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JP4122185B2 - 不揮発性メモリ装置、そのプログラム方法及びパス/フェイルの検査方法 - Google Patents

不揮発性メモリ装置、そのプログラム方法及びパス/フェイルの検査方法 Download PDF

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JP4122185B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体メモリ装置、特に不揮発性メモリ装置に関するものであり、さらに具体的には、デュアルレジスタを有するページバッファを備えるフラッシュメモリ装置に関するものである。さらに、本発明は不揮発性メモリ装置のプログラム方法及びパス/フェイルの検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、半導体メモリ装置は、高集積及び大容量が要求されており、高速に動作するシステムの支援に用いられる。このような傾向は、不揮発性メモリ(例えば、DRAM及びSRAM)と揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)に全て適用される。
【0003】
フラッシュメモリは、一般的に、NORフラッシュメモリ(NOR−typeflash memory)とNANDフラッシュメモリ(NAND−type memory)に区分される。前記NORフラッシュメモリは、高速に少量の情報を非順次に読み出すのに用いられる。前記NANDフラッシュメモリは、順次に情報を読み出すのに用いられる。
【0004】
フラッシュメモリ装置は、メモリセルを用いてデータを貯蔵する。メモリセルは複数のセルトランジスタで構成され、各セルトランジスタは制御電極とフローティングゲートとを備える。前記フラッシュメモリ装置は絶縁膜を通じたトンネリングを用いて情報を貯蔵するので、情報貯蔵には多少の時間が所要される。
【0005】
短時間に大容量の情報を貯蔵するために、NANDフラッシュメモリは、ページバッファ回路として知られたレジスタを用いる。貯蔵領域に速く貯蔵されるように大容量のデータが外部から提供される。前記大容量のデータは、先ず、前記レジスタに貯蔵され、以後に、前記メモリセルに貯蔵される。
【0006】
通常のNANDフラッシュメモリの場合に、データのページサイズは512バイトを超過しない。NANDフラッシュメモリのプログラム時間(又は情報貯蔵時間)が約200乃至500μs(Microsecond)であり、1バイトのデータが100ns(nanosecond)の間に外部からページバッファにローディングされると仮定すれば、前記ページバッファへの512バイトの情報のローディングには、約50μsが所要される。
【0007】
図1は従来技術によるメモリ装置の特定の例を示す図面である。また、図1は米国特許公報第5,831,900の図7の説明のために参照番号を追加した図面である。
【0008】
図1を参照すると、ページバッファ20−iが周辺回路によりリセットされた後に、データはデータラインIOからラッチ30にローディングされる。ローディングされたデータは、トランジスタQ4を通じて(たまには、適切なプログラム命令語信号を受け取って)メモリセル2−1,2−2,2−3にプログラムされる。このようなプログラム方法を用いてNANDフラッシュメモリをプログラムする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなプログラム方法は次のような限界を有する。すなわち、このようなプログラム動作において、データをラッチ30にローディングしようとすれば、まず、ローディングされたデータが以前プログラム周期で、プログラムを終了するまで待たなければならない。上述したように、ラッチ30にローディングされるデータはバイト単位(例えば、8ビット)で処理される。したがって、データを2048バイトほどのページにローディングするためには、長時間が所要される。これは前記レジスタの情報が対応するメモリセルに貯蔵されるまで、前記ラッチ30が持続的にデータを貯蔵するからである。
【0010】
従来技術においてのまた他の問題は、コピーバック(copy back)の問題である。時々、データの第1ページから第2ページへのコピー動作を遂行することが必要である。第1ページのメモリセルのデータがトランジスタQ7を通じて前記ラッチ回路30にラッチされた後、前記コピー動作を遂行しようとすれば、ラッチされたデータをトランジスタQ4を通じて前記第2ページにプログラムする。この場合、前記ラッチ回路により、第2ページにコピーされたプログラムされたデータが反転される。すなわち、“1”が“0”になり、“0”が“1”になる。従来技術では、フラグセルをメモリセルアレイに提供し、データが反転したか否かによって、前記フラグセルの値を更新(update)して、このような問題を解決した。
【0011】
図2は従来技術による上述の問題の特定の例を示す図面である。また、図2は米国特許公報第5,996,041の図8及び図9の説明のために参照符号を追加した図面である。
【0012】
図2を参照すると、コピーバック動作が示されている。メモリセルアレイ内の第1ページのデータがページバッファにローディングされる。以後に、前記データは前記メモリセルアレイの他の位置にコピーされるが、反転される。右側にあるビットはフラグセルとして、このデータが反転されることを示す。
【0013】
従来技術はメモリ装置がどのくらい大きくなれるのかに対する限界を有している。例えば、ページバッファ回路が2048バイトの情報を臨時的に貯蔵できると仮定すれば、1バイトの情報が100nsの周期でページバッファ回路にローディングされる時、前記2048バイトの情報へのローディングには約200μsが所要される。したがって、前記ローディング時間は200乃至500μsの情報貯蔵時間(またはプログラム時間)とほぼ同様になる。その結果、NANDフラッシュメモリの情報貯蔵の特性は前記ローディング時間により深刻な影響を受けるようになる。
【0014】
NANDフラッシュメモリの集積度が増加することによって、従来のフラッシュメモリと比較してさらに大きな容量のデータを処理しなければならない。また、データの処理において、情報貯蔵の特性が劣化されないようにしなければならない。
【0015】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためのものであり、従来技術に比べてデータの貯蔵スピードが速くて、かつコピーバック動作をさらに便利に遂行できる不揮発性メモリ装置及びそのプログラム方法を提供することを目的とする。さらに、本発明は、不揮発性メモリ装置のパス/フェイルの検査方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明による不揮発性メモリ装置は、データを貯蔵するためのメモリセルのアレイと、一群のメモリセルに貯蔵されたデータを選択するためのY−ゲーティング回路(Y−gating circuit)とを備える。前記メモリセルアレイと前記Y−ゲーティング回路との間にはページバッファが接続される。
【0017】
前記ページバッファは、前記一群のメモリセルの各々に対応するデュアルレジスタ(dual register)を含む。前記デュアルレジスタは第1レジスタ及びこれに関連した第2レジスタで構成される。前記第1及び第2レジスタは前記メモリセルアレイのセル及び前記Y−ゲーティング回路とデータを互いに交換するために用いられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図3を参照すると、本発明によるメモリ装置100は不揮発性メモリ装置、より詳しくはNANDフラッシュメモリであり得る。このメモリ装置100はデータを貯蔵するためのメモリセルのアレイ110、ページレジスタ及び感知増幅器ブロック120、そして一群のメモリセルに貯蔵されたデータを選択するためのY−ゲーティング回路130を備える。前記メモリセルアレイ110とY−ゲーティング回路130との間に前記ページレジスタ及び感知増幅器ブロック120が接続される。
【0020】
前記ページレジスタ及び感知増幅器ブロック120はデュアルレジスタ(dual register)を有するページバッファ122を含む。前記デュアルレジスタに対しては、以後、詳細に説明する。
【0021】
また、前記メモリ装置100はX−バッファラッチ及びデコーダ(X−buffers lathes and decoders)、Y−バッファラッチ及びデコーダ(Y−latches and decoders)、命令語レジスタ(command register)、制御ロジック及び高電圧発生器(control logic and high voltage generator)、そしてグローバルバッファ(global buffers)のような構成要素をさらに含む。以後の説明を通じて知られるように、前記構成要素は、データ、アドレス及び図示した命令語信号を交換する。
【0022】
図4は前記メモリセルアレイ110配列の一例を示す図面である。
【0023】
図4を参照すると、交互にBLe及びBLoで表示されたビットラインが示されている。ここで、“e”と“o”は各々偶数と奇数であり得る。多数のメモリセルM1,M2,…,Mmは各ビットラインに接続される。
【0024】
一群のメモリセル(例えば、M1)は一つのワードライン(例えば、WL1)により制御される。本発明の目的上、前記一群のメモリセルを一つのページ単位と見なす。
【0025】
図5を参照すると、ページレジスタ及び感知増幅器ブロック120とY−ゲーティング回路130がさらに詳細に説明される。
【0026】
前記Y−ゲーティング回路130は前記ページレジスタ及び感知増幅器ブロック120とデータライン131との間に連結される。ビットD0〜D7は前記データライン131によって伝達される。
【0027】
また、前記Y−ゲーティング回路130は二つのNMOSトランジスタ132,133で構成される。NMOSトランジスタ132,133は列アドレス(column address)情報から発生されるYA及びYB信号により制御される。
【0028】
前記ページレジスタ及び感知増幅器ブロック120は一つのページバッファ122を含む。このページバッファ122は感知ノードEを備える感知ライン125を含む。一つ以上のビットラインが前記ページバッファ122のノードEに連結される。図5の例において、前記ノードEに二つのビットラインBLe,BLoが連結される。
【0029】
トランジスタ141は対応するビットラインBLeに連結されたソースと、信号VIRPWRを提供するノードに連結されるドレインと、ゲート制御信号VBLeが入力されるように連結されるゲートとを備える。
【0030】
トランジスタ142は、ビットラインBLoに連結されたソースと、前記信号VIRPWRを提供するノードに連結されたドレインと、ゲート制御信号VBLoが入力されるように連結されるゲートとを備える。
【0031】
前記信号VIRPWRを提供するノードは、第1又は第2電源電圧に充電される。したがって、前記トランジスタ141,142は前記ゲート制御信号VBLe,VBLoに応答して前記第1又は第2電源電圧をビットラインBL2,BLoに印加する。
【0032】
また、NMOSトランジスタ143は、BLSHFe信号に応答して前記ビットラインBLeを前記ノードEに連結する。一方、NMOSトランジスタ144はBLSHFo信号に応答して前記ビットラインBLoをノードEに連結する。
【0033】
したがって、前記ページバッファ122は感知ライン125のノードEを通じて前記ビットラインBLe,BLoに連結される。読み出し動作が遂行される間に、PMOSトランジスタ148は前記感知ライン125を通じて前記ビットラインBLe,BLoに電流を提供する。前記PMOSトランジスタ148は電源電圧と感知ライン125との間に連結され、制御信号PLOADによってターンオン/ターンオフされる。
【0034】
重要なことは、前記ページバッファ122が二つのレジスタ150,170を備えることである。従来は、一つのレジスタのみを備えた。前記レジスタ150,170は全部感知ライン125に連結される。
【0035】
第2レジスタ150はメインレジスタ150として知られている。メインレジスタ150は二つのNMOSトランジスタ151,152と、二つのインバータ153,154と、PMOSトランジスタ155とを含む。データはインバータ153,153で構成されるメインラッチ156に貯蔵される。前記PMOSトランジスタ155はメインラッチ156用プリチャージ回路157を構成する。
【0036】
第1レジスタ170を補助レジスタ170ともいう。補助レジスタ170は二つのNMOSトランジスタ171,172と、二つのインバータ173,174と、PMOSトランジスタ175とを含む。データはインバータ173,174で構成された補助ラッチ176に貯蔵される。前記PMOSトランジスタ175は補助ラッチ176用プリチャージ回路177を構成する。
【0037】
本発明による前記ページバッファ122のデュアルレジスタ(前記二つのレジスタ150,170で構成される)は多くの長所を有する。ページバッファ回路のサイズを増加させるとして知られた機能が従来技術に比べてよく遂行される。
【0038】
前記二つのページバッファレジスタ150,170、メモリセルアレイ110、及びY−ゲーティング回路130の間でデータが円滑に交換されるように制御する構造が追加的に設けられる。
【0039】
制御信号PDUMPにより制御されるNMOSトランジスタ181がターンオンされて補助レジスタ170とメインレジスタ150との間でデータが伝達される。または、前記NMOSトランジスタ181がターンオフされて前記補助レジスタ170と前記メインレジスタ150が電気的に絶縁される。この時、前記データは感知ライン125を通じて伝達される。NMOSトランジスタ181は絶縁スイッチとしても知られている。
【0040】
NMOSトランジスタ182,183は外部から入力された信号DI,nDiに応答して前記補助レジスタ170への情報の貯蔵に各々用いられる。
【0041】
NMOSトランジスタ184はプログラムされる情報が前記メインレジスタ150からビットラインBLe,BLoのうち、選択されたいずれか一つに伝達される時、前記メインレジスタ150を前記選択された一つのビットラインに/から連結/遮断する。
【0042】
NMOSトランジスタ185は制御信号PBDOにより制御される。選択された周期の間、前記NMOSトランジスタ185は選択されたビットラインを通じて読み出された情報をページバッファ122の外部に出力する。
【0043】
トランジスタ186はプログラム状態を検査するために準備され、プログラムパス/フェイル情報(program pass/fail information)をメインレジスタ150のノードBに提供する。
【0044】
次に、本発明による半導体メモリ装置の使用方法に対して詳細に説明する。
【0045】
図6乃至図8及び図4を参照して本発明によるプログラム方法を説明する。この時、“プログラミング(programming)”というのは、メモリ装置の外部からその装置のメモリセルにデータが入力されることを意味する。
【0046】
図6は本発明によるプログラム方法の順序図600を示す図面である。この順序図600に基づいたプログラム方法は、図3に示したメモリ装置100によっても実行することができる。
【0047】
段階610において、第1外部データはY−ゲーティング回路130を通じてページバッファ122に伝達される。この時、前記データは一つ又は多数のデータで構成されたり、ページ全体のデータで構成されたりすることができる。
【0048】
段階620において、前記第1データはページバッファ122の第1レジスタに貯蔵される。この時、前記第1レジスタは補助レジスタ170であり得る。
【0049】
選択段階である段階630において、スイッチ回路が活性化されて前記第1レジスタを第2レジスタに連結させる。この時、前記第2レジスタはメインレジスタ150であり得る。前記スイッチ回路はNMOSトランジスタ181であり得り、制御信号PDUMPにより制御される。
【0050】
段階640において、前記第1レジスタに貯蔵された前記第1データが前記第2レジスタに貯蔵される。
【0051】
段階650において、前記スイッチ回路が活性化されて前記第1レジスタを第2レジスタから絶縁させる。
【0052】
段階660において、前記第2レジスタに貯蔵された前記第1データがメモリセルアレイ110のセルに貯蔵される。すなわち、プログラムされる。同時に、第2外部データが前記第1入力レジスタに入力されて貯蔵される。したがって、情報ローディング時間を増加させずに、情報貯蔵動作を遂行することができる。
【0053】
図3で説明した実施形態において、段階660で第1及び第2データを同時に貯蔵させることができることは、前記第1レジスタが前記第2レジスタから絶縁されているからである。もちろん、他の方法でも可能である。
【0054】
図7と図8を参照して本発明によるプログラム方法をさらに詳細に説明する。図7は図5の回路に印加される命令語信号を示し、横軸は9個の時間区間(time segments;1,2,…,9)に分けられる。
【0055】
図8は図7の命令語信号を印加することによって、図5の回路でデータがどのように伝達されるのかを示す図面である。この図8は図7の各時間区間を用いて図7によって説明される。
【0056】
先ず、時間区間1において、データライン131に電源電圧が印加され、トランジスタ175はPBSET信号によりターンオンされる。これを第1ページバッファに対するページバッファ設定(page buffer setting)という。
【0057】
時間区間2において、補助ラッチ176のノードDはハイレベルであり、NMOSトランジスタ132,133はYA及びYB信号によりターンオンされる。したがって、DI及びnDI信号の位相によってデータラインのデータ“0”又は“1”が補助ラッチ176に貯蔵される。これを第1ページのデータローディングといい、概ね上述の段階610に該当する。
【0058】
時間区間3において、制御信号PDUMPがハイレベルに遷移されて、前記補助レジスタ170から感知ライン125に前記貯蔵されたデータが伝達される。前記データをメインレジスタ150に伝達する前に、前記感知ライン125とラッチ156のノードAはトランジスタ148,155により各々プリチャージされる。
【0059】
時間区間4において、信号はローレベル(ロジック“0”)を有する。これをHVイネーブルという。
【0060】
時間区間5において、ビットラインBLe,BLoのうち、いずれか一つがプリチャージされて設定される。
【0061】
時間区間6と7において、上述した段階660に該当する二つの動作が同時に遂行される。すなわち、BLSLT信号を活性化してメインレジスタ150から選択されたビットラインBLeにプログラムされるデータが伝達され、伝達されたデータはさらにメモリセルに伝達される。また、プログラムされる次のデータがメモリ装置の外部から前記補助レジスタ170に貯蔵(ローディング)される。
【0062】
一般的に、プログラム動作はページ単位で遂行され、データローディング動作はバイト単位で遂行される。データローディングはデータが前記データラインから前記補助レジスタ170に伝達されることを意味し、プログラム動作はデータが前記メインレジスタ150から前記メモリセルアレイ110のメモリセルに伝達されることを意味する。上述したように、ページ単位は複数のメモリセルが一つのワードラインにより連結され、制御されることを意味する。
【0063】
前記二つの動作が同時に遂行されるので、大きな容量のデータでもデータ貯蔵の特性が維持される。したがって、補助レジスタ170を備えたページバッファ回路を実現して前記ページバッファ回路のサイズをかなり増加させることができる。
【0064】
時間区間8では読み出し動作を判別し、時間区間9では、次のローディング/プログラム動作の間に前記ビットラインが再びプリチャージされる。
【0065】
図9と図10を参照して図3のメモリ装置の読み出し動作をさらに詳細に説明する。アレイ110のメモリセルのうち、一つのセルからデータが読み出され、読み出されるメモリセルのゲート制御信号が適切な電圧をワードラインに印加することと仮定する。
【0066】
図9は図5の回路に印加される命令語信号を示し、横軸は6個の時間区間(time segmetns:1,2,…,6)に区分される。
【0067】
図10は図9の命令語信号によってデータが図5の回路でどのように伝達されるのかを示す図面である。この図10は図9の各時間区間を用いて図9によって説明される。
【0068】
簡単に言えば、補助レジスタ170を回避してメインレジスタ150を通じてデータが直接読み出される。これにより、前記補助レジスタ170はデータ読み出しを妨害せず、上述したように、データのローディングとプログラミングを容易にする。
【0069】
安定的な読み出し動作のため、VIRPWR信号をローレベル(ロジック“0”)に遷移し、制御信号VBLe,VBLoをハイレベルに活性化させることによって、先ず、前記ビットラインBLe,BLoがNMOSトランジスタ141,142を通じて放電される(時間区間1)。
【0070】
同時にPBRST信号がハイレベルからローレベルに遷移されるので、前記メインレジスタ150が所定の状態(すなわち、ハイレベル)に設定される。
【0071】
以後、PLOAD信号がローレベルに遷移されるので、PMOSロードトランジスタ148がターンオンされる。NMOSトランジスタ143の制御信号BLSHFeはビットラインプリチャージ電圧と前記NMOSトランジスタ143のしきい値電圧を加えた電圧を有するように遷移される。適切な電圧を有するビットラインBLeがプリチャージされた後に、前記BLSHFe信号は接地電圧のローレベルに遷移される。(時間区間2)
【0072】
前記ビットラインのプリチャージされた電圧は選択されたメモリセルのロジック状態により変わる。例えば、前記選択されたメモリセルがオフセルである場合、前記ビットラインのプリチャージされた電圧はそのままに維持される。しかし、前記選択されたメモリセルがオンセルである場合、前記ビットラインのプリチャージされた電圧は低くなる(時間区間3)。
【0073】
前記BLSHFe信号の電圧が前記プリチャージ電圧と上述したBLSHFe信号レベルの中間電圧に変われば、前記選択されたメモリセルがオフセルである時、前記NMOSトランジスタ143を遮断することによって、感知ライン125上の電圧は電源電圧に維持される。しかし、前記BLSHFe信号の電圧が変わらなければ、前記感知ライン125上の電圧はビットラインBLe信号に従って低くなる(又は、前記ビットラインBLeに同期される)。前記BLSHFe信号が接地電圧のロ−レベルに遷移される中間地点で、前記PLOAD信号は前記電源電圧に変わる。
【0074】
以後に、NMOSトランジスタ152のゲート制御信号は前記電源電圧のハイレベルに遷移され、NMOSトランジスタ151は感知ライン125のロジック状態によってターンオン、又はターンオフされる。その結果、前記感知ライン125のロジック状態が前記メインレジスタ150に貯蔵される(時間区間4)。
【0075】
前記メインレジスタ150に貯蔵されたデータは制御信号PBDOにより制御されるNMOSトランジスタ185を通じて、さらにはY−ゲーティング回路130を通じて、データライン131に伝達される(時間区間6)。
【0076】
以下、本発明によるコピーバック(copy back)方法が説明される。読み出し動作を遂行する間に、第1アドレスでのメモリセルの第1ページから第2アドレスでのメモリセルの第2ページにデータをコピーするページコピー動作(page copy operation)を遂行する必要がある。
【0077】
図11は本発明によるコピーバック動作の順序図1100を示す図面である。この順序図1100に基づいたコピーバック方法は、図3のメモリ装置によっても実現することができる。
【0078】
段階1100で、補助レジスタ170にデータを読み出すことによって、第1セルのデータがページバッファの第1レジスタに貯蔵される。この時、データ読み出し動作は、上述したように、行われる。
【0079】
段階1120において、前記補助レジスタ170とメインレジスタ150との間で前記読み出されたデータを伝達することによって、前記第1レジスタに貯蔵されたデータはページバッファの第2レジスタに貯蔵される。このような伝達過程は、前記第1レジスタを第2レジスタに連結するスイッチを活性化させる過程を含む。
【0080】
段階1130において、前記第2レジスタのデータはメモリセルアレイの第2セルに貯蔵される。上述したように、この時の貯蔵動作はプログラム動作と同一に遂行される。
【0081】
図12と図13を参照して、図3のメモリ装置のコピーバック動作をさらに詳細に説明する。データはアレイ110の最初のメモリセルからページバッファ122に読み出され、再び、他のセルにコピーバックされることと仮定する。
【0082】
図12は図5の回路に印加される命令語信号を示しており、横軸は11個の時間区間(1,2,…,11)に分けられる。
【0083】
先ず、データがセルからページバッファに読み出される。メインレジスタ150に代えて補助レジスタ170にデータが読み出されることを除いては、初めの4個の時間区間1、2、3、4の信号命令語は図10のそれらと同一であることは自明である。
【0084】
図13は前記ページバッファに読み出されたデータを示す図面である。ここに図示した空いている空間は貯蔵されたデータの極性(反転の可否)を示す指示ビット(indicator bit)が追加的に要求される図2の従来技術に該当する。
【0085】
再び、図12を参照すると、時間区間5と6の間に、前記補助レジスタ170から前記ページバッファのメインレジスタ150にデータが伝達される。
【0086】
時間区間7、8、9、10、11の間に、前記メインレジスタ150からメモリの他のセルにデータがプログラムされる。時間区間5〜11の間の前記信号命令語は、図8のそれと同一であることは自明である。
【0087】
図14は再プログラムされたデータを示す図面である。前記最初のセルに如何に貯蔵されるのかにかかわらず、前記データは反転されずに、本発明による他のセルに貯蔵されることは自明である。したがって、図2の指示ビットを含む必要がなくて、空間をさらに減らすことができる。
【0088】
以下、本発明による消去動作を説明する。一般的に、消去動作はデータを消去することを意味する。フラッシュメモリにおいて、高電圧がメモリセルに印加されることによって、しきい値電圧は−1Vと−3Vとの間の電圧になる。レジスタのデータは消去される。
【0089】
図15は本発明による他の実施形態による消去動作後の判別読み出し動作(verify read operation)の順序図1500である。この順序図1500に基づいた方法は図3のメモリ装置によっても実行することができる。
【0090】
段階1510において、第1メモリセルのデータはページバッファの第1レジスタを通じて伝達される。
【0091】
段階1520において、前記ページバッファの第1レジスタに貯蔵されたデータは第2レジスタにより伝達される。
【0092】
選択段階である段階1530において、前記メモリセルの状態がパス(pass)であるか、又はフェイル(fail)であるかを判別するため、前記第1レジスタに貯蔵されたデータがトランジスタ186により検査される。
【0093】
図16と図17を参照して図3のメモリ装置での消去動作を説明する。図16は図5の回路に印加される命令語信号を示す図面であり、横軸は7個の時間区間(time segments:1,2,…,7)に区分される。
【0094】
図17は図16の命令語信号を印加することによって、図5の回路でデータがどのように消去されるのかを示す図面である。この図17は図16の各時間区間を用いて図16によって説明される。
【0095】
時間区間1と時間区間2では、消去実行命令語が入力される。時間区間3では、ビットラインBLe,BLoが放電のために接地される。時間区間4では、第1セルに対する判別読み出し動作が遂行される。時間区間5では、第2セルに対する判別読み出し動作が遂行される。
【0096】
時間区間6では、データが第1レジスタを通じて伝達される。前記データはメモリセルのデータ及びページバッファのメインレジスタ150と補助レジスタ170からのデータとを含む。
【0097】
本発明はページのサイズが増加しても、メモリのプログラム時間(又は情報貯蔵時間)が少ししか変わらなかったり、全然変わらない長所を有する。また、前記ページのサイズの増加に比例して、ページバッファ回路に情報をローディングする時間も増加する。
【0098】
図18、図19、図20、図21を参照して、メモリに貯蔵された大容量のデータを調節する例を説明する。また、本発明の効率性も共に説明する。
【0099】
図18は互いに異なる二つ(すなわち、AとB)の容量を有するメモリ装置において、その容量がどのように計算されるのかを示す図面である。
【0100】
三次元ボックスは、メモリ装置の全体容量を示し、各々多数のページ(a stack of pages)を有する多数のブロックと見なすことができる。
【0101】
各ページ(及び各ブロック)は1バイトの幅を有し、1バイトは8ビット、すなわち、I/00〜1/07のようである。
【0102】
Aの場合において、一つのページは(512+16)528バイトの長さを有する。ブロックが各々32個のページからなり、メモリ装置が2048個のブロックで構成されると仮定すれば、そのメモリ装置の容量は264メガビットになる。
【0103】
Bの場合において、一つのページは(2048+64)2112バイトの長さを有する。ブロックが各々64個のページからなり、メモリ装置が1024個のブロックで構成されると仮定すれば、そのメモリ装置の容量は1ギガビットになる。
【0104】
図19は図18のAとBの場合のメモリ装置を含むメモリ装置に対する多様な設計選択を示す図面である。
【0105】
図20はデータのページを連続的に“偶数”と“奇数”と指定して一つのブロックが32個のページ(例えば、図18のAメモリ装置)から64個のページ(例えば、図18のBメモリ装置)でどのように再構成することができるのかを示す図面である。
【0106】
本発明によると、従来技術より速いローディング時間が得られる。これを、例を挙げて説明する。
T1=1バイトローディング時間=0.1μs
F2=一つのページ(528バイトである場合と2112
バイトである場合)
T3=プログラム時間=200μs
F4=一つのブロック(ここでは32個のページ)
【0107】
従来技術による一連のデータローディングとプログラミングに所要される時間は次の式1の通りである。
総所要時間(従来技術)={(T1×F2)+T3}×F4 …(1)
【0108】
前記式1によると、528バイトのメモリ装置は8089.6μsが所要され、2112バイトのメモリ装置は13158.4μsが所要される。したがって、短時間内に大容量の情報をページバッファに貯蔵することは不可能である(情報貯蔵の特性が劣化する)。
【0109】
図21を参照すると、本発明によると、データがさらに効果的にローディングされ、プログラムされる。この時、総所要時間は次の式2通りである。
総所要時間(本発明)=(T1×F2)+(T3×F4) …(2)
【0110】
前記式2によると、2112バイトのメモリ装置は6612.2μsが所要される。このような所要時間は前記式1での所要時間の約半分に該当する。これは大容量(例えば、2048バイト以上)のページバッファ回路を用いることができることを意味する。
【0111】
【発明の効果】
本発明によるメモリ装置は、メインレジスタと補助レジスタで構成されるデュアルレジスタを備える。したがって、データ貯蔵スピードを高め、かつコピーバック(copyback)動作をより円滑に遂行することができる。結果的に、メモリ装置の性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるページバッファを備えるメモリ装置を示す図。
【図2】従来技術によるコピーバック動作及びフラグビットを示す図。
【図3】本発明の実施形態による半導体メモリ装置を示すブロック図。
【図4】図3に示したメモリのアレイスキームを示す図。
【図5】図3に示したメモリのページレジスタ及びY−ゲーティング回路を示す詳細回路図。
【図6】本発明の実施形態によるプログラム方法を示す順序図。
【図7】図6のプログラム方法を遂行するための信号命令語のタイミング図。
【図8】図7の信号命令語が印加されるときの、図5に示した回路でのデータの流れを示す図。
【図9】図3に示したメモリ装置での読み出し方法を遂行するための信号命令語のタイミング図。
【図10】図9の信号命令語が印加されるときの、図5に示した回路でのデータの流れを示す図。
【図11】本発明の実施形態によるコピーバック方法を示す順序図。
【図12】図3に示したメモリ装置において、本発明の実施形態によるコピーバック動作を遂行するための信号命令語のタイミング図。
【図13】図12に示した第1領域の信号命令語によってメモリセルからページバッファに伝達されるデータを示す図。
【図14】図12に示した第2領域の信号命令語によってメモリセルからページバッファに伝達されるデータを示す図。
【図15】本発明の実施形態による消去動作を示す順序図。
【図16】図3に示したメモリ装置で消去動作を遂行するための信号命令語のタイミング図。
【図17】図16の信号命令語が印加されるときの、図5に示した回路でのデータの流れを示す図。
【図18】二つのメモリ装置設計において、メモリのサイズがどのように計算されるのかを示す図。
【図19】図18の二つの設計を含み、メモリ装置に対する多様な設計選択を示す図。
【図20】一つのブロックの配列を示すブロック図。
【図21】さらに大きい容量を有するための本発明によるデータローディング方法の時間順序を示す図。
【符号の説明】
110 メモリセルアレイ
120 ページレジスタ及び感知増幅器ブロック
122 ページバッファ
150,170 レジスタ
130 Y−ゲーティング回路
131 データライン

Claims (22)

  1. データを貯蔵するメモリセルのアレイと、
    一群のメモリセルに貯蔵されたデータを選択するY−ゲーティング回路と、
    感知ノードを通じて前記メモリセルアレイと前記Y−ゲーティング回路との間に連結され、前記一群のメモリセルの各々に対応する第1レジスタ及びこれに関連した第2レジスタを含むページバッファとを具備し、
    前記感知ノードは前記第1及び第2レジスタに共通に連結され、前記第 2 レジスタがメモリセルに対するデータの書き込みに用いられるのと同時に前記第 1 レジスタが前記Y−ゲーティング回路を通じて外部データの貯蔵のために用いられ、かつ、前記第 2 レジスタがメモリセルに対するデータの読み出しに用いられてデータを貯蔵し、該貯蔵されたデータを前記Y−ゲーティング回路を通じて外部に出力することを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  2. 前記第1レジスタと前記第2レジスタを選択的に絶縁させるための絶縁スイッチをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  3. 前記第1及び第2レジスタは各々
    前記データを貯蔵するラッチと、
    このラッチをプリチャージするためのプリチャージ回路とを含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  4. 前記ラッチを前記Y−ゲーティング回路に連結するためのトランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の不揮発性メモリ装置。
  5. 前記メモリセルアレイと前記ページバッファとの間にデータを伝達するための複数のビットラインをさらに含み、このビットラインのうち二つのビットラインは前記ページバッファの感知ノードに接続されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  6. 前記第1レジスタは前記感知ノードを通じて第2レジスタにデータを伝達するために用いられることを特徴とする請求項5に記載の不揮発性メモリ装置。
  7. 前記感知ノードを前記ラッチに選択的に連結するためのトランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の不揮発性メモリ装置。
  8. Y−ゲーティング回路を通じて第1外部データを伝達する段階と、
    前記Y−ゲーティング回路を通じて伝達された前記第1外部データである第1データをページバッファの第1レジスタに貯蔵する段階と、
    前記第1レジスタに貯蔵した前記第1データを感知ノードを通じて前記ページバッファの第2レジスタに貯蔵する段階と、
    前記第2レジスタに貯蔵した前記第1データを前記感知ノードを通じてメモリセルアレイの第1セルに貯蔵する段階とを含み、
    かつ、前記第 2 レジスタがメモリセルに対するデータの読み出しに用いられてデータを貯蔵し、該貯蔵されたデータを前記Y−ゲーティング回路を通じて外部に出力することを特徴とする不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  9. 前記第1外部データは、ページ全体のデータであることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  10. 前記第1データを前記第2レジスタに貯蔵する段階以前に、前記第1レジスタと前記第2レジスタを連結するための絶縁スイッチを活性化する段階をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  11. 前記Y−ゲーティング回路により前記第1外部データがバイト単位で伝達されることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  12. 前記バイト単位は8ビットであることを特徴とする請求項11に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  13. 前記第1データはページバッファの第1レジスタから同ページバッファの第2レジスタにページ単位で貯蔵されることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  14. 前記第1データは前記第2レジスタからメモリセルの第1セルにページ単位で貯蔵されることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  15. 前記第1データを前記第1セルに貯蔵すると同時に、第2外部データが入力されて前記第1レジスタに貯蔵される段階をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  16. 前記第1レジスタと前記第2レジスタを絶縁するための絶縁スイッチを活性化する段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  17. 前記第2外部データに対応する第2データを前記メモリセルアレイの第2セルに貯蔵する段階をさらに含み、前記第1セルは第1ビットラインを通じて前記第レジスタに連結され、前記第2セルは第2ビットラインを通じて前記第レジスタに連結されることを特徴とする請求項15に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  18. メモリセルアレイの第1セルのデータを感知ノードを通じてページバッファの第1レジスタに貯蔵する段階と、
    前記第1レジスタに貯蔵されたデータを前記感知ノードを通じて前記ページバッファの第2レジスタに貯蔵する段階と、
    前記第2レジスタに貯蔵されたデータを前記感知ノードを通じて前記メモリセルアレイの第2セルに貯蔵する段階とを含み、
    第1データを保持するメモリセルからの読み出し動作により、前記感知ノードの状態がレジスタに第1論理を生成させるものである場合、
    前記第 1 レジスタに貯蔵する段階においては、前記第 1 レジスタが前記感知ノードに前記第 1 論理と反対の第2論理を出力可能なように貯蔵を行い、
    前記第2レジスタに貯蔵する段階においては、前記第1レジスタが前記感知ノードに前記第2論理を出力し、前記第2レジスタが前記感知ノードに前記第2論理を出力可能なように貯蔵を行い、
    前記第2セルに貯蔵する段階においては、前記第2レジスタが前記感知ノードに前記第2論理を出力し、前記第2セルに前記第1データを貯蔵する
    ことを特徴とする不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  19. 前記第1レジスタ及び前記第2レジスタが連結されるように絶縁スイッチを活性化させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  20. 前記データは第1メモリセルにどのように貯蔵されるのかにかかわらず、反転されずに、前記第2メモリセルに貯蔵されることを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
  21. 感知ノードを通じて第1メモリセルのデータをページバッファ回路の第1レジスタに伝達する段階と、
    前記感知ノードを通じて前記ページバッファ回路の前記第1レジスタに貯蔵されたデータを前記ページバッファ回路の第2レジスタに伝達する段階と、
    前記第2レジスタに貯蔵されたデータを検査する段階とを含み、
    前記第1メモリセルからの読み出し動作により、前記感知ノードの状態がレジスタに第1論理を生成させるものである場合、
    前記第 1 レジスタに伝達する段階においては、前記第 1 レジスタが前記感知ノードに前記第 1 論理と反対の第2論理を出力可能なように伝達を行い、
    前記第2レジスタに伝達する段階においては、前記第1レジスタが前記感知ノードに前記第2論理を出力し、前記第2レジスタがプログラム動作であれば前記感知ノードに前記第2論理を出力可能なように伝達を行う
    ことを特徴とする不揮発性メモリ装置のパス/フェイルの検査方法。
  22. 前記第1レジスタと前記第2レジスタが連結されるように絶縁スイッチを活性化させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の不揮発性メモリ装置のパス/フェイルの検査方法。
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