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JP4264333B2 - 容器移載装置 - Google Patents

容器移載装置 Download PDF

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JP4264333B2
JP4264333B2 JP2003397556A JP2003397556A JP4264333B2 JP 4264333 B2 JP4264333 B2 JP 4264333B2 JP 2003397556 A JP2003397556 A JP 2003397556A JP 2003397556 A JP2003397556 A JP 2003397556A JP 4264333 B2 JP4264333 B2 JP 4264333B2
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Description

本発明は、ラックに保持された検体を収納する容器を他のラックへ移し換える容器移載装置に関する。
従来、検体(試料)を自動で分注する分注装置や検体を自動で分析する検体分析装置などにおいては、各検体は、試験管のようなチューブ状の容器に収容され、この容器は、複数本の単位でこれらを1列に並べて保持する小さいラックに保持され、ラック毎搬送される。
また、検体を保存する際などには、多数の容器を行列状に並べて保持する大きいラックが用いられる。
このため、例えば、検体分析装置で分析するための子検体を分注装置で分注し終えた残りの親検体を保存する際などには、小さいラックに保持された容器を大きいラックへ移し換えることが行われる。
しかしながら、従来、ラックに保持された検体を収納する容器を他のラックへ移し換える装置は無かった。このため、ラックに保持された容器を他のラックへ移し換えるのは、人手に頼っているので、例えば病院や検査センターなどで多数の検体を処理する場合、多大な手間と時間を要するという問題があった。
なお、上記のような事情により、本願では、特許法第36条第4項第2号の規定に基づいて記載すべき先行技術文献情報は無い。
本発明の目的は、ラックに保持された検体を収納する容器を他のラックへ円滑、確実に移し換えることができる容器移載装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(11)の本発明により達成される。
(1) 検体を収納するチューブ状の容器を、前記容器を複数本保持する第1ラックから、前記容器をn行×m列(ただし、n、mは、それぞれ2以上の整数)に並べて保持する第2ラックへ移し換える容器移載装置であって、
前記第1ラックに保持されたp本(ただし、pは、2以上の整数)の前記容器を同時に把持し得る把持機構と、
前記把持機構を鉛直方向と水平方向とに移動させる移動手段と、
前記把持機構および前記移動手段の作動を制御する制御手段とを備え、
前記把持機構は、基部と、
前記容器の上端部の外周面を押圧する押圧部材と、該押圧部材に対向し、その押圧部材との間で前記容器の上端部を挟持する平板状の板部材と、前記押圧部材を前記板部材に対し接近・離隔させる駆動手段とを有する、前記基部の下方で支持された複数の挟持部と、
前記各挟持部を前記基部に対し鉛直方向に独立して突出・退避するように変位させる変位手段とを有し、
前記第1ラックが前記押圧部材側に配置され、前記第2ラックが前記板部材側に配置された状態で、前記把持機構で把持した前記第1ラック内の前記容器を前記第2ラックに1列ずつ移し換えていく際に、前記第2ラックの前記m列のうちの最も前記板部材側の列から順に前記容器を並べるよう構成されていることを特徴とする容器移載装置。
(2) 前記把持機構は、前記複数の挟持部のうち前記容器を把持する挟持部を突出させるとともに前記容器を把持しない挟持部を退避させた状態とすることにより、p本の前記容器のうちの1本以上を選択的に把持可能である上記(1)に記載の容器移載装置。
(3) 前記板部材は、前記押圧部材に対して固定的に設置されている上記(1)または(2)に記載の容器移載装置。
(4) 前記板部材の前記容器に対応する位置に開口が形成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の容器移載装置。
(5) 前記容器は、その上端開口部の外周に、全周に渡り突出形成されたフランジを有するものであり、
前記挟持部が前記容器を挟持した際、前記開口には、前記フランジの一部が挿入される上記(4)に記載の容器移載装置。
(6) 前記把持機構は、前記押圧部材と前記板部材とが前記容器を挟持した際、前記板部材側においては、該板部材の板厚分だけ、前記容器の外周面から張り出す上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の容器移載装置。
(7) 前記押圧部材は、前記容器と接触する部分に凹部を有する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の容器移載装置。
(8) 前記凹部は、ほぼV字状をなしている上記(7)に記載の容器移載装置。
(9) 前記第1ラックを搬送する第1ラック搬送機構を有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の容器移載装置。
(10) 前記第2ラックを搬送する第2ラック搬送機構を有する上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の容器移載装置。
(11) 前記第1ラックおよび前記第2ラックは、それぞれ、平面視で長尺状をなすものであり、
前記第1ラックをその長手方向に沿って搬送する第1ラック搬送機構と、前記第2ラックをその長手方向に沿って前記第1ラックと平行に搬送する第2ラック搬送機構とを有し、
前記第1ラックと前記第2ラックとが互いに平行に隣接した状態で、前記第1ラックから前記第2ラックへ前記容器を移し換えるよう構成されている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の容器移載装置。
本発明の容器移載装置によれば、ラックに保持された検体を収納する容器を他のラックへ円滑、確実に移し換えることができる。特に、移し換える容器と移し換えない容器とがある場合であっても、移し換える容器のみを把持機構によって確実に選択して把持することができる。よって、移し換えない容器が把持機構に引っ掛かって途中まで持ち上げられたりすることを確実に防止することができ、引っ掛けられて持ち上がった容器が落ちてラックの底部に衝突したときに内部の検体が周囲に飛び跳ねたり、ラックから外れて倒れたりするのを確実に防止することができ、それらの事象が原因となってコンタミネーションを生じるのを確実に防止することができる。
以下、本発明の容器移載装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の容器移載装置の実施形態を示す平面図、図2は、図1に示す容器移載装置における把持機構を示す斜視図、図3ないし図5は、それぞれ、図1に示す容器移載装置の構成および作動状態を示す断面側面図、図6および図7は、それぞれ、図1に示す容器移載装置における把持機構が容器を選択的に把持する様子を示す正面図、図8は、図1に示す容器移載装置の概略的なブロック図である。
図1に示す容器移載装置1は、第1ラック100に保持された検体を収納するチューブ状の容器300を第2ラック200へ移し換える装置であり、装置本体2と、複数本の容器300を同時に把持し得る把持機構3と、把持機構3を移動させる移動手段4と、第1ラック100を搬送する第1ラック搬送機構11と、第2ラック200を搬送する第2ラック搬送機構12と、容器300に付されたバーコードラベル(第1情報担体)が担持する情報を読み取る容器用バーコードリーダ(第1読み取り装置)13と、第2ラック200に付されたバーコードラベル(第2情報担体)が担持する情報を読み取る第2ラック用バーコードリーダ(第2読み取り装置)14とを備えている。
図2および図3に示すように、容器300は、上下方向に長いチューブ状(有底筒状)をなす、試験管のような容器である。この容器300には、検体(例えば血液、血液成分等の体液)が収納(収容)されている。図示の構成では、容器300は、その上端開口部の外周に、全周に渡り突出形成されたフランジ302を有している。
また、図示を省略するが、容器300の外周面には、収納されている検体に関する(対応する)情報(例えば検体ID番号、患者ID番号、患者氏名、病院名、採血日時、容器ID番号等)が担持されたバーコードが付されたバーコードラベルが貼着されている。
図1に示すように、第1ラック100は、複数本(本実施形態では5本)の容器300を立てた状態(起立状態)で一列に並べて保持し得るように構成されている。すなわち、第1ラック100には、容器300の下側の部分が挿入する凹部(穴)101が一列に並んで5個形成されている。
第2ラック200は、複数本(本実施形態では50本)の容器300を立てた状態(起立状態)で行列状(本実施形態では10行×5列)に並べて保持し得るよう構成されている。すなわち、第2ラック200には、容器300の下側の部分が挿入する凹部(穴)203が10行×5列に並んで50個形成されている。この第2ラック200における凹部203の配列ピッチは、第1ラック100の凹部101の配列ピッチと等しくなっている。
また、図示を省略するが、第2ラック200の側面には、当該第2ラック200を特定する情報(例えばラックID番号等)等が担持されたバーコードが付されたバーコードラベルが貼着されている。
装置本体2には、第1ラック100をその長手方向に搬送する第1ラック搬送機構11が設置されている。第1ラック搬送機構11は、例えばベルト搬送機構(ベルトコンベア)などで構成されている。
第1ラック搬送機構11の上流側(図1中左側)には、容器300を保持した第1ラック100を複数貯留する第1ラック供給部(図示せず)が設けられており、容器300を保持した第1ラック100は、この第1ラック供給部より第1ラック搬送機構11へ供給される。
第1ラック搬送機構11へ供給された第1ラック100は、図1中の右方向へ搬送され、所定の停止位置21まで来ると、図示しないラックストッパ機構の作動により、一旦停止させられる。停止位置21では、後述する把持機構3および移動手段4の作動により、当該第1ラック100が保持する容器300が第2ラック200へ移し換えられる。移し換え後、全部または一部の凹部101が空になった第1ラック100は、第1ラック搬送機構11の作動により、さらに図1中の右方向へ搬送され、排出される。
また、装置本体2には、第2ラック200をその長手方向に沿って搬送する第2ラック搬送機構12が第1ラック搬送機構11と並行(平行)するように設置されている。第2ラック搬送機構12は、例えばベルト搬送機構(ベルトコンベア)などで構成されている。
第2ラック搬送機構12の上流側(図1中の左側)には、空きの第2ラック200を複数貯留する第2ラック供給部22が隣接して設けられている。第2ラック供給部22に貯留された第2ラック200は、図示しない押し出し機構の作動により図1中の上方向に押し出され、第2ラック搬送機構12の上流部へ順次供給される。第2ラック供給部22における第2ラック200の進行方向は、第2ラック搬送機構12の搬送方向に対しほぼ垂直方向である。
第2ラック搬送機構12の上流部へ供給された空きの第2ラック200は、図1中右方向へ搬送され、所定の停止位置23まで来ると、図示しないラックストッパ機構の作動により、一旦停止させられる。第1ラック100が保持していた容器300は、停止位置23に停止した第2ラック200へ移し換えられる。
移し換えが終わると、容器300を保持した第2ラック200は、第2ラック搬送機構12の作動により、さらに図1中の右方向に搬送される。
第2ラック搬送機構12の下流側(図1中の右側)には、移し換えられた容器300を保持した第2ラック200を複数貯留する第2ラック排出部24が隣接して設けられている。第2ラック搬送機構12の下流部へ搬送された第2ラック200は、図示しない押し出し機構の作動により図1中の下方向に押し出され、第2ラック排出部24へ排出される。第2ラック排出部24おける第2ラック200の進行方向は、第2ラック搬送機構12の搬送方向に対しほぼ垂直方向である。
第1ラック搬送機構11の上流側には、容器300に付されたバーコードラベルが担持する情報を読み取る容器用バーコードリーダ13が設置されている。容器用バーコードリーダ13は、第1ラック搬送機構11により搬送された第1ラック100が容器用バーコードリーダ13を通過する際に、当該第1ラック100に保持された各容器300のバーコードラベルに対しそれぞれ読み取りを行う。
第2ラック搬送機構12の上流側には、第2ラック200に付されたバーコードラベルが担持する情報を読み取る第2ラック用バーコードリーダ14が設置されている。第2ラック用バーコードリーダ14は、第2ラック200が第2ラック供給部22から第2ラック搬送機構12の上流部に供給された際、当該第2ラック200のバーコードラベルに対し読み取りを行う。
図2に示すように、本実施形態における把持機構(つかみ機構)3は、1列に並んだ5本の容器300を同時に把持し得るものであり、5本の容器300のそれぞれに対して挟持部30を有しており、これらは互いに同様の構成であるので、以下ではそのうちの1箇所について代表して説明する。
挟持部30は、容器300の外周面を押圧する押圧部材31と、この押圧部材31との間で容器300を挟持する平板状の板部材32と、駆動手段としてのエアシリンダ33と、フレーム34とを有している。
板部材32とエアシリンダ33とは、それぞれ、フレーム34に固定されている。また、押圧部材31は、エアシリンダ33のピストンロッド331の先端に固定されている。これにより、エアシリンダ33を作動させて押圧部材31が板部材32に対し接近させると、容器300の上端部をつかむことができ、押圧部材31を板部材32から離隔させると、つかんだ容器300を放すことができる。
押圧部材31は、容器300に対する接触部にほぼV字状の凹部(切欠き)を有しており、この凹部を構成する2つの平面が容器300の上端付近の外周面に接触(当接)する。把持機構3は、押圧部材31が凹部を有することにより、容器300を遊び(がたつき)なく確実に把持することができ、特に、凹部がほぼV字状をなすことにより、容器300の外径にかかわらず、容器300を遊び(がたつき)なく確実に把持することができる。
板部材32は、平板状の部材である。本実施形態では、板部材32は、容器300のフランジ302に対応する位置に、フランジ302が挿入し得る逃げ部(開口)321を有している。これにより、フランジ302を有する容器300を把持する場合であっても、フランジ302が邪魔にならず、板部材32が容器300の上端付近の外周面に確実に当接するので、把持機構3は、容器300を確実に把持することができる。
なお、押圧部材31および板部材32の容器300に接触する部分は、滑り防止手段として、例えばゴム等の弾性材料の被覆が施されていてもよい。
このような把持機構3では、容器300を挟持する押圧部材31および板部材32のうち、板部材32側においては、容器300からの張り出し幅がほぼ板部材32の板厚分だけであり、極めて少ない。そして、容器移載装置1は、把持機構3で把持した容器300を第2ラック200に1列ずつ移し換えていく際に、板部材32側の列から順に容器300を並べていく(図5参照)。これにより、第2ラックに保持された(既に移し換えた)隣の列の容器300との隙間が狭い場合であっても、隣の列の容器300に把持機構3(板部材32)が接触、干渉することがない。よって、容器移載装置1は、第2ラック200が保持する容器300の列と列との間隔(凹部203の列と列との間隔)が比較的小さい場合であっても、容器300の移し換えを円滑に行うことができる。
把持機構3は、上述したような挟持部30を5個備えるとともに、これらの挟持部30を支持する基部35を有している。各挟持部30は、それぞれ、基部35に対し変位手段としてのエアシリンダ36を介して連結・固定されている。すなわち、挟持部30は、基部35に固定されたエアシリンダ36のピストンロッド361の先端に固定されている。これにより、5個の挟持部30は、容器300の長手方向に独立して突出したり退避したりすることができる。
図1および図3に示すように、容器移載装置1は、このような把持機構3を3次元方向に移動させる移動手段4を有している。移動手段4は、把持機構3を容器300の長手方向、すなわち上下方向(鉛直方向)に移動させる把持機構昇降機構41と、把持機構3を水平方向(図1中の上下方向および左右方向)に移動させる把持機構水平移動機構42とで構成される。
図3に示すように、把持機構昇降機構41は、支柱411と、支柱411に沿って上下方向に移動可能なブラケット412とを有している。ブラケット412には、把持機構3の基部35が固定されている。支柱411には、例えば送りねじ、ラック&ピニオンギアなどの機構(図示せず)と、これを駆動するモータ(図示せず)とが設けられており、これらの機構の作動により、ブラケット412を上下方向に移動させることができるようになっている。これにより、把持機構昇降機構41は、把持機構3を上下方向に移動させる。
図1および図3に示すように、把持機構水平移動機構42は、装置本体2の両方の側部付近にそれぞれ設置され、互いに平行に位置するレール421、422と、レール421、422間に架け渡されるように設置され、レール421、422に対し垂直な姿勢になっている移動梁423とを有している。レール421、422は、装置本体2の上面から所定距離離隔した高さに設置されており、第1ラック搬送機構11により搬送される第1ラック100などと干渉しないようになっている。
移動梁423には、把持機構昇降機構41の支柱411が移動梁423の長手方向に移動可能に設置されている。
この把持機構水平移動機構42は、例えば送りねじ、ラック&ピニオンギアなどの機構(図示せず)と、これを駆動するモータ(図示せず)とを有し、これらの作動により、移動梁423をレール421、422に沿って移動させるとともに、支柱411を移動梁423に沿って移動させることができるようになっている。これにより、把持機構昇降機構41および把持機構3は、図1中の上下方向および左右方向に移動する。
図8に示すように、容器移載装置1は、前述したような容器移載装置1の各部がそれぞれ接続された制御手段15を備えている。この制御手段15は、CPU(Central Processing Unit)と、シーケンサとを有し、ソフト的およびハード的に構成されている。なお、制御手段15には、さらに、記憶部(記憶手段)71、表示部72および操作部(入力部)73がそれぞれ接続されている。
記憶部71は、プログラムやデータ等を記憶(記録)する、制御手段15に読み取り可能な記憶媒体(記録媒体)を有している。この記憶媒体は、例えば、RAM(Random Access Memory:揮発性、不揮発性のいずれをも含む)、FD(Floppy Disk(「Floppy」は登録商標))、HD(Hard Disk)、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等のような、磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体は、記憶部71に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体には、容器移載装置1の各部に対応する各種アプリケーションプログラム、後述するような容器移載装置1の制御動作を実行するためのプログラム等の各種プログラムおよび各種データが予め記憶されているとともに、各プログラムで処理されたデータおよび制御手段15に接続された各部からの入力データ等が記憶される。
制御手段15は、記憶部71に記憶された各種プログラムおよびデータを必要に応じて読み出し、そのプログラムおよびデータに基づいて、容器移載装置1の各部の作動を制御する。
なお、制御手段15は、シーケンサを有さずにすべてソフト的に構成されていてもよく、または、シーケンサのみを用いてすべてをシーケンス制御で行うようにハード的に構成されていてもよい。
第1ラック搬送機構11および第2ラック搬送機構12は、それぞれ、制御手段15に接続されており、制御手段15は、第1ラック搬送機構11および第2ラック搬送機構12の作動をそれぞれ制御する。
容器用バーコードリーダ13および第2ラック用バーコードリーダ14は、それぞれ、制御手段15に接続されている。容器用バーコードリーダ13および第2ラック用バーコードリーダ14は、それぞれ、バーコードラベルから読み取った情報を制御手段15へ出力する。
制御手段15は、これら容器用バーコードリーダ13および第2ラック用バーコードリーダ14から入力された情報を、記憶部71に記憶する。これらの情報は、管理用データ(管理用情報)の作成等に用いられる。
把持機構3のエアシリンダ33、36は、それぞれ、エアシリンダ駆動手段16、17を介して制御手段15に接続されており、制御手段15により作動が制御される。
把持機構昇降機構41は、制御手段15に接続されており、制御手段15は、把持機構昇降機構41の作動を制御する。把持機構昇降機構41を駆動するモータは、パルスモータ(ステッピングモータ)で構成されており、制御手段15は、オープンループ制御により把持機構昇降機構41を制御する。すなわち、制御手段15は、把持機構昇降機構41を駆動するモータに対する駆動パルス数を監視することにより、把持機構3の上下方向の位置(高さ)を把握している。なお、このような構成に限らず、把持機構3の上下方向の位置を検出する検出器を設け、制御手段15がクローズドループ制御により把持機構昇降機構41を制御するようにしてもよい。
把持機構水平移動機構42は、制御手段15に接続されており、制御手段15は、把持機構水平移動機構42の作動を制御する。把持機構水平移動機構42を駆動するモータは、パルスモータ(ステッピングモータ)で構成されており、制御手段15は、オープンループ制御により把持機構水平移動機構42を制御する。すなわち、制御手段15は、把持機構水平移動機構42を駆動するモータに対する駆動パルス数を監視することにより、把持機構3の水平方向の位置を把握している。なお、このような構成に限らず、把持機構3の水平方向の位置を検出する検出器を設け、制御手段15がクローズドループ制御により把持機構水平移動機構42を制御するようにしてもよい。
表示部72は、例えばCRT(Cathode-Ray Tube)、液晶ディスプレイなどで構成されており、例えば操作画面、データ入力画面などを表示する。
操作部73は、例えばマウス、キーパッド、キーボードなどで構成されており、データ入力等の際に操作する。
また、制御手段15は、容器移載装置1の他に分注装置(図示せず)、分析装置(図示せず)等の各種の装置を含む検体処理システムの全体を管理する管理システム500に接続されている。
制御手段15は、管理用データ(管理用情報)等を管理システム500へ出力(送信)し、管理システム500は、その管理用データを、そのまま、または適宜編集等して、図示しない記憶部(記憶手段)に記憶(記録)する。
次に、図3〜図5に基づいて、容器移載装置1の制御動作を順を追って説明する。
[1] 制御手段15は、第1ラック搬送機構11、第2ラック搬送機構12および図示しないラックストッパ機構の作動をそれぞれ制御して、容器300を保持した第1ラック100を停止位置21に停止させ、空きの第2ラック200を停止位置23に停止させる。次いで、制御手段15は、把持機構水平移動機構42の作動を制御して、把持機構3を停止位置21に停止した第1ラック100の上方に移動させる。また、把持機構3は、押圧部材31が板部材32から離隔した状態(開いた状態)とされる。
[2] 図3示すように、制御手段15は、把持機構昇降機構41の作動を制御して、把持機構3を所定の位置まで下降させ、押圧部材31と板部材32との間に容器300の上端付近の部分が位置するようにする。次いで、制御手段15は、エアシリンダ33を作動させ、把持機構3に容器300をつかませる。
[3] 制御手段15は、把持機構昇降機構41の作動を制御して、把持機構3を所定の位置まで上昇させ、容器300を持ち上げて、第1ラック100の凹部101内から抜去する。次いで、制御手段15は、把持機構水平移動機構42の作動を制御して、把持機構3でつかんだ容器300が、第2ラック200の5列の凹部203のうちの最も板部材32側(図中の右側)の列の凹部203の上方に位置するように、把持機構3を水平移動させる(図4参照)。次いで、制御手段15は、図5に示すように、把持機構昇降機構41の作動を制御して、把持機構3を下降させ、把持機構3でつかんでいる容器300の下側を第2ラック200の凹部203内に挿入させる。このとき、制御手段15は、容器300の下端が第2ラック200の底202の直前で停止するように、把持機構昇降機構41の作動を制御する。次いで、制御手段15は、エアシリンダ33を作動させ、押圧部材31を板部材32から離隔させて、把持機構3の容器300に対する把持を解除する。これにより、第2ラック200の図中で右から1列目の10個の凹部203のうち半分の5個への移し換えが終了する。
[4] 制御手段15は、第1ラック搬送機構100を作動させて、容器300の移し換えを終えた1つ目の第1ラック100を下流側に搬送して排出するとともに、2つ目の第1ラック100を停止位置21まで搬送する。次いで、把持機構3によってこの2つ目の第1ラック100が保持する容器300を把持した後、把持機構水平移動機構42を作動して、これらの容器300を第2ラック200の図中で右から1列目の残り半分の5個の凹部203へ移し換える。
以後、容器移載装置1は、同様にして、第2ラック200の図中で右側から2列目、3列目、4列目および5列目の凹部203にも順次容器300を移し換える。
そして、当該第2ラック200への移し換えが終了したら、制御手段15は、記憶部71に記憶されている、容器用バーコードリーダ13が各容器300のバーコードラベルから読み取った情報と、第2ラック用バーコードリーダ14が第2ラック200のバーコードラベルから読み取った情報とを読み出し、これらの情報に基づいて、第2ラック200に保持(収納)された各容器300をそれぞれ特定する管理データ(管理情報)を作成し、その管理データを管理システム500へ出力(送信)する。また、作成した管理データを記憶部71に記憶してもよい。
前記容器300の第2ラック200への移し換えが終了したら、制御手段15は、第2ラック搬送機構12を作動させ、当該第2ラック200を下流側へ搬送し、第2ラック排出部24へ排出するとともに、次の空きの第2ラック200を停止位置23に搬送し、この第2ラック200に対して同様に容器300を第1ラック100から移し換え、前記と同様に、管理用データを作成し、管理システム500へ出力(送信)する。そして、容器移載装置1は、このような作動を繰り返す。
このような容器移載装置1における把持機構3は、前述したように第1ラック100が保持する5本の容器300を同時に把持することができるが、次のようにして、第1ラック100が保持する5本の容器300のうちの任意の1本以上を選択的に把持することもできる。
この場合、図6に示すように、把持機構3は、各エアシリンダ36の作動を制御することにより、5個の挟持部30のうち容器300を把持する挟持部30を突出(下降)させるとともに容器300を把持しない挟持部30を退避(上昇)させた状態とする。図6に示す例は、左から1本目、3本目および5本目の容器300を選択的に把持しようとする場合である。
図6の状態から、把持機構昇降機構41の作動により把持機構3を下降させた後、突出している個所の挟持部30によって容器300をつかむ。次いで、把持機構昇降機構41の作動により把持機構3を上昇させることにより、左から1本目、3本目および5本目の容器300を選択的に第1ラック100から抜去し、これらのみを第2ラック200へと移し換えることができ、左から2本目および4本目の容器200は第1ラック100に残しておくことができる。
このようにして、本発明の容器移載装置1では、各容器300に収納された検体ごとの検査項目の違いに応じて、第1ラック100から第2ラック200へ移し換えるものと、第1ラック100に残しておくものとを選択することができる。なお、各容器300について第2ラック200へ移し換えるか第1ラック100に残しておくかについては、管理システム500から制御手段15へと指示される。
また、本発明の容器移載装置1における把持機構3では、図6および図7に示すように、容器300をつかまない挟持部30は上側に退避させておくので、容器300をつかまない挟持部30が容器300に接触しない。よって、把持機構3が上昇する際、第1ラック100に残しておくべき容器300が挟持部30(特に板部材32)に引っ掛かって途中まで持ち上げられるのを確実に防止することができる。これにより、引っ掛けられて持ち上がった容器300が落ちて第1ラック100の底部に衝突したときに内部の検体が周囲に飛び跳ねたり、第1ラック100から外れて倒れたりするのを確実に防止することができ、それらの事象が原因となってコンタミネーションを生じるのを確実に防止することができる。
以上、本発明の容器移載装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、容器移載装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
例えば、把持機構の構造は、エアシリンダを用いたものに限らず、送りねじ機構、カム機構などいかなる構造のものでもよい。
また、本発明では、第1ラックが保持する容器の本数は、5本に限らず、2以上であれば何本でもよい。
また、第2ラックは、容器を10行×5列に保持するものに限らず、nおよびmをそれぞれ2以上の任意の整数として、容器をn行×m列に保持するものとすることができ、例えば10行×10列に100本保持するものでもよい。
また、本発明は、第1ラックに保持された容器を第2ラックへ移し換える容器移載装置に限らず、逆に、第2ラックに保持された容器を第1ラックへ移し換える容器移載装置にも適用することができる。また、本発明の容器移載装置は、第1ラックから第2ラックへの移し換えと、第2ラックから第1ラックへの移し換えとの両方を行うことができるもの(その2つの作動状態を切り換えられるもの)であってもよい。
また、本発明では、第1ラック搬送機構や、第2ラック搬送機構は、なくてもよい。
本発明の容器移載装置の実施形態を示す平面図である。 図1に示す容器移載装置における把持機構を示す斜視図である。 図1に示す容器移載装置の構成および作動状態を示す断面側面図である。 図1に示す容器移載装置の構成および作動状態を示す断面側面図である。 図1に示す容器移載装置の構成および作動状態を示す断面側面図である。 図1に示す容器移載装置における把持機構が容器を選択的に把持する様子を示す正面図である。 図1に示す容器移載装置における把持機構が容器を選択的に把持する様子を示す正面図である。 図1に示す容器移載装置の概略的なブロック図である。
符号の説明
1 容器移載装置
11 第1ラック搬送機構
12 第2ラック搬送機構
13 容器用バーコードリーダ
14 第2ラック用バーコードリーダ
15 制御手段
16、17 エアシリンダ駆動手段
2 装置本体
21 停止位置
22 第2ラック供給部
23 停止位置
24 第2ラック排出部
3 把持機構
30 挟持部
31 押圧部材
32 板部材
321 逃げ部
33 エアシリンダ
331 ピストンロッド
34 フレーム
35 基部
36 エアシリンダ
361 ピストンロッド
4 移動手段
41 把持機構昇降機構
411 支柱
412 ブラケット
42 把持機構水平移動機構
421、422 レール
423 移動梁
71 記憶部
72 表示部
73 操作部
100 第1ラック
101 凹部
200 第2ラック
202 底
203 凹部
300 容器
302 フランジ
500 管理システム

Claims (11)

  1. 検体を収納するチューブ状の容器を、前記容器を複数本保持する第1ラックから、前記容器をn行×m列(ただし、n、mは、それぞれ2以上の整数)に並べて保持する第2ラックへ移し換える容器移載装置であって、
    前記第1ラックに保持されたp本(ただし、pは、2以上の整数)の前記容器を同時に把持し得る把持機構と、
    前記把持機構を鉛直方向と水平方向とに移動させる移動手段と、
    前記把持機構および前記移動手段の作動を制御する制御手段とを備え、
    前記把持機構は、基部と、
    前記容器の上端部の外周面を押圧する押圧部材と、該押圧部材に対向し、その押圧部材との間で前記容器の上端部を挟持する平板状の板部材と、前記押圧部材を前記板部材に対し接近・離隔させる駆動手段とを有する、前記基部の下方で支持された複数の挟持部と、
    前記各挟持部を前記基部に対し鉛直方向に独立して突出・退避するように変位させる変位手段とを有し、
    前記第1ラックが前記押圧部材側に配置され、前記第2ラックが前記板部材側に配置された状態で、前記把持機構で把持した前記第1ラック内の前記容器を前記第2ラックに1列ずつ移し換えていく際に、前記第2ラックの前記m列のうちの最も前記板部材側の列から順に前記容器を並べるよう構成されていることを特徴とする容器移載装置。
  2. 前記把持機構は、前記複数の挟持部のうち前記容器を把持する挟持部を突出させるとともに前記容器を把持しない挟持部を退避させた状態とすることにより、p本の前記容器のうちの1本以上を選択的に把持可能である請求項1に記載の容器移載装置。
  3. 前記板部材は、前記押圧部材に対して固定的に設置されている請求項1または2に記載の容器移載装置。
  4. 前記板部材の前記容器に対応する位置に開口が形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の容器移載装置。
  5. 前記容器は、その上端開口部の外周に、全周に渡り突出形成されたフランジを有するものであり、
    前記挟持部が前記容器を挟持した際、前記開口には、前記フランジの一部が挿入される請求項4に記載の容器移載装置。
  6. 前記把持機構は、前記押圧部材と前記板部材とが前記容器を挟持した際、前記板部材側においては、該板部材の板厚分だけ、前記容器の外周面から張り出す請求項1ないし5のいずれかに記載の容器移載装置。
  7. 前記押圧部材は、前記容器と接触する部分に凹部を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の容器移載装置。
  8. 前記凹部は、ほぼV字状をなしている請求項7に記載の容器移載装置。
  9. 前記第1ラックを搬送する第1ラック搬送機構を有する請求項1ないし8のいずれかに記載の容器移載装置。
  10. 前記第2ラックを搬送する第2ラック搬送機構を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の容器移載装置。
  11. 前記第1ラックおよび前記第2ラックは、それぞれ、平面視で長尺状をなすものであり、
    前記第1ラックをその長手方向に沿って搬送する第1ラック搬送機構と、前記第2ラックをその長手方向に沿って前記第1ラックと平行に搬送する第2ラック搬送機構とを有し、
    前記第1ラックと前記第2ラックとが互いに平行に隣接した状態で、前記第1ラックから前記第2ラックへ前記容器を移し換えるよう構成されている請求項1ないし10のいずれかに記載の容器移載装置。
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