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JP4286858B2 - 測定データ通信装置、情報取得装置、およびシステム - Google Patents

測定データ通信装置、情報取得装置、およびシステム Download PDF

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JP4286858B2 JP2006300983A JP2006300983A JP4286858B2 JP 4286858 B2 JP4286858 B2 JP 4286858B2 JP 2006300983 A JP2006300983 A JP 2006300983A JP 2006300983 A JP2006300983 A JP 2006300983A JP 4286858 B2 JP4286858 B2 JP 4286858B2
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Description

本発明は、複数の測定値をコードと対応付けて送受信する測定データ通信装置および情報取得装置に関するものである。
従来の高速通信を用いた通信システムでは、データ通信を行う場合にはXML(Extensible Markup Language)や独自の規格などを使用し、必要な測定条件を添付してデータを送信することが可能である。これらのデータは、データとして属性等が明確に設定されている。そのため、システム内でのデータ解析および各規格に応じたデータ変換が必要なく、データ自体に有効性がある。また、第三者により解析可能なデータであるため、データの再利用を行うことも可能である。
しかし、低速通信では同内容のデータを送信すると、長い通信時間がかかってしまう。このため低速通信における従来の通信システムでは、通信装置は、データの項目をコード変換などして必要最小限のデータのみを送信するようにしている。そして、データは、事前に定められた規格等の内容に則して受信側の装置で変換処理が行われる。このように、実際に必要である共通利用可能なデータの作成を行っている。
ここで、後掲の特許文献1には、データ処理方式について開示されている。また、後掲の特許文献2には、データの格納および取り出しの方法ならびにその装置について開示されている。また、後掲の特許文献3には、データ送受信装置およびデータ送受信方式が記載されている。また、後掲の特許文献4には、ネットワークに接続可能な機器の認証方法が開示されている。また、後掲の特許文献5には、複数の機能を持つ一体型の機器の制御について開示されている。また、後掲の特許文献6には、機器端末を集中制御するホームネットワークシステムについて記載されている。また、後掲の特許文献7には、ホームサーバシステムについて記載されている。
特開平8−6828号公報(1996年1月12日公開) 特表平9−503326号公報(1997年3月31日公表) 特開2001−103079号公報(2001年4月13日公開) 特開2003−333107号公報(2003年11月21日公開) 特公平6−81142号公報(1994年10月12日公告) 特開2000−59404号公報(2000年2月25日公開) 特開2002−189852号公報(2002年7月5日公開)
しかしながら、特許文献1〜特許文献7のいずれの従来技術においても、測定機器ごとに複数の測定項目の測定データの属性を一つのコードで表現しつつ、測定機器の種別毎に異なるコード体系としたり、新たな測定項目の自由な追加などに対応出来ないという課題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、測定機器ごとに複数の測定項目の測定データの属性を一つのコードで表現しつつ、測定機器の種別毎に異なるコード体系としたり、新たな測定項目の自由な追加などに対応出来る測定データ通信装置および情報取得装置を実現することにある。
本発明に係る測定データ通信装置は、被測定者の健康状態を測定し、測定結果を表わす複数の測定値を、該測定値を管理する情報取得装置に対して送信する測定データ通信装置であって、上記複数の測定値の属性を定義する属性定義列と、該属性定義列と対応するコード値とから、通信情報を生成する通信情報生成手段と、上記コード値と上記複数の測定値とから、測定データを生成する測定データ生成手段と、上記通信情報および上記測定データを上記情報取得装置に送信する送信手段とを備える。
本発明に係る情報取得装置は、複数の測定値を測定する測定データ通信装置において測定された、被測定者の健康状態を表す複数の測定値を、該測定データ通信装置から受信し、管理する情報取得装置であって、上記複数の測定値の属性を定義する属性定義列と、該属性定義列と対応するコード値とを含む通信情報と、上記複数の測定値と上記コード値とを含む測定データとを受信する受信手段と、受信した上記通信情報から、上記属性定義列と上記コード値とを抽出し、記憶する属性定義抽出記憶手段と、上記属性定義抽出記憶手段から、上記コード値に対応する上記属性定義列を取得し、該属性定義列を用いて、受信した上記測定データから、上記複数の測定値を抽出する測定値抽出手段とを備える。
本発明に係るシステムは、上記測定データ通信装置と、上記情報取得装置とからなる。
上記構成により、測定機器ごとに複数の測定項目の測定データの属性を一つのコードで表現しつつ、測定機器の種別毎に異なるコード体系としたり、新たな測定項目の自由な追加などに対応出来るという効果を奏する。
測定データ通信装置は、複数の測定値を送信する際に、それぞれの測定値の属性を送信する必要が無い。また、送信する測定値の属性定義列を自由にコード値と対応付けることができる。
なお、本発明に係る測定データ通信装置は、被測定者の健康状態を表わす複数の測定値を、情報取得装置に対して送信する測定データ通信装置であって、上記複数の測定値の属性定義列と、該複数の測定値の属性定義列に対応するコード値とを通信情報として、上記情報取得装置に対して送信する通信情報送信手段と、上記コード値と上記複数の測定値とから測定データを生成する測定データ生成手段とを有する構成でもよい。
また、本発明に係る情報取得装置は、健康状態を表す複数の測定値の属性定義列とコード値とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、各測定値を健康状態として記憶する健康状態記憶手段と、少なくとも被測定者の健康状態を表わす複数の測定値と該複数の測定値の属性定義列に対応するコード値とを含む測定データを受信する第1通信手段と、上記測定データに含まれるコード値に基づいて上記コード記憶手段を参照し、該コードに対応する複数の測定値の属性定義列に従いを該測定データについて属性を対応付けて、上記健康状態記憶手段に格納する測定データ変換手段とを有する構成でもよい。
本発明に係る測定データ通信装置は、上記複数の測定値の属性を定義する属性定義列と、該属性定義列と対応するコード値とから、通信情報を生成する通信情報生成手段と、上記コード値と上記複数の測定値とから、測定データを生成する測定データ生成手段と、上記通信情報および上記測定データを上記情報取得装置に送信する送信手段とを備える。
また、本発明に係る情報取得装置は、上記複数の測定値の属性を定義する属性定義列と、該属性定義列と対応するコード値とを含む通信情報と、上記複数の測定値と上記コード値とを含む測定データとを受信する受信手段と、受信した上記通信情報から、上記属性定義列と上記コード値とを抽出し、記憶する属性定義抽出記憶手段と、上記属性定義抽出記憶手段から、上記コード値に対応する上記属性定義列を取得し、該属性定義列を用いて、受信した上記測定データから、上記複数の測定値を抽出する測定値抽出手段とを備える。
また、本発明に係るシステムは、上記測定データ通信装置と、上記情報取得装置とからなる。
それ故、測定機器ごとに複数の測定項目の測定データの属性を一つのコードで表現しつつ、測定機器の種別毎に異なるコード体系としたり、新たな測定項目の自由な追加などに対応出来るという効果を奏する。
<参考例>
〔全体動作〕
健康測定機器(測定データ通信装置)は、まず、自装置がどのような情報を測定し、その測定結果のデータをどのようなフォーマットで情報取得装置に送るか、その定義を情報取得装置に対して行う。
この定義では、まず、健康測定機器が、自装置のメーカ名や製造番号などを情報取得装置に知らせ(機器登録という)を行う。次に、健康測定機器は、これから自装置がどのような測定を行い、その測定の結果である数値をどのようなフォーマットにより情報取得装置に送るかを、そのフォーマットに対応付けたコード値と共に、情報取得装置に知らせる(通信情報登録という)。
以上の定義により、健康測定機器が、情報取得装置に測定結果を送信する準備が整う。
この後、健康測定機器は、実際に測定を行い、その測定結果のデータを、定義の段階で定めたコード値と共に、情報取得装置へ送信する。
情報取得装置は、受信した測定結果のデータを解釈する(そのデータが体重を意味するのか、脈拍を意味するのかなど)にあたり、その測定結果のデータと共に送られてきたコード値を用いて、どのフォーマットを用いてその測定結果のデータが送られてきたか、またそのデータは何を測定したデータであるかを認識する。
以上が全体の基本的な動作の流れである。
なお、健康測定機器は、必要に応じて、現在時刻や、年齢、性別などの被測定者情報等、情報取得装置に保持されている情報の照会も行う。
〔概略構成〕
本発明の一参考例について図に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、以下の説明に用いる図面は、同一の部材または同一の機能のものについては同一の符号を付してある。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1において、本参考例にかかる測定データ通信装置200および情報取得装置100からなる測定システムを示す。
測定データ通信装置は、体重計や血圧計、血糖値計、心電計、脈波形、血中酸素飽和度計、体温計、など、生体に関する情報を測定、検出し、外部に出力する機能を備えた健康機器などである。
情報取得装置100は、測定データ通信装置200より測定データやその属性を収集し管理する、セットトップボックスや携帯電話に実現された健康情報の管理を行う装置である。
図2において、本参考例にかかる情報取得装置100の機能ブロック図を示す。
なお、本参考例における情報取得装置100は、携帯電話として実現されているものとする。なお、携帯電話の構成は公知であるため、ここでは特徴的な部分についてのみ記載を行う。
コード記憶部101(属性定義抽出記憶手段)は、健康状態を表す複数の測定値の属性定義列とコード値とを対応付けて記憶する。健康状態記憶部102は、各測定値を健康状態として記憶する。第1通信部103(受信手段)は、被測定者の健康状態を表わす複数の測定値と該複数の測定値の属性定義列に対応するコード値とを含む測定データを測定データ通信装置200より受信する。ここではIrDA(Infra-Red Data Association)やBluetooth(登録商標)による短距離無線通信やローカルエリアネットワークにより通信を行う。
測定データ変換部104(受信手段)は、第1通信部103において受信した測定データに含まれるコード値に基づいてコード記憶部101を参照し、該コードに対応する複数の測定値の属性定義列に従いを該測定データについて属性と対応付けて、健康状態記憶部102に格納する。操作入力部105は、キーボードやマウス、マイクなどの被測定者からの操作入力を受け付ける。提示部106は、表示ランプや液晶画面、音声出力などにより被測定者への情報提示を行う。制御部107(属性定義抽出記憶手段)は、情報取得装置100内の各部と接続され、情報取得装置100の動作全般の制御を行う。
第2通信部108は、コード対応などを取得する際に外部サーバ300と通信を行う。ここでは、インターネットや公衆電話網などの広域通信網を利用する。記憶部109は、測定データ通信装置200の測定条件、動作条件、外部サーバへ登録するデータ、測定データ通信装置200のプログラムアップデート用のデータなど、データや動作条件を記憶する。
図3において、本参考例にかかる測定データ通信装置200の機能ブロック図を示す。
通信情報通信部201(送信手段、通信情報生成手段)は、複数の測定値の属性定義列と、該複数の測定値の属性定義列に対応するコード値とから通信情報を生成し、情報取得装置100に対して送信する。ここではIrDA(Infra-Red Data Association)やBluetooth(登録商標)による短距離無線通信やローカルエリアネットワークにより通信を行う。
測定データ生成部202(測定データ生成手段)は、コード値と複数の測定値とから測定データを生成する。測定部203は、被測定者の各種生体情報の測定を行う。操作入力部204は、キーボードやマウス、マイクなどの被測定者からの操作入力を受け付け行う。提示部205は、表示ランプや液晶画面、音声出力などにより被測定者への情報提示を行う。制御部206(通信情報生成手段)は、測定データ通信装置200内の各部と接続され、測定データ通信装置200の動作全般の制御を行う。記憶部207は、測定データ通信装置200の測定条件、動作条件、測定部203で測定した測定結果、情報取得装置100への通知を行う外部サーバへ登録するデータ、測定データ通信装置200のプログラムアップデート用のデータなどを記憶する。
〔用語〕
次に、本参考例で用いる用語の定義と説明を行う。
健康測定機器(HMD)は、本参考例での測定データ通信装置200であり、健康情報を測定する機器である。後述する健康管理機器と通信を行うものである。
健康管理機器(HCD)は、本参考例での情報取得装置100であり、複数の健康測定機器と通信を行い、健康測定機器を管理するものである。
健康測定機器アプリケーションは、後述する健康測定機器の動作を実現させるために実行されるアプリケーションプログラムである。
健康管理機器アプリケーションは、健康測定機器アプリケーションと通信を行うなど、健康管理機器の動作(後述)を実現させるために実行されるアプリケーションプログラムである。
アプリケーションエンティティ(AE)は、健康測定機器アプリケーション及び健康管理機器アプリケーションプログラムの総称である。
データフレームは、健康測定機器アプリケーションと健康管理機器アプリケーションが通信を行う場合のデータ単位である。
アプリケーションヘッダ(AH:application header)は、データフレームの構成要素である。アプリケーションヘッダは2バイトからなる。図4において、1バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示し、図5において、2バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示す。
アプリケーションデータフレーム(ADF:application data frame)は、データフレームの構成要素である。
通信識別子は、通信方式を識別するための識別子である。通信方式については、〔通信方式〕において後述する。
サービス識別子は、サービスを識別するための識別子である。サービス識別子については、〔データフレーム構成〕において説明する。
シーケンス番号は、フレーム落ちなどを検出するためのデータフレームを識別するための番号である。
誤り確認は、データフレームの誤りを確認することである。
データフィールドは、アプリケーションデータフレームの構成単位である。データフィールドには、単数データ形式と複数データ形式とがある。なお、図6において、単数データ形式のデータフィールドの構成(DL、DV、BNは後述)を示し、図7において、複数データ形式のデータフィールドの構成(DD、CDは後述)を示す。
誤り確認識別子は、誤り確認の結果を表す識別子である。
DL(data length)は、データフィールド全体の長さである。
UDN(unique device name)は、健康測定機器アプリケーションが、通信するすべての通信項目の集合を一意に識別するための名称。通信項目は通信情報登録で登録することのできる項目である。
バイト名称(BN:byte name)は、UDNで指定される通信項目の集合の中で通信項目を一意に識別する識別子である。
DV(data value)は、データフィールドの中で、データの値を記述する領域である。
DD(data discrimination)は、データ識別子である。データ識別子については、〔データフィールド〕において後述する。
CD(code discrimination)は、文字コード識別子であり、〔データフィールド〕において後述する。
なお、図8において、DD、CD等で用いる予約語の一覧を示す。
V(verification)フィールドは、確認通知通信と応答通信とで誤り確認識別子の値が記述される。なお、健康管理機器アプリケーションからのデータ送信の場合は、機器登録判定識別子、通信情報登録判定識別子の値も追加して記述される。また、データ通信、照会通信の場合は、未登録のバイト名称の値も追加して記述される。
判定処理は、機器登録状況、通信情報登録状況、バイト名称の確認を行い、必要な情報をVフィールドに追加記述する。
機器登録通信は、サービスの一つであり、〔機器登録通信〕で後述する。
通信情報登録通信は、サービスの一つであり、〔通信情報登録通信〕で後述する。
データ通信は、サービスの一つであり、〔データ通信〕で後述する。
照会通信は、サービスの一つであり、〔照会通信〕で後述する。
登録名称である事を表す値は、DDに記述され、DVの値が登録名称であることを表わす値である。
名称である事を表す値は、DDに記述され、DVの値が名称であることを表わす値である。
UDNである事を表す値は、DDに記述され、DVの値がUDNを表わす文字列であることを表わす値である。
単位である事を表す値は、DDに記述され、DVの値が単位を表わす文字列であることを表わす値である。
スケールは、データ通信で通信されるデータ値のスケールである。
スケールである事を表す値は、DDに記述され、DVの値がスケールを表わす文字列であることを表わす値である。
UDNフィールドは、通信情報登録通信や照会通信でUDNを指定するためのデータフィールドである。
通信情報フィールドは、連続する複数のデータフィールドであって、通信情報登録通信で一つの通信情報を登録するための単位となるものである。なお、図9および図10において、通信情報登録通信で用いる標準名称のリストである。
個人識別IDは、個人を識別するIDである。
健康情報フィールドは、連続する複数のデータフィールドであって、データ通信や照会通信で個人の健康情報を通信するための単位となるものである。
機器登録判定識別子は、機器登録項目が登録されたかどうかを判定する識別子である。
通信情報登録判定識別子は、機器登録通信で登録されたUDNで指定されるBNの集合が登録されているかどうかを判定する識別子である。
〔略語〕
本参考例では、箇条書きやテーブルなどでの表記を簡便にするために、次のように略語を用いる。すなわち、健康測定機器はHMD、健康管理機器はHCD、アプリケーションヘッダはAH、アプリケーションデータフレームはADF、アプリケーションエンティティはAE、バイト名称はBN、確認(verification)はVと記載する。
〔データフレーム構成〕
HMDアプリケーションとHCDアプリケーションとが一般の通信を行う場合のデータフレームは、通信を制御するためのヘッダ部(AH)とデータを記述するためのデータ部(ADF)とで構成される。
AHには、以下に示す通信識別子、サービス識別子、及びシーケンス番号を記述する。
a)通信識別子:通信方式が、要求通信、応答通信、通知(確認なし)通信、通知(確認あり)通信、又は確認通知通信のいずれであるかを識別する識別子
b)サービス識別子:サービスが、機器登録通信、通信情報登録通信、データ通信、又は照会通信のいずれであるかを識別する識別子
c)シーケンス番号:データフレームを識別するための番号
ADFはデータフィールドのフォーマットに従って通信データを記述する。ADFの記述例は後述する。
〔誤り確認〕
HMDアプリケーション及びHCDアプリケーションでは、データフレームを受信するとデータフレームに誤りがないかどうかを確認する。
〔通信方式〕
HMDアプリケーションとHCDアプリケーションは通信方式に従ってデータフレームを送受信する。
AE間で通信を行っている場合には、AE間でアソシエーションが確立されているものとする。このアソシエーションの確立方法は、ISO/IEEE8650-1(International Organization for Standardization / Institute of Electrical and Electronic Engineers 8650-1)に準じるものとする。
通信には、送信元AEが、送信先AEにADFの内容を通知する場合に用いられる通知(確認なし)通信、送信元AEが送信先AEから情報取得を行う場合に用いる要求通信、送信先AEへのデータフレームの送信が成功したことを送信元AEが確認する場合に用いられる通知(確認あり)通信、応答通信、確認通知通信がある。
まず、通知(確認なし)通信は、送信元AEが、送信先AEにADFの内容を通知する場合に用いられる。また、送信元AEは、AHの通信識別子を通知(確認なし)通信にセットし、データフレームを送信先AEに送信する。送信先AEは、データフレームを受信すると、誤り確認を行う。
次に、要求通信及び応答通信について説明する。
要求通信は、送信元AEが送信先AEから情報取得を行う場合に用いる。要求する情報内容は、送信元AEから送信するADFに記述する。送信先AEは要求された情報をADFに記述し応答通信を用いて送信元AEにデータフレームを送信する。
要求通信送信元AEの処理手順は次による。
1) AHの通信識別子を要求通信にセット
2) AHのシーケンス番号に値をセット
3) AHのサービス識別子を送信先AEへの要求内容に応じてセット
4) ADFに送信先AEへの要求内容を記述
5) データフレームを要求送信先AEに送信
6) 要求送信先AEからの応答が受信されない場合は同じ内容のデータフレームを繰り返し送信してもよい
7) 要求通信送信先から応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する。
要求通信送信先AEの処理手順は次による。
1) データフレームを受信したら、誤り確認を行う
2) AHの各識別子を確認
3) ADFの内容から要求された処理を行う
4) AHの通信識別子を応答通信にセット
5) AHのシーケンス番号に値をセット
6) サービス識別子は要求通信のAHと同じ値をセット
7) ADFに要求された処理結果をセット
8) 要求通信送信元AEへデータフレームを送信する。
次に、通知(確認あり)通信及び確認通知通信について説明する。
通知(確認あり)通信は、送信先AEへのデータフレームの送信が成功したことを送信元AEが確認する場合に用いられる。
通知(確認あり)通信送信元AEの処理手順は次による。
1) AHの通信識別子を通知(確認あり)通信にセット
2) AHのシーケンス番号に値をセット
3) AHのサービス識別子を送信先AEへの通知内容に応じてセット
4) ADFに送信先AEへの通知内容を記述
5) データフレームを通知(確認あり)通信送信先AEに送信
6) 通知(確認あり)通信送信先AEからの確認通知通信が受信されない場合又は、確認通知通信の誤り確認内容が誤りであった場合は同じ内容のデータフレームを繰り返し送信してもよい
7) 通知(確認あり)通信送信先AEから確認通知通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの通知(確認あり)通信に対応する確認通知通信かを識別する。
通知(確認あり)通信送信先AEの処理手順は次による。
1) データフレームを受信したら、誤り確認を行う。
2) AHの各識別子を確認
3) AHの通信識別子を確認通知通信にセット
4) AHのシーケンス番号に値をセット
5) サービス識別子は通知(確認あり)通信のAHと同じ値をセット
6) ADFに誤り確認内容をセット
7) 通知(確認あり)通信元AEへデータフレームを送信する。
〔データフィールド〕
以下、データフィールドについて説明する。
一般に、ADFは、連続する複数のデータフィールドで構成する。データフィールドは単数データ形式か複数データ形式のいずれかの形式で記述する。単数データ形式は、データ通信と照会通信において用いられ、複数データ形式は、機器登録通信と通信情報登録通信において用いられる。
まず、単数データ形式について説明する。
単数データ形式で記述されるデータフィールドは、DL、BN、DVで構成する。DLにはデータフィールドの長さが記述され、BNには通信項目を表わす値を記述し、DVにはBNに対応するデータ値を記述する。
次に、複数データ形式について説明する。
複数データ形式で記述されるデータフィールドは、DL、DD、CD、DVで構成される。DLにはデータフィールドの長さが記述され、DDには機器登録または通信情報登録の各項目を識別する値が記述され、CDにはDVに記述する文字コードの種類が記述され、DVにはDDに対応する値を記述する。
次に、確認通知通信と応答通信のデータフィールドについて説明する。
確認通知通信でのADFは、一つの単数データ形式のデータフィールドであるVフィールドで構成する。
応答通信でのADFの先頭のデータフィールドには、Vフィールドを記述する。
Vフィールドは、BNとDVとから構成される。Vフィールドでは、
BNには:確認(V: Verification)を表す値
DVには:誤り確認識別子の値
を設定する。図11において、VフィールドのDVの1バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示す。
〔判定処理〕
ここでは、Vフィールドへの記述を行うための判定処理について述べる。
HCDアプリケーションは、HMDアプリケーションから要求通信又は通知(確認あり)通信を受信すると、送信元のHMDアプリケーションの機器登録状況及び通信情報登録状況の確認を行う。
またADFの記述が単数データ形式の場合は、データフィールドに記述されている各BNが、送信元HMDアプリケーションが登録通信で登録したUDNで指定されるBNかどうかの確認をする。
応答通信又は確認通知通信を送信するときには、判定結果として、ADFのVフィールドに機器登録状況を表わす機器登録判定識別子と、通信情報登録状況を表わす通信情報登録判定識別子との値を追加記述する。BN登録状況を確認して未登録のBNがあった場合には、未登録BNもVフィールドに追加記述する。
HMDアプリケーションは、HCDアプリケーションから単数データ形式で要求通信又は通知(確認あり)通信を受信すると、データフィールドに記述されている各BNが、登録通信で定義したUDNで指定するBNかどうかを確認する。
応答通信又は確認通知通信を送信するときに、未定義のBNがあった場合には、判定結果として、未定義BNをVフィールドに追加記述する。
〔機器登録通信〕
機器登録通信は、HMDのベンダ名、製品名、モデル番号、UDN、健康計測機器プロトコルバージョン番号をHCDアプリケーションに登録するために行われる。製品名とモデル番号はいずれか一方だけの登録でもよい。機器登録通信は、HMDアプリケーションとHCDアプリケーションとの間の通信のうち最初に行われるものである。ただし、その後の通信の任意のタイミングで機器登録通信を繰り返してもよい。また、HMDアプリケーションは、機器登録通信を使って、HCDアプリケーションに登録された機器登録項目を削除要求することができる。
〔機器登録項目〕
機器登録項目には、健康計測機器プロトコルバージョン番号、ベンダ名、製品名、モデル番号、UDN、登録削除があり、それぞれ複数データ形式のデータフィールドを記述する。
すべての機器登録項目は一度の機器登録通信で通信されることが望ましいが、複数回の機器登録通信に機器登録項目を分けて通信してもよい。
健康計測機器プロトコルバージョン番号:一つのデータフィールドで記述され、ADFの先頭に記述することが望ましい。
以下、機器登録通信でのADFの記述形式について述べる。なお、DDは、登録名称である事を表す値、DVは、健康計測機器プロトコルバージョン番号の値である。
ベンダ名を登録する場合、次のように二つの連続するデータフィールドを記述する。
第1のデータフィールドDD:登録名称である事を表す値
第1のデータフィールドDV:ベンダ名を定義する文字列
第2のデータフィールドDD:名称である事を表す値
第2のデータフィールドDV:ベンダ名を表す文字列
製品名を登録する場合、次のように二つの連続するデータフィールドを記述する。
第1のデータフィールドDD:登録名称である事を表す値
第1のデータフィールドDV:製品名を定義する文字列
第2のデータフィールドDD:名称である事を表す値
第2のデータフィールドDV:製品名を表す文字列
モデル番号を登録する場合、次のように二つの連続するデータフィールドを記述する。
第1のデータフィールドDD:登録名称である事を表す値
第1のデータフィールドDV:モデル番号を定義する文字列
第2のデータフィールドDD:名称である事を表す値
第2のデータフィールドDV:モデル番号を表す文字列又はコード値
UDNを登録する場合、次のように二つの連続するデータフィールドで記述する。
第1のデータフィールドDD:登録名称である事を表す値
第1のデータフィールドDV:UDNを定義する文字列
第2のデータフィールドDD:名称である事を表す値
第2のデータフィールドDV:UDNを表す文字列
登録削除を行う場合、次のように一つのデータフィールドで記述する。
DD:登録名称である事を表す値
DV:登録削除を定義する文字列
〔機器登録シーケンス〕
機器登録は、HMDアプリケーション、HCDアプリケーションの両方から行うことができる。まず、HMDアプリケーションからの機器登録通知について説明する。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を通知(確認あり)通信又は通知(確認なし)通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を機器登録通信にセット
d) ADFに機器登録項目を記述したデータフィールドをセット
e) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
f) 通知(確認あり)通信の場合は、HCDアプリケーションからの確認通知通信の受信を待つ
g) HCDアプリケーションから確認通知通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号およびサービス識別子の値を確認して、どの通知(確認あり)通信に対応する確認通知通信かを識別する
h) Vフィールドの誤り確認識別子、機器登録判定識別子、通信情報登録判定識別子の値を確認する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HMDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) ADFから機器登録項目を読み取り、送信元のHMDアプリケーションの機器登録処理を行う
d) 判定処理を行う
e) 受信データフレームの通信識別子が通知(確認あり)通信の場合は、AHの通信識別子を確認通知通信にセット
f) AHのシーケンス番号に値をセット
g) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
h) Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
i) 通信元HMDアプリケーションへデータフレームを送信する。
次にHCDアプリケーションからの機器登録要求について説明する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を要求通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を機器登録通信にセット
d) ADFには何も記述しない
e) データフレームをHMDアプリケーションへ送信
f) HMDアプリケーションからの応答通信の受信を待つ
g) HMDアプリケーションから応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する
h) Vフィールドの誤り確認識別子の値を確認する
i) ADFから機器登録項目を読み取り、応答通信送信元のHMDアプリケーションの機器登録処理を行う。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HCDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) AHの通信識別子を応答通信にセット
d) AHのシーケンス番号に値をセット
e) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
f) Vフィールドに誤り確認識別子の値をセット
g) 次に続くデータフィールドに機器登録項目を記述
h) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
次に、HMDアプリケーションからの機器登録確認について説明する。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を要求通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を機器登録通信にセット
d) ADFには何も記述しない
e) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
f) HCDアプリケーションからの応答通信の受信を待つ
g) HCDアプリケーションから応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する
h) ADFの内容から機器登録状況を確認する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HMDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) AHの通信識別子を応答通信にセット
d) AHのシーケンス番号に値をセット
e) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
f) 判定処理を行う
g) Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
h) 次に続くデータフィールドに要求通信送信元HMDアプリケーションの機器登録項目を記述
i) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
次に、HMDアプリケーションからの機器登録削除について説明する。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を通知(確認あり)通信又は通知(確認なし)通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を機器登録通信にセット
d) ADFに機器登録項目として、健康計測機器プロトコルバージョン番号と登録削除を記述したデータフレームをセット
e) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
f) 通知(確認あり)通信の場合は、HCDアプリケーションからの確認通知通信の受信を待つ
g) HCDアプリケーションから確認通知通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの通知(確認あり)通信に対応する確認通知通信かを識別する
h) Vフィールドの誤り確認識別子、機器登録判定識別子及び通信情報登録判定識別子の値を確認する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HMDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) ADFから機器登録項目を読み取り、送信元のHMDアプリケーションの機器登録削除処理を行う
d) 判定処理を行う
e) 受信データフレームの通信識別子が通知(確認あり)通信の場合は、AHの通信識別子を確認通知通信にセット
f) AHのシーケンス番号に値をセット
g) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
h) Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果とをセット
i) 通信元HMDアプリケーションへデータフレームを送信する。
〔通信情報登録通信〕
通信情報登録通信は、UDNで指定されるBN及びBNに対応付けられる通信項目の名称、単位並びにスケールをHCDアプリケーションに登録するために行う。
通信情報登録通信は、登録するBNを追加・変更するために繰り返し行われてもよい。HCDアプリケーションは通信情報登録通信時にADFに記載されているUDNによって登録するBNの集合を識別し、BNの追加・変更を行う。また、HMDアプリケーションはUDNを指定することで、HCDアプリケーションに登録されている通信項目を参照することができる。
まず、通信情報登録のADFの構成について説明する。
通信情報登録のADFの構成の各データフィールドは複数データ形式で記述する。なお、通信情報登録のADFは、UDNフィールドおよび通信情報フィールドにより構成される。以下では、DLおよびCDは省略する。
UDNフィールドは、次による。
DD:UDNである事を表す値
DV:UDNを表す文字列
通信方式が通知(確認あり)通信、通知(確認なし)通信、要求通信の場合で、UDNフィールドが記述される場合には、データフレームの先頭に記述されなければならない。応答通信の場合には、Vフィールドに続くデータフィールドに記述する。
通信情報フィールドは連続する複数のデータフィールドで構成され、先頭のデータフィールドでBNを指定し、それ以降のデータフィールドで名称、単位及びスケールを指定する。
名称を指定するデータフィールドは複数あってよい。また、単位及びスケールを指定するデータフィールドは省略されてもよい。
通信情報フィールドは、次による。なお、DL、CDは省略する。
DD:登録名称である事を表す値
DV:BNの値
DD:名称である事を表す値
DV:通信項目の名称1
DD:名称である事を表す値
DV:通信項目の名称2
…(必要数繰り返し)…
DD:単位である事を表す値
DV:単位を表す文字列
DD:スケールである事を表す値
DV:スケールを表す文字列
複数の通信項目を登録する場合は、通信情報フィールドを複数連続させる。
〔通信情報登録シーケンス〕
次に、通信情報登録シーケンスを説明する。
HMDアプリケーションからの通信情報登録通知の場合。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を通知(確認あり)通信又は通知(確認なし)通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を通信情報登録通信にセット
d) ADFの先頭にUDNフィールドを記述。UDNを表わす文字列には機器登録通信で登録したUDNを表す文字列を記述する
e) ADFに通信情報登録項目を記述したデータフィールドをセット
f) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
g) 通知(確認あり)通信の場合は、HCDアプリケーションからの確認通知通信の受信を待つ
h) HCDアプリケーションから確認通知通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの通知(確認あり)通信に対応する確認通知通信かを識別する
i) Vフィールドの誤り確認識別子、機器登録判定識別子、通信情報登録判定識別子の値を確認する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HMDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) ADFから通信情報登録項目を読み取り、送信元のHMDアプリケーションの通信情報登録処理を行う
d) 判定処理を行う
e) 受信データフレームの通信識別子が通知(確認あり)通信の場合は、AHの通信識別子を確認通知通信にセット
f) AHのシーケンス番号に値をセット
g) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
h) Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
i) 通信元HMDアプリケーションへデータフレームを送信する。
HMDアプリケーションからの通信情報登録要求の場合。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を要求通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を通信情報登録通信にセット
d) ADFにはUDNフィールドを記述し、DVに参照するUDNを定義する文字列を記述する。 HCDアプリケーションに登録されている、送信元HMDアプリケーションの通信項目を参照する場合には、UDNフィールドの記述を省略しADFに何も記述しなくともよい
e) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
f) HCDアプリケーションからの応答通信の受信を待つ
g) HCDアプリケーションから応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する
h) ADFの内容から指定UDNの通信項目の登録状況を確認する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HMDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) ADFのUDNフィールドに記述されているUDNを読み出す
d) 読み出したUDNで登録されているすべての通信項目を通信情報フィールドとして用意する
e) ADFに何も記述がない場合は、送信元のHMDアプリケーションが機器登録通信で登録したUDNで登録されているすべての通信項目を通信情報フィールドとして用意する
f) AHの通信識別子を応答通信にセット
g) AHのシーケンス番号に値をセット
h) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
i) 判定処理を行う
j) ADFの先頭Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
k) 次に続くデータフィールドに受信したUDNフィールドをセット
l) 次に続くデータフィールドに用意した通信情報フィールドをセット
m) データフレームをHCDアプリケーションへ送信する。
HCDアプリケーションからの通信情報登録要求の場合。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を要求通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を通信情報登録通信にセット
d) ADFには何も記述しない
e) データフレームをHMDアプリケーションへ送信
f) HMDアプリケーションからの応答通信の受信を待つ
g) HMDアプリケーションから応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する
h) Vフィールドの誤り確認識別子の値を確認する
i) ADFから通信情報登録項目を読み取り、送信元のHMDアプリケーションの通信情報登録処理を行う。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HCDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) AHの通信識別子を応答通信にセット
d) AHのシーケンス番号に値をセット
e) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
f) ADFの先頭Vフィールドに誤り確認識別子の値をセット
g) 次に続くデータフィールドにUDNフィールドを記述する。UDNを表す文字列には機器登録通信で登録したUDNを表わす文字列を記述する
h) UDNフィールドの次に通信情報フィールドを記述する
i) データフレームをHCDアプリケーションへ送信する。
〔データ通信〕
データ通信はHMDアプリケーションがHCDアプリケーションにデータを通信するために用いられる。
使用するBNは、HCDアプリケーションに機器登録通信で登録したUDNで指定するBNの集合の要素でなければならない。
データ通信のADFの構成について説明する。
データ通信のデータフィールドは、単数データ形式で記述する。
個人の健康情報は健康情報フィールドで記述する。
健康情報フィールド:
BN:個人識別IDに対応するBNの値
DV:個人識別IDの値
BN:測定時刻に対応するBNの値
DV:測定時刻の値
BN:測定項目1に対応するBNの値
DV:測定項目1の値
BN:測定項目2に対応するBNの値
DV:測定項目2の値
…(必要数繰り返し)…
健康情報フィールドの先頭データフィールドには個人識別IDを記述することが望ましい。
これに続くデータフィールドには測定時刻が記述する。そしてこの後に測定項目を記述するデータフィールドを複数記述する。
測定時刻を表すデータフィールドは省略してもよい。
一つのADFに健康情報フィールドを複数記述してもよい。
〔データ通信シーケンス〕
次に、データ通信シーケンスについて説明する。
HMDアプリケーションからのデータ通信通知の場合。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を通知(確認あり)通信又は通知(確認なし)通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子をデータ通信にセット
d) ADFにデータ通信項目をセット
e) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
f) 通知(確認あり)通信の場合は、HCDアプリケーションからの確認通知通信の受信を待つ
g) HCDアプリケーションから確認通知通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの通知(確認あり)通信に対応する確認通知通信かを識別する
h) Vフィールドの誤り確認識別子、機器登録判定識別子、通信情報登録判定識別子の値を確認する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HMDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) ADFを読み取り、データ通信の処理を行う
d) 判定処理を行う
e) 受信データフレームの通信識別子が通知(確認あり)通信の場合は、AHの通信識別子を確認通知通信にセット
f) AHのシーケンス番号に値をセット
g) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
h) Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
i) 通信元HMDアプリケーションへデータフレームを送信する。
HCDアプリケーションからのデータ通信要求の場合。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を要求通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子をデータ通信にセット
d) ADFには何も記述しない。
e) データフレームをHMDアプリケーションへ送信
f) HMDアプリケーションからの応答通信の受信を待つ
g) HMDアプリケーションから応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する
h) Vフィールドの誤り確認識別子の値を確認する
i) ADFを読み取り所定の処理を行う。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HCDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) AHの通信識別子を応答通信にセット
d) AHのシーケンス番号に値をセット
e) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
f) ADFの先頭Vフィールドに誤り確認識別子の値をセット
g) 次に続くデータフィールドにデータ通信項目をセット
h) データフレームをHCDアプリケーションへ送信する。
〔照会通信〕
照会通信は、HMDアプリケーションがHCDアプリケーションに情報照会を行うために用いられる。また、HCDアプリケーションは照会通信を用いてHMDアプリケーションに所定の情報を通知することができる。
照会通信のADFの構成について説明する。
照会通信のデータフィールドは単数データ形式で記述する。
HMDアプリケーションは、照会したい情報に対応するBNを、照会フィールドに記述する。
照会フィールドは、次による。
BN:測定時刻に対応するBNの値
DV:測定時刻の値
BN:照会したい情報に対応するBNの値
DV:何も記述しない
照会フィールドには、測定時刻を指定するデータフィールドがあってもよい。
この場合、HCDアプリケーションは、照会された情報のうち指定された測定時刻以前で最も近い測定時刻の情報を検索する。
個人の健康情報に関する情報を照会したい場合には、健康情報フィールドに個人識別IDを指定し、照会したい情報のデータフィールドを照会フィールドとして記述する。
HMDアプリケーションは、ADFの任意の位置にUDNフィールドを記述してもよい。この場合次に現れるUDNフィールドまでのデータフィールドのBN値は、UDNフィールドに記述されるUDNで指定されるBNの値を用いる。
HCDアプリケーションが応答通信を行う場合のデータフィールドは、Vフィールドを除いてHMDアプリケーションからの要求通信で記述されたデータフィールドであって、照会フィールドのDVに値を追加記述したデータフィールドとなる。照会フィールドに測定時刻を指定するデータフィールドがあった場合には、DVの値は、検索した情報の測定時刻の値に置き換えられる。
HCDアプリケーションが通知通信する場合、HMDアプリケーションが機器登録通信で登録したUDNで指定されるBNの集合の要素を用いてデータフィールドを記述する。
〔照会通信シーケンス〕
照会通信シーケンスについて説明する。
HMDアプリケーションからの照会要求の場合。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を要求通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を照会通信にセット
d) ADFには照会通信項目を記述する。
e) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
f) HCDアプリケーションからの応答通信の受信を待つ
g) HCDアプリケーションから応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する。
h) ADFの内容を確認する。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HMDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う。
b) AHの各識別子を確認する。
c) ADFを読み込み照会フィールドを確認する。
d) 照会フィールドに測定時刻が指定されていた場合、照会を求めている情報のうち指定された測定時刻以前で最も近い測定時刻の値を検索する。測定時刻が指定されていない場合は、最新の値を検索する。
e) AHの通信識別子を応答通信にセット
f) AHのシーケンス番号に値をセット
g) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
h) 判定処理を行う
i) ADFの先頭Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
j) 次に続くデータフィールドに所定のデータフィールドセット
k) データフレームをHMDアプリケーションへ送信
HCDアプリケーションからの照会通知の場合。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を通知(確認あり)通信又は通知(確認なし)通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を照会通信にセット
d) ADFには、HMDアプリケーションが機器登録通信で登録したUDNで指定するBNを用いてデータフィールドをセット
e) データフレームをHCDアプリケーションへ送信
f) 通知(確認あり)通信の場合は、HMDアプリケーションからの確認通知通信の受信を待つ
g) HMDアプリケーションから確認通知通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの通知(確認あり)通信に対応する確認通知通信かを識別する。
h) Vフィールドの誤り確認識別子の値を確認する。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HCDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う。
b) AHの各識別子を確認する。
c) ADFを読み取り、データフィールドから通知された情報を取得する。
d) 判定処理を行う。
e) 受信データフレームの通信識別子が通知(確認あり)通信の場合は、AHの通信識別子を確認通知通信にセット
f) AHのシーケンス番号に値をセット
g) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
h) Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
i) 通信元HMDアプリケーションへデータフレームを送信
〔全体動作〕
健康測定機器側のHMDアプリケーションは、まず、HCDアプリケーションにメーカ名や製造番号などを知らせ、機器登録を行う。次に、HMDアプリケーションは、測定する健康情報を知らせ、通信情報登録を行う。この後、HMDアプリケーションは、測定した健康情報をコード値と共にHCDアプリケーションへ送信し、必要に応じて、現在時刻や、年齢や性別などの被測定者情報など、HCDアプリケーションが保持する情報の照会を行う。
なお、HMDアプリケーションは、制御部206および測定データ生成部202により実行される。機器登録通信および通信情報登録通信の情報、現在時刻や被測定者情報、測定部203により測定された測定値は、記憶部207に記憶される。
また、HCDアプリケーションは制御部107および測定データ変換部104により実行され、HMDアプリケーションより受信した通信情報登録通信の内容や、外部サーバ300より取得したBNの割当表や通信情報登録情報はコード記憶部101に記憶される。HMDアプリケーションから受信した測定データは、コード記憶部101を参照して測定データ変換部104により変換されて健康状態記憶部102に記憶される。なお、HCDアプリケーションは、測定データ内でのBNに対する通信情報を、機器登録時のUDNで識別する。ここでは、機器登録時のUDNは下位層での健康測定機器のアドレスなどから判別して特定する。
〔機器登録通信の際のADF記述例〕
機器登録通信のADF記述例を以下に示す。
●健康計測機器プロトコルバージョン番号が、“NedohhcVersion1.1”の場合のデータフィールド
DL:0x00,0x15
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“NedohhcVersion1.1”
●ベンダ名が“sharp”の場合のデータフィールド
第1のデータフィールド:
DL:0x00,0x0f
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“Manufacture”
第2のデータフィールド:
DL:0x00,0x09
DD:0x02:名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“sharp”
●製品名が“rhythm-kei”の場合のデータフィールド
第1のデータフィールド:
DL:0x00,0x0d
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“ModelName”
第2のデータフィールド:
DL:0x00,0x0e
DD:0x02:名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“rhythm-kei”
●モデル番号が“01234567”の場合のデータフィールド
第1のデータフィールド:
DL:0x00,0x0f
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“ModelNumber”
第2のデータフィールド:
DL:0x00,0x0c
DD:0x02:名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“01234567”
●UDNが“nedo-zerocrosscount”の場合のデータフィールド
第1のデータフィールド:
DL:0x00,0x07
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“UDN”
第2のデータフィールド:
DL:0x00,0x17
DD:0x02:名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“nedo-zerocrosscount”
●機器簡易名称が“motio”の場合のデータフィールド
第1のデータフィールド:
DL:0x00,0x17
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“FriendlyMachineName”
第2のデータフィールド:
DL:0x00,0x09
DD:0x02:名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“motio”
●機器登録削除を行う場合のデータフィールド
第1のデータフィールド
DL:0x00,0x15
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“NedohhcVersion1.1”
第2のデータフィールド
DL:0x00,0x0e
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“Deregister”
〔通信情報登録通信の際のADF記述例〕
通信情報登録通信のADF記述例を以下に示す。
●UDNが“nedo-zerocrosscount”の場合のUDNフィールド
DL:0x00,0x17
DD:0x05:UDNである事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“nedo-zerocrosscount”
●日本語名称が“消費カロリー”、英語名称が“calorie”、単位が“kcal”、スケールが“0.1”で消費カロリーの通信項目をBN:0xb2に対応付ける場合の通信情報フィールド
(注:以下で示す通り、この参考例では、一つのBNに対して一つの測定する値が対応付けられており、その一つの測定する値の幾つかの属性が定義されている。)
第1のデータフィールド:
DL:0x00,0x05
DD:0x01:登録名称である事を表す値
CD:0x01:バイナリコード
DV:0xb2:BN
第2のデータフィールド:
DL:0x00,0x0b
DD:0x02:名称である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“calorie”
第3のデータフィールド:
DL:0x00,0x10
DD:0x02:名称である事を表す値
CD:0x20:JISコード
DV:“消費カロリー”
第4のデータフィールド:
DL:0x00,0x08
DD:0x03:単位である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“Kcal”
第5のデータフィールド:
DL:0x00,0x07
DD:0x04:スケールである事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“0.1”
第1のデータフィールドのDDには登録名称である事を表す値が指定されていなければならないが、2番目から5番目のデータフィールドの順番は任意である。
通信項目の単位の登録は、国際単位系(SI)をasciiコードで指定するものとする。そして通信項目が単位をもたない場合は、単位の登録は省略される。また通信項目のスケールが1の場合はスケールの登録は省略して構わない。
測定時刻、現在時刻など日時に関する測定項目を登録する場合、単位の登録で
DL:0x00,0x0e
DD:0x03:単位である事を表す値
CD:0x10:asciiコード
DV:“yyMMddhhmmss”
のように、DVに“yy”“MM”“dd”“hh”“mm”“ss”の文字列を用いて記述する。それぞれの文字列は、
“yy”:西暦の最後の2けた
“MM”:月
“dd”:日
“hh”:時
“mm”:分
“ss”:秒
を表し、それぞれ1バイトのバイナリで値が記述されることを意味する。日時の測定項目を登録する場合“yyMMdd”までは省略不可とし、“hh”“mm”“ss”は省略可能とする。
登録する通信情報の英語名称は頭文字が小文字であれば任意の文字列を用いて構わない。英語名称で頭文字が大文字の文字列は標準名称以外で用いてはならない。
〔通信情報フィールド〕
図9を参照し、通信情報フィールドについて説明する。
PersonalIDは、データ通信などで被測定者を特定するために記述される。
MeasurementTimeは、データ通信などで測定値の測定時刻を表す。
CurrentTimeは、現在時刻を表し、HMDアプリケーションからHCDアプリケーションに照会通信で問い合わせたり、HCDアプリケーションから通知されたりすることができる。
AllUDNは、HCDアプリケーションに登録されているすべてのUDNを表す。DVには、DDを0x05で指定した複数バイト形式によるUDNが記述される。たとえば、UDNが、“abcd”と“xyz”の二つが登録されている場合、DVは、(DL=0x00,0x08)(DD=0x05)(CD=0x10)(DV=“abcd”)(DL=0x00,0x07)(DD=0x05)(CD=0x10)(DV=“xyz”)となる。
SelfDiagnosisは、HMDアプリケーションが自身の動作状態を診断しその結果を記述する。正常状態の場合は“normal”正常状態でない場合は“trouble”と記述する。
OperatingConditionは、HMDの稼動状態をHCDアプリケーションに伝える場合に用いられ、HCDアプリケーションからの問合せがあった場合にHMDが応答可能かどうかなどの判断に用いられる。例えばHMDが休止状態に入る場合、“sleep”とHCDアプリケーションに通知しておけば、その後HCDアプリケーションは不要な通信を行わなくて済むこととなる。稼動状態の場合“running”、間欠動作状態の場合“intermittent”、休止状態の場合“sleep”と記述する。
BatteryChargeは、バッテリー充電率を表す。
BatteryLifeは、バッテリー切れとなる予定時刻を表す。
NetworkFailureは、HCDアプリケーションが他の通信回線を使ってサーバと通信している場合に、健康測定機器にサーバとの通信状態を伝える場合に用いられる。通信障害がある場合“trouble”、通信障害がない場合“normal”と記述する。
GwServerErrorは、HCDアプリケーションが他の通信回線を使ってHMDアプリケーションから送られたデータをサーバに通信する場合に、サーバとの通信で発生したエラーを、HMDアプリケーションに伝える場合に用いられる。DVの記述は、エラーとなったデータをHCDアプリケーションがHMDアプリケーションから受した時刻と、受信したデータのADFをひとつの単位とし、複数のエラーがある場合はこの単位でDVの中に繰り返し記述される。データの受信時刻は、yyMMddhhmmssの記述方式で記述される。
ServerRegisterは、HCDアプリケーションが他の通信回線を使ってHMDアプリケーションから送られたデータをサーバに通信しており、サーバにおいてもHMDアプリケーションの登録機能がある場合であって、サーバにHMDアプリケーションが登録されたかどうかをHCDアプリケーションがHMDアプリケーションに伝えることのできる場合に用いられる。登録されている場合には“reg”、登録されていない場合には“unreg”と記述する。
Adviceは、被測定者へのアドバイスを表す。
Ask-a-docは、被測定者からの相談内容を表す。
Sosは、緊急通報を表す。
FriendlyUserNameは、被測定者の簡易名称を表す。
Ageは、年齢を表す。
BirthDateは、生年月日を表す。
Sexは、性別を表し、男性を“male”、女性を“female”と記述する。
BodyHeightは、身長を表す。
BodyTempは、体温を表す。
UrineSugarは、尿糖値を表す。
SysBPは、最高血圧を表す。
DiasBPは、最低血圧を表す。
MeanBPは、平均血圧を表す。
HeartRateは、脈拍数を表す。
BodyWeightは、体重を表す。
BodyFatは、体脂肪率を表す。
BloodGlucoseは、血糖値を表す。
〔データ通信の際のADF記述例〕
データ通信のADF記述例を以下に示す。
●個人識別IDをBNが0x20、測定時刻をBNが0x10、体重をBNが0x03、血圧をBNが0x04、で通信情報登録している場合の健康情報フィールド
(DL,0x20,DV=個人識別ID)(DL,0x10,DV=測定時刻)(DL,0x03,DV=体重)(DL,0x04,DV=血圧)
それぞれのデータフィールドでは、通信情報登録したときの単位及びスケールでDVを記述される。
●ADFの先頭のデータフィールドには、UDNを記述することも可能である。この場合BNを0x01としDVにUDNを記述する。
個人識別IDをBNが0x20、測定時刻をBNが0x10、 体重をBNが0x03、血圧をBNが0x04で通信情報登録している場合のADFのデータフィールド
(DL,0x01,DV=UDN)(DL,0x20,DV=個人識別ID)(DL,0x10,DV=測定時刻)(DL,0x03,DV=体重)(DL,0x04,DV=血圧)
通信するデータが被測定者に関する健康情報でない場合、ADF先頭のUDNの記述を除きデータフィールドの記述順序は特に指定しない。
照会通信のADF記述例を以下に示す。
●HMDアプリケーションが、現在時刻をBN:0x30、 単位:“yyMMddhhmm”で登録している場合で、HCDアプリケーションから現在時刻を取得する場合の照会フィールド
(現在時刻)
(0x00,0x03,0x30)
HCDアプリケーションが現在時刻を応答する場合の照会フィールド
(現在時刻04年02月17日18時10分)
(0x00,0x08,0x30,0x040211120a)
●HMDアプリケーションが、現在時刻をBN:0x30、 単位:“yyMMddhhmm”で登録し、個人識別IDをBN:0x20で登録し、年齢をBN:0x0aで登録し、体重をBN:0x0bで登録している場合で、HCDアプリケーションから現在時刻と、個人識別ID1番の被測定者の年齢と個人識別ID2番の体重を取得したい場合の照会フィールド及び健康情報フィールド
(現在時刻)(個人識別ID1番)(年齢)(個人識別ID2番)(体重)
(0x00,0x03,0x30) (0x00,0x04,0x20,0x01)(0x00,0x03,0x0a)
(0x00,0x04,0x20,0x02)(0x00,0x03,0x0b)
●HCDアプリケーションが現在時刻、個人識別ID1番の年齢、個人識別ID2番の体重を応答する場合の照会フィールド及び健康情報フィールド
(注:この例では、一つのBNに対して、一つの測定値が対応付けられている。なお、ここで言う測定値とは、狭義の測定値すなわち実際に測定器により測定された値に限らず、広義の測定値すなわち操作入力により入力された、年齢などの情報も含んでいる。)
(現在時刻04年02月17日18時10分)(個人識別ID1番)(年齢23歳)
(個人識別ID2番)(体重60 kg)
(0x00,0x08,0x30,0x040211120a)(0x00,0x04,0x20,0x01)(0x00,0x04,0x0a,0x17)
(0x00,0x04,0x20,0x02)(0x00,0x04,0x0b,0x3c)
●HMDアプリケーションが、測定時刻をBN:0x40、 単位:“yyMMddhhmm”で登録し、個人識別IDをBN:0x20で登録し、血圧をBN:0x0cで登録している場合で、HCDアプリケーションから個人識別ID1番の被測定者の血圧で測定時刻が04年02月17日18時15分のデータを取得したい場合の照会フィールド及び健康情報フィールド
(個人識別ID1番)(測定時刻04年02月17日18時15分)(血圧)
(0x00,0x04,0x20,0x01) (0x00,0x08,0x40,0x040211120f) (0x00,0x03,0x0c) ●HCDアプリケーションは、指定測定時刻以前で最も近い測定時刻が04年02月17日18時10分の場合、測定時刻、個人識別ID1番の血圧を次のように記述して応答する。
(個人識別ID1番)(測定時刻04年02月17日18時10分)(血圧125 mmHg)
(0x00,0x04,0x20,0x01) (0x00,0x08,0x40,0x040211120a) (0x00,0x04,0x0c,0x7d)
●HMDアプリケーションが、個人識別IDをBN:0x20で登録し、注目するHMDアプリケーションのUDNが“abcd”で登録され、注目するHMDアプリケーションのUDNで測定時刻をBN:0xd1、体重をBN:0xd2で登録されいる場合において、HMDアプリケーションの個人識別ID1番の被測定者がUDNが“abcd”の機器で体重を測定したデータで、測定時刻が04年02月17日18時16分のデータを参照したい場合の照会フィールド及び健康情報フィールド
(個人識別ID1番)(UDN“abcd”)(測定時刻04年02月17日18時16分)(体重)
(0x00,0x04,0x20,0x01) (0x00,0x7,0x01,0x61,0x62,0x63,0x64)
(0x00,0x08,0xd1,0x0402111210) (0x00,0x04,0xd2)
●HCDアプリケーションは、指定測定時刻以前で最も近い測定時刻が04年02月17日18時15分の場合、測定時刻、個人識別ID1番のUDN“abcd”で測定した体重を次のように記述して応答する。
(個人識別ID1番)(UDN“abcd”)(測定時刻04年02月17日18時15分)(体重60 kg)
(0x00,0x04,0x20,0x01) (0x00,0x7,0x01,0x61,0x62,0x63,0x64)
(0x00,0x08,0xd1,0x040211120f) (0x00,0x04,0xd2,0x3c)
<実施の形態>
参考例にかかる情報取得装置および測定データ通信装置は、一つのBNに対して一つの測定値を対応付けるものであり、一つのBNを複数の測定値に対応付けることは出来なかった。また、情報取得装置より測定データ通信装置に対して、動作条件、測定条件、生体パラメータなどを要求することが出来なかった。また、情報取得装置から測定データ通信装置に対して、またはその逆について、動作条件やデータなどを設定することが出来なかった。また、データ形式のデータ型の指定やXMLを用いた記述を使用することが出来なかった。
それに対し、本実施の形態に示す構成では、複数の測定値に対してBNを対応付けることができ、また、情報取得装置より測定データ通信装置に対して、動作条件、測定条件や生体パラメータを要求することができ、また、情報取得装置から測定データ通信装置に対して、あるいはその逆について、動作条件やデータなどを設定することができ、また、データ形式のデータ型の指定やXMLを用いた記述を使用することが出来る。
この構成を備えた情報取得装置および測定データ通信装置について説明する。なお、本実施の形態では、参考例との相違点についてのみ記載する。
〔複数の測定値へのBNの対応付け〕
参考例においては、通信情報登録通信で一つの通信情報を登録するための標準名称を図9により示したが、本実施の形態にかかる通信情報登録通信では、ISO/IEEE11073-10101 Nomenclatureにおいて定義されたれたコード空間を用いる。このコード空間では、心電図のそれぞれの波形を識別するような、ヘルスケア関連の対象物とコードとの関係が定義されている。
健康測定機器アプリケーションが複数の測定値を測定し、該複数の測定値に1つのBNを割り当てる場合の通信情報登録通信について説明する。なお、図12において、この場合の予約語の拡張部分を示す。
この場合の通信情報フィールドは、次による。この通信情報フィールドは、参考例の通信情報登録通信の際の通信情報フィールドに対応するものである。但し、参考例に示す通信情報フィールドでは、一つのBNが一つの測定する値に対応付けられていたのに対し、ここで示す例では、一つのBNが第一の測定値、第2の測定値、というように、複数の測定する値に対応付けられている点が異なる。
なお、以下の例では、DLの記述は省略している。
DD:登録名称である事を表す値(0x01)
CD:バイナリコード(0x01)
DV:BNの値
==第1の測定値の登録==
DD:登録名称である事を表す値
CD:ascii
DV:"MetricSpecification"
DD:MetricValueである事を表す値
CD:Nomenclatureコード(0x02)
DV:第1の測定値のNomenclatureでのMetricのコード値
DD:登録名称である事を表す値
CD:ascii
DV:"MetricLocation"
DD:MetricValueである事を表す値
CD:INT-U16(0x03)
DV:第1の測定値の現れる場所
DD:データ型である事を表す値(0x06)
CD:Nomenclatureコード(0x02)
DV:第1の測定値のデータ型を表すNomenclatureコード値
DD:名称である事を表す値
CD:次のDVの記述コードを表すコード識別子の値
DV:第1の測定値の通信項目の名称1
DD:名称である事を表す値
CD:次のDVの記述コードを表すコード識別子の値
DV:第1の測定値の通信項目の名称2
…(必要数繰り返し)…
DD:単位である事を表す値
CD:次のDVの記述コードを表すコード識別子の値
DV:第1の測定値の単位を表す文字列
==第2の測定値の登録==
DD:登録名称である事を表す値
CD:ascii
DV:"MetricSpecification"
DD:MetricValueである事を表す値
CD:Nomenclatureコード(0x02)
DV:第2の測定値のNomenclatureでのMetricのコード値
DD:登録名称である事を表す値
CD:ascii
DV:"MetricLocation"
DD:MetricValueである事を表す値
CD:INT-U16(0x03)
DV:第2の測定値の現れる場所
DD:データ型である事を表す値(0x06)
CD:asciiコード(0x10)
DV:"XML"
DD:名称である事を表す値
CD:次のDVの記述コードを表すコード識別子の値
DV:第2の測定値の通信項目の名称1
DD:名称である事を表す値
CD:次のDVの記述コードを表すコード識別子の値
DV:第2の測定値の通信項目の名称2
…(必要数繰り返し)…
DD:単位である事を表す値
CD:次のDVの記述コードを表すコード識別子の値
DV:第2の測定値の単位を表す文字列
…(以下同様)…
==第Nの測定値の登録==
…(以下同様)…
以上が、通信情報フィールドの例である。
上述の通信情報フィールドをデータフィールド単位で順次説明する。なお、本データフレームのAHのサービス識別子には「通信情報登録」が指定されている。
まず、最初のデータフィールドでは、DDが登録名称である事を表す値で、CDがバイナリコードである事を表す値であることにより、以下のデータフィールドにおいて定義する属性に割当てられるBNコードを指定する。
次のデータフィールドでは、DDが登録名称である事を表す値で、CDがasciiで、DVが図12に示す拡張した測定値の種別を表す文字列である"MetricSpecification"であることにより、次のデータフィールドにおいて測定値の種別が指定されることを示す。
次のデータフィールドでは、DDがMetricValueである事を表す値であり、CDがNomenclatureコード(0x02)であることにより、ISO/IEEE11073-10101 Nomenclatureで定義されたコード空間を利用して、測定値の種別を指定することを意味する。そしてDVに、該当する測定値のISO/IEEE11073-10101 Nomenclatureにおいて定義されているコードを指定する。
次のデータフィールドでは、DDが登録名称である事を表す値で、CDがasciiで、DVが図12に示す拡張した測定値の種別を表す文字列である"MetricLocation"であることにより、次のデータフィールドにおいて測定値のADF中の出現場所が先頭からのバイト数により指定されることを示す。
次のデータフィールドでは、DDがMetricValueである事を表す値であり、CDがINT−U16コード(0x03)であることにより、INT−U16を利用して測定値のADF中の出現場所が指定されることを意味する。そしてDVに、INT−U16を利用して測定値のADF中の出現場所を指定する。
次のデータフィールドでは、DDがデータ型である事を表す値(0x06)であり、CDがNomenclatureコード(0x02)であることにより、ISO/IEEE11073-10101 Nomenclatureで定義されたコード空間を利用してデータ型が指定されることを意味する。そしてDVに、該当するデータ型のISO/IEEE11073-10101 Nomenclatureで定義されるコードを指定する。
以降のデータフィールドでは名称、単位の指定(複数可)を行う。
上述のように第1の測定値の通信情報に引き続き、第2、第3の測定値の通信情報を記述することにより、一つのBNに対して複数の測定値の対応付けを行う。
すなわち、一つのBNに対して、第1の測定値に加えて第2の測定値を対応付ける対応付けは、最初のデータフィールドで新しいBNの番号を定義し、それに続くデータフィールドにおいて、第1の測定値の登録を定義した後、例に示すとおり、続くデータフィールドにおいて、DDに登録名称である事を表す値(0x01)を設定し、CDにascii(0x10)を設定し、DVに"MetricSpecification"を設定することにより、行われる。
上記の設定が行われると、次のデータフィールドにおいて定義される、測定値の種別の指定と、その指定から定義される測定値とは、同じBNに対して対応付けられる。
第3の測定値の登録の定義も同じ記述を繰り返すことにより行われ、同じBNに対して対応付けられる。
一つのBNに対する複数の測定値の属性の定義が終了した後に、続けて別のBNの定義を行う場合は、次のデータフィールドのDDに登録名称である事を表す値を設定し、CDにバイナリコードである事を表す値を設定し、DVにその別のBNに割当てる番号を設定すればよい。
なお、上述の例の第2の測定値については、ADF中の出現場所の指定の次のデータフィールドにおいて、XMLによるデータ型が指定されている。すなわち、DDにデータ型である事を表す値(0x06)を設定し、CDにasciiコード(0x10)を設定し、DVに"XML"を設定することにより、当該第2の測定値はXMLにより記述されることが指定される。この場合、当該第2の測定値のXML記述は、別途定義されているものとする。
なお、ここでは、それぞれの測定値のデータフィールド中の出現場所をそれぞれ定義したが、データ通信時でのDV内での測定値の順列と上述の、BNの登録を行う通信情報での測定値の順列とが同じで、それぞれの測定値のデータ長が判断できる場合は、順次データ長を加算することで場所を特定することが可能となるので、この指定を省略しても良い。
〔HCDアプリケーションからの要求通信〕
次に、HCDアプリケーションからHMDアプリケーションに対してデータを要求するシーケンスについて説明する。
HCDアプリケーションからの照会通信要求の場合。
HCDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) AHの通信識別子を要求通信にセット
b) AHのシーケンス番号に値をセット
c) AHのサービス識別子を照会通信にセット
d) ADFには照会通信項目を記述する
e) データフレームをHMDアプリケーションへ送信
f) HMDアプリケーションからの応答通信の受信を待つ
g) HMDアプリケーションから応答通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの要求通信に対応する応答通信かを識別する
h) ADFの内容を確認する。
HMDアプリケーションの処理手順は、次による。
a) HCDアプリケーションからデータフレームを受信したら、誤り確認を行う
b) AHの各識別子を確認する
c) ADFを読み込み照会フィールドを確認する
d) 照会対象が時刻属性を有し、照会フィールドに測定時刻が指定されていた場合、照会を求めている情報のうち指定された測定時刻以前で最も近い測定時刻の値を検索する。測定時刻が指定されていない場合は、最新の値を検索する。照会対象としては、時刻属性を有さない動作条件や、測定条件などの場合もある
e) AHの通信識別子を応答通信にセット
f) AHのシーケンス番号に値をセット
g) サービス識別子は受信データフレームのAHと同じ値をセット
h) 判定処理を行う
i) ADFの先頭Vフィールドに誤り確認識別子と判定処理結果をセット
j) 次に続くデータフィールドに所定のデータフィールドセット
k) データフレームをHCDアプリケーションへ送信する。
〔設定通信〕
次に、データや動作条件を設定する設定通信のシーケンスについて説明する。
なお、図13において、本シーケンスで用いるAHの1バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示す。また、図14において、本シーケンスで用いるVフィールドのデータ項目を表すビット配列順を示す。
設定通信送信元AEの処理手順は次による。
1) AHの通信識別子を設定通信にセット
2) AHのシーケンス番号に値をセット
3) AHのサービス識別子を送信先AEへの設定内容に応じてセット
4) ADFに送信先AEへの設定内容を記述
5) データフレームを送信先AEに送信
6) 送信先AEからの設定完了通信が受信されない場合又は、設定完了通信の誤り確認内容が誤りであった場合は同じ内容のデータフレームを繰り返し送信してもよい
7) 送信先AEから設定完了通信を受信したら、誤り確認を行い、誤りがなければAHのシーケンス番号及びサービス識別子の値を確認して、どの設定通信に対応する背って完了通信かを識別する。
設定通信送信先AEの処理手順は次による。
1) データフレームを受信したら、誤り確認を行う
2) AHの各識別子を確認
2) 設定内容を読み取り、当該設定処理を行う
2) 判定処理を行う
3) AHの通信識別子を設定完了通信にセット
4) AHのシーケンス番号に値をセット
5) サービス識別子は設定通信のAHと同じ値をセット
6) ADFに誤り確認内容をセット
7) 通信元AEへデータフレームを送信する。
なお、ここでの判定処理は、読み出した設定内容通りに設定が完了したかどうかの判定をさらに含む。
なお、HCDアプリケーションからHMDアプリケーションに対して設定を行っても、HMDアプリケーションからHCDアプリケーションに対して設定を行ってもよい。HCDアプリケーションからHMDアプリケーションに対して設定を行う場合は、測定条件や動作条件を設定する場合などがあり、HMDアプリケーションからHCDアプリケーションに対して設定を行う場合は、外部サーバへの登録やHMDアプリケーションのアップデート動作など、データや動作条件を設定する場合などがある。
以上のように、本実施の形態にかかる、健康測定機器および健康管理機器によると、通信情報登録通信において、一つのBNに対して複数の測定値を順に指定するよう構成したため、自由にBNと複数の測定値の順列とを対応付けることができ、複数の測定値からなる測定データを効率よく転送することが可能となる。
また、HCDアプリケーションからHMDアプリケーションへの要求をBNを指定して効率よく行うことが可能となる。
また、HCDアプリケーションからHMDアプリケーションへ、あるいはその逆について、動作条件やデータ設定をBNを指定して効率よく行うことが可能となる。
なお、上述のBNと複数の測定値の順列との対応は、同一UDN内において一意であれば良いので、各メーカや機種ごとに異なるUDNとなるように管理することで、各メーカや機種ごとに自由にBNと複数の測定値の順列との対応付けを行うことが可能となる。
また、外部の規格を参照したデータ型の指定やXMLを用いたデータの指定を行うことが可能となる。
なお、通信情報登録通信の一つのBNへの複数の測定値の対応付けにおいて、以前に送信したBNを利用した記載ができるように通信情報登録時の予約語を追加すると、良く使われる測定値群などに対してBNを対応付けて再利用すれば通信情報を簡略化することが可能となる。
なお、外部サーバ300よりUDNとBNに関連付ける測定値の順列およびその属性を取得するように構成することで、記憶領域に乏しい健康測定機器においては、通信情報登録通信を行わずに、所定のBNと複数の測定値とを健康管理機器に送付するようにしても良い。
<補足事項>
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、情報取得装置100および測定データ通信装置200の各ブロック、特に制御部107および制御部206は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、情報取得装置100および測定データ通信装置200は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報取得装置100および測定データ通信装置200の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記情報取得装置100および測定データ通信装置200に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、情報取得装置100および測定データ通信装置200を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明における測定データ通信装置200および情報取得装置100からなる測定システムを示す図である。 本発明における情報取得装置100の機能ブロック図である。 本発明における測定データ通信装置200の機能ブロック図である。 本発明におけるアプリケーションヘッダの1バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示す図である。 本発明におけるアプリケーションヘッダの2バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示す図である。 本発明における単数データ形式のデータフィールドの構成を示す図である。 本発明における複数データ形式のデータフィールドの構成を示す図である。 本発明におけるDD、CD等で用いる予約語の一覧を示す図である。 本発明における通信情報登録通信で用いる標準名称のリストを示す図である。 本発明における通信情報登録通信で用いる標準名称のリスト(続き)を示す図である。 本発明におけるVフィールドのDVの1バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示す図である。 本発明の実施の形態における予約語の拡張部分を示す図である。 本発明の実施の形態における設定通信のAHの1バイト目のデータ項目を表すビット配列順を示す図である。 本発明の実施の形態における設定通信で用いるVフィールドのデータ項目を表すビット配列順を示す図である。
符号の説明
100 情報取得装置
101 コード記憶部(属性定義抽出記憶手段)
102 健康状態記憶部
103 第1通信部(受信手段)
104 測定データ変換部(測定値抽出手段)
105 操作入力部
106 提示部
107 制御部(属性定義抽出記憶手段)
108 第2通信部
109 記憶部
200 測定データ通信装置
201 通信情報通信部(送信手段、通信情報生成手段)
202 測定データ生成部(測定データ生成手段)
203 測定部
204 操作入力部
205 提示部
206 制御部(通信情報生成手段)
207 記憶部
300 外部サーバ

Claims (2)

  1. 被測定者の健康状態を測定して得られた複数の測定値が予め設定された場所に含まれる測定データを、該複数の測定値を管理する情報取得装置に対して送信する測定データ通信装置において、
    予め設定された各測定値の属性を定義する属性定義列、および、各測定値の上記測定データにおける場所を示す場所情報を含む通信情報に単一のコード値を付加することより、コード値付き通信情報を生成して記憶部に記憶する通信情報生成手段であって、当該属性定義列により定義される属性の配列順序に一意に対応するコード値を上記記憶部から読み出し、読み出したコード値を当該通信情報に付加することにより当該コード値付き通信情報を生成する通信情報生成手段と、
    上記測定データに上記通信情報に付加したコード値と同一のコード値を付加することによって、コード値付き測定データを生成して上記記憶部に記憶する測定データ生成手段と、
    上記記憶部から読み出したコード値付き通信情報を、短距離無線通信あるいはローカルエリアネットワークを介して上記情報取得装置に送信することにより当該情報取得装置に対して通信情報登録をした後、上記記憶部に記憶されているコード値付き測定データであって、送信したコード値付き通信情報と同一のコード値が付加されているコード値付き測定データを上記記憶部から読み出して短距離無線通信あるいはローカルエリアネットワークを介して上記情報取得装置に送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とする測定データ通信装置。
  2. 請求項1に記載の測定データ通信装置と、被測定者の健康状態を測定して得られた複数の測定値を管理する情報取得装置とを備えたシステムにおいて、
    上記情報取得装置は、
    上記測定データ通信装置から送信されるコード値付き通信情報およびコード値付き測定データを受信する受信手段と、
    上記受信手段において受信したコード値付き通信情報におけるコード値と通信情報とを対応付けて記憶するコード値記憶部と、
    上記受信手段が上記測定データ通信装置から送信されるコード値付き測定データを受信したとき、受信したコード値付き測定データに付加されているコード値に一致するコード値に対応付けられた通信情報を上記コード値記憶部から読み出し、読み出した通信情報に含まれる属性定義列により定義される属性それぞれを、当該通信情報に含まれる場所情報に従って、受信したコード値付き測定データに含まれる複数の測定値それぞれに対応付けて健康状態記憶部に記憶する測定データ変換手段と、
    を備えていることを特徴とするシステム。
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