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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンバインでの立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインを立毛穀稈の植付圃場を走行させて、走行車台の前方部へ設けた刈取機の前部より、順次設けたナローガイドと、分草体とにより、穀稈は分離され、この分離した穀稈は、引起装置で引起しされ、引起した穀稈は、掻込装置で掻込み、及び移送されながら、刈刃装置で刈取りされる。
【0003】
前記の刈取り穀稈は、供給移送装置へ引継ぎされ後方上部へ移送され、脱穀機のフィードチェンと、挟持杆とヘ供給されて引継ぎされ、これらフィードチェンと、挟持杆とで挟持して、脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、この脱穀機から横側へ設けた穀粒貯留タンク内へ供給されて、一時貯留される。
【0004】
前述の刈取り収穫作業のときは、前記引起装置で引起された穀稈の掻込みの詳細は、後述の如く掻込される。
特に、下記特許文献1の如く刈取部(刈取機)の引起装置で引起された穀稈は、脱穀装置(脱穀機)へ穀稈を供給する穀稈供給搬送装置(フィードチェン)と、刈取部(刈取機)との間に設けた引継搬送装置(供給移送装置)の始端部に設けた縦軸回転の掻込体(掻込移送装置)で掻込み搬送されながら、刈刃装置で刈取りされ、刈取り穀稈は、引継搬送装置(供給移送装置)で引継ぎされて、後方部へ移送され、脱穀装置(脱穀機)に設けた穀稈供給搬送装置(フィードチェン)へ引継ぎされ、この穀稈供給搬送装置(フィードチェン)で挟持され、脱穀装置(脱穀機)内を挟持移送されて脱穀される。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−168325号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
刈取りする穀稈は、引起装置で引起され、引起された穀稈は、縦軸回転の掻込体(掻込移送装置)で掻込み移送されながら、刈刃装置で刈取りされるが、穀稈の掻込み、及び移送が不安定であったり、又、穀稈のこぼれが発生することがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、車台(2)の下側に走行装置(13)を設け、車台(2)の上側に脱穀機(12)を設け、該脱穀機(12)の横側に穀粒貯留タンク(15)を設け、車台(2)の前側に刈取機(3)を設け、該刈取機(3)に分草体(4b)と引起装置(6)と刈刃装置(8)と左根元移送装置(16)と右根元移送チェン(17)と供給移送装置(9)を設け、該供給移送装置(9)を、穀稈の根元側を移送する根元移送装置(18)と、穀稈の穂先側を移送する穂先移送装置(19)と、右駆動スターホイル(18a)と、該右駆動スターホイル(18a)に噛み合って駆動され該右駆動スターホイル(18a)よりも外径の大きい左従動スターホイル(20a)とで構成し、前記根元移送装置(18)を移送チェン(18b)と根元挟持杆(31)とで構成し、前記穂先移送装置(19)を穂先ラグ(19b)と上下方向に間隔をおいて設けた2本の穂先挟持杆(32)とで構成し、前記左根元移送装置(16)及び右根元移送チェン(17)の移送終端部へ移送された穀稈の穂先側を穂先ラグ(19b)と右駆動スターホイル(18a)及び左従動スターホイル(20a)とによって引き継いで穂先ラグ(19b)と2本の穂先挟持杆(32)とで移送し、穀稈の根元側を移送チェン(18b)と根元挟持杆(31)とで挟持移送する構成とし、前端部に前記左従動スターホイル(20a)を軸支した支持杆(30a)の後端部に引継ガイド(30e)を取り付け、該支持杆(30a)に前記2本の穂先挟持杆(32)を上下方向に間隔をおいて取り付け、該支持杆(30a)に根元挟持杆(31)を取り付け、該支持杆(30a)に取り付けられた左従動スターホイル(20a)と引継ガイド(30e)と2本の穂先挟持杆(32)と根元挟持杆(31)とを、支持杆(30a)と一体的に根元移送装置(18)及び穂先移送装置(19)からワンタッチで取り外し可能な構成としたことを特徴とするコンバインとしたものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の効果】
この発明によると、左根元移送装置16及び右根元移送チェン17の移送終端部まで移送された刈取穀稈は、供給移送装置9の穂先移送装置19の穂先ラグ19bと右駆動スターホイル18a及び該右駆動スターホイル18aよりも大きい左従動スターホイル20aとによって引き継がれて掻き込まれると共に、穂先移送装置19の穂先ラグ19bと上下方向に間隔をおいて設けた2本の穂先挟持杆32とによって移送されるため、軽量でコンパクトな構成でありながら、穀稈引継ぎ時の穀稈のこぼれを防止でき、穀稈の株揃えの向上および稈長に対する適応性を向上させることができる。
また、支持杆30aに取り付けられた左従動スターホイル20aと引継ガイド30eと2本の穂先挟持杆32と根元挟持杆31とを、支持杆30aと一体的に根元移送装置18及び穂先移送装置19からワンタッチで取り外すことができ、供給移送装置9の根元移送装置18および穂先移送装置19へ藁屑や雑草が巻き付いたり引っ掛かった場合に、この藁屑や雑草を容易に除去することができる。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台(車台)2の前方部には、刈取機3を設け、この刈取機3は、前部より、順に立毛穀稈を分離するナローガイド4aと、分草体4bと、穀稈を引起す引起装置6と、穀稈を掻込み移送する左右両側の掻込移送装置7と、中央部の中掻込移送装置11と、掻込中の穀稈を刈取る刈刃装置8と、刈取り穀稈を上部へ移送する右根元移送チェン17と、更に上部へ移送して脱穀機12へ供給する根元移送装置18と、穂先移送装置19とよりなる供給移送装置9と、根元移送装置18の移送始端部へ設けた右駆動スターホイル18aと、この右駆動スターホイル18aで回転駆動する左側の掻込支持装置20の左従動スターホイル20a等とを設けると共に、これら右駆動・左従動スターホイル18a,20aへ刈取り穀稈を案内する左・右挟持ガイド杆5a,5bを設けた構成である。これら左・右挟持ガイド杆5a,5b等を主に図示して説明する。
【0015】
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図17〜図19で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ13aを張設した走行装置13を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機12を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機3で後方上部へ移送され、脱穀機12のフィードチェン14aと、挟持杆14bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機12の右横側に配設した穀粒貯留タンク15内へ一時貯留される。
【0016】
前記走行車台2の前側には、刈取機3を設け、この刈取機3は、三条刈取り型を図示して説明する。この刈取機3は、図1〜図19で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド4a、及び左右両端部と、この左右両側部間に二個の各分草体4bと、立毛穀稈を引起す三個の各引起装置6と、引起された穀稈を掻込みする左右両側の各掻込移送装置7と、中央部の中掻込移送装置11とにより、掻込みされた穀稈を刈取る刈刃装置8と、刈取りされた穀稈を挟持移送する各掻込移送装置7の左根元移送装置16と、右根元移送チェン17とを設け、これら左根元移送装置16と、右根元移送チェン17とにより、移送終端部へ移送された刈取り穀稈を引継ぎ後方上部へ移送する供給移送装置9から、脱穀機12のフィードチェン14aと、挟持杆14bとへ受渡しする構成である。各掻込移送装置7、中掻込移送装置11、供給移送装置9の根元移送装置18と、穂先移送装置19とよりなるこの供給移送装置9の左側の掻込支持装置20に左従動スターホイル20aを設け、この左従動スターホイル20aと、根元移送装置18の移送始端部に設けた右駆動スターホイル18aとは、噛合して左従動スターホイル20aは回転駆動される。これら各部品よりなる刈取機3を設けている。該刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ21により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
【0017】
前記刈取機3には、図9、図10、及び図17で示す如く前方下部から後方上部へ傾斜する伝動機構22aを回転自在に内装した支持杆22の上端部には、左右方向に伝動機構23aを回転自在に内装した上支持パイプ杆23を設け、この上支持パイプ杆23を走行車台2の上側面に設けた支持装置24で回動自在に支持させて、伸縮シリンダ21の作動により、刈取機3は上支持パイプ杆23を回動中心(イ)として、上下に回動する構成である。走行車台2の上側へ設けたエンジン40の回転動力は、上支持パイプ杆23の伝動機構23aへ入力されて、刈取機3の各部が回転駆動される構成である。
【0018】
前記刈取機3の供給移送装置9の穂先移送装置19によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機12へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。
前記刈取機3は、図1〜図19で示す如く支持杆22の下端部の右右方向には、伝動機構25aを回転自在に内装した下支持パイプ杆25を設けた構成である。この下支持パイプ杆25の上側面には、左右側端部と、略中央部とに、右右両側の各引起装置6を回転駆動する伝動機構26cを回転自在に内装した各引起パイプ杆26aと、略中央部の引起装置6を回転駆動する伝動機構26dを回転自在に内装した中引起パイプ杆26bを設けた構成である。各引起パイプ杆26aの下方部側の上下方向略中央部には、左右両側の各掻込移送装置7を回転駆動する伝動機構27aを回転自在に内装した各掻込駆動ケース27を設けた構成である。
【0019】
前記刈取機3のナローガイド4a、及び各分草体4bで分離された穀稈は、各引起装置6で引起され、この引起された穀稈は、左右両側の各掻込移送装置7と、中央部の中掻込移送装置11とにより、掻込みされながら、刈刃装置8で刈取りされ、刈取り穀稈は、各掻込移送装置7の左根元移送装置16と、右根元移送チェン17とにより、移送終端部へ移送される構成である。
【0020】
前記左側の掻込移送装置7は、図9〜図12、及び図17〜図19で示す如く左側の掻込駆動ケース27の伝動機構27aの内側部には、掻込軸27bを回転自在に軸支して設け、掻込駆動ケース27の下側で、掻込軸27bの下端部には、穀稈を掻込みする掻込スターホイル28を軸支して設けると共に、掻込駆動ケース27の上側で、掻込軸27bの上端部に設けた掻込ケース28aには、所定間隔で掻込ラグ28cを設けた掻込ラグ付ベルト28bを回転自在に張設して、内装した構成である。又、掻込駆動ケース27の下側で、掻込スターホイル28の上側には、掻込み移送中に刈取りされた刈取り穀稈を移送する左根元移送装置16を設けた構成である。この左根元移送装置16の根元移送ケース29には、所定間隔で根元移送ラグ29bを設けた根元移送ラグ付ベルト29aを回転自在に張設して、内装した構成である。
【0021】
又、右側の掻込移送装置7は、図13、図14、及び図17〜図19で示す如く右側の掻込駆動ケース27の伝動機構27aの内側部には、掻込軸27bを回転自在に軸支して設け、掻込駆動ケース27の下側で、掻込軸27bの下端部には、穀稈を掻込みする掻込スターホイル28を軸支して設けると共に、掻込駆動ケース27の上側で、掻込軸27bの上端部に設けた掻込ケース28aには、所定間隔で掻込ラグ28cを設けた掻込ラグ付ベルト28bを回転自在に張設して、内装した構成である。又、掻込駆動ケース27の下側で、掻込スターホイル28の上側には、掻込み移送中に刈取りされた刈取り穀稈を移送する右根元移送チェン17を張設した構成である。
【0022】
前記中央部の中掻込移送装置11は、図15〜図19で示す如く掻込ケース28aには、掻込軸27bを回転自在に軸支して設け、この掻込軸27bの下端部には、掻込スターホイル28を軸支して設けると共に、掻込ケース28aには、所定間隔で掻込ラグ28cを設けた掻込ラグ付ベルト28bを回転自在に張設して、内装した構成である。中掻込移送装置11の掻込スターホイル28と、左側の掻込移送装置7の掻込スターホイル28とは、噛合した構成である。中掻込移送装置11の掻込スターホイル28と、掻込ラグ付ベルト28bとは、左側の掻込移送装置7の掻込スターホイル28により、回転駆動される構成である。
【0023】
前記左側の掻込移送装置7の左根元移送装置16の根元移送ラグ付ベルト29aの各根元移送ラグ29bと、右側の掻込移送装置7の右根元移送チェン17とにより、掻込移送中に刈刃装置8で刈取りされた刈取り穀稈は、これら各根元移送ラグ29bと、右根元移送チェン17とにより、移送終端部へ挟持移送される構成である。移送終端部へ挟持移送された穀稈は、後側(下手側)の供給移送装置9で引継ぎされて、後方上部へ移送される構成である。
【0024】
前記供給移送装置9は、図1〜図10で示す如く穀稈の根元側を挟持移送する根元移送装置18と、穂先側を挟持移送する穂先移送装置19と、根元移送装置18の下側の右駆動スターホイル18aと、この供給移送装置9の左側部に、回動自在な掻込支持装置20に設けた左従動スターホイル20a等とよりなる構成である。これら左従動・右駆動スターホイル20a,18aは穀稈の根元側を掻込み移送する構成である。
【0025】
前記供給移送装置9の左側部には、図1〜図10で示す如く掻込支持装置20を設け、この掻込支持装置20の支持具30の支持板31aに設けた支持杆30aの前端部に固着した支持メタル30bで軸支したスターホイル軸30cの下端部には、回転自在に左従動スターホイル20aを軸支した構成である。この左従動スターホイル20aは、詳細後述する供給移送装置9の根元移送装置18の上側で移送始端部に回転自在に設けた右駆動スターホイル18aと噛合した構成であり、これにより、左従動スターホイル20aは、回転駆動される構成である。
【0026】
左右両側から合流部(イ)へ移送する刈取り穀稈を、右側の前記供給移送装置9の根元移送装置18の移送始端部に設けた、右駆動スターホイル18aと、左側の掻込支持装置20に設けた左従動スターホイル20aとへの移送は、図1、図15、及び図16で示す如く右側部を掻込みして、移送する刈取り穀稈は、右側の掻込移送装置7から右根元移送チェン17へ引継ぎされ、この右根元移送チェン17と、スプリング部材で、弾発効果の向上を図るために、前後方向の略中間部に円形状を形成して、基部を中掻込移送装置11へボルト、及びナット等により、装着して設けると共に、上下位置は、掻込スターホイル28と、掻込ラグ付ベルト28bとの間へ位置させて設けた右挟持ガイド杆5bとにより、挟持されて、右駆動・左従動スターホイル18a,20a部へと案内移送する構成である。
【0027】
又、左側を掻込みして、移送する刈取り穀稈は、左側の掻込移送装置7の掻込スターホイル28と、中央部の中掻込移送装置11の掻込スターホイル28,28とのこれら両者と、スプリング部材で、弾発効果の向上を図るために、中間部に円形状を形成して、基部を中掻込移送装置11へボルト、及びナット等により、装着して設けると共に、上下位置は、掻込スターホイル28と、掻込ラグ付ベルト28bとの間へ位置させて設けた左挟持ガイド杆5aとにより、挟持されて、右駆動・左従動スターホイル18a,20a部へと案内移送する構成である。
【0028】
前記左・右挟持ガイド杆5a,5bの移送終端部(後端部)は、右駆動・左従動スターホイル18a,20aの外周部の近傍部へ位置させて設け、穀稈の引継ぎを良好にした構成である。
前記右駆動・左従動スターホイル18a,20a部へ案内移送された穀稈は、これら右駆動・左従動スターホイル18a,20aで掻込移送され、供給移送装置9の根元移送装置18と、穂先移送装置19とにより、後方上部へ移送され、脱穀機12のフィードチェン14aと、挟持稈14bとへ供給する構成である。
【0029】
前記右駆動・左従動スターホイル18a,20aへ穀稈を案内移送して、供給する前側(下手側)には、左・右挟持ガイド杆5a,5bを設けると共に、移送終端部(後端部)は、右駆動・左従動スターホイル18a,20aの外周部の近傍部へ位置させて設けたことにより、右側の右根元移送チェン17と、右挟持ガイド杆5bとから、及び左側の各掻込スターホイル28,28と、左挟持ガイド杆5aとからの両者より、右駆動・左従動スターホイル18a,20aへの刈取り穀稈の引継ぎがスムーズになり、このために、移送姿勢が安定すると共に、脱穀機12への供給姿勢も安定して、脱穀性能が安定する。
【0030】
前記左側の掻込移送装置7の掻込スターホイル28の下側には、図11、及び図12で示す如く藁屑移送ガイド板10は、ボルト等により、装着して設け、移送中の穀稈から落下して、堆積する藁屑を除去する構成である。又、この藁屑移送ガイド板10は、右側の掻込移送装置7の掻込スターホイル28、及び中掻込移送装置11の掻込スターホイル28へ設けた構成とするもよい。
【0031】
前記左側の掻込移送装置7の掻込スターホイル28の下側には、藁屑移送ガイド板10を設けたことにより、掻込スターホイル28の下部から刈取ギヤーケース部への藁屑等の巻付きの防止、及び刈刃装置8の駆動クランクの摺動部へ堆積する藁屑等を除去することができる。
【0032】
前記掻込移送装置7左側の左根元移送装置16の根元移送ラグ付ベルト29aの根元移送ラグ29bと、右側の右根元移送チェン17とにより、移送終端部へ挟持移送された穀稈の穂先側は、供給移送装置9の詳細後述する穂先移送装置19の穂先チェン19aの各穂先ラグ19bと、根元移送装置18の上側で移送始端部の右駆動スターホイル18aと、供給移送装置9の左側部の掻込支持装置20の左従動スターホイル20aとにより、引継ぎされて掻込みされ、穂先チェン19aの各穂先ラグ19bと、掻込支持装置20に設けた穂先挟持杆32で引継ぎ挟持され、又、根元側は、根元移送装置18の移送チェン18bと、掻込支持装置20に設けた根元挟持杆31とで引継ぎ挟持され、穀稈を後方上部へ移送する構成である。
【0033】
前記供給移送装置9の左側部には、掻込支持装置20の支持杆30aへ回転自在に左従動スターホイル20aを軸支すると共に、この左従動スターホイル20aは、供給移送装置9の根元移送装置18の下側で移送始端部に設けた右駆動スターホイル18aで回転駆動する構成としたことにより、左右両側の各掻込移送装置7の左根元移送装置16の各根元移送ラグ29bと、右根元移送チェン17と、左・右挟持ガイド杆5a,5bとにより、移送終端部まで挟持移送された刈取り穀稈は、供給移送装置9の根元移送装置18の上側の右駆動スターホイル18aと、穂先移送装置19の穂先チェン19aの各穂先ラグ19bと、供給移送装置9の左側の掻込支持装置20に設けた左従動スターホイル20aとにより、引継ぎ掻込みされて、後方上部へ移送される。この左従動スターホイル20aと、左挟持ガイド杆5aとを設け、又、右駆動スターホイル18aと、右挟持ガイド杆5bとを設けたことにより、穀稈を引継ぎのときに、穀稈のこぼれを防止できる。又、穀稈の株揃えの向上、及び稈長に対する適応性が向上する。更に軽量で、コンパクトな構成である。
【0034】
前記供給移送装置9の根元移送装置18と、穂先移送装置19とにより、後方上部へ移送されて、脱穀機12のフィードチェン14aと、挟持杆14bとへ供給された穀稈は、脱穀機12内を挟持移送中に脱穀される。この穀稈の扱ぎ深さを検出する扱深センサ装置34は、図2で示す如く供給移送装置9の左側部に設けた掻込支持装置20の支持杆30aへ軸支した左従動スターホイル20aと、供給移送装置9の根元移送装置18の上側で移送始端部に設けた右駆動スターホイル18aとにより、掻込み移送される刈取り穀稈の合流部(ロ)位置、又はこの合流部(ロ)位置以降で左従動スターホイル20aの上方部に設けた構成である。
【0035】
前記脱穀機12へ供給されて、脱穀される穀稈の扱ぎ深さを検出する扱深センサ装置34は、図2で示す如く長稈を検出する回動自在な長稈アクチュエータ34aと、短稈を検出する回動自在な短稈アクチュエータ34bと、長稈アクチュエータ34aの回動により、ONするON−OFFスイッチ方式の長稈スイッチ34cと、短稈アクチュエータ34bの回動により、ONするON−OFFスイッチ方式の短稈スイッチ34cとよりなる構成である。
【0036】
前記長・短稈アクチュエータ34a,34bが回動して、長・短稈スイッチ34c,34cがON状態のときは、長稈の穀稈を検出したとする構成である。又、長稈アクチュエータ34aが回動されずに、長稈スイッチ34cがOFF状態であると共に、短稈アクチュエータ34bが回動して、短稈スイッチ34cがON状態のときには、標準稈長の穀稈を検出したとする構成である。更に長・短稈アクチュエータ34a,34bが回動されずに、長・短稈スイッチ34c,34cがOFF状態のときには、短稈の穀稈を検出したとする構成である。
【0037】
穀稈は長稈であると検出されたときには、前記脱穀機12へ供給される穀稈の扱ぎ深さが所定量浅扱ぎになるように、例えば、刈取機3を上下自動制御して、刈取り高さを所定量高刈りに自動制御するか、又は、根元移送装置18を自動回動制御して、所定量浅扱ぎに変更制御する構成である。穀稈は標準稈であると検出したときには、変更制御せずに、現状が維持される構成である。穀稈は短稈であると検出されたときには、脱穀機12へ供給される穀稈の扱ぎ深さが所定量深扱ぎになるように、例えば、刈取機3を上下自動回動制御して、刈取り高さを所定量低刈りに自動制御するか、又は、根元移送装置18を自動回動制御して、所定量深扱ぎに変更制御する構成である。
【0038】
前記脱穀機12へ供給されて、脱穀される穀稈の扱ぎ深さを検出する扱深センサ装置34は、供給移送装置9の左側の掻込支持装置20の支持杆30aの前端部に設けた左従動スターホイル20aと、供給移送装置9の根元移送装置18の右駆動スターホイル18aとで掻込み移送して、合流する合流部(ロ)位置、又は合流部(ロ)位置以降へ設けたことにより、穀稈の扱ぎ深さが正確に検出され、これにより、多量の藁屑の発生を防止することができる構成である。又、藁屑の発生の防止により、三番飛散粒の防止、及び選別性能の向上を図ることができる。
【0039】
前記供給移送装置9の左側には、掻込支持装置20を設け、この掻込支持装置20の支持杆30aの前端部には、図1〜図7で示す如く左従動スターホイル20aを軸支して設けた構成である。
前記供給移送装置9の根元移送装置18と、穂先移送装置19とは、図1〜図7で示す如く一体に形成した構成である。又、掻込支持装置20は一体に形成した構成である。この掻込支持装置20は、一体に形成した根元移送装置18と、穂先移送装置19とから、外側へワンタッチで取外し自在な構成であると共に、掻込支持装置20の外側へ取外し操作に連動して、この掻込支持装置20に設けた左従動スターホイル20aも同時に外側へ取外しできる構成である。
【0040】
前記供給移送装置9の掻込支持装置20は、図1〜図7で示す如く支持具30のコ字形状の支持板31aの上側面には、支持杆30aを固着して設け、この支持杆30aの前端部には、左従動スターホイル20aを軸支して設けると共に、後端部には、支持パイプ30dを設け、この支持パイプ30dには、引継ガイド30eを挿入して設けると共に、抜け止めを施した構成である。
【0041】
前記支持杆30aには、図1〜図7で示す如く支持パイプ32aを設け、この支持パイプ32aには、略コ字形状の支持板32bを固着して設け、この支持板32bの上下方向には、所定の間隔を設けて、穂先挟持杆32,32を固着して設けた構成である。又、支持板31aの前後両側には、支持杆31bを挿入すると共に、外周部で支持板31a内には、個別にスプリング31cを設け、各支持杆31bの内側端部には、根元挟持杆31を固着して設けた構成である。又、支持板31aの上側面には、受板33bを固着して設けると共に、この受板33bの前後両側の上部には、所定間隔を設けて、L字形状の受杆33a,33aを挿入して、固着して設けた構成である。
【0042】
前記受杆33a,33aには、図5、及び図6で示す如く穂先移送装置19に設けた略山形状の支持杆35の一方側の下端部に設けた支持板35aへボルト、及びナット等により、装着して設けた受板35bには、コ字形状の開閉レバー35cを回動軸35dで回動自在に軸支して設けた構成である。又、開閉レバー35cには、トルクスプリング35eを設けると共に、この開閉レバー35cの側板部には、結合溝35fを左右両側に設けた構成である。この各結合溝35fを、掻込支持装置20の受板33bに設けた各受杆33aへ挿入して、供給移送装置9の根元移送装置18、及び穂先移送装置19と、掻込支持装置20とは、一体に組付けした構成になる。
【0043】
又、前記掻込支持装置20を取外しするときには、穂先移送装置19側に設けた開閉レバー35cを回動操作し、この開閉レバー35cの各結合溝35fを、掻込支持装置20の受板33bに設けた各受杆33aより、結合を外すと、この掻込支持装置20部を簡単に、ワンタッチで取外しできる構成である。
【0044】
前記供給移送装置9の根元・穂先移送装置18,19の左側部には、掻込支持装置20を設け、この掻込支持装置20をワンタッチ取外し操作すると、この操作に連動して、この掻込支持装置20の移送始端部に設けた左従動スターホイル20aも、同時に取外しすることができ、これにより、操作が簡単であると共に、供給移送装置9の根元・穂先移送装置18,19等へ藁屑、及び雑草等の詰り、巻き付き、及び引掛った、これら藁屑、及び雑草等を容易に除去して、清掃することができる構成である。
【0045】
前記供給移送装置9の根元移送装置18は、図1〜図7で示す如く穂先移送装置19の下側に設けた構成である。根元移送装置18は、前後両側に軸支した前・後スプロケット36a,36bには、移送チェン18bを掛け渡した構成であると共に、この移送チェン18bは、チェン摺し18cで支持した構成である。又、前スプロケット36aを軸支する前支持軸36cの上端部には、右駆動スターホイル18aをボルト、及びナット等により、装着した構成である。この右駆動スターホイル18aの歯部は、下部へ所定角度で傾斜させて設けると共に、掻込支持装置20の左従動スターホイル20aと噛合した構成であり、この左従動スターホイル20aを回転駆動する構成である。
【0046】
前記供給移送装置9の穂先移送装置19は、図1〜図7で示す如く根元移送装置18の上側に設けた構成である。穂先移送装置19は、上下両側の各穂先チェンケース19cには、穂先ラグ19bを所定間隔に設けた穂先チェン19aを張設して、内装した構成である。又、上側の穂先チェンケース19cの上側面には、移送する穀稈の穂先を案内する略三角形状の案内板19dを装着した構成である。
【0047】
前記左右両側の各掻込移送装置7の左根元移送装置16の根元移送ラグ29bと、右根元移送チェン17と、左・右挟持ガイド杆5a,5b等とにより、移送終端部へ移送された穀稈の根元部は、供給移送装置9の根元移送装置18の移送チェン18bと、根元挟持杆31とにより、引継ぎされて挟持され、後方上部へ移送される。又、穂先部は、左従動スターホイル20aと、右駆動スターホイル18aとにより、引継ぎされて掻込みされると共に、穂先移送装置19の各穂先ラグ19bと、穂先挟持杆32,32とにより、引継ぎされて挟持され、後方上部へ移送される。後方上部へ移送された穀稈は、脱穀機12のフィードチェン14aと、挟持杆14bとへ供給されて引継ぎされ、これらフィードチェン14aと、挟持杆14bとにより、挟持されて脱穀機12内を挟持移送され、脱穀される。
【0048】
前記根元・穂先移送装置18,19の回転駆動は、図9で示す如く伝動ケース37内装した伝動機構37aで回転駆動する構成である。
前記掻込支持装置20の左従動スターホイル20aは、図4で示す如く移送する穀稈に対して、右上り傾斜状態に配設した構成である。
【0049】
前記左従動スターホイル20aと、右駆動スターホイル18aとには、所定の角度を設けたことにより、穀稈を掻込み時に穀稈が圧縮されないことにより、スムーズな穀稈の移送ができる。又、機構の簡素化ができる構成である。
前記穀粒貯留タンク15側の前部には、図17〜図19で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置38と、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席39とを設け、この操縦席39の下側で、走行車台2の上側面には、エンジン40を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク15を配設する。これら走行装置2と、刈取機3と、脱穀機12と、エンジン40等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
【0050】
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース41内の伝動機構41aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ41bを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク15内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク15の後側には、縦移送螺旋42aを内装した排出支持筒42を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒42の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋43aを伸縮自在に内装した排出オーガ43を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
【0051】
供給移送装置44は、図20〜図24で示す如く根元移送装置45と、この根元移送装置45の上側に設けた穂先移送装置46と、これら根元・穂先移送装置45,46の左側へ設けた掻込支持装置47等とよりなる構成である。根元移送装置45は、移送チェン45aと、チェン摺し45b等よりなる構成である。又、穂先移送装置46は、穂先チェンケース46aには、所定間隔で穂先ラグ46bを装着した穂先チェン46cを内装して設けた構成である。又、穂先チェンケース46aの上側面には、案内板46dを設けた構成である。
【0052】
前記供給移送装置44の左横側には、図20〜図24で示す如く穂先移送装置46と、掻込支持装置47とを支持杆47bで支持して、この掻込支持装置47を設けた構成である。この掻込支持装置47には、支持具47aで後支持パイプ杆48aを軸支した構成であり、この後支持パイプ杆48aの前端部には、回動自在な回動具48bを設け、この回動具48bの前端部には、前支持パイプ48cを設け、この前支持パイプ48cと、後支持パイプ杆48aとは、回動具48bで接続し、前支持パイプ48cを上下、及び左右へ回動自在に設けた構成である。
【0053】
前記掻込支持装置47の前支持パイプ48cの前端部には、前回動具48dを設け、この前回動具48dへ油圧モータ49を装着して設け、この油圧モータ49の油圧軸49aの下軸端部には、上掻込スターホイル49bを軸支して設け、油圧モータ49の回転により、油圧軸49aを介して、上掻込スターホイル49bは、回転駆動する構成である。又、この上掻込スターホイル49bは、上下、及び左右へ回動移動する構成である。この上掻込スターホイル49bと、供給移送装置44の根元移送装置45の移送チェン45aとにより、穀稈の株元側が掻込みされて、この移送チェン45aと、根元挟持杆31とで挟持されて、後方上部へ移送される。又、穀稈の穂先側は、穂先移送装置46の各穂先ラグ46bと、穂先挟持杆32とで挟持されて、後方上部へ移送され、この穀稈は、脱穀機12のフィードチェン14aと、挟持杆14bとへ供給される構成である。
【0054】
前記上掻込スターホイル49bの左右回動は、図22、及び図23で示す如く回動具48bに設けた回動支点(A)を回動中心として、左右調節ワイヤ50aの操作により、左右回動する構成である。又、上掻込スターホイル49bの上下回動は、図22、及び図23で示す如く前回動具48dに設けた回動支点(B)を回動中心として、上下調節ワイヤ50bの操作により、上下回動する構成である。上掻込スターホイル49bは、供給移送装置44の動きとは、別で単独で上下、及び左右へ回動する構成である。又、各ワイヤ50a,50bに変えて、油圧駆動による油圧シリンダを設けて、上掻込スターホイル49bを上下、及び左右へ回動する構成とするもよい。
【0055】
これにより、前記上掻込スターホイル49bの取付け方向、及び作動方向を、供給移送装置44の動きとは、別で単独で変更可能としたことにより、穀稈に適応した位置へ操作できることにより、安定した穀稈の引継ぎ、及び移送ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 供給移送装置の左・右挟持ガイド杆部の拡大平面図
【図2】 供給移送装置部の拡大平面図
【図3】 供給移送装置部の拡大側面斜視図
【図4】 供給移送装置部の拡大側面図
【図5】 供給移送装置部の取外し時の拡大平面図
【図6】 供給移送装置部の取外し時の拡大正面図
【図7】 左・右掻込移送スターホイル部の拡大背面図
【図8】 刈取機の伝動装置部の拡大正面斜視図
【図9】 根元掻込移送装置部の拡大平面図
【図10】 刈取機の一部の拡大平面図
【図11】 左側の根元掻込移送装置部の拡大側面図
【図12】 左側の根元掻込移送装置部の拡大平面図
【図13】 右側の根元掻込移送装置部の拡大側面図
【図14】 右側の根元掻込移送装置部の拡大平面図
【図15】 中根元掻込移送装置部の拡大側面図
【図16】 中根元掻込移送装置部の拡大平面図
【図17】 コンバインの左側全体側面図
【図18】 コンバインの全体平面図
【図19】 コンバインの全体正面図
【図20】 他の実施例を示す図で、供給移送装置部の拡大平面図
【図21】 他の実施例を示す図で、供給移送装置部の側面斜視図
【図22】 他の実施例を示す図で、上掻込スターホイルの調節部の拡大平面図
【図23】 他の実施例を示す図で、上掻込スターホイルの調節部の拡大側面図
【図24】 他の実施例を示す図で、コンバインの全体正面図
【符号の説明】
2 走行車台(車台)
3 刈取機
4b 分草体
6 引起装置
7 掻込移送装置
8 刈刃装置
9 供給移送装置
12 脱穀機
13 走行装置
15 穀粒貯留タンク
16 左根元移送装置
17 右根元移送チェン
18 根元移送装置
18a 右駆動スターホイル
18b 移送チェン
19 穂先移送装置
19b 穂先ラグ
20a 左従動スターホイル
30a 支持杆
30e 引継ガイド
31 根元挟持杆
32 穂先挟持杆[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combine.
[0002]
[Prior art]
The harvesting operation of the napped grain mash in the combine is carried out by running this combine on the nestled cereal plantation field, and a narrow guide and a weeding body provided sequentially from the front part of the reaper provided in the front part of the traveling chassis. As a result, the cereals are separated, and the separated cereals are raised by the pulling device, and the raised culm is cut by the cutting blade device while being scraped and transferred by the scraping device.
[0003]
The harvested cereal culm is handed over to the feed transfer device and transported to the upper rear, and is fed to the threshing machine feed chain and the squeeze slag and handed over. The grains that have been threshed during nip transfer in the machine, have been threshed, and have been sorted are supplied from the threshing machine to a grain storage tank provided on the side, and temporarily stored.
[0004]
At the time of the above-described harvesting and harvesting operation, the details of the scraping of the culm raised by the pulling device are scraped as described later.
In particular,
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-9-168325
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The culm to be harvested is raised by a pulling device, and the pulverized culm is harvested by a cutting blade device while being scraped and transferred by a scraping body (scratching transfer device) rotating in the vertical axis. However, the present invention is intended to solve these problems.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
For this purpose, the present invention provides a traveling device (13) below the chassis (2), a threshing machine (12) above the chassis (2), and a grain on the side of the threshing machine (12). A grain storage tank (15) is provided, a mower (3) is provided on the front side of the chassis (2), and a weed body (4b), a pulling device (6), and a cutting blade device (8) are provided on the mower (3). A left root transfer device (16), a right root transfer chain (17), and a supply transfer device (9), the supply transfer device (9), a root transfer device (18) for transferring the root side of the cereal, A tip transfer device (19) for transferring the tip side of the grain pod, a right drive star wheel (18a), and an outer diameter that is driven by meshing with the right drive star wheel (18a) than the right drive star wheel (18a) The left driven star wheel (20a) having a large size and the root transfer device (18) is connected to the transfer chain (18). ) And constructed out the root clamping Ji杆 (31), said tip transfer device (19) and tip lug (19b) Provided at intervals in the vertical direction The tip end side of the cereal grains transferred to the transfer terminal end of the left root transfer device (16) and the right root transfer chain (17) is constituted by a tip lag (19b). The right drive star wheel (18a) and the left driven star wheel (20a) take over and transfer with the tip lug (19b) and the two tip pinching rods (32), and the root side of the cereal is transferred to the transfer chain (18b). And a root clamping rod (31), and a transfer guide (30e) is attached to the rear end portion of the support rod (30a) that pivotally supports the left driven star wheel (20a) at the front end portion. Attach the two tip pinching rods (32) to the rod (30a) at intervals in the vertical direction, attach the root pinching rod (31) to the support rod (30a), and attach to the support rod (30a). Left driven star wheel (20a) Takeover guide (30e) and two of the tip clamping Ji杆 (32) and the base clamping Ji杆 and (31) From the root transfer device (18) and the tip transfer device (19) integrally with the support rod (30a) The combine is characterized by having a configuration that can be removed with a single touch.
[0008]
[0009]
[0010]
[0011]
[0012]
【The invention's effect】
According to the present invention, the harvested cereal grains transferred to the transfer end portions of the left
In addition, the left driven
[0013]
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A
[0015]
A
[0016]
A
[0017]
As shown in FIGS. 9, 10, and 17, the
[0018]
In the cereal transfer path formed by the
As shown in FIGS. 1 to 19, the
[0019]
The culms separated by the narrow guide 4a and the
[0020]
As shown in FIGS. 9 to 12 and FIGS. 17 to 19, the left side scraping and transferring
[0021]
Further, as shown in FIGS. 13, 14, and 17 to 19, the right
[0022]
As shown in FIGS. 15 to 19, the middle-
[0023]
During the scraping transfer, each
[0024]
As shown in FIGS. 1 to 10, the
[0025]
As shown in FIGS. 1 to 10, a
[0026]
A right
[0027]
Further, the harvested cereal meal that is scraped and transported on the left side is composed of the stir-up
[0028]
The transfer end portions (rear end portions) of the left and right clamping
The cereal grains guided and transferred to the right drive / left driven
[0029]
On the front side (lower side) for guiding and transferring the grain pods to the right drive / left driven
[0030]
As shown in FIG. 11 and FIG. 12, the waste
[0031]
By providing a swarf
[0032]
The tip side of the culm that has been nipped and transferred to the transfer end by the
[0033]
A left driven
[0034]
The cereal mash that has been transferred to the rear upper part by the
[0035]
A handling
[0036]
When the long /
[0037]
When the cedar is detected to be a long culm, for example, the
[0038]
The handling
[0039]
On the left side of the supply and
The
[0040]
As shown in FIGS. 1 to 7, the
[0041]
A
[0042]
As shown in FIGS. 5 and 6, the receiving rods 33 a and 33 a include bolts, nuts, and the like to the
[0043]
Further, when the
[0044]
On the left side of the root and
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
It was transferred to the transfer terminal by the
[0048]
The root /
The left driven
[0049]
The left driven
As shown in FIGS. 17 to 19, an
[0050]
In the transmission path of the transmission mechanism 41a in the traveling mission case 41 mounted on the front end of the traveling
On the rear side of the
[0051]
As shown in FIGS. 20 to 24, the
[0052]
As shown in FIGS. 20 to 24, a
[0053]
A
[0054]
As shown in FIG. 22 and FIG. 23, the left and right turning of the upper stirring star wheel 49b is performed by operating the left and
[0055]
Thereby, by making it possible to change the mounting direction and the operating direction of the upper biting star wheel 49b separately from the movement of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged plan view of a left and right clamping guide collar of a supply transfer device
FIG. 2 is an enlarged plan view of a supply transfer device section
FIG. 3 is an enlarged side perspective view of the supply and transfer unit.
FIG. 4 is an enlarged side view of the supply and transfer unit.
FIG. 5 is an enlarged plan view when the supply transfer device is removed.
FIG. 6 is an enlarged front view of the supply transfer device when removed.
[Fig. 7] Enlarged rear view of the left and right biting transfer star wheel
FIG. 8 is an enlarged front perspective view of a transmission device portion of a reaper.
FIG. 9 is an enlarged plan view of the root scooping transfer device section.
FIG. 10 is an enlarged plan view of a part of the reaper.
FIG. 11 is an enlarged side view of the left-side root scavenging device unit
FIG. 12 is an enlarged plan view of the left-side root scavenging device unit
FIG. 13 is an enlarged side view of the right-side root transfer device unit.
FIG. 14 is an enlarged plan view of the right-side root-scratch transfer device unit
FIG. 15 is an enlarged side view of the intermediate root transfer device unit.
[Fig. 16] Enlarged plan view of the Nakane root scooping transfer device section
FIG. 17 is an overall left side view of the combine.
FIG. 18 is an overall plan view of the combine.
FIG. 19 is an overall front view of the combine.
FIG. 20 is a diagram showing another embodiment, and is an enlarged plan view of the supply and transfer device section;
FIG. 21 is a view showing another embodiment, and is a side perspective view of the supply and transfer device section;
FIG. 22 is a diagram showing another embodiment, and is an enlarged plan view of the adjustment unit of the upper stirring star wheel
FIG. 23 is a view showing another embodiment, and is an enlarged side view of the adjustment unit of the upper stirring star wheel.
FIG. 24 is a diagram showing another embodiment, and is an overall front view of the combine.
[Explanation of symbols]
2 Running chassis (chassis)
3 reaper
4b
6 Pulling device
7 Skid transfer device
8 Cutting blade device
9 Supply transfer device
12 Thresher
13 Traveling device
15 grain storage tank
16 Left root transfer device
17 Right root transfer chain
18 Root transfer device
18a Starwheel for right drive
18b Transfer chain
19 Tip transfer device
19b Hot point rug
20a Left driven star wheel
30a support rod
30e takeover guide
31.
32 Ears
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