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JP4238776B2 - 冷却装置 - Google Patents

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JP4238776B2 JP2004142032A JP2004142032A JP4238776B2 JP 4238776 B2 JP4238776 B2 JP 4238776B2 JP 2004142032 A JP2004142032 A JP 2004142032A JP 2004142032 A JP2004142032 A JP 2004142032A JP 4238776 B2 JP4238776 B2 JP 4238776B2
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Description

本発明は、筐体内部に設置されたマイクロプロセッサー(以下、CPU)等の発熱電子部品を冷媒の循環により冷却する電子部品の冷却装置に関するものである。
最近のコンピューターにおける高速化の動きはきわめて急速であり、CPUのクロック周波数は以前と比較して格段に大きなものになってきている。この結果、CPUの発熱量が増し、従来のようにヒートシンクで空冷するだけでは能力不足で、高効率で高出力の冷却装置が不可欠になっている。そこでこのような冷却装置として、発熱電子部品を搭載した基板を、冷媒を循環させて冷却する冷却装置が提案された(特許文献1参照)。
以下、このような冷媒を循環させて冷却する従来の電子機器の冷却装置について説明する。電子機器の従来の冷却装置として、図8に示すものが提案されている(特許文献1参照)。この冷却装置は、発熱部品を狭い筐体内に搭載したとき、発熱部品の発生熱を放熱部である金属筐体壁まで効率良く移送し発熱部材を冷却するものである。図8は従来の電子機器の冷却装置の構成図である。
図8において、108は電子機器の配線基板、109はキーボード、110は半導体発熱素子、111はディスク装置、112は表示装置、113は半導体発熱素子110との間で熱交換する受熱ヘッダ、114は放熱のための放熱ヘッダ、115はフレキシブルチューブ、116は電子機器の金属筐体である。
この冷却装置は、発熱部材である半導体発熱素子110と金属筐体116とをフレキシブル構造の熱輸送デバイスにより熱的に接続するものである。この熱輸送デバイスは、半導体発熱素子110に取り付けた液流路を有する扁平状の受熱ヘッダ113、液流路を有し金属筐体116の壁に接触させた放熱ヘッダ114、さらに両者を接続するフレキシブルチューブ115で構成され、内部に封入した液を放熱ヘッダ114に内蔵した液駆動機構により受熱ヘッダ113と放熱ヘッダ114との間で駆動あるいは循環させるものである。これにより、半導体発熱素子110と金属筐体116とが部品配列に左右されることなく容易に接続でき、液の駆動により高効率で熱が輸送される。放熱ヘッダ114においては、放熱ヘッダ114と金属筐体116とが熱的に接続されているので、金属筐体116の高い熱伝導率のために熱が広く金属筐体116に拡散されるものである。
またこのほかに、本出願人は受熱ポンプとして冷媒を大量に循環できる接触して熱交換を行うターボ型ポンプを提案し、ポンプケーシングを発熱電子部品に密着させて熱交換を行う技術を提案した(特願2003−374136)。
また、揚水ポンプのケーシングで凹状錘面を形成するものは意匠登録されているが、冷却装置のポンプとは明らかに相違するもので、冷却装置に用いるポンプに転用でるものではない(特許文献2参照)。
特開平7−142886号公報 意匠登録第775382号公報
しかしながら、従来の特許文献1の冷却装置は、受熱ヘッダ113の熱伝導率が低いと、冷媒との熱交換が望めず、基本的に材料に依存しているため限界があり、冷却効率のさ
らなる向上が望めなかった。また、液駆動機構が往復動ポンプ等では構造が複雑で流量が小さく、小型化、薄型化には限界があるものであった。
また、本出願人の提案した冷却装置は小型化、薄型化でき、高効率の冷却が可能であったが、さらに冷却効率を向上させるため、構造的にポンプケーシング内の熱伝導を高め、ポンプケーシングから冷媒への熱伝達を高める必要があった。特にターボ型ポンプの吸込口部付近ではポンプの羽根車の支持が必要であり、この部分では構造上熱伝達が望めず、この構造と熱伝達の両立が図れないという問題があった。また、従来のポンプのポンプケーシングの形状は、熱を全体的に拡散するには熱抵抗が大きく、さらに冷媒の流れに対する熱伝達においても熱抵抗が大きいものであった。
そこで本発明は、熱抵抗が小さく、冷媒に高効率で熱伝熱し、簡素化された軸支持構造の遠心ポンプを備えた高冷却効率の冷却装置を提供することを目的とする。
本発明は、冷媒を循環するための閉循環路に放熱装置と遠心ポンプが設けられ、遠心ポンプが発熱電子部品に接触されて内部の冷媒の熱交換作用でこの発熱電子部品から熱を奪い放熱装置から放熱を行う冷却装置であって、遠心ポンプのポンプ室が複数のケーシングを組み合わせることによって構成され、ケーシングの中で発熱電子部品に直接接触されるケーシングには発熱電子部品に対する接触面と羽根車と対向する凹状錐面が形成され、該凹状錐面の中央部には羽根車に向けて突設された複数の放熱用突起が設けられたことを特徴とする。
本発明の冷却装置によれば、ケーシング内の熱抵抗が小さく、冷媒に高効率で熱伝熱するとともに軸支持が簡素化できる遠心ポンプによって、冷却効率が向上させることができる。
本発明の第1の形態は、冷媒を循環するための閉循環路に放熱装置と遠心ポンプが設けられ、遠心ポンプが発熱電子部品に接触されて内部の冷媒の熱交換作用でこの発熱電子部品から熱を奪い放熱装置から放熱を行う冷却装置であって、遠心ポンプのポンプ室が複数のケーシングを組み合わせることによって構成され、ケーシングの中で発熱電子部品に直接接触されるケーシングには発熱電子部品に対する接触面と羽根車と対向する凹状錐面が形成され、該凹状錐面の中央部には羽根車に向けて突設された複数の放熱用突起が設けられた冷却装置であり、凹状錐面の中央部が発熱電子部品に近くその部分の熱抵抗は小さく熱を奪い易く、また、凹状錐面が羽根車と対向したなだらかな傾斜面であるために、外側にも熱が伝達し易い。
本発明の第2の形態は、第1の形態に従属する形態であって、凹状錐面には半径方向に階段状の段差が形成され、その段差面からそれぞれ放熱用突起が突設されている冷却装置であり、凹状錐面の中央部が発熱電子部品に近くその部分の熱抵抗は小さく熱を奪い易く、また、凹状錐面が階段状の段差をもつ傾斜面であるために、乱流化を促進し熱を伝達し易い。
本発明の第3の形態は、第1または2の形態に従属する形態であって、放熱用突起の中の一部が羽根車の軸受を支持する冷却装置であり、羽根車の軸受をスラスト方向に支えると同時にそこの面積を増やし熱伝達を増加させることができる。
本発明の第4の形態は、第1〜3のいずれかの形態に従属する形態であって、放熱用突
起の中の最外周に設けられた放熱用突起と羽根車の羽根の入口側縁とが所定間隙をおいて対面している冷却装置であり、放熱用突起と羽根の入口側縁を水平方向に隣合わせることによって確実に冷媒が突起群の間を通って確実に熱を奪う。
本発明の第5の形態は、第1,3,4のいずれかの形態に従属する形態であって、放熱用突起が突設された中央部の凹状錐面の部分とその外周側に位置する凹状錐面の部分とが、変化の少ない一様な傾斜角を有する錘面である冷却装置であり、ケーシング面がなだらかにつながることによって、ポンプ性能が向上し、発熱電子部品からのケーシング外周側への熱伝導が向上する。
本発明の第6の形態は、第1〜5のいずれかの形態に従属する形態であって、放熱用突起の高さが半径方向外方に位置するほど低くなる冷却装置であり、ポンプ室内の通水面積は半径方向外方になるほど増加するため、通水面積を半径方向内外で同等にするには高さを低くする必要があるが、これに対応して放熱用突起の高さも低くするので、流速とそれに伴う熱伝達率を低下させない。
本発明の実施例1における冷却装置の遠心ポンプについて説明する。実施例1の遠心ポンプは受熱ケーシングに凹状錐面を形成したものである。図1は本発明の実施例1の冷却装置を設けた電子機器の斜視図、図2は本発明の実施例1における冷却装置の遠心ポンプの断面図、図3は本発明の実施例1における遠心ポンプのリング状封止部材の正面図、図4は本発明の実施例1における遠心ポンプの下部ケーシングの正面図、図5は図4の下部ケーシングのA−A断面図である。
図1において、1は冷却装置を搭載した電子機器としてのノート型パソコンの筐体、2はノート型パソコンのキーボード、3は冷却装置を構成するため発熱体に接触して熱交換する遠心ポンプ(以下、接触熱交換型の遠心ポンプ)、4はCPU等の発熱電子部品であり、通常は表面がフラットなチップ部品である。5は発熱電子部品4を実装した基板、6はノート型パソコンのディスプレイの背面(裏側)に設けられ発熱電子部品4から受熱した冷媒の熱を外部に放熱する放熱器、7は遠心ポンプ3と放熱器6を接続して冷媒を循環するための閉じた循環路である。なお、この冷媒としては、プロピレングリコール水溶液
が適当であり、さらに後述するようにケーシング材料として銅等を使用するため、防食添加剤を添加するのが望ましい。
放熱器6は、熱伝導率が高く放熱性のよい材料、例えば銅、アルミニウム等の薄板材で構成され、内部に冷媒通路とリザーブタンクが形成されている。また、放熱器6に強制的に空気を当てて冷やし冷却効果を増やすためファンを設けてもよい。循環路7は、配管レイアウトの自由度を確保するため、フレキシブルでガス透過性の少ないゴム、例えばブチルゴムなどのゴムチューブで構成されている。
次に、図2〜図5に基づいて接触熱交換型の遠心ポンプ3の内部構成について説明する。図2において、11は遠心ポンプ3の開放型の羽根車、11aは羽根車11の主板、12は羽根車11のオープン型の羽根、13は羽根車11の外周側方に設けられたマグネットロータである。羽根車11はマグネットロータ13と別体構成でもよいが、マグネットロータ13となる部分に着磁させた一体型の羽根車11とするのがよい。なお、実施例1のポンプの諸元は、厚さ3mm〜50mm、半径方向代表寸法10mm〜100mm、回転数は1000rpm〜8000rpm、ヘッド0.5m〜10m、比速度でいうと、12〜250(単位:m、m3/分、rpm)程度のものである。
14はマグネットロータ13の内周側に設けられたステータ、15は羽根車11を収容すると同時に羽根車11が流体に与えた運動エネルギーを圧力回復して吐出口へと導くための上部ケーシング、15aは上部ケーシング15の外周に形成されたリング状の嵌合部、16はオープン型の羽根12で与えられた運動エネルギーを圧力回復して吐出路へと導くためのポンプ室である。また、17は上部ケーシング15と嵌合してポンプ室16を形成するためのリング状封止部材、18はリング状封止部材17と嵌合し発熱電子部品4と接触させる受熱ケーシングである下部ケーシング、19は吸込路、19aは吸込口部である。上部ケーシング15とリング状封止部材17はそれぞれポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリフェニレンエーテル(PPE)等の樹脂で一体に成形し、両者は嵌合される。
ところで、図2,図3に示すように実施例1のリング状封止部材17には次の構成が設けられている。17aは下部ケーシング18のコーン状肉厚部18a(後述)を受け入れてその上面及び側面と当接して位置決めする段部、17bは上部ケーシング15と下部ケーシング18の間に設けることにより、後述する溝部18cを覆ってポンプ室16と吸込路19を分離する水路封止部である。また、17cはリング状に突設され上部ケーシング15に嵌合させるための保持部、17dはコーン状肉厚部18aの側面と嵌合するリング状の嵌合部、17eはリング状封止部材17の上部に形成されたポンプ室16と吐出路(図示しない)をつなぐ連通口である。吐出路は、図2には図示されていないが、ポンプ室16から図2に示す吸込路19と平行して半径方向に延びて設けられる。なお、実施例1においては、冷却装置の全体の配置をコンパクトするとともにポンプ特性を低下させないため、吸込路19と平行して半径方向に延ばしているが、これに限定されるものではない。
同様に、図2〜図4に示すように実施例1の下部ケーシング18は高熱伝導率で放熱性のよい銅、アルミニウム等の金属材料で次のように構成される。18aはポンプ室16の側面を形成するすり鉢状の凹状錐面が形成されたコーン状肉厚部、18bはコーン状肉厚部18aの周囲にリング状に同一幅に形成された鍔部、18cは溝部、18dは発熱電子部品4と接触させるための接触面である。溝部18cは図2、図4からも分るように破線Bの破線で示す位置(図4参照)より先細部分が水路封止部17bから開口される部分である。下部ケーシング18の下部表面の接触面18dは、発熱電子部品4を接触させて熱交換するため、発熱電子部品4の表面形状と確実に接触できるように相補形状となってい
る。通常2つの形状はフラットである。
リング状封止部材17は、上部ケーシング15と下部ケーシング18の間に配置され、それぞれと嵌合される補助的なケーシングで、水路封止部17bで溝部18cの上部を覆うことにより吸込路19を形成する。このとき同時にポンプ室16が形成される。また、このとき嵌合部15aはリング状封止部材17の段部17a側面と嵌合し、下部ケーシング18の鍔部18bの上面と当接して密閉することにより、各ケーシングが組み合わさってポンプ室16を構成する。
なお、本実施例1が樹脂と金属の組み合わせのケーシングを採用したのは、金属だけだとマグネットロータ13の回転により渦電流を生じ、モータ効率が悪化するためである。すなわち、マグネットロータ13はステータ14による回転磁界で回転し、マグネットロータ13の磁束はポンプケーシングで時間的に変化し、この磁束変化を妨げる方向に渦電流が流れ、渦電流損が発生する。特に銅を使用し小型化、薄型化するためモータ効率の低下は大きくなる。しかし、上部ケーシング15とリング状封止部材17に樹脂を採用したことにより、モータ効率の低下を防ぐことができ、モータ効率の低下に起因する放熱量や放熱効率の低下を防ぐことができる。
ところで、上部ケーシング15とリング状封止部材17が樹脂、下部ケーシング18が金属製であるため、熱の授受に当たって熱膨張の差が生じる。一般に金属の方が樹脂より熱膨張率が大きいため、嵌合部17dが設けられていない場合はシール性能が低下してしまう。しかし、実施例1においてはコーン状肉厚部18aの側方に嵌合部17dが設けられているため、温度上昇時、嵌合部15aがコーン状肉厚部18aの力を受けて密着し、ネジ等に直接無理な力がかからず、冷媒が漏れることがない。また、嵌合部17dが円筒状の内表面で熱膨張の力を高さ方向にほぼ均等に受けるため、ネジ等が緩み、接触面18dと発熱電子部品4との間に空気の層が形成され、伝熱面積が減少することがなく、発熱電子部品4と遠心ポンプ3との熱伝達が妨げられることがない。
そして、リング状封止部材17を上部ケーシング15と下部ケーシング18の間に配置したため、加工が難しい吸込路19を溝18cと別体のリング状封止部材17で構成することができ、下部ケーシング18には溝18cを設けるだけでよく、吸込路19の加工が容易になる。すなわち、複雑な形状を有するリング状封止部材17が樹脂材料によって一体に成形され、また、上部ケーシング15がリング状封止部材17と嵌合するように樹脂材料で形成されるため、加工と組み立てが格段に容易になる。これらのケーシングは、組み立てや熱伝達を考えると実施例1のように3ピースであるのが好適であるが、場合によっては上部ケーシング15及び/または下部ケーシング18、さらにリング状封止部材17をそれぞれさらに複数化した数のピースで構成するのもよい。この場合、設計の自由度が増すことができる。
さらに図2に基づいて羽根車11の軸支持構造の説明を行う。図2において、20は上部ケーシング15に設けられ、羽根車11を回転自在に軸支するための固定軸である。上部ケーシング15に樹脂で一体に固定される。また、21は羽根車11の中心に設けられ固定軸20に装着される軸受、21aは固定軸20に軸受21を取り付けるステンレス等の受板である。受板21aは羽根車11の回転時に軸方向スラストを受け、後述のピン24の磨耗を防ぐ。22はマグネットロータ13とステータ14から構成されるモータ部がアウターロータのマグネットロータ13を回転させるための制御基板である。23は上部ケーシング15と下部ケーシング18、リング状封止部材17の間をシールするためのOリング等のシール部材である。
続いて図2〜図5に基づいて本発明の実施例1の下部ケーシング18について説明する
。24はコーン状肉厚部18aの凹状錐面から突出された複数のピン(本発明の放熱用突起)、25はコーン状肉厚部18aの凹状錐面でピン24の周囲に設けられ窪み等で構成された複数のディンプルである。複数のピン24はコーン状肉厚部18aの中央付近及び溝部18c内に設けられ、羽根車11の羽根12近傍にまで伸びて形成される。ピン24の高さは、半径方向外方に位置するほど低くされる。これはポンプ室16の形状を流速が低下しないように、従って流量と熱伝達率を低下させないようにするためである。
図4に示す破線Bは水路封止部17bが溝部18cを覆っている領域を示している。従って、破線Bから先の先細部分はポンプ室16中央の吸込口部19aに開放され、溝部18cと水路封止部17bが形成した吸込路19をポンプ室16内に連通する。先細になっている理由はこの部分で流入方向が接触面18dと平行になるからである。ピン24とディンプル25はコーン状肉厚部18aの表面積を増加させるとともに、境界層を乱流化し、高熱伝熱率の乱流境界層にするためのものである。なお、羽根12とコーン状肉厚部18aとの間隙を介して漏れが大きくならないように、羽根車11の外周側ではディンプル25を設ける必要がある。
ところで従来の遠心ポンプ3の羽根車11においては、軸方向スラストが作用するため中央部に軸受支持構造を設ける必要で、この軸受支持構造が吸込口部19a付近の熱伝達を悪化させていた。しかし本発明の実施例1においては、図4に示す破線C内に受板21aの位置まで伸びるピン24を設けて、受板21aの下端をその上端で支えるように複数点でピン支持するので、従来の軸受支持構造を除くことができ、熱伝達の機能のほかに軸方向スラストを受けることができる。破線C内のピン24は羽根車11の軸中心から同一半径の位置に複数個、実施例1では3個配置されている。このピン24は、さらに、吸込口部19aに流入する冷媒に対して流れを乱流化し、その大きく増加された表面積から高効率の熱伝達を実現できる。
以上説明した遠心ポンプ3を組み立てるときは、まず、上部ケーシング15と一体成形された固定軸20に軸受21を回転自在に嵌合させ、羽根車11を挿入する。次いで、リング状封止部材17の水路封止部17bを下部ケーシング18に嵌合させ、軸受21と下部ケーシング18の間に受板21aを挟み込みながら、また、上部ケーシング15と下部ケーシング18の間をシール部材23でシールして、リング状封止部材17と下部ケーシング18を上部ケーシング15と嵌合する。その後羽根車11背面側に形成された上部ケーシング15のくぼみの中にステータ14を圧入する。さらに、ステータ14の上部にステータ14に流す電流を制御する制御基板22を設ける。
続いて、実施例1における冷却装置の遠心ポンプの作用について説明する。冷媒は吸込路19を通って溝部18cの先細部分でポンプ室16中央に流入する。本来、求心的には流れにくいはずであるが、コーン状肉厚部18aはほぼ一定の傾斜角度で緩やかに凹んでおり、吸込口部19aの空間が大きいため比較的低抵抗で流入する。このとき冷媒は先細部分で流速を増し、ピン24により乱流化される。しかも下部ケーシング18の中央付近の厚さは薄く、熱抵抗が小さく発熱電子部品4からの熱が伝熱し易くなっており、そこにピン24が集中して設けられているため、伝達面積が大きく、乱流境界層であるため相乗効果で高効率の受熱が行える。
下部ケーシング18は半径方向外側に行くにつれてなだらかに凹状錐面が上昇しているために、伝熱するとき熱が遠回りせずにすむ。また、最外周のピン24の外側には0.5mm〜2mm程度の間隙で羽根の流入端縁(リーディングエッジ)が設けられ、羽根車11がピン24の高さ方向と重なるように回転しているために、ピンの合間を通りぬけた冷媒がそのまま羽根車の羽根12に流入し、流体抵抗が小さく、ポンプ効率が向上する。
また、コーン状肉厚部18aの凹状錐面が、放熱用突起が突設された中央部の部分とその外周側に位置する部分とで変化の少ない一様な傾斜角(勾配)を有し、なだらかで連続的な錘面形状であることもポンプ効率を向上させる要因となっている。すなわち、ピン24間を通過した冷媒が羽根12に流入し易いので最も高温のピン24の根元まで確実に液が流れ、下部ケーシング18に伝わった熱を大量に液に伝達することができる。
本発明の実施例2における冷却装置の遠心ポンプについて説明する。実施例2の遠心ポンプは受熱ケーシングの凹部の中央部分を小さな段差で実現したものである。図6は本発明の実施例2における遠心ポンプの下部ケーシングの正面図、図7は図6の下部ケーシングのD−D断面図である。実施例2の遠心ポンプは実施例1の遠心ポンプと基本的に同一の構成であるから、図1〜図3を参照する。従って、実施例1の説明で用いた符号と同一符号のものは本実施例2においても基本的に同一であり、詳細な説明は実施例1に譲って省略する。
図6、図7において、26はコーン状肉厚部18aの凹状錐面に形成された段差部である。段差部26は半径方向に複数段設けられ、羽根車11の中心軸から離れるごとに高さを増し、階段状になっている。従って各段差部26はリング状となり、その上にピン24が突設される。なお、ディンプル25が設けられる部分は、実施例1と同様に各段差部26の外側の凹状錐面の部分である。
実施例2の遠心ポンプの作用は、基本的に実施例1と変わらない。冷媒はリング状封止部材17と下部ケーシング18の溝部18cで囲まれた吸込路19を通って吸込口部19a内に流入する。コーン状肉厚部18aは緩やかに凹んでおり、吸込口部19a中央の空間が大きいため比較的低抵抗で流入する。このとき実施例2においては吸込口部19a内に各段差部26が設けられているので、流入した冷媒は複数のピン24に衝突して乱され、さらに1段目の段差部26にぶつかって攪拌状態となり、次段のピン24と段差部26で更なる乱流化が進み、全体として高効率の熱交換が可能になる。
下部ケーシング18の中央付近の厚さは薄く、発熱電子部品4からの熱が伝熱し易く、そこにピン24が集中して設けられているため、液への伝達面積を増加させることができる。このような構造であるため、下部ケーシング18の熱伝導が大きく、ピン24と段差部26によって乱流境界層となり易く、伝熱面積も大きいために、その相乗効果で高効率の受熱が可能になる。
本発明は、発熱電子部品を冷媒の循環により冷却する電子部品の冷却装置に適用することができる。
本発明の実施例1の冷却装置を設けた電子機器の斜視図 本発明の実施例1における冷却装置の遠心ポンプの断面図 本発明の実施例1における遠心ポンプのリング状封止部材の正面図 本発明の実施例1における遠心ポンプの下部ケーシングの正面図 図4の下部ケーシングのA−A断面図 本発明の実施例2における遠心ポンプの下部ケーシングの正面図 図6の下部ケーシングのD−D断面図 従来の電子機器の冷却装置の構成図
符号の説明
1 筐体
2 キーボード
3 遠心ポンプ
4 発熱電子部品
6 放熱器
7 循環路
11 羽根車
11a 主板
12 羽根
13 マグネットロータ
14 ステータ
15 上部ケーシング
15a 嵌合部
16 ポンプ室
17 リング状封止部材
17a 段部
17b 水路封止部
17c 保持部
17d 嵌合部
17e 連通口
18 下部ケーシング
18a コーン状肉厚部
18b 鍔部
18c 溝部
18d 接触面
19 吸込路
19a 吸込口部
20 固定軸
21 軸受
21a 受板
22 制御基板
23 シール部材
24 ピン
25 ディンプル
26 段差部

Claims (6)

  1. 冷媒を循環するための閉循環路に放熱装置と遠心ポンプが設けられ、前記遠心ポンプが発熱電子部品に接触されて内部の冷媒の熱交換作用でこの発熱電子部品から熱を奪い前記放熱装置から放熱を行う冷却装置であって、前記遠心ポンプのポンプ室が複数のケーシングを組み合わせることによって構成され、前記ケーシングの中で前記発熱電子部品に直接接触されるケーシングには前記発熱電子部品に対する接触面と羽根車と対向する凹状錐面が形成され、該凹状錐面の中央部には前記羽根車に向けて突設された複数の放熱用突起が設けられたことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記凹状錐面には半径方向に階段状の段差が形成され、その段差面からそれぞれ放熱用突起が突設されていることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 前記放熱用突起の中の一部が前記羽根車の軸受を支持することを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
  4. 前記放熱用突起の中の最外周に設けられた放熱用突起と前記羽根車の羽根の入口側縁とが所定間隙をおいて対面していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷却装置。
  5. 前記放熱用突起が突設された中央部の凹状錐面の部分とその外周側に位置する凹状錐面の部分とが、変化の少ない一様な傾斜角を有する錘面であることを特徴とする請求項1,3,4のいずれかに記載の冷却装置。
  6. 前記放熱用突起の高さが半径方向外方に位置するほど低くなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の冷却装置。
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