JP4385893B2 - データ処理回路における係数補間回路 - Google Patents
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Description
また、従来使用されていた乗算器を用いた係数補間回路は回路規模が大きくなる問題があった。
また、請求項2に記載の発明によれば、乗算手段を用いることなく補間処理を行うことができ、これにより構成が簡単化できる効果がある。
また、請求項3に記載の発明によれば、補間終了の判定を簡単に行うことができる効果がある。
部6へ出力し、また、通信部6から出力される圧縮音声データを伸張し、アナログ音声信
号に変換してスピーカ10へ出力する。楽音信号生成回路Gは、着信メロディ、ゲームの
効果音楽、鑑賞用音楽等、各種の楽音信号を生成し、スピーカ16へ出力する。
図1において、12はCPU1からバスラインBを介して供給される各種のデータおよび制御命令が一時記憶されるバッファレジスタである。13は音源回路であり、CPU1からバッファレジスタ12を介して着信メロディ生成指令を受けて着信メロディのディジタル楽音信号(PCMデータ)を生成して出力する。また、CPU1からゲームの効果音の生成指令を受けた時は、ゲームの効果音のPCMデータを生成して出力する。DSP(データ処理回路)14は、音源回路13から出力されるディジタル楽音信号にエフェクト、立体音響効果(3D)、ワイドステレオ効果を付与してDAC(ディジタル/アナログプロセッサ)15へ出力する。DAC15はDSP14から出力されるディジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換し、スピーカ16へ出力する。
また、各プログラムの個々のステップはそれぞれ、データRAM21のアドレス、演算回路23への演算命令および1ビットの補正コントロール信号HCを含んでいる。
周波数=48KHz×768=36.864MHz
まず、プログラムRAM22のアドレス0〜150にエフェクト用プログラムが、アドレス151〜767に立体音響効果用プログラムが記憶されているとする。この場合、係数RAM31、32、34の各アドレス0〜150に各々、同一のエフェクト用プログラムの係数が記憶され、アドレス151〜767に各々、同一の立体音響効果用プログラムの係数が記憶されている。また、係数RAM(旧)33には係数RAM(前段)31内の各係数の上位8ビットが記憶されている。
係数変更が行われる場合、まず、CPU1が出力した変更後の係数(新係数という)が係数RAM(前段)31に書き込まれる。例えば、エフェクト用プログラムの係数変更が行われる場合は、CPU1が出力した新係数が係数RAM(前段)31のアドレス0〜150に書き込まれる。
差分データ=(新係数−旧係数)/256・・・(1)
中間係数=旧係数+差分データ・・・(2)
ここで、プログラムRAM22から出力されるプログラムステップに含まれている補間コントロール信号HCが補間実行を指示する”1”であった場合は、この中間係数がセレクタ43から出力され、演算回路23へ加えられる。またこの時、セレクタ37が切り換えられ、セレクタ43から出力された中間係数が係数RAM(中間)34に書き込まれる。
中間係数=旧係数+2×差分データ・・・(3)
そして、この中間係数がセレクタ43を介して演算回路23へ出力されると共に、係数RAM(中間)34に書き込まれる。
新係数>中間係数・・・+1
新係数<中間係数・・・−1
この時、補間終了までの時間は、クロックパルスCLK1で1クロックから255クロックの範囲内で変動する。
プログラムおよび係数変更が行われる場合、CPU1が、まず、書き換え範囲を指定するデータを出力する。出力されたデータはスタートレジスタ51およびエンドレジスタ52に書き込まれる(ステップS1)。例えば、エフェクト用プログラムを書き換える場合、CPU1がアドレス0およびアドレス150を出力し、これらのアドレスがスタートレジスタ51およびエンドレジスタ52に書き込まれる。このスタートレジスタ51およびエンドレジスタ52の書き込みが行われると、以後、プログラムカウンタ27の出力がスタートアドレスからエンドアドレスの間の場合に比較回路54から”1”が出力され、これにより、アンドゲート55から全ビット”0”(NOP命令)が出力される(ステップS2)。
前述したように、終了判定回路44は、加算回路42から出力される中間係数と係数RAM(新)32から出力される新係数との差が一定値以下になった時、終了信号をオアゲート45を介してセレクタ43へ出力する。このような終了判定回路44を設けている理由は、減算回路41から出力される差分データが新係数の上位8ビットと旧係数上位8ビットの差であるため、旧係数に差分データを順次加算していった場合に、加算結果がちょうど新係数に一致するとは限らないからである。ここで、上記の一定値は、当然に予測されるように、新係数と旧係数の差である差分データが大きいほど大きい値となり、差分データが小さい場合は小さい値となる。したがって、差分データが大きい時は新係数と中間係数の上位の複数ビットが一致すれば、新係数と中間係数の差が一定値以下になったと判断することができ、一方、差分データが小さい時は、上位から数えてさらに多くのビットが一致しなければ、新係数と中間係数の差が一定値以下になったと判断することはできないことになる。
上記実施形態によれば、プログラム中の係数コントロール信号HCによって係数補間を行うか行わないかを指定することができるので、係数の1つ1つに個別に補間するかしないかを設定することが可能となり、係数変更によるノイズを抑制したい処理には係数補間を行い、係数変更時の追従性を高めたい処理には係数補間を行わないという選択を自由に行うことができる。
Claims (2)
- 外部の制御装置から出力されたプログラムが記憶されたプログラムメモリと、
外部の制御装置から出力された係数が記憶された係数メモリと、
プログラムカウンタから出力されるアドレスデータに従って、前記プログラムメモリ内のプログラムおよび前記係数メモリ内の係数を順次読み出し、前記プログラムおよび前記係数に従って動作する演算回路とを具備するデータ処理回路において、
外部の制御装置から前記係数の変更を指示されると、変更後の新係数が記憶される新係数メモリと、
外部の制御装置から前記係数の変更を指示されると、変更前の旧係数が記憶される中間係数メモリと、
前記中間係数メモリ内の旧係数から前記新係数メモリ内の新係数に向かって順次変化する係数を生成する係数生成手段と、
前記プログラムには係数補間を指示するか否かを示す補間制御情報が含まれており、前記プログラムメモリから読み出されたプログラムに含まれる補間制御情報が係数補間を指示している時は前記係数生成手段の出力を前記演算回路へ出力し、前記補間制御情報が係数補間を指示していない時は前記新係数メモリから読み出される係数を前記演算回路へ出力する選択手段と、
を具備し、
前記係数生成手段は、前記新係数メモリから読み出された新係数を所定ビット下位方向へシフトしたデータから、前記中間係数メモリから読み出された変更前の旧係数を前記所定ビット下位方向へシフトしたデータを減算する減算手段と、
前記減算手段の出力と前記中間係数メモリの出力を加算する加算手段と、
前記加算手段の出力を前記中間係数メモリへ書き込む書込手段と、
前記減算手段の出力の大きさに対応してビット数N(Nは正の整数)を決定する決定手段を有しており、前記新係数メモリの出力の上位Nビットのデータと前記加算手段の出力の上位Nビットのデータが一致した時、補間終了と判定する終了判定手段と、
を具備し、
前記選択手段は、前記終了判定手段にて補間終了と判定した時、前記新係数メモリから読み出される係数を前記演算回路へ出力することを特徴とするデータ処理回路における係数補間回路。 - 前記減算手段は、前記減算の結果が零であることを示すとき、前記新係数メモリから読み出した新係数と前記中間係数メモリから読み出した係数とを比較し、比較の結果、前記新係数が前記係数より大きい場合は+1、前記新係数が前記係数より小さい場合は−1、を出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理回路における係数補間回路。
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