JP4226227B2 - カードモジュール用シャッタ機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、走行中に振動を受ける車載用電子機器におけるカードモジュールスロットに用いられるカードモジュール用シャッタ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ等の電子機器においては、例えばPCMCIA規格に基づいたカードモジュールが急速に普及しており、特に最近ではカーナビゲーションやカーオーディオ等の車載用電子機器においてもその傾向にある。
【0003】
このようなカードモジュールは、電子機器に設けられたカードモジュール挿抜専用のカードモジュールスロット(以下、スロットという)内に装着され、このスロットには例えば特開平7−282204号公報に開示されているようにシャッタ機構が設けられている。このシャッタ機構は、パーソナルコンピュータ等の電子機器におけるスロットを開閉するもので、カードモジュールが装着されていないときのスロットを閉じてスロット内のコネクタや他の装着部品を防塵しようとするものである。しかし、このシャッタ機構では、パーソナルコンピュータ等の電子機器にその用途を限定しており、走行中に振動を受け易い上述の車載用電子機器への適用を全く想定していない。このため、従来のシャッタ機構を車載用電子機器に適用しても、振動の影響によりカードコネクタが抜けたり、カードの振動により異音が発生したりする不都合を解消できない。
【0004】
上述したカードの振動による異音の発生を防止する従来技術としては、例えば特開平11−48869号公報に開示されたものが知られている。この公報は、自動車等の車内のインストルメントパネルに設けられ駐車場や給油所の料金支払いカードあるいはテレホンカード等のカード類を容易に取出せるように収納するカード収納構造を開示している。このカード収納構造では、収納されたカードの一面を弾性のカード押さえ部で圧接することでカードの振動による異音の発生を防止しようとするものである。
【0005】
しかし、仮に、このカード収納構造を上述の車載用電子機器のスロットに適用したとすると、カード面をカード押さえ部で押圧して固定することになるため、カードモジュール内の回路に損傷を与えるおそれがあり、事実上、適用は困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、走行中の振動を受けてもカードモジュールの飛び出し、異音発生およびコネクタ抜けを防止するカードモジュール用シャッタ機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るカードモジュール用シャッタ機構は、スロットを遮断する遮断位置と前記スロットから離れた退避位置との間を、前記スロットへのカードモジュールの挿入方向に対して直交し、かつ、前記スロット内に挿入された前記カードモジュールの面方向に沿う方向に往復移動可能なシャッタ本体と、該シャッタ本体に設けられ該シャッタ本体が遮断位置に停止している際に前記スロット内に挿入された前記カードモジュールの後端部を前記カードモジュールの挿入方向に押圧するカード押さえ部とを備え、
カード押さえ部がカードモジュールを押圧する際に当接してカードモジュールスロット内のカードモジュールの有無を検出する第1のスイッチを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
この発明に係るカードモジュール用シャッタ機構は、カード押さえ部をシャッタ本体から突出して設けると共に、該シャッタ本体の遮断位置側から前記カード押さえ部に向けて徐々に突出高さが増す傾斜部を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
この発明に係るカードモジュール用シャッタ機構は、シャッタ本体が退避位置に停止している際にのみ該シャッタ本体の一部が当接してスロットの開状態を検知する第2のスイッチを設けたことを特徴とするものである。
【0011】
この発明に係るカードモジュール用シャッタ機構は、第2のスイッチを、カードモジュールの抜去に関連する第3のスイッチに接続したことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1(a)はこの発明に係るカードモジュール用シャッタ機構の開状態における構成を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)に示したシャッタ機構を備えた車載用電子機器の正面パネルを示す外観図であり、図2は図1(a)におけるシャッタ開閉検出用スイッチの構成を示すA−A線断面図であり、図3は図1(a)におけるカード保持部とカードモジュールとの位置関係を示すB−B線断面図であり、図4はこの発明に係るカードモジュール用シャッタ機構が開状態と閉状態との間の中間状態における構成を示す平面図であり、図5はこの発明に係るカードモジュール用シャッタ機構の閉状態における構成を示す平面図であり、図6は図5におけるシャッタ開閉検出用スイッチの構成を示すC−C線断面図であり、図7は図5におけるカード保持部とカードモジュールとの位置関係を示すD−D線断面図であり、図8はカードモジュールスロットとカードとが差し込み不十分であった場合における接合部を拡大して示す断面図であり、図9はカードモジュールスロットとカードとが正しく差し込まれた場合における接合部を拡大して示す断面図である。これらの図は実施の形態1から実施の形態5までを示す共通図面であるので、各実施の形態の説明で参照され、共通の構成要素については、同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0013】
図において1は車載用電子機器のハウジングであり、2はハウジング1のフロントパネルであり、3は一般のPCカード、SRAMカード等のカードモジュール(以下、カードという)4を格納するためのスロットである。このスロット3はフロントパネル2の一部に形成された開口3aと、この開口3aからパネル2の面に直交する方向に延在して形成されたカード収納室3bとから概略構成されている。スロット3の開口3aはフロントパネル2よりも内側に若干後退しており、フロントパネル2と開口3aとの間の空間はシャッタ本体(シャッタ機構)5の配設スペースとして確保されている。シャッタ本体5は、フロントパネル2の内面2aに矢印E1方向および矢印E2方向に延在する一対のガイド6に沿って往復移動可能な樹脂製の板部材である。ここで、矢印E1方向および矢印E2方向はスロット3へのカード4の挿入方向(矢印F1方向)に対して直交し、かつ、スロット3内に挿入されたカード4の面方向に沿う方向(矢印G方向)である。シャッタ本体5は、このシャッタ本体5の外面5aの一部に形成された把持部7を矢印E1方向または矢印E2方向に移動させることにより、矢印E1方向へ最大限進行してスロット3の開口3aを遮断する遮断位置(図5参照)と、逆に矢印E2方向へ最大限後退してスロット3を開放する退避位置(図1(a)参照)とにそれぞれ移動可能である。
【0014】
シャッタ本体5の内面5bには矢印F1方向へ突出するカード保持部(シャッタ機構のカード押さえ部)8が一体成形により設けられている。この実施の形態1におけるカード保持部8は図1(a)等に示すように2つの傾斜部9および10とから構成される頂部として形成されている。一方の傾斜部9はシャッタ本体5の遮断位置側の端部から頂部としてのカード保持部8に向けて徐々に突出高さが増しており、カード保持部8から見ると矢印E1方向に延在する裾部分として形成されている。また、他方の傾斜部10はシャッタ本体5の退避位置側の端部から頂部としてのカード保持部8に向けて徐々に突出高さが増しており、カード保持部8から見ると矢印E2方向に延在する裾部分として形成されている。このような構成のシャッタ本体5のカード保持部8は、弾性を有する2つの傾斜部9および10により両側から支持されているので、カード4の抜去方向である矢印F2方向への力を受けたとき(図5参照)は若干撓んで変形し、その力が排除されたとき(図1(a)および図4参照)は原形状に復帰する可撓性を備えている。
【0015】
また、シャッタ本体5の内面5bには、カード保持部8が変形して当接する位置にカード4がスロット3内に挿入されているか否か、即ちカード4の有無を検知するカード有無検知スイッチ機構11が配設されている。
【0016】
ハウジング1内には、シャッタ本体5が退避位置に停止しているときに、当該シャッタ本体5上の傾斜部10に当接する位置にシャッタの開閉状態を検知するシャッタ開閉検知スイッチ機構12が設けられている。
【0017】
スロット3のカード収納室3bの最深部には、カード4の挿入時にカード4のコンタクト4aと接合する電子機器側の導通ピン13が穿設されている。
【0018】
ハウジング1のフロントパネル2には、シャッタ本体5の遮断位置側の端部に設けられたシャッタ側当接部5cと当接するパネル側当接部14が設けられている。このパネル側当接部14は、スロット3内に挿入されたカード4の後端部4bの中央部分をカード保持部8で矢印F1方向に押圧するために、シャッタ本体5を正確に遮断位置で停止させる位置決め部として機能するものである。
【0019】
次にシャッタ機構の動作を説明する。
まず、図1(a)に示すように、シャッタ本体5が退避位置に停止しているときに、スロット3の開口3aからカード4を挿入する。このとき、カード4の後端部4bを図1(a)に示す正位置Hになるまで挿入することにより、図9に示すようにカード収納室3b内にカード4が正しく挿入されてカード4のコンタクト4aをカード収納室3b内の導通ピン13に接合させる。次に、図4に示すように把持部7を矢印E1方向へ引いてシャッタ本体5をスロット3の開口3a前へ移動させ、シャッタ本体5のシャッタ側当接部5cとパネル側当接部14とが当接した位置(遮断位置)で図5に示すようにシャッタ本体5を停止させる。このとき、シャッタ本体5に設けた可撓性のカード保持部8はスロット3内に挿入されたカード4の後端部4bの中央部分を常に矢印F1方向に柔らかく押圧する。これにより、カード4は矢印F1方向とは逆方向の矢印F2方向への抜けを防止するので、カード4のコンタクト4aとカード収納室3b内の導通ピン13との接合が確実に維持される。
【0020】
以上のように、この実施の形態1によれば、シャッタ本体5に設けたカード保持部8によりスロット3のカード収納室3b内に収納されたカード4の後端部4bを常に押圧するので、走行中の振動を受けてもカード4の飛び出しや異音の発生を確実に防止することができる。また、カード保持部8は可撓性を有しているので、カード4を矢印F1方向へ強く押し込むことがなく、また走行中の振動を吸収して振動のカード4への影響を低減することができる。さらに、カード保持部8はカード4の後端部4bを押圧するので、従来のカード押さえ部がカードの面を押圧してカード内の回路を損傷させるおそれがあったのとは異なり、カード収納室3b内にカード4を変形等のない正常な状態で保持することができる。
【0021】
実施の形態2.
この実施の形態2の特徴は、スロット3内にカード4が挿入されているか否かを検知するカード有無検知スイッチ機構(第1のスイッチ)11を設けたことにある。即ち、このカード有無検知スイッチ機構11は、スイッチ部11aと、このスイッチ部11aを実装したスイッチ基板11bと、このスイッチ基板11bをシャッタ本体5の内面5b上に保持する一対の基板スライド保持部11cとから概略構成されている。このようなカード有無検知スイッチ機構11は、カード4の後端部4bへの押圧により変形するカード保持部8の裏面がカード有無検知スイッチ機構11に当接するように構成されている。このカード有無検知スイッチ機構11は、カード保持部8との当接により、例えばフロントパネル2上の「カード有り」の表示(図示せず)を行うことができる。
【0022】
以上のように、この実施の形態2によれば、カード4の後端部4bへの押圧により変形するカード保持部8の裏面がカード有無検知スイッチ機構11に当接することにより、カード4がスロット3内に収納されているか否かを検知することができる。
【0023】
この実施の形態2では、基板スライド保持部11cにスイッチ基板11bをハウジング1の上方からスライドさせて嵌め込めるので、スイッチ部11aを実装したスイッチ基板11bをハウジング1の上方から落とし込むだけで、シャッタ本体5とカード保持部8との間が狭くても上述のスイッチ基板11bを基板スライド保持部11c内に容易に装着可能である。
【0024】
この実施の形態2では、カード有無検知スイッチ機構11の基板スライド保持部11cと上述のカード保持部8とをシャッタ本体5に一体成形により設けたので、組立性が優れ、安価な設計が可能となる。
【0025】
実施の形態3.
この実施の形態3の特徴は、カード4の差込みが十分でない半差し状態を解消する傾斜部9を設けた点にある。即ち、カード4の差込みが十分でない半差し状態の場合には、カード類の後端部4bが図1(a)に示す不正位置Iにあり、カード収納室3b内にカード4が正しく挿入されていないので、図8に示すようにコンタクト4aと導通ピン13とは接合せず、電子機器とカード4との通信に不具合が生じる。このため、シャッタ本体5を矢印E1方向へ移動させる動作に伴って、カード4の後端部4bをシャッタ本体5の遮断位置側の端部から傾斜部9を通ってカード保持部8へ順に当接させることで、カード4が矢印F1方向へ移動するように誘導することができるので、カード4を正位置Hまで容易に押し込んでコネクタ抜けを防止することができる。これにより、カード4を図9に示すようにカード収納室3b内に収納してカード4のコンタクト4aと導通ピン13とを確実に接合させることができる。
【0026】
以上のように、この実施の形態3によれば、傾斜部9を設けたことにより、カード4のスロット3への差込みが不十分であっても、シャッタ本体5でスロット3を遮断する動作に伴って、カード4の差込み位置を容易に修正することができる。また、傾斜部9を設けたことにより、そのカード4をスロット3内へ容易に押し込んでコネクタ抜けを防止することができる。
【0027】
実施の形態4.
この実施の形態4の特徴は、シャッタ本体5が退避位置に停止しているときに、当該シャッタ本体5上の傾斜部10に当接する位置にシャッタの開閉状態を検知するシャッタ開閉検知スイッチ機構(第2のスイッチ)12をハウジング1内に設けた点にある。即ち、シャッタ本体5を退避位置に戻すシャッタ開放動作に伴ってシャッタ開閉検知スイッチ機構12により「シャッタ開」を容易に検知することができる。
【0028】
以上のように、この実施の形態4によれば、傾斜部10に当接可能なシャッタ開閉検知スイッチ機構12を設けたことにより、シャッタ本体5を退避位置に戻すだけで「シャッタ開」を容易に検知することができる。
【0029】
実施の形態5.
この実施の形態5の特徴は、シャッタ開閉検知スイッチ機構12をカード4の抜去に関連する適切な処理、例えばカード供給電源(図示せず)のスイッチ(第3のスイッチ)に接続した点にある。このような構成では、シャッタ開閉検知スイッチ機構12による「シャッタ開」の検知結果に連動して、カード4の抜去に関連する適切な処理、例えばカード供給電源(図示せず)のスイッチ(第3のスイッチ)をオフするなどの処理をさせることができる。
【0030】
以上のように、この実施の形態5によれば、シャッタ開閉検知スイッチ機構12を第3のスイッチ等に接続したことにより、「シャッタ開」という検知結果に伴ってカード4の抜去に関連する適切な処理、例えばカード供給電源のオフを行うことができるので、例えば主電源が入ったままでのカード4の引抜を回避でき、データ等の破壊を招くことなく、安全にカード4を抜去することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、シャッタ本体に設けたカード保持部によりスロット内に収納されたカードの後端部を押圧し、カードの後端部への押圧により変形するカード保持部の裏面がカード有無検知スイッチ機構に当接するので、走行中の振動を受けてもカードの飛び出しや異音の発生を確実に防止することができ、カードがスロット内に収納されているか否かを検知することができるという効果がある。
【0032】
この発明によれば、傾斜部を設けたことにより、カードのスロットへの差込みが不十分であっても、シャッタ本体でスロットを遮断する動作に伴って、カードの差込み位置を容易に修正することができるという効果がある。
【0034】
この発明によれば、シャッタ開閉検知スイッチ機構を設けたことにより、シャッタ本体を退避位置に戻すだけで「シャッタ開」を容易に検知することができるという効果がある。
【0035】
この発明によれば、シャッタ開閉検知スイッチ機構を第3のスイッチ等に接続したことにより、「シャッタ開」という検知結果に伴ってカードの抜去に関連する適切な処理、例えば主電源のオフを行うことができるので、例えばカード供給電源が入ったままでのカードの引抜やコネクタ抜けを回避でき、データ等の破壊を招くことなく、安全にカードを抜去することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はこの発明に係るカードモジュール用シャッタ機構の開状態における構成を示す平面図であり、(b)は(a)に示したシャッタ機構を備えた車載用電子機器の正面パネルを示す外観図である。
【図2】 図1(a)におけるシャッタ開閉検出用スイッチの構成を示すA−A線断面図である。
【図3】 図1(a)におけるカード保持部とカードモジュールとの位置関係を示すB−B線断面図である。
【図4】 この発明に係るカードモジュール用シャッタ機構が開状態と閉状態との間の中間状態における構成を示す平面図である。
【図5】 この発明に係るカードモジュール用シャッタ機構の閉状態における構成を示す平面図である。
【図6】 図5におけるシャッタ開閉検出用スイッチの構成を示すC−C線断面図である。
【図7】 図5におけるカード保持部とカードモジュールとの位置関係を示すD−D線断面図である。
【図8】 カードモジュールスロットとカードが差し込み不十分であった場合における接合部を拡大して示す断面図である。
【図9】 カードモジュールスロットとカードが正しく差し込まれた場合における接合部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 車載用電子機器のハウジング、2 フロントパネル、2a 内面、3 スロット(カードモジュールスロット)、3a 開口、4 カード類(カードモジュール)、4a コンタクト、4b 後端部、5 シャッタ本体(シャッタ機構)、5a 外面、5b 内面、5c シャッタ側当接部、6 ガイド、7 把持部、8 カード保持部(シャッタ機構のカード押さえ部)、9傾斜部、10 傾斜部、11 カード有無検知スイッチ機構(第1のスイッチ)、12 シャッタ開閉検知スイッチ機構(第2のスイッチ)、13 導通ピン、14 パネル側当接部。
Claims (4)
- 車載用電子機器のカードモジュールスロットを開閉するカードモジュール用シャッタ機構であって、前記カードモジュールスロットを遮断する遮断位置と前記カードモジュールスロットから離れた退避位置との間を、前記カードモジュールスロットへのカードモジュールの挿入方向に対して直交し、かつ、前記カードモジュールスロット内に挿入された前記カードモジュールの面方向に沿う方向に往復移動可能なシャッタ本体と、該シャッタ本体に設けられ該シャッタ本体が遮断位置に停止している際に前記カードモジュールスロット内に挿入された前記カードモジュールの後端部を前記カードモジュールの挿入方向に押圧するカード押さえ部とを備え、
前記カード押さえ部が前記カードモジュールを押圧する際に当接して前記カードモジュールスロット内の前記カードモジュールの有無を検出する第1のスイッチを設けたことを特徴とするカードモジュール用シャッタ機構。 - カード押さえ部をシャッタ本体から突出して設けると共に、該シャッタ本体の遮断位置側から前記カード押さえ部に向けて徐々に突出高さが増す傾斜部を設けたことを特徴とする請求項1記載のカードモジュール用シャッタ機構。
- シャッタ本体が退避位置に停止している際にのみ該シャッタ本体の一部が当接してカードモジュールスロットの開状態を検知する第2のスイッチを設けたことを特徴とする請求項1記載のカードモジュール用シャッタ機構。
- 第2のスイッチを、カードモジュールの抜去に関連する第3のスイッチに接続したことを特徴とする請求項3記載のカードモジュール用シャッタ機構。
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