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JP4390315B2 - 内視鏡 - Google Patents

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JP4390315B2
JP4390315B2 JP15591299A JP15591299A JP4390315B2 JP 4390315 B2 JP4390315 B2 JP 4390315B2 JP 15591299 A JP15591299 A JP 15591299A JP 15591299 A JP15591299 A JP 15591299A JP 4390315 B2 JP4390315 B2 JP 4390315B2
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JP
Japan
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tube
flexible tube
flexible
endoscope
skin
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JP15591299A
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直哉 大内
健一 大原
喜久男 岩坂
知子 岩崎
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡の挿入部等を外装する内視鏡の可撓管に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡用可撓管は、一般に、金属又はプラスチック製の帯材を一定の径で螺旋状に巻いて形成された螺旋管の外面に、金属細線を編組して形成された網状管を被覆し、その網状管の外面に合成樹脂材からなる一様な厚さの可撓性の外皮を被覆して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
内視鏡を体腔内の深部等へ挿入するには、挿入部可撓管が必要な方向には柔軟に曲がり、且つ無用な横ぶれをしないことが望ましい。
【0004】
しかし、上述のような従来の内視鏡の可撓管の可撓性には方向による差がないので、曲がり易い柔軟な可撓性に構成すると横ぶれし易く、逆に横ぶれを小さく構成すると曲がるべき方向にも柔軟に曲がらなくなってしまう傾向があり、挿入性に不十分な点があった。
【0005】
そこで本発明は、体腔内への挿入上必要な方向には柔軟に曲がり、それ以外の方向には曲がり難くて、優れた挿入性を得ることができる内視鏡の可撓管を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の可撓管は、帯状部材をピッチ方向に隙間のあいたコイル状に巻いて形成された螺旋管と、複数の素線を並べた素線束を網状に編組して形成されて上記螺旋管の外面に被覆された網状管と、上記網状管の外面に被覆された可撓性の外皮とを有する内視鏡の可撓管であって、周方向の特定方向に、上記外皮の肉圧の厚い方向と肉圧の薄い方向とを形成することによって実現することができる。
【0007】
その場合に外皮の肉圧の薄い方向を180°対称の方向に形成して、それと直交する方向に上記外皮の肉圧の厚い方向を180°対称の方向に形成したり、或いは、上記外皮の肉圧の薄い方向を特定の一方向にのみ形成する等各種の態様をとることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の参考例の内視鏡の全体構成を示しており、体腔内に挿入される挿入部は外力が加わった方向に自由に曲がる可撓管1によって外装されていて、その基端は操作部2の下端部に連結されている。
【0009】
可撓管1の先端には、操作部2に配置された操作ノブ4からの遠隔操作によって任意の方向に任意の角度だけ屈曲させることができる湾曲部3が連結され、対物光学系等を内蔵した先端部本体5が湾曲部3の先端に連結されている。
【0010】
また、操作部2の上端部近傍に連結された可撓性連結管6の先端には、図示されていないビデオプロセッサ兼光源装置に接続されるコネクタ7が取り付けられている。
【0011】
図3は、挿入部の可撓管1の構成部材を一層ずつ順に剥がして示しており、最内層は、例えばステンレス鋼製又は銅合金製の帯状部材をピッチ方向に隙間11のあいたコイル状に巻いて形成された螺旋管10により構成されている。螺旋管10はここでは二重であり、内層管と外層管とで巻き方向を相違させたものであるが、一重あるいは三重以上のものであってもよい。
【0012】
螺旋管10の外面には、金属製又は非金属製の複数の素線を並べた素線束を網状に編組して形成された網状管20が被覆されていて、その網状管20の外面に可撓性の外皮30が例えば押し出し成形によって被覆されている。外皮30は例えばポリウレタン樹脂を主成分としており、予めチューブ状に形成されたものであっても差しつかえない。
【0013】
図1は、可撓管1によって外装された挿入部部分の軸線に垂直な断面図(正面断面図)である。21〜27は、可撓管1内に全長にわたって挿通配置されたいわゆる内蔵物であり、21は観察画像信号伝送ケーブル、22は照明用ライトガイドファイババンドル、23,24,25は送気送水用チューブ、26は処置具挿通チャンネル、27は湾曲操作ワイヤである。
【0014】
図1に示されるように、外皮30は周方向に肉圧が一様ではなく、180°対称の上下方向(観察視野の上下方向であり、操作部2に対しては前後方向に対応する)においては、肉圧が例えば0.4mm程度に薄く形成されている。
【0015】
そして、その薄肉部30aから遠ざかるにしたがって外皮30の肉圧が徐々に厚くなり、上下方向と直交する左右方向(観察視野の左右方向であり、操作部2に対しても左右方向に対応する)において肉圧が最も厚く(例えば0.9mm)形成されている。30bがその厚肉部である。
【0016】
薄肉部30aと厚肉部30bとは可撓管1の全長にわたって同方向に形成されており、この可撓管1によって外装された挿入部分は、上下方向には柔軟で外力によって曲がり易く、左右方向にはそれより曲がり難い特性を有する。
【0017】
その結果、体腔内への挿入に際して、可撓管1によって外装された挿入部分の上下方向を体腔内壁の曲がり方向に合わせながら挿入することにより、可撓管1が体腔内壁の曲がり方向に沿って柔軟に曲がり、且つそれと直交する方向には曲がり難くて横ぶれせず、容易に挿入することができる。
【0018】
図4は、本発明の実施の形態の可撓管1によって外装された部分の正面断面図であり、薄肉部30aを上方向のみとした点だけが前述の参考例と相違し、参考例と同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
なお本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば可撓管1の長さ方向の一部分にだけ本発明を適用してもよい。具体的には、例えば可撓管1の先端寄りの部分にだけ薄肉部30aと厚肉部30bを形成し、それより手元側は全部厚肉部30bにしてもよい。また、本発明を可撓性連結管6に適用しても差し支えない。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、可撓管が周方向の特定方向にだけ他の方向より曲がり易くなるので、体腔内への挿入に際して、横ぶれすることなく曲がってほしい方向だけ曲がり易い状態で挿入することができ、非常に優れた挿入性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例の内視鏡の可撓管によって外装された挿入部の正面断面図である。
【図2】 本発明の参考例の内視鏡の全体外観図である。
【図3】 本発明の参考例の可撓管の構成部材を一層ずつ順に剥がして示す側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態の内視鏡の可撓管によって外装された挿入部の正面断面図である。
【符号の説明】
1 可撓管
10 螺旋管
20 網状管
30 外皮
30a 薄肉部
30b 厚肉部

Claims (1)

  1. 帯状部材をピッチ方向に隙間のあいたコイル状に巻いて形成された螺旋管と、複数の素線を並べた素線束を網状に編組して形成されて上記螺旋管の外面に被覆された網状管と、上記網状管の外面に被覆された可撓性の外皮とを有する可撓管の内部空間内に処置具挿通チャンネルが挿通配置された内視鏡において、
    上記処置具挿通チャンネルを、観察視野における上下左右方向に対応する上記可撓管の内部空間内の上下左右方向において斜め下方向に配置すると共に、
    上記可撓管の全長のうちの先端寄りの領域では、上記外皮の肉厚を上方向のみにおいて他の方向より薄く形成して他の方向はすべてそれより肉厚の厚い厚肉部とし、上記可撓管の全長のうちの先端寄り以外の領域では上記外皮の肉厚が全周において厚肉部になっていることを特徴とする内視鏡。
JP15591299A 1999-06-03 1999-06-03 内視鏡 Expired - Fee Related JP4390315B2 (ja)

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