JP4202515B2 - Self-supporting bag, its manufacturing method, and reinforcing material sticking device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自立性パウチに関する。
【0002】
【従来の技術】
柔軟な積層体からなるパウチを内容物を充填した状態において自立性を持たせるために種々の製袋形式の自立性パウチが提案がされている。例えば、その形式から図8に示すように、(a)スタンディングパウチ、(b)サイドガセットタイプの自立性パウチ、(c)上下ガセット付き自立性パウチのそれぞれの斜視図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの自立性パウチは、瓶や缶に比べ軽量であり、使用後の廃棄処理のし易さ等の利点があるが、パウチを構成するフィルムが柔軟であるために、陳列の際にパウチの胴部が膨らんだ状態となり、また、自立性に劣り店頭での陳列性に欠ける。また、これらの自立袋は積み上げも難しい。
自立性を重視した場合、前記積層体の剛性を大きくすることは有効である。しかし、積層体の剛性を大きくするためには、前記積層体の構成の一部の層または構成する層全部の層の厚さを増すことになって、コストのアップとなり、また、熱接着の条件としては、シール時間が長くかかり、生産の効率が低下することになる。
また、自立袋の包装材料の表面にラベル等の別資材を貼付けたり、自立性だけのためにカートンとの組合せを行うことにより実現してきたが、包装装置の機構が複雑・大型になり、それ故に包装体生産性の向上が図れなかったりした。
本発明の課題は、複合フィルムのバリア性等の物性を保持維持し、さらに自立性に優れた自立袋とその製造工程および補強材の貼着装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも片面が熱接着性を有する複合フィルムを用いて製袋される自立袋であって、前記複合フィルムが、前記自立袋として内容物を充填して自立させた時に側面に位置する部位の層間に補強材が設けられた積層体であることを特徴とする自立袋であって、前記補強材が60〜300 g/m2以上の厚さを有する紙を含むこと、前記自立袋の上端部に合成樹脂を用いて射出成形された注出口が装着されていることを含み、また、その製造方法は、自立袋の補強材となるロール状の被印刷体に、自立させたときに側壁部に位置する部位に設けられ補強材となる絵柄部と非絵柄部とからなる版を用いて印刷し、前記非絵柄部には、剥離ニスを塗布し、さらに、前記絵柄部と非絵柄部との境界は、2mm 以下の幅の繋ぎ部を少なくとも2ケ所以上残した殆ど全抜きをして巻き取り、次に前記印刷したロール紙の印刷面に基材フィルムをラミネートすると同時に、または、別工程において前記被印刷体の非絵柄部を引き剥がして、次に基材フィルムの前記補強材を接着した面に中間層及び/または熱融着層をラミネートして積層体とした後、該積層体を用いて製袋する方法、あるいは、自立袋となる基材フィルム上の、製袋したときに側壁部となる位置に、前記感熱接着剤を活性化させた前記補強材を貼着する工程、前記補強材を貼着した面に熱融着層を積層する工程、自立袋を製袋する工程からなること、前記基材フィルムに印刷を施したこと、自立袋の補強材となるロール状の被印刷体に絵柄部と非絵柄部とからなる版を用いて印刷し、更に、感熱接着剤を乾燥すること、前記被印刷体における絵柄部を打ち抜いて補強材とすることそして前記積層体を用いて製袋する工程において、袋本体の上部端縁部に合成樹脂の成型品からなる注出口を装着する工程を有することを含む自立袋の製造方法であり、また、 ロール状の補強材の供給と該ロール状の補強材から所定の形状の補強材とする打ち抜き部、打ち抜かれた補強材をコンベア上に排出する供給部、移送コンベアおよび前記いずれかの位置に設けられる感熱接着剤の活性化部、前記コンベアの先端に基材または基材に中間層を積層したロール状フィルムを連続的または間欠的に移動させる巻き返し機、前記巻き返し機における前記ロール状フィルムの流れ位置を検知し、タイミングをとって前記複合フィルムの所定の位置に補強材を貼着する機能の貼着部から構成される補強材の貼着装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の自立袋は、自立させたときの側壁部に、その全域または部分的に補強材料を設けて、その自立性を高めるものである。前記補強材料としては、その補強材基体としては紙、金属、プラスチックシート等が可能であるが、加工性、コスト、包装材料としての使用後の処理のし易さ等から紙が好適に利用できる。
図1は、本発明の自立袋の実施例を示す、(a)斜視図、(b)注出口を装着した斜視図、(c)本発明の自立袋の別の実施例を示す斜視図である。図2は、本発明の自立袋の構造を説明する、(a)図のX1 −X1 部断面図、(b)積層体の展開図である。図3は、本発明の自立袋の別の構造を説明する、(a)図のX2 −X2 部断面図、(b)前面部材または後面部材の正面図、(c)側面部材の正面図、(d)製袋時の各部材の位置を示す上面図である。図4は、本発明の自立袋を構成する積層体の実施例における構成を示す、(a)補強部を設けた部分、(b)補強部を設けない部分を示すそれぞれの断面図である。図5は、本発明の自立袋の製造方法についての説明図である。図6は、本発明の自立袋の補強材の貼着工程に用いる装置の実施例を示す、(a)装置の概念図、(b)Y部拡大図である。図7は、本発明の自立袋に装着する注出口の実施例を示す、(a)注出口を袋に装着を説明する斜視図、(b)注出口の別の実施例を示す斜視図である。
【0006】
本発明の自立袋は、少なくとも表面層と熱融着層とからなる2層以上の複合フィルムと、前記複合フィルムの剛性を部分的に強くするために、前記複合フィルムの層間に、図2(b)に示すように、折り罫8を設けた1枚の補強材を設けてなる積層体10から製袋されたものである。例えば、図1(a)に示すように、自立袋の側壁部は補強材を設けてなる積層体10aからなり、その他の部分は補強材のない積層体10bからなっている。
前記折り罫8は、自立袋を製袋する際に袋の稜線部が形成され易くなるように紙等の補強材に設けるものである。
そして、前記補強材1は、内容物が収納されて自立させた時の側壁部に相当する部位に、前記複合フィルムを製造する工程において挟入する。
本発明により製袋された自立袋は、自立性に優れたものである。
【0007】
前記補強材は、袋を構成する複合フィルムの層間に位置させることによって、表面の光沢性を損なうことなく、また、補強材層が袋から剥離する等の心配のないものである。
本発明の自立袋は、その積層構造に特徴を有し、もっとも単純な層構成として基材層、補強材層、熱融着層12、または、図4(a)に示すように基材層11、補強材、中間層、熱融着層12等のように、補強材を基材層と中間層との層間に挟入した構成の複合フィルムとして製袋することによって得ることができる。また、前記各層の間には接着層を設けることができる。
【0008】
本発明の自立袋は、前記複合フィルムを製造する段階において、前記補強材を前記基材と熱融着層との間、または、基材層と中間層との間に挟入して積層体とすることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の自立袋は、自立袋を構成する各パネル毎に補強材を設けてもよい。例えば、図1(c)、図3(b)に示すように、前面部材、後面部材および左右の側面部材を別体として、それぞれの部材に補強材を設けて、各部材を図3(d)のように配し各端部をヒートシールして、図3(a)に示すように、一体化することによって自立袋としたものであってもよい。
【0010】
次に、前記積層体を構成する各層について以下に説明する。前記複合フィルムは、少なくとも片面が熱融着層を有する材質からなる2層以上のラミネートフィルムである。前記複合フィルムとしては、例えば、
(A) 基材層/接着層/熱融着層
(B) 基材層/接着層/中間層/接着層/熱融着層
のような構成であり、本発明の補強材を挟入すると
(A′) 基材層/接着層/補強層/接着層/熱融着層
(B′) 基材層/接着層/補強層/接着層/中間層/接着層/熱融着層
(B′2)基材層/接着層/中間層/接着層/補強層/接着層/熱融着層
のような構成となる。なお、前記中間層は2層以上であってもよい。
【0011】
前記基材層としては、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ナイロンフィルム、ポリカーボネート等のプラスチックフィルム、セロファン、あるいは、前記プラスチックフィルムにアルミニウム等の金属、または、酸化珪素、酸化アルミニウム等の酸化物を蒸着したフィルムを用いることができる。
【0012】
前記中間層としては、複合フィルムとしての強度の向上、水蒸気、酸素などのガスに対するバリア性向上の目的のために、基材層と熱融着層との間に積層するが、該中間層は2層以上とすることもできる。中間層としては、具体的には、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP) 、二軸延伸ポリエステルフィルム(PET) 、二軸延伸ナイロンフィルム(ON)、ポリカーボネート(PC)、エチレン・酢酸ビニル共重合体のケン化物(EVOH)等からなるプラスチックフィルム、セロファン、あるいは、前記プラスチックフィルムにアルミニウム等の金属、または、酸化珪素、酸化アルミニウム等の酸化物を蒸着したフィルムを用いることができる。
【0013】
前記熱融着層としては、キャストポリプロピレン(CPP)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、アイオノマー、エチレン・メタクリル酸共重合体(EMAA)、ポリエステル(PET) 等のフィルムまたは、これらの樹脂を押出し法により製膜する。
【0014】
本発明の自立袋に用いる積層体中の補強材層は、自立袋の側壁部の剛性を増して自立性を向上させるためのものであり、その材質としては、紙、不織布、合成紙等を用いることができるが、形状の加工性の良さ、印刷適性、コスト等の面から紙が好適に用いられる。
紙の厚さとしては、60〜300 g/m2の範囲、より好ましくは 100〜200 g/m2である。紙の厚さが60g/m2未満の場合には、本発明の課題である自立性の向上効果が殆ど期待できない。また、前記紙の厚さが300 g/m2を超えると、製袋工程において折り曲げ適性が悪く、袋としての成形性が悪くなる。
【0015】
本発明の自立袋において、補強材を加工する際に、該補強材の被印刷体に、絵柄部と非絵柄部とを有する版を用いて印刷する。本発明の説明において、自立袋の側壁部に補強材として貼着する部分を絵柄部として、また、補強材を打ち抜いた後のスケルトン部分を非絵柄部として記載することがある。ただし、前記絵柄部は補強材として用いる領域を指すものであって絵柄はあっても無くてもよい。
前記非絵柄部に塗布する剥離ニスは、被印刷体に印刷された絵柄部と非絵柄部とを設けた面にラミネートした基材層に前記絵柄部のみを残して、非絵柄部を剥離可能とする離型性を示すニスである。
【0016】
基材層、補強材、中間層、熱融着層の各層とのラミネートは、接着性樹脂を用いるサンドイッチラミネーション( 以下、SL法) あるいはウレタン系接着剤を用いるドライラミネーション法( 以下、DL法) 等を利用することができる。また、前記熱融着層等を中間層に直接押出し製膜する場合等に、接着性プライマーとして塗布するアンカーコート層も接着層とする。
【0017】
次に本発明の自立袋の製造方法について説明する。
先ず、図5(a)に示すように、本発明の補強材基体Io 、例えば紙の外面に絵柄を印刷し、同時に前記絵柄を印刷しない領域(以下、非絵柄部)に剥離ニスを、塗布または印刷する。前記絵柄を印刷した領域(以下絵柄部)Fは、自立袋の側壁部に相当する部位の複合フィルムの層間に挟入され、前記非絵柄部Hは、後述の積層体の製造工程において、分離除去されるものである。前記非絵柄部の分離のために塗布または印刷する剥離ニスは、硝化綿ポリアマイド、シリコーン、ポリエチレンワックス等を主成分とするもので、グラビア印刷法等により塗布することができる。
次に、前記印刷と同時に、または、印刷後別工程において、図5(b)に示すように補強に必要な形状、すなわち、前記絵柄部Fの外周に沿って、数カ所の繋ぎ部7を残して全抜き加工を行う。前記全抜き加工はロータリーダイカッターを用いた。その後、絵柄部Fが非絵柄部Hと分離していない状態のままロール状に巻き取る。
前記抜き工程において繋ぎ部7を残すが、該繋ぎ部7は長すぎたり、またその数が多すぎると、その後の工程で補強材スケルトンIs がうまく除去できない。また、前記繋ぎ部7が短かすぎたり、少なすぎると、印刷や抜きの後に巻き取る際と基材層とラミネートするために前記巻き取れたロールから繰り出し、前記ラミネートするまでの間の搬送中に前記絵柄部Fが脱落あるいは引っ掛かりが起きる。実験の結果、繋ぎ部の長さは、0.3 〜1.0mm 、繋ぎ部7の数は各辺1〜2か所が適当であった。
次に、絵柄部の印刷面と表面層に用いるフィルムとをラミネートする。前記ラミネートと同時に、または、別工程において、図5(c)に示すように、前記非絵柄部Hを表面層フィルム11からセパレートする。次に、絵柄部Fの補強材1が接着された面に中間層13、熱融着層12をSL法またはDL法により順次貼り合わせることによって、本発明の自立袋を形成する積層体とすることができる。
【0018】
本発明の自立袋は次のような方法によって製造してもよい。すなわち、次の工程、1)必要により基材フィルムに印刷を施し、必要により該基材フィルムの印刷を施した面に中間層をラミネートする工程、2)自立袋の補強材となるロール状の被印刷体に自立袋させた時に側壁部に位置する部位に貼着されて補強材となる絵柄部と非絵柄部とからなる版を用いて印刷し、更に、該印刷面に感熱接着剤を塗布乾燥する工程、3)補強材の貼着工程においてインラインまたは事前に前記絵柄部を打ち抜いて枚葉の補強材とする工程、4)前記基材フィルムの印刷面または中間層のラミネート予定面あるいは中間層をラミネートした面のいずれかの、かつ、自立したときに側壁部となる位置に、前記感熱接着剤を活性化させた前記補強材を貼着する工程、5)前記補強材を貼着した面に熱融着層を積層する工程、6)自立袋を製袋する工程からなる方法である。
前記補強材のインライン打ち抜きにより枚葉にする場合には、該打ち抜きの前に感熱接着剤の活性化をしてもよい。
【0019】
前記の補強材を基材フィルムに貼着する装置(以下、装置)について説明する。前記装置は、ロール状の補強材の供給と該ロール状の補強材から所定の形状の補強材とする打ち抜き部、打ち抜かれた補強材をコンベア上に排出する供給部、移送コンベアおよび前記いずれかの位置に設けられる感熱接着剤の活性化部、前記コンベアの先端に基材または基材に中間層を積層したロール状フィルムを連続的または間欠的に移動させる巻き返し機、前記巻き返し機における前記ロール状フィルムの流れ位置を検知し、タイミングをとって前記複合フィルムの所定の位置に補強材を貼着する機能の貼着部から構成されるものである。
【0020】
前記コンベア上に補強材を供給する方法としては、前述のように、前記装置としてインラインで打ち抜きをしてコンベア上に供給する場合には、ロール状の補強材の感熱接着剤を加熱により活性化させてから打ち抜きコンベア上に供給することができる。また、別工程において所定の大きさに打ち抜きした補強材の場合には、図6(a)に示すように、打ち抜きした補強材をストック部61に供給し、該ストック部61からコンベア62上に補強材を供給し、コンベア62により移送する行程に活性化部63を設けて、感熱接着剤F0 を活性化し粘着性を発現させる。
貼着タンミング制御部および基材への貼着部からなる。
【0021】
前記装置KMは、図6(a)は、断裁された補強材Iを供給する場合の装置の概念図であり、その補強材ストッカー部61と、該ストッカー部61から搬送コンベア62上に所定の列数の補強材Iを一定間隔に供給する機構とする。また、搬送コンベア62の搬送面の先端には補強材のストッパー64を設ける。該ソトッパーは、制御される変位部に連動しており、該変位部は、基材ロールの流れにおいて、補強材を基材ロールの所定の面にタイミングよく貼着させるように制御により、前記ストッパー64が前記補強材Iを停止状態にしたり、開放状態にして補強材を基材ロール66に移動可能にしたりするものである。
一方、巻き返し機60としてロール状の基材フィルムまたは基材フィルムと中間層との積層体である基材ロール66が補強材貼着面を前記ストッパー側にして流れている。
補強材Iの貼着は、先ず、前記該ストッカー部61から搬送コンベア62上に所定の列数の補強材Iを、図6(b)に示すように、その感熱接着剤塗布面を上にして一定間隔に供給する。コンベア62の移送部の上部にある活性化部により、前記感熱接着剤層を加熱し粘着性を発現する。粘着性を発現した補強材は、コンベアの先端にあるストッパーにより、移動を停止され、後述の貼着のタイミングにより基材ロールに貼着される。
前記巻き返し機60における前記基材ロールの流れは連続的であっても、また間欠的であってもよい。そして装置の制御部は、前記基材ロールの印刷部の位置を検知部68において検知して、補強材Iを貼着するタイミングを前記ストッパー64の変位部に信号を送る。そして、貼着のタイミングの信号を受信した変位部は、停止しているストッパー64を直ちに開放状態に切替え、補強材Iは、基材ロール66の所定の位置に貼着される。貼着方法は、ジェットエアー、機械的プッシャー等の方法のいずれでもよい。また。補強材Iの貼着後、基材ロール66と補強材Iとをピンチロール65などにより加圧して貼着を確実にしと巻取67とした後に、図示はしないが前記補強材を貼着した面に中間層をラミネートし(あるいはしないで)、熱融着層をラミネートして積層体とする。
【0022】
本発明の自立袋を形成する複合フィルムのラミネートにおいて、特に補強材1を挿入する場合のラミネート方法としては、前記SL法、DL法、その他の方法を用いることが可能であるが、補強材の厚みによりその周縁に形成される段差部による空隙の発生の減少化などの点において、前記接着性樹脂によるSL法が望ましい。得られた補強材を挟入した積層体を所定の巾にスリットする。
【0023】
以上説明したような工程により得られた巻き取りを、製袋機械、包装機械にかけることによって、本発明の自立性袋とすることができる。
本発明の自立袋においては、紙等の補強材に印刷することにより、同系の商品をシリーズとして販売する際に、前記補強材への印刷だけを替えることによって、個々の商品ごとの印刷複合フィルムとする必要はなく、基材フィルムへの印刷はエンドレスの絵柄等により共通化するか、あるいはフィルムへの印刷を無印刷とし、必要絵柄ないしは情報は補強材への印刷において行ってもよい。
【0024】
本発明の自立袋の上端には、図1(b)に示すように合成樹脂を用いて射出成形された注出口を設けることができる。前記注出口の形状は、例えば、図6(a)に示すように、第1のフランジ部21に対し、その一方側に袋本体の内側に取り付けられる接着基部22を、また、他方側には袋の外側にある注出口筒部を設けてなる注出口本体を合成樹脂で一体に成形する注出口であって、前記第1のフランジ部の下方に設けた前記接着基部は、袋の2辺間にあって2辺が接着しやすくして密封性が保てるように底面視においてシャトル形状であり、また、前記、注出口筒部には、必要に応じて、第2、第3のフランジ、23、24あるいはキャップSとの螺合のためのねじ25等を設けることができる。
前記注出口の袋への装着は、図6(a)に示すように、袋の上端部のヒートシールの際に、シール部5の一部を未シール部5Nとしておき、前記注出口本体20の接着基部22を該未シール部5Nに挿入した後、未シール部5Nのフィルム外面から加熱加圧することによって、袋に注出口本体20を密封シール状態に装着することができる。
また、前記接着基部22に延長片27を設け、該延長片27に連結して閉塞防止リブ28を設けることができる。例えば、図6(b)に示すように、前記延長片4ケの先端同士を互いに懸架し、それぞれ懸架した部分を延長した断面十字型の延長リブを閉塞防止リブ28として設けることによって、内容物の取り出し時における閉塞を防止できる。
【0025】
【実施例】
本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
補強材の基体として片面コート紙(三菱製紙株式会社製 片アート 坪量:157g/m2 )を用い、該片面コート紙のコート面に多色グラビア印刷方式により絵柄を印刷するとともに、絵柄以外の部分に剥離ニス(ザ・インクテック株式会社製
キュアトップディレイドOPニス/キュアトップY100)を同時に印刷した。
次に、片面コート紙に部分的なつなぎを残した状態で補強材となる紙が残るように、印刷絵柄の外周に沿り、ロータリーダイカッターを用いて抜き加工を行った。
次いで、基材層となる20μm厚の延伸ポリプロピレン(OPP) フィルム( 二村化学工業株式会社製 FONA)にアンカーコート剤としてイソシアネートを塗布し、そしてポリエチレン樹脂(三井石油工業株式会社製 ミラソン11P )を接着層として20μmの厚さとなるように押出し、前記片面コート紙の印刷面とラミネートした。
次に、例えば、片面コート紙と延伸ポリプロピレンフィルムとをそれぞれ別のロールに巻き取ることにより、延伸ポリプロピレンフィルムから片面コート紙を引き剥がす。これによって片面コート紙の絵柄以外の不要部分が剥離ニスとともに延伸ポリプロピレンフィルムから分離除去され、延伸ポリプロピレンフィルム上には片面コート紙の絵柄部分( 補強材となる部分) のみが残る。
次いで、前記延伸ポリプロピレンフィルムの片面コート紙の絵柄部分が設けられた面に、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋メタライジング株式会社製 1100 :12μm厚)とポリエチレン樹脂(三井石油化学工業株式会社製 ミラソン11P )を接着性樹脂としたサンドイッチラミネーション法によりラミネートした。このとき、前記アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム( 以下、VMPET)の蒸着層側をラミネート面とし、また、接着性樹脂として用いたポリエチレン樹脂は、15μmの厚さとなるように押出した。
続いて、蒸着フィルムの非蒸着面にイソシアネート系アンカーコート剤( 以下、AC) 塗布し、この塗布面に30μm厚の線状低密度ポリエチレン樹脂( 以下、LLDPE)(三井石油化学工業株式会社製 15100C)を押出して熱融着層を形成し積層体を得た。
【0026】
得られた積層体の構成について補強材積層部分と補強材のない部分とを材質の略号により示すと次の通りである。
絵柄印刷部分(補強層)
OPP20/AC/PE20/絵柄印刷/ コート紙157/PE15/VMPET12/AC/LLDPE30
絵柄無し部分(非補強層)
OPP20/AC/PE35/VMPET12/AC/LLDPE30
〔略号 OPP:2軸延伸ポリプロピレンフィルム、AC:アンカーコート、PE: ポリエチレン、VMPET:蒸着ポリエステルフィルム、LLDPE:線状低密度ポリエチレン樹脂、いずれも、略号の後の数字は、厚さ (μm) を示す。但し、紙はg/m2である〕得られた積層体を所定の巾にスリットした巻き取りを縦形ガセットピロー機(株式会社 川島製作所製)にセットし、自立袋の成形、内容物の充填及び密封シールを行ったところ、自立性の高いガセット袋が得られた。
【0027】
又、上記の所定の巾にスリットした巻き取りを製袋機(株式会社 西部製作所製)にセットし、自立袋の成形及びシール行ったところ、製袋上の問題もなく、内容物を充填して密封シールをしたところ、自立性に優れた自立袋となった。
【0028】
【発明の効果】
本発明の自立袋は、従来の自立袋と比較して、その自立性を格段に向上させることが可能になった。
紙等の補強材に印刷することにより、同系の商品のシリーズとして販売する際に値前記補強材への印刷だけわ替えることによって、個々の商品ごとにフィルムへの印刷をする必要がなく、共通の絵柄ととするか、あるいはフィルムへの印刷を無印刷とすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自立袋の実施例を示す、(a)斜視図、(b)注出口を装着した斜視図、(c)本発明の自立袋の別の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の自立袋の構造を説明する、(a)図1のX1 −X1 部断面図、(b)積層体の展開図である。
【図3】本発明の自立袋の別の構造を説明する、(a)図2のX2 −X2 部断面図、(b)前面部材または後面部材の正面図、(c)側面部材の正面図、(d)製袋時の各部材の位置を示す上面図である。
【図4】本発明の自立袋を構成する積層体の実施例における構成を示す、(a)補強部を設けた部分、(b)補強部を設けない部分を示すそれぞれの断面図である。
【図5】本発明の自立袋の製造方法についての説明図である。
【図6】本発明の自立袋の補強材の貼着工程に用いる装置の実施例を示す、(a)装置の概念図、(b)Y部拡大図である。
【図7】本発明の自立袋に装着する注出口の実施例を示す、(a)注出口を袋に装着を説明する斜視図、(b)注出口の別の実施例を示す斜視図である。
【図8】従来の自立袋の説明図であって、(a)スタンディングパウチ、(b)サイドカセットタイプの自立性パウチ、(c)上下ガセット付き自立性パウチのそれぞれの斜視図である。
【符号の説明】
P 本発明の自立袋
S 注出口
F 絵柄部
F0 絵柄のインキ
H 非絵柄部
H0 剥離ニス
I 補強材
Io 補強材基体
Is 補強材スケルトン
V 感熱接着剤
2 前面部材または前面パネル
3 後面部材または前面パネル
4 側面部材または前面パネル
5 ヒートシール部
6 抜き部
7 繋ぎ部
8 折り罫
10 自立袋を形成する積層体
10a 自立袋を形成する積層体の補強材挿入部
10b 自立袋を形成する積層体の補強材非挿入部
11 表面層
12 熱融着層
13 中間層
14 接着層
15 補強材層
20 注出口本体
21 第1のフランジ部
22 接着基部
23 筒部
24 第2のフランジ部
25 第3のフランジ部
26 ねじ
27 延長片
28 閉塞防止リブ
30 スタンディングパウチ
31 ヒートシール部
40 サイドガセットタイプの自立袋
41 ヒートシール部
42 注出口
50 上下ガセットタイプの自立袋
51 ヒートシール部
52 注出口
KM 補強材の貼着装置
60 巻き返し機
61 補強材ストッカー
62 コンベア
63 活性化部
64 ストッパー
65 ピンチロール
66 基材ロール等
67 巻取
68 検知部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-supporting pouch.
[0002]
[Prior art]
Various bag-making self-supporting pouches have been proposed in order to provide self-supporting properties in a state where a flexible pouch is filled with contents. For example, as shown in FIG. 8 from the format, (a) a standing pouch, (b) a side gusset type self-supporting pouch, and (c) a self-supporting pouch with upper and lower gussets.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
These self-supporting pouches are lighter than bottles and cans, and have advantages such as ease of disposal after use. However, because the films that make up the pouches are flexible, The torso is swollen, and it is inferior in its independence and lacks display at the store. Also, these free standing bags are difficult to stack.
When emphasis is placed on self-supporting, it is effective to increase the rigidity of the laminate. However, in order to increase the rigidity of the laminate, it is necessary to increase the thickness of a part of the layers of the laminate or all the layers constituting the laminate. As a condition, the sealing time takes a long time, and the production efficiency decreases.
In addition, it has been realized by pasting other materials such as labels on the surface of the packaging material of a self-supporting bag, or by combining with a carton for self-supporting alone, but the mechanism of the packaging device becomes complicated and large, Therefore, the productivity of the package could not be improved.
An object of the present invention is to provide a self-supporting bag that maintains and maintains physical properties such as barrier properties of a composite film, and has excellent self-supporting properties, a manufacturing process thereof, and a reinforcing material sticking device.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a self-supporting bag that is formed using a composite film having at least one surface having thermal adhesiveness, and the composite film is positioned on a side surface when the self-supporting bag is filled with contents to be self-supporting. A self-supporting bag, characterized in that it is a laminated body provided with a reinforcing material between the layers of the region, wherein the reinforcing material contains paper having a thickness of 60 to 300 g / m2 or more, Including a spout that is injection-molded using synthetic resin at the upper end, and the method of manufacturing the roll-like printed material that serves as a reinforcing material for a self-supporting bag. Printing is performed using a plate made of a pattern portion and a non-pattern portion, which is provided at a portion located on the side wall portion, and serves as a reinforcing material. A peeling varnish is applied to the non-pattern portion, and the pattern portion and the non-pattern portion are further coated. Leave at least two joints with a width of 2mm or less at the boundary with the part At the same time as the substrate film is laminated on the printing surface of the printed roll paper, or the non-image part of the substrate to be printed is peeled off in a separate process, After laminating an intermediate layer and / or a heat-sealing layer on the surface of the film to which the reinforcing material is bonded, a laminate is formed, or a bag is made using the laminate, or on a base film that becomes a self-supporting bag A step of sticking the reinforcing material in which the heat-sensitive adhesive is activated at a position that becomes a side wall when bag making, a step of laminating a heat-sealing layer on the surface on which the reinforcing material is attached, Printing using a plate consisting of a pattern part and a non-pattern part on a roll-shaped printed material that is a step of making a self-supporting bag, printing the base film, and reinforcing the self-supporting bag And further drying the heat-sensitive adhesive to the substrate. Punching out the pattern portion to be used as a reinforcing material and forming a bag using the laminated body, including the step of attaching a spout made of a synthetic resin molded product to the upper edge of the bag body. It is a manufacturing method of a self-supporting bag, and also supplies a roll-shaped reinforcing material, a punching portion that is a reinforcing material having a predetermined shape from the roll-shaped reinforcing material, a supplying portion that discharges the punched reinforcing material onto a conveyor, A transfer conveyor and a heat-sensitive adhesive activation unit provided at any one of the above positions, a rewinding machine for continuously or intermittently moving a roll-like film having a base layer or an intermediate layer laminated on the tip of the conveyor, Reinforcing material comprising a sticking portion having a function of detecting the flow position of the roll film in the rewinding machine and sticking the reinforcing material to a predetermined position of the composite film at a timing. It is a sticking device.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the self-supporting bag of the present invention, a reinforcing material is provided on the entire side wall or part of the side wall when it is self-supporting to enhance its self-supporting property. As the reinforcing material, paper, metal, plastic sheet or the like can be used as the reinforcing material base, but paper can be suitably used from the viewpoint of workability, cost, ease of processing after use as a packaging material, and the like. .
FIG. 1 shows an embodiment of the self-supporting bag of the present invention, (a) a perspective view, (b) a perspective view equipped with a spout, and (c) a perspective view showing another embodiment of the self-supporting bag of the present invention. is there. FIG. 2 illustrates the structure of the self-supporting bag of the present invention. 1 -X 1 It is a fragmentary sectional view, (b) It is an expanded view of a laminated body. FIG. 3 illustrates another structure of the self-supporting bag of the present invention. 2 -X 2 It is a fragmentary sectional view, (b) The front view of a front member or a rear member, (c) The front view of a side member, (d) The top view which shows the position of each member at the time of bag making. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a configuration in an example of a laminated body constituting the self-supporting bag of the present invention, showing (a) a portion provided with a reinforcing portion and (b) a portion not provided with a reinforcing portion. Drawing 5 is an explanatory view about the manufacturing method of the self-supporting bag of the present invention. FIG. 6: is the conceptual diagram of an apparatus and (b) Y part enlarged view which show the Example of the apparatus used for the sticking process of the reinforcing material of the self-supporting bag of this invention. FIG. 7 shows an embodiment of the spout attached to the self-supporting bag of the present invention, (a) a perspective view for explaining the attachment of the spout to the bag, and (b) a perspective view showing another embodiment of the spout. is there.
[0006]
The self-supporting bag of the present invention has a composite film of at least two layers composed of at least a surface layer and a heat fusion layer, and a layer between the composite films in order to partially increase the rigidity of the composite film. As shown in b), the bag is made from the
The
And the said reinforcing material 1 is inserted | pinched in the process which manufactures the said composite film in the site | part corresponded to the side wall part when the contents are accommodated and made to stand.
The self-supporting bag made according to the present invention is excellent in self-supporting property.
[0007]
By positioning the reinforcing material between layers of the composite film constituting the bag, the glossiness of the surface is not impaired, and there is no concern that the reinforcing material layer peels off the bag.
The self-supporting bag of the present invention is characterized by its laminated structure. The simplest layer structure is a base material layer, a reinforcing material layer, a
[0008]
The self-supporting bag of the present invention is a laminate in which the reinforcing material is sandwiched between the base material and the heat-fusible layer or between the base material layer and the intermediate layer in the step of producing the composite film. It is characterized by that.
[0009]
Moreover, the self-supporting bag of this invention may provide a reinforcing material for each panel which comprises a self-supporting bag. For example, as shown in FIG. 1C and FIG. 3B, the front member, the rear member, and the left and right side members are separated from each other, and a reinforcing material is provided on each member. ) And heat-sealing each end, and as shown in FIG. 3A, they may be integrated into a self-supporting bag.
[0010]
Next, each layer which comprises the said laminated body is demonstrated below. The composite film is a laminate film of two or more layers made of a material having at least one surface having a heat-sealing layer. As the composite film, for example,
(A) Base material layer / adhesive layer / heat fusion layer
(B) Substrate layer / adhesive layer / intermediate layer / adhesive layer / heat fusion layer
When the reinforcing material of the present invention is inserted,
(A ′) Base material layer / adhesive layer / reinforcing layer / adhesive layer / heat-sealing layer
(B ′) Base material layer / adhesive layer / reinforcing layer / adhesive layer / intermediate layer / adhesive layer / heat-fusion layer
(B'2) Base material layer / adhesive layer / intermediate layer / adhesive layer / reinforcing layer / adhesive layer / heat-bonding layer
The configuration is as follows. The intermediate layer may be two or more layers.
[0011]
As the base material layer, a biaxially stretched polypropylene film, a biaxially stretched polyester film, a biaxially stretched nylon film, a plastic film such as polycarbonate, cellophane, or a metal such as aluminum or silicon oxide, oxidized on the plastic film A film on which an oxide such as aluminum is deposited can be used.
[0012]
The intermediate layer is laminated between the base material layer and the heat-fusible layer for the purpose of improving the strength as a composite film and improving the barrier property against gas such as water vapor and oxygen. Two or more layers can also be used. Specific examples of the intermediate layer include biaxially stretched polypropylene film (OPP), biaxially stretched polyester film (PET), biaxially stretched nylon film (ON), polycarbonate (PC), and ethylene / vinyl acetate copolymer. A plastic film made of saponified product (EVOH) or the like, cellophane, or a film in which a metal such as aluminum or an oxide such as silicon oxide or aluminum oxide is deposited on the plastic film can be used.
[0013]
Examples of the heat sealing layer include cast polypropylene (CPP), linear low density polyethylene (LLDPE), low density polyethylene (LDPE), ionomer, ethylene / methacrylic acid copolymer (EMAA), polyester (PET), and the like. Alternatively, these resins are formed by an extrusion method.
[0014]
The reinforcing material layer in the laminate used for the self-supporting bag of the present invention is for increasing the rigidity of the side wall portion of the self-supporting bag and improving the self-supporting property, and the material thereof is paper, non-woven fabric, synthetic paper, etc. Although it can be used, paper is preferably used from the viewpoints of good shape workability, printability, cost, and the like.
The paper thickness is 60-300 g / m 2 Range, more preferably 100-200 g / m 2 It is. Paper thickness is 60g / m 2 If the ratio is less than 1, the improvement effect of the self-supporting property, which is the subject of the present invention, can hardly be expected. The thickness of the paper is 300 g / m 2 If it exceeds 1, folding suitability is poor in the bag making process, and the formability as a bag becomes poor.
[0015]
In the self-supporting bag of the present invention, when the reinforcing material is processed, printing is performed on the printed material of the reinforcing material using a plate having a pattern portion and a non-pattern portion. In the description of the present invention, a portion that is stuck as a reinforcing material to the side wall portion of the self-supporting bag may be described as a pattern portion, and a skeleton portion after punching out the reinforcing material may be described as a non-pattern portion. However, the said pattern part points out the area | region used as a reinforcing material, and may or may not have a pattern.
The peeling varnish to be applied to the non-pattern part can peel the non-pattern part, leaving only the pattern part on the base material layer laminated on the surface provided with the pattern part and the non-pattern part printed on the substrate. It is a varnish showing releasability.
[0016]
Laminating with each layer of base material layer, reinforcing material, intermediate layer, heat fusion layer is sandwich lamination method using adhesive resin (hereinafter referred to as SL method) or dry lamination method using urethane adhesive (hereinafter referred to as DL method) Etc. can be used. An anchor coat layer applied as an adhesive primer is also used as an adhesive layer when the heat-sealing layer or the like is directly extruded and formed on an intermediate layer.
[0017]
Next, the manufacturing method of the self-supporting bag of this invention is demonstrated.
First, as shown in FIG. 5 (a), a reinforcing varnish Io of the present invention, for example, a pattern is printed on the outer surface of paper, and at the same time, a release varnish is applied to a region where the pattern is not printed (hereinafter, non-pattern part). Or print. A region (hereinafter referred to as a pattern portion) F on which the pattern is printed is sandwiched between layers of a composite film in a portion corresponding to a side wall portion of a self-supporting bag, and the non-pattern portion H is separated in a manufacturing process of a laminate described later. Is to be removed. The peeling varnish to be applied or printed for separation of the non-picture part is mainly composed of nitrified cotton polyamide, silicone, polyethylene wax, etc., and can be applied by a gravure printing method or the like.
Next, at the same time as the printing or in another process after printing, as shown in FIG. 5 (b), the shape necessary for reinforcement, that is, along the outer periphery of the picture portion F, is left with several connecting portions 7. Complete the blanking process. A rotary die cutter was used for the complete punching process. Then, it winds up in a roll shape with the state where the pattern part F is not separated from the non-pattern part H.
Although the connecting portion 7 is left in the punching step, if the connecting portion 7 is too long or too many, the reinforcing material skeleton Is cannot be removed well in the subsequent steps. Further, when the connecting portion 7 is too short or too small, when being wound up after printing or punching and being fed out from the wound roll for laminating with the base material layer, it is being transported until the laminating. In addition, the picture part F falls off or gets caught. As a result of the experiment, the length of the connecting portion was 0.3 to 1.0 mm, and the number of the connecting portions 7 was 1 to 2 on each side.
Next, the printing surface of the pattern part and the film used for the surface layer are laminated. Simultaneously with the laminating or in a separate process, the non-picture portion H is separated from the
[0018]
The self-supporting bag of the present invention may be manufactured by the following method. That is, the next step, 1) if necessary, printing on the base film, and if necessary, laminating an intermediate layer on the surface on which the base film is printed, 2) a roll-like material that serves as a reinforcing material for a self-supporting bag Printing is performed using a plate composed of a pattern portion and a non-pattern portion that are attached to the side wall portion when the printed material is self-supported and is used as a reinforcing material, and a thermal adhesive is applied to the printed surface. A step of applying and drying, 3) a step of punching out the pattern portion in-line or in advance in the step of sticking the reinforcing material to obtain a reinforcing material for a sheet, 4) a printed surface of the base film or a laminated surface of the intermediate layer or A step of attaching the reinforcing material with the heat-sensitive adhesive activated to any one of the surfaces laminated with the intermediate layer and serving as a side wall when it is self-supporting, 5) Adhering the reinforcing material A process of laminating a heat-sealing layer on the finished surface, 6) A method comprising the step of bags.
When the reinforcing material is cut into sheets by in-line punching, the heat-sensitive adhesive may be activated before the punching.
[0019]
An apparatus (hereinafter referred to as an apparatus) for sticking the reinforcing material to the base film will be described. The apparatus includes a roll-shaped reinforcing material supply, a punching portion that forms a reinforcing material of a predetermined shape from the roll-shaped reinforcing material, a supply portion that discharges the punched reinforcing material onto a conveyor, and a transfer conveyor. An activation part of a heat-sensitive adhesive provided at a position, a rewinding machine that continuously or intermittently moves a roll-like film having a base material or an intermediate layer laminated on the tip of the conveyor, and the roll in the rewinding machine The flow position of the film-like film is detected, and it is composed of a sticking portion having a function of sticking a reinforcing material to a predetermined position of the composite film at a timing.
[0020]
As described above, when the reinforcing material is supplied onto the conveyor, as described above, when the device is punched in-line and supplied onto the conveyor, the heat-sensitive adhesive of the roll-shaped reinforcing material is activated by heating. And then fed onto a punching conveyor. Further, in the case of a reinforcing material punched to a predetermined size in a separate process, as shown in FIG. 6A, the punched reinforcing material is supplied to the
It consists of a sticking tamming control part and a sticking part to a base material.
[0021]
FIG. 6A is a conceptual diagram of the apparatus in the case where the cut reinforcing material I is supplied. The reinforcing
On the other hand, a
First, the reinforcing material I is pasted from the
The flow of the substrate roll in the rewinding
[0022]
In the lamination of the composite film forming the self-supporting bag of the present invention, the SL method, the DL method, and other methods can be used as the laminating method particularly when the reinforcing material 1 is inserted. The SL method using the adhesive resin is desirable in terms of reducing the generation of voids due to the stepped portion formed on the periphery of the thickness depending on the thickness. The obtained laminate with the reinforcing material inserted is slit to a predetermined width.
[0023]
The self-supporting bag of the present invention can be obtained by applying the winding obtained by the process as described above to a bag making machine and a packaging machine.
In the self-supporting bag of the present invention, by printing on a reinforcing material such as paper, when selling similar products as a series, only the printing on the reinforcing material is changed, so that a printed composite film for each individual product The printing on the base film may be made common by an endless pattern or the like, or the printing on the film may be made unprinted, and the necessary pattern or information may be printed on the reinforcing material.
[0024]
At the upper end of the self-supporting bag of the present invention, a spout that is injection-molded using a synthetic resin can be provided as shown in FIG. The shape of the spout is, for example, as shown in FIG. 6 (a), with respect to the
As shown in FIG. 6A, when attaching the spout to the bag, a part of the
Further, an
[0025]
【Example】
The invention is explained in more detail by means of examples.
Single-sided coated paper as base material for reinforcement (Mitsubishi Paper Co., Ltd., piece art Basis weight: 157 g / m 2 ), And a pattern is printed on the coated surface of the single-sided coated paper by a multicolor gravure printing method, and a peeling varnish (manufactured by The Inktec Co., Ltd.) is applied to portions other than the pattern.
Cure top delayed OP varnish / Cure top Y100) was printed at the same time.
Next, punching was performed using a rotary die cutter along the outer periphery of the printed pattern so as to leave a paper as a reinforcing material in a state where a partial connection was left on the single-side coated paper.
Next, an isocyanate is applied as an anchor coating agent to a 20 μm-thick expanded polypropylene (OPP) film (FONA manufactured by Nimura Chemical Co., Ltd.), which becomes the base material layer, and a polyethylene resin (Mirason 11P manufactured by Mitsui Oil Industries, Ltd.) is adhered The layer was extruded to a thickness of 20 μm and laminated with the printed surface of the single-side coated paper.
Next, for example, the single-sided coated paper and the stretched polypropylene film are wound on separate rolls, respectively, thereby peeling the single-sided coated paper from the stretched polypropylene film. As a result, unnecessary portions other than the pattern of the single-sided coated paper are separated and removed from the stretched polypropylene film together with the release varnish, and only the pattern portion of the single-sided coated paper (the portion serving as a reinforcing material) remains on the stretched polypropylene film.
Next, on the surface of the stretched polypropylene film provided with the pattern portion of the single-side coated paper, an aluminum-deposited polyethylene terephthalate film (1100: 12 μm thickness manufactured by Toyo Metallizing Co., Ltd.) and a polyethylene resin (Mirason 11P manufactured by Mitsui Petrochemical Co., Ltd.) ) Was laminated by a sandwich lamination method using an adhesive resin. At this time, the vapor deposition layer side of the aluminum vapor-deposited polyethylene terephthalate film (hereinafter referred to as VMPET) was used as the laminate surface, and the polyethylene resin used as the adhesive resin was extruded so as to have a thickness of 15 μm.
Subsequently, an isocyanate-based anchor coating agent (hereinafter referred to as AC) was applied to the non-deposited surface of the deposited film, and a linear low density polyethylene resin (hereinafter referred to as LLDPE) having a thickness of 30 μm was applied to this coated surface (Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. 15100C ) Was extruded to form a heat-sealing layer to obtain a laminate.
[0026]
Regarding the configuration of the obtained laminated body, the reinforcing material laminated portion and the portion without the reinforcing material are indicated by material abbreviations as follows.
Pattern printing part (reinforcing layer)
OPP20 / AC / PE20 / Picture printing / Coated paper 157 / PE15 / VMPET12 / AC / LLDPE30
Part without pattern (non-reinforced layer)
OPP20 / AC / PE35 / VMPET12 / AC / LLDPE30
[Abbreviations OPP: Biaxially stretched polypropylene film, AC: Anchor coat, PE: Polyethylene, VMPET: Vaporized polyester film, LLDPE: Linear low density polyethylene resin, the numbers after the abbreviations indicate thickness (μm) Show. However, paper is g / m 2 When the winding obtained by slitting the obtained laminate to a predetermined width was set in a vertical gusset pillow machine (manufactured by Kawashima Seisakusho Co., Ltd.), forming a self-supporting bag, filling the contents, and sealing and sealing, A highly self-supporting gusset bag was obtained.
[0027]
In addition, when the take-up slitted to the predetermined width is set in a bag making machine (manufactured by Seibu Seisakusho Co., Ltd.) and the self-supporting bag is molded and sealed, the contents are filled without any problems in bag making. After sealing and sealing, it became a self-supporting bag with excellent self-supporting properties.
[0028]
【The invention's effect】
The self-supporting bag of the present invention can significantly improve its self-supporting property as compared with the conventional self-supporting bag.
By printing on a reinforcing material such as paper, when selling as a series of similar products, only the printing on the reinforcing material is replaced, so there is no need to print on a film for each individual product. It is possible to make it a pattern of no print or no printing on the film.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a self-supporting bag of the present invention, (a) a perspective view, (b) a perspective view equipped with a spout, and (c) a perspective view showing another embodiment of the self-supporting bag of the present invention. is there.
2 explains the structure of a self-supporting bag according to the present invention. (A) X in FIG. 1 -X 1 It is a fragmentary sectional view, (b) It is an expanded view of a laminated body.
FIG. 3 explains another structure of the self-supporting bag of the present invention, (a) X in FIG. 2 -X 2 It is a fragmentary sectional view, (b) The front view of a front member or a rear member, (c) The front view of a side member, (d) The top view which shows the position of each member at the time of bag making.
FIGS. 4A and 4B are cross-sectional views showing a configuration of an example of a laminated body constituting the self-supporting bag of the present invention, showing (a) a portion provided with a reinforcing portion and (b) a portion not provided with a reinforcing portion.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a method for manufacturing a self-supporting bag according to the present invention.
6A is a conceptual diagram of an apparatus, and FIG. 6B is an enlarged view of a Y portion, showing an embodiment of the apparatus used in the step of attaching a reinforcing material for a self-supporting bag of the present invention.
FIGS. 7A and 7B show an embodiment of a spout attached to the self-supporting bag of the present invention, FIG. 7A is a perspective view illustrating attachment of the spout to the bag, and FIG. 7B is a perspective view showing another embodiment of the spout. is there.
FIG. 8 is an explanatory view of a conventional self-supporting bag, and is a perspective view of (a) a standing pouch, (b) a side cassette type self-supporting pouch, and (c) a self-supporting pouch with upper and lower gussets.
[Explanation of symbols]
P Self-supporting bag of the present invention
S outlet
F Pattern part
F 0 Pattern ink
H Non-pattern part
H 0 Peeling varnish
I Reinforcing material
Io reinforcement base
Is reinforcement skeleton
V Thermal adhesive
2 Front member or front panel
3 Rear member or front panel
4 Side members or front panel
5 Heat seal part
6 Extraction part
7 Connecting part
8 Folding rules
10 Laminate forming a self-supporting bag
10a Reinforcing material insertion part of laminated body forming self-supporting bag
10b Reinforcement non-insertion part of laminated body forming self-supporting bag
11 Surface layer
12 Thermal fusion layer
13 Middle layer
14 Adhesive layer
15 Reinforcement layer
20 Outlet body
21 1st flange part
22 Adhesive base
23 Tube
24 Second flange
25 Third flange
26 Screw
27 Extension piece
28 Blocking prevention rib
30 Standing Pouch
31 Heat seal part
40 Side gusset type freestanding bags
41 Heat seal part
42 Outlet
50 Upper and lower gusset type free standing bags
51 Heat seal part
52 Outlet
KM Reinforcing material sticking device
60 rewinding machine
61 Reinforcement stocker
62 Conveyor
63 Activation part
64 stopper
65 pinch rolls
66 Base roll, etc.
67 Winding
68 Detector
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