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JP4121083B2 - ブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置 - Google Patents

ブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置 Download PDF

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JP4121083B2 JP2003309078A JP2003309078A JP4121083B2 JP 4121083 B2 JP4121083 B2 JP 4121083B2 JP 2003309078 A JP2003309078 A JP 2003309078A JP 2003309078 A JP2003309078 A JP 2003309078A JP 4121083 B2 JP4121083 B2 JP 4121083B2
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Description

この発明は、ブラシレスオルタネータの界磁コイルを保持するボビン装置に関し、特にボビン装置を構成する継鉄部とプレートとの接合構造に関するものである。
ブラシレスオルタネータの界磁コイルを保持する従来のボビン装置は、厚肉円筒状の肉厚部およびこの肉厚部の最小半径部分から軸方向に突設された薄肉円筒状の肉薄部からなる継鉄部と、円筒部およびこの円筒部の一端から半径方向外方に延設された円盤状の鍔部からなるプレートと、円筒部およびこの円筒部の両端から半径方向外方に延設された一対の円盤状の鍔部からなるボビンとを備えている。そして、ボビンの円筒部が外嵌状態にプレートの円筒部に装着され、プレートの円筒部が外嵌状態に継鉄部の肉薄部に装着され、ボビンの円筒部に穿設された溶接用穴からプレートの円筒部と肉薄部とを溶接して一体化している(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−55922号公報(図21)
一般に、界磁コイルの巻回径が小さくなればなるほど、同じ巻回回数でも導線の長さを短くできるので、界磁コイルの材料を節約することができ、コストダウンを図ることができる。
従来のボビン装置では、プレートの円筒部が外嵌状態に継鉄部の肉薄部に装着され、溶接により一体化されているので、プレートの円筒部に装着されるボビンは、継鉄部の肉薄部の厚み分、内径が大きくなってしまう。その結果、界磁コイルの巻回径が大きくなり、導線の長さが長くなるので、界磁コイルの材料が多くなり、コストダウンを図れない、という不具合があった。また、丸棒から旋削加工により肉薄部を有する継鉄部を作製しているので、材料の廃棄率が大きくなり、製造時間が長くなり、コストダウンが図れない、という不具合もあった。
また、ボビンの円筒部に穿設された溶接用穴からプレートの円筒部と継鉄部の肉薄部とを溶接しているので、溶接仕様の変更に伴って溶接箇所の変更や増加があると、溶接穴位置や個数を変更したボビンを作製しなければならず、設計自由度が低下すると共に、コストダウンが図れない、という不具合もあった。
そこで、ボビンの内径を縮小するために肉薄部を省略し、プレートの円筒部の軸方向他端面を継鉄部の一端面に突き合わせて溶接一体化することも考えられる。しかしながら、プレートは継鉄部に片持ち構造で支持されているので、継鉄部との固定部から最も離れたプレートの一端は自由端となり、発電機に搭載された場合には、プレートが大きく振動してしまう、という新たな不具合が発生する。
この発明は、プレートの支持強度を確保しつつ、ボビン内径を縮小する継鉄部とプレートとの接合構造を採用し、耐振性を確保し、かつ、界磁コイルの材料を削減してコストダウンを可能とするブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置を得ることを目的とする。
この発明によるブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置は、肉厚リング状の継鉄部と、円筒部およびこの円筒部の一端から径方向外方に延設された円盤状の鍔部を有するプレートと、界磁コイルが巻回されるボビンとを備え、段差部が上記継鉄部の内周面に該継鉄部の一端から軸方向に所定長さにわたって凹設され、上記プレートの円筒部の軸方向他端部がその外周面を上記段差部の内周面と密接するように該段差部に内嵌状態に嵌め合わされて上記継鉄部に溶接され、上記ボビンが上記継鉄部と上記プレートとで形成される空間に装着されているものである。
この発明によれば、プレートが継鉄部に面接触状態に支持され、プレートの支持強度が確保される。さらに、プレートがボビンの軸方向外方で継鉄部に直接溶接されているので、ボビン内径が縮小され、界磁コイルの材料が削減でき、コストダウンが図られる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスオルタネータを示す縦断面図、図2は図1に示されるブラシレスオルタネータにおける界磁コイルのボビン装置周りを示す要部拡大断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスオルタネータにおける界磁コイルのボビン装置に適用されるプレートを示す斜視図である。
図1において、ブラシレスオルタネータ1は、界磁として働く回転子2の磁極鉄心3と、磁極に取り囲まれる位置に固定され、磁極鉄心3とともに回転子を構成する界磁コイル13と、電機子として機能する固定子14と、回転子2の回転軸であるシャフト17を回転自在に支持する第1および第2軸受18、19と、第1および第2ブラケット20、21と、固定子14に電気的に接続され、交流電力を直流に変換する整流器22等から構成されている。
磁極鉄心3は、第1および第2磁極鉄心4、8から構成されている。
そして、第1磁極鉄心4は、シャフト挿通穴が軸心位置に穿設された円柱状の第1ボス部5と、第1ボス部5の一端から径方向外方に延設された厚肉リング状の第1継鉄部6と、第1継鉄部6の外周から軸方向他端側に延設された第1爪状磁極部7とを有している。そして、第1磁極鉄心4は、第1ボス部5のシャフト挿通穴にシャフト17を圧入して相対回転不能に取り付けられている。
一方、第2磁極鉄心8は、シャフト挿通穴が軸心位置に穿設された円筒状の第2ボス部9と、第2ボス部9の他端外周に配置された厚肉リング状の第2継鉄部10と、第2継鉄部10の外周から一端側に延出するように配置された第2爪状磁極部11とを有している。そして、第2ボス部9がそのシャフト挿通穴にシャフト17を圧入し、その一端面を第1ボス部5の他端面に突き合わせた状態で、相対回転不能に取り付けられている。また、第2爪状磁極部11が、第1爪状磁極7と噛み合うように配置され、第1および第2爪状磁極部7、11の内周側に配設された非磁性体で作製されたリング12と第1および第2爪状磁極部7、11とを溶接や鑞付けするなどして一体化されている。さらに、第2継鉄部10が、第2ブラケット21の内壁面に固着され、第2ボス部9と第2爪状磁極部11との間に微小な隙間を持って配設されている。
固定子14は、固定子巻線16が巻装された固定子鉄心15を有し、回転子2の外周を囲繞するように配設されている。
第1ブラケット20および第2ブラケット21は、固定子鉄心15の軸方向両端の肩部を挟んで通しボルト23により締着一体化されている。そして、第1ブラケット20が第1軸受18を介してシャフト17の一端側を回転自在に支持し、第2ブラケット21が第2軸受19を介してシャフト17の他端側を回転自在に支持している。これにより、回転子2が、第1および第2ブラケット20、21内に回転自在に配設されている。
プーリ24が第1ブラケット20から外部に延出するシャフト17の一端部に固着されており、エンジン(図示せず)により駆動されるようになっている。
このように構成されたブラシレスオルタネータ1では、電流がバッテリ(図示せず)から界磁コイル13に供給され、磁束を発生させる。この磁束により、第1爪状磁極7がN極に着磁され、第2爪状磁極11がS極に着磁される。
一方、プーリ24がエンジンによって駆動され、シャフト17が回転される。これにより、回転子2が回転され、回転磁界が固定子鉄心15に与えられ、起電力が固定子巻線16に発生する。この交流の起電力が整流器22によって直流に整流され、バッテリに充電される。
この時、界磁コイル13は第2ブラケット21に固着された第2継鉄部10に装着されているので、第1ボス部5、第1継鉄部6および第1爪状磁極部7が一体に形成された第1磁極鉄心4と、第2磁極鉄心8の第2ボス部9および第2爪状磁極部11とが回転することになる。つまり、界磁コイル13は回転しない。
ここで、ボビン装置30は、図2に示されるように、第2ブラケット21に固着される第2継鉄部10と、第2継鉄部10に溶接にて接続されたプレート31と、第2継鉄部10とプレート31とにより構成された空間内に配設され、界磁コイル13を収納するボビン32とから構成されている。
第2継鉄部10は、断面矩形のリング状に形成されている。そして、段差部100が第2継鉄部10の内周面を一端から軸方向長さpにわたって大径化して環状に形成されている。さらに、回り止め用の凹部101が第2継鉄部10の一端面に凹設されている。
プレート31は、図3に示されるように、軟鋼板をプレス成形して作製され、円筒状の円筒部310と、円筒部310の一端から径方向外方に延設された円盤状の鍔部311とを備えている。
ボビン32は、樹脂によって概略糸巻き状に作製され、円筒状の円筒部320と、円筒部320の両端から径方向外方に延設された円盤状の一対の鍔部321、322とを備えている。そして、回り止め用の突起323が他端側の鍔部322の外周面に突設されている。
ついで、このボビン装置30の各部材の寸法関係について説明する。
プレート31の円筒部310の外径は、第2継鉄部10の段差部100の内径にほぼ等しく、鍔部311の外径は、第2継鉄部10の外径にほぼ等しい。そして、段差部100の深さは、円筒部310の肉厚より僅かに大きく形成され、溶接痕が第2継鉄部10の内周から径方向内方に突出しないようになっている。また、ボビン32の円筒部320の内径は、プレート31の円筒部310の外径にほぼ等しい。そして、ボビン32の軸方向長さは、プレート31の円筒部310の軸方向長さから段差部100の軸方向長さ(p)を減じた長さにほぼ等しい。さらに、ボビン32の鍔部321、322の径方向長さは、プレート31の鍔部311の径方向長さとほぼ等しい。なお、突起323は、第2継鉄部10に凹設された凹部101に係合する位置関係で鍔部322に突設されている。
つぎに、このように構成されたボビン装置30の組み立て手順について説明する。
まず、界磁コイル13がボビン32に巻回される。そして、プレート31がボビン32に挿入される。ついで、ボビン32から延出するプレート31の円筒部310の軸方向他端部が第2継鉄部10の段差部100に内嵌状態に嵌め込まれる。この時、円筒部310の端面が段差部100の端面に突き当てられ、プレート31が軸方向に関して第2継鉄部10に位置決めされる。また、円筒部310の軸方向他端部の外周面が段差部100の内周面に密接している。さらに、鍔部322に形成された突起323が第2継鉄部10に凹設された凹部101に係合され、ボビン32が周方向に関して第2継鉄部10に位置決めされる。
その後、第2継鉄部10とプレート31の円筒部310との径方向に重なった部位が例えば周方向に等角ピッチで4箇所、内周側から例えばスポット溶接され、ボビン装置30が組み立てられる。
このように、このボビン装置30では、肉厚リング状の第2継鉄部10の内周面一端側に環状の段差部100が形成され、プレート31の円筒部310の軸方向他端部が段差部100に径方向に重なり合う状態に嵌め合わされ、プレート31の円筒部310が径方向に重なり合う領域で第2継鉄部10に溶接により一体化されている。
そこで、このプレート31は第2継鉄部10に片持ち構造に支持されているが、第2継鉄部10とプレート31の円筒部310とが段差部100の領域(軸方向長さpの範囲)で面接触状態となって固定されているので、プレート31の支持強度が確保され、プレート31の耐振性が高められる。つまり、本構造におけるプレート31の支持強度は、プレートの円筒部の端面を継鉄部の端面に突き合わせて溶接しているプレートの片持ち支持構造の支持強度に比べて格段に大きくなり、プレートの円筒部が外嵌状態に継鉄部から延出する肉薄部に装着されて溶接されている従来のボビン装置におけるプレートの支持強度に近づけることができる。
また、第2継鉄部10とプレート31との溶接部の薄肉側(プレート31の円筒部310)がボビン32の軸方向外側で径方向内方に露出しているので、ボビン32に影響されずに両者を溶接することができる。これにより、溶接作業性が向上される。さらに、溶接仕様の変更に伴って溶接箇所の変更や増加があっても、ボビン32の形状を変更することなく対処でき、設計自由度が高められるとともに、コストダウンが図られる。
また、従来のボビン装置のような継鉄部から延出する肉薄部が不要となるので、ボビン32の円筒部320の外径が肉薄部の厚み分小さくなる。そこで、界磁コイル13の巻回径が小さくなり、導線の長さが短くなり、界磁コイル13の材料節約の面からコストダウンが図られる。しかも、従来のボビン装置のような旋削加工を用いることなく第2継鉄部10を作製できるので、材料の廃棄率が少なくなり、製造時間が短くなり、コストダウンを図ることができる。
ここで、ボビン装置30(第2継鉄部10の軸方向寸法L=22.5mm、重なり長さp=6mm)および従来のボビン装置を搭載した交流発電機(出力電圧:24V、定格域実出力:55A)の出力特性を測定したところ、ボビン装置30を搭載した場合は、従来のボビン装置を搭載した場合に対して、高速回転数域(定格域に相当する発電機回転数5000rpm付近)で、電力で約1.5%〜約2.5%の出力向上が得られ、低速回転数域(発電機回転数1500rpm付近)で出力低下が生じることが確認できた。この出力低下分は、電力で約1.0%〜約1.5%であり、総合的にみれば、本ボビン装置30の構成を採用することにより、交流発電機の出力特性が高められることがいえる。
また、本ボビン装置30は、ボビン32の外径を従来のボビン装置のボビン外径より小さくできるので、界磁コイル13の巻回スペースが大きくなる。そこで、本ボビン装置30では、界磁コイル13の巻回数を多くして低速回転数域での出力低下分を補うことができるので、低速回転数域での出力を維持しつつ、高速回転数域での出力を高めることができる交流発電機を実現できる。
なお、高速回転数域での出力向上は、界磁コイル13の内周径が縮小したことにより「単位長さ当たりの起磁力=(電流アンペア×コイルの巻回数)÷磁路の長さ」が増大した結果によるものと推考される。また、低速回転数域での出力低下は、段差部100を形成したことにより磁路を横切るギャップが拡大した結果によるものと推考される。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスオルタネータにおける界磁コイルのボビン装置に適用されるプレートを示す斜視図である。
図4において、プレート40は、軟鋼板をプレス成形して作製され、円筒状の円筒部400と、円筒部400の一端から径方向外方に延設された円盤状の鍔部401と、円筒部400の他端から軸方向外方に延設された4つの舌片402とを備えている。そして、4つの舌片402は、周方向に等角ピッチで円筒部400に形成され、それぞれ軸方向長さp、周方向幅lに形成されている。
また、図示されていないが、周方向幅lおよび軸方向長さpを有する段差部が第2継鉄部の内周面に周方向に等角ピッチで4つ形成されている。なお、この第2継鉄部は環状の段差部100に代えて短冊状の段差部を形成している点を除いて、上記実施の形態1における第2継鉄部10と同様に構成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
ついで、このボビン装置の各部材の寸法関係について説明する。
プレート40の円筒部400および舌片402の外径は、第2継鉄部の段差部の内径にほぼ等しく、鍔部401の外径は、第2継鉄部の外径にほぼ等しい。そして、段差部の径方向深さは、円筒部400および舌片402の肉厚より僅かに大きく形成され、溶接痕が第2継鉄部の内周から径方向内方に突出しないようになっている。さらに、段差部の軸方向長さlおよび周方向幅pは舌片402の軸方向長さおよび周方向幅にほぼ等しい。また、ボビン32の円筒部320の内径は、プレート40の円筒部400の外径にほぼ等しい。そして、ボビン32の軸方向長さは、プレート40の円筒部400の軸方向長さにほぼ等しい。さらに、ボビン32の鍔部321、322の径方向長さは、プレート40の鍔部401の径方向長さとほぼ等しい。
この実施の形態2におけるボビン装置を組み立てるには、まず界磁コイル13がボビン32に巻回される。そして、プレート40がボビン32に挿入される。ついで、ボビン32から延出するプレート40の舌片402(軸方向他端部)が第2継鉄部の段差部に嵌め込まれる。この時、円筒部400の端面が第2継鉄部の端面に突き当てられ、プレート40が軸方向に関して第2継鉄部に位置決めされる。また、各舌片402の外周面が段差部の内周面に密接している。その後、第2継鉄部とプレート40の舌片402とが内周側から例えばスポット溶接され、ボビン装置が組み立てられる。
このように、このボビン装置では、周方向幅lおよび軸方向長さpを有する段差部が肉厚リング状の第2継鉄部の内周面一端側に周方向に等角ピッチで凹設され、プレート40の円筒部400の他端から軸方向に延出する舌片402が各段差部に径方向に重なり合う状態に嵌め合わされ、プレート40の舌片402が内周側から第2継鉄部に溶接により一体化されている。
そこで、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態2では、第2継鉄部の内周面が段差部間に存在しているので、環状の段差部100が形成されている上記実施の形態1に比べて、磁路を横切るギャップが少なくなる。その結果、段差部を形成することに起因する低速回転数域での出力低下が抑えられる。
なお、上記実施の形態では、舌片402が周方向に等角ピッチで4つ形成されているものとしているが、舌片402の個数は4つの限定されるものではなく、所定の支持強度が得られればよい。
この発明の実施の形態1に係るブラシレスオルタネータを示す縦断面図である。 図1に示されるブラシレスオルタネータにおける界磁コイルのボビン装置周りを示す要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスオルタネータにおける界磁コイルのボビン装置に適用されるプレートを示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスオルタネータにおける界磁コイルのボビン装置に適用されるプレートを示す斜視図である。
符号の説明
10 第2継鉄部(継鉄部)、12 界磁コイル、30 ボビン装置、31 プレート、32 ボビン、40 プレート、100 段差部、310 円筒部、311 鍔部、400 円筒部、401 鍔部、402 舌片。

Claims (3)

  1. 肉厚リング状の継鉄部と、円筒部およびこの円筒部の一端から径方向外方に延設された円盤状の鍔部を有するプレートと、界磁コイルが巻回されるボビンとを備え、
    段差部が上記継鉄部の内周面に該継鉄部の一端から軸方向に所定長さにわたって凹設され、上記プレートの円筒部の軸方向他端部がその外周面を上記段差部の内周面と密接するように該段差部に内嵌状態に嵌め合わされて上記継鉄部に溶接され、上記ボビンが上記継鉄部と上記プレートとで形成される空間に装着されていることを特徴とするブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置。
  2. 上記プレートの円筒部の軸方向他端部が内周側から上記継鉄部に溶接されていることを特徴とする請求項1記載のブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置。
  3. 上記プレートの円筒部の軸方向他端部は、軸方向外方に延出する所定の周方向幅を持った舌片に形成され、上記段差部は、上記舌片が嵌め合わされる周方向幅および軸方向長さに形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置。
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