JP4137024B2 - 樹脂製シリンダヘッドカバー - Google Patents
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Description
請求項1に記載の樹脂製シリンダヘッドカバーは、内燃機関の可変動弁機構への作動油圧給排を制御するオイルコントロールバルブが装着される樹脂製シリンダヘッドカバーであって、収納凹部を形成すると共に該収納凹部の一部がオイルコントロールバルブの挿入開口部を形成している樹脂製シリンダヘッドカバー本体と、前記樹脂製シリンダヘッドカバー本体を形成する樹脂よりも高剛性の材料にて形成され、前記収納凹部に配置されて内部空間を装着穴とし、該装着穴に装着されるオイルコントロールバルブのポートに接続するための油孔を有するスリーブと、前記収納凹部をカバーして前記樹脂製シリンダヘッドカバー本体に取り付けられることにより前記収納凹部に収納された前記スリーブを固定する樹脂製キャップとを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の樹脂製シリンダヘッドカバーでは、請求項1において、前記スリーブは金属材料にて形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の樹脂製シリンダヘッドカバーでは、請求項1〜5のいずれかにおいて、前記スリーブの外周には、前記スリーブに設けられた油孔に対応した位置に油孔を有するゴム状弾性体からなる円筒状ガスケットが圧縮状態で配置されて、前記スリーブと、前記収納凹部及び前記樹脂製キャップとの間でのシールがなされていることを特徴とする。
図1の斜視図は上述した発明が適用されたシリンダヘッドカバー2の主要部を示している。図1の(A)は外観を示し、(B)はシリンダヘッドカバー2を裏返してみた斜視図である。図2の(A)は平面図、(B)は底面図である。尚、本シリンダヘッドカバー2が適用される内燃機関は吸気バルブのバルブタイミングと排気バルブのバルブタイミングとの両方を調節可能とするものである。
(イ).本実施の形態の構成では、高い加工精度が必要なのはOCV22,24が装着されるスリーブ10,12における装着穴10a,12aであり、これ以外は装着穴10a,12aほどの高い加工精度は不要である。したがって高精度な加工は極めて少なくなり、加工による負担は軽減する。更に複数の加工箇所間の影響も無くなり、切削抵抗等による装着穴10a,12aの寸法精度上の影響もなくなる。
(ロ).収納凹部6,8は、樹脂製シリンダヘッドカバー本体4の内面4a側に形成されている。このため樹脂製キャップ18,20は樹脂製シリンダヘッドカバー本体4の内面4a側に接合されることで収納凹部6,8内のスリーブ10,12を固定することになる。このため樹脂製キャップ18,20と樹脂製シリンダヘッドカバー本体4との間から作動油が漏出したとしても外部に漏れることがない。したがって樹脂製シリンダヘッドカバー本体4に対する樹脂製キャップ18,20の接合は、接合強度とスリーブ10,12への密着固定のみ考慮すれば良く、接合作業に高精度を要せず接合作業が容易となる。
本実施の形態の樹脂製シリンダヘッドカバー102を図13の斜視図に示す。本実施の形態では第1収納凹部106も第2収納凹部108も共に樹脂製シリンダヘッドカバー本体104の頂板部104bに対して傾けて一体成形されている。他の構成は基本的に前記実施の形態1と同じである。
(イ).前記実施の形態1の(イ)〜(ホ)の効果を生じる。
(ロ).カムシャフト及びカムキャップ側の油路を吸気側も排気側も同一配置とすれば、第1収納凹部106も第2収納凹部108も同一形状の樹脂製キャップを用いることができるので、部品が共通化でき、コストが低減できる。
本実施の形態の樹脂製シリンダヘッドカバー202を図14の斜視図に示す。本実施の形態では第1収納凹部206も第2収納凹部208も共に樹脂製シリンダヘッドカバー本体204の頂板部204bに対して平行に一体成形されている。ただし第1収納凹部206と第2収納凹部208とではOCVの装着のために頂板部204bにおける高さが異なっている。他の構成は基本的に前記実施の形態1と同じである。
(イ).前記実施の形態1の(イ)〜(ホ)の効果を生じる。
(ロ).前記実施の形態2の(ロ)の効果を生じる。
本実施の形態の樹脂製シリンダヘッドカバー302を図15の斜視図に示す。本実施の形態では第1収納凹部306も第2収納凹部308も共に樹脂製シリンダヘッドカバー本体304の頂板部304bに対して平行であるが、OCVの装着方向が逆に配置されて一体成形されている。したがって第1収納凹部306と第2収納凹部308とで、前記実施の形態3のようにOCVの装着のために頂板部304bにおける高さを変える必要がない。他の構成は基本的に前記実施の形態1と同じである。
(イ).前記実施の形態1の(イ)〜(ホ)の効果を生じる。
(ロ).カムシャフト及びカムキャップ側の油路配置を調節することで、第1収納凹部306も第2収納凹部308も同一形状の樹脂製キャップを用いることができるので、部品が共通化でき、コストが低減できる。
[実施の形態5]
本実施の形態の樹脂製シリンダヘッドカバー402を図16の斜視図に示す。本実施の形態では第1収納凹部406と第2収納凹部408とはOCVの装着方向が逆であるとともに、それぞれ樹脂製シリンダヘッドカバー本体404の頂板部404bに対して傾けられて一体成形されている。したがって第1収納凹部406と第2収納凹部408とで、前記実施の形態3のようにOCVの装着のために頂板部404bにおける高さを変える必要がない。他の構成は基本的に前記実施の形態1と同じである。
(イ).前記実施の形態1の(イ)〜(ホ)の効果を生じる。
(ロ).カムシャフト及びカムキャップ側の油路配置を調節することで、第1収納凹部406も第2収納凹部408も同一形状の樹脂製キャップを用いることができるので、部品が共通化でき、コストが低減できる。
本実施の形態の樹脂製シリンダヘッドカバー502を図17の斜視図に示す。本実施の形態では第1収納凹部506と第2収納凹部508とはOCVの装着方向が逆であるとともに、完全に樹脂製シリンダヘッドカバー502内部に収納されている。他の構成は基本的に前記実施の形態1と同じである。
(イ).前記実施の形態1の(イ)〜(ホ)の効果を生じる。
(ロ).前記実施の形態4の(ロ)の効果を生じると共に、樹脂製シリンダヘッドカバー502内にスペース的に余裕があれば、本実施の形態のごとくの構成により、OCVを装着できる樹脂製シリンダヘッドカバー502であっても、高さを変更させないようにできる。
(a).前記各実施の形態では樹脂製キャップは収納凹部に対して溶着により接合されたが、これ以外の接合により収納凹部に樹脂製キャップを固定しても良い。例えば、接着剤によって接合しても良い。あるいは接着剤と溶着との両方を用いても良い。
Claims (6)
- 内燃機関の可変動弁機構への作動油圧給排を制御するオイルコントロールバルブが装着される樹脂製シリンダヘッドカバーであって、
収納凹部を形成すると共に該収納凹部の一部がオイルコントロールバルブの挿入開口部を形成している樹脂製シリンダヘッドカバー本体と、
前記樹脂製シリンダヘッドカバー本体を形成する樹脂よりも高剛性の材料にて形成され、前記収納凹部に配置されて内部空間を装着穴とし、該装着穴に装着されるオイルコントロールバルブのポートに接続するための油孔を有するスリーブと、
前記収納凹部をカバーして前記樹脂製シリンダヘッドカバー本体に取り付けられることにより前記収納凹部に収納された前記スリーブを固定する樹脂製キャップと、
を備えたことを特徴とする樹脂製シリンダヘッドカバー。 - 請求項1において、前記スリーブは金属材料にて形成されていることを特徴とする樹脂製シリンダヘッドカバー。
- 請求項1又は2において、前記収納凹部は、前記樹脂製シリンダヘッドカバー本体の内面側に形成され、一部がオイルコントロールバルブの挿入開口部として外面側に開放されていることを特徴とする樹脂製シリンダヘッドカバー。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記樹脂製キャップは、前記スリーブに設けられた油孔に対応した位置に作動油を給排するための油孔又油路を形成していることを特徴とする樹脂製シリンダヘッドカバー。
- 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記樹脂製キャップは、前記樹脂製シリンダヘッドカバー本体の収納凹部の周縁部と溶着によって接合されることにより、前記収納凹部内の前記スリーブを固定することを特徴とする樹脂製シリンダヘッドカバー。
- 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記スリーブの外周には、前記スリーブに設けられた油孔に対応した位置に油孔を有するゴム状弾性体からなる円筒状ガスケットが圧縮状態で配置されて、前記スリーブと、前記収納凹部及び前記樹脂製キャップとの間でのシールがなされていることを特徴とする樹脂製シリンダヘッドカバー。
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