JP4232831B2 - 画像処理装置および画像処理方法並びに画像処理プログラム - Google Patents
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Description
上記画像処理装置の一態様として、前記補正曲線の形状が、前記第1の曲線パターン部分を前記補正曲線の水平軸を基準軸としたときに対称となる形状となる第2の曲線パターン部分を有するようにしてもよい。
上記画像処理装置の一態様として、前記補正曲線の形状が、前記第1の曲線パターン部分を前記補正曲線の垂直軸を基準軸としたときに対称となる形状となる第3の曲線パターン部分を有するよいにしてもよい。
上記画像処理装置の一態様として、前記補正曲線の形状が、前記入力画像データの値の取り得る範囲の中間値に対応する前記補正曲線上の点に対して、点対称となる曲線部分を含むようにしてもよい。
上記画像処理装置の一態様として 前記補正曲線の形状が、曲線の一部に直線部分を含むようにしてもよい。
上記画像処理装置の一態様として、前記入力画像データの輝度に対する補正及び前記入力画像データの色差に対する補正に、同一の前記補正係数を使用するようにしてもよい。
上記画像処理装置の一態様として、前記補正曲線の形状として、第1の補正曲線の形状または前記第1の補正曲線の形状の両端部を結んだ直線の中間点に対して前記第1の補正曲線の形状と点対称の形状となる第2の補正曲線の形状のいずれかを使用するかを、前記入力画像データの値に応じて選択するようにしてもよい。
上記画像処理装置の一態様として、前記補正手段は、前記係数保持手段を時分割で参照することにより、前記輝度に対する補正と前記色差に対する補正を並行して行うようにしてもよい。
また、本発明の1つの観点では、所定の階調範囲を有する入力画像データの補正を行う画像処理方法において、前記階調範囲の補正に使用する補正曲線であって、その形状が、少なくとも1つの補正点を元に変形された第1の曲線パターン部分を1つ以上有する形状である前記補正曲線の前記第1の曲線パターン部分の補正係数を保持する工程と、一のフレームにおける前記入力画像データ中の画素の階調値の統計的情報に基づいて補正量を決定する工程と、前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データの値に対応して前記係数保持手段から読み出された前記補正係数と、前記補正量を決定する工程で決定された前記補正量との積を前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データに加算して前記入力画像データの階調補正を行う工程と、を含むことを特徴とする。
また、本気発明の1つの観点では、所定の階調範囲を有する入力画像データの補正を行う画像処理プログラムにおいて、前記階調範囲の補正に使用する補正曲線であって、その形状が、少なくとも1つの補正点を元に変形された第1の曲線パターン部分を1つ以上有する形状である前記補正曲線の前記第1の曲線パターン部分の補正係数を保持するステップと、一のフレームにおける前記入力画像データ中の画素の階調値の統計的情報に基づいて補正量を決定するステップと、前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データの値に対応して前記係数保持手段から読み出された前記補正係数と、前記補正量を決定するステップで決定された前記補正量との積を前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データに加算して前記入力画像データの階調補正を行うステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の1つの観点では、所定の階調範囲を有する入力画像データの補正を行う画像処理装置は、前記階調範囲の全体又は一部に対応する補正曲線であって、1つ以上の補正点を含み、かつ、特定の曲線パターン部分を複数組み合わせてなる組み合わせ部分を含む補正曲線の補正係数を保持する係数保持手段と、前記入力画像データ中の画素の階調値の統計的情報に基づいて補正量を決定する補正量決定手段と、前記入力画像データに応じて決定された前記補正係数と、前記補正量との積を前記入力画像データに加算することにより前記入力画像データの補正を行う補正手段と、を備える。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像処理システムをブロック図により示しており、図2は具体的ハードウェア構成例をブロック図により示している。
次に、本発明の第1実施形態について説明する。図3に第1実施形態による画像処理装置20aの構成を示す。画像処理装置20aは図1に示す画像処理装置20の一例であり、画像入力装置10から画像入力RGB_INを受け取り、画像出力装置30へ画像出力RGB_OUTを出力する。
U = −0.1684R − 0.3316G + 0.5000B
V = +0.5000R − 0.4187G − 0.0813B
ヒストグラム作成部210は、得られたY(輝度)データのヒストグラムを作成し、画像統計量計算部220はそのヒストグラムに基づいて画像統計量を計算する。そして、補正量計算部230は画像統計量に基づいてYデータの補正量を計算しY補正処理部240へ供給する。
G = Y − 0.3441U − 0.7139V
B = Y + 1.7718U − 0.0012V
本発明では、特に動画の画像補正処理を意識しており、画像入力RGB_INとしては、一定の再生周期を有するフレームデータが連続的に入力されるものとする。そのため、ヒストグラム作成部210が1フレームのフレームデータのヒストグラムを作成した後、補正量計算部230により補正量計算、及び、Y補正処理部240による補正処理が迅速に行われないと、動画のリアルタイム性、連続性を保つことができない。例えば、画像補正において使用する補正曲線のLUTを作成する際に補間演算などを行うと、その演算時間が全体の処理速度に影響し、大きな処理遅れが生じてしまう可能性がある。
(1)補正ポイントの個数は1つ以上とする。
(2)補正ポイントの入力座標(補正特性のX軸)は予め固定とする(即ち、画像の内容によらないものとする)。
(3)補正ポイントの出力座標(補正特性のY軸)は画像内容によって逐次変化する。
Y=F11[X]×ΔY1+F12[X]×ΔY2+・・+F1n[X]×ΔYn+X
X1≦X<X2のとき、
Y=F21[X]×ΔY1+F22[X]×ΔY2+・・+F2n[X]×ΔYn+X ・・・・・・
Xn≦Xのとき、
Y=Fn1[X]×ΔY1+Fn2[X]×ΔY2+・・+Fnn[X]×ΔYn+X
となる。これをまとめると、
Y=F1[X]×ΔY1+F2[X]×ΔY2+・・+Fn[X]×ΔYn+X (式1)となる。ここで、F1[X]、F2[X]、…、Fn[X]はXの関数であり、X1、X2、…、Xnを定めるとこれらの関数も一意に決まるので、最小階調から最大階調までのXについて予め計算してテーブルにしておく。例えば入力階調が8ビット、テーブル値が8ビットならば、1つのテーブルサイズは256×8ビットのサイズとなり、階調補正特性は図4に示すようになる。
(1)まず、係数F1[X]、F2[X]、…、Fn[X]を予め計算しておく。これらの係数は、図5に示すようにテーブルとしてROMメモリに保持しておくことができる。また、メモリ削減の要求がある場合には、そのまま固定値で回路化してもよい。
(2)次に、画像入力が開始され、ヒストグラム作成部210及び画像統計量計算部220によりフレームデータの内容が解析され、補正量計算部230により補正量ΔY1〜ΔYnが決定される。
(3)そして、画像入力Xに依存して定まる係数F1[X]、F2[X]、…、Fn[X]にそれぞれ補正量ΔY1、ΔY2〜ΔYnを乗算したものを元の画像入力Xに加算して、階調補正が実行される。このように、補正量ΔY1、ΔY2〜ΔYnが求まってからスプライン曲線を作るのではなく、予め計算された値を用いて積和演算のみで補正がなされるので、高速な補正処理が可能となる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、補正曲線を利用した画像補正として具体的にコントラスト補正を行う場合の画像処理システムに関する。ここでのコントラスト補正は、入力された画像のY(輝度)データに対して、低輝度画素の階調値を下げ、高輝度画素の階調値を上げることによりコントラストを向上する補正である。
(1)補正ポイントの個数を2つとする。
(2)補正ポイントの入力座標(補正特性のX軸)は、64(=256×1/4)と192(=256×3/4)に設定する。
(3)補正ポイントの出力座標(補正特性のY軸)は、補正量の絶対値を等しくし、64のとき階調を減じ、192のとき階調を増加する。
ΔY = σlimit − σ (σ<σlimit)
ΔY = 0 (σ≧σlimit)
但し、上記はあくまでも補正量導出の一例であり、画像の内容によって随時変化するパラメータから適応的に補正量が定まることを説明するためのものである。よって、本発明における補正量導出方法は上記の例示に限定されるものではない。
Y=y(y2 − 12288)/219×ΔY+y
64≦y<192のとき,
Y=y'(y'2 − 12288)/219×ΔY+y、但しy'=128-y 192≦y≦255のとき、 Y=y''(y''2 − 12288)/219×ΔY+y、但しy''=y-256 上式をY=F[y]×ΔY+yとすると、補正量ΔYの係数F[y]は図7(b)のようになる。図示のように、F[y]は正弦波(sin波)に類似した値の周期性を有する波形となるので、128≦y≦192の部分を基本的な曲線パターンと考え、その部分だけの係数をテーブル化して記憶すればよい。
(1)係数F[y]を予め計算しておく。但し、128≦y≦192の曲線パターン部分のみとし、改めてこれをF'[z](0≦z≦64)と定義する。F'[z]をあるビット長(例えば8ビット)の固定小数点数として、これをテーブルとしてROMメモリに保持しておいてもよく、メモリ削減のためにそのまま固定値で回路化してもよい。
(2)画像入力が開始されると、ヒストグラム作成部210がヒストグラムを作成し、標準偏差計算部221が標準偏差を計算し、コントラスト補正量計算部231が補正量ΔYを決定する。
(3)入力yにより定まるF[y]にΔYを掛けたものを元データyに加算することによりコントラスト補正が実行される。コントラスト補正を行うY補正処理部241の構成例を図8に示す。図示の回路により上記のコントラスト補正が実行される。
0≦y<64のときはF[y]=−F'[y]、
64≦y<128のときはF[y]=−F'[128−y]
128≦y<192のときはF[y]=F'[y−128]
192≦y≦255のときはF[y]=F'[256−y]
とする。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、補正曲線を利用した画像補正として具体的に明度補正を行う場合の画像処理システムに関する。明度補正は、入力された画像のY(輝度)データに対して、全体の輝度分布が低輝度又は高輝度側に偏っている場合の補正(明度補正)である。
(1)補正ポイントの個数を1つとする。
(2)補正ポイントの入力座標(補正特性のX軸)は、補正量<0のときは64とし、補正量>0のときは192とする(入力座標128に対する対称値の例)。
(3)補正ポイントの出力座標(補正特性のY軸)は、入力座標が64のときは階調を減じ、入力座標が192のときは階調を増加する。
ΔY = Ath − A
となる。なお、この明度補正量の決定方法は一例であり、他の補正量の決定方法を採用することも可能である。
Y=−y(y2 − 61440)/(9×219)×ΔY+y
192≦y≦255のとき,
Y=−y'(y'2 − 28672)/(3×219)×ΔY+y、但しy' =256-y
一方、
ΔY<0の場合について、固定点(0,0)、補正ポイント(64、64+ΔY)、固定点(255、255)を同様にスプライン補間アルゴリズムで結ぶと、入力輝度yと出力輝度Yとの関係は以下の式のようになる。
Y=−y(y2 − 28672)/(3×219)×ΔY+y
64≦y≦255のとき,
Y=−y'(y'2 − 61440)/(9×219)×ΔY+y、但しy' =256-y
上式をY=G[y]×ΔY+yとすると、補正量ΔYの係数G[y]は図10(b)に示すようになる。図示のように、G[y]はΔY>0のときとΔY<0のときとで、128を中心とした対称な波形となるので、ΔY>0の方だけテーブル化して記憶すればよい。
(1)ΔY>0の係数G[y]を予め計算しておく。G[y]をあるビット長(例えば8ビット)の固定小数点数として、これをテーブルとしてROMメモリに保持しておいてもよく、メモリ削減のためにそのまま固定値で回路化してもよい。
(2)画像入力が開始されると、輝度総和計算部212がフレーム毎の輝度の総和を計算し、輝度平均値計算部222が輝度の平均値を計算し、明度補正量計算部232が補正量ΔYを決定する。
(3)ΔY>0のときはG[y]、ΔY<0のときはG[255−y]にΔYを掛けたものを元データyに加算することにより明度補正が実行される。なお、ΔY<0のときは、G[255−y]にΔYを掛けたものを元データyから減算してもよい。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態は、補正曲線を利用した画像補正として具体的に彩度補正(彩度強調)を行う場合の画像処理システムに関する。
(1)補正ポイントの個数は2つとする。
(2)補正ポイントの入力座標(補正特性のX軸)は、64(=256×1/4)と192(=256×3/4)とする。
(3)補正ポイントの出力座標(補正特性のY軸)は、補正量の絶対値を等しくし、入力座標が64のときは階調を減じ、入力座標が192のときは階調を増加する。
ΔS = Slimit − Sa (Sa<Slimit)
ΔS = 0 (Sa≧Slimit)
となる。なお、この彩度補正量の決定方法は一例であり、他の補正量の決定方法を採用することも可能である。
(1)係数F[y]を予め計算しておく。
(2)画像入力が開始されると、彩度総和計算部213が彩度の総和を計算し、彩度平均値計算部223が彩度の平均値を計算し、彩度補正量計算部233が補正量ΔSを決定する。
(3)入力u+128により定まるF[u+128]にΔSを掛けたものを元データyに加算することにより彩度補正が実行される。彩度補正を行うUV補正処理部243の構成例を図13に示す。図示の回路により上記の彩度補正が実行される。
次に、本発明の第5実施形態を説明する。第5実施形態は、画像補正としてコントラスト補正と彩度補正の両方を行う画像処理システムである。図14に第5実施形態に係る画像処理装置20eの構成を示す。図示のように、画像処理装置20eは、RGB/YUV変換部201と、YUV/RGB変換部202と、ヒストグラム作成部210と、標準偏差計算部221と、コントラスト補正量計算部231と、彩度総和計算部213と、彩度平均値計算部223と、彩度補正量計算部233と、マルチプレクサ204と、コントラスト/彩度補正処理部244とを備える。
これまで説明した第1乃至第5実施形態では、画像補正に際し、補正曲線に対応するデータをLUTに記憶するのではなく、必要最小限の係数データのみをテーブルに記憶しておき、入力画像データに対してその係数データのテーブルと積和演算によりリアルタイムで補正を行うものであった。この方法は、補正曲線に対応するデータを記憶しておく比較的大容量のLUTメモリを不要とするという長所がある。その一方で、この方法は、全画素データに対して毎回積和演算を行うため、演算に伴う消費電力が増加する恐れがある。そこで、以下の第6乃至第8実施形態では、補正曲線を記憶したLUTを使用するものとし、本発明の手法によりそのLUTを効率的に作成する手法を提供する。
第7実施形態は、第6実施形態における補正曲線のLUT作成に関し、特にそれをコントラスト補正に適用した例である。図18は、本実施形態による画像処理装置20fの構成を示す。図示のように、画像処理装置20fは、RGB/YUV変換部201と、YUV/RGB変換部202と、ヒストグラム作成部210と、標準偏差計算部221と、コントラスト補正量計算部231と、LUT作成部264と、Y補正処理部265と、を備える。ここで、RGB/YUV変換部201、YUV/RGB変換部202、ヒストグラム作成部210、標準偏差計算部221及びコントラスト補正計算部231は図6に示す第2実施形態のものと同様であるので説明は省略する。
次に本発明の第8実施形態を説明する。第8実施形態は、第6実施形態による補正曲線のLUT作成に関し、それを彩度補正に適用した例である。但し、単純に彩度補正に適用すると、UデータとVデータについて各々1つのLUTメモリが必要となるが、それらに記憶すべき内容は同一であるので、メモリの無駄使いになる。よって、UデータとVデータの共通のLUTメモリを設け、彩度補正処理の実行中には当該共通のLUTメモリを時分割で読み出して補正を行うこととする。
Claims (10)
- 所定の階調範囲を有する入力画像データの補正を行う画像処理装置において、
前記階調範囲の補正に使用する補正曲線であって、その形状が、少なくとも1つの補正点を元に変形された第1の曲線パターン部分を1つ以上有する形状である前記補正曲線の前記第1の曲線パターン部分の補正係数を保持する係数保持手段と、
一のフレームにおける前記入力画像データ中の画素の階調値の統計的情報に基づいて補正量を決定する補正量決定手段と、
前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データの値に対応して前記係数保持手段から読み出された前記補正係数と、前記補正量決定手段で決定された前記補正量との積を前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データに加算する補正手段と、
を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 前記補正曲線の形状が、前記第1の曲線パターン部分を前記補正曲線の水平軸を基準軸としたときに対称となる形状となる第2の曲線パターン部分を有する請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記補正曲線の形状が、前記第1の曲線パターン部分を前記補正曲線の垂直軸を基準軸としたときに対称となる形状となる第3の曲線パターン部分を有する請求項1乃至2のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記補正曲線の形状が、前記入力画像データの値の取り得る範囲の中間値に対応する前記補正曲線上の点に対して、点対称となる曲線部分を含む請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記補正曲線の形状が、曲線の一部に直線部分を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記入力画像データの輝度に対する補正及び前記入力画像データの色差に対する補正に、同一の前記補正係数を使用する請求項1乃至請求項5のいずれか記載の画像処理装置。
- 前記補正曲線の形状として、第1の補正曲線の形状または前記第1の補正曲線の形状の両端部を結んだ直線の中間点に対して前記第1の補正曲線の形状と点対称の形状となる第2の補正曲線の形状のいずれかを使用するかを、前記入力画像データの値に応じて選択する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記補正手段は、前記係数保持手段を時分割で参照することにより、前記輝度に対する補正と前記色差に対する補正を並行して行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載の画像処理装置。
- 所定の階調範囲を有する入力画像データの補正を行う画像処理方法において、
前記階調範囲の補正に使用する補正曲線であって、その形状が、少なくとも1つの補正点を元に変形された第1の曲線パターン部分を1つ以上有する形状である前記補正曲線の前記第1の曲線パターン部分の補正係数を保持する工程と、
一のフレームにおける前記入力画像データ中の画素の階調値の統計的情報に基づいて補正量を決定する工程と、
前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データの値に対応して前記係数保持手段から読み出された前記補正係数と、前記補正量を決定する工程で決定された前記補正量との積を前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データに加算して前記入力画像データの階調補正を行う工程と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 所定の階調範囲を有する入力画像データの補正を行う画像処理プログラムにおいて、
前記階調範囲の補正に使用する補正曲線であって、その形状が、少なくとも1つの補正点を元に変形された第1の曲線パターン部分を1つ以上有する形状である前記補正曲線の前記第1の曲線パターン部分の補正係数を保持するステップと、
一のフレームにおける前記入力画像データ中の画素の階調値の統計的情報に基づいて補正量を決定するステップと、
前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データの値に対応して前記係数保持手段から読み出された前記補正係数と、前記補正量を決定するステップで決定された前記補正量との積を前記一のフレームの次のフレームにおける前記入力画像データに加算して前記入力画像データの階調補正を行うステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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