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JP4123865B2 - ピンチロールの潤滑ミストスプレー装置 - Google Patents

ピンチロールの潤滑ミストスプレー装置 Download PDF

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JP4123865B2 JP2002234997A JP2002234997A JP4123865B2 JP 4123865 B2 JP4123865 B2 JP 4123865B2 JP 2002234997 A JP2002234997 A JP 2002234997A JP 2002234997 A JP2002234997 A JP 2002234997A JP 4123865 B2 JP4123865 B2 JP 4123865B2
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    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • B22D11/128Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for removing
    • B22D11/1287Rolls; Lubricating, cooling or heating rolls while in use

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金属ストリップ連続鋳造装置に備えられるピンチロールの潤滑ミストスプレー装置に関する。より詳細には、双ロール式連続鋳造機に備えられるピンチロールの潤滑ミストスプレー装置に関するが、これに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
従来、溶融金属から金属板を連続的に鋳造する一手段として、種々の双ロール式連続鋳造機が提案されている。
【0003】
図9は特開昭63−26240号公報及び特開昭63−30158号公報に開示されているストリップキャスタ(双ロール式連続鋳造機)を示すものである。図9中、1a,1bは一対の内部冷却される鋳造ロールであり、該鋳造ロール1a,1bは、水平に且つ互いに平行にロールギャップを有して並ぶように配置されている。この鋳造ロール1a,1bの直上には、鋳造ロール1a,1bの間に溶融金属溜まり2を形成させるためのタンディッシュ3及びサイド堰3aが設けられており、鋳造ロール1a,1bの間に溶融金属溜まり2を形成させた状態で、図9において左側に位置する鋳造ロール1aを時計回りに、また、図9において右側に位置する鋳造ロール1bを反時計回りに同時に回動させると、鋳造ロール1a,1bの間で凝固した金属が鋳造ロール1a,1bのロールギャップに応じた板厚の高温ストリップ4に成形されて鋳造ロール1a,1bの下方へ連続的に送り出されるようになっている。
【0004】
5a,5bは一対の案内用のピンチロール群であり、該ピンチロール群5a,5bは、鋳造ロール1a,1bから下方へ送り出される高温ストリップ4を板厚方向に挾持し得るように、鋳造ロール1a,1bの直下に配置されている。6は側方から見て湾曲板状に形成されたストリップガイド部材であり、該ストリップガイド部材6は、ピンチロール群5a,5bから下方へ送り出されるストリップ4を水平方向へ案内するように、ピンチロール群5a,5bの下方に配置されている。
【0005】
7はピンチロール7a,7bを備えたピンチロール装置であり、ピンチロール7a,7bは、ストリップガイド部材6によって水平方向に案内されるストリップ4を板厚方向に挾持して搬送するように、ストリップガイド部材6のストリップ移動方向下流側に配置されている。
【0006】
8は巻取機であり、該巻取機8は、ピンチロール7a,7bから水平に送り出されるストリップ4を巻き取り得るように、ピンチロール装置7の下流側に配置している。
【0007】
上述した鋳造ロール1a,1bの下半部、ピンチロール群5a,5b、ストリップガイド部材6、ピンチロール装置7、巻取機8からなるストリップ4の移動経路は、大型のガスチャンバ9に内装されており、該ガスチャンバ9の内部には、ストリップガイド部材6とピンチロール装置7との間において、ストリップ4の下面及び上面に対峙するようにノズル10a,10bが設けられている。このノズル10a,10bには、供給管11a,11bを介しガス供給源12が接続され、ガスチャンバ9には、供給管13a,13bを介しガス供給源14が接続されている。
【0008】
すなわち、図9に示す双ロール式連続鋳造機においては、窒素ガス等の無酸化ガスをガスチャンバ9へ供給することにより該ガスチャンバ9の内部を無酸化ガス雰囲気とし、更に、窒素ガスをノズル10a,10bから噴射させることにより、ストリップ4の表面にスケール(酸化被膜)が生成されるのを抑制している。また、ストリップ4の温度は、鋳造ロール1a,1bから送り出される時点において約1400℃程度であるが、ピンチロール装置7近傍では約1000℃程度に低下される。
【0009】
上記したように、金属ストリップ連続鋳造装置で製造される高温ストリップにおいてはスケールの発生を防止する必要があり、このために、図9に示したようにストリップ4の移動経路全体を大型のガスチャンバ9で覆う方式の他にも種々の方式が考えられている。例えば、ストリップ4の移動経路をピンチロール7a,7b位置で前後に分け、ストリップ4を前側のガスチャンバと後測のガスチャンバとピンチロール7a,7bを覆うロールチャンバで包囲するようにした方式がある。又、金属ストリップ連続鋳造装置には前記ピンチロール装置7の後段(下流側)に圧延機を設置する場合があり、この場合には圧延機の直前位置までガスチャンバを設けたり、或いは圧延機とその前後にもガスチャンバを設ける方式がある。
【0010】
しかし、いずれの場合にも通常、少なくともピンチロール7a,7bの位置まではガスチャンバ9で覆うようにしており、このために1000℃前後のストリップ4を搬送するピンチロール7a,7bの近傍は非常に高温の雰囲気となり、このためにピンチロール7a,7bを冷却水で外部冷却することはできない。このため、ピンチロール7a,7bは、ロール内部に冷却水を通す流路を備えて内部冷却するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
一方、双ロール式連続鋳造機に使用されるピンチロール7a,7bは、1000℃前後の高温ストリップを搬送する目的から、ピンチロール7a,7bのロール表面が短期間で荒れるという問題があり、更にはピンチロール7a,7bとストリップ4が焼付きを生じる問題がある。このため、ピンチロール7a,7bによるピンチング時に、ストリップ4にロールマークが発生してストリップ4の表面品質が大幅に低下したり、或いは実質的に目的とする製品が得られなくなるという問題がある。
【0012】
このような場合は、双ロール式連続鋳造機の運転を停止して、前記ピンチロールを研磨仕上された交換用のピンチロールと交換する必要があり、このためにラインを停止する回数が増加してストリップの生産能力が低下するという問題がある。
【0013】
本発明は、上記した問題に鑑みてなしたもので、簡単な構成でピンチロールに潤滑ミストを均一にスプレーすることを可能にし、ピンチロールの焼付き防止、ピンチング時のロールマーク発生防止を図れるようにしたピンチロールの潤滑ミストスプレー装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、金属ストリップ連続鋳造装置のガスチャンバで覆われたストリップを搬送するピンチロールの潤滑ミストスプレー装置であって、潤滑油供給管と気体供給管を固定部材により一体に固定し、ピンチロールの表面と所要の間隔を有して平行に配置したスプレーヘッダと、該スプレーヘッダの長手方向所要間隔ごとに前記潤滑油供給管と気体供給管とに連通してピンチロール表面に潤滑ミストを噴射するミストノズルと、を備えたことを特徴とするピンチロールの潤滑ミストスプレー装置、に係るものである。
【0015】
好ましくは、前記ミストノズルは、潤滑油供給管に形成した油開口と気体供給管に形成した気体開口とに対しoリングを備えて嵌合する連結ピンにより気密に連結され、且つ固定ボルトにより前記固定部材に固定されていることを含む。
【0016】
好ましくは、前記潤滑油供給管と気体供給管にフィルタが備えられていることを含む。
【0017】
上記手段によれば次のように作用する。
【0018】
気体供給管と潤滑油供給管を一体に固定してスプレーヘッダを構成し、該スプレーヘッダの所要間隔ごとにミストノズルを配置しているので、潤滑ミストスプレー装置を小型で簡略な構成とすることができ、よってロールチャンバ内の狭い空間内に潤滑ミストスプレー装置を容易に設置することができる。
【0019】
更に、ミストノズルは、気体供給管の気体開口と潤滑油供給管の油開口とにoリングを備えた連結ピンにより気密に連結され、且つ固定ボルトにより固定部材に固定した構成を有するので、ミストノズルをスプレーヘッダに取り付けるための作業を容易にできる。
【0020】
又、気体供給管及び潤滑油供給管にフィルタを備えているので、ミストノズルが詰まるような問題を防止できる。
【0021】
上記したように、スプレーヘッダに備えたミストノズルによってピンチロールに潤滑ミストを均一に噴射することにより、ピンチロールの焼付きを防止し、ピンチング時のロールマークの発生を防止できるので、ラインを停止する回数を減少して生産性を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は本発明のピンチロールの潤滑ミストスプレー装置の形態例を示す全体正面図、図2は図1のII−II方向矢視図、図3は図1のIII部の拡大断面図、図4は図1のIV部の拡大断面図、図5は図1のV−V方向拡大矢視図である。
【0024】
図1、図2に示すように、金属ストリップ連続鋳造装置に備えてストリップ4を搬送するためのピンチロール装置7は、上下のピンチロール7a,7bがハウジング51に対し図示しないロールチョックにより回転可能に支持されており、且つ上ピンチロール7bは昇降を行ってストリップ4をピンチングするようになっている。更に、ピンチロール装置7には、前記ピンチロール7a,7bの外部を覆うことにより前記ガスチャンバの一部を構成するようにしたロールチャンバ52が備えられており、これによりストリップ4の移動経路を無酸化ガス雰囲気に保持できるようにしている。前記ロールチャンバ52は内部に水が導入されて冷却されるようになっている。
【0025】
上記構成において、ロールチャンバ52の内部にピンチロール7a,7bの潤滑ミストスプレー装置を設ける。図1、図2の例ではピンチロール7a,7bの夫々に対応して潤滑ミストスプレー装置を配置している。
【0026】
上記潤滑ミストスプレー装置は、ピンチロール7a,7bの表面と所要の間隔を有して平行に配置したスプレーヘッダ53a,53bと、夫々のスプレーヘッダ53a,53bの長手方向所要間隔ごとに配置したミストノズル54とから構成されている。図2の例では、下ピンチロール7aの右斜め下部にスプレーヘッダ53aが配置され、上ピンチロール7bの右斜め上部にスプレーヘッダ53bが配置されている。
【0027】
夫々のスプレーヘッダ53a,53bは、夫々気体供給管55と潤滑油供給管56とを有している。気体供給管55は、一端(左端)が前記ロールチャンバ52に貫通配置された連結装置57に夫々連結されており、他端(右端)は夫々ピンチロール7a,7bの他端近傍まで延びている。前記連結装置57の夫々には一側(左側)のハウジング51を貫通して延びる気体導入管58が連結されている。
【0028】
潤滑油供給管56は、他端(右端)が前記ロールチャンバ52に貫通配置した連結装置59に連結されており、一端(左端)はピンチロール7a,7bの一端近傍まで延びている。前記連結装置59には他側(右側)のハウジング51を貫通して延びる潤滑油導入管60が連結されている。
【0029】
前記連結装置57は、図3に示すようにその内部に前記気体導入管58と気体供給管55とを連通する気体室61を形成しており、該気体室61には気体室61を横切るようにフィルタ62が設置されている。又、前記連結装置59は、図4に示すようにその内部に前記潤滑油導入管60と潤滑油供給管56とを連通する潤滑油室63を形成しており、該潤滑油室63には潤滑油室63を横切るようにフィルタ64が設置されている。
【0030】
前記スプレーヘッダ53a,53bは、図6〜図8に示すように、前記気体供給管55と潤滑油供給管56の周面が互いに接触した状態に配置され、その接触部を挟む両側から固定部材65,66を溶接にて固定し、この固定部材65,66を長手方向に所要間隔ごとに複数配置することによって、気体供給管55と潤滑油供給管56を一体に組み立てた構成を有している。
【0031】
前記スプレーヘッダ53a,53bにおける固定部材65が設けられた位置には、気体供給管55と潤滑油供給管56の外面を切り欠くことによって固定部材65の外面と面一な取付面67が形成してあり、この各取付面67上に前記ミストノズル54が固定されている。
【0032】
前記気体供給管55側の取付面67には、気体供給管55の内部と連通する鉛直の気体開口68が形成されており、又、潤滑油供給管56側の取付面67には、潤滑油供給管56の内部と連通する鉛直の油開口69が形成されている。
【0033】
一方、前記ミストノズル54には、前記気体開口68と油開口69の間隔と同一の間隔を有して気体連通孔70と油連通孔71が形成してあり、この気体連通孔70と油連通孔71は、ミストノズル54の本体内に備えられる図示しない混合部に連通しており、更に該混合部はノズル口72に連通している。
【0034】
更に、前記気体開口68と気体連通孔70とにoリング73を介して嵌合する連結ピン74と、油開口69と油連通孔71とにoリング75を介して嵌合する連結ピン76とを備えている。そして、連結ピン74を気体開口68と気体連通孔70に嵌合し、連結ピン76を油開口69と油連通孔71に嵌合してミストノズル54を取付面67に設置し、ミストノズル54の外側に嵌合する逆U字状の固定具77を用いて固定ボルト78にて取付面67に固定することにより、ミストノズル54をスプレーヘッダ53a,53bに固定している。
【0035】
尚、前記ミストノズル54のノズル口72は、図1に示すようにピンチロール7a,7bの表面に対して扁平な楕円形の潤滑ミストm形状で噴射するように細長い開口となっており、しかも潤滑ミストmは互いにピンチロール7a,7bの長手方向でラップするように噴射方向が傾けられている。
【0036】
次に、上記形態例の作用を説明する。
【0037】
図1、図2のピンチロール装置7に備えた潤滑ミストスプレー装置によってピンチロール7a,7bに潤滑ミストmを噴射する際は、気体導入管58により連結装置57にNなどの気体を導入し、これにより気体供給管55に気体を供給する一方、潤滑油導入管60により連結装置59に潤滑油を導入し、これにより潤滑油供給管56に潤滑油を供給する。
【0038】
この時、前記連結装置57の気体室61及び連結装置59の潤滑油室63にはフィルタ62,64が設置されているので、気体供給管55に供給される気体と潤滑油供給管56に導かれる潤滑油は、異物が混入されない清浄な状態で供給されることになり、よってミストノズル54が詰まるのを防止することができる。
【0039】
前記スプレーヘッダ53a,53bに対して所定間隔ごとに配置されたミストノズル54は、気体供給管55に形成した気体開口68と気体連通孔70が連結ピン74にて気密に連通しており、且つ、潤滑油供給管56の油開口69と油連通孔71が連結ピン76にて気密に連通しているので、前記気体供給管55の気体と潤滑油供給管56の油がミストノズル54内部で混合されてノズル口72から噴射され、このとき図1に示すように各ミストノズル54から噴射される潤滑ミストmがピンチロール7a,7bに対して互いにラップするようになる。
【0040】
上記した潤滑ミストスプレー装置は、気体供給管55と潤滑油供給管56を一体に組み立てることによりスプレーヘッダ53a,53bを構成し、該スプレーヘッダ53a,53bの所要間隔ごとにミストノズル54を配置した構成としたので、潤滑ミストスプレー装置が小型で簡略な構成となり、よってロールチャンバ52内の狭い空間に容易に設置できるようになる。
【0041】
更に、ミストノズル54は、気体供給管55の気体開口68と潤滑油供給管56の油開口69とにoリング73,75を備えた連結ピン74,76により気密に連結され、且つ固定ボルト78により固定部材65に固定した構成を有しているので、ミストノズル54をスプレーヘッダ53a,53bに取り付けるための作業が容易になる。
【0042】
上記したように、スプレーヘッダ53a,53bに対して所要間隔ごとに設置したミストノズル54によりピンチロール7a,7bに潤滑ミストmを均一に噴射してピンチロール7a,7bを潤滑しているので、ピンチロール7a,7bの焼付きの防止、ピンチング時のロールマークの発生を防止することができ、よってラインを停止する回数が減少して生産性を向上させることができる。
【0043】
尚、本発明は上記形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
【0045】
気体供給管と潤滑油供給管を一体に固定してスプレーヘッダを構成し、該スプレーヘッダの所要間隔ごとにミストノズルを配置しているので、潤滑ミストスプレー装置を小型で簡略な構成とすることができ、よってロールチャンバ内の狭い空間内に潤滑ミストスプレー装置を容易に設置することができる。
【0046】
更に、ミストノズルは、気体供給管の気体開口と潤滑油供給管の油開口とにoリングを備えた連結ピンにより気密に連結され、且つ固定ボルトにより固定部材に固定した構成を有するので、ミストノズルをスプレーヘッダに取り付けるための作業を容易にできる。
【0047】
又、気体供給管及び潤滑油供給管にフィルタを備えているので、ミストノズルが詰まるような問題を防止できる。
【0048】
上記したように、スプレーヘッダに備えたミストノズルによってピンチロールに潤滑ミストを均一に噴射することにより、ピンチロールの焼付きを防止し、ピンチング時のロールマークの発生を防止できるので、ラインを停止する回数を減少して生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピンチロールの潤滑ミストスプレー装置の形態例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】図1のIII部の拡大断面図である。
【図4】図1のIV部の拡大断面図である。
【図5】図1のV−V方向拡大矢視図である。
【図6】図5のスプレーヘッダとミストノズルの詳細を示す断面図である。
【図7】図6のVII−VII方向矢視図である。
【図8】図6のVIII−VIII方向矢視図である。
【図9】従来のストリップキャスタの一例を示す全体概略側面図である。
【符号の説明】
4 高温ストリップ(ストリップ)
7 ピンチロール装置
7a,7b ピンチロール
52 ロールチャンバ(ガスチャンバ)
53a,53b スプレーヘッダ
54 ミストノズル
55 気体供給管
56 潤滑油供給管
62 フィルタ
64 フィルタ
65,66 固定部材
68 気体開口
69 油開口
73 oリング
74 連結ピン
75 oリング
76 連結ピン
78 固定ボルト
m 潤滑ミスト

Claims (3)

  1. 金属ストリップ連続鋳造装置のガスチャンバで覆われたストリップを搬送するピンチロールの潤滑ミストスプレー装置であって、潤滑油供給管と気体供給管を固定部材により一体に固定し、ピンチロールの表面と所要の間隔を有して平行に配置したスプレーヘッダと、該スプレーヘッダの長手方向所要間隔ごとに前記潤滑油供給管と気体供給管とに連通してピンチロール表面に潤滑ミストを噴射するミストノズルと、を備えたことを特徴とするピンチロールの潤滑ミストスプレー装置。
  2. 前記ミストノズルは、潤滑油供給管に形成した油開口と気体供給管に形成した気体開口とに対しoリングを備えて嵌合する連結ピンにより気密に連結され、且つ固定ボルトにより前記固定部材に固定されていることを特徴とする請求項1記載のピンチロールの潤滑ミストスプレー装置。
  3. 前記潤滑油供給管と気体供給管にフィルタが備えられていることを特徴とする請求項1記載のピンチロールの潤滑ミストスプレー装置。
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