本体11と、グロメット本体11から外側へ突出してドアハーネス3を挿通させる筒部12と、グロメット本体11にインサート成形されてこのグロメット本体11を側面部21に取り付けるための、合成樹脂でなる取付板13とからなる。図12に示すように、取付板13は、グロメット本体11の内側から裏面外側へ向けて突出する、爪状の4つのクリップ13Aを備えている。一方、ドア2側の側面部21には、クリップ13Aが挿入・係止される4つの係止孔21Aが開設されている。また、グロメット本体11の裏面側には、一対の蓋部11A、11Aが形成され、ドアハーネス3を配置した状態で蓋部11A、11Aを閉じることによりドアハーネス3を収納するようになっている。
そして、このようにドアハーネス3を収納した状態で、図11に示すようにグロメット1のクリップ13Aを、ドア2側の側面部21に形成した係止孔21Aに挿通して、グロメット1をドア2側へ固定している。なお、図11よび図13に示すように、固定したグロメット1の上を通るように、側面部21に沿ってウエザストリップ4が設けられる。
しかしながら、このような従来のグロメット1においては、合成樹脂でなる取付部13とグロメット本体11側の蓋部11Aとの間にドアハーネス3を介在させた状態で、取付部13の一部であるクリップ13A〜13Aを、ドア2の側面部21に形成された係止孔21Aに係止しているため、ドアハーネス3の収納状態に応じてクリップ13Aの突出量が変化してしまうという問題があった。このため、クリップ13Aと係止孔21Aとの結合力が不安定であり、例えばドアハーネス3が潰れた状態であるとクリップ13Aの突出量が増大して、グロメット1が側面部21に対してぐらつくという問題がある。
また、このようなグロメット1では、複数(4つ)のクリップ13Aで側面部21に係止するため、一箇所でもクリップ13Aが係止孔21Aに対して確実に係止されていないとぐらつきが発生し、水分が浸入し易くなるという問題があった。このため、グロメット1の組み付け作業に熟練を要し、迅速かつ容易に確実な組み付けを行ないにくいものであった。
さらに、このようなグロメット1では、ドア2の側面部21におけるグロメット1のクリップ13Aに対応した位置に複数の係止孔21Aを加工・形成する必要があり、ドア2側の加工工程が複雑となるという問題があった。
また、従来のグロメット1では、ドアハーネス3をグロメット1側に対してテープ巻き固定をしていないため、ドアハーネスの寸法のばらつきが発生し、ドアハーネス3の弛みや引っ張りが発生し易いものであった。このようなドアハーネス3の弛みはドア開閉の際に噛み込みの原因となり、ドアハーネス3の引っ張りは断線の原因となる。仮に、ドアハーネス3をグロメット1側にテープ巻き固定をする場合、ドアヒンジ部からトリム配設側まで回り込み、図11に示すようにドアハーネス3がグロメット3に沿ってL字状に配索されるため、平面で構成される治具板上での固定作業は困難となる。このため、ドアハーネス3のテープ巻き固定も容易ではないという問題が生じる。
そこで、本発明は、ワイヤーハーネスの組み付け作業性がよく、ワイヤーハーネスの寸法管理が容易で、しかもワイヤーハーネスの噛み込みなどの不具合の発生を抑制できるグロメットを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は車両のパネルに装着されてパネル上に配索されたワイヤーハーネスを前記パネルとの間で防水状態に挟持するグロメットであって、前記ワイヤーハーネスを挿通させるグロメット本体と、該グロメット本体の裏面側に装着される挿入板部とこの挿入板部にヒンジを介して連結され前記グロメット本体に対して枢動可能なカバー片とを備えるグロメットインナーカバーと、該グロメットインナーカバーの裏面側に配置されて前記グロメット本体に装着され且つ該グロメット本体に装着された状態で該グロメット本体の裏面に対して所定角度をなす屈曲ベース片を備えるグロメットインナーベースとからなり、前記グロメットインナーカバーの挿入板部とカバー片には前記ワイヤーハーネスを係止する係合突起が設けられ、前記グロメットカバーに係止された状態で前記グロメットインナーカバーと前記グロメットインナーベースとの間に前記ワイヤーハーネスが挿通されると共に、前記グロメットインナーカバーの前記カバー片が前記グロメットインナーベースの前記屈曲ベース片と重なるように枢動した状態で保持されることを特徴とする。
従って、請求項1記載の発明では、グロメット本体に装着されるグロメットインナーカバーのカバー片をグロメット本体の裏面と略同一平面にした状態でワイヤーハーネスを例えばテープ巻き固定することが容易に行えると共に、ワイヤーハーネスの束をグロメットインナーカバーに対して均一に配置することが可能となる。このため、この発明によれば、ワイヤーハーネスの配索作業ならびに寸法管理を容易にすることができる。また、ワイヤーハーネスを配索した状態でグロメットインナーカバーをグロメットインナーベースに重ね合わせることで、ワイヤーハーネスを屈曲ベース片に沿ってグロメット本体の裏面に対して所定角度をなすように配索することができる。
また、この発明では、グロメットインナーカバーに形成された係合突起でワイヤーハーネスの拡開を阻止できるため、グロメットインナーベースとグロメットインナーカバーとを重ね合わせる際に、ワイヤーハーネスがはみ出したり噛み込まれるのを防止することができる。
請求項1に記載のグロメットであって、前記グロメットインナーベースの裏面には、前記車両のパネルに形成された1つの係合孔に係合する弾性変形可能なクリップと、該クリップの基部に周回して形成された防水リップとを備え、前記クリップが、前記係合孔より平面形状が大きく形成され、基部に前記係合孔の開口縁と当接する括れ部分を有することを特徴とする。
この発明では、請求項1の発明の作用に加えて、車両のパネルに形成された係合孔へ、グロメットインナーカバーに形成されたクリップを弾性変形させて圧入させることにより、グロメット全体をパネル側に係合・固定することが可能となる。この発明では、1つの係合孔にクリップを挿入するだけでよいため、グロメットをワンタッチで装着することができる。また、クリップが係合孔より大きいため、一旦クリップを弾性変形させて係合孔に挿入するとクリップが係合孔の向こう側で形状が元に戻り大きくなると共にクリップの括れ部分に係合孔周縁のパネルが嵌まり込む。このため、グロメットが抜けにくくなり、グロメットを確実に固定することができる。
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、ワイヤーハーネスを例えばテープ巻き固定することが容易に行えると共に、ワイヤーハーネスの束をグロメットインナーカバーに対して均一に配置することが容易に行える。また、この発明によれば、ワイヤーハーネスの配索作業ならびに寸法管理を容易にすることができる。
また、グロメットインナーカバーに形成された突起でワイヤーハーネスの拡開を阻止できるため、グロメットインナーベースとグロメットインナーカバーとを重ね合わせる際に、ワイヤーハーネスがはみ出したり噛み込まれるのを防止することができる。
請求項記載の発明によれば、1つの係合孔にクリップを挿入するだけでよいため、グロメットをワンタッチで確実に装着することができる。
以下、本発明に係るグロメットの詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1は本実施形態のグロメットの平面図、図2はグロメットの装着状態を示す部分断面図、図3は図1のA−A断面での装着状態を示す断面図、図4は本実施形態のグロメットを装着するドア側の構造を示す斜視図、図5はグロメットの装着状態を示す斜視図である。
ここで、本実施形態のグロメット110の構成の説明に先駆けて、グロメット110が装着されるドア部分の構造を図4を用いて簡単に説明する。図4に示すように、車両のドア120におけるドアインナパネルのヒンジ取付部側の側面部121には、本実施形態のグロメット110を装着するためのグロメット装着凹部122が形成されている。そして、このグロメット装着凹部122の底部の略中央には、ドアの厚さ方向に長い楕円形状のクリップ係合孔123が開設されている。なお、グロメット装着凹部122の深さ・形状は、本実施形態のグロメット110の厚さや輪郭に対応して設定されている。
次に、本実施形態のグロメットの構成を説明する。図1乃至図3に示すように、本実施形態のグロメット110は、例えばゴム組成物でなるグロメット本体111と、弾性変形可能な樹脂材料でなる、ドア側に固定されるグロメットインナー112と、から大略構成されている。
本実施形態におけるグロメット本体111の平面形状は、図1に示すように、一端側が半円で他端側が矩形をなす板形状である。また、グロメット本体111の他端側の縁部を除く周縁部に沿って、図3に示すように、内側面に所定の幅で重なり且つグロメット本体111の外周側で一体的に形成された内側片113が設けられている。この内側片113とグロメット本体111内側面との間には、後述するグロメットインナー112のフランジ部114が挿入されている。さらに、グロメット本体の外側面における一端側には、図2に示すように、車両用ハーネス(ドアハーネス)Wが挿通される、可撓性を有するハーネス保護筒115が形成されている。
グロメットインナー112は、偏平な角筒を直角に曲げた形状を有し、筒内の空隙には車両用ハーネスWを挿通するようになっている。このグロメットインナー112の折り曲げ部分の一方側の周縁部には、グロメット本体111の内側面と内側片113と間に挿入されるフランジ部114が形成されている。このフランジ部114は、グロメット本体111に対して挿入されて保持される。また、グロメットインナー112における、グロメット本体111に形成されたハーネス保護筒115と対応する位置には、ハーネス保護筒115と連通するように開口部(図示省略する)が形成されている。
また、図2および図3に示すように、グロメットインナー112における、ドアインナパネル側の面には、グロメット本体111の略中央に位置する部分に、ドアインナパネル121に形成されたグロメット装着凹部122のクリップ係合孔123に挿入されるクリップ116が突設されている。また、このクリップ116の基部には、クリップ116を周回するように防水リップ117が形成されている。クリップ116は、基部に括れ部116Aが形成されて略楕円柱形状である。このクリップ116における楕円の長軸は、グロメット本体111の長手方向と平行になるように設定されている。また、このクリップ116の平面の輪郭は、クリップ係合孔123より大きく設定されている。さらに、クリップ116の周側面は、クリップ係合孔123への挿入を容易にするようにテーパ面116Bとなっている。そして、防水リップ117は、クリップ116がクリップ係合孔123へ係合された際に、ドアインナパネルの側面部121へ圧接するように設定されている。
このような構成のグロメット110をドア120の側面部121へ装着するには、クリップ116をクリップ係合孔123へ押し込むだけでよい。図5は、グロメット110を、車両のドア120におけるドアインナパネルのヒンジ取付部側の側面部121に装着して車両用ハーネスWを配索した状態を示している。
本実施形態のグロメット110では、図3に示すように装着状態において、グロメット本体111の周縁部111Aがドア120の側面部121に圧接すると共に、防水リップ117がグロメット装着凹部122の底面に圧接するため、防水性を高めることができる。また、クリップ116とこれを受けるクリップ係合孔123が楕円形状であるため、グロメット110の回転を防止することができ、グロメット110がドア120に対してぐらつくのを防止することができる。
さらに、クリップ116が1つであるため、グロメット110をドア120側へワンタッチで装着することができる。また、ドア120の側面部121にグロメット110に対応した形状のグロメット装着凹部122を形成することにより、グロメット110が側面部121から突出することを抑えることができ、側面部121の外観を向上することができる。
さらにまた、クリップ116が大型で基部も脆弱ではないため、装着した後に再度グロメット110を取り外した場合でもクリップ116が破損することがなく、再度の装着を行っても所望の装着強度を保持することができる。このため、ハーネスの交換、補修などの作業の際のメンテナンス性を向上することができる。 また、クリップ116が、グロメット本体111の略中央に位置するように形成されているため、グロメット本体111の周縁がドア側の側面部121と当接する力が均一となり、グロメット本体111の周縁に撓みが発生するのを抑制することができ、防水性をより向上させることができる。
(実施形態2)
図6〜図10は、本発明に係るグロメットの実施形態2を示している。本実施形態のグロメット210は、グロメット本体211と、グロメットインナーカバー212と、グロメットインナーベース213と、から大略構成されている。
グロメット本体211の平面形状は、上記した実施形態1のグロメット本体111と同様に、一端側が半円で他端側が矩形をなす板形状である。また、グロメット本体211の周縁部211Aに沿って、内側面に所定の幅で重なり且つグロメット本体211の外周側で一体的に形成された内側片214が設けられている。この内側片214とグロメット本体211内側面との間には、グロメットインナーカバー212の後述する装着板部215が挿入・装着されるようになっている。さらに、グロメット本体211の外側面における一端側には、車両用ハーネス(ドアハーネス)Wが挿通される可撓性を有するハーネス保護筒216が形成されている。
グロメットインナーカバー212は、内側片214とグロメット本体211内側面との間に挿入される挿入板部215とカバー片217とがヒンジ部218を介して一体に設けられてなる。また、挿入板部215とカバー片217には、それぞれ、車両用ハーネスWがはみ出すのを防止すると共にグロメットインナーベース213に係合される係合リブ215A、217Aと車両用ハーネスWを係止する係止突起215B、217Bが形成されている。
グロメットインナーベース213は、側面形状が略L字状に形成され、グロメット本体211の裏面に開口部に装着されると共に、裏面中央にクリップ213Dが突設された装着板部213Aと、装着板部213Aに対して略直角をなす方向へ屈曲した屈曲ベース片213Bと、からなる。装着板部213Aに形成されたクリップ213Dの基部の周囲には、図8〜図10に示すように、防水リップ213Eが周回して形成されている。また、グロメットインナーベース213の両側面には、図7に示すように、グロメットインナーカバー212の係合リブ215A、217Aとそれぞれ係合する係合突起213Fが形成されている。また、装着板部213Aの端部には、グロメット本体211の半円形状の開口を有する内側片214の内側に挿入されるフランジ部213Cが形成されている。
このようなグロメット210を組みつけるには、図6に示すように、グロメット本体211の保護筒216に車両用ハーネスWを挿通させた後、グロメット本体211の裏面側からグロメットインナーカバー212の挿入板部215を挿入・装着する。次いで、図7に示すように、車両用ハーネスWの束の幅方向の両側をグロメットインナーカバー212の係止突起215B、217Bに係止する。
このとき、挿入板部215とカバー片217とは、ヒンジ部218を介してほぼ同一平面に位置するように配置した状態で配索作業を行う。このようにほぼ同一平面上で車両用ハーネスWの配索作業を行うことで、車両用ハーネスWの寸法管理が容易となる。また、この状態で図7に示すようにテープTで巻き固定することも容易になる。そして、図8に示すように、グロメットインナーベース213の装着板部213Aをグロメット本体211の裏面開口部を塞ぐように挿入・装着すると共に、係合リブ215Aに係合突起213Fを係合させる。その後、カバー片217を屈曲ベース片213B側に重ねて係合させることにより、図9に示すようにグロメット210の組み付けが終了する。なお、図10は、図9のB−B断面図である。
このような構成の本実施形態のグロメット210では、車両用ハーネスWの組み付け作業性がよく、車両用ハーネスWの寸法管理が容易で、しかもドア開閉時に車両用ハーネスWの噛み込みなどの不具合の発生を抑制することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例えば、上記した実施形態1では、グロメット本体111に対してグロメットインナー112のフランジ部114を挿入したが、グロメット本体111とグロメットインナー112との材料を適宜採択することにより一体成形した構成とすることも可能である。また、上記した実施形態では、クリップ116の長手方向がグロメット本体111の長手方向と平行となるようにしたが、直角をなすようにしてもよい。
なお、上記した各実施形態は、グロメットをドア側のパネルに装着する場合に本発明を適用した例であるが、ドアパネルの他、車体側パネルに装着する場合に本発明に係るグロメットは有効であることはいうまでもない。また、上記した実施形態では、グロメットをゴム組成物で形成したが、他の可撓性を有する合成樹脂で形成してもよい。なお、この場合もクリップは、弾性変形可能な材料で形成する必要がある。
本発明に係るグロメットの実施形態1を示す平面図である。 実施形態1の側面部分断面図である。 図1のA−A断面における装着状態を示す断面図である。 実施形態1におけるドア側の構造を示す斜視図である。 実施形態1の装着状態を示す斜視図である。 本発明に係るグロメットの実施形態2を示す分解斜視図である。 実施形態2のグロメットの分解斜視図である。 実施形態2のグロメットの組み付け作業を示す斜視図である。 実施形態2のグロメットの斜視図である。 図9のB−B断面図である。 従来のグロメットの装着状態を示す分解斜視図である。 従来のグロメットのワイヤハーネスの装着状態を示す斜視図である。 従来のグロメットの装着状態を示す断面図である。
符号の説明
210 グロメット
211 グロメット本体
212 グロメットインナーカバー
213 グロメットインナーベース
213b 屈曲ベース片
217 カバー片
W 車両用ハーネス

Claims (2)

  1. 車両のパネルに装着されてパネル上に配索されたワイヤーハーネスを前記パネルとの間で防水状態に挟持するグロメットであって、
    前記ワイヤーハーネスを挿通させるグロメット本体と、
    該グロメット本体の裏面側に装着される挿入板部とこの挿入板部にヒンジを介して連結され前記グロメット本体に対して枢動可能なカバー片とを備えるグロメットインナーカバーと、
    該グロメットインナーカバーの裏面側に配置されて前記グロメット本体に装着され且つ該グロメット本体に装着された状態で該グロメット本体の裏面に対して所定角度をなす屈曲ベース片を備えるグロメットインナーベースとからなり、
    前記グロメットインナーカバーの挿入板部とカバー片には前記ワイヤーハーネスを係止する係合突起が設けられ、前記グロメットカバーに係止された状態で前記グロメットインナーカバーと前記グロメットインナーベースとの間に前記ワイヤーハーネスが挿通されると共に、前記グロメットインナーカバーの前記カバー片が前記グロメットインナーベースの前記屈曲ベース片と重なるように枢動した状態で保持されることを特徴とするグロメット。
  2. 請求項1に記載のグロメットであって、前記グロメットインナーベースの裏面には、前記車両のパネルに形成された1つの係合孔に係合する弾性変形可能なクリップと、該クリップの基部に周回して形成された防水リップとを備え、前記クリップが、前記係合孔より平面形状が大きく形成され、基部に前記係合孔の開口縁と当接する括れ部分を有することを特徴とするグロメット。
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