JP3356408B2 - ビレット連続鋳造設備におけるスプレイ冷却方法およびスプレイ冷却装置 - Google Patents
ビレット連続鋳造設備におけるスプレイ冷却方法およびスプレイ冷却装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術の分野】本発明は、連続鋳造機のモ
ールドから引き抜かれたビレットをビレット引抜通路内
で水噴射で冷却するスプレイ冷却方法およびこの方法を
実施するのに使用されるビレット連続鋳造機のスプレイ
冷却装置に関する。
ールドから引き抜かれたビレットをビレット引抜通路内
で水噴射で冷却するスプレイ冷却方法およびこの方法を
実施するのに使用されるビレット連続鋳造機のスプレイ
冷却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ビレット用連続鋳造機において、モール
ド内で１次冷却された半凝固状態のビレットはモールド
直下のビレット引抜通路内で２次冷却される。この２次
冷却は通常水噴射によるスプレイ冷却であり、ビレット
の４面にスプレイノズルから冷却水が吹き付けられて引
抜通路を通過するうちに徐々に凝固したビレットとなっ
ていく。従来、ビレット２次冷却用のスプレイ冷却装置
は装置フレームがモールド下面に４本のボルトで着脱可
能に固定され、鋳造するビレットのサイズが変更になる
と、前記スプレイ装置全体を取り外してそのサイズに適
応したスプレイ装置と交換し、これによって２次冷却帯
におけるビレットの均一冷却を確保していた。
ド内で１次冷却された半凝固状態のビレットはモールド
直下のビレット引抜通路内で２次冷却される。この２次
冷却は通常水噴射によるスプレイ冷却であり、ビレット
の４面にスプレイノズルから冷却水が吹き付けられて引
抜通路を通過するうちに徐々に凝固したビレットとなっ
ていく。従来、ビレット２次冷却用のスプレイ冷却装置
は装置フレームがモールド下面に４本のボルトで着脱可
能に固定され、鋳造するビレットのサイズが変更になる
と、前記スプレイ装置全体を取り外してそのサイズに適
応したスプレイ装置と交換し、これによって２次冷却帯
におけるビレットの均一冷却を確保していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のビ
レット連続鋳造機のスプレイ冷却装置は、各サイズのビ
レットに対して専用の装置となっており、ビレットサイ
ズが変わる毎に一旦モールドをオフラインに吊り出し、
４箇所すべてのボルトを外してスプレイ装置を交換しな
ければならないので、サイズ変更時に多大の費用と労力
を要し、生産性を低下させる原因となっていた。
レット連続鋳造機のスプレイ冷却装置は、各サイズのビ
レットに対して専用の装置となっており、ビレットサイ
ズが変わる毎に一旦モールドをオフラインに吊り出し、
４箇所すべてのボルトを外してスプレイ装置を交換しな
ければならないので、サイズ変更時に多大の費用と労力
を要し、生産性を低下させる原因となっていた。
【０００４】本発明は、ビレットサイズの変更時でもス
プレイ装置を交換せずに均一冷却を確保でき、これによ
ってビレットサイズ変更時間の短縮、省力化を図り、生
産性の向上を達成できるビレット連続鋳造設備における
スプレイ冷却方法およびスプレイ冷却装置を提供するこ
とにある。
プレイ装置を交換せずに均一冷却を確保でき、これによ
ってビレットサイズ変更時間の短縮、省力化を図り、生
産性の向上を達成できるビレット連続鋳造設備における
スプレイ冷却方法およびスプレイ冷却装置を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるビレット連
続鋳造設備におけるスプレイ冷却方法は、ビレットを囲
包するスプレイ装置のフレームに４体のスプレイノズル
をビレット中心に対して等距離上でかつビレット周囲に
等中心角度間隔に固定配置し、ビレットサイズの変更時
に前記スプレイ装置の前記フレームをビレット基準面に
対して垂直な方向に、かつ該ビレット基準面からこれに
対峙するスプレイノズルまでの距離と該ビレット基準面
に平行なビレット側面からこれに対峙するスプレイノズ
ルまでの距離が等しくなる量だけ移動させるようにした
ものである。
続鋳造設備におけるスプレイ冷却方法は、ビレットを囲
包するスプレイ装置のフレームに４体のスプレイノズル
をビレット中心に対して等距離上でかつビレット周囲に
等中心角度間隔に固定配置し、ビレットサイズの変更時
に前記スプレイ装置の前記フレームをビレット基準面に
対して垂直な方向に、かつ該ビレット基準面からこれに
対峙するスプレイノズルまでの距離と該ビレット基準面
に平行なビレット側面からこれに対峙するスプレイノズ
ルまでの距離が等しくなる量だけ移動させるようにした
ものである。
【０００６】また、本発明よるビレット連続鋳造設備の
スプレイ冷却装置は、スプレイ装置の冷却水供給管に取
り付けられる４体のスプレイノズルをビレット中心に対
して等距離上でかつビレット周囲に等中心角度間隔に配
置し、モールド下面に前記スプレイ装置のフレームを２
箇所の取付ボルトと２箇所のピンで連結し、前記フレー
ムに形成されかつ前記取付ボルトが挿入されるボルト挿
通孔および前記ピンが挿入されるピン孔を前記ビレット
に対して垂直方向にのびる長孔としたものである。
スプレイ冷却装置は、スプレイ装置の冷却水供給管に取
り付けられる４体のスプレイノズルをビレット中心に対
して等距離上でかつビレット周囲に等中心角度間隔に配
置し、モールド下面に前記スプレイ装置のフレームを２
箇所の取付ボルトと２箇所のピンで連結し、前記フレー
ムに形成されかつ前記取付ボルトが挿入されるボルト挿
通孔および前記ピンが挿入されるピン孔を前記ビレット
に対して垂直方向にのびる長孔としたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明を好適な実施形態に
ついて図面を参照して説明する。図１は本発明の実施例
に係るビレット連続鋳造機のスプレイ冷却装置の正面図
である。また図３は図１のＡ−Ａ線に沿った部分的な断
面図、図４は図１のＢ−Ｂ線に沿った部分的な断面図で
ある。モールド下側の溶鋼排出口２から１次冷却の終っ
たビレット３（図１には図示省略）がガイドロール４に
導かれて引抜通路を矢印方向に移動し、該通路のわん曲
帯を経て水平送出路（いずれも図示省略）の末端から取
り出される。モールド１の下面にはスプレイ装置５のフ
レーム６が装着されるが、片側の２箇所、この実施例で
は、わん曲通路の外側（引抜通路を挟んでわん曲中心の
反対側）の装置フレーム６の２箇所が取付ボルト７によ
って、該フレーム６に形成されたボルト挿通孔７ａを介
して、モールド下面に連結され、他方の内側の２箇所が
ピン孔８とピン９との係合で連結される。ピン孔８はモ
ールド下面に設けられたブラケット１０に形成され、ま
た図１および図２に示すようにボルト挿通孔７ａおよび
ピン孔８はビレットに対して垂直方向（わん曲通路の内
外方向）にのびる長孔となっている。スプレイ装置５の
フレーム６に設けられたピン９はピン孔８に挿入され、
したがって外側の取付ボルト７を緩めることにより、ス
プレイ装置５は前記長孔の範囲内でビレットに対して垂
直方向（図１の矢印方向）にスライド可能である。
ついて図面を参照して説明する。図１は本発明の実施例
に係るビレット連続鋳造機のスプレイ冷却装置の正面図
である。また図３は図１のＡ−Ａ線に沿った部分的な断
面図、図４は図１のＢ−Ｂ線に沿った部分的な断面図で
ある。モールド下側の溶鋼排出口２から１次冷却の終っ
たビレット３（図１には図示省略）がガイドロール４に
導かれて引抜通路を矢印方向に移動し、該通路のわん曲
帯を経て水平送出路（いずれも図示省略）の末端から取
り出される。モールド１の下面にはスプレイ装置５のフ
レーム６が装着されるが、片側の２箇所、この実施例で
は、わん曲通路の外側（引抜通路を挟んでわん曲中心の
反対側）の装置フレーム６の２箇所が取付ボルト７によ
って、該フレーム６に形成されたボルト挿通孔７ａを介
して、モールド下面に連結され、他方の内側の２箇所が
ピン孔８とピン９との係合で連結される。ピン孔８はモ
ールド下面に設けられたブラケット１０に形成され、ま
た図１および図２に示すようにボルト挿通孔７ａおよび
ピン孔８はビレットに対して垂直方向（わん曲通路の内
外方向）にのびる長孔となっている。スプレイ装置５の
フレーム６に設けられたピン９はピン孔８に挿入され、
したがって外側の取付ボルト７を緩めることにより、ス
プレイ装置５は前記長孔の範囲内でビレットに対して垂
直方向（図１の矢印方向）にスライド可能である。
【０００８】装置フレーム６にほぼ４角形環状の冷却水
供給管１１が取付られ、該供給管の上側および下側に、
かつ４角形各辺部の中央に、ビレット３の各面に水を噴
射する各々４体のスプレイノズル１２が分岐管１５を介
して取り付けられている。ここでは前記供給管１１の上
側の１個のノズルと下側の１個のノズルで１体のスプレ
イノズル１２が構成される。この構成で４体のスプレイ
ノズル１２はビレット中心に対して等距離でかつビレッ
ト周囲に等中心角度（９０°）間隔で位置している。図
５および図６はビレット３とその周囲の４体のスプレイ
ノズル１２との関係を示した平面図であり、図６は図５
のビレット３に対してサイズの小さいビレット１３にサ
イズ替えした場合である。いずれもビレット３，１３は
正方形の横断面形状を有する。マシンの基準線Ｓに対し
てＯ側がわん曲ビレット通路の外側、Ｉ側がわん曲ビレ
ット通路の内側である。ビレットの１つの面はビレット
サイズにかかわらず常にこの基準線Ｓと一致している。
このマシン基準線Ｓと一致するビレット面をここではビ
レット基準面３ａ，１３ａとする。
供給管１１が取付られ、該供給管の上側および下側に、
かつ４角形各辺部の中央に、ビレット３の各面に水を噴
射する各々４体のスプレイノズル１２が分岐管１５を介
して取り付けられている。ここでは前記供給管１１の上
側の１個のノズルと下側の１個のノズルで１体のスプレ
イノズル１２が構成される。この構成で４体のスプレイ
ノズル１２はビレット中心に対して等距離でかつビレッ
ト周囲に等中心角度（９０°）間隔で位置している。図
５および図６はビレット３とその周囲の４体のスプレイ
ノズル１２との関係を示した平面図であり、図６は図５
のビレット３に対してサイズの小さいビレット１３にサ
イズ替えした場合である。いずれもビレット３，１３は
正方形の横断面形状を有する。マシンの基準線Ｓに対し
てＯ側がわん曲ビレット通路の外側、Ｉ側がわん曲ビレ
ット通路の内側である。ビレットの１つの面はビレット
サイズにかかわらず常にこの基準線Ｓと一致している。
このマシン基準線Ｓと一致するビレット面をここではビ
レット基準面３ａ，１３ａとする。
【０００９】図５の例において、冷却水供給管１１上の
スプレイノズル１２は、互いに対向するものどおしがそ
れぞれビレット３の２つの平行な面に対峙している。そ
して、一対の対向したスプレイノズル１２は前記基準線
Ｓに合致したビレット基準面３ａの中心線Ｈ上に存し、
他方の対のスプレイノズル１２は前記ビレット基準面３
ａと直角関係にある他のビレット面３ｂの中心線Ｃ上に
位置しており、さらに各々４つのビレット面とこれに対
峙するスプレイノズル１２との距離ｄはすべて等しくな
っている。なお、図５の場合はビレットの中心Ｃとモー
ルドフレームの中心とが一致している。
スプレイノズル１２は、互いに対向するものどおしがそ
れぞれビレット３の２つの平行な面に対峙している。そ
して、一対の対向したスプレイノズル１２は前記基準線
Ｓに合致したビレット基準面３ａの中心線Ｈ上に存し、
他方の対のスプレイノズル１２は前記ビレット基準面３
ａと直角関係にある他のビレット面３ｂの中心線Ｃ上に
位置しており、さらに各々４つのビレット面とこれに対
峙するスプレイノズル１２との距離ｄはすべて等しくな
っている。なお、図５の場合はビレットの中心Ｃとモー
ルドフレームの中心とが一致している。
【００１０】或る１つのサイズのビレット、例えば図５
に示す１５０ｍｍ角の正方形横断面のビレット３の鋳造
後、ビレットサイズを変更する場合、例えば図６に示す
１３５ｍｍ角の正方形断面のビレット１３にサイズ替え
する場合には、２箇所の取付ボルト７を緩め、ともに長
孔で構成されるボルト挿通孔７ａおよびピン孔８から取
付ボルト７およびピン９を抜去せずにスプレイ装置５の
フレーム６をビレット１３のわん曲通路の内側Ｉから外
側ＯへモールドフレームＣ中心に対して調整量εだけス
ライドさせ、前記ビレット基準面１３ａおよびこれと平
行な反対側のビレット面とこれらの面に対峙するスプレ
イノズル１２との距離が両側で等しくなるようにする。
また、前記ビレット基準面１３ａの中心Ｈ（ビレットデ
ィスチャージ方向に対し直角方向のビレット中心）はサ
イズ替え前と変らず、しかもビレット１３は正方形横断
面を有し、かつ冷却水供給管１１は４角形の環体であっ
てその各辺部に設けられる各ノズル１２の先端は前記供
給管各辺部から同じ長さで延びているため、前記ビレッ
ト基準面１３ａと直角関係にある２つのビレット面１３
ｂとそれぞれこれに対峙するスプレイノズル１２との距
離は等しく、結局スプレイ装置５を前記調整量εだけス
ライドさせるだけでサイズ替え後もビレットの各４面と
これに対峙するスプレイノズル１２との距離ｆはすべて
等しくなる。
に示す１５０ｍｍ角の正方形横断面のビレット３の鋳造
後、ビレットサイズを変更する場合、例えば図６に示す
１３５ｍｍ角の正方形断面のビレット１３にサイズ替え
する場合には、２箇所の取付ボルト７を緩め、ともに長
孔で構成されるボルト挿通孔７ａおよびピン孔８から取
付ボルト７およびピン９を抜去せずにスプレイ装置５の
フレーム６をビレット１３のわん曲通路の内側Ｉから外
側ＯへモールドフレームＣ中心に対して調整量εだけス
ライドさせ、前記ビレット基準面１３ａおよびこれと平
行な反対側のビレット面とこれらの面に対峙するスプレ
イノズル１２との距離が両側で等しくなるようにする。
また、前記ビレット基準面１３ａの中心Ｈ（ビレットデ
ィスチャージ方向に対し直角方向のビレット中心）はサ
イズ替え前と変らず、しかもビレット１３は正方形横断
面を有し、かつ冷却水供給管１１は４角形の環体であっ
てその各辺部に設けられる各ノズル１２の先端は前記供
給管各辺部から同じ長さで延びているため、前記ビレッ
ト基準面１３ａと直角関係にある２つのビレット面１３
ｂとそれぞれこれに対峙するスプレイノズル１２との距
離は等しく、結局スプレイ装置５を前記調整量εだけス
ライドさせるだけでサイズ替え後もビレットの各４面と
これに対峙するスプレイノズル１２との距離ｆはすべて
等しくなる。
【００１１】ビレットを図５のビレット３より大きいサ
イズに変更するときは、スプレイ装置フレームを前述と
逆方向、即ちビレットわん曲通路の外側から内側へスラ
イドさせてスプレイノズルとビレット面との距離を両側
で等しくする。なお上述の実施例ではスプレイ装置のフ
レームにピンを設け、ピン孔をモールド下面のブラケッ
トに形成したが、これを逆にして前記フレームに長孔の
ピン孔を、モールド下面側にピンを設けるようにしても
良いことは勿論である。また上述の実施例では冷却水供
給管１１は４角形状の環体としたが、本発明はこのよう
な形態に限定されるものではなく、ビレットを囲む円環
状の供給管あるいは８角形状の供給管としてもよく、さ
らに各スプレイノズルを適当な１つの機枠に保持し、近
傍の適当な箇所に設置した冷却水供給ヘッダから配管を
介して各スプレイノズルに冷却水を圧送するようにして
もよい。このような態様も本発明の範囲に含まれるもの
である。
イズに変更するときは、スプレイ装置フレームを前述と
逆方向、即ちビレットわん曲通路の外側から内側へスラ
イドさせてスプレイノズルとビレット面との距離を両側
で等しくする。なお上述の実施例ではスプレイ装置のフ
レームにピンを設け、ピン孔をモールド下面のブラケッ
トに形成したが、これを逆にして前記フレームに長孔の
ピン孔を、モールド下面側にピンを設けるようにしても
良いことは勿論である。また上述の実施例では冷却水供
給管１１は４角形状の環体としたが、本発明はこのよう
な形態に限定されるものではなく、ビレットを囲む円環
状の供給管あるいは８角形状の供給管としてもよく、さ
らに各スプレイノズルを適当な１つの機枠に保持し、近
傍の適当な箇所に設置した冷却水供給ヘッダから配管を
介して各スプレイノズルに冷却水を圧送するようにして
もよい。このような態様も本発明の範囲に含まれるもの
である。
【００１２】
【発明の効果】このようにビレットの各４面とスプレイ
ノズルとの距離がビレットサイズに関係なく等しくなる
ようにしたので、同じ冷却水供給管から各ノズルに振り
分けられた冷却水は等量、等流速でビレット各面へ向け
て噴射され、均一な冷却がもたらされる。スプレイ装置
をスライドさせる場合も２箇所の取付ボルトを緩めるだ
けでよく、従来のように４箇所のボルトを外して別のス
プレイ装置と交換する必要がないため、モールドをオフ
ラインに吊り出す作業が不要でビレットサイズ変更時の
作業時間が大幅に短縮されるとともに、これに要する労
力も軽減され、多サイズ鋳込みにおける生産性が大きく
向上する。
ノズルとの距離がビレットサイズに関係なく等しくなる
ようにしたので、同じ冷却水供給管から各ノズルに振り
分けられた冷却水は等量、等流速でビレット各面へ向け
て噴射され、均一な冷却がもたらされる。スプレイ装置
をスライドさせる場合も２箇所の取付ボルトを緩めるだ
けでよく、従来のように４箇所のボルトを外して別のス
プレイ装置と交換する必要がないため、モールドをオフ
ラインに吊り出す作業が不要でビレットサイズ変更時の
作業時間が大幅に短縮されるとともに、これに要する労
力も軽減され、多サイズ鋳込みにおける生産性が大きく
向上する。
【図１】本発明の実施例に係るビレット連続鋳造機のス
プレイ冷却装置の正面図である。
プレイ冷却装置の正面図である。
【図２】図１のＣ−Ｃ線に沿った断面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線に沿った部分的な断面図であ
る。
る。
【図４】図１のＢ−Ｂ線に沿った部分的な断面図であ
る。
る。
【図５】本発明におけるビレットと４個のスプレイノズ
ルとの関係を示した平面図である。
ルとの関係を示した平面図である。
【図６】図５のビレットに対してサイズの小さいビレッ
トにサイズ替えした場合のビレットと４個のスプレイノ
ズルとの関係を示した平面図である。
トにサイズ替えした場合のビレットと４個のスプレイノ
ズルとの関係を示した平面図である。
１ モールド ３，１３ ビレット ５ スプレイ装置 ６ スプレイ装置フレーム ７ 取付ボルト ７ａ ボルト挿通孔 ８ ピン孔 ９ ピン １１ 冷却水供給管 １２ スプレイノズル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−56768（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−159952（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−116330（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−103857（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−285615（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−267205（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−77959（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B22D 11/124 B05B 15/08
Claims (2)
- 【請求項１】ビレットを囲包するスプレイ装置のフレー
ムに４体のスプレイノズルをビレット中心に対して等距
離上でかつビレット周囲に等中心角度間隔に固定配置
し、ビレットサイズの変更時に前記スプレイ装置の前記
フレームをビレット基準面に対して垂直な方向に、かつ
該ビレット基準面からこれに対峙するスプレイノズルま
での距離と該ビレット基準面に平行なビレット側面から
これに対峙するスプレイノズルまでの距離が等しくなる
量だけ移動させることを特徴とするビレット連続鋳造設
備におけるスプレイ冷却方法。 - 【請求項２】スプレイ装置の冷却水供給管に取り付けら
れる４体のスプレイノズルをビレット中心に対して等距
離上でかつビレット周囲に等中心角度間隔に配置し、モ
ールド下面に前記スプレイ装置のフレームを２箇所の取
付ボルトと２箇所のピンで連結し、前記フレームに形成
されかつ前記取付ボルトが挿入されるボルト挿通孔およ
び前記ピンが挿入されるピン孔を前記ビレットに対して
垂直方向にのびる長孔としたことを特徴とするビレット
連続鋳造設備におけるスプレイ冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12389299A JP3356408B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ビレット連続鋳造設備におけるスプレイ冷却方法およびスプレイ冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12389299A JP3356408B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ビレット連続鋳造設備におけるスプレイ冷却方法およびスプレイ冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312954A JP2000312954A (ja) | 2000-11-14 |
| JP3356408B2 true JP3356408B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=14871939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12389299A Expired - Fee Related JP3356408B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ビレット連続鋳造設備におけるスプレイ冷却方法およびスプレイ冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3356408B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104096814B (zh) * | 2014-07-04 | 2016-12-07 | 秦皇岛首秦金属材料有限公司 | 一种扇形段喷淋系统在线与离线清理装置及制作方法 |
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1999
- 1999-04-30 JP JP12389299A patent/JP3356408B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2000312954A (ja) | 2000-11-14 |
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