JP4275014B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技媒体投入口(メダル投入口60)と、遊技媒体を貯留すると共に払い出す遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)と、前記遊技媒体投入口(60)から投入される遊技媒体を検知する遊技媒体検知装置(メダルセンサ11)と、前記遊技媒体検知装置(11)の検知回数を予め定められた最大貯留可能数まで表示可能な投入遊技媒体表示部(クレジット表示47)と、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段(回転リール30)と、遊技媒体投入後の操作により前記図柄表示手段(3)の図柄が変動表示を開始する図柄変動開始手段(スタートスイッチ41)と、その操作により前記投入遊技媒体表示部(47)に表示されている数値が所定数減算されて表示され、表示されている数値から減じられた数の遊技媒体が前記遊技媒体投入口(60)から投入されたものとみなされて、前記図柄変動開始手段(41)の操作に基づく前記図柄表示手段(30)の図柄変動が可能となる遊技媒体投入手段(ベットスイッチ43)と、その操作により前記貯留遊技媒体表示部(47)に表示されている数の遊技媒体が遊技機から払い戻されるとともに前記投入遊技媒体表示部(47)に表示されていた数値がゼロに戻る遊技媒体払い戻し手段(精算スイッチ44)とを少なくとも備え、遊技媒体の投入、又は前記遊技媒体投入手段(43)の操作により、前記図柄変動開始手段(41)の操作が有効となり、複数の前記図柄表示手段(30)の図柄が、予め定められた態様に停止表示された場合に入賞となり、入賞役に応じて前記遊技媒体払い出し装置(5)から遊技媒体を払い出すように形成した遊技機に係る。
そして、本発明に係る遊技機は、いわゆる「クレジット」が可能に形成されており、遊技を行うために必要な投入遊技媒体よりも多くの遊技媒体を、予め遊技機内部に貯留しておくことができる。この、予め遊技機に投入してある遊技媒体数を表示するのが投入遊技媒体表示部すなわちクレジット表示部(47)であり、予め遊技機に投入してある遊技媒体数を、遊技を行うために使用させるのが遊技媒体投入手段いわゆるベットスイッチ(43)である。
前記遊技媒体貯留部(2)は、遊技媒体を貯留するための容器であって、内部の遊技媒体を外に送り出すための遊技媒体送り装置(メダル送り装置22)を有していてもよい。またこの遊技媒体送り装置の内部にも、遊技媒体が貯留されるようになっていてもよい。
(作用)
本発明においては、遊技媒体投入口(60)から投入された遊技媒体は、まず遊技媒体検知装置(11)により検知される。このとき、投入遊技媒体表示部(47)に表示される数値が、投入された遊技媒体数だけ加算される。そして、遊技媒体払い出し装置(5)に移送される前に、遊技媒体貯留部(2)に一時貯留される。
また、遊技媒体貯留部(2)に遊技媒体が貯留されている状態で、遊技媒体払い戻し手段(44)が操作されると、遊技媒体貯留部(2)からすべての遊技媒体が直接遊技機外部に排出される。例えば、遊技媒体払い出し口(メダル排出口48)から払い出される。この時、投入遊技媒体表示部(47)に表示される数値がゼロになるまで減算表示される。
このように、本発明においては、遊技媒体検知装置(11)に基づく遊技媒体検知はいわば仮の投入信号であり、遊技媒体貯留部(2)に遊技媒体が投入されてはじめて、本来的な遊技媒体の投入として取り扱われるのである。
なお、本発明においては、いわゆるクレジットとなる遊技媒体は、すべて遊技媒体貯留部(2)に貯留されており、遊技媒体払い出し装置(5)は、もっぱら、一回の遊技を行うごとに投入される遊技媒体を受け入れ、入賞により払い出される遊技媒体を排出するものである。
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記遊技媒体検知装置(11)が遊技媒体の投入を検知したにもかかわらず、前記貯留遊技媒体検知装置が遊技媒体を検知しない場合には、所定の警告を発するとともに、前記図柄変動開始手段(41)の操作によっても前記図柄表示手段(30)が変動開始せず前記遊技媒体払い戻し手段(44)の操作によっても前記遊技媒体払い出し装置(5)が作動しないように形成したことを特徴とする。
本発明は、遊技媒体の疑似投入による遊技や、不正な遊技媒体の取り出しを禁止するためのものである。
「所定の警告」とは、遊技機のスピーカから発する警報音や、警告灯の点滅など遊技機におけるエラー表示の他、ホールコンピュータへの通報なども含むものである。
(作用)
本発明によりば、例えば図12に示すようなゴト具100を用いて、遊技媒体検知装置(11)を発光体110でセンシングさせてクレジット表示を増加させようとしても、貯留遊技媒体検知装置が遊技媒体貯留部(2)内の遊技媒体を検知しないので、遊技を行ったり遊技媒体の払い戻しを行うことができない。
請求項3記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、
遊技媒体投入口(60)と、遊技媒体を貯留すると共に払い出す遊技媒体払い出し装置(5)と、前記遊技媒体投入口(60)から投入される遊技媒体を検知する遊技媒体検知装置(メダルセンサ11)と、前記遊技媒体検知装置(11)の検知回数を予め定められた最大貯留可能数まで表示可能な投入遊技媒体表示部(47)と、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段(30)と、遊技媒体投入後の操作により前記図柄表示手段(3)の図柄が変動表示を開始する図柄変動開始手段(スタートスイッチ41)と、その操作により前記投入遊技媒体表示部(47)に表示されている数値が所定数減算されて表示され、表示されている数値から減じられた数の遊技媒体が前記遊技媒体投入口(60)から投入されたものとみなされて、前記図柄変動開始手段(41)の操作に基づく前記図柄表示手段(30)の図柄変動が可能となる遊技媒体投入手段(ベットスイッチ43)と、その操作により前記貯留遊技媒体表示部(47)に表示されている数の遊技媒体が遊技機から払い戻されるとともに前記投入遊技媒体表示部(47)に表示されていた数値がゼロに戻る遊技媒体払い戻し手段(精算スイッチ44)とを少なくとも備えている。
本発明においては、投入遊技媒体表示部(47)に表示されている遊技媒体数と、遊技媒体貯留部(2)に貯留されている遊技媒体とが一致しない場合がある。そこで、投入遊技媒体表示部(47)の表示が、遊技媒体貯留部(2)に貯留されている遊技媒体よりも入賞によりクレジットに加算された分だけ多い場合には、遊技を行うことができ、遊技媒体の払い戻しもできるように形成したものである。
本発明においては、遊技媒体貯留部(2)に投入遊技媒体表示部(47)に表示されている遊技媒体数と同数の遊技媒体が貯留されている状態で、遊技媒体投入手段(43)が操作されると、遊技媒体貯留部(2)から所定の数量の遊技媒体が排出され、遊技媒体払い出し装置(5)に移送される。この時、投入遊技媒体表示部(47)に表示される数値が移送された遊技媒体数だけ減算されるとともに、図柄変動開始手段(41)の操作が有効となる。また、遊技媒体払い戻し手段(44)が操作された場合には、遊技媒体貯留部(2)からすべての遊技媒体が直接遊技機外部に排出される。この時、投入遊技媒体表示部(47)に表示される数値がゼロになるまで減算表示される。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記貯留遊技媒体検知装置として、前記遊技媒体貯留部に投入される遊技媒体を検知する投入検知装置(投入センサ(21a))と、前記遊技媒体貯留部から排出される遊技媒体を検知する排出検知装置(排出センサ(21b))とを設け、前記遊技媒体検知装置(11)が遊技媒体の投入を検知したにもかかわらず、前記投入検知装置(21a)が遊技媒体を検知しない場合には、所定の警告を発するとともに、前記図柄変動開始手段(41)を操作しても前記図柄表示手段(30)が変動開始せず前記遊技媒体払い戻し手段(44)を操作しても前記遊技媒体払い出し装置(5)が作動しないように形成したことを特徴とする。
ここで、投入検知装置(21a)及び排出検知装置(21b)は、遊技媒体貯留部(2)が受け入れる遊技媒体の有無を検知可能であればよく、遊技媒体貯留部(2)に設けられていてもよいし、遊技媒体貯留部(2)以外の場所に設けてあってもよい。
「所定の警告」とは、遊技機のスピーカから発する警報音や、警告灯の点滅など遊技機におけるエラー表示の他、ホールコンピュータへの通報なども含むものである。
(作用)
本発明によれば、例えば図12に示すようなゴト具100を用いて、遊技媒体検知装置(11)を発光体110でセンシングさせてクレジット表示を増加させようとしても、投入検知装置(21a)が遊技媒体貯留部(2)に投入される遊技媒体を検知しないので、警告がなされるとともに、遊技を行ったり遊技媒体の払い戻しを行うことができない。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記した請求項3乃至5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項6記載の発明は、前記技媒体払い戻し手段(44)の操作に基づいて遊技媒体を払い出す場合において、前記遊技媒体払い出し装置(5)は、前記遊技媒体貯留部(2)内に遊技媒体が貯留されている場合には、前記投入遊技媒体表示部(47)に表示されている数値と前記遊技媒体貯留部(2)内の遊技媒体数との差数の遊技媒体を払い出すことを特徴とする。
本発明において、投入遊技媒体表示部(47)の数値と遊技媒体貯留部(2)内の遊技媒体数との差数の払い出しは、例えば、遊技媒体払い戻し手段(44)を操作するとまず遊技媒体貯留部(2)内の遊技媒体が排出され、遊技媒体貯留部(2)から全ての遊技媒体を排出した時点で投入遊技媒体表示部(47)に表示されている遊技媒体数を、投入遊技媒体表示部(47)の表示がゼロになるまで遊技媒体払い出し装置(5)から排出させることにより行うことができる。あるいは、遊技媒体貯留部(2)の貯留遊技媒体とクレジット遊技媒体との差数を、遊技媒体貯留部(2)及び遊技媒体払い出し装置(5)から同時に排出させるようにしてもよい。
(図面の説明)
図1乃至図11は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はメダル貯留部の設置を示す概略図、図2はスロットマシンの外観正面図、図3はメダル貯留部からのメダルの排出を示す断面図、図4は貯留部の他の例を示す概略図、図5はスロットマシンの入力、出力、制御を示すブロック図、図6乃至図10はメダル投入制御を示す流れ図、図11はメダル貯留部内のメダルとクレジットとの関係を示す説明図である。
スロットマシンSは、図2に示すように、箱状の筐体1を有し、この筐体1の正面には前扉4が取り付けられている。また、筐体1の内部には、回転リール30を備えたリールユニット3と、特に図示しないが、スロットマシンSの全体の作動を制御するための制御装置と、遊技メダルを貯留すると共に払い出すためのホッパーユニット5が内蔵されている。
前扉4は、遊技者側に向かって臨む表示窓が形成されている板状の扉であり、表示窓中央上側には三個の回転リール30の図柄を見ることができる図柄表示窓46が形成されている。そして、図柄表示窓46の下方であり前扉4の略中央部は、スロットマシンSを作動させるための操作手段が設けられたカウンター状の操作部40となっている。また、前記前扉4の下部には、払い出しメダル又は払い戻しメダルを排出するためのメダル排出口48と、メダル排出口48から排出されたメダルを貯留するメダル受け皿45が形成されている。
さらに、メダル投入口60の下方であって、前扉4の裏面側(筐体内側)には、メダル投入口60から投入された遊技メダルを選別、カウントし、適正な遊技メダルをホッパーユニット5に移送するためのメダルセレクター10が設けられている。また、メダルセレクター10とホッパーユニット5との間には、メダルセレクター10を通過したメダルを一時的に貯留するためのメダル貯留部2が設けられている。
(メダルセレクター10)
メダルセレクター10は、メダル投入口60の下方に設けられた箱状の部材であり、図1に示すように、内部にメダル通路12が形成されている。なおここで、図1はメダルセレクター10の正面(前扉4の裏側から見た場合の正面)概略図である。また、メダルセレクター10の上面には、メダル投入口60から投入された遊技メダルを受け入れるためのメダル受け口13が形成されており、側方には、メダル通路12を通過したメダルが排出されるためのメダル排出口14が設けられている。そして、メダル受け口13からメダル排出口14までの間には、ブロッカー装置15及びメダルセンサ11が設けられている。さらに、メダルセレクター10の側面には、前記メダル排出口14から排出された遊技メダルを、メダル貯留部2に移送するための移送通路50が取り付けられている。
ブロッカー装置15は、メダルセレクター10内部の遊技メダルをホッパーユニット5に移送させないための遊技メダルのキャンセル装置であって、特に図示しないが、ソレノイド及びブロッカーと呼ばれる突出爪を有し、通常時にはブロッカーがメダル通路12の表面から突出することなく、遊技メダルがメダル通路12を通過できるようになっている。しかし、クレジット超過など所定時には、ソレノイドが作動してブロッカーをメダル通路12の表面から突出させるので、遊技メダルは後述するメダルセンサ11に検出される前に、メダル通路12からはじかれて、メダルセレクター10の下部から落下するものである。なお、落下した遊技メダルは、前扉4の正面下部に形成されたメダル排出口48から排出され、メダル受け皿45に返却されるようになっている。
(メダル貯留部2)
メダル貯留部2は、メダルセレクター10から排出された遊技メダルを、ホッパーユニット5に移送する途中で一時的に貯留しておくと共に、所定条件に応じて貯留してある遊技メダルを排出するためのものである。
貯留庫20は、上下に開口する箱体であって、移送通路50を通過した遊技メダルが落下し、貯留されるものである。この貯留庫20は、遊技メダルを少なくとも50枚収納できる大きさを有し、メダル投入口60から最大クレジット数までメダルを投入した場合には、全てのメダルが貯留庫20に一時貯留されるようになっている。
そして、図3(A)に示すように、ストッパー27bが突出してホッパー側排出部24を塞いでいるときにはストッパー27aが没入して払い戻し側排出部25が開放され、このときピン26aは没入してピン26bが突出するようになっている。この状態においては、メダル孔に嵌入して移動してきた遊技メダルは、ピン26bに当接して、払い戻し側排出部25から押し出される。一方、図3(B)に示すように、ストッパー27aが突出して払い戻し側排出部25を塞いでいるときにはストッパー27bが没入してホッパー側排出部24が開放され、このときピン26bは没入してピン26aが突出するようになっている。この状態においては、メダル孔に嵌入して移動してきた遊技メダルは、ピン26aに当接して、ホッパー側排出部24から押し出される。駆動モータ23の作動や、ピン26及びストッパー27の出没は、後述する貯留部制御手段86の制御に基づいて行われる。
ここで、投入センサ21a及び排出センサ21bの具体的構成は問わない。投入センサ21aとしては、例えば、受光部及び発光部を有する遮光センサとすることができ、移送通路50から起立状態(メダルの表裏面が左右方向となる状態)で落下するメダルの外縁部付近を検知して、ON、OFFの波形によりメダル一枚の通過を認識可能に形成することができる。また、排出センサ21bは、遮光センサとしてもよいし、排出部へのメダルの移動や、排出部からのメダルの排出によりスイッチがONとなるリミットスイッチとしてもよい。
(メダル貯留部2の他の形態)
ここで、メダル貯留部2は、上記した送り出し円板22を有するもののほかに、図4に示すような、ベルト駆動式のメダル送り装置22を備えたものとすることができる。この場合、移送通路50は、メダル排出口14から立設状態(メダルの表裏面が前後となる向き)で排出される遊技メダルが、徐々に水平状態(メダルの表裏面が上下となる向き)となるよう、側面及び底面を湾曲させて形成する。また、貯留庫20は、遊技メダルが水平状態で積層貯留可能な筒型に形成する。また、この貯留庫20の下方に、一対のローラ28に掛け渡された平ベルト29と、ローラ28を回転させるための駆動モータ(図示せず)を有するメダル送り装置22を設置し、貯留庫20の下端部と平ベルト29の上面との間の隙間から、平ベルト29の上面に接している遊技メダルをベルトとの摩擦により一枚ずつ送り出すようにするものである。そして、ローラ28の回転方向を変更して平ベルト29の移動方向を変えることにより、図中Aの方向すなわちメダル排出口14に遊技メダルを移送したり、図中Bの矢印方向すなわちホッパーユニット5に遊技メダルを移送したりすることができる。なお、特に図示しないが、このメダル貯留部2にも、貯留部センサ21として、投入センサ21a及び排出センサ21bが適当な位置に設けられているものである。そして、ローラ28を回転させるための駆動モータの制御は、貯留部制御手段86が行うこととなる。
制御装置8は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、遊技制御装置80及び演出制御装置90を構成する。
遊技制御装置80は、主として遊技を司るものであり、演出制御装置90は、主として演出を司るものである。そして、制御装置8の入力段には、図5に示すように、メダルセンサ11、ベットスイッチ43、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42、精算スイッチ44、貯留部センサ21が接続されている。また、制御装置8の出力段には、リールユニット3、ホッパーユニット5、クレジット表示部47、貯留部2(具体的には、駆動モータ23、ピン26a,26b及びストッパー27a,27bを作動させるソレノイド)、演出表示部70が接続されている。
次に、遊技制御装置80について詳述する。
遊技制御装置80は、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42の操作により、回転リール30の回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置80は、次の(1)乃至(6)の手段として機能する。
(1)メダル投入制御手段81
(2)当選抽選手段82
(3)リール制御手段83
(4)入賞判定手段84
(5)ホッパー制御手段85
(6)貯留部制御手段86
なお、遊技制御手段81としては、上記した(1)乃至(6)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
メダル投入制御手段81は、メダルセンサ11からのメダル検知信号をカウントして、遊技を開始させるためのものである。そして、特に図示しないが、カウントメモリと、払い出しメモリと、クレジットメモリ及びカウント値出力手段を有しており、メダルセンサ11が正常にメダルを検知したらその検知をメダル投入と判断してカウントメモリのメダルカウントを加算して、あるいは入賞によるメダル払い出しがあった場合には払い出しメモリの払い出しカウントを加算して、クレジット表示部47の表示を加算表示させるとともに、投入信号を貯留部制御手段86に出力するものである。
そして、カウントメモリのメダルカウントCm及び払い出しメモリの払い出しカウントCpの合計がクレジット値Cを表すものとなり、クレジットメモリに最大「50」まで記憶可能である。メダルカウントCm及び払い出しカウントCpは、貯留部制御手段86に出力されるとともに、クレジット値Cはクレジット表示部47に表示される。クレジットメモリの記憶値が「50」になると、メダルセレクター10のブロッカー装置15を作動させてメダルキャンセル状態にし、それ以降の投入メダルはメダルセンサ20で検知されないようにする。また、クレジットメモリの記憶値は、ベットスイッチ43又は精算スイッチ44の操作により減算される。
当選抽選手段82は、予め定められた抽選確率に基づいて、当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。当選判定の抽選は、スタートスイッチ41の操作時に行われる。そして、乱数発生手段の発生する乱数の中から乱数抽出手段が抽出乱数データを取得し、当該抽出乱数データと、前記乱数発生手段がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有する当選判定テーブルとを比較して、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定する。
ここで、当選には、遊技メダルの払い出しを伴う払い出し役と、遊技メダルを払い出さないゼロ枚役と、遊技メダルの払い出しを伴うとともに有利な遊技に移行する特別当選役がある。払い出し役が入賞すると、当該当選役に応じた遊技メダルが払い出され、ゼロ枚役が入賞した場合には、遊技メダルは払い出されないが、その代わりに、次ゲームをメダル投入なしで行うことができる。特別当選役が入賞すると、所定枚数のメダルが払い出された後、レギュラーボーナスゲームやビッグボーナスゲームなどの特別遊技が開始される。
(リール制御手段83)
リール制御手段83は、スタートスイッチ41の操作に基づいて回転リール30を回転させると共に、前記当選抽選手段82の抽選結果及びストップスイッチ42の操作タイミングに基づいて、回転リール30の停止を制御するためのものである。
具体的には、メダル投入制御手段81のカウントメモリが「1」以上の場合であって、ホッパーユニット5がメダルの払い出し中でないなど所定条件を満たしている場合には、スタートスイッチ41の操作信号を有効化し、回転リール30を回転させる。なお、スタートスイッチ41の操作信号が有効化するか否かは、貯留部制御手段86の投入カウントとメダル投入制御手段81のカウント値(クレジット数)との関係によっても変わってくるが、これについては後述する。
(入賞判定手段84)
入賞判定手段84は、当選判定の抽選結果が当選の場合に、ストップスイッチ42の操作で三個の回転リール60の当選図柄を入賞の態様に停止させることができたかどうかを判断し、当選図柄を入賞の態様に停止させることができた場合には入賞を決定し、メダル払い出しを伴う入賞の場合には、クレジット表示部47の表示を加算したり、メダル貯留部2及びホッパーユニット5に遊技メダルの払い出し信号を出力し、ボーナスゲーム入賞などの特別入賞の場合には、当選判定手段83に当選判定テーブルの変更をさせて特別遊技を開始させたりするためのものである。
ホッパー制御手段85は、前記入賞判定手段84からのメダル払い出し信号や、精算スイッチ44操作時のメダル投入制御手段81からの信号に基づいて、ホッパーユニット5を作動させるためのものである。
(貯留部制御手段86)
貯留部制御手段86は、メダル貯留部2の作動を制御するためのものである。そして、貯留部制御手段86は、特に図示しないが、投入カウンタ、モータ制御手段、ソレノイド制御手段を有しており、投入センサ21a及び排出センサ21bの検知信号に基づき、貯留庫20内のメダル数を把握しているとともに、スタートスイッチ41、ベットスイッチ43、あるいは精算スイッチ44の操作信号、及びメダル投入制御手段81からの出力信号に基づいて、送り出し円板22A及びピン26及びストッパー27の作動を制御するものである。
(メダル投入制御)
続いて、上記構成を有するスロットマシンSにおける、メダル投入制御手段81及び貯留部制御手段86によるメダル投入制御の一例を、図6乃至図10のフロー、及び図11の説明図に基づき説明する。なお、図中「C」はクレジット値すなわちメダルカウントCm(メダルセンサ11のメダル検知数)と払い出しカウントCp(入賞によりクレジットに加算される数値)との合計値、「K」は投入カウント値すなわち投入センサ21aの検知数と排出センサ21bの検知数の差を表している。また「n」はメダルの賭け枚数すなわちベット数を表し、「m」は入賞によりクレジットに加算される数値を表す。
ステップ101において、メダルセンサ11が正常にメダルを検知したかどうかを判断する。すなわち、複数ある検知部が所定の順番で検知信号を発しているか、検知間隔は正常か、などを判断する。メダルセンサ11が正常にメダルを検知しなかった場合には、所定のエラー処理が行われる。一方、メダルセンサ11が正常にメダルを検知した場合には、次のステップ102に進む。
ステップ103において、メダル貯留部2の投入センサ21aがメダルを検知したかどうかを判断する。投入センサ21aがメダルを検知しない場合には、所定のエラー処理を行う。これは、メダルセレクター10のメダルセンサ11がメダルを検知しているにもかかわらず、メダル貯留部2にメダルが移送されてこないことを意味するので、ゴト具を用いたメダルの疑似投入の可能性があるからである。エラー処理としては、所定の警報音を発生させたり、スタートスイッチ41の操作を無効として遊技を開始不能にさせたり、精算スイッチ44の操作を無効として、メダルの払い戻しをできなくすることなどが挙げられる。一方、投入センサ21aがメダルを検知した場合には、次のステップ104に進む。
前記ステップ100において、メダルセンサ11がメダルを検知しない場合には、ステップ105に進む。
ステップ105において、入賞によるクレジットの加算があるかどうかを判断する。すなわち、入賞判定手段84が払い出し役の入賞を決定し所定のメダル払い出し要請をしているかどうかを判断する。入賞によるクレジットの加算がない場合には、ステップ100に戻る。入賞によるクレジットの加算がある場合には、次のステップ106に進む。
次に、図7におけるステップ107において、クレジット値Cが「3」までかどうかを判断する。Cが「3」までの場合には、次のステップ108に進む。
ステップ109において、ベットスイッチ43が操作されたかどうかを判断する。これは、入賞によりクレジット値が加算されている場合、及びスタートスイッチ41を操作することなくメダル投入口60からメダルを4枚以上投入した場合に、ベットスイッチ43の操作により、少なくとも3枚賭け遊技を開始させることができるようにするためである。ベットスイッチ43が操作された場合には、次のステップ110に進む。
ステップ111において、メダル貯留部2からホッパーユニット5にメダルをn枚移送する。すなわち、送り出し円板22Aを回転させて、図1及び図3における矢印Bの方向に、貯留庫20又はメダル送り装置22の内部にあるメダルをn枚排出する。そして次のステップ112に進む。
ステップ112において、投入カウントKからベット数「n」を減算し、メダルカウントCmからも「n」を減算する。そして次のステップ113に進む。
ステップ114において、スタートスイッチ41が有効となる。そして、次のステップ115に進む。
次のステップ115において、スタートスイッチ41が操作されたかどうかを判断する。スタートスイッチ41が操作されない場合には、ステップ115に戻る。一方、スタートスイッチ41が操作された場合、及び前記ステップ108において、すでにスタートスイッチ41が操作されている場合には、次のステップ116に進む。
前記ステップ109においてベットスイッチ43が操作されない場合には、図8におけるステップ200に進む。
ステップ200において、精算スイッチ44が操作されたかどうかを判断する。精算スイッチ44が操作されない場合には、図6のステップ100に戻る。一方、精算スイッチ44が操作された場合には、次のステップ201に進む。
ステップ201において、C=Kかどうかを判断する。すなわち、クレジット値と、貯留庫20に貯留されているメダル数とが同じかどうかを判断する。C=Kの場合には、次のステップ202に進む。
ステップ203において、K=0かどうかを判断する。すなわち、メダル貯留部2内のメダルがすべて排出されたかどうかを判断する。K=0でない場合には、ステップ202に戻る。すなわち、貯留庫20及びメダル送り装置22の内部にメダルが無くなるまで、送り出し円板22Aを回転させる。一方、K=0の場合には、メダル投入制御を終了する。メダル貯留部2内のメダルがすべて排出されれば、メダルカウントCmも0となり、クレジット表示部47の表示も0となる。
まず、図9におけるステップ300において、C>Kかどうかを判断する。すなわち、クレジット値が、メダル貯留部2に貯留されているメダル数よりも多いかどうかを判断する。C>Kの場合には、次のステップ301に進む。
ステップ301において、クレジット値Cと投入カウントKとの差が、払い出しカウントCpと等しいかどうかを判断する。すなわち、過去の遊技で払い出し役の入賞によりクレジットに加算された分だけ、クレジットが増加しているのかどうかを判断する。C−K=Cpである場合には、次のステップ302に進む。
ステップ303において、クレジット値Cがベット数nだけ減算されたかどうかを判断する。nだけ減算されていない場合には、次のステップ304に進む。
ステップ304において、Cp=0かどうかを判断する。すなわち、払い出しによりクレジットに加算された分がすべてベットされたかどうかを判断する。Cp=0でない場合には、ステップ302に戻る。一方、Cp=0の場合には、次のステップ305に進む。
ステップ306において、投入カウントK及びメダルカウントCmを「1」減算するとともに、クレジット値Cも「1」減算する。そして次のステップ307に進む。
ステップ307において、クレジット値Cがベット数nだけ減算されたかどうかを判断する。nだけ減算されていない場合には、ステップ305に戻る。一方、nだけ減算された場合には、次のステップ308に進む。
前記ステップ303において、クレジット値Cがベット数nだけ減算されている場合にも、ステップ308に進む。
このように、ベットスイッチ43の操作時に、メダル貯留部2に貯留されているメダル枚数よりも、クレジット表示の方が大きい場合には、入賞によりクレジット加算がされている場合に限り、メダル貯留部2を作動させないでまずクレジットを減算してベットに回し、メダル貯留部2のメダルとクレジット表示とが同じになってもベット枚数に達しないときには、メダル貯留部2からホッパーユニット5にメダルを移送させて、その分だけクレジットを減算するようになっている。
次に、図8におけるステップ201においてC=Kでない場合の制御について、図10のフローに基づき説明する。
まず、図10におけるステップ400、及びステップ401は、図9の場合と同様であるので、説明を省略する。
ステップ402において、K=0かどうかを判断する。すなわち、メダル貯留部2にメダルが残っているかどうかを判断する。K=0でない場合、つまりメダル貯留部2にメダルが残っている場合には、次のステップ403に進む。
ステップ404において、投入カウントK及びメダルカウントCmを「1」減算するとともに、クレジット値Cも「1」減算する。そして次のステップ405に進む。
ステップ405において、K=0かどうかを判断する。K=0でない場合には、ステップ403に戻る。一方、K=0の場合には、次のステップ406に進む。
前記ステップ402において、K=0の場合にも、ステップ406に進む。
ステップ406において、ホッパーユニット5からメダルを1枚払い出す。そして、次のステップ407に進む。
ステップ408において、Cp=0かどうかを判断する。Cp=0の場合には、メダル投入制御を終了する。一方、Cp=0でない場合には、ステップ406に戻る。
このように、精算スイッチ44の操作時に、メダル貯留部2に貯留されているメダル枚数よりも、クレジット表示の方が大きい場合には、入賞によりクレジット加算がされている場合に限り、まずメダル貯留部2内に貯留されているメダルを払い出し、メダル貯留部2のメダルをすべて払い出してもクレジットが残っているときには、ホッパーユニット5を作動させてメダルを払い出すようになっている。
ここで、以上の制御の流れを、メダル貯留部2に貯留されているメダル数と、クレジット表示部47の表示との関係において表したのが図11である。ここでは、ベットスイッチ43の操作により、3枚のメダルが投入扱いになるものとする。
すなわち、スロットマシンSでは、初期状態においては、クレジット表示は「0」であり、メダル貯留部2(貯留庫20及びメダル送り装置22の双方)にはメダルは貯留されていない。当然、メダルカウントCm、払い出しカウントCp、投入カウントKの値も0である。そして、スタートスイッチ41を操作しないままメダル投入口60からメダルを投入し続けると、図11(A)に示すように、クレジット表示は最大50まで、メダル貯留部2には50枚のメダルが貯留される。このとき、Cm=K=50である。なお、50枚を超えて投入されたメダルは、メダルセレクター10でキャンセルされるので、メダル貯留部2に50枚以上のメダルが貯留されることはない。
ここで、前記図11(C)の状態で、ベットスイッチ43を操作すると、メダル貯留部2からメダルを移送することなく、クレジット値のみを3減算し、クレジット表示は「47」となる。ちなみに、クレジット値が「49」で、メダル貯留部2に47枚のメダルが残留しているときに3枚ベットすると、クレジット表示は「46」となるとともに、メダル貯留部2から1枚のメダルがホッパーユニット5に移送されて、K=46となる。つまり、投入カウントKと、メダルカウントCmとは、常に一致するようになっているのである。
なお、図11(C)に示す、クレジット表示「50」メダル貯留部2内のメダル数47の状態で遊技が終了し、次遊技以降払い出し役が入賞しないまま遊技が続行されると、クレジットは残っているがメダル貯留部2のメダルが全てホッパーユニット5に移送されてしまい、投入カウントKが0になる。このような場合には、ベットスイッチ43の操作時にはメダル貯留部2からホッパーユニット5にメダルを移送せずにクレジット表示のみを減算し、精算スイッチ44の操作時にはメダル貯留部2からメダルを払い出す代わりにホッパーユニット5からメダルを払い出す。
なお、本実施の形態では、入賞による払い出しをクレジットに加算するように形成してあったが、入賞メダルはすべてホッパーユニット5からメダル受け皿45に排出されるようにすれば、メダルカウントCmと投入カウントKとの整合性のみをチェックすればよいので、より簡易な制御とすることができる。すなわち、メダル貯留部2にメダルが無い場合には、如何なる場合もクレジットが0となるはずなので、メダルカウントCm(メダルセンサ11による検知の有無)と投入カウントK(投入センサ21aの検知の有無)が一致しないときには全てエラーとして処理できる。また、精算スイッチ44による払い戻しメダルは、すべてメダル貯留部2から払い出される。詳細な説明は省略するが、具体的には、図13のフローに示すような制御を行えばよい。
2 メダル貯留部(遊技媒体貯留部) 3 リールユニット
4 前扉 5 ホッパーユニット
8 制御装置
10 メダルセレクター 11 メダルセンサ(遊技媒体検知装置)
12 メダル通路 13 メダル受け口
14 メダル排出口 15 ブロッカー装置
20 貯留庫 21 貯留部センサ(貯留媒体数検知装置)
21a 投入センサ(投入検知装置) 21b 排出センサ(排出検知装置)
22 メダル送り装置 23 駆動モータ
24 ホッパー側排出部 25 払い戻し側排出部
26 ピン 27 ストッパー
28 ローラ 29 ベルト
30 回転リール(図柄表示手段)
40 操作部 41 スタートスイッチ(図柄変動開始手段)
42 ストップスイッチ 43 ベットスイッチ(遊技媒体投入手段)
44 精算スイッチ(遊技媒体払戻手段) 45 メダル受け皿
46 図柄表示窓 47 クレジット表示部(投入遊技媒体表示部)
48 メダル排出口
50 移送通路 60 メダル投入口
70 演出表示部 71 ランプ
72 スピーカ 73 画像表示装置
80 遊技制御装置 81 メダル投入制御手段
82 当選抽選手段 83 リール制御手段
84 入賞判定手段 85 ホッパー制御手段
86 貯留部制御手段 90 演出制御装置
100 ゴト具 110 発光体
C クレジット値 Cm メダルカウント
Cp 払い出しカウント K 投入カウント
Claims (6)
- 遊技媒体投入口と、
遊技媒体を貯留すると共に払い出す遊技媒体払い出し装置と、
前記遊技媒体投入口から投入される遊技媒体を検知する遊技媒体検知装置と、
前記遊技媒体検知装置の検知回数を予め定められた最大貯留可能数まで表示可能な投入遊技媒体表示部と、
複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段と、
遊技媒体投入後の操作により前記図柄表示手段の図柄が変動表示を開始する図柄変動開始手段と、
その操作により前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値が所定数減算されて表示され、表示されている数値から減じられた数の遊技媒体が前記遊技媒体投入口から投入されたものとみなされて、前記図柄変動開始手段の操作に基づく前記図柄表示手段の図柄変動開始を可能とする遊技媒体投入手段と、
その操作により前記貯留遊技媒体表示部に表示されている数の遊技媒体が遊技機から払い戻されるとともに前記投入遊技媒体表示部に表示されていた数値がゼロに戻る遊技媒体払い戻し手段とを少なくとも備え、
前記図柄表示手段の図柄が、予め定められた態様に停止表示された場合に入賞となり、入賞役に応じて前記遊技媒体払い出し装置から遊技媒体を払い出すように形成した遊技機において、
前記遊技媒体検知装置と、前記遊技媒体払い出し装置との間に、前記最大貯留可能数の遊技媒体を貯留可能であるとともに、前記遊技媒体検知装置で検知された遊技媒体を一時的に貯留し所定条件に応じて貯留されている遊技媒体を排出可能な遊技媒体貯留部を設け、
この遊技媒体貯留部の内部に貯留されている遊技媒体数を検知するための貯留遊技媒体検知装置を設け、
前記遊技媒体検知装置が遊技媒体を検知後、前記遊技媒体投入手段の操作前において、前記貯留遊技媒体表示部に表示されている数値が所定数以下であるときに、前記図柄変動開始手段が操作された場合には、前記貯留遊技媒体表示部に表示されている数値と同数の遊技媒体を前記遊技媒体貯留部から前記遊技媒体払い出し装置に排出し、前記図柄表示手段の図柄変動を開始させ、
前記貯留遊技媒体表示部に表示されている数値が所定数より大きいときに、前記遊技媒体投入手段が操作された場合には、その操作により投入されたものとみなされる数の遊技媒体を前記遊技媒体貯留部から前記遊技媒体払い出し装置に排出した後に、前記図柄変動開始手段の操作による前記図柄表示手段の図柄変動を開始可能とし、
前記貯留遊技媒体表示部に表示されている数値が1以上であるときに、前記遊技媒体払い戻し手段が操作された場合には、前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値と同数の遊技媒体を前記遊技媒体貯留部から遊技機外部に直接排出するように形成したことを特徴とする遊技機。 - 前記遊技媒体検知装置が遊技媒体の投入を検知したにもかかわらず、前記貯留遊技媒体検知装置が遊技媒体を検知しない場合には、所定の警告を発するとともに、前記図柄変動開始手段の操作によっても前記図柄表示手段が変動開始せず前記遊技媒体払い戻し手段の操作によっても前記遊技媒体払い出し装置が作動しないように形成したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 遊技媒体投入口と、
遊技媒体を貯留すると共に払い出す遊技媒体払い出し装置と、
前記遊技媒体投入口から投入される遊技媒体を検知する遊技媒体検知装置と、
前記遊技媒体検知装置の検知回数を予め定められた最大貯留可能数まで表示可能な投入遊技媒体表示部と、
複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段と、
遊技媒体投入後の操作により前記図柄表示手段の図柄が変動表示を開始する図柄変動開始手段と、
その操作により前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値が所定数減算されて表示され、表示されている数値から減じられた数の遊技媒体が前記遊技媒体投入口から投入されたものとみなして、前記図柄変動開始手段の操作に基づく前記図柄表示手段の図柄変動が可能となる遊技媒体投入手段と、
その操作により前記貯留遊技媒体表示部に表示されている数の遊技媒体が遊技機から払い戻されるとともに前記投入遊技媒体表示部に表示されていた数値がゼロに戻る遊技媒体払い戻し手段とを少なくとも備え、
前記図柄表示手段の図柄が、予め定められた態様に停止表示された場合に入賞となり、入賞役に応じて遊技媒体を払い出すように形成した遊技機であって、
遊技媒体が払い出される入賞役が入賞した場合には、前記投入遊技媒体表示部に表示される数値が入賞による払い出し数だけ加算されて表示され、前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値に入賞による払い出し数を加算した数値が前記最大貯留可能数を超える場合には、前記加算後の数値と前記最大貯留可能数との差と同数の遊技媒体を前記遊技媒体払い出し装置から払い出すように形成した遊技機において、
前記遊技媒体検知装置と、前記遊技媒体払い出し装置との間に、前記最大貯留可能数の遊技媒体を貯留可能であるとともに、前記遊技媒体検知装置で検知された遊技媒体を一時的に貯留し所定条件に応じて貯留されている遊技媒体を排出可能な遊技媒体貯留部を設け、
この遊技媒体貯留部の内部に貯留されている遊技媒体数を検知するための貯留遊技媒体検知装置を設け、
前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値が、前記貯留遊技媒体検知装置の検知した遊技媒体数と同等の場合には、前記遊技媒体投入手段の操作により、その操作によって投入されたものとみなされる数の遊技媒体を前記遊技媒体貯留部から前記遊技媒体払い出し装置に排出した後に、前記図柄変動開始手段の操作による前記図柄表示手段の図柄変動を可能とし、前記遊技媒体払い戻し手段の操作により、前記投入遊技媒体表示部に表示されている数の遊技媒体を前記遊技媒体貯留部から遊技機外部に排出し、
前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値が、前記貯留遊技媒体検知装置の検知した遊技媒体数よりも大きい場合には、前記投入遊技媒体表示部に表示される数値が、前記遊技媒体貯留部内の遊技媒体数と入賞により前記投入遊技媒体表示部の数値に加算された数値との合計値と一致することを条件に、前記遊技媒体投入手段の操作により、前記遊技媒体貯留部から前記遊技媒体払い出し装置に遊技媒体を排出することなく前記図柄変動開始手段の操作による前記図柄表示手段の図柄変動を可能とし、前記遊技媒体払い戻し手段の操作により、前記投入遊技媒体表示部に表示されている数の遊技媒体を、前記遊技媒体貯留部及び/又は前記遊技媒体払い出し装置から遊技機外部に直接排出することを特徴とする遊技機。 - 前記貯留遊技媒体検知装置として、前記遊技媒体貯留部に投入される遊技媒体を検知する投入検知装置と、前記遊技媒体貯留部から排出される遊技媒体を検知する排出検知装置とを設け、
前記遊技媒体検知装置が遊技媒体の投入を検知したにもかかわらず、前記投入検知装置が遊技媒体を検知しない場合には、所定の警告を発するとともに、前記図柄変動開始手段を操作しても前記図柄表示手段が変動開始せず前記遊技媒体払い戻し手段を操作しても前記遊技媒体払い出し装置が作動しないように形成したことを特徴とする請求項3記載の遊技機。 - 前記遊技媒体投入手段の操作時において、前記投入遊技媒体表示部に表示される値が、前記遊技媒体貯留部内の遊技媒体数よりも大きい場合には、前記遊技媒体投入手段の操作により前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値を減算して表示し前記図柄変動開始手段の操作による前記図柄表示手段の図柄変動を可能とし、前記投入遊技媒体表示部に表示される値が、前記遊技媒体貯留部内の遊技媒体数と同等になった場合には、前記遊技媒体投入手段の操作により前記遊技媒体貯留部から前記遊技媒体払い出し装置に遊技媒体を排出して前記図柄変動開始手段の操作による前記図柄表示手段の図柄変動を可能とすることを特徴とする請求項3又は4記載の遊技機。
- 前記技媒体払い戻し手段の操作に基づいて遊技媒体を払い出す場合において、前記遊技媒体払い出し装置は、前記遊技媒体貯留部内に遊技媒体が貯留されている場合には、前記投入遊技媒体表示部に表示されている数値と前記遊技媒体貯留部内の遊技媒体数との差数の遊技媒体を払い出すことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の遊技機。
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