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JP2004342030A - 階調補正装置および階調補正方法 - Google Patents

階調補正装置および階調補正方法 Download PDF

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JP2004342030A JP2003140640A JP2003140640A JP2004342030A JP 2004342030 A JP2004342030 A JP 2004342030A JP 2003140640 A JP2003140640 A JP 2003140640A JP 2003140640 A JP2003140640 A JP 2003140640A JP 2004342030 A JP2004342030 A JP 2004342030A
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Abstract

【課題】回路規模を増大させることなくかつ映像の劣化を生じることなく原色信号を高コントラスト化することが可能な階調補正装置および階調補正方法を提供することである。
【解決手段】入力された複数の赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIから輝度信号Y1が輝度情報算出回路5により生成され、その輝度信号Y1に基づいて輝度分布の平滑化処理のための補正量ΔYが輝度分布抽出回路10、切替回路11および階調補正変換テーブル作成回路12により生成される。生成された補正量ΔYに基づいて輝度情報算出回路5により生成された輝度信号Y1に対応する変換比率YRが変換比率算出回路7により算出され、その変換比率YRが入力された複数の赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIに乗算回路21,22,23によりそれぞれ乗算される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号の階調を補正する階調補正装置および階調補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)、液晶表示装置(以下、LCDと呼ぶ)等のようにデジタル方式で階調表示を行う表示装置においては、限られた階調ダイナミックレンジを有効に活用して高コントラスト化を実現するために、映像信号の輝度分布の平滑化処理が行われている(例えば、特許文献1〜4参照)。このような輝度分布の平滑化処理では、画像をより鮮明に見せるためにコントラストが改善されたり、全体的に暗い画像がより明るく改善されたりしている。
【0003】
図13(a)は平滑化処理前の1フレームにおける輝度の度数分布の一例を示す図であり、図13(b)は従来の階調補正装置による平滑化処理後の1フレームにおける輝度の度数分布を示す図である。図13(a),(b)の横軸は輝度レベルを示し、縦軸は出現度数(以下、度数と略記する)を示す。
【0004】
図13(a)の例では、中間の輝度レベルで度数が高くなっている。平滑化処理によれば、図13(b)に示すように度数分布が輝度レベルの全範囲にわたって平滑化される。それにより、高コントラスト化が実現される。
【0005】
一般に、輝度分布の平滑化処理は輝度信号に対して行われる。そのため、従来の階調補正装置では、赤色原色信号(R信号)、緑色原色信号(G信号)および青色原色信号(B信号)が色座標変換により輝度信号および2つの色差信号に変換され、輝度信号に輝度分布の平滑化処理が行われる。その後、処理された輝度信号および2つの色差信号が色座標逆変換により赤色原色信号、緑色原色信号および青色原色信号に変換される(例えば、特許文献5および6参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開昭63−040472号公報
【特許文献2】
特開平08−115417号公報
【特許文献3】
特開2002−165095号公報
【特許文献4】
特開平08−023460号公報
【特許文献5】
特開平09−247483号公報
【特許文献6】
特開2003−009172号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の階調補正装置では、3つの原色信号が色座標変換により輝度信号および2つの色差信号に変換される際に演算誤差が発生し、平滑化処理された輝度信号および2つの色差信号が色座標逆変換により3つの原色信号に変換される際にも演算誤差が発生する。それにより、平滑化処理により得られた3つの原色信号が劣化し、表示される映像の劣化が発生する。
【0008】
また、色座標変換においては9回の乗算が必要であり、色座標逆変換においても9回の乗算が必要である。そのため、色座標変換を行う色座標変換回路および色座標逆変換を行う色座標逆変換回路をハードウエアにより実現する場合、合計18個の乗算回路が必要となる。そのため、階調補正装置の回路規模が増大する。
【0009】
本発明の目的は、回路規模を増大させることなくかつ映像の劣化を生じることなく原色信号を高コントラスト化することが可能な階調補正装置および階調補正方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る階調補正装置は、入力された複数の原色信号から輝度に対して相関性を有する輝度相関情報を生成する輝度相関情報生成手段と、輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報に基づいて輝度分布の平滑化処理のための補正情報を生成する補正情報生成手段と、補正情報生成手段により生成された補正情報に基づいて輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報に対応する補正比率を算出する補正比率算出手段と、補正比率算出手段により算出された補正比率を入力された複数の原色信号にそれぞれ乗算する乗算手段とを備えたものである。
【0011】
本発明に係る階調補正装置においては、入力された複数の原色信号から輝度に対して相関性を有する輝度相関情報が輝度相関情報生成手段により生成され、その輝度相関情報に基づいて輝度分布の平滑化処理のための補正情報が補正情報生成手段により生成される。そして、補正情報生成手段により生成された補正情報に基づいて輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報に対応する補正比率が補正比率算出手段により算出され、その補正比率が入力された複数の原色信号に乗算手段によりそれぞれ乗算される。
【0012】
このように、複数の原色信号に共通の補正情報に基づく輝度分布の平滑化処理が行われるので、回路規模の低減化が可能となる。また、入力された複数の原色信号の各々に輝度分布の平滑化処理が行われるので、演算誤差が小さく、映像の劣化が防止される。したがって、回路規模を増大させることなくかつ映像の劣化を生じることなく原色信号を高コントラスト化することができる。
【0013】
さらに、複数の原色信号に共通の補正比率が乗算されるので、入力された複数の原色信号と得られた複数の原色信号とで色バランスの変化が生じにくい。
【0014】
補正比率算出手段は、補正情報生成手段により生成された補正情報および輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報の合計と輝度相関情報との比率を補正比率として算出してもよい。この場合、簡単な回路構成により補正比率を容易に算出することができる。
【0015】
輝度相関情報生成手段は、輝度相関情報として輝度信号を生成してもよい。
この場合、輝度信号は、複数の原色信号の輝度の平均的な要素を含むので、複数の原色信号の平均的な輝度分布を平滑化することが可能となる。それにより、映像の画質を低下させることなく高コントラスト化を図ることができる。
【0016】
複数の原色信号は、赤色原色信号、緑色原色信号および青色原色信号を含み、乗算手段は、補正比率算出手段により算出された補正比率を入力された赤色原色信号に乗算する第1の乗算回路と、補正比率算出手段により算出された補正比率を入力された緑色原色信号に乗算する第2の乗算回路と、補正比率算出手段により算出された補正比率を入力された青色原色信号に乗算する第3の乗算回路とを含んでもよい。
【0017】
乗算手段においては、補正比率算出手段により算出された補正比率が第1の乗算回路により入力された赤色原色信号に乗算され、補正比率算出手段により算出された補正比率が第2の乗算回路により入力された緑色原色信号に乗算され、補正比率算出手段により算出された補正比率が第3の乗算回路により入力された青色原色信号に乗算される。
【0018】
この場合、色座標変換および色座標逆変換を行うことなく、赤色原色信号、緑色原色信号および青色原色信号を用いて映像をそのまま表示することができる。それにより、回路規模の低減が可能になるとともに映像の劣化が防止される。
【0019】
補正情報生成手段は、フレームごとに輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報の各値の出現度数の分布を検出する度数分布検出手段と、度数分布検出手段により検出された分布に基づいて各値における補正量を補正情報として記憶する補正情報記憶手段とを含み、補正比率算出手段は、補正情報記憶手段から読み出された補正情報に基づいて輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報に対応する補正比率を算出してもよい。
【0020】
この場合、フレームごとに輝度相関情報の各値の出現度数の分布が検出され、その分布に基づいて所定範囲内で各値における補正量が補正情報記憶手段に補正情報として記憶される。そして、補正情報記憶手段から読み出された補正情報に基づいて輝度相関情報に対応する補正比率が算出される。
【0021】
第2の発明に係る階調補正方法は、入力された複数の原色信号から輝度に対して相関性を有する輝度相関情報を生成するステップと、生成された輝度相関情報に基づいて輝度分布の平滑化処理のための補正情報を生成するステップと、生成された補正情報に基づいて生成された輝度相関情報に対応する補正比率を算出するステップと、算出された補正比率を入力された複数の原色信号にそれぞれ乗算するステップとを備えたものである。
【0022】
第2の発明に係る階調補正方法においては、入力された複数の原色信号から輝度に対して相関性を有する輝度相関情報が生成され、その輝度相関情報に基づいて輝度分布の平滑化処理のための補正情報が生成される。そして、生成された補正情報に基づいて生成された輝度相関情報に対応する補正比率が算出され、その補正比率が入力された複数の原色信号にそれぞれ乗算される。
【0023】
このように、複数の原色信号に共通の補正情報に基づく輝度分布の平滑化処理が行われるので、回路規模の低減化が可能となる。また、入力された複数の原色信号の各々に輝度分布の平滑化処理が行われるので、演算誤差が小さく、映像の劣化が防止される。したがって、回路規模を増大させることなくかつ映像の劣化を生じることなく原色信号を高コントラスト化することができる。
【0024】
さらに、複数の原色信号に共通の補正比率が乗算されるので、入力された複数の原色信号と得られた複数の原色信号とで色バランスの変化が生じにくい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る階調補正装置について説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施の形態に係る階調補正装置の構成を示すブロック図である。
【0027】
図1の階調補正装置100は、階調情報算出回路5、変換比率算出回路7、輝度分布抽出回路10、切替回路11、階調補正変換テーブル作成回路12および乗算回路21,22,23を含む。
【0028】
図1の階調補正装置100の階調情報算出回路5には、赤色原色信号(R信号)RI、緑色原色信号(G信号)GIおよび青色原色信号(B信号)BIが入力される。また、乗算回路21には赤色原色信号RIが入力され、乗算回路22には緑色原色信号GIが入力され、乗算回路23には青色原色信号BIが入力される。
【0029】
ここで、赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIは、それぞれデジタルの原色信号である。赤色原色信号RIの値、緑色原色信号GIの値および青色原色信号BIの値は、それぞれ赤色の輝度レベル(階調)、緑色の輝度レベル(階調)および青色の輝度レベル(階調)を表す。
【0030】
階調情報算出回路5は、3個の乗算回路を含み、赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIから輝度信号Y1を算出する。階調情報算出回路5は、算出した輝度信号Y1を変換比率算出回路7、輝度分布抽出回路10および切替回路11に与える。
【0031】
輝度分布抽出回路10は、その輝度信号Y1から後述する輝度分布抽出処理を行い、正規化累積度数分布SSを作成して切替回路11に与える。
【0032】
切替回路11は、垂直有効走査期間に輝度信号Y1を階調補正変換テーブル作成回路12に与え、垂直帰線期間に正規化累積度数分布SSを階調補正変換テーブル作成回路12に与える。ここで、垂直有効走査期間とは、1垂直走査期間のうち映像を表示する期間をいい、垂直帰線期間とは、1垂直帰線期間のうち電子ビームが垂直走査終了点から垂直走査開始点へ戻る期間をいう。
【0033】
階調補正変換テーブル作成回路12は、垂直帰線期間において正規化累積度数分布SSに基づいて平滑化処理のための階調補正変換テーブルを作成して記憶する。また、階調補正変換テーブル作成回路12は、垂直有効走査期間において輝度信号Y1から階調補正変換テーブルを用いて補正量ΔYを生成し、その補正量ΔYを変換比率算出回路7に与える。
【0034】
変換比率算出回路7は、1個の乗算回路を含み、補正量ΔYおよび与えられた輝度信号Y1を用いて3つのデジタルの原色信号に対して輝度分布の平滑化処理を行うための変換比率YRを算出する。この変換比率YRの算出方法については後述する。変換比率算出回路7は、乗算回路21,22,23に算出した変換比率YRを与える。
【0035】
乗算回路21は、赤色原色信号RIと変換比率YRとを乗算し、その乗算結果を赤色原色信号R0として出力する。乗算回路22は、緑色原色信号GIと変換比率YRとを乗算し、その乗算結果を緑色原色信号G0として出力する。乗算回路23は、青色原色信号BIと変換比率YRとを乗算し、その乗算結果を青色原色信号B0として出力する。
【0036】
次に、輝度分布抽出回路10の構成および動作について説明する。図2は、図1の輝度分布抽出回路10の構成を示すブロック図である。
【0037】
図2に示す輝度分布抽出回路10は、アドレスデコーダ30、n個のカウンタ4,4,・・・,4(以下、4〜4と略記する)、累積度数分布作成回路50、ゲイン制御回路60および正規化回路70を含む。ここで、nは輝度レベルの数(階調数)に相当する。例えば、輝度信号Y1が8ビットを有する場合にはnは256である。以下、理解を容易にするために、n=256とするが、階調数はこれに限定されず、任意の値に設定することができる。
【0038】
まず、アドレスデコーダ30に輝度信号Y1が与えられる。アドレスデコーダ30は、輝度信号Y1の値に応じてカウンタ4〜4のいずれかにパルスP〜Pを与える。
【0039】
例えば、アドレスデコーダ30は、輝度信号Y1の値が“0”の場合にカウンタ4にパルスPを与え、輝度信号Y1の値が“1”の場合にカウンタ4にパルスPを与え、輝度信号Y1の値がn−1の場合にカウンタ4にパルスP を与える。
【0040】
カウンタ4〜4は、それぞれパルスP〜Pをカウントし、1フレーム毎の各輝度レベルの出現度数(以下、度数と略記する)H〜Hを累積度数分布作成回路50に与える。累積度数分布作成回路50は、1フレーム毎の各輝度レベルの度数H〜Hを累積することにより累積度数分布RDを生成し、その累積度数分布RDをゲイン制御回路60に与える。
【0041】
ゲイン制御回路60には、所定の補正ゲイン制限パラメータGPが与えられている。本実施の形態では、補正ゲイン制限パラメータGPの値は予め設定されている。ゲイン制御回路60は、補正ゲイン制限パラメータGPに基づいて累積度数分布作成回路50より与えられた累積度数分布RDにゲイン補正のための処理を行い、補正累積度数分布GRを正規化回路70に与える。ゲイン制御回路60の処理については後述する。
【0042】
正規化回路70は、与えられた補正累積度数分布GRの正規化処理を行い、正規化累積度数分布SSを出力する。
【0043】
ここで、図1の階調情報算出回路5および図2の輝度分布抽出回路10の動作の詳細について例を用いて説明する。
【0044】
図3(a)は赤色原色信号RIの度数分布の一例を示す図、図3(b)は緑色原色信号GIの度数分布の一例を示す図、図3(c)は青色原色信号BIの度数分布を示す図である。図3(a),(b),(c)の横軸は赤色入力輝度レベル(赤色原色信号RIの値)、緑色入力輝度レベル(緑色原色信号GIの値)、青色入力輝度レベル(青色原色信号BIの値)を示し、縦軸は度数を示す。
【0045】
図1の階調情報算出回路5は、次式に従って赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIから輝度信号Y1を算出する。
【0046】
Y1=α・RI+β・GI+γ・BI
上式において、α、βおよびγはそれぞれ所定の係数である。
【0047】
図4は、階調情報算出回路5より算出される輝度信号Y1の度数分布の一例を示すヒストグラムである。図4の横軸は輝度レベル(輝度信号Y1の値)を示し、縦軸は度数を示す。本実施の形態では、輝度レベルは値“0”〜“255”を有する。
【0048】
図4の例では、輝度レベルが低い範囲aおよび高い範囲bにおいては、度数が0となっている。そのため、範囲a,bに、輝度分布を広げることにより平滑化処理を行うための裕度がある。
【0049】
図2の累積度数分布作成回路50は、図4に示した各輝度レベルの度数を順に累積演算することにより累積度数を算出する。
【0050】
図5は累積度数分布作成回路50により作成される累積度数分布RDの一例を示す図である。図5の横軸は輝度レベル(輝度信号Y1の値)を示し、縦軸は累積度数を示す。
【0051】
また、累積度数分布作成回路50は、輝度レベルの度数の平均値、モード値、最小値、最大値、偏差係数、白面積、黒面積等の特徴量を検出し、検出した特徴量に基づいて正規化後の最大輝度レベル等の制御値を算出する。
【0052】
さらに、ゲイン制御回路60は、補正ゲイン制限パラメータGPに基づいてオフセットを生成する。
【0053】
図6はゲイン制御回路60により生成されるオフセットの一例を示す図である。図6の横軸は輝度レベルを示し、縦軸はオフセット値を示す。
【0054】
オフセットOFの一例を実線で示し、オフセットOFの他の例を破線で示す。ゲイン制御回路60は、補正ゲイン制限パラメータGPの値が小さい場合には、実線で示すようにオフセットOFの傾きを大きくし、補正ゲイン制限パラメータGPの値が大きい場合には、破線で示すようにオフセットOFの傾きを小さくする。
【0055】
ゲイン制御回路60は、補正ゲイン制限パラメータGPに基づいてゲイン補正のための以下の処理を行う。
【0056】
ゲイン制御回路60は、図5に示す累積度数分布RDに図6に示すオフセットOFを加算し、補正累積度数分布GRを生成する。
【0057】
図7はゲイン制御回路60により生成される補正累積度数分布GRの一例を示す図である。図7の横軸は輝度レベルを示し、縦軸は累積度数を示す。
【0058】
オフセットOFの傾きが大きい場合の補正累積度数分布GRを実線で示し、オフセットOFの傾きが小さい場合の補正累積度数分布GRを破線で示す。図6に示すように、オフセットOFの傾きが大きいほど、補正累積度数分布GRの最大値が大きくなる。
【0059】
正規化回路70は、ゲイン制御回路60から与えられる補正累積度数分布GRを正規化し、正規化累積度数分布SSを作成する。具体的に、正規化回路70は、正規化累積度数分布SSの最大累積度数が累積度数分布作成回路50により得られた最大輝度レベルとなるように、補正累積度数分布GRの正規化演算を行う。
【0060】
図8は、正規化回路70により作成される正規化累積度数分布SSの一例を示す図である。図8の横軸は輝度レベルを示し、縦軸は正規化された度数を示す。
【0061】
図8において、図6のオフセットOFの傾きが大きい場合の正規化累積度数分布SSを実線で示し、図6のオフセットOFの傾きが小さい場合の正規化累積度数分布SSを破線で示す。また、横軸をX軸とし、縦軸をY軸とした場合、Y=Xの一次関数で示されるランプ直線LPを一点鎖線で示す。
【0062】
図8に示すように、オフセットOFの傾きが大きい場合、すなわち補正ゲイン制限パラメータGPの値が小さい場合には、ランプ直線LPに対する正規化累積度数分布SSの変位量は小さくなり、オフセットOFの傾きが小さい場合、すなわち補正ゲイン制限パラメータGPの値が大きい場合には、ランプ直線LPに対する正規化累積度数分布SSの変位量は大きくなる。
【0063】
図1の階調補正変換テーブル作成回路12は、正規化回路70により得られた正規化累積度数分布SSからランプ直線LPを減算することにより、補正量ΔYを算出する。
【0064】
図9は、階調補正変換テーブル作成回路12により算出された補正量ΔYの分布の一例を示す図である。図9の横軸は輝度レベルを示し、縦軸は補正量ΔYを示す。
【0065】
図9において、図6のオフセットOFの傾きが大きい場合の補正量ΔYを実線で示し、図6のオフセットOFの傾きが小さい場合の補正量ΔYを破線で示す。
【0066】
図8に示すように、オフセットOFの傾きが大きい場合、すなわち補正ゲイン制限パラメータGPの値が小さい場合には、補正量ΔYは小さくなり、オフセットOFの傾きが小さい場合、すなわち補正ゲイン制限パラメータGPの値が大きい場合には、補正量ΔYは大きくなる。そのため、設定された補正ゲイン制限パラメータGPの値により補正ゲインが定まる。
【0067】
また、階調補正変換テーブル作成回路12は、ルックアップテーブル(LUT)メモリを有する。ルックアップテーブルメモリのアドレスに輝度信号Y1を対応させ、そのアドレスに補正量ΔYがデータとして格納される。ルックアップテーブルメモリに記憶される補正量ΔYが階調補正変換テーブルを構成する。階調補正変換テーブル作成回路12は、垂直有効走査期間に切替回路11を介して与えられる輝度信号Y1をアドレス信号として受け、ルックアップテーブルメモリの指定されたアドレスから補正量ΔYを読み出し、変換比率算出回路7に与える。
【0068】
次に、変換比率算出回路7の構成および動作について説明する。図10は、変換比率算出回路7の構成を示すブロック図である。
【0069】
図10の変換比率算出回路7は、加算回路71および除算回路72を含む。
加算回路71は、図1の階調情報算出回路5より与えられた輝度信号Y1と階調補正変換テーブル作成回路12より与えられた補正量ΔYとを加算して補正後輝度信号Y2を生成し、除算回路72に与える。
【0070】
図11は、加算回路71に与えられる輝度信号Y1と加算回路71により生成される補正後輝度信号Y2との関係の一例を示す図である。図11の横軸は輝度信号Y1の値を示し、縦軸は補正後輝度信号Y2の値を示す。
【0071】
図11の例においては、輝度信号Y1の値が低い場合、補正後輝度信号Y2は輝度信号Y1の値よりも低い値を有し、輝度信号Y1の値が高い場合、補正後輝度信号Y2は輝度信号Y1の値よりも高い値を有する。
【0072】
すなわち、輝度信号Y1の値が比較的低い場合、補正後輝度信号Y2はさらに輝度レベルの低い範囲に平滑化され、輝度信号Y1の値が比較的高い場合、補正後輝度信号Y2はさらに輝度レベルの高い範囲に平滑化される。
【0073】
続いて、図10の除算回路72は、与えられた補正後輝度信号Y2と輝度信号Y1との比率を算出する。除算回路72は、補正後輝度信号Y2を輝度信号Y1で除算することにより3つのデジタルの原色信号に輝度分布の平滑化処理を行うための変換比率YR(=Y2/Y1)を算出する。除算回路72は、その変換比率YRを乗算回路21,22,23に与える。
【0074】
乗算回路21は、次式に従って変換比率YR(=Y2/Y1)を用いて赤色原色信号R0を算出する。
【0075】
R0=(Y2/Y1)・RI=YR・RI
同様に、乗算回路22および乗算回路23は、次式に従って変換比率YR(=Y2/Y1)を用いて緑色原色信号G0および青色原色信号B0を算出する。
【0076】
G0=(Y2/Y1)・GI=YR・GI
B0=(Y2/Y1)・BI=YR・BI
次いで、上式によって算出された3つのデジタルの原色信号について説明する。図12(a)は赤色原色信号R0の度数分布の一例を示す図、図12(b)は緑色原色信号G0の度数分布の一例を示す図、図12(c)は青色原色信号B0の度数分布を示す図である。図12(a),(b),(c)の横軸は赤色出力輝度レベル(赤色原色信号R0の値)、緑色出力輝度レベル(緑色原色信号G0の値)、青色出力輝度レベル(青色原色信号B0の値)を示し、縦軸は度数を示す。
【0077】
図12(a)の赤色原色信号R0の度数分布においては、図3(a)の赤色原色信号RIの度数分布と比較して、輝度分布が低い範囲および高い範囲に広げられている。したがって、赤色原色信号RIの平滑化処理により、赤色原色信号R0の高コントラスト化を実現することができる。
【0078】
同様に、図12(b)の緑色原色信号G0の度数分布においては、図3(b)の緑色原色信号GIの度数分布と比較して、輝度分布が低い範囲および高い範囲に広げられている。したがって、緑色原色信号GIの平滑化処理により、緑色原色信号G0の高コントラスト化を実現することができる。さらに、図12(c)の青色原色信号B0の度数分布においては、図3(b)の青色原色信号BIの度数分布と比較して、輝度分布が低い範囲および高い範囲に広げられている。したがって、青色原色信号BIの平滑化処理により、青色原色信号B0の高コントラスト化を実現することができる。
【0079】
本実施の形態に係る階調補正装置100においては、階調情報算出回路5が3つの乗算回路を含み、変換比率算出回路7が1つの除算回路を含む。なお、除算回路は、乗算回路とほぼ等価の回路規模で実現可能である。また、3つの乗算回路21,22,23が用いられる。すなわち、階調補正装置100は、7つの乗算回路に相当する回路を含む。したがって、階調補正装置100では、18個の乗算回路を有する従来の階調補正回路と比較して大幅に回路規模が低減される。
【0080】
また、入力された赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIの各々に輝度分布の平滑化処理が行われ、色座標変換および色逆座標変換が行われないので、演算誤差が小さく、映像の劣化が防止される。このように、階調補正装置100においては、回路規模を増大させることなくかつ映像の劣化を生じることなく原色信号を高コントラスト化することができる。
【0081】
さらに、複数の原色信号に共通の変換比率YRが乗算されるので、入力された赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIと得られた赤色原色信号R0、緑色原色信号G0および青色原色信号B0とで色バランスの変化が生じにくい。
【0082】
なお、本実施の形態では、階調情報算出回路5により赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIから輝度相関情報として輝度信号Y1が算出される場合を説明したが、これに限定されず、赤色原色信号RI、緑色原色信号GIおよび青色原色信号BIから輝度と相関性を有する他の信号を算出して輝度相関情報として用いてもよい。
【0083】
本実施の形態においては、階調情報算出回路5が輝度相関情報生成手段に相当し、輝度分布抽出回路10および階調補正変換テーブル作成回路12が補正情報生成手段に相当し、変換比率算出回路7が補正比率算出手段に相当し、乗算回路21,22,23が乗算手段に相当する。また、乗算回路21が第1の乗算回路に相当し、乗算回路22が第2の乗算回路に相当し、乗算回路23が第3の乗算回路に相当し、輝度分布抽出回路10が度数分布検出手段に相当し、階調補正変換テーブル作成回路12が補正情報記憶手段に相当する。さらに、補正量ΔYが補正情報に相当し、輝度信号Y1が輝度相関情報に相当し、変換比率YRが補正比率に相当する。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の原色信号に共通の補正情報に基づく輝度分布の平滑化処理が行われるので、回路規模の低減化が可能となる。また、入力された複数の原色信号の各々に輝度分布の平滑化処理が行われるので、演算誤差が小さく、映像の劣化が防止される。したがって、回路規模を増大させることなくかつ映像の劣化を生じることなく原色信号を高コントラスト化することができる。
【0085】
さらに、複数の原色信号に共通の補正比率が乗算されるので、入力された複数の原色信号と得られた複数の原色信号とで色バランスの変化が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る階調補正装置の構成を示すブロック図
【図2】図1の輝度分布抽出回路の構成を示すブロック図
【図3】(a)は赤色原色信号の度数分布の一例を示す図、(b)は緑色原色信号の度数分布の一例を示す図、(c)は青色原色信号の度数分布を示す図
【図4】階調情報算出回路より算出される輝度信号の度数分布の一例を示すヒストグラム
【図5】累積度数分布作成回路により作成される累積度数分布の一例を示す図
【図6】ゲイン制御回路により生成されるオフセットの一例を示す図
【図7】ゲイン制御回路により生成される補正累積度数分布の一例を示す図
【図8】正規化回路により作成される正規化累積度数分布の一例を示す図
【図9】階調補正変換テーブル作成回路により算出された補正量の分布の一例を示す図
【図10】変換比率算出回路の構成を示すブロック図
【図11】加算回路に与えられる輝度信号と加算回路により生成される補正後輝度信号との関係の一例を示す図
【図12】(a)は赤色原色信号の度数分布の一例を示す図、(b)は緑色原色信号の度数分布の一例を示す図、(c)は青色原色信号の度数分布を示す図
【図13】(a)は平滑化処理前の1フレームにおける輝度の度数分布の一例を示す図、(b)は従来の階調補正装置による平滑化処理後の1フレームにおける輝度の度数分布を示す図
【符号の説明】
〜4 カウンタ
5 階調情報算出回路
7 変換比率算出回路
10 輝度分布抽出回路
11 切替回路
12 階調補正変換テーブル作成回路
21,22,23 乗算回路
100 階調補正装置
Y1,Y2 輝度信号
ΔY 補正量
YR 変換比率
30 アドレスデコーダ
50 累積度数分布作成回路
60 ゲイン制御回路
70 正規化回路
71 加算回路
72 除算回路
GP 補正ゲイン制限パラメータ
GR 補正累積度数分布
〜H 度数
〜P パルス
RD 累積度数分布
SS 正規化累積度数分布
RI,R0 赤色原色信号
GI,G0 緑色原色信号
BI,B0 青色原色信号

Claims (6)

  1. 入力された複数の原色信号から輝度に対して相関性を有する輝度相関情報を生成する輝度相関情報生成手段と、
    前記輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報に基づいて輝度分布の平滑化処理のための補正情報を生成する補正情報生成手段と、
    前記補正情報生成手段により生成された補正情報に基づいて前記輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報に対応する補正比率を算出する補正比率算出手段と、
    前記補正比率算出手段により算出された補正比率を前記入力された複数の原色信号にそれぞれ乗算する乗算手段とを備えたことを特徴とする階調補正装置。
  2. 前記補正比率算出手段は、
    前記補正情報生成手段により生成された補正情報および前記輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報の合計と前記輝度相関情報との比率を前記補正比率として算出することを特徴とする請求項1記載の階調補正装置。
  3. 前記輝度相関情報生成手段は、
    前記輝度相関情報として輝度信号を生成することを特徴とする請求項1または2記載の階調補正装置。
  4. 前記複数の原色信号は、赤色原色信号、緑色原色信号および青色原色信号を含み、
    前記乗算手段は、
    前記補正比率算出手段により算出された補正比率を入力された赤色原色信号に乗算する第1の乗算回路と、
    前記補正比率算出手段により算出された補正比率を入力された緑色原色信号に乗算する第2の乗算回路と、
    前記補正比率算出手段により算出された補正比率を入力された青色原色信号に乗算する第3の乗算回路とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の階調補正装置。
  5. 前記補正情報生成手段は、
    フレームごとに前記輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報の各値の出現度数の分布を検出する度数分布検出手段と、
    前記度数分布検出手段により検出された前記分布に基づいて各値における補正量を前記補正情報として記憶する補正情報記憶手段とを含み、
    前記補正比率算出手段は、
    前記補正情報記憶手段から読み出された補正情報に基づいて前記輝度相関情報生成手段により生成された輝度相関情報に対応する補正比率を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の階調補正装置。
  6. 入力された複数の原色信号から輝度に対して相関性を有する輝度相関情報を生成するステップと、
    前記生成された輝度相関情報に基づいて輝度分布の平滑化処理のための補正情報を生成するステップと、
    前記生成された補正情報に基づいて前記生成された輝度相関情報に対応する補正比率を算出するステップと、
    前記算出された補正比率を前記入力された複数の原色信号にそれぞれ乗算するステップとを備えたことを特徴とする階調補正方法。
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