JP4346785B2 - How to remove the baby bottle nipple from the mold - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形品の金型からの取り外し方法に関し、特には、中空部を有する哺乳瓶用乳首の金型からの取り外し方法に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、例えばシリコンゴムのような熱硬化性樹脂から成形される哺乳瓶用乳首は、図4(A)に示したように基端部がスマートな乳首1と、同図(B)に示したように基端側が外側に膨らんだ丸形の乳首2とに大別することができる。
通常、射出成形した後、型開きすると、射出成形された成形品は、雌側(固定型3側)に密着しているものと、雄側(移動型4側)に密着しているものとがある。したがって、成形品は固定型3から取り外すものと、移動型4から取り外すものとがある。ここで、固定型3または移動型4からの取り外し方を考慮したとき、成形品は雄側から取り外す方が、金型から取り外し易いという特徴がある。
【0003】
一方、哺乳瓶用乳首のような中空部を有する製品を射出成形する場合のゲートの位置は、成形品の乳頭部に対応する位置に設ける場合と、乳頭部とは反対側のフランジ部に対応する位置に設ける場合との2通りがある。図5は、ゲートをフランジ部に設けた場合の金型装置を示したものである。
この金型装置5では、固定型6と可動型7との接合面に、乳首に対応する空隙8が形成され、この空隙8のフランジ部10に相当する部分に、ゲート11が開口している。そして、このゲート11にノズル12がセットされている。
【0004】
このようなゲート11から樹脂を射出する場合は、樹脂が空隙8内に充填されることに伴って、内部の空気が行き場を失って圧縮されるため、樹脂の最終到達部となる乳頭部8a付近に、樹脂が充填されにくくなる。
そこで、このような金型装置5では、内部の圧縮空気を最終到達部から逃がすために、可動部本体13内に軸方向に移動可能な摺動軸14を貫通させるとともに、樹脂を流し込んだときに発生する圧縮空気を、可動部本体13の隙間となる摺動軸14との間などから逃がしている。
【0005】
そして、射出成形が終了して、固定型6と移動型7とを型開きすると、成形品は、フランジ部10が固定されているため、可動部本体13の外周面に張り付いた状態で取り出されてくる。この状態にある成形品を可動部本体13から離反させるには、摺動軸14と孔15との隙間から成形品内方に圧縮空気を導入して、この圧縮空気で成形品を金型から離反させるようにしている。
【0006】
このような方法により、乳首のような中空部を有する成形品を金型から取り外すことが可能になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような方法により乳首を型成形し、金型に張り付いた状態から取り外すことが可能になっているが、上記の方法では、射出成形時に、摺動軸14を収容している可動部本体13との隙間である空気孔15先端内に乳頭部8a側から樹脂が入り込んでしまうことがあり、この部分に樹脂が入り込んでしまうと、結果として、成形品の内方、すなわち軸14の移動方向にバリを発生させてしまうという問題があった。このバリは、金型の使用を重ねることで、可動部本体13と摺動軸14とが摩耗し、増加する傾向が見られた。このように、バリが形成された場合には、作業者が一つずつ手作業で取り除かねばならなかった。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、中空部を有する哺乳瓶用乳首にバリなどを発生させることがなく、しかもその半球状頂部などに均一に樹脂を充填することが可能で、かつ成形品の金型からの取り外しを容易に行うことのできる哺乳瓶用乳首の金型からの取り外し方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る哺乳瓶用乳首の金型からの取り外し方法は、中空部を有する哺乳瓶用乳首の内面側を画成する可動型および前記哺乳瓶用乳首の外面側を画成する固定型と、該金型によって形成される乳首の乳頭部に対応する空隙に開口したゲートを有するとともに、
射出成形後、前記固定型と前記可動型とを型開きした際に、前記哺乳瓶用乳首が前記可動型に密着して、前記固定型と前記可動型とが離反する哺乳瓶用乳首の金型からの取り外し方法において、
前記可動型を、前記哺乳瓶用乳首の基部側を形成する可動部本体と、前記哺乳瓶用乳首の先端側を形成するスライドコアとを具備するように構成するとともに、このスライドコアを前記可動部本体に設けた貫通孔部に進退可能に挿通した軸部材に支持させ、かつ、前記可動部本体およびスライドコアの接合面の外周部を、前記ゲートからの射出方向に対し、略垂直な位置に臨むように設定し、前記固定型と前記可動型とを型開きした後に、前記軸部材を挿通した前記貫通孔部に圧縮空気を導入して、この圧縮空気を前記哺乳瓶用乳首の内側面に導入することにより、前記可動型に密着された哺乳瓶用乳首をこの可動型から離反させるようにしたこと特徴としている。
【0010】
このような方法によれば、ゲートから樹脂を射出した場合に、樹脂が流れる方向と同方向にスライドコアの接合面となる隙間が存在しないので、その樹脂が今までのように乳頭部に対応する隙間の内側に入り込んでしまうことはない。したがって、この部分のバリの発生を抑えることができる。また、射出された樹脂は、固定型に近い半球状の乳頭部から裾側に向かって流れるので、これに伴って形成される圧縮空気は、裾部のフランジ部近傍に集積されてくる。フランジ部近傍には、金型構成備品の接合面が存在するので、乳首程度の圧縮空気は、金型構成部品の隙間から外方に逃がすことができる。また、金型に張り付いた成形品を、その金型から取り外すには、摺動軸と孔との隙間に圧縮空気を導入することにより、成形品を金型から取り外すことができる。
【0011】
本発明によれば、射出により接合面が圧着されるとともに、接合面の開口部がゲートからの射出方向に対して略垂直な位置となるため、バリが発生しにくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例による哺乳瓶用乳首の取り外し方法が実施される金型の要部を示す断面図である。
図1において、符合20は、金型の固定型であり、符合21は、金型の移動型であり、固定型20と移動型21との接合部間に、外側に膨らんだ丸形タイプの乳首に対応する空隙24が形成されている。
【0014】
固定型20には、凹部22が形成され、移動型21には、凹部22より小さい凸状の可動部本体23と、可動部本体23の先端に一体に形成された半球状のスライドコア25とが具備され、これにより乳首の形状が構成されている。
固定型20側では、空隙24の半球状の乳頭部に相当する部分に、ゲート31が開口され、このゲート31に流量調整用のニードル32が上下動可能に設けられている。したがって、この金型装置では、ゲート31から樹脂が充填されると、その樹脂は、フランジ部33相当部に向かって流れるようになっている。
【0015】
一方、スライドコア25は、先端側が半球状に形成されていて、外周部は、軸26と略直角な方向(A−A方向)に、可動部本体23との接合面を有しているため、射出時に樹脂によって接合面が圧着される。また、可動部本体23には、軸方向に貫通孔30が形成され、この貫通孔30に挿通された軸26の先端に、上記したスライドコア25が一体に形成されている。したがって、このスライドコア25は、軸26の摺動に伴って可動部本体23から離反可能となっている。
【0016】
なお、図1において、符合29は、成形品のフランジ部に孔を開けるピンを示したもので、このピンでフランジ部に孔を開けることにより、哺乳瓶の内方にミルクが出た量に相当する空気を取り入れることが可能になっている。また、符合50は、ミルク吸い込み用のφ0.3〜0.5mmの丸孔またはY形、X形などの孔を開けるためのピンを示したものである。
【0017】
このような金型装置では、図示しない冷却装置で冷却された液状の熱硬化性樹脂をゲート31から金型内に射出し、固定型20と移動型21とを接合することにより画成される空隙24内に、熱硬化性樹脂を充填する。
しかる後、金型を開くと、図2に示したように、射出された成形品35を可動部本体23と一体的にした状態で取り出すことができる。そして、この状態から孔30と軸26との隙間に圧縮空気を導入すれば、図中、矢印で示したように、成形品35と可動部本体23との接合部間に圧縮空気が入り込み、乳首の先端に向かう方向で、内部に空気層が広がって、成形品35を金型から容易に取り外すことができる。
【0018】
このように、本発明の方法によれば、密着した成形品を容易に取り出すことができるので、成形品の取り外し、ひいては保管収納などの自動化が可能である。さらに、ゲートからの樹脂射出方向に、スライドコア25と可動部本体との接合面が存在しないので、従来例のように、射出した勢いで樹脂が隙間内に入り込むことがない。また、金型を離型したのち、圧縮空気を導入することで、成形品を容易に取り出すことができる。したがって、本発明に係る方法によれば、丸形の哺乳瓶用乳首でもバリを設けずに成形し、しかも金型からの取り外しを自動で行うことができる。
【0019】
以上、本発明の一実施例による方法を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、金型形状および乳首の形状は実施例に限定されない。また、スライドコア25と可動部本体23との接合部は、他の形状であっても良く、要は、これらの接合面がA−A線のように、軸線方向に対し、略垂直な面で接していればよい。すなわち、その接合面外周部を、図1に示したように、軸26の軸芯方向と略直角な位置に臨ませていれば良い。図3は、スライドコア25'と可動部本体23'との接合面の構造をゲート側に向かって斜めに傾斜するように設定した参考例を示している。この参考例の構造であれば、圧縮空気をより積極的に乳首先端側に供給することができる。この参考例は本発明に属していない。
【0020】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係る哺乳瓶用乳首の金型からの取り外し方法によれば、樹脂の流れる方向にスライドコアの隙間が形成されていないので、樹脂が隙間に入り込んでここにバリなどを形成することがない。また、軸の隙間から空気を導入することで、成形品を金型から簡単に取り出すことが可能になる。
【0021】
本発明によれば、外側に膨らんだ丸形の乳首のように、袋状の哺乳瓶用乳首をバリなしで成形でき、また、この乳首の取り外しを自動で容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の方法が実施される金型装置の要部断面図である。
【図2】図2は、金型装置を型開きして圧縮空気を導入したときの断面図である。
【図3】図3は、本発明の参考例であり、スライドコアと可動部本体との接合部の構造を示す断面図である。
【図4】図4は哺乳瓶用乳首の形状を示す金型の概略断面図で、図4(A)はスマートな乳首の金型装置の説明図、同図(B)は膨らんだ乳首の金型装置の説明図である。
【図5】図5は従来の方法で乳首を成形するときの金型装置の断面図である。
【符号の説明】
20 固定型
21 可動型
23 可動部本体
24 空隙
25 スライドコア
26 軸部材
31 ゲート
33 フランジ部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for removing an injection-molded product from a mold, and more particularly, to a method for removing a baby bottle nipple having a hollow portion from a mold.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, a baby bottle nipple molded from a thermosetting resin such as silicon rubber has a nipple 1 with a smart base end as shown in FIG. Thus, it can be roughly classified into a
Normally, when the mold is opened after injection molding, the injection-molded molded product is in close contact with the female side (fixed
[0003]
On the other hand, when injection molding a product with a hollow portion such as a nipple for baby bottles, the position of the gate corresponds to the case where it is provided at the position corresponding to the nipple of the molded product, and the flange on the opposite side of the nipple There are two ways of providing the position. FIG. 5 shows a mold apparatus in the case where a gate is provided in the flange portion.
In this mold apparatus 5, a
[0004]
When the resin is injected from such a
Therefore, in such a mold apparatus 5, in order to allow the internal compressed air to escape from the final arrival part, the
[0005]
When the injection molding is completed and the fixed
[0006]
By such a method, a molded product having a hollow portion such as a nipple can be removed from the mold.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, it is possible to mold the nipple by such a method and remove it from the state of sticking to the mold. However, in the above method, the movable shaft housing the
[0008]
The present invention has been made in view of such problems, and does not generate burrs or the like on a baby bottle nipple having a hollow portion , and the hemispherical top portion is uniformly filled with a resin. It is an object of the present invention to provide a method for removing a baby bottle nipple from a mold, which can be easily removed from the mold.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the method of removing a baby bottle nipple from a mold according to the present invention comprises a movable mold that defines an inner surface side of a baby bottle nipple having a hollow portion and an outer surface side of the baby bottle nipple . And having a gate opened in a gap corresponding to the teat of the nipple formed by the mold,
After injection molding, when the fixed mold and the movable mold are opened, the baby bottle nipple is in close contact with the movable mold, and the fixed mold and the movable mold are separated from each other. In the removal method from the mold,
The movable mold, a movable body which forms the base side of the baby bottle nipples, as well as configured to include a slide core for forming the front end side of the baby bottle nipples, the movable slide core A position that is supported by a shaft member that is movably inserted into a through hole provided in the main part of the body, and that the outer peripheral part of the joint surface of the movable part main body and the slide core is substantially perpendicular to the injection direction from the gate. After the fixed mold and the movable mold are opened, compressed air is introduced into the through hole portion through which the shaft member is inserted, and the compressed air is introduced into the nipple for the baby bottle . By introducing it into the side surface, the nipple for baby bottles in close contact with the movable mold is separated from the movable mold.
[0010]
According to such a method, when resin is injected from the gate, there is no gap that becomes the joint surface of the slide core in the same direction as the resin flows, so that the resin corresponds to the nipple as before. Never get inside the gap. Therefore, the generation of burrs in this portion can be suppressed. In addition, since the injected resin flows from the hemispherical nipple near the fixed mold toward the hem side, the compressed air formed along with this flows is accumulated in the vicinity of the flange portion of the hem portion. Since the joint surface of the mold component fixture exists in the vicinity of the flange portion, compressed air such as a teat can escape outward from the gap between the mold component parts. Further, in order to remove the molded product attached to the mold from the mold, the molded product can be removed from the mold by introducing compressed air into the gap between the sliding shaft and the hole.
[0011]
According to the present invention, together with the bonding surfaces by injection is crimped, since the opening of the joint surface is substantially perpendicular position with respect to the exit direction from the gate, Kukunaru burr occurs.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating a main part of a mold in which a method for removing a baby bottle nipple according to an embodiment of the present invention is performed.
In FIG. 1,
[0014]
The fixed
On the fixed
[0015]
On the other hand, the
[0016]
In FIG. 1,
[0017]
In such a mold apparatus, a liquid thermosetting resin cooled by a cooling apparatus (not shown) is injected from the
Thereafter, when the mold is opened, as shown in FIG. 2, the injected molded
[0018]
As described above, according to the method of the present invention, the closely attached molded product can be easily taken out, so that it is possible to automate the removal of the molded product and the storage and storage. Furthermore, since there is no joint surface between the
[0019]
Although the method according to the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this. For example, the mold shape and the nipple shape are not limited to the examples. Moreover, the joint part of the
[0020]
【The invention's effect】
As described above, according to the method for removing the baby bottle nipple from the mold according to the present invention, since the gap of the slide core is not formed in the resin flow direction, the resin enters the gap here. No burrs are formed. Further, by introducing air from the gap between the shafts, the molded product can be easily taken out from the mold.
[0021]
According to the present invention, a nipple for a baby bottle can be formed without burrs like a round nipple that bulges outward, and the nipple can be easily and automatically removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of an essential part of a mold apparatus in which a method of the present invention is carried out.
FIG. 2 is a cross-sectional view when the mold apparatus is opened and compressed air is introduced.
FIG. 3 is a sectional view showing a structure of a joint portion between a slide core and a movable portion main body , which is a reference example of the present invention.
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view of a mold showing the shape of a nipple for a baby bottle, FIG. 4 (A) is an explanatory view of a smart nipple mold apparatus, and FIG. It is explanatory drawing of a metal mold apparatus.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a mold apparatus when a nipple is molded by a conventional method.
[Explanation of symbols]
20 fixed
Claims (1)
射出成形後、前記固定型と前記可動型とを型開きした際に、前記哺乳瓶用乳首が前記可動型に密着して、前記固定型と前記可動型とが離反する哺乳瓶用乳首の金型からの取り外し方法において、
前記可動型を、前記哺乳瓶用乳首の基部側を形成する可動部本体と、前記哺乳瓶用乳首の先端側を形成するスライドコアとを具備するように構成するとともに、このスライドコアを前記可動部本体に設けた貫通孔部に進退可能に挿通した軸部材に支持させ、かつ、前記可動部本体およびスライドコアの接合面の外周部を、前記ゲートからの射出方向に対し、略垂直な位置に臨むように設定し、前記固定型と前記可動型とを型開きした後に、前記軸部材を挿通した前記貫通孔部に圧縮空気を導入して、この圧縮空気を前記哺乳瓶用乳首の内側面に導入することにより、前記可動型に密着された哺乳瓶用乳首をこの可動型から離反させるようにしたことを特徴とする哺乳瓶用乳首の金型からの取り外し方法。A movable mold that defines an inner surface side of a baby bottle nipple having a hollow portion, a fixed mold that defines an outer surface side of the baby bottle nipple , and a gap corresponding to the teat of the nipple formed by the mold. Having an open gate,
After injection molding, when the fixed mold and the movable mold are opened, the baby bottle nipple is in close contact with the movable mold, and the fixed mold and the movable mold are separated from each other. In the removal method from the mold,
The movable mold, a movable body which forms the base side of the baby bottle nipples, as well as configured to include a slide core for forming the front end side of the baby bottle nipples, the movable slide core A position that is supported by a shaft member that is movably inserted into a through hole provided in the main part of the body, and that the outer peripheral part of the joint surface of the movable part main body and the slide core is substantially perpendicular to the injection direction from the gate. After the fixed mold and the movable mold are opened, compressed air is introduced into the through hole portion through which the shaft member is inserted, and the compressed air is introduced into the nipple for the baby bottle . by introducing the side, how to remove from the mold of baby bottle nipples, characterized in that the contact has been baby bottle nipples to said movable die so as to separated from the movable mold.
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