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JP4272461B2 - 設備遠隔監視システム、設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法 - Google Patents

設備遠隔監視システム、設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法 Download PDF

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JP4272461B2 JP2003102387A JP2003102387A JP4272461B2 JP 4272461 B2 JP4272461 B2 JP 4272461B2 JP 2003102387 A JP2003102387 A JP 2003102387A JP 2003102387 A JP2003102387 A JP 2003102387A JP 4272461 B2 JP4272461 B2 JP 4272461B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センタから遠隔地に設置された冷凍、空調等の設備の運転状態を監視する設備運転データ収集装置と、センタに設置され、設備運転データ収集装置から送られてくる設備の運転データに基づきレポートを生成する遠隔監視装置とを有する設備遠隔監視システム、特にレポートを生成する際に用いる運転データの取り扱いの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、冷凍、空調等の設備の運転状態を監視する設備遠隔監視システムの一般的な全体構成図である。図3において、センタ10には、遠隔地に設置された設備1の運転状態を監視すると共に設備の運転データに基づき日報を生成する遠隔監視装置11が設置されている。一方、設備1が設置されている遠隔地(以下、「ローカル」という)20には、設備1の1乃至複数の部位に取り付けたセンサ2によって温度・圧力などを検出し、これらの検出されたデータをADコンバータ3を介して収集する遠隔監視機能付きデータ収集装置(以下「設備運転データ収集装置」という)4が設置されている。設備運転データ収集装置4が収集する温度等のデータを総称して運転データということにすると、運転データは、モデム5、公衆回線網6、モデム12を介して遠隔監視装置11へ送られる。遠隔監視装置11は、送られてきた運転データに基づき日報を生成し、これをモデム13、公衆回線網6、モデム7を介して設備1と同じローカル20に設置されたパーソナルコンピュータ(PC)8へ電子メールを利用するなどして送信する。なお、遠隔監視装置11は、通常、契約により複数箇所のローカルに設置の設備運転データ収集装置4及びPC8と接続されるが、各ローカル20に配設する装置の基本構成は、設備1の設置数に関わらず同様であるために図3には1カ所のローカル20のみ図示した。
【0003】
ここで、運転データを収集してから日報がPC8へ送られるまでに行われる従来の処理の流れについて説明する。
【0004】
ローカル20において、設備運転データ収集装置4は、センサ2により検出された運転データを、例えば1分毎のように定期的に収集し内部に蓄積する。遠隔監視装置11は、設備運転データ収集装置4が収集した運転データを、例えば1時間毎のように定期的に収集し内部に蓄積する。遠隔監視装置11は、このように各設備の運転データの収集、蓄積処理を定期的に繰り返し行う。そして、予め決められた期間、この場合は日報を生成するので1日という単位のデータ収集期間において運転データを収集すると、遠隔監視装置11は、蓄積した運転データに基づき平均処理等のデータ処理を施して設備単位あるいはローカル単位に日報を自動生成する。そして、生成した日報を上記の通りPC8へ送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、設備運転データ収集装置によりデータ収集期間内において定期的に収集された運転データ全てがローカルからセンタに対して定期的に送信されることになるため、公衆回線を介してデータ送信を行うときの通信コストの高騰を招く。更に、遠隔監視装置は、各ローカルから送信されてくる運転データを日報を生成するまでの間、蓄積しなければならないため、センタに膨大なデータ記憶手段を設けなければならなかった。これらの問題は、監視対象とする設備の増加に伴いより顕著になる。
【0006】
本発明は以上のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、設備の運転データに基づく日報等のレポートをより好適に生成することのできる設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明に係る設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法は、センタに設置された遠隔監視装置と、前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置とを有する設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法において、前記設備運転データ収集装置は、収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信ステップと、予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、設備運転中の期間を検出し、その検出した期間のうち予め設定された点検時刻に最も近い期間における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定ステップと、を含み、前記運転データ送信ステップは、前記点検時刻設定ステップにより点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信するものである。
【0008】
また、本発明に係る設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法は、センタに設置された遠隔監視装置と、前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置とを有する設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法において、前記設備運転データ収集装置は、収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信ステップと、予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、予め設定された運転中検索対象期間において設備運転中の期間を検出し、その検出した期間内における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定ステップと、を含み、前記運転データ送信ステップは、前記点検時刻設定ステップにより点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信するものである。
【0009】
本発明に係る設備遠隔監視システムは、センタに設置された遠隔監視装置と、前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置とを有する設備遠隔監視システムにおいて、前記設備運転データ収集装置は、収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信手段と、予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、設備運転中の期間を検出し、その検出した期間のうち予め設定された点検時刻に最も近い期間における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定手段と、を有し、前記運転データ送信手段は、前記点検時刻設定手段により点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信するものである。
【0010】
また、本発明に係る設備遠隔監視システムは、センタに設置された遠隔監視装置と、前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置と、を有する設備遠隔監視システムにおいて、前記設備運転データ収集装置は、収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信手段と、予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、予め設定された運転中検索対象期間において設備運転中の期間を検出し、その検出した期間内における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定手段と、を有し、前記運転データ送信手段は、前記点検時刻設定手段により点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信するものである
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における設備遠隔監視システムの全体構成は、従来と同じでよいため図3をそのまま用いることにする。本実施の形態は、設備運転データ収集装置4の機能構成と、設備運転データ収集装置4との通信回数、送られてくる運転データの構成の相違に伴う遠隔監視装置11における日報生成処理の内容が異なる。
【0012】
図1は、本実施の形態における設備運転データ収集装置4のブロック構成図である。本実施の形態における設備運転データ収集装置4は、データ収集部41、データ保持部42、データ管理部43及びデータ送信部44を有している。データ収集部41は、設備1に取り付けたセンサ2により検出された温度・圧力等の運転データを、ADコンバータ3を介して収集し、データ保持部42に蓄積していく。データ管理部43は、データ保持部42に蓄積された運転データをデータ送信部44に送信させるが、本実施の形態においては、予め設定された点検時刻における運転データのみをセンタ10へ送信するようにしたことを特徴の1つとしている。更に、予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、予め決められた規則に従い特定した設備運転中の時刻を点検時刻として設定し、その設定した点検時刻における運転データのみをセンタ10へ送信するようにしたことを他の特徴としている。
【0013】
前述したように、本実施の形態では、遠隔監視装置11に日報を生成させる前に点検時刻を予め設定しておく必要がある。従来における日報生成処理は、設備運転データ収集装置4により収集された運転データ全てがセンタ10へ送信され、センタ10では、送られてきた時系列の運転データに基づき平均値を求めたりしているが、設備1の運転状態を知るためのデータとしては、ある時点において実測した運転データあるいは運転データの遷移をもって設備日報として扱っている。つまり、設備1の運転状態の監視という観点からすると、時々刻々と変化する実測値の平均値は、実際にはあまり意味を持たない。そこで、収集した運転データ全てをセンタ10に送信し、センタ10において日報に載せる運転データを抽出させるのではなく、本実施の形態では、日報の生成に必要な運転データの抽出をローカル20において実施させるようにした。すなわち、日報に載せる運転データのみをセンタ10へ送信するようにすることでデータ送信量を削減するようにした。これにより、公衆回線網6を介してデータ送信を行う場合、通信コストの削減を図ることができる。また、センタ10においては、日報に掲載する必要最小限の運転データのみが送られてくるので、日報を生成するまでに蓄積しておくデータ量を大幅に削減することができ、また、送られてきた運転データの中から日報生成に用いる運転データを抽出する必要もないので、より簡単な処理で日報を生成することができる。
【0014】
このように、本実施の形態においては、運転データの収集時刻を指定することでセンタ10へ送信する運転データを特定しているが、この送信する運転データを収集する時刻を点検時刻と称している。点検時刻及びデータ収集期間(日報の場合は「1日」)における点検時刻の設定数は、監視対象の設備1の種別や諸元、特性あるいは運用等によって任意に設定することができる。更に、センタ10における処理能力やシステム全体の設備1の数等を参照にして設定すればよいが、基本的には1日に1回乃至4回の点検時刻を設定することが望ましい。なお、本実施の形態では、データ管理部43が点検時刻の設定処理を行い、設定された内容を内部に保持することにしている。
【0015】
次に、運転データを収集してから日報がPC8へ送られるまでに行われる本実施の形態における処理の流れについて説明する。
【0016】
ローカル20において、設備運転データ収集装置4のデータ収集部41は、センサ2により検出された運転データを収集し内部に蓄積する。本実施の形態の場合、点検時刻は予め特定されているので、最小限点検時刻の運転データをデータ保持部42に蓄積すればよい。点検時刻において収集された運転データは、センタ10へ送信されるが、複数の点検時刻が設定された場合、通信効率やコストを考慮すると、1日の最後の点検時刻における運転データ収集後に1日分の運転データをまとめて送信することが望ましい。上記の設備運転データ収集装置4における処理は、点検時刻を予め設定しておくことで自動的に実行させることができる。
【0017】
遠隔監視装置11は、設備運転データ収集装置4から送信されてくる運転データを内部にいったん保持するが、各ローカル20からは点検時刻の運転データのみが送られてくるので、データ記憶量は従来に比べて大幅に削減される。そして、運転データに基づいて特別なデータ加工や編集を行うことなく日報を生成し、これをモデム13、公衆回線網6、モデム7を介して設備1と同じローカル20に設置されたPC8へ電子メールを利用するなどして送信する。
【0018】
本実施の形態によれば、以上のように点検時刻を予め設定することで日報の作成に用いる運転データを設備運転データ収集装置4において特定して送信するようにしたので、センタ10へ送信するデータ量を削減することができる。これにより、公衆回線網6を介したときの通信コストの削減を図ることができる。また、センタ10における日報生成処理では、運転データの記憶量を削減することができ、また、日報の生成に用いる運転データを送られてきた運転データの中から抽出する必要がなく日報生成処理を効率的に行うことができる。
【0019】
ところで、上記説明においては、点検時刻において設備1が運転中であることを前提に説明した。しかしながら、何らかの原因により点検時刻に設備1が停止している場合もあり得る。もし、運転中でなければ、そのときに収集した運転データは有効でないため、この運転データに基づく日報は何の意味もなさない。
【0020】
そこで、本実施の形態では、このような場合、以下のように処理する。
【0021】
すなわち、データ管理部43は、設備1への電力供給若しくは電力消費等を監視することで設備1の運転中か否かという運転状況を常時監視している。図2は、設備の運転状況を示した図である。図2(a)に示したように、予め設定した点検時刻Tにおいて設備1が運転中であるときには、前述したように、その時点における運転データをセンタ10へ送信すればよい。ここで、もし、図2(b)に例示したように、点検時刻Tにおいて設備1が運転中でなかったときのことを考慮して次のように処理する。まず、点検時刻Tを設定すると、これに応じて運転中検索対象期間という期間も併せて設定する。本実施の形態では、点検時刻を中心とした前後10分、合計20分間を運転中検索対象期間と設定する。運転中検索対象期間は、監視対象とする設備1の運転特性、生成するレポートの種類(ここでの例では日報)等によって適切な期間を設定すればよい。
【0022】
点検時刻Tにおいて設備1が運転中でなかったとき、データ管理部43は、運転中検索対象期間において運転中である時を検出し、その運転中であるときのある時点を点検時刻と設定する。図2(b)のように、運転中である期間があるときは、その運転中であった期間における中央点を点検時刻T’と設定する。また、図2(b)のta,tbのように運転中であった期間が複数存在する場合には、点検時刻Tに近い方を採用する。このように、設備1が予め設定した点検時刻Tに運転されていなかったときには、前述したような予め決められた規則に従い点検時刻をTからT’に変更する。
【0023】
なお、上記においては、点検時刻において設備1が運転中であることを前提に点検時刻の時の運転データを最小限収集し保持すればよいと説明したが、図2(b)に例示したように、点検時刻Tより過去の時刻T’の運転データをセンタ10に送信するためには、少なくとも運転中検索対象期間は定期的に運転データを収集しておく必要がある。
【0024】
本実施の形態によれば、ローカル側において点検時刻を予め設定し、また、設備1の停止を考慮して予め設定した点検時刻を変更することができる。
【0025】
なお、本実施の形態では、日報を生成する場合を例にして説明したが、生成するレポートとして日報に限定する必要はなく、週報、月報、更には異なる種類のレポートであってもよい。更に、各ローカル20は、レポートを生成するために運転データを収集しセンタ10へ送信するようにしたが、他の目的でセンタ10に運転データを収集させる場合にも上記説明した方法は、適用可能であり、上記と同様にデータ通信量の削減等の効果を奏することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、点検時刻を予め設定することでレポート生成に用いる運転データを設備運転データ収集装置側において特定して送信するようにしたので、運転データを遠隔監視装置へ送信するデータ量を削減することができる。これにより、公衆回線を介してデータを送信する場合には通信コストの削減を図ることができる。
【0027】
また、センタにおける日報生成処理では、運転データの記憶量を削減することができ、また、設備運転データ収集装置からは、レポートの生成に必要な運転データのみが送られてくるので、送られてきた運転データの中から該当する運転データを抽出する必要がなく日報生成処理を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における設備運転データ収集装置のブロック構成図である。
【図2】 本実施の形態において点検時刻の設定方法を説明するために用いる図である。
【図3】 設備遠隔監視システムの一般的な全体構成図である。
【符号の説明】
1 設備、2 センサ、3 ADコンバータ、4 遠隔監視機能付きデータ収集装置(設備運転データ収集装置)、5,7,12,13 モデム、6 公衆回線網、8 PC、10 センタ、11 遠隔監視装置、41 データ収集部、42 データ保持部、43 データ管理部、44 データ送信部。

Claims (4)

  1. センタに設置された遠隔監視装置と、前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置とを有する設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法において、
    前記設備運転データ収集装置は
    収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信ステップと、
    予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、設備運転中の期間を検出し、その検出した期間のうち予め設定された点検時刻に最も近い期間における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定ステップと、
    を含み、
    前記運転データ送信ステップは、前記点検時刻設定ステップにより点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信することを特徴とする設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法。
  2. センタに設置された遠隔監視装置と、前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置とを有する設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法において、
    前記設備運転データ収集装置は
    収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信ステップと、
    予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、予め設定された運転中検索対象期間において設備運転中の期間を検出し、その検出した期間内における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定ステップと、
    を含み、
    前記運転データ送信ステップは、前記点検時刻設定ステップにより点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信することを特徴とする設備遠隔監視システムにおけるレポート生成方法。
  3. センタに設置された遠隔監視装置と、
    前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置と、
    を有する設備遠隔監視システムにおいて、
    前記設備運転データ収集装置は
    収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信手段と、
    予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、設備運転中の期間を検出し、その検出した期間のうち予め設定された点検時刻に最も近い期間における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定手段と、
    を有し、
    前記運転データ送信手段は、前記点検時刻設定手段により点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信することを特徴とする設備遠隔監視システム。
  4. センタに設置された遠隔監視装置と、
    前記センタの遠隔地に設置された設備の運転データを収集すると共にその収集した運転データを前記遠隔監視装置へ送信することによってレポートを生成させる設備運転データ収集装置と、
    を有する設備遠隔監視システムにおいて、
    前記設備運転データ収集装置は、
    収集した運転データの中から予め設定された点検時刻に収集された設備の運転データのみを抽出して前記遠隔監視装置へ送信する運転データ送信手段と、
    予め設定された点検時刻に設備が運転されていないときには、予め設定された運転中検索対象期間において設備運転中の期間を検出し、その検出した期間内における中央点を点検時刻として設定する点検時刻設定手段と、
    を有し、
    前記運転データ送信手段は、前記点検時刻設定手段により点検時刻が設定された場合には、その設定された点検時刻における運転データのみを前記遠隔監視装置へ送信することを特徴とする設備遠隔監視システム。
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