JP4362675B2 - Ignition system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異常時に退避走行を可能にする点火システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な点火システムは、直流電源(バッテリ)から点火コイルの一次巻線に電流(一次電流)を流し、この一次電流を点火毎に遮断して、点火コイルの二次巻線に高電圧を発生させ、この高電圧を点火プラグに印加して火花放電を発生させることで、エンジンのシリンダ内の混合気を燃焼させるようにしている。近年、燃焼性を向上させるために、1回の燃焼行程中に火花放電を何回も連続的に発生させる多重点火を行うようにしたものがある。この多重点火を安定して発生させるためには、点火コイルの一次側に供給するエネルギを多くする必要があり、従来のように、バッテリの電圧を点火コイルの一次側に直接印加するだけでは、供給エネルギが多くならず、多重点火が不安定になる可能性がある。
【0003】
そこで、バッテリから供給されるエネルギをエネルギコイルで蓄積し、そのエネルギを点火毎に点火コイルの一次側の回路に設けられた点火駆動用のコンデンサに供給し、このコンデンサの充電エネルギを点火コイルの一次側に供給するシステムが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、点火システムの電源供給系が断線等により故障して点火コイルの一次側にエネルギを供給できなくなると、直ちに点火が停止してエンジンが停止してしまい、車両を修理工場や安全な場所まで退避走行させることができない。
【0005】
そこで、バッテリから供給されるエネルギをエネルギコイルを介して点火コイルの一次側の回路に供給する正常時の電源供給回路の他に、点火異常時にバッテリからのエネルギを点火コイルの一次側の回路に直接供給する異常時電源供給回路を設け、点火異常が発生したときに、異常時電源供給回路によりバッテリからのエネルギを点火コイルの一次側の回路に直接供給して、点火を実施する退避走行システムが考えられている。
【0006】
しかし、この退避走行システムでは、退避走行時(点火異常時)でも、正常時と同じ通電時間信号を使用し、点火コイルの一次電流を流す通電時間が正常時と同じであるため、退避走行時に点火エネルギが不足して燃焼性が悪化したり、一部の部品温度が異常上昇して該部品が故障する可能性があり、退避走行システムが正常に機能しないおそれがある。
【0007】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、退避走行に要求される点火性能や部品温度条件を満足することができ、退避走行システムの信頼性を向上できる点火システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の点火システムは、直流電源から供給されるエネルギをエネルギコイルを介して点火コイルの一次側の回路に供給する正常時電源供給回路の他に、点火異常時に直流電源からのエネルギを点火コイルの一次側の回路に直接供給する異常時電源供給回路を設け、点火異常が発生しているか否かを点火モニタ手段によって監視し、点火異常を検出したときに、異常時電源供給回路によって前記直流電源からエネルギを前記点火コイルの一次側の回路に直接供給すると共に、点火制御回路によって通電時間信号を点火異常時(退避走行時)の通電時間信号に切り換えて退避走行を行うようにしたものである。このようにすれば、退避走行時に、点火コイルの一次電流の通電時間を、退避走行に要求される点火性能や部品温度条件を満足するような適正な通電時間に切り換えることができるため、退避走行時に要求される点火性能や部品温度条件を満足することができ、退避走行時の燃焼性悪化や部品温度の異常上昇を防ぐことができ、退避走行システムの信頼性を向上することができる。
【0009】
この場合、退避走行時の通電時間信号のパルス幅(通電時間)は、演算処理の簡略化のために、予め設定した固定値としても良いが、請求項2のように、エンジン回転速度及び/又は直流電源の電圧に応じて設定するようにしても良い。つまり、エンジン回転速度が高くなるほど、部品温度が高くなって、点火システムに適した時間幅が短くなり、また、直流電源の電圧が低くなるほど、点火コイルの一次側への印加電圧が低くなって、点火コイルの性能に適した時間幅が長くなる。従って、エンジン回転速度や直流電源の電圧に応じて異常時(退避走行時)の通電時間信号のパルス幅を設定すれば、エンジン回転速度や直流電源の電圧の影響を受けずに、常に、点火性能や部品温度条件を満足するような通電時間に設定することができ、退避走行システムの信頼性を更に向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
まず、図1及び図2に基づいて点火システム全体の概略構成を説明する。点火コイル11は、エンジンの気筒毎に設けられ、各気筒の点火コイル11の二次巻線11bで発生した高電圧を各気筒の点火プラグ12(図2参照)に印加して火花放電を発生させることで、各気筒内の混合気を燃焼させる。点火コイル11の一次巻線11aには、エネルギコイル13を有する点火駆動装置14が接続され、この点火駆動装置14には、エンジン制御回路(以下「ECU」と略記する)15が接続されている。このECU15は、マイクロコンピュータを主体として構成され、エンジン回転速度、吸入空気量等、エンジン運転パラメータを検出する各種センサの出力信号を取り込み、エンジン運転状態に応じて点火制御と燃料噴射制御を行う。点火駆動装置14の電源端子には、車両の直流電源であるバッテリ16のプラス端子が接続されている。
【0012】
次に、点火駆動装置14の回路構成を図2に基づいて説明する。バッテリ16のプラス端子に接続された正常時電源供給回路17と異常時電源供給回路18とが並列に設けられている。正常時電源供給回路17は、点火システムが正常な時にバッテリ16から供給されるエネルギをエネルギコイル13で蓄積し、そのエネルギを点火毎に点火コイル11の一次側の回路に設けられた点火駆動用のコンデンサ19に供給し、このコンデンサ19の充電エネルギを点火コイル11の一次巻線11aに供給する。この正常時電源供給回路17の動作は、第1のスイッチング素子20によって制御される。正常時電源供給回路17には、電流の流れ方向を規制する2つのダイオード21,22が設けられている。
【0013】
一方、異常時電源供給回路18は、第2のスイッチング素子23とダイオード24との直列回路によって構成され、点火異常が発生したときに、第2のスイッチング素子23をオンして、バッテリ16からのエネルギをに点火コイル11の一次巻線11a直接供給する。尚、第2のスイッチング素子23を省略し、ダイオード24のみの構成としても良い。或は、異常時電源供給回路18をエネルギコイル13のみと並列に接続しても良い。
【0014】
また、点火コイル11の一次巻線11aとグランド端子との間には、点火駆動用のスイッチング素子25と一次電流検出抵抗26とが直列に接続され、点火毎にこのスイッチング素子25がオンされる。
【0015】
上述した第1のスイッチング素子20と第2のスイッチング素子23と点火駆動用のスイッチング素子25は、それぞれ駆動回路27によって駆動される。この駆動回路27には、ECU15から点火毎に通電時間信号IGtが入力され、更に、点火異常が発生したときには点火異常信号IGfが入力される。この駆動回路27は、通電時間信号IGtが入力されると、その通電時間信号IGtのパルス幅に相当する時間だけ点火駆動用のスイッチング素子25をオン状態に維持し、点火コイル11の一次巻線11aに一次電流を流し続ける。
【0016】
この一次電流が一次電流検出抵抗26に流れることで、一次電流検出抵抗26の両端間に一次電流に応じた電圧が発生し、この電圧が点火モニタ信号としてECU15に取り込まれる。ECU15は、この点火モニタ信号が異常判定電圧(図3参照)以下であるか否かで、点火異常が発生しているか否かを監視し、点火異常が発生したときに、点火異常信号IGfを駆動回路27に出力する。従って、ECU15は、特許請求の範囲でいう点火制御回路としての機能の他に、点火モニタ手段としての機能も備えている。
【0017】
図3に示すように、点火火花が正常に発生しているときは、点火毎に点火モニタ信号が異常判定電圧を越えて、正常と判定され、ECU15から点火異常信号IGfが出力されない(点火異常信号IGfがローレベルに維持される)。この場合は、異常時電源供給回路18中の第2のスイッチング素子23がオフ状態に維持され、バッテリ16から供給されるエネルギが正常時電源供給回路17を通して点火コイル11の一次側の回路に供給される。そして、点火毎にECU15から通電時間信号IGtが駆動回路27に入力され、その都度、通電時間信号IGtのパルス幅T1 に相当する時間だけ点火駆動用のスイッチング素子25がオン状態に維持され、点火コイル11の一次巻線11aに一次電流が流れる。
【0018】
この点火駆動用のスイッチング素子25のオン時間中は、正常時電源供給回路17中の第1のスイッチング素子20がオフ状態に維持され、エネルギコイル13に蓄積したエネルギが点火駆動用のコンデンサ19に供給される。その後、点火駆動用のスイッチング素子25がオフされたときに、第1のスイッチング素子20がオンされて、バッテリ16から供給されるエネルギがエネルギコイル13に蓄積されるようになる。以後、上述した動作を点火毎に数回繰り返す。
【0019】
一方、点火異常が発生したときには、点火モニタ信号が異常判定電圧以下になって、点火異常と判定され、ECU15から点火異常信号IGf(ハイレベル信号)が駆動回路27に出力される。この場合は、異常時電源供給回路18中の第2のスイッチング素子23がオンされて、バッテリ16からのエネルギが点火コイル11の一次巻線11aに直接供給されるようになる。この際、ECU15は、退避走行を可能にするため、点火異常時でも、点火毎に通電時間信号IGtを駆動回路27に出力するが、点火異常時の通電時間信号IGtは、パルス幅T2 が正常時の通電時間信号IGtのパルス幅T1 とは異なる信号に切り換えられ、その通電時間信号IGtのパルス幅T2 に相当する時間だけ点火駆動用のスイッチング素子25がオン状態に維持され、点火コイル11の一次巻線11aに一次電流が流れ続ける。
【0020】
この場合、点火異常時(退避走行時)の通電時間信号IGtのパルス幅T2 (通電時間)は、演算処理の簡略化のために、予め設定した固定値としても良いが、エンジン回転速度及び/又はバッテリ16の電圧に応じて設定するようにしても良い。例えば、エンジン回転速度が高くなるほど、通電時間信号IGtのパルス幅T2 を短くしたり、バッテリ16の電圧が低くなるほど、通電時間信号IGtのパルス幅T2 を長くしても良い。このようにすれば、エンジン回転速度やバッテリ16の電圧の影響を受けずに、常に、点火性能や部品温度条件を満足するような通電時間に設定することができる。
【0021】
以上説明した本実施形態では、点火異常時(退避走行時)に、点火コイル11の一次電流の通電時間を、退避走行に要求される点火性能や部品温度条件を満足するような適正な通電時間に切り換えるようにしたので、退避走行時に要求される点火性能や部品温度条件を満足することができ、退避走行時の燃焼性悪化や部品温度の異常上昇を防ぐことができて、退避走行システムの信頼性を向上することができる。
【0022】
尚、通電時間信号のパルス幅(通電時間)によって、多重点火の時間幅を制御するようにしても良い。
また、本実施形態では、点火コイル11の一次電流を検出して点火異常をモニタするようにしたが、燃焼時にシリンダ内で生じるイオン電流を検出して点火異常をモニタするようにしても良く、点火異常のモニタ方法は、適宜変更しても良い。また、通電時間信号の変更(切換え)は、駆動回路内で実施しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す点火システムの概略構成図
【図2】点火システムの電気回路図
【図3】点火システムの各部の信号波形を示すタイムチャート
【符号の説明】
11…点火コイル、12…点火プラグ、13…エネルギコイル、14…点火駆動装置、15…エンジン制御回路(点火制御回路,点火モニタ手段)、16…バッテリ(直流電源)、17…正常時電源供給回路、18…異常時電源供給回路、19…点火駆動用のコンデンサ、20…第1のスイッチング素子、21,22…ダイオード、23…第2のスイッチング素子、24…ダイオード、25…点火駆動用のスイッチング素子、26…一次電流検出抵抗(点火モニタ手段)、27…駆動回路。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ignition system that enables retreat travel when an abnormality occurs.
[0002]
[Prior art]
In a conventional general ignition system, a current (primary current) is supplied from a DC power source (battery) to the primary winding of the ignition coil, and this primary current is interrupted for each ignition, and a high voltage is applied to the secondary winding of the ignition coil. By generating a voltage and applying this high voltage to the spark plug to generate a spark discharge, the air-fuel mixture in the cylinder of the engine is burned. In recent years, in order to improve combustibility, there has been one in which multiple ignition is performed in which a spark discharge is continuously generated many times during one combustion stroke. In order to stably generate this multiple ignition, it is necessary to increase the energy supplied to the primary side of the ignition coil, and as in the prior art, simply applying the battery voltage directly to the primary side of the ignition coil The supplied energy does not increase, and multiple ignition may become unstable.
[0003]
Therefore, the energy supplied from the battery is accumulated in the energy coil, and the energy is supplied to the ignition driving capacitor provided in the primary circuit of the ignition coil for each ignition, and the charging energy of this capacitor is stored in the ignition coil. A system for supplying to the primary side is considered.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, if the power supply system of the ignition system fails due to disconnection or the like, and the energy cannot be supplied to the primary side of the ignition coil, the ignition stops immediately and the engine stops, and the vehicle is moved to a repair shop or a safe place. It cannot be evacuated.
[0005]
Therefore, in addition to the normal power supply circuit that supplies the energy supplied from the battery to the primary circuit of the ignition coil via the energy coil, the energy from the battery is supplied to the primary circuit of the ignition coil when the ignition is abnormal. An emergency power supply circuit that supplies power directly from the battery when the abnormality occurs and supplies the energy from the battery directly to the primary circuit of the ignition coil by the abnormal power supply circuit. Is considered.
[0006]
However, in this retreat travel system, even during retreat travel (ignition abnormality), the same energization time signal is used as in normal operation, and the energization time for passing the primary current of the ignition coil is the same as in normal operation. There is a possibility that the ignition energy will be insufficient and the combustibility will deteriorate, or the temperature of some parts will rise abnormally and the parts may fail, and the evacuation traveling system may not function normally.
[0007]
The present invention has been made in consideration of such circumstances. Therefore, the object of the present invention is to satisfy the ignition performance and the component temperature conditions required for evacuation traveling, and to improve the reliability of the evacuation traveling system. It is to provide an ignition system.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an ignition system according to claim 1 of the present invention includes a normal-time power supply circuit that supplies energy supplied from a DC power source to a primary circuit of the ignition coil via an energy coil. An abnormal power supply circuit is provided to directly supply the energy from the DC power source to the primary circuit of the ignition coil when the ignition is abnormal. The ignition monitor means monitors whether the ignition is abnormal and detects the ignition abnormality. When an abnormality occurs, the power supply circuit at the time of abnormality supplies energy directly from the DC power source to a circuit on the primary side of the ignition coil, and the energization time signal at the time of ignition abnormality (at the time of evacuation travel) by the ignition control circuit The evacuation travel is performed by switching to. In this way, during retreat travel, the energization time of the primary current of the ignition coil can be switched to an appropriate energization time that satisfies the ignition performance and component temperature conditions required for retreat travel. It is possible to satisfy the ignition performance and the part temperature condition that are sometimes required, to prevent the deterioration of combustibility during the retreat travel and the abnormal rise of the part temperature, and to improve the reliability of the retreat travel system.
[0009]
In this case, the pulse width (energization time) of the energization time signal during evacuation travel may be a fixed value set in advance to simplify the calculation process. Or you may make it set according to the voltage of DC power supply. In other words, the higher the engine speed, the higher the component temperature, the shorter the time range suitable for the ignition system, and the lower the DC power supply voltage, the lower the applied voltage to the primary side of the ignition coil. The time width suitable for the performance of the ignition coil becomes longer. Therefore, if the pulse width of the energization time signal during abnormalities (during evacuation) is set according to the engine speed and DC power supply voltage, the ignition is always performed without being affected by the engine speed or DC power supply voltage. It is possible to set the energization time so as to satisfy the performance and component temperature conditions, and the reliability of the evacuation traveling system can be further improved.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
First, a schematic configuration of the entire ignition system will be described with reference to FIGS. 1 and 2. The
[0012]
Next, the circuit configuration of the
[0013]
On the other hand, the abnormal
[0014]
A switching
[0015]
The
[0016]
When the primary current flows through the primary
[0017]
As shown in FIG. 3, when the ignition spark is normally generated, the ignition monitor signal exceeds the abnormality determination voltage every ignition and is determined to be normal, and the ignition abnormality signal IGf is not output from the ECU 15 (ignition abnormality) The signal IGf is maintained at a low level). In this case, the
[0018]
During the ON time of the ignition driving switching
[0019]
On the other hand, when an ignition abnormality occurs, the ignition monitor signal becomes equal to or less than the abnormality determination voltage, and it is determined that the ignition is abnormal, and an ignition abnormality signal IGf (high level signal) is output from the
[0020]
In this case, the pulse width T2 (energization time) of the energization time signal IGt at the time of ignition abnormality (during retreat travel) may be a fixed value set in advance for simplification of the arithmetic processing. Alternatively, it may be set according to the voltage of the
[0021]
In the present embodiment described above, when the ignition is abnormal (during evacuation travel), the energization time of the primary current of the
[0022]
The time width of multiple ignition may be controlled by the pulse width (energization time) of the energization time signal.
In the present embodiment, the primary current of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an ignition system showing an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an electric circuit diagram of the ignition system. FIG. 3 is a time chart showing signal waveforms of respective parts of the ignition system.
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記点火コイルの一次電流をオン/オフするスイング素子を駆動する駆動回路と、
前記一次電流を流す通電時間を制御する通電時間信号を前記駆動回路に出力する点火制御回路と、
直流電源から供給されるエネルギをエネルギコイルで蓄積し、そのエネルギを点火毎に前記点火コイルの一次側の回路に供給する正常時電源供給回路と、
点火異常時に前記直流電源からのエネルギを前記点火コイルの一次側の回路に直接供給する異常時電源供給回路と、
点火異常が発生しているか否かを監視する点火モニタ手段とを備え、
前記点火制御回路は、前記点火モニタ手段で点火異常を検出したときに、前記異常時電源供給回路によって前記直流電源からエネルギを前記点火コイルの一次側の回路に直接供給すると共に、前記通電時間信号を点火異常時の通電時間信号に切り換えることを特徴とする点火システム。An ignition coil that generates a spark discharge by applying a high voltage to the spark plug for each ignition;
A drive circuit that drives a swing element that turns on and off a primary current of the ignition coil;
An ignition control circuit for outputting an energization time signal for controlling an energization time for flowing the primary current to the drive circuit;
A normal-time power supply circuit for storing energy supplied from a DC power supply in an energy coil and supplying the energy to a primary circuit of the ignition coil for each ignition;
An abnormality power supply circuit that directly supplies energy from the DC power source to the primary circuit of the ignition coil when an ignition abnormality occurs;
Ignition monitoring means for monitoring whether or not an ignition abnormality has occurred,
The ignition control circuit directly supplies energy from the DC power source to the primary circuit of the ignition coil by the power supply circuit at the time of abnormality when the ignition monitor means detects an ignition abnormality, and the energization time signal Is switched to an energization time signal at the time of abnormal ignition.
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