JP4234452B2 - 電子部品搭載装置及び電子部品搭載システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品搭載装置及び電子部品搭載システムに係り、特に、電子部品供給体の交換が可能な電子部品搭載装置及び電子部品搭載システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子部品搭載装置は、交換可能な電子部品供給体としてのリールを備える複数の電子部品供給カセットと、各電子部品供給カセットから電子部品を取り上げ基板に搬送すると共に搭載を行うピックアップと、リールに付され,当該リールの固有情報を示すバーコードが表示されたタグから固有情報を読み取るバーコードリーダーと、固有情報を記憶するデータメモリと、固有情報の処理及び各部の動作制御を行う中央処理ユニットとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記リールは、所定の間隔で電子部品の格納室が設けられたテープが巻かれており、電子部品搭載作業の進行によりテープが繰り出されてその残量が少なくなると、残りのテープをリールからほどいてその終端部を新たなリールのテープの始端部と連結する(以下、このテープの連結を「スプライシング」という)と共に新たなリールを電子部品供給カセットに交換装着する作業が行われる。これにより、従来の電子部品搭載装置はリールの交換の際の電子部品の搭載作業の中断の防止を図っている。
【0004】
一方、リールに付されたバーコードは、リールの装着の際にバーコードリーダーにより固有情報の読み込みが行われ、その固有情報に基づいて当該リールについての部品搭載作業が行われる。そして、前述のようにスプライシングが行われた場合には、新たなリールの固有情報をデータメモリに一時的に記憶すると共にテープのつなぎ目の検出を行い、当該つなぎ目を境界として交換前のリールの固有情報に基づく処理から交換後のリールの固有情報に基づく処理に切替が行われるようになっていた。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−341096号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、スプライシングを行うと、テープのつなぎ目を検出しなければならないことから、上記従来例では、テープのつなぎ目に光学的に検出可能な検出マーキングとしての切り欠きやマスクを付する一方で、テープの搬送経路の途中には、マーキングによりつなぎ目を検出するためのテープセンサを設けている。かかるテープセンサはLED光源とその反射光を検出する受光素子とからなり、切り欠きやマスクによる反射率の違いから生じる反射光の輝度差からつなぎ目の検出が行われていた。
しかしながら、上記従来例にあっては、つなぎ目を検出するための専用のセンサを設けることから部品点数の増加を招き、生産コストの面から生産性の低下を生じるという不都合があった。また、センサの配置のためのスペース確保のために装置の大型化を招くという不都合もあった。
【0007】
本発明は、上記従来例の有する不都合を改善し、生産性の向上、さらには装置の大型化防止を図り得る電子部品搭載装置又は電子部品搭載システムの提供を図ることを、その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、交換可能に保持された電子部品供給体から繰り出される所定の間隔で電子部品の格納室が設けられたテープについて、交換前のテープの終端部と交換後のテープの始端部とを連結すると共にそのつなぎ目位置の格納室を空室として継続的に基板に対する電子部品の搭載作業を行う電子部品搭載装置であって、テープから電子部品を保持して取り上げる部品保持手段と、部品保持手段に設けられた高さ検出手段と、交換前後の各電子部品供給体について固有情報を記憶可能な情報記憶部と、高さ検出手段により検出される部品保持手段からの高低差によりテープの空室を検出した場合に、交換後の電子部品供給体に関する固有情報に基づいて部品搭載動作を行う動作制御手段とを備える、という構成を採っている。
【0012】
上記構成では、電子部品供給体を装置に装着する際或いは予め、当該電子部品供給体の固有情報を情報記憶部に記憶させる。そして、動作制御手段は、かかる情報記憶部から固有情報を読み出して部品搭載動作における装置各部の動作制御を行う。
この部品搭載動作にあっては、電子部品供給体から繰り出されるテープが各格納室の間隔単位で搬送されると共に所定の部品受け取り位置において部品保持手段がテープの格納室から電子部品を取り上げて基板に搬送し搭載を行う。
また、電子部品供給体のテープ残量が少なくなってスプライシングが行われる場合には、各テープのつなぎ目の前後いずれかの一乃至複数の格納室を空室とすることでつなぎ目の目印とする。空室は、つなぎ目のすぐ手前から前方に一乃至複数の格納室を対象としても良く、つなぎ目の直後から後方に一乃至複数の格納室を対象としても良く、つなぎ目の前後に渡って複数の格納室を対象としても良い。
また、スプライシング後の新たな電子部品供給体についてもその固有情報が情報記憶部に記憶される。そして、交換前後の各電子部品供給体における各固有情報に対する処理の切替は、スプライシングによるつなぎ目で行わなければならない。
そして、本発明の場合には、本来は部品保持手段が高さ方向について位置決めを行う場合に使用される高さ検出手段を用いて空室を検出する点に特徴がある。つまり、格納室に電子部品が格納されている場合には、格納室底面から電子部品の高さ分だけ高くなっていることが検出されるが、空室の場合には格納室の底面高さが検出されることから、空室であるか否かを判定することができる。従って、動作制御手段はその検出による高低差から空室を判定し、これによりつなぎ目の特定を行う。そして、つなぎ目位置が特定されると、当該つなぎ目を境界に処理対象とする固有情報の切替が行われる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、情報記憶部に記憶される固有情報は、電子部品供給体から電子部品を取り上げる際の位置決めを行うための情報を含み、動作制御手段は、位置決めを行うための情報に基づいて電子部品供給体から電子部品を取り上げる動作制御を行う、という構成を採っている。
【0014】
上記構成では、請求項1載の発明と同様の作用を奏すると共に、電子部品の搭載動作に際して装着されている電子部品供給体の固有情報に含まれる位置決めを行うための情報に従って部品保持手段を電子部品供給体の格納室に位置決めし、電子部品の取り上げが行われる。また、スプライシングが行われ、つなぎ目が間出された場合には、新たな電子部品供給体の固有情報に含まれる位置決め情報に従って電子部品の取り上げのための位置決めが行われる。
ここで、電子部品供給体から電子部品を取り上げる際の位置決めを行うための情報とは、例えば、電子部品供給体のテープの格納室の間隔や、当該間隔に従って搬送され停止した場合において、部品保持手段をいかなる位置に搬送位置決めすれば良いかを示す位置座標情報、或いは格納室を示すマーキングから適正な部品の取り上げを行うためのマーキングとの相対的な位置関係を示す情報等が挙げられる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明と同様の構成を備えると共に、情報記憶部に記憶される固有情報は、電子部品供給体の電子部品の部品種を特定するための情報を含み、動作制御手段は、交換前後の各電子部品供給体の部品種を特定する各情報を比較すると共に空室検出後の部品搭載動作を停止する部品種比較制御部を備える、という構成を採っている。
【0016】
上記構成では、請求項1又は2載の発明と同様の作用を奏すると共に、電子部品の搭載動作に際して装着されている電子部品供給体の固有情報に含まれる部品種を特定するための情報に従って、スプライシングによる電子部品供給体の交換前後における電子部品種の同一性の判断が行われる。
つまり、交換前後にあっては各電子部品供給体から供給される電子部品は同一でなければならず、交換後に異なる電子部品の供給が行われると、基板に間違った電子部品が搭載されてしまうため、動作制御手段はその部品種比較制御部により電子部品の同一性の判断を各固有情報から行う。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の発明と同様の構成を備えると共に、情報記憶部に記憶される固有情報は、各電子部品供給体に固有の識別子情報を含み、電子部品の搭載が行われた基板に固有の識別子情報と当該基板に搭載された電子部品を保有していた電子部品供給体に固有の識別子情報とを関連づけて記憶する履歴記憶部を備える、という構成を採っている。
上記構成では、請求項1,2,3又は4記載の発明と同様の作用を奏すると共に、電子部品の搭載が行われる基板と当該基板に対して電子部品を供給した電子部品供給体とがそれぞれの識別子情報を関連づけられて履歴記憶部に記憶される。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1,2,3又は4記載の電子部品搭載装置を複数備える電子部品搭載システムであって、各電子部品搭載装置の情報記憶部を一の情報記憶装置で共用する、という構成を採っている。
上記構成では、複数の電子部品搭載装置が保持する全ての電子部品供給体の固有情報が情報記憶装置に集められる。従って、各電子部品搭載装置の動作制御手段は情報記憶装置に格納された固有情報を参照しつつ、上述した各請求項の構成の動作制御を行う。
【0019】
請求項6記載の発明は、請求項4記載の電子部品搭載装置を複数備える電子部品搭載システムであって、各電子部品搭載装置の履歴記憶部を一の履歴記憶装置で共用する、という構成を採っている。
上記構成では、複数の電子部品搭載装置が搭載作業を行った全ての基板と各電子部品搭載装置が保持する全ての電子部品供給体の各識別子について関連付けられて履歴記憶装置に記憶される。
【0020】
【発明の実施の形態】
(発明の実施形態の全体構成)
以下、本発明の実施の形態を図1から図6に基づいて説明する。図1は、本実施の形態たる電子部品搭載システム100の概略構成図であり、図2は電子部品搭載システムの構成となる電子部品搭載装置10の斜視図である。
電子部品搭載システム100は、複数の電子部品搭載装置10と、各電子部品搭載装置10が有する電子部品供給体としての電子部品供給カセット50の固有情報を記憶する情報記憶部及び電子部品Tの搭載が行われる基板(図示略)ごとに定められた固有の識別子情報と当該基板に搭載された電子部品Tを保有していた後述する電子部品供給カセット50が有するリール51ごとに定められた固有の識別子情報とを関連づけて記憶する履歴記憶装置として機能する情報処理端末1とを備えている。
以下、各構成について詳細に説明する。
【0021】
(電子部品搭載装置の全体構成)
電子部品搭載装置10は、搭載される電子部品Tを供給する複数の電子部品フィーダー50と、各電子部品フィーダー50を並べて保持するフィーダーバンク11と、電子部品Tを搭載すべき基板の搭載作業を行う搭載作業部12と、着脱自在の吸着ノズル17を保持して電子部品Tの保持を行う部品保持手段としてのヘッド13と、ヘッド13を所定範囲内の任意の位置に駆動搬送するヘッド移動手段としてのX−Yガントリ14と、電子部品Tの吸着保持の為の負圧発生源とヘッド13とを接続する吸気経路16と、ヘッド13に搭載された撮像手段としてのCCDカメラ15と、ヘッド13に搭載され,当該ヘッド13から直下位置における対向面までの距離を検出する高さ検出手段としての高さセンサ18と、ヘッド13が備える各吸着ノズル17の内圧を検出する保持状態検出手段としての気圧センサ19と、上記各部の動作制御を行なう動作制御手段30とを備えている。
なお、以下の説明において、水平面に沿って互いに直交する一の方向をX軸方向とし、他の方向をY軸方向とし、垂直上下方向をZ軸方向と称することとする。
【0022】
(電子部品搭載装置のヘッド及びその周囲の構成)
上記ヘッド13は、その先端部で空気吸引により電子部品Tを保持する吸着ノズル17と、この吸着ノズル17をZ軸方向に駆動する駆動手段の駆動源であるノズル昇降モータ23と、吸着ノズル17を介して保持された電子部品TをZ軸方向を中心として回転駆動させる回転手段の駆動源であるノズル回転モータ24(図5参照)とが設けられている。ヘッド13のノズル保持部に装着された吸着ノズル17は、吸気経路16と連通することとなり、吸気経路16の途中に設けられた吸気バルブ25が動作制御手段30にその開閉を制御されることにより、任意の場合に負圧発生源と吸着ノズル17とが連通され、当該吸着ノズル17の先端部において吸気吸引を行うことが可能となり、これにより電子部品Tの取り上げ及び保持が行われる。
【0023】
気圧センサ19は、ヘッド13上に搭載され、吸着ノズル17内の圧力を検出し、動作制御手段30に出力する。かかる気圧センサに19の気圧検出により、吸着ノズル17が吸引可能状態にあるか、また電子部品Tが吸着ノズル17の先端部に保持されているかを認識することが可能である。
【0024】
高さセンサ18は、ヘッド13上に搭載され、当該ヘッド13からその直下に位置する対向面までの距離検出を行う一般的な測距センサであり、その検出高さは動作制御手段30に出力される。この高さセンサ18は、例えば、ヘッド13の吸着ノズル17を電子部品フィーダー50の電子部品Tの受け取り位置や基板への搭載作業時において基板の上面に位置決めする際にその高さ調節を行うために用いられる。
【0025】
CCDカメラ15は、吸着ノズル17先端部に電子部品Tを吸着した場合において、その保持状態を撮像し、動作制御手段30に出力する。動作制御手段30は、このCCDカメラ15による撮像画像から吸着保持された電子部品Tの向きを判断し、回転手段を駆動させて基板への搭載に適した向きに調節が行われる。
【0026】
(電子部品搭載装置のX−Yガントリ及び搭載作業部)
X−Yガントリ14は、X軸方向にヘッド13の移動を案内するX軸ガイドレール14aと、このX軸ガイドレール14aと共にヘッド13をY軸方向に案内する二本のY軸ガイドレール14bと、X軸方向へのヘッド13の駆動手段であるガントリX軸モータ21と、X軸ガイドレール14aを介してヘッドをY軸方向に駆動するガントリY軸モータ22(図5参照)とを備えている。そして、ヘッド13を二本のY軸ガイドレール14bの間となる領域のほぼ全体に搬送することを可能としている。前記したフィーダーバンク11,搭載作業部12と後述するノズルホルダ20はいずれもX−Yガントリ14によるヘッド13の搬送可能領域内に配置されている。
【0027】
搭載作業部12は、装置外部から搬入される電子部品の搭載を行う対象物たる基板の搬送路上の途中に設定されている。かかる基板の搬送路は装置の内部においてX軸方向に沿って装置全幅に渡って設けられており、装置の一端部から基板の搬入が行われ、他端部から電子部品搭載済みの基板の搬出が行われる。また、かかる搬送路には図示しない搬送ローラが設けられており、搭載作業部12には基板を固定保持する図示しない保持手段が設けられている。
さらに、基板搬送路の搭載作業部12の手前となる位置には、基板ごとに固有の識別子の情報が記憶されたバーコードラベルを読み取る基板用バーコードリーダーが設置されており(図示略)、電子部品Tの搭載作業前に基板から識別子情報が読み取られ、情報処理端末1に出力される。
【0028】
(電子部品フィーダー及びその周辺)
図3は電子部品フィーダー50の斜視図を示す。また、図3における各軸方向を示す矢印は、電子部品フィーダー50をフィーダーバンク11に装着した場合における方向を示している。
電子部品フィーダー50は、電子部品供給体としてのリール51を着脱交換自在に保持する。リール51には、電子部品Tを格納する格納室53が均一間隔で形成されたテープ52が巻回されている。図4(A)はテープ52の平面図であり、図4(B)はテープ52の断面図を示す。図4に示すように、テープ52は、その長手方向に沿って上面に均一間隔で断面凹状の格納室53が形成されており、その内部に電子部品Tを格納した状態で、その上面に剥離自在のフィルム54が貼着されることにより、電子部品Tが封入されている。
【0029】
さらに、リール51には当該リール51に関する固有情報が記録されたバーコードラベル58が付されている。かかるバーコードラベル58には、固有情報として、当該リール51単体を特定するための識別子情報と、リール51のテープ52に封入された電子部品Tの部品種を示す部品種情報と、テープ52の各格納室53に対して電子部品Tを取り上げる際のヘッド13の位置決めを行うための位置決め情報とが記録されており、後述するフィーダー用バーコードリーダー2によりこれら各情報が読み取られると共に無線通信により情報処理端末1に出力される。
【0030】
また、電子部品フィーダー50は、その長手方向一端部にリール51を回転自在に保持すると共にリール51から繰り出されるテープ52を長手方向他端部上面を通過して折り返す搬送経路とテープ52を搬送する搬送ローラとが設けられ、当該他端部上面においてヘッド13に対する電子部品Tの受け渡しを行うようになっている。また、電子部品フィーダー50は上記搬送経路の途中でテープ52の貼着フィルム54を剥離し、受け渡し位置においては、格納室53が上方に向かって開口した状態を形成するように構成されている。符号55は、剥離されたフィルム54を巻き取るフィルムリールである。
【0031】
さらに、リール51は搭載作業によりテープ52の残量が少なくなると同じ電子部品Tを保有するテープ52が巻回された新たなリール52と交換される。即ち、残り少ないテープ52はリール51からほどかれると共に、その終端部が新たなリール51に巻回されたテープ52の始端部とスプライシング作業により連結される。かかるスプライシング作業の際には、新たなテープ52の先頭の格納室53についてフィルム54を一時的にはがして電子部品Tを取り出すことで空室とされ、フィルム54を張り直した状態で連結される。空室は各テープの目印とするために設けられるものであって、前述した高さセンサ18及び気圧センサ19の各出力により空室検出が行われる。
また、空室の個数については、本実施形態では一つのみ設ける場合を例として説明するが、複数連続的に空室を形成しても良い。また、空室はつなぎ目近傍に設ければ良く、つなぎ目の上流側,下流側或いはつなぎ目をまたがって設けても良い。複数の空室を形成する場合には、繰り返し連続して空室が検出された場合に各テープ52のつなぎ目を特定する処理が動作制御手段30により行われる。
【0032】
フィーダーバンク11は、その長手方向がX軸方向に沿った状態で電子部品搭載装置10のY軸方向一端部側に配設装備され、水平に支持される板状の載置部11aとこの載置部11aの一端部から垂直に立設された板状の保持部11bとを有している。この載置部11aの上面に複数(例えば40〜80基)の電子部品フィーダー50はX軸方向に沿って並んで載置装備され、かかる装備状態で各電子部品フィーダー50はその長手方向がY軸方向に沿った状態とされる。
【0033】
保持部11bには、各電子部品フィーダー50の長手方向先端部に設けられた係合突起56が挿入される図示しない係止穴が電子部品フィーダー111の装着個体数分設けられている。また、載置部11bの下部には電子部品フィーダー50が有する図示しないラッチ機構57が係合する係合シャフト(図示略)が設けられており、電子部品フィーダー50は、その係合突起56をフィーダーバンク11の係合穴に挿入し、ラッチ機構57により係合シャフトを挟持することによりフィーダーバンク11に装着される。
【0034】
(電子部品搭載装置の制御系及び情報処理端末)
図5は電子部品搭載装置10の制御系を示すブロック図である。図5に基づいて電子部品搭載装置10の制御系について説明する。
動作制御手段30について図3に基づいて説明する。かかる動作制御手段30は、各種演算処理を行うCPUと、制御、判断等各種処理用の各種プログラムが記憶、格納されたROMと、各種処理におけるワークメモリとして使用されるRAMとで概略構成されている。そして、動作制御手段30にはシステムバス及び駆動回路等を介してX−Yガントリ14のX軸モータ21、Y軸モータ22、ヘッド13に搭載された吸着ノズル17の昇降を行うノズル昇降モータ23、ノズル保持部の回転を行うノズル回転モータ24、吸着ノズル17を負圧回路に接続可能とする吸気バルブ25、保持された電子部品Tの姿勢観測用のCCDカメラ15と、ヘッド13の高さ検出用の高さセンサ18と、吸着ノズル17内の圧力検出用の気圧センサ19と、基板の搬送ローラの駆動源、基板保持手段の駆動源とが接続されている。
また、動作制御手段30には、電子部品搭載作業に関する各種設定条件、例えば、使用吸着ノズルの選択、保持する内のいずれの電子部品フィーダー50から電子部品の受け取り作業を行うかの選択等の入力を行う操作入力手段が併設されている。
さらに、動作制御手段30は、情報処理端末1とも接続されており、当該情報処理端末1に記憶された各電子部品フィーダー50の固有情報を読み出し、これに基づく電子部品搭載装置10の動作制御を行っている。
【0035】
さらに、動作制御手段30は、ROMに記憶されたプログラムに従って以下に説明する情報処理を伴う各種制御を行う。
即ち、動作制御手段30は、高さセンサ18及び気圧センサ19の出力に基づいてスプライシング作業が行われ場合の各テープ52のつなぎ目を検出するつなぎ目検出部としての制御が行われる。即ち、まず、一の電子部品フィーダー50に対する電子部品受け取り位置にヘッド13が位置決めして吸引状態とした吸着ノズル17により格納室53内の電子部品Tを受け取りにいき、その際の吸着ノズル17内の検出圧力が低下しない場合には受け取りミスと認識し、予め決められた回数これを繰り返しても、受け取りミスが繰り返され場合には、さらに高さセンサにより高さ検出を行い、その検出結果が格納室53の内底面高さを示す場合に、当該格納室53は空室と認識する。
【0036】
さらに、動作制御手段30は、上記空室認識が行われた場合には、情報処理端末1から次のリール51の固有情報を取得し、空室の次の格納室以降に対する動作制御を新たな固有情報に基づいて行う情報切替処理部としての制御を行う。具体的にはかかる情報切替処理部としての制御により、動作制御手段30は、新たにリール51についての電子部品Tを受け取るための受け取り位置を特定する位置決め情報を取得し、これに基づいてX軸モータ21,Y軸モータ22,ノズル昇降モータ23の動作制御を行い、電子部品受け取り時におけるヘッド13及び吸着ノズル17の位置決め動作制御を行う。
【0037】
さらに、動作制御手段30は、情報切替処理部としての制御により新たなリール51の固有情報を取得した場合に、固有情報に含まれる部品種情報が交換前後のリール51について一致するか判定を行い、一致する場合には次の格納室53に対する受け取り動作に移行可能状態とされ、不一致の場合には部品搭載動作を中止して電子部品搭載装置10が備える表示部にてエラー表示を行わせる部品種比較制御部としての制御を行う。
【0038】
情報処理端末1は、接続された複数の各電子部品搭載装置10について当該各電子部品搭載装置10の電子部品フィーダー50の保持位置(例えばNo.1〜40)ごとに現在保持しているリール51の固有情報とスプライシングにより交換されるリール51の固有情報とを記憶する記憶領域が設定された固有情報記憶メモリと、接続された複数の各電子部品搭載装置10ごとにその作業履歴即ち、順次電子部品搭載作業が行われた基板の各識別子情報と当該各基板に搭載された各電子部品を供給したリール51についての識別子情報とを関連づけて記憶する履歴メモリと、各種情報を出力するためのディスプレイと、図示しないリール用バーコードリーダー2からの各固有情報を受信する受信手段とを備えている。
【0039】
かかる固有情報処理記憶メモリの各記憶領域は前述したリール用バーコードリーダー2から取得した各リール51の固有情報が格納される。ここで、リール用バーコードリーダー2は、バーコードの読み取り部と、キーボードとを備えており、当該キーボードからは、バーコードの読み取りに際して、いずれの電子部品搭載装置10であるか及びその電子部品搭載装置10のいずれの電子部品フィーダー50の保持位置であるかが入力され、読み取られた固有情報と共に情報処理端末1に送信される。
【0040】
履歴メモリは、前述したように、各電子部品搭載装置10ごとの電子部品搭載作業履歴が記録される。具体的には、いずれかの電子部品搭載装置10に基板が搬入され、当該基板の識別子情報が情報処理端末1に出力されると、該当する電子部品搭載装置10の記憶領域に当該基板の記憶領域が設定され、その後、電子部品搭載動作が行われるごとに、各電子部品のリール51の識別子情報が蓄積される。これにより、各電子部品搭載装置10ごとに電子部品搭載作業が行われた全ての基板について、当該基板に搭載された各電子部品についての供給リール51が記録され、ディスプレイ出力等を行うことにより履歴として参照することが可能となる。
【0041】
(電子部品搭載システムの動作説明)
図6は電子部品搭載システム100における一の電子部品搭載装置10のさらに一の電子部品フィーダー50についてスプライシングを行った場合の処理に関する動作フローチャートである。これに基づいて電子部品搭載システム100の動作説明を行う。
なお、動作制御の前提として、上記一の電子部品搭載装置10の動作制御手段30は、スプライシングによる交換前のリール51の固有情報に基づいて電子部品搭載動作の制御を行っている状態にあるものとする。
【0042】
まず、対象となる電子部品搭載装置10について、スプライシング後の連結されたテープ51において、空室とされた格納室53に対するヘッド13による電子部品の受け取り動作が行われると、吸着ノズル17の先端部には吸着されるはずの電子部品が存在しないことから吸着ノズル17内に圧力低下を発生せず、受け取りエラー状態が気圧センサ19により検出される(ステップS1)。かかる場合、動作制御手段30の制御により、予め設定された回数だけ受け取り動作が繰り返され、その繰り返しの途中で電子部品Tの吸着が検出されると、空室との判定が行われず、吸着された電子部品Tにより搭載動作が継続される(ステップS10)。
【0043】
また、受け取りエラー状態が繰り返し検出されると、動作制御手段30の制御により、高さセンサにより格納室53に対するセンシングが行われる(ステップS2)。このとき、格納室53が空室ではなく、電子部品Tの上面がセンシングされて上面高さが検出された場合には、何らかの要因によりヘッド13に電子部品の受け取り不良が生じているものとして、搭載作業が中止され、エラー表示が行われる(ステップS12)。また、格納室53が空室で、センシングにより格納室53の内底面高さが検出された場合には空室であるとの判定即ち、リール51が交換されて次の格納室から新たなテープであることが認識される(ステップS4)。
【0044】
空室認識が行われると、動作制御手段30は、情報処理端末1に対して次のリール51の固有情報が格納されているかを確認する(ステップS5)。もし、当該固有情報が格納されていない場合には、リール51の交換時にバーコードラベル58の読み取り作業が行われなかったものとして搭載作業が中断され、エラー表示が行われる(ステップS12)。また、固有情報が格納されている場合には動作制御手段30は、かかる新たなリール51の固有情報を情報処理端末1から読み出して取得し、それ以降の動作制御による処理の対象とする(ステップS6)。
【0045】
新たな固有情報が取得されると、動作制御手段30は、以前の固有情報と新たな固有情報のそれぞれに含まれる部品種情報を比較し、同一か判定を行う(ステップS7)。異なる場合には、装着すべきリール51に間違いが生じたものとして、搭載作業が中断され、エラー表示が行われる(ステップS12)。また、一致する場合には、動作制御手段30は、その次の回の搭載動作により次の格納室(ポケット)53にテープ51を搬送し、取得された新たな固有情報に含まれる位置決め情報に従いヘッド13及び吸着ノズル17の位置決めする(ステップS8)。
【0046】
そして、前述したステップS1と同じ動作制御により空室確認が行われる(ステップS9)。この時に複数回の吸着エラーから空室であるとの判定がなされた場合には、本来一つであるはずの空室が連続していることから単なるテープ切れ(スプライシングが行われなかった状態)と判定され、、搭載作業が中断され、エラー表示が行われる(ステップS12)。
【0047】
また、動作制御手段30により、空室ではないとの判定が行われた場合には、正常にスプライシング及びリール51の交換が行われたとの判定が確定し、その後の電子部品の搭載作業が継続され、一の電子部品の搭載動作ごとにリール51の識別子情報を情報処理端末1に出力される。これに対して情報処理端末1が現在搭載作業が行われている基板の識別子情報と関連づけて入力されたリールの識別子情報を履歴メモリに記憶する。
【0048】
(実施形態の効果)
上記のように、電子部品搭載システム100の各電子部品搭載装置10について、スプライシングによるテープ51のつなぎ目の判断を、本来的にはヘッド13による電子部品Tの保持状態を検出する気圧センサ19とヘッド13の位置決めにおける高さ検出を行う高さセンサ18とを利用して行うことから、つなぎ目検出用の独立した検出手段を不要とし、センサ等の部品点数の低減による生産性の向上並びに、部品低減による省スペース化による装置の小型化を図ることが可能である。
【0049】
また、各電子部品搭載装置10の動作制御手段30が空室判定を行い、つなぎ目以降の格納室53に対して新たなリール51の固有情報中の位置決めの情報に基づいて電子部品Tの搭載動作制御を行うことから、例えば、スプライシングによる交換前後における各リール51について、格納されている電子部品は同じであってリールの規格や形式が異なる場合であっても、継続して安定した電子部品の搭載作業を可能とする。
【0050】
また、各電子部品搭載装置10の動作制御手段30が空室認識後において、各固有情報からスプライシングによる交換前後における各リール51が供給する電子部品の同一性を判断し、異なる場合には搭載作業を停止するので、間違った電子部品の搭載が回避され、装置の信頼性の向上を図ることが可能である。
【0051】
さらに、電子部品搭載システム100は、各電子部品搭載装置10において部品搭載が行われた基板の識別子と当該基板に搭載された各電子部品を供給したリール51の識別子とが履歴メモリに記録するので、システム全体において、履歴情報を集約的に管理することが可能となると共にリール単位での保守管理を行うことが可能となる。従って、いずれかの電子部品に不具合が生じた場合には、履歴メモリを参照することにより、その電子部品をもともと保有していたリール51から電子部品の供給を受けた全ての基板を特定することが可能となり、電子部品の不具合の影響を最小限に抑制することが可能となる。
また、電子部品搭載システム100は、複数の電子部品搭載装置10がそれぞれ保持する全ての電子部品フィーダー50のリール51についてその固有情報が固有情報記憶メモリに集められるので、各電子部品搭載装置10の全てのリール51の情報管理を一箇所で集約的に行うことが可能となる。
【0052】
(その他)
なお、上記電子部品搭載装置10には高さセンサ18と気圧センサ19との双方を用いてテープ51の空室検出を行っているが、いずれか一方の出力のみから空室検出を行っても良い。
【0053】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、スプライシングによるテープのつなぎ目の判断を、本来的には部品保持手段による電子部品の保持状態を検出する保持状態検出手段を利用して行うことから、つなぎ目検出用の独立した検出手段を不要とし、センサ等の部品点数の低減を図ることによる生産性の向上並びに、部品低減による省スペース化を図り、装置の小型化に貢献する。
【0054】
請求項2記載の発明は、スプライシングによるテープのつなぎ目の判断を、本来的には部品保持手段による高さ方向の位置決めに用いられる高さ検出手段を利用して行うことから、つなぎ目検出用の独立した検出手段を不要とし、センサ等の部品点数の低減を図ることによる生産性の向上並びに、部品低減による省スペース化を図り、装置の小型化に貢献する。
【0055】
請求項3記載の発明は、各電子部品供給体の固有情報として電子部品の取り上げのための位置決めの情報が含まれると共に、動作制御手段がこれに基づいて電子部品の搭載動作制御を行うことから、例えば、スプライシングによる交換前後における各電子部品供給体について、格納されている電子部品は同じものだが、電子部品供給体自体の仕様や形式が異なる場合であっても、継続して安定した電子部品の搭載作業を可能とする。
【0056】
請求項4記載の発明は、各電子部品供給体の固有情報として電子部品の部品種を特定するための情報が含まれると共に、動作制御手段の部品種比較制御部がこれに基づいてスプライシングによる交換前後における各電子部品供給体の供給する電子部品の同一性を判断すると共に異なる場合には搭載作業を停止するので、間違った電子部品の搭載が回避され、装置の信頼性の向上を図ることが可能である。
【0057】
請求項5記載の発明は、部品搭載が行われた基板の識別子と当該基板に搭載された各電子部品を供給した電子部品供給体の識別子とが履歴記憶部に記録されるので、電子部品供給体単位での保守管理を行うことが可能となる。例えば、いずれかの電子部品に不具合が生じた場合には、履歴記憶部を参照することにより、その電子部品をもともと保有していた電子部品供給体から電子部品の供給を受けた全ての基板を特定することが可能となり、電子部品の不具合の影響を最小限に抑制することが可能となる。
【0058】
請求項6記載の発明は、複数の電子部品搭載装置がそれぞれ保持する全ての電子部品供給体についてその固有情報が情報記憶装置に集められるので、各電子部品供給体の情報管理を一箇所で集約的に行うことが可能となる。
【0059】
請求項7記載の発明は、複数の電子部品搭載装置が搭載作業を行った全ての基板と各電子部品搭載装置が保持する全ての電子部品供給体の各識別子について関連付けられて履歴記憶装置に記憶されるので、各電子部品供給体単位での保守管理を集約的に一箇所で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態たる電子部品搭載システムの概略構成図を示す。
【図2】電子部品搭載システムの構成となる電子部品搭載装置の斜視図である。
【図3】電子部品フィーダーの斜視図を示す。
【図4】図4(A)はテープの平面図であり、図4(B)はテープの断面図を示す。
【図5】電子部品搭載装置の制御系を示すブロック図である。
【図6】電子部品搭載システムにおける一の電子部品搭載装置のさらに一の電子部品フィーダーについてスプライシングを行った場合の処理に関する動作フローチャートを示す。
【符号の説明】
1 情報処理端末(情報記憶装置)
10 電子部品搭載装置
13 ヘッド(部品保持手段)
14 X−Yガントリ(ヘッド移動手段)
18 高さセンサ(高さ検出手段)
19 気圧センサ(保持状態検出手段)
30 動作制御手段
51 リール(電子部品供給体)
52 テープ
53 格納室
100 電子部品搭載システム
T 電子部品
Claims (6)
- 交換可能に保持された電子部品供給体から繰り出される所定の間隔で電子部品の格納室が設けられたテープについて、交換前のテープの終端部と交換後のテープの始端部とを連結すると共にそのつなぎ目位置の格納室を空室として継続的に基板に対する電子部品の搭載作業を行う電子部品搭載装置であって、
前記テープから電子部品を保持して取り上げる部品保持手段と、
前記部品保持手段に設けられた高さ検出手段と、
前記交換前後の各電子部品供給体について固有情報を記憶可能な情報記憶部と、
前記高さ検出手段により検出される前記部品保持手段からの高低差により前記テープの空室を検出した場合に、交換後の電子部品供給体に関する固有情報に基づいて部品搭載動作を行う動作制御手段とを備えることを特徴とする電子部品搭載装置。 - 前記情報記憶部に記憶される固有情報は、前記電子部品供給体から電子部品を取り上げる際の位置決めを行うための情報を含み、
前記動作制御手段は、前記位置決めを行うための情報に基づいて前記電子部品供給体から電子部品を取り上げる動作制御を行うことを特徴とする請求項1記載の電子部品搭載装置。 - 前記情報記憶部に記憶される固有情報は、前記電子部品供給体の電子部品の部品種を特定するための情報を含み、
前記動作制御手段は、前記交換前後の各電子部品供給体の部品種を特定する各情報を比較すると共に前記空室検出後の部品搭載動作を停止する部品種比較制御部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電子部品搭載装置。 - 前記情報記憶部に記憶される固有情報は、前記各電子部品供給体に固有の識別子情報を含み、
電子部品の搭載が行われた基板に固有の識別子情報と当該基板に搭載された電子部品を保有していた電子部品供給体に固有の前記識別子情報とを関連づけて記憶する履歴記憶部を備えることを特徴とする請求項1,2又は3記載の電子部品搭載装置。 - 請求項1,2,3又は4記載の電子部品搭載装置を複数備える電子部品搭載システムであって、
前記各電子部品搭載装置の情報記憶部を一の情報記憶装置で共用することを特徴とする電子部品搭載システム。 - 請求項4記載の電子部品搭載装置を複数備える電子部品搭載システムであって、
前記各電子部品搭載装置の履歴記憶部を一の履歴記憶装置で共用することを特徴とする電子部品搭載システム。
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