JP4138521B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒューズ等の情報格納部に格納されている各種の制御パラメータ情報の読み出しを行う半導体装置に関するものであり、特に、電源投入時、制御パラメータ情報を情報格納部から確実に読み出し内部回路に保持することが可能な半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置においては、装置内に設けたヒューズ回路内に備えられるヒューズを適宜切断することにより、冗長アドレス情報、動作仕様情報等が格納される。これらの情報は電源投入時に内部回路に読み込まれて保持され被制御回路に供給される。例えば、本出願人の先出願である特願2001−354402号に開示されているヒューズ回路100(図6)は、ヒューズ部120、転送部130および保持部140により構成される。
【0003】
ヒューズ部120においては、制御信号INA、INB、INCにより、ヒューズ情報を読み出す。ヒューズ112は、ノード103とノード104との間に接続される。PMOSトランジスタ110は、ノード103と電源電圧VDDとの間に接続される。NMOSトランジスタ114は、ノード104と接地電圧VSSとの間に接続される。NMOSトランジスタ116は、ノード103と接地電圧VSSとの間に接続される。ここで、制御信号INA、INB、INCは、電源検出回路(不図示)において、電源電圧VDDの立ち上がりを検出するパワーオンリセット信号POR(不図示)に基づき生成される。パワーオンリセット信号PORは、第1期間(P1)のパルス幅を有するパルス信号であり、このパルス信号に応じて制御信号INA、INB、INCが出力される(図7、参照)。
【0004】
図7の第1期間(P1)では、パワーオンリセット信号POR(不図示)の立ち上がりに伴い制御信号INAが接地電圧レベルにある。PMOSトランジスタ110は制御信号INAにより制御され第1期間(P1)にオンし、ノード103を電源電圧VDDに接続する。NMOSトランジスタ114は制御信号INAと同相信号である制御信号INCで制御され第1期間(P1)の前後でオンし、第1期間(P1)にオフする。
【0005】
ヒューズが溶断されていない場合、ノード104の電圧レベルは、PMOSトランジスタ110のオンにより電源電圧VDDの電圧レベルになる。第1期間(P1)の終了後、NMOSトランジスタ114、および制御信号INBにより遅れてオンするNMOSトランジスタ116により、ノード103およびノード104の電圧レベルは、接地電圧VSSの電圧レベルに固定される。
【0006】
ヒューズが溶断されている場合、ノード103の電圧レベルは、PMOSトランジスタ110がオンしてもノード104に伝達されない。このため、ノード104の電圧レベルは接地電圧VSSの電圧レベルを維持する。
【0007】
転送部130は、制御信号INDによりヒューズ情報をヒューズ部120より保持部140へ転送する。トランスファゲート118は、ノード104とノード105との間に接続されており、制御信号IND、/INDにより第1期間(P1)の前半にオンし、第1期間(P1)の後半にオフする。トランスファゲート118のオン期間に、ノード104の電圧レベルはノード105に伝達される。
【0008】
保持部140は、転送部130により転送されたヒューズ情報を保持しヒューズ信号FUSEとして出力する。ヒューズが溶断されていない場合にはハイレベルが、溶断されている場合にはローレベルが出力される。
【0009】
特許文献1において開示されている半導体装置を図8に示す。各入力端子からの入力信号は、ナンドゲート203、インバータゲート204、およびノアゲート205により判定され、クロック信号MCLKに応じてフリップフロップ回路206からモードレジスタセット信号MRSとして出力される。モードレジスタセット信号MRSは、インバータゲート208により反転されセット信号SETとしてヒューズ回路200に入力される。
【0010】
ヒューズ回路200は、ヒューズ部220および保持部221により構成される。ヒューズ部220において、ヒューズ212は、ノード216とノード217との間に接続される。PMOSトランジスタ210は、ノード216と電源電圧VDDとの間に接続される。NMOSトランジスタ211は、ノード217と接地電圧VSSとの間に接続される。保持部221は、インバータゲート215とPMOSトランジスタ214とにより構成されノード216に接続される。保持部221においてノード216の電圧レベルは反転して保持され、ヒューズ212の電圧レベルに応じたヒューズ信号FUSEを出力する。
【0011】
図9にタイミングチャートを示す。クロックサイクルE1において、モードレジスタセットコマンド(MRS)によりモードレジスタセット信号MRSが活性化してセット信号SETが活性化する。次クロックサイクルE2において、オートリフレッシュコマンド(AUTOREF)によりモードレジスタセット信号MRSが非活性化してセット信号SETが非活性化する。ヒューズ部220内のPMOSトランジスタ210はセット信号SETにより制御され、クロックサイクルE1からE2の期間でオンする。また、NMOSトランジスタ211も同様にセット信号SETにより制御され、クロックサイクルE1からE2の期間でオフし、その前後でオンする。
【0012】
ヒューズ212が溶断されていない場合、ノード216の電圧レベルはクロックサイクルE1においてPMOSトランジスタ210がオンしてハイレベルとなるが、クロックサイクルE2においてNMOSトランジスタ211がオンしてローレベルとなる。
【0013】
ヒューズ213が溶断されている場合、クロックサイクルE1においてMOSトランジスタ210がオンしてハイレベルとなる。しかしながら、クロックサイクルE2においては、NMOSトランジスタ211はオンしてもヒューズ212が溶断されているためノード216はハイレベルを維持する。
【0014】
保持部221においては、クロックサイクルE2後は、ヒューズ212の状態に応じてヒューズ情報を保持し、ヒューズ信号FUSEを出力する。
【0015】
尚、その他の関連技術として、特許文献2に開示されているヒューズ回路がある。ヒューズ回路を、2つのグループに分け、グループ間で動作タイミングをずらす構成である。但し、最初に動作するグループについては、上述の特願2001−354402号、または特許文献1と同様に起動されるものである。
【0016】
【特許文献1】
米国特許第6084803号明細書
【特許文献2】
特開2002−175696号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人の先出願である特願2001−354402号では、信号INA、INB、INC、IND、/INDは、パワーオンリセット信号PORに基づいて生成される。一般的に、パワーオンリセット信号PORを生成する電源検出回路は、デバイスの所定場所に1つ配置される。一方、ヒューズ回路100は、デバイスの冗長アドレス情報、動作仕様情報等の多岐にわたる情報を扱うために、デバイス上の適宜な場所に点在して配置される場合がある。図10にこの様子を示す。ヒューズ回路402A、402B、402Cは、電源検出回路401に対して各々格別の位置に配置される。そのため、電源検出回路401からヒューズ回路402A、402B、402Cまでの信号線404が有する寄生負荷はそれぞれ異なることとなる。同様に、電源ソース403から各ヒューズ回路402A、402B、402Cまでの電源線405が有する寄生負荷もそれぞれ異なることとなる。また、一つのヒューズ回路(例えば402A)に着目すると、電源検出回路401からの信号線404と、電源ソース403からの電源線405とは、互いに異なる寄生負荷を有する場合がある。
【0018】
このため、信号線404が有する寄生負荷によっては、信号INA、INB、INC、IND、/INDの伝播速度にずれが生じ、信号間の遷移タイミングに余裕がなくなってしまうことも考えられる。正しい回路動作を得られないおそれがあり問題である。
【0019】
また、各々のヒューズ回路402A、402B、402Cにおいて、電源線405を介して供給される電源電圧の立上がり時定数と、信号線404を介して伝播される信号INA、INB、INC、IND、/INDの伝播時定数とが、互いに異なる場合がある。電源電圧として充分な電圧レベルが供給されない状態で、信号INA、INB、INC、IND、/INDが伝播してしまうと、伝播された信号レベルを正しく認識できないおそれや、緩慢な回路動作により正しい出力結果を得られないおそれがあり問題である。
【0020】
特許文献1では、電源投入後の最初のコマンドが、モードレジスタセットコマンドといったデバイスの初期化コマンドとは異なるコマンドである場合が問題である。例えば、ライトコマンドである場合、ライト動作において必要となるヒューズ情報を参照する必要がある。このため、ヒューズ情報が確定するまでの時間、内部回路の動作を遅延させることが必要となり、高速動作性能が劣化してしまうおそれがあり問題である。
【0021】
また、電源投入後の最初のコマンドに引き続きリードコマンドが入力される場合、リード動作において必要なヒューズ情報を、リードコマンドの開始時に確定することとなる。ヒューズ情報の確定前の最初のコマンド動作に伴う電源ノイズ等によりヒューズ情報が反転してしまい、誤ったヒューズ情報を確定してしまうおそれがあり問題である。
【0022】
本発明は、従来技術が有する問題点の少なくとも1つを解決するためになされたものである。すなわちその目的とするところは、電源投入時、制御パラメータ情報を情報格納部から確実に読み出し、内部回路に保持することが可能な半導体装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
【0024】
【0025】
また、請求項1に係る半導体装置は、第1ノードと第2ノードとの間に接続され、制御パラメータ情報を格納する情報格納部と、第1初期化信号に基づき導通し第2初期化信号に基づき非導通となる、第1ノードと第1電源との間に接続されている第1スイッチ部と、第1初期化信号に基づき第1スイッチ部の導通前に導通し第1スイッチ部の導通期間に非導通となり、更に第2初期化信号に基づき第1スイッチ部の非導通後に導通する、第2ノードと第2電源との間に接続されている第2スイッチ部と、第2初期化信号に基づき第2スイッチ部が導通する前に非導通となる、第2ノードと第3ノードとの間に接続されている転送部と、第3ノードに伝播される制御パラメータ情報を保持する第3ノードに接続されている情報保持部と備えることを特徴とする。
【0026】
請求項1の半導体装置では、第1初期化信号に基づき導通する第1スイッチ部を介して、第1ノードに接続されている情報格納部に第1電源が供給される。第1ノードへの第1電源の供給は、第2初期化信号に基づき第1スイッチ部が非導通となるまで継続する。この間、情報格納部の所定状態に応じて第1電源は第2ノードに伝播し制御パラメータ情報として転送部を介して第3ノードに伝播される。情報保持部は第3ノードに伝播される制御パラメータ情報を保持する。第2スイッチ部は、第1スイッチ部の導通期間に非導通となると共に、第1初期化信号に基づき第1スイッチ部の導通前、および第2初期化信号に基づき第1スイッチ部の非導通後に導通して、第2ノードに第2電源を供給する。
【0027】
【0028】
【0029】
これにより、パワーオンリセット信号または第1初期化信号に基づくタイミングから、初期コマンド検出信号または第2初期化信号に基づくタイミングに至るまでの十分に長い時間を、制御パラメータ情報の読み出し期間として確保することができる。
【0030】
また、十分な時間が確保された読み出し期間の後に、制御パラメータ情報を保持すればよく、制御パラメータ情報の読み出し動作と保持動作との間で、信号の遷移タイミングの調整を図る必要はない。信号間の遷移タイミングの競合に伴う、読み出し動作や保持動作の動作余裕が不足してしまうことはなく、安定した読み出し動作の後に保持動作を行うことができる。
【0031】
また、十分な読み出し期間が確保されるため、制御パラメータ情報が半導体装置上の適宜な場所に点在して配置されている場合にも、電源電圧の供給経路上の負荷や信号伝播経路上の負荷の違いに関わらず、個々の制御パラメータ情報の読み出しを確実に行うことができる。
【0032】
また、請求項2に係る半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置において、第1ノードと第2電源との間に接続されている第3スイッチ部を備えることを特徴とする。第3スイッチ部は、第2初期化信号に基づき転送部の非導通後に導通して第1ノードに第2電源を供給する。これにより、制御パラメータ情報の読み出し後に第1ノードに第2電源が供給される。第2ノードに第2電源が供給されることと相俟って情報格納部の両端ノードが同電位となり、情報格納部に印加される電圧ストレスをなくすことができる。
【0033】
また、請求項3に係る半導体装置は、請求項1または2に記載の半導体装置において、第2初期化信号に対して遅延した遅延信号を出力する遅延部を備えることを特徴とする。遅延部から出力される遅延信号に基づき第2スイッチ部または第3スイッチ部の少なくとも何れか一方が導通して、第2ノードまたは第1ノードに第2電源を供給する。
【0034】
これにより、第2初期化信号に基づき第1スイッチ部が非導通となり第1電源の供給径路が遮断された後に、第2ノードまたは第1ノードに第2電源を供給することができる。第1および第2電源間での貫通電流の発生を防止することができる。
【0035】
また、請求項4に係る半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置において、第3ノードは、第1初期化信号に基づき第2電源のレベルに初期化されることを特徴とする。これにより、制御パラメータ情報の読み出し開始時に第3ノードは初期化される。
【0036】
また、請求項5に係る半導体装置は、請求項4に記載の半導体装置において、情報保持部は、第3ノードに第1電源を供給する経路中に、第4スイッチ部を備えることを特徴とする。第4スイッチ部は、第2スイッチ部が第1初期化信号に基づき導通して転送部を介して第3ノードに第2電源を供給することに同期して、第1初期化信号に基づき非導通となり、第3ノードへの第1電源の供給径路を遮断する。これにより、制御パラメータ情報の読み出し開始時に、第3ノードを確実に第2電源に初期化することができる。
【0037】
また、請求項6に係る半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置において、電源投入を検出する電源検出部を備え、第1初期化信号は、電源検出部から出力されるパワーオンリセット信号であることを特徴とする。
【0038】
これにより、電源投入時の最初の初期化信号としてパワーオンリセット信号を利用することができる。パワーオンリセット信号に基づき制御パラメータ情報の読み出しを開始し、その後の第2初期化信号まで読み出し動作を継続する。パワーオンリセット信号は、電源電圧の電圧レベルが所定値に達することにより出力される。このため、その後の電源電圧は十分な電圧レベルにあることとなる。十分な電圧レベルの電源電圧により、制御パラメータ情報の読み出し動作および保持動作は確実に行われる。
【0039】
また、請求項7に係る半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置において、電源電圧が定常電圧レベルに立ち上がった後の最初のコマンドを検出する初期コマンド検出部を備え、第2初期化信号は、初期コマンド検出部から出力される初期コマンド検出信号であることを特徴とする。
【0040】
これにより、制御パラメータ情報の読み出し終了のタイミングとして、初期コマンド検出信号を利用することができる。最初のコマンド発行の時点で、制御パラメータ情報の読み出し動作および保持動作は終了することとなり、読み出し動作や保持動作のためにコマンド動作の開始タイミングを遅らせる必要はない。最初のコマンドに基づく回路動作に遅延はなく高速動作性能を維持することができる。また、制御パラメータ情報の読み出し時にはコマンドに基づく回路動作による電源ノイズ等はなく、制御パラメータ情報の誤反転は発生しない。従って、誤った情報を保持してしまうことはない。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半導体装置について具体化した実施形態を図1乃至図5に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0042】
本発明の原理を図1のタイミングチャートに基づき説明する。電源投入に伴い電源電圧VDDが立ち上がる。電源電圧VDDの立ち上がりを検知する電源検出回路によりパワーオンリセット信号PORがパルス信号として生成される。パワーオンリセット信号PORにより、ヒューズ読み出し信号が活性化してヒューズ情報の読み出しが行われる。ヒューズ情報の読み出しは、パワーオンリセット信号PORから最初のコマンドエントリー信号まで継続して行われる。読み出された情報は最初のコマンドエントリー信号において確定され、保持部に保持される。
【0043】
ここで、コマンドエントリー信号は、コマンドの入力を認識して生成される信号である。最初のコマンド入力がなされるタイミングは、パワーオンリセット信号PORにより電源電圧VDDの電圧レベルが所定レベルに達した後、電源電圧VDDが立ち上がり安定した後であることが一般的である。これにより、電源電圧VDDが所定電圧レベルに立ち上がってから安定した電圧レベルに至る期間において、ヒューズ情報が読み出される。十分な電源電圧レベルと共に十分な時間において正しいヒューズ情報が読み出され保持される。誤ったヒューズ情報が保持されることはない。
【0044】
このため、パワーオンリセット信号PORから最初のコマンドが発行されるまでが短時間に限定される場合でも、最初のコマンドが発行される時点では、電源電圧VDDは回路動作に支障のない電圧レベルにまで上昇しており、ヒューズ情報の読み出し動作および保持動作は正しく行われる。誤ったヒューズ情報が保持されることはない。
【0045】
図2は、実施形態1として本発明をヒューズ回路1に適用した場合の一例である。ヒューズ回路1は、ヒューズ部2、転送部3および保持部4により構成される。互いに相補の転送信号ftrx、ftrzは、転送部3のトランスファゲート8のPMOS、NMOSトランジスタに入力される。制御信号fsetpx、fclz、fsetpdxは、各々、ヒューズ部2のPMOSトランジスタ5、NMOSトランジスタ6、7に入力される。制御信号frstzは、保持部4のPMOSトランジスタ9に入力される。ヒューズ15は、ノード16および17の間に接続されている。PMOSトランジスタ5は、ノード16と電源電圧VDDとの間に接続されている。NMOSトランジスタ7は、ノード17と接地電圧VSSとの間に接続されている。NMOSトランジスタ6は、ノード16と接地電圧VSSとの間に接続されている。転送部3のトランスファゲート8は、ヒューズ部2のノード17と、保持部4のノード18とを接続している。保持部4は、ノード18に伝播される電圧レベルを保持し、保持している電圧レベルに応じてヒューズ信号FUSEを出力する。
【0046】
図3は、転送信号ftrx、ftrz、および制御信号fsetpx、fclz、fsetpdx、frstzの生成回路30の一例である。生成回路30では、転送信号ftrxおよびftrzは、インバータゲートを介してコマンドエントリー信号otdaczより生成する。具体的には、コマンドエントリー信号otdaczから4段のインバータゲートを介して、同相信号である転送信号ftrxが出力される。また、コマンドエントリー信号otdaczから5段のインバータゲートを介して、反転信号である転送信号ftrzが出力される。
【0047】
制御信号frstzは、6段のインバータゲートを介して、パワーオンリセット信号PORより生成される。制御信号fsetpxは、パワーオンリセット信号PORから4段のインバータゲートを介して得られる同相信号と、転送信号ftrzから3段のインバータゲートを介して得られる反転信号との論理和出力に対して、更に2段のインバータゲートを介して得られる信号である。制御信号fsetpdxは、パワーオンリセット信号PORから4段のインバータゲートを介して得られる同相信号と、転送信号ftrzから3段のインバータゲート、および遅延部31を介して遅延時間τが付加された遅延信号sdとの論理和出力に対して、更に2段のインバータゲートを介して得られる信号である。制御信号fclzは、遅延部31からの遅延信号sdに対して、4段のインバータゲートを介して得られる信号である。
【0048】
図4は、ヒューズ回路1(図2)の動作タイミングチャートである。ヒューズ部2において、PMOSトランジスタ5は制御信号fsetpxにより制御される。制御信号fsetpxは、パワーオンリセット信号PORの解除によりローレベルに遷移し(図4、(1))、電源投入後の最初のコマンドによるコマンドエントリー信号otdaczのハイレベル遷移により、再びハイレベルに遷移する(図4、(2))。制御信号fsetpxがローレベルである期間でPMOSトランジスタ5はオンし、電源電圧VDDをノード16に接続する。NMOSトランジスタ7は、制御信号fsetpdxにより制御される。制御信号fsetpdxは、パワーオンリセット信号PORの解除によりローレベルに遷移し(図4、(3))、コマンドエントリー信号otdaczのハイレベル遷移から遅延部31により設定された遅延時間τの後に、再びハイレベルに遷移する(図4、(4))。NMOSトランジスタ7は制御信号fsetpdxがローレベルである期間にオフし、その前後のハイレベル期間においてオンして接地電圧VSSをノード17に接続する。NMOSトランジスタ6は、制御信号fclzにより制御される。制御信号fclzは、コマンドエントリー信号otdaczのハイレベル遷移から遅延部31により設定された遅延時間τの後に、ハイレベルに遷移する(図4、(5))。NMOSトランジスタ6は、制御信号fclzがローレベルである期間にオフし、その後のハイレベル期間においてオンして接地電圧VSSをノード16に接続する。
【0049】
NMOSトランジスタ6、7は、コマンドエントリー信号otdaczのハイレベル遷移から遅延時間τの後にハイレベルに遷移し、ヒューズ15の両端ノード16、17を接地電圧VSSとする。ヒューズ15の端子間が同電位に固定され、グローバック現象といったヒューズの切断抵抗の経時劣化を防止することができる。
【0050】
ヒューズが溶断されていない場合、ノード17にはノード16の電圧レベルがそのまま伝達される。そのため、ノード17は、PMOSトランジスタ5が制御信号fsetpxによりオンすることによりハイレベルに遷移する(図4、(6))。その後、ノード16および17は、NMOSトランジスタ6および7が制御信号fclzおよびfsetpdxによりオンすることによりローレベルに遷移する(図4、(7))。
【0051】
ヒューズが溶断されている場合、ノード16はPMOSトランジスタ5が制御信号fsetpxによりオンすることによりハイレベルに遷移しても(図4、(8))、経路が遮断されているためノード17には伝達されない。このため、ノード17の電圧レベルはローレベルに維持される。ここで、ノード17は、パワーオンリセット信号PORに同期して信号fsetpdxがハイレベル遷移することに応じて接地電圧VSSに放電されることによりローレベルに初期化される。その後、ノード16はNMOSトランジスタ6が制御信号fclzによりオンすることによりローレベルに遷移する(図4、(9))。また、ノード17もNMOSトランジスタ7が制御信号fsetpdxによりオンすることによりローレベルに維持される(図4、(9))。
【0052】
転送部3において、トランスファゲート8は、互いに相補の転送信号ftrx、ftrzにより制御される。転送信号ftrxはコマンドエントリー信号otdaczによりハイレベルに、転送信号ftrzはコマンドエントリー信号otdaczによりローレベルに遷移する(図4、(10))。トランスファゲート8は、転送信号ftrxがローレベル、かつ転送信号ftrzがハイレベルである期間にオンし、ノード17の電圧レベルをノード18に転送する。
【0053】
保持部4において、PMOSトランジスタ9は、制御信号frstzにより制御される。制御信号frstzは、パワーオンリセット信号PORに同期してハイレベル遷移する。これに応じてPMOSトランジスタ9がオフすることにより、電源電圧VDDからPMOSトランジスタ10を介してノード18に至る経路は遮断される。同時にNMOSトランジスタ7がオンするので、転送部3を介してノード18は接地電圧VSSに接続される。これにより、ノード18がローレベルに設定されて保持部4は初期化される。
【0054】
その後、パワーオンリセット信号PORの解除により、制御信号frstzはローレベルに遷移する(図4、(11))。PMOSトランジスタ9は、制御信号frstzがローレベルになることによりオンし、PMOSトランジスタ10とノード18を接続して、ラッチ回路を構成する。保持部4は、ノード18の電圧を保持しヒューズ信号FUSEを出力する。
【0055】
制御信号frstzのローレベル遷移により、保持部4においてラッチ回路が構成されることと相前後して、トランスファゲート8がオンして保持部4にヒューズ情報が転送される。その後、最初のコマンドが発行されて転送信号ftrx/ftrzがハイ/ローレベルに遷移するまでの十分な期間を転送期間として確保することができる。この転送期間には、保持部4にラッチ回路が構成されており、十分な時間的余裕を持って保持部4にヒューズ情報が保持される。すなわち、ヒューズが溶断されていない場合には、ノード17のハイレベルが転送され保持される(図4、(12))。ヒューズが溶断されている場合には、ノード18の初期化レベルが維持されてローレベルが保持される(図4、(13))。
【0056】
ここで、電源投入後の最初のコマンド入力は、電源電圧VDDが十分に立ち上がり安定した後に行われる。これにより、電源電圧VDDが安定した最初のコマンドの入力時点でヒューズ情報の確定を行うことができ、十分に長い転送時間と相俟って、正しいヒューズ情報を確実に転送して保持することができる。ヒューズ回路1がデバイス内のどのような位置に配置される場合においても、寄生負荷の影響による誤動作を防ぐことができる。
【0057】
また、コマンドエントリー信号otdaczに応じて転送部4をオフすることにより、保持部4においてヒューズ情報を確定させ保持する。これにより、コマンドによる動作が行われる前の段階でヒューズ情報は確定されており、コマンド動作により発生する電源ノイズによるヒューズ情報の誤反転は発生しない。
【0058】
ここで、ヒューズが溶断されていない場合には、コマンドエントリー信号otdaczにより保持部4においてヒューズ情報が確定された後、ノード18にはハイレベルが保持される。一方、ノード17は、その後ローレベルに維持される。このため、トランスファゲート8の端子間に電源電圧VDDの電圧レベルが印加される状態となり、電圧レベルによってはトランスファゲート8にオフリーク電流が流れることとなる。ここで、バッテリー駆動システムに搭載される半導体装置においては、バッテリー駆動時間を延長するために、MOSトランジスタのオフリーク電流を抑制して待機時の消費電流を極限まで削減する必要がある。1個のヒューズ回路1において発生するオフリーク電流は数nA程度であるが、一般的な半導体装置においては数千個のヒューズ回路1を使用するため、デバイス全体では数μAとなってしまう。そこで、トランスファゲート8におけるオフリーク電流を低減する必要がある。
【0059】
オフリーク電流を削減することは、トランスファゲート8のサイズをできるだけ小さくすることにより可能ではある。しかしながら、同時にトランスファゲート8のオン抵抗が増加し電流駆動能力が低減してしまうことが考えられ、本出願人の先出願である特願2001−354402号では、保持部への取り込み時間の余裕度が減少してしまうおそれがあった。
【0060】
本発明においては、保持部4へのヒューズ情報の転送に際し十分な転送時間を確保することができる。従って、トランスファゲート8を必要最小限のトランジスタサイズに低減してオフリーク電流を最小限に抑制しながら、これによる電流駆動能力の低減に対しても保持部4へのヒューズ情報の取り込みを確実に行うことが可能である。トランスファゲートにおけるオフリーク電流の抑制とヒューズ情報の確実な取り込みとを両立させることができる。
【0061】
また、PMOSトランジスタ5がオフした後、遅延回路31において設定した遅延時間τの経過後に、NMOSトランジスタ6および7がオンする構成である。これにより、ヒューズ部2のMOSトランジスタ5乃至7の導通状態の切り替わりの際の貫通電流の防止を図ることができる。
【0062】
図5は、実施形態2として本発明をヒューズ回路50に適用した場合の一例である。ヒューズ回路50は、ヒューズ部51および保持部52により構成され、転送部を有さない。制御信号fsetpx、ftrzは、各々ヒューズ部51のPMOSトランジスタ53、NMOSトランジスタ54に入力される。ヒューズ57は、ノード58および59の間に接続されている。PMOSトランジスタ53はノード58と電源電圧VDDとの間に接続されている。NMOSトランジスタ54は、ノード59と接地電圧VSSとの間に接続されている。保持部52では、インバータゲート55とナンドゲート56との入出力端子が相互に接続されている。インバータゲート55の入力端子は、ヒューズ部51のノード58に接続されている。ナンドゲート56の他方の入力端子には、コマンドエントリー信号otdaczが入力される。保持部52は、ハイレベルのコマンドエントリー信号otdaczに応じてナンドゲート56が論理反転機能を奏することに応じて、ラッチ回路を構成する。ノード58から入力される電圧レベルを保持し、その反転信号であるヒューズ情報をヒューズ信号FUSEとして出力する。
【0063】
制御信号fsetpx、ftrzは、生成回路30(図3)により生成される。制御信号fsetpx、ftrzの動作タイミングチャートは図4に示すとおりである。実施形態2では、信号ftrzを転送信号ではなく制御信号として使用する。ヒューズ部51において、PMOSトランジスタ53は、制御信号fsetpxにより制御される。制御信号fsetpxは、パワーオンリセット信号PORの解除によりローレベルに遷移し、電源投入後の最初のコマンドによるコマンドエントリー信号otdaczにより再びハイレベルに遷移する。制御信号fsetpxがローレベルである期間にPMOSトランジスタ53がオンし、電源電圧VDDをノード58に接続する。NMOSトランジスタ54は、制御信号ftrzにより制御される。制御信号ftrzは、コマンドエントリー信号otdaczによりローレベルに遷移する。NMOSトランジスタ54は、制御信号ftrzがハイレベルである期間にオンして接地電圧VSSをノード59に接続し、その後のローレベルにおいてオフする。
【0064】
以上によりPMOSトランジスタ53およびNMOSトランジスタ54は、パワーオンリセット信号PORの解除からコマンドエントリー信号otdaczが生成されるまでの転送期間で同時にオンする。更に、転送期間においては、コマンドエントリー信号otdaczがローレベルであるため、ナンドゲート56を構成するPMOSトランジスタのうちの1つもオンしている。但し、NMOSトランジスタ54の電流駆動能力は、PMOSトランジスタ53の電流駆動能力とナンドゲート56を構成するPMOSトランジスタの電流駆動能力との和に比して大きいものとする。
【0065】
ヒューズが溶断されていない場合、ノード58は、制御信号fsetpxおよびftrzにより、PMOSトランジスタ53およびNMOSトランジスタ54が同時にオンする。この時点では、ナンドゲート56を構成するPMOSトランジスタもオンしており、これらのPMOSトランジスタが並列にオンしてノード58を電源電圧VDDに接続する。しかしながら、PMOSトランジスタの並列接続による電流駆動能力に比してNMOSトランジスタ54が大きな電流駆動能力を有するので、ノード58はローレベルとなる。
【0066】
ヒューズが溶断されている場合、ノード58は、制御信号fsetpxおよびftrzにより、PMOSトランジスタ53およびNMOSトランジスタ54が同時にオンする。しかしながら、ノード58からNMOSトランジスタ54への径路は、ヒューズの溶断により遮断されている。このため、ノード58はハイレベルとなる。
【0067】
保持部52において、ナンドゲート56は、コマンドエントリー信号otdaczがハイレベルに遷移することにより論理反転機能を奏することとなり、インバータゲート55との間でラッチ回路が構成される。ヒューズ情報が保持されヒューズ信号FUSEとして出力される。ヒューズが溶断されていない場合には、ノード58のローレベルが保持され、インバータゲート55により反転されてハイレベルのヒューズ信号FUSEが出力される。ヒューズが溶断されている場合には、ノード58のハイレベルが保持され、インバータゲート55により反転されてローレベルのヒューズ信号FUSEが出力される。実施形態1のヒューズ信号FUSE(図4、参照)と同一の結果が得られる。
【0068】
ここで、ヒューズ情報の読み出し期間が十分に長いことに加えて、電源電圧VDDが十分に立ち上がって安定した後に最初のコマンド入力が行われることにより、ヒューズ情報の確定を行うことができ、正しい情報を確実に保持することができる。
【0069】
ヒューズ回路50がデバイス内のどのような位置に配置される場合においても、信号配線および電源配線上の寄生負荷の影響による誤動作を防ぐことができる。
【0070】
また、コマンドエントリー信号ordaczにより、保持部52においてヒューズ情報を確定させ保持する。これにより、コマンドによる動作が行われる前の段階でヒューズ情報は確定されており、コマンド動作により発生する電源ノイズによるヒューズ情報の誤反転は発生しない。
【0071】
以上詳細に説明したとおり、本実施形態に係る半導体装置では、電源投入後の最初の初期化動作指令である第1初期化信号の1例として、パワーオンリセット信号PORがローレベルに遷移してから、第2の初期化動作指令である最初のコマンドの入力として、第2初期化信号の1例であるコマンドエントリー信号otdaczがハイレベルに遷移するまでの、十分に長い時間を、制御パラメータ情報であるヒューズ情報の読み出し期間として確保することができる.
【0072】
また、十分な時間が確保された読み出し期間の後に、保持部4、52においてヒューズ情報を保持すればよく、ヒューズ情報の読み出し動作と保持動作との間で、信号の遷移タイミングの調整を図る必要はない。信号間の遷移タイミングの競合に伴う、読み出し動作や保持動作の動作余裕が不足してしまうことはなく、安定した読み出し動作の後に保持動作を行うことができる。
【0073】
また、十分な読み出し期間が確保されるため、ヒューズ情報が、半導体装置上の適宜な場所にヒューズ回路402A、402B、402Cとして点在して配置されている場合にも、電源電圧VDDの供給経路405上の負荷や信号伝播経路404上の負荷の違いに関わらず、個々のヒューズ情報の読み出しを確実に行うことができる。
【0074】
また、ヒューズ情報の読み出し終了後には、第1ノードであるノード16に第2電源である接地電圧VSSが供給される。第2ノードであるノード17に接地電圧VSSが供給されることと相俟って、情報格納部であるヒューズ部2におけるヒューズ15の両端ノードが同電位となり、ヒューズ15に印加される電圧ストレスをなくすことができる。グローバック現象等の電圧ストレスによるヒューズ15の経時劣化を防止することができる。
【0075】
また、遅延部31により、コマンドエントリー信号otdaczのハイレベル遷移から遅延時間τの後に、信号fclz、fsetpdxがハイレベル遷移する。従って、第1スイッチ部であるPMOSトランジスタ5が非導通となり第1電源である電源電圧VDDの供給径路が遮断された後に、ノード16またはノード17に接地電圧VSSを供給することができる。電源電圧VDDと接地電圧VSSとの間での貫通電流の発生を防止することができる。
【0076】
また、ヒューズ情報の読み出し開始時に、第3スイッチ部であるNMOSトランジスタ7が導通して、転送部3を介して第3ノードであるノード18を接地電圧に接続すると共に、第4スイッチ部であるPMOSトランジスタ9が非導通となり、ノード18への電源電圧VDDからの経路を遮断する。従って、ヒューズ情報の読み出し開始時に、ノード18が接地電圧VSSに初期化され保持部4が初期化される。
【0077】
また、パワーオンリセット信号PORは、電源電圧VDDの電圧レベルが所定値に達することにより出力される。このため、その後の電源電圧VDDは十分な電圧レベルにあることとなる。十分な電圧レベルの電源電圧VDDにより、ヒューズ情報の読み出し動作および保持動作は確実に行われる。
【0078】
また、ヒューズ情報の読み出し終了のタイミングとして、コマンドエントリー信号otdaczを利用することができる。最初のコマンド発行の時点で、ヒューズ情報の読み出し動作および保持動作は終了することとなり、読み出し動作や保持動作のためにコマンド動作の開始タイミングを遅らせる必要はない。最初のコマンドに基づく回路動作に遅延はなく高速動作性能を維持することができる。また、ヒューズ情報の読み出し時にはコマンドに基づく回路動作による電源ノイズ等はなく、ヒューズ情報の誤反転は発生しない。従って、誤った情報を保持してしまうことはない。
【0079】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
【0080】
ここで、本発明の技術思想により、従来技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1) 制御パラメータ情報が格納されており、電源投入後の最初の初期化動作を指令する第1初期化信号に基づき前記制御パラメータ情報が読み出し開始とされ、第2の初期化動作を指令する第2初期化信号に基づき前記制御パラメータ情報が読み出し終了とされる、情報格納部と、
前記情報格納部から読み出される前記制御パラメータ情報を保持する情報保持部とを備えることを特徴とする半導体装置。
(付記2) 前記情報保持部は、保持される制御パラメータ情報が前記第2初期化信号に基づき確定されることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3) 制御パラメータ情報の確定は、前記情報保持部への制御パラメータ情報の入力が遮断されることにより行われることを特徴とする付記2に記載の半導体装置。
(付記4) 制御パラメータ情報の確定は、前記情報保持部において保持動作が開始されることにより行われることを特徴とする付記2に記載の半導体装置。
(付記5) 第1ノードと第2ノードとの間に接続され、制御パラメータ情報を格納する情報格納部と、
前記第1ノードと第1電源との間に接続され、電源投入後の最初の初期化動作を指令する第1初期化信号に基づき導通し、第2の初期化動作を指令する第2初期化信号に基づき非導通となる、第1スイッチ部と、
前記第2ノードと第2電源との間に接続され、前記第1初期化信号に基づき前記第1スイッチ部の導通前に導通し、前記第1スイッチ部の導通期間に非導通となり、更に前記第2初期化信号に基づき前記第1スイッチ部の非導通後に導通する、第2スイッチ部と、
前記第2ノードと前記第3ノードとの間に接続され、前記第2初期化信号に基づき前記第2スイッチ部が導通する前に非導通となる、転送部と、
前記第3ノードに接続され、前記第3ノードに伝播される前記制御パラメータ情報を保持する情報保持部と備えることを特徴とする半導体装置。
(付記6) 前記第1ノードと前記第2電源との間に接続され、前記第2初期化信号に基づき前記転送部の非導通後に導通する第3スイッチ部を備えることを特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記7) 前記第2初期化信号に対して遅延した遅延信号を出力する遅延部を備え、
前記遅延信号に基づき前記第2スイッチ部または前記第3スイッチ部の少なくとも何れか一方が導通することを特徴とする付記5または6に記載の半導体装置。
(付記8) 前記第3ノードは、前記第1初期化信号に基づき前記第2電源のレベルに初期化されることを特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記9) 前記情報保持部は、
前記第3ノードに前記第1電源を供給する経路中に、前記第2スイッチ部が前記第1初期化信号に基づき導通することに同期して、前記第1初期化信号に基づき非導通となる第4スイッチ部を備えることを特徴とする付記8に記載の半導体装置。
(付記10) 電源投入を検出する電源検出部を備え、
前記第1初期化信号は、前記電源検出部から出力されるパワーオンリセット信号であることを特徴とする付記1または5に記載の半導体装置。
(付記11) 電源投入後の最初のコマンドを検出する初期コマンド検出部を備え、
前記第2初期化信号は、前記初期コマンド検出部から出力される初期コマンド検出信号であることを特徴とする付記1または5に記載の半導体装置。
(付記12) 格納されている制御パラメータ情報を、電源投入後の最初の初期化動作指令に基づき読み出し開始とする読み出し開始ステップと、
第2の初期化動作指令に基づき読み出し終了とする読み出し終了ステップと、
前記読み出し終了ステップまでに読み出された前記制御パラメータ情報を保持する保持ステップとを有することを特徴とする半導体装置の制御方法。
(付記13) 電源投入後の最初の初期化動作指令とは、投入された電源が所定電圧レベルに達することに基づき行われることを特徴とする付記12に記載の半導体装置の制御方法。
(付記14) 第2の初期化動作指令とは、電源投入後の最初のコマンドに基づき行われることを特徴とする付記12に記載の半導体装置の制御方法。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば、電源投入時、十分な読み出し時間により且つ十分な電源電圧をもって、制御パラメータ情報を情報格納部から確実に読み出し、内部回路に保持することが可能であり、読み出し動作および保持動作により最初のコマンド動作の遅延を生ずることのない半導体装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示すタイミングチャートである。
【図2】 実施形態1のヒューズ回路を示す回路図である。
【図3】 制御信号および転送信号の生成回路を示す回路図である。
【図4】 実施形態1のヒューズ回路のタイミングチャートである。
【図5】 実施形態2のヒューズ回路を示す回路図である。
【図6】 本出願人の先願におけるヒューズ回路を示す回路図である。
【図7】 図6のヒューズ回路のタイミングチャートである。
【図8】 特許文献1に開示されている半導体装置の回路図である。
【図9】 図8の半導体装置のタイミングチャートである。
【図10】 電源検出回路およびヒューズ回路の配置の1例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ヒューズ回路
2、51 ヒューズ部
3 転送部
4、52 保持部
15、57 ヒューズ
30 制御信号および転送信号の生成回路
otdacz コマンドエントリー信号
POR パワーオンリセット信号
Claims (7)
- 第1ノードと第2ノードとの間に接続され、制御パラメータ情報を格納する情報格納部と、
前記第1ノードと第1電源との間に接続され、電源投入後の最初の初期化動作を指令する第1初期化信号に基づき導通し、第2の初期化動作を指令する第2初期化信号に基づき非導通となる、第1スイッチ部と、
前記第2ノードと第2電源との間に接続され、前記第1初期化信号に基づき前記第1スイッチ部の導通前に導通し、前記第1スイッチ部の導通期間に非導通となり、更に前記第2初期化信号に基づき前記第1スイッチ部の非導通後に導通する、第2スイッチ部と、
前記第2ノードと前記第3ノードとの間に接続され、前記第2初期化信号に基づき前記第2スイッチ部が導通する前に非導通となる、転送部と、
前記第3ノードに接続され、前記第3ノードに伝播される前記制御パラメータ情報を保持する情報保持部と備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記第1ノードと前記第2電源との間に接続され、前記第2初期化信号に基づき前記転送部の非導通後に導通する第3スイッチ部を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第2初期化信号に対して遅延した遅延信号を出力する遅延部を備え、
前記遅延信号に基づき前記第2スイッチ部または前記第3スイッチ部の少なくとも何れか一方が導通することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記第3ノードは、前記第1初期化信号に基づき前記第2電源のレベルに初期化されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記情報保持部は、
前記第3ノードに前記第1電源を供給する経路中に、前記第2スイッチ部が前記第1初期化信号に基づき導通することに同期して、前記第1初期化信号に基づき非導通となる第4スイッチ部を備えることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。 - 電源投入を検出する電源検出部を備え、
前記第1初期化信号は、前記電源検出部から出力されるパワーオンリセット信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 電源電圧が定常電圧レベルに立ち上がった後の最初のコマンドを検出する初期コマンド検出部を備え、
前記第2初期化信号は、前記初期コマンド検出部から出力される初期コマンド検出信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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