JP4270008B2 - ボタン付けミシン - Google Patents
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Description
ところで、生地に縫い付けたボタンが生地に密着しすぎると、そのボタンをボタン穴へ通すボタン通しが難しくなり、無理にボタン通しを行おうとすると、ボタンがちぎれてしまう虞もある。そこで、特許文献1のボタン付けミシンでは、針板に針穴と連通する細長い溝が形成され、この溝内に針穴を横切る細長い弛み形成部材が配設されている。
本発明の目的は、ボタンを生地に縫い付ける縫目に適度な弛みを確実に持たせることができる、ボタン付けミシンを提供することである。
前記アクチュエータがパルスモータである(請求項2)。
前記1対の押え部材により針板上に生地を押えていない状態で、1対の押え部材の押え部が1対のボタン把持部材から下側へ離間している(請求項3)。
前記連結手段は、1対の押え部材の基端部を水平軸心回りに回動可能に押えアームに枢支する枢支部を有する(請求項4)。
前記連結手段は、前記押えアームに設けられた係合部と、押え部材に形成され前記係合部に係合して押え部材を前記圧縮コイルバネの回動付勢方向へ回動させないように規制する回動規制部とを有する(請求項6)。
前記圧縮コイルバネは、押えアームに形成された鉛直なバネ受け部と、押え部材に形成された鉛直なバネ受け部との間に介装される(請求項7)。
前記押えアーム駆動手段は、押えアームの先端部が下降する方向へ押えアームを付勢するアーム付勢手段を有し、前記付勢手段による付勢力が、前記アーム付勢手段による付勢力よりも小さくなるように設定する(請求項9)。
請求項3のボタン付けミシンによれば、1対の押え部材により針板上に生地を押えていない状態で、1対の押え部材の押え部が1対のボタン把持部材から下側へ離間しているので、押えアームを下降させて、1対の押え部が生地を介して針板に接触したときから、1対の押え部に対して押えアーム即ち1対のボタン把持部材を下降させることができるため、押え部に対するボタン把持部材の高さ位置を確実に調節することができる。
請求項5のボタン付けミシンによれば、付勢手段は、1対の押え部材を前記生地押え側へ回動付勢する圧縮コイルバネからなるので、押えアームに対して1対の押え部材を前記生地押え側へ確実に付勢することができる。
請求項7のボタン付けミシンによれば、圧縮コイルバネを、押えアームに形成された鉛直なバネ受け部と、押え部材に形成された鉛直なバネ受け部との間に介装したので、この圧縮コイルバネの付勢力を、1対の押え部材に確実に伝達することができる。
図1〜図10に示すように、ボタン付けミシン1は、ミシン本体2、ミシン本体2のベッド部2aに上下動可能に基端側部分(後端側部分)が枢支された押えアーム3、押えアーム3を上下に駆動するパルスモータ35を有するアーム駆動機構4、押えアーム3の先端側部分(前端側部分)に水平方向へ開閉自在に装着され閉状態でボタンBUを把持可能な左右1対のボタン把持部材5、1対のボタン把持部材5を開閉させる把持部材開閉機構6、1対のボタン把持部材5で把持されたボタンBUを縫い付ける生地WのうちボタンBUの近傍部分をベッド部2aの針板14上に押える押え部62を夫々有する1対の押え部材7、1対の押え部材7の押え部62が押えアーム3に対して相対的に上下方向へ所定量だけ移動するようにその1対の押え部材7を押えアーム3に対して可動連結する連結機構8、1対の押え部材7に対して付勢し、その付勢力により1対の押え部材7の押え部62が針板14上に生地Wを押えるようにさせる1対の付勢部材9を備えている。
把持部材開閉機構6により1対のボタン把持部材5が開閉され、1対のボタン把持部材5が閉状態に切り換えられ、この閉状態の1対のボタン把持部材5によりボタンBUが把持される。閉状態における1対のボタン把持部材5間の間隔は、把持するボタンBUの大きさに応じて変化する。押えアーム3を上げた状態で、送り板16上に生地Wがセットされ、次に、押えアーム3を下げると、1対の押え部材7の押え部62により、1対のボタン把持部材5で把持されたボタンBUを縫い付ける生地WのうちボタンBUの近傍部分が針板14上に押えられ、ミシン本体2によりボタンBUが生地Wに縫い付けられる。
1]前記係合部材46の代わりに、図11に示すように、L形部材26の水平部に係合する上下1対の係合部材46Aを設けてもよい。各係合部材46Aは、駆動部材45に前後方向に向く軸心回りに回動可能に支持された前後方向に比較的長いコロからなる。従って、送り台15と一体的に押えアーム3が前後方向、更には左右方向へ移動した場合でも、押えアーム3の高さ位置を変化させず、且つ、アーム駆動機構4による駆動力を押えアーム3に伝達可能に、押えアーム3とアーム駆動機構4とを連結するように構成することができる。この場合、アーム駆動機構4の駆動力で押えアーム3を昇降駆動することができる。従って、前記バネ装着棒32、バネ装着部32b、圧縮コイルバネ33を省略することができるため、構造を簡単化し製作コストを低減することができる。
3]押えアーム3に対して1対の押え部材7の押え部62を相対的に上下方向へ所定量だけ移動可能に押えアーム3に押え部材7を連結する連結機構においては、押えアーム3に設けた把持用取付台22又はボタン把持部材5に押え部材を所定量だけ昇降自在にガイド支持するように構成し、この押え部材7を下方へ付勢する付勢部材を設けてもよい。
W 生地
1 ボタン付けミシン
2 ミシン本体
2a ベッド部
3 押えアーム
3a バネ受け部
3c 係合部
4 アーム駆動機構
5 ボタン把持部材
6 把持部材開閉機構
7 押え部材
7a バネ受け部
8 連結機構
9 付勢部材
33 圧縮コイルバネ
35 パルスモータ
62 押え部
70 枢支軸
71 回動規制部
Claims (9)
- ミシン本体のベッド部に上下動可能に基端側部分が枢支された押えアームと、この押えアームの先端側部分に水平方向へ開閉自在に装着され閉状態でボタンを把持可能な1対のボタン把持部材と、1対のボタン把持部材を開閉させる把持部材開閉機構とを備えたボタン付けミシンにおいて、
前記1対のボタン把持部材で把持されたボタンを縫い付ける生地のうち前記ボタンの近傍部分をベッド部の針板上に押える押え部を夫々有する1対の押え部材と、
前記1対の押え部材の押え部が前記押えアームに対して相対的に上下方向へ所定量だけ移動するようにその1対の押え部材を前記押えアームに対して可動連結する連結手段と、
前記1対の押え部材に対して付勢し、その付勢力によって1対の押え部材の押え部が針板上に生地を押えるようにさせる付勢手段と、
前記押えアームを上下に駆動するアクチュエータを有する押えアーム駆動手段と、
を備えたことを特徴とするボタン付けミシン。 - 前記アクチュエータがパルスモータであることを特徴とする請求項1に記載のボタン付けミシン。
- 前記1対の押え部材により針板上に生地を押えていない状態で、1対の押え部材の押え部が1対のボタン把持部材から下側へ離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン付けミシン。
- 前記連結手段は、1対の押え部材の基端部を水平軸心回りに回動可能に押えアームに枢支する枢支部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のボタン付けミシン。
- 前記付勢手段は、1対の押え部材を前記生地押え側へ回動付勢する圧縮コイルバネからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のボタン付けミシン。
- 前記連結手段は、前記押えアームに設けられた係合部と、押え部材に形成され前記係合部に係合して押え部材を前記圧縮コイルバネの回動付勢方向へ回動させないように規制する回動規制部とを有することを特徴とする請求項5に記載のボタン付けミシン。
- 前記圧縮コイルバネは、押えアームに形成された鉛直なバネ受け部と、押え部材に形成された鉛直なバネ受け部との間に介装されたことを特徴とする請求項6に記載のボタン付けミシン。
- 前記押えアームがミシン本体に水平方向へ移動可能に設けられた送り台に枢支され、
前記送り台と一体的に押えアームが水平方向へ移動した場合でも、押えアームの高さ位置を変化させず、且つ、押えアーム駆動手段による駆動力を押えアームに伝達可能に、押えアームと押えアーム駆動手段とを連結するアーム駆動連結手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のボタン付けミシン。 - 前記押えアーム駆動手段は、押えアームの先端部が下降する方向へ押えアームを付勢するアーム付勢手段を有し、
前記付勢手段による付勢力が、前記アーム付勢手段による付勢力よりも小さくなるように設定したことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のボタン付けミシン。
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2004
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