JP4117069B2 - 2-pass double exhaust pipe and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用の多気筒エンジンに用いられる排気管に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用のエンジンの排気マニホルドに接続される排気管としては、排気の浄化を良好にするために2重管にして断熱効果を高め、排気干渉を避けるために内管を2通路に分割したものが知られている(例えば特開平9−264128号公報)。この従来技術においては、図7に示すように排気管Aを内管aと外管bを2重管として断熱間隙cを介在させ、内管aを直径方向の仕切り板dで通路e1,e2に2分割している。そして、仕切り板dには、長手方向にフランジd1,d2を屈曲して設け、該フランジd1,d2を内管aに溶接し、内管aと外管bの両端は、その直径を変更することなく端部フランジfに溶接され、該フランジfを排気マニホルドBのフランジgに接続するようにされている。
【0003】
この構成によれば、通路e1,e2を通る排気の干渉を避けるためには、フランジd1,d2を内管aに気密に溶接しなければならないため、溶接長さが大になり、作業も面倒である。また内管aと外管bを端部フランジfに同心に溶接しなければならず、この作業も面倒である。このため、前記従来技術を用いると高コストにならざるを得ない。
【0004】
また、特開平9−209747号公報には、内外二重のD字形管を2組使用し、外側の2本のD字形管をフランジに固定するものが示されている。この従来技術においては、内外4本のD字形管が使用されるのでこれも高コスト化は避けられない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、2通路間の気密の確保が容易にでき、製造も容易にできる排気管及びその製造方法を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するための手段は、各請求項に記載したとおりであり、請求項1の排気管は、断熱間隙を介して2重にした外管及び内管を備え、内管に直径方向の仕切りを設けて排気用の2通路を形成した、2通路2重排気管において、外管より薄い素材で形成した一対のD字形管の平面部を結合して内管とし前記D字形管の材料として、直線状の電縫部を有する電縫管を用い、該電縫部をD字形管の平面部に位置させ、且つ2本のD字形管を前記電縫部の位置をずらせて結合し、さらに外管の一端部を縮径して内管の一端部に密着させ、この縮径部分にフランジを嵌合して該フランジ、外管及び内管を溶接により結合し、前記D字形管の平面部を中立面として内管及び外管を湾曲し、外管及び内管の他端部を熱伸び可能に結合したことを特徴とする。
【0007】
この手段によれば、2本の排気通路は、2本のD字形管によって形成されるから、排気通路間の気密性が完全で排気干渉が生じるおそれがない。また、2重管の外管を縮径した端部に固定するフランジは、該フランジと縮径部分を溶接するのみであるから、溶接が簡単であり内外管間の熱伸びの差を吸収させることができる。曲げ加工に際しては、D字形管の平面部が湾曲の中立面になるので、抵抗が少なく曲げ加工が容易にできる。また、D字形管として安価に入手できる電縫管を使用するが、その電縫部を平面部に位置させるため、曲げ加工の際に電縫部の変形量が小さく応力の集中が防止される。また2本のD字形管の電縫部の位置をずらせたので、電縫部が突出していても、平面部を重ねたときD字形管相互の位置が安定する。
【0008】
請求項2の排気管は、請求項1において、2本のD字形管の平面部を、管の端部近傍及び湾曲部近傍の幅方向両端で点溶接又は線溶接して結合したことを特徴とする。この手段によれば、溶接量が少なくても管相互の気密性が保持され、且つ2本のD字形管が曲げ加工時又は使用時に相互に位置ずれするのが防止される。
【0009】
請求項3の排気管は、請求項1において、2本のD字形管の平面部の幅方向両端を実質上全長にわたって溶接したことを特徴とする。この手段によれば、D字形管の実質上全長にわたって両端部が溶接されるので、内管の剛性が高まり、二重管としての剛性も高まる。またこの溶接は、可視部分を溶接するので、全長にわたる溶接であっても簡単に溶接ができる。
【0011】
次に、請求項4の製造方法は、断面形状をD字形にした2本のD字形管の平面部を当接させ、当接面の両端部を溶接して内管とし、該内管を、その外側に断熱間隙を形成できる外管に挿入し、外管の一端部を縮径して内管の一端部に密着させ、この密着部分にスポット溶接を施して2重管を形成し、前記断熱間隙に圧力伝達媒体を入れて曲げ加工を施し、該圧力伝達媒体を除去したのち、2重管の他端部側の断熱間隙に熱伸び吸収機構を設け、外管の少なくとも前記一端部側にフランジを溶接したことを特徴とする。この手段によれば、内外管の隙間の一端部側が閉じられ、他端部側が開放しているので、曲げ加工時に使用する圧力伝達媒体の挿入、排出が容易にできる。
【0012】
請求項5の製造方法は、請求項4において、前記二重管を曲げ加工する際に、前記断熱間隙に圧力伝達媒体を入れると共に、断面D字形の短いユニットを屈曲可能に連結した2本の可撓マンドレルを、2本のD字形管に挿入し、該可撓マンドレルを移動させながら湾曲加工を施すことを特徴とする。この手段によれば、D字形管内に断面D字形の可撓マンドレルが挿入されるので、内管の不測の歪みが防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1において、1は本発明の2通路2重排気管で、該排気管1は、外管2と内管3を断熱間隙4を介在させて2重管としたものである。この内管3は、図2に示した断面半円形のD字形管3aを2本使用し、その平面部3a1を図3に示すように重ね合わせ、端部近傍及び湾曲加工予定部近傍を点溶接部5で溶接し、二つの曲面部3a2,3a2によって円管状輪郭を形成している。
【0014】
D字形管3aの材料としては、例えば平板を円管状に曲げ、対向端を電縫部3a11で溶接した電縫管が用いられ、該電縫管を電縫部3a11が平面部3a1に含まれるようにD形に成形加工してD字形管3aを形成する。この際、電縫部3a11は平面部3a1の中心から外れた位置にされ、図3のように二つの平面部3a1を重ねたとき、二つの電縫部3a11,3a11が中心に対して対称的になるように位置決めされる。これは、電縫部3a11が板面から突出していても、重ね合わせたとき安定性を生じさせるためである。
【0015】
前記電縫管としては、例えば厚さ0.8mm、外径50.8mmのSUS管が使用され、これをD形に成形加工して2本重ね合わせて外径63.2mmの内管3を形成する。外管2には、例えば厚さ1.2mmのSUS電縫管が使用される。
【0016】
2本のD字形管3aを溶接してなる内管3は、図4に一部仮想線で示すように外管2中に挿入され、外管2の一端部が絞り加工されて縮径部2aとされ、該縮径部2aによって内管3に密着し、更にスポット溶接が施されて一体化される。そして、両管2,3間に形成される断熱間隙4内に周知のように 粒状物の如き圧力伝達媒体が挿入され、この二重管を、固定ダイスと押しダイスによって曲げダイスの回りに押し付けて曲げ加工し、湾曲部6を形成する。この場合、内管3内にも圧力伝達媒体を充填すれば、曲げ加工が一層正確に行なわれる。
【0017】
図5は、前記の圧力伝達媒体のみを用いる曲げ加工とは異なる曲げ加工方法を示すもので、断熱間隙4に圧力伝達媒体を介在させ、内管3の各D字形管3aの内部には可撓マンドレル8が挿入されて不測の変形を防止する。
【0018】
可撓マンドレル8は、図6(a)に示すように正面視略半円形の複数のボール芯金9a,9bを屈曲自在に芯金本体10に連結したものである。図6(b)に示すように、ボール芯金9a,9bには段付き孔11a,11bが穿設され、段付孔11aに一体物の球付きピン12が挿入されている。
【0019】
球付きピン12は、一端にフランジ12a、他端に球部12bを有し、中間部にサークリップ13用のリング溝が設けられている。球部12bは、半球以上の球体部分をもつものであり、その基部の直径は、球体の直径より小さく、基部がくびれた形状である。この球付きピン12を球部12b側から端部のボール芯金9aの段付き孔11aに通してサークリップ13を装着すれば、球付きピン12は、ボール芯金9aに保持される。
【0020】
別のボール芯金9bには、割りピン14A,14Bが挿入される。該割りピン14A,14Bは、1本のピンを軸方向に2分割してなるもので、重合状態で一端に球形凹部14a、他端に球部14bが形成される。ボール芯金9bをボール芯金9aに組付けるには、割りピン14A,14Bを自由状態にして、球形凹部14aでピン12の球部12bを覆うように割りピン14A,14Bを重ね合わせ、この重ね合わせた割りピン14A,14Bを段付き孔11bに通し、サークリップ13を嵌めると割りピン14A,14Bは、ボール芯金9bに保持されると共に球部12bを挟持し、ピン12と揺動自在に連結される。
【0021】
次に、割りピン14A,14Bを芯金本体10に接続する手段としては、割りピンの球部14bを受入れる凹部15aをもつ割りナット15A,15Bが使用される。芯金本体10の中間部には、貫通孔をもつフランジ部16が設けられ、その一側にナット孔17が穿設され、他側にはボルト座孔18とねじ孔19が段状に穿設されている。まず、割りナット15A,15Bを重ねて凹部15aで割りピンの球部14bを挟み、該割りナット15A,15Bをナット孔17に挿入しボルト座孔18側からボルト20を割りナット15A,15Bのねじ部に螺入し締結することにより、割りナット15A,15Bは固定され、球部14bは、凹部15a中に回動自在に保持される。
【0022】
次に引きロッド21をねじ孔19に螺着することにより可撓マンドレル8が完成する。なお、図示の形態では、ボール芯金として9a,9bの2個が使用されているが、割りピンを用いたボール芯金9bと同じものを適数個増設することができる。
【0023】
そして、図5(a)における二重管の湾曲部6の内側を曲げダイスに当て、外側の左端側に固定ダイスを当て、右端側に曲げダイスを当てて加圧して二重管を曲げると、二重管は平面部3a1を中立面として湾曲される。そして、曲がり位置の移動に従って引きロッド21を引き、ボール芯金9a,9bを曲がり位置に移動させて異常変形を防止する。
【0024】
曲げ加工終了後は、可撓マンドレル8と圧力伝達媒体7を排出し、図1に示すように外管2の一端部の縮径部2aにフランジ23が嵌合され、溶接部24で固定される。また外管2の他端部側にはフランジ25が嵌合され溶接部26で固定される。該他端部側においては、内管3はフランジ25に固着されず、内管をリング状に拡径した凸部を外管2に内接させた熱伸び吸収機構27によって外管2に支持されている。このように支持することにより、内外管に熱伸びの差が生じても伸縮が許容され、過大な熱応力の発生が防止される。
【0025】
また、図8に示すように外管をリング状に縮径した凹部を内管3に外接させた熱伸び収縮機構28を設けてもよく、不図示のワイヤメッシュリングを断熱空間の端部近くに圧入してもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなとおり、請求項1の手段によれば、2本のD字形管によって排気通路を形成するから、D字形管相互の排気の洩れが生じない利点があり、外管が1本でその両端にフランジを溶接するから、管構造及び溶接構造が簡単である利点がある。また、電縫部が曲げの中立面にあるから、曲げ加工時に過大な応力が発生せず、電縫部が露出していても、2枚の平面部を安定的に重ねることができる。
【0027】
また、D字形管の平面部が湾曲の中立面になるから湾曲加工に対する抵抗が少なく、且つ該平面部が別体の2枚の平面部であるから、2枚分の厚さをもつ一体のものに比べて曲げ抵抗が更に少ない。
【0028】
請求項2の手段によれば、2本のD字形管の管端部及び湾曲部近傍を、平面部の幅方向両側で点溶接又は線溶接するから、溶接されない自由変形できる部分を自由に設定でき、従来品より溶接量を少なくすることができる。
【0029】
請求項3の手段によれば、溶接部が外側に面しているので溶接が容易であり、長い溶接部により内管の剛性が高まる。
【0031】
請求項4の手段によれば、請求項1の2通路2重排気管が製造できる。
【0032】
請求項5の手段によれば、可撓マンドレルによってD字形管の不測の歪みが防止され、所望の形状の製品が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気管の実施の形態を示し、(a)は縦断面図、(b)(c)は端面図
【図2】(a)はD字形管の端面図、(b)は側面図
【図3】(a)は内管の端面図、(b)は側面図
【図4】二重管の縦断面図
【図5】(a)は湾曲加工時の縦断面図、(b)は端面図
【図6】(a)は可撓マンドレルの斜視図、(b)は縦断面図
【図7】従来技術の説明図で(a)は正面図、(b)は▲1▼−▲1▼線断面図
【図8】熱伸び吸収機構の他の形態の断面図
【符号の説明】
1 2通路2重排気管 2 外管
2a 縮径部 3 内管
4 断熱間隙 3a D字形管
3a1 平面部 3a11 電縫部
5,24,25 溶接部 6 湾曲部
8 可撓マンドレル 9a,9b ボール芯金
10 芯金本体 12 ピン
14A,14B 割りピン 15A,15B 割ナット
23,25 フランジ 27,28 熱伸び吸収機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust pipe used in a multi-cylinder engine for a vehicle.
[0002]
[Prior art]
The exhaust pipe connected to the exhaust manifold of the vehicle engine is a double pipe to improve the heat insulation effect for better exhaust purification, and the inner pipe is divided into two passages to avoid exhaust interference Is known (for example, JP-A-9-264128). In this prior art, as shown in FIG. 7, the exhaust pipe A is an inner pipe a and the outer pipe b are double pipes and a heat insulating gap c is interposed, and the inner pipe a is connected to a passage e 1 , by a diametric partition plate d. e 2 is divided into two. Then, the partition plate d, provided by bending a flange d 1, d 2 in the longitudinal direction, is welded to the inner tube a the flange d 1, d 2, both ends of the inner tube a and the outer tube b, the It is welded to the end flange f without changing the diameter, and the flange f is connected to the flange g of the exhaust manifold B.
[0003]
According to this configuration, in order to avoid the interference of the exhaust gas passing through the passages e 1 and e 2 , the flanges d 1 and d 2 must be air-tightly welded to the inner pipe a. The work is also cumbersome. Further, the inner tube a and the outer tube b must be welded concentrically to the end flange f, and this operation is also troublesome. For this reason, if the said prior art is used, it will become unavoidable.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-209747 discloses that two sets of inner and outer double D-shaped tubes are used and two outer D-shaped tubes are fixed to a flange. In this prior art, since four inner and outer D-shaped tubes are used, this also inevitably increases the cost.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to obtain an exhaust pipe that can easily ensure airtightness between two passages and can be easily manufactured, and a method for manufacturing the exhaust pipe.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Means for achieving the above object is as described in each claim, and the exhaust pipe of
[0007]
According to this means, since the two exhaust passages are formed by the two D-shaped tubes, the airtightness between the exhaust passages is perfect, and there is no possibility of causing exhaust interference. Also, the flange that fixes the outer pipe of the double pipe to the reduced diameter end only welds the flange and the reduced diameter portion, so that welding is simple and absorbs the difference in thermal expansion between the inner and outer pipes. be able to. At the time of bending, the flat portion of the D-shaped tube becomes a curved neutral surface, so that bending can be easily performed with little resistance. Moreover, although the electric sewing pipe which can be obtained cheaply as a D-shaped pipe is used, since the electric sewing part is located in a plane part, the deformation amount of an electric sewing part is small at the time of a bending process, and concentration of stress is prevented. Moreover, since the position of the electric sewing parts of the two D-shaped pipes is shifted, even if the electric sewing parts protrude, the positions of the D-shaped pipes are stabilized when the plane parts are overlapped.
[0008]
The exhaust pipe of
[0009]
The exhaust pipe according to
[0011]
Next, in the manufacturing method of
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a manufacturing method according to the fourth aspect , wherein when the double pipe is bent, a pressure transmission medium is inserted into the heat insulating gap and a short unit having a D-shaped cross section is connected to bendable. The flexible mandrel is inserted into two D-shaped tubes, and the flexible mandrel is bent while moving. According to this means, since the flexible mandrel having a D-shaped cross section is inserted into the D-shaped tube, the unexpected distortion of the inner tube is prevented.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In FIG. 1,
[0014]
As the material of the D-
[0015]
As the electric sewing tube, for example, a SUS tube having a thickness of 0.8 mm and an outer diameter of 50.8 mm is used. The
[0016]
The
[0017]
FIG. 5 shows a bending method different from the bending method using only the pressure transmission medium described above. The pressure transmission medium is interposed in the
[0018]
As shown in FIG. 6A, the
[0019]
The
[0020]
[0021]
Next, as means for connecting the
[0022]
Next, the
[0023]
Then, the inner side of the
[0024]
After the bending process, the
[0025]
Further, as shown in FIG. 8, a heat expansion /
[0026]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the means of
[0027]
In addition, since the flat portion of the D-shaped tube is a neutral neutral surface, there is little resistance to bending, and since the flat portion is two separate flat portions, the two-piece thickness is integrated. Less bending resistance than
[0028]
According to the means of
[0029]
According to the third aspect of the invention, since the welded portion faces the outside, welding is easy, and the rigidity of the inner pipe is increased by the long welded portion.
[0031]
According to the means of
[0032]
According to the means of
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show an embodiment of an exhaust pipe of the present invention, wherein FIG. 1A is a longitudinal sectional view, FIG. 2B and FIG. 1C are end views, and FIG. 2A is an end view of a D-shaped pipe; ) Is a side view [Fig. 3] (a) is an end view of an inner tube, (b) is a side view [Fig. 4] A longitudinal sectional view of a double tube [Fig. 5] (a) is a longitudinal sectional view during bending. FIGS. 6A and 6B are end views. FIG. 6A is a perspective view of a flexible mandrel. FIG. 7B is a longitudinal sectional view. FIG. 7A is an explanatory view of the prior art. (1)-(1) cross-sectional view [Fig. 8] Cross-sectional view of another form of thermal elongation absorption mechanism [Explanation of symbols]
1 2 passage
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