[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4109685B2 - チューブと協動するようになっている支承部材及びカウンタ部材を含む蠕動ポンプ - Google Patents

チューブと協動するようになっている支承部材及びカウンタ部材を含む蠕動ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP4109685B2
JP4109685B2 JP2005188169A JP2005188169A JP4109685B2 JP 4109685 B2 JP4109685 B2 JP 4109685B2 JP 2005188169 A JP2005188169 A JP 2005188169A JP 2005188169 A JP2005188169 A JP 2005188169A JP 4109685 B2 JP4109685 B2 JP 4109685B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peristaltic pump
tube
movable jaw
counter
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005188169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006017123A (ja
Inventor
クリスチャン・シャン
ステファヌ・オリヴィエ
ラファエル・グリノン
ベルトラン・アンジェル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMD Millipore Corp
Original Assignee
Millipore Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Millipore Corp filed Critical Millipore Corp
Publication of JP2006017123A publication Critical patent/JP2006017123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4109685B2 publication Critical patent/JP4109685B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/12Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/06Control using electricity
    • F04B49/065Control using electricity and making use of computers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

本発明は一般に蠕動ポンプに関し、詳しくは、ポンプが作用するべきチューブをその間部分に把持した、支承部材と、カウンタ部材と、を含む蠕動ポンプに関する。
特に医療分野で使用されるような蠕動ポンプは、弾性のチューブをその横断方向において漸次押圧することにより、このチューブに沿って液体を移動させるローラーをローターに組み込んだポンプである。
従って、この種のポンプは、液体と接触せずにチューブのみに作用してチューブ内の液体を循環させるために使用されるものであり、流体を閉鎖空間内に保持する必要のある任意の用途、例えば、殺菌環境内で作用する流体の汚染を回避する用途において好適なものである。一般に蠕動ポンプは、無菌性が最重要視される環境下に作動するようになっており、そのため、流体循環及び環境による流体汚染を防止する機能を満たすのみならず、ポンプ自体が環境を汚染しないものでなければならない。従って、蠕動ポンプの種々の構成部品は、完全シールが保証されるのと同時に、適切であれば脱着自在であることによって、簡単に浄化されるものとすべきである。
蠕動ポンプは代表的にはローターを含み、ローターの周囲位置にはローラーと、可動ジョーとが含まれ、可動ジョーは、この可動ジョーがローターから離れる方向に移動して、可動ジョーとローターとの間に蠕動ポンプが作用するべき弾性変形自在のチューブが配置される開放位置と、可動ジョーがローター方向に移動して、チューブが可動ジョーの湾曲支承面と、ローターの少なくとも1つのローラーとの間に把持される閉鎖位置とを取るようになっている。
上記形式の蠕動ポンプは斯界に知られており、可動ジョーには支承部材の形成する突出部が含まれ、ポンプ胴部にはカウンター部材が配置される。可動ジョーを開放位置とすると支承部材がカウンター部材から離れ、可動ジョーを閉鎖位置とすると支承部材がカウンター部材に向けて移動し、かくして、蠕動ポンプにチューブを嵌合させるとチューブは支承部材とカウンター部材との間に把持される。この把持作用には、一般に、蠕動ポンプが作動する間、チューブを然るべく保持する機能がある。
現在入手することのできる蠕動ポンプでは、一般に、可動ジョーが閉鎖位置にある場合、チューブがローターと可動ジョーとの間の正しい位置にあることを目視点検することができる。同様に、流体が蠕動ポンプの上流側及びあるいは下流側でチューブ内を正しく循環していることを視覚的あるいは自動的に監視することができる。
上記形式の蠕動ポンプの更なる改良を提供することである。
本発明によれば、ローラーと、支承部材を備えた可動のジョーとを組み込んだローターを含む蠕動ポンプであって、
前記可動のジョーが、ローターと、支承部材とから離間し、蠕動ポンプに固定したカウンター部材から離間し、結局、蠕動ポンプが作用するべきチューブが可動ジョーとローターとの間に嵌着され得る開放位置と、可動ジョーが前記ローターに接近し、支承部材をカウンター部材に向けて移動させ、結局、前記チューブが可動ジョーの湾曲支承面とローターの少なくとも1つのローラーとの間に把持される閉鎖位置とを取る蠕動ポンプが提供される。
他方、本発明の蠕動ポンプには、
支承部材とカウンター部材との間に行使される力を検知するセンサーと、
このセンサーから送られる信号から、チューブが支承部材とカウンター部材との間の正しい位置にあることを表示する予備決定条件が満たされているか否かを決定するための手段を含むプロセス処理ユニットが更に含まれる。
従って、上述した形式の蠕動ポンプでは、蠕動ポンプに嵌装したチューブによって行使される力に関する情報へのアクセスが常時なされる。チューブによって行使される力は、チューブと、このチューブによって運ばれる液体と、色々の測定値あるいは監視パラメーターとの複合的な弾性挙動を表すものであるが、以下のように監視され得る。
先ず、センサーが、支承部材とカウンター部材との間に行使される力の有無に関する情報を提供する。
これによりプロセス処理ユニットは、チューブが然るべき位置にあることを、あるいはその逆にチューブが支承部材とカウンター部材との間に位置決めされなかったために操作ミスが生じたことを表示する情報にアクセスする。
最良の結果を得るためには、力センサーをカウンター部材内に一体化させる必要があり得る。
その場合、カウンター部材は以下を含む第1アセンブリ、即ち、蠕動ポンプへの固定手段を備えたベース部と、このベース部に一端を剛着した湾曲部分を含み且つ他端には接触部材を含むテスト胴部と、テスト胴部の前記湾曲部分に付着させた歪みゲージと、を含む第1アセンブリを含み得る。
カウンター部材は、二重通路チューブを2本通すことに関連する個別の測定を実施し得るようにするための、前記第1アセンブリと同一構成を有する独立した第2アセンブリをも含み得る。
本発明の好ましい1実施例ではプロセス処理ユニットが、信号−圧力係数を記憶したメモリーを含み、この信号−圧力係数に基づき、力センサーから供給される信号値をプロセス処理することにより、チューブ内を循環する流体の圧力値を測定する。
これにより力センサーが、チューブ内を循環する流体の圧力に関連する情報を提供することができる。次いで、プロセス処理ユニットは流体圧力センサーを使用して、測定された力に対する変換係数にアクセスする。従って、この形式の蠕動ポンプによれば、チューブ内を循環する流体の圧力が瞬時に表示され得る。
測定を高度化するための以下の特徴、即ち、プロセス処理ユニットが、チューブの蠕動を保証するためのモジュールにして、力センサを、この力センサの供給する信号値を定期的に測定することによって最低値での前記信号値の関数として較正するモジュールを含み得ること、プロセス処理ユニットが、蠕動ポンプの振動や脈動をろ別するためのモジュールを含み得ること、蠕動ポンプが、可変速度下に可動ジョーを閉鎖するための電動式の閉鎖装置を含み得ること、この閉鎖装置が第1速度即ち接近速度と、接近速度よりも遅い第2速度即ち閉鎖速度とを提供し得ること、接触部材がチューブと接触するようになっている平坦な支承面を有し得ること、接触部材がテスト胴部に取り付けた剛性部材であり得ること、が各別個に提供され得る。
また、蠕動ポンプは、相互に各別個に実現し得る以下の特徴、即ち、プロセス処理ユニットが、ローターの回転速度を、力センサーにより供給される表示値に追従させる、即ち、力センサーにより供給される信号によってローターの回転速度を変化させるようにし得ること、プロセス処理ユニットが、支承部材とカウンター部材との間に行使される力が所定閾値を上回った場合に蠕動ポンプを停止させるようにし得ること、を含む特徴に基づく追加的機能を有し得る。
図1には、上記形式の蠕動ポンプ1がその1つの用途例において示されている。
本実施例では、蠕動ポンプ1は、ボトルラック2及び流れドロワー3のようなアクセサリーを含んでいる。この形態は、ボトル4に収納した液体を、このボトル4に一端を連結し他端を容器5に連結したチューブを通して2つの容器5にポンプ送りするために使用される。
この実施例ではチューブ6は、相互にシールされ且つ、容易に切断することのできる長手方向ウェブ7によって相互に連結した上下の2つの別個の通路を含んでいる。
蠕動ポンプ1は、ディスプレー9及びコントロールキー10を上部に配置したポンプ胴部8を含む。
蠕動ポンプ1は、図1の保護キャップ12で覆われたポンプヘッド11(図3)をも含む。
図2には、蠕動ポンプ1から保護キャップ12を取り外した状態で底部側から見た斜視図が示される。保護キャップ12は、ポンプヘッド11の可動要素をカバーしてユーザーがこれらの可動要素に接触できないようにするカバーの形態の包囲体13を含む。包囲体13は、その内部でチューブ6を摺動させるために充分な幅を有する直線溝14を含んでいる。
包囲体13の内壁には可動ジョー15が3本のネジ16により固定される。可動ジョー15は全体に三日月形状を有し、その弦に相当する曲線部分の内壁は円弧形状の湾曲支承面17を構成する。この湾曲支承面17の各側には、何れも、この湾曲支承面17と同様にチューブ6と協動するようになっている歯18及び支承部材19が含まれる。
可動ジョー15は更に、包囲体13の壁を貫く孔20(図1参照)も含む。
可動ジョー15には、長円孔22と連通する丸孔21も形成される。図13には長円孔22が示され、図から明らかな如く、可動ジョー15の壁部分の厚さの実質的に半分の高さに位置付けられた肩22’を含んでいる。
図3には、保護キャップ12を取り外した状態でのポンプヘッド11が示される。ポンプヘッド11はプレート形態を有し、このプレート形態部分には、カウンター部材24と、ストップピン25と、可動ジョー15が回転できるようにするために可動ジョー15の孔20に挿通されるようになっているシャフト23とが固定状態で取り付けられる。
ポンプヘッド11は、ローラーを組み込み且つ回転自在に取り付けたローター26と、偏心フィンガ28を突出させたプレート27とをも受ける。
図4には、蠕動ポンプ1から取り外した状態での、ローラーを組み込んだローター26が示される。ローター26は2つのフランジ29を含み、これらのフランジの間には、3つの円筒形状ローラー30と、2つのセンタリング用ローラー31とが回転自在に取り付けられ、円筒形状ローラー30はフランジ29の輪郭に沿って相互に120°の等間隔を置いて位置付けられる。
図4では上側に示されるフランジ29は平坦部32を含んでいる。
図14には円筒形状ローラー30、センタリング用ローラー31、平坦部32の配置状況が示される。
図5には、図3に示すポンプヘッドの、ローター26を取り外した状態が示される。図5には、蠕動ポンプ1の主要機能を満たすべくローター26を回転駆動させる駆動シャフト33が示される。
図6には蠕動ポンプ1を側方から見た斜視図が示され、チューブ6と保護キャップ12とが協動する部分がローマ数字VIIで示されている。
図7は図6のローマ数字VIIで示す部分の拡大図であり、直線溝14の内部の、チューブ6が係合する部分が示される。直線溝14のこの部分は、円弧状の底部35と、相対する2つの横方向壁36とにより境界付けされる。各横方向壁36には、相対して配置された保持用ボス37が含まれる。
図7に示される直線溝14部分は、チューブ6がこの部分に押し込まれた場合にチューブ6を受け、次いでこのチューブ6を直線溝14に沿った長手方向軸線に関して、言い換えれば直線溝と平行方向に摺動させ得るようになっている位置付け用部材を構成する。
チューブ6を直線溝14の図7に示す部分に押し込み(図9)、図7に示すアセンブリ状態とした場合、チューブ6は先ず横方向壁36に沿って下方に摺動し、チューブ6の下方の通路が保持用ボス37と接触する。保持用ボス37は、チューブ6を完全に押し込むために越えるべきハードポイントを創出する。このハードポイントを超えてユーザーが引き続きチューブを押し込むとチューブの下方の通路が弾性変形し、次いで底部35に相対する状態に位置決めされる。チューブ6のウェブ7が2つの保持用ボス37の間に位置決めされ、チューブ6は直線溝14の、図7に示す部分の方向において保持される。
チューブ6の下方の通路が保持用ボス37によってハウジング内に保持される状態でも、チューブ6と位置付け用部材との間には尚、間隙が有ることから、図10を参照して先に説明した摺動が可能とされる。
チューブ6は、その下方の通路を弾性変形させ、ハードポイントを前記同様に越えさせることにより取り外される。
図8には、チューブ6を先に説明した配置状況とした場合の断面図が示される。
図11には、図3の構成でのポンプヘッド11の斜視図が示される。
図12には、可動ジョー15を嵌装した状態でのポンプヘッド11が示される。この図12では、可動ジョーはポンプヘッド11に取り付けた各構成部品との協動状況を示すためにカバー12から分離した状態で示される。
図13は図12の断面図であり、ポンプヘッド11でのプレート27の取付け状況が特に示されている。
プレート27は、支承体に取り付けられ且つポンプヘッド11に関して回転する駆動軸38に固着される。駆動軸38は図示されないモーターにより回転駆動されるウォームギヤ40と歯合するギヤ39に固着される。
図14〜図16は、図12に示すアセンブリの可動ジョーの、偏心フィンガ28によって決定される、即ち、プレート27の角度位置によって決定される各位置を示す平面図である。
図14では偏心フィンガ28は、可動ジョー15がポンプヘッド11に嵌着され得る位置にある。
図15では可動ジョー15は図14と同じ位置にあるが、偏心フィンガ28は可動ジョー15を錠止してポンプヘッド11から引き出されないようにする位置にある。
図16では可動ジョーは偏心フィンガ28によって閉鎖された状態で示される。
図14〜図16に示す部分の各位置は、通常は可動ジョー15を覆って嵌装する保護キャップ12で覆われ、蠕動ポンプ1の通常使用時には外部から見えない。
図17〜図19には、ポンプヘッド11に取り付けたカウンター部材24が示される。
図19を参照するに、カウンター部材24が示され、上方テスト胴部41と、下方テスト胴部42と、これらの上方テスト胴部及び下方テスト胴部の輪郭を追従する形状を有し且つこれら各テスト胴部41、42を相互に連結する2つのフランジ43とを含んでいる。
図18にはフランジ43の、カウンター部材24の横方向壁を構成する形状が示される。各フランジ43は、位置付け用ピン44と、固定用ネジ45とにより、上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42に夫々剛着される。
カウンター部材を底部から見た図17には、ポンプヘッド11に固着した下方テスト胴部42の表面も示されている。この表面の、ボス48の夫々にタッピングした2つのタップ穴47間にはケーブルオリフィス46が設けられる。
カウンター部材24は、上方テスト胴部41に剛着した上方接触部材49と、下方テスト胴部42に剛着した下方接触部材50とを更に含む。
位置付け用ピン44と固定用ネジ45とにより上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42を各フランジ43に固定し、上方接触部材49及び下方接触部材50に力を加えると上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42が変形され得る。
図20〜図22にはカウンター部材の、図17〜図19と類似の状況が示され、カウンター部材24はフランジ43と、上方接触部材49を嵌装した上方テスト胴部41及び下方接触部材50を嵌装した下方テスト胴部42と、の間部分の隙間を充填する弾力シール43を含んでいる。弾力シール43の弾力性が、シール効果を提供すると同時に、各テスト胴部及び各フランジ43の相対運動を可能とする。弾力シール51の材料の剛性は、各テスト胴部及び各フランジのそれと比較した場合に無視し得るものとすべきである。各テスト胴部41、42は、例えば、フランス規格協会のZ40 CNV 14と一致する高強度マルテンサイト系ステンレス鋼から形成し、HRC硬度45に調質/焼鈍し得、他方、各フランジ43及び接触部材49、50は普通のステンレス鋼から作製され得、その場合、弾力シール51はシリコーンから作製され得る。一般に、各テスト胴部41、42、各接触部材49、50、各フランジ43の各間部分の隙間やオリフィスはこの種のシールによって充填することで完全にシールされ得る。
図23には、上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42の形状を示す、カウンター部材24を長手方向に沿った部分断面図である。
上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42は各々ベース部52を有し、各ベース部52からは湾曲部分53が伸延され、この湾曲部分の端部位置には、相当する接触部材49、50の蟻溝ほぞ55が係入する蟻溝ほぞ穴54が設けられる。各ベース部52は、ピン44やネジ45を挿通させるための横断方向穴56と、図示しない後壁を固定するためのオリフィス56’とを含む。
上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42は各々、湾曲部分53の内壁に固定した歪みゲージ57を有する。この歪みゲージ57は、その取付け部分における湾曲部分53の変形を測定するようになっている。湾曲部分53は、タップ穴47にネジを挿通することによりカウンター部材24をポンプヘッド11に固定し、次いで上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42の何れかを押した場合にそうした変形を生じ得る。
上方テスト胴部41及び下方テスト胴部42は各フランジ43を介してベース部52においてのみ連結されていることから、一方のテスト胴部の湾曲部分53の変形は、他方のテスト胴部の湾曲胴部53の変形とは無関係であることを銘記されたい。
歪みゲージは、メカニカルエンジニアリング分野ではよく知られた態様下に、例えばホイートストーンブリッジに連結することができる。
オリフィス46を貫く図示しないケーブルが、各歪みゲージ57を蠕動ポンプ1の制御回路に連結する。
図24はカウンター部材24に連結したプロセス処理ユニット58と、ローター26を駆動するモーター、偏心フィンガ28を駆動するモーター、キー10のような入力機器、ディスプレー9のような出力機器、といった、蠕動ポンプ1の様々な構成部品を表すダイヤグラム図である。
プロセス処理ユニット58は、チューブ6の蠕動を補償するための補償モジュール59と、可動ジョー15の閉鎖を制御するための制御モジュール60と、蠕動ポンプ1の脈動(pulsation)をフィルタリングして平滑化するためのフィルタリングモジュール61とを含む。
その動作を今後説明するプロセス処理ユニットの機能は、適宜の電子回路あるいは適宜のプログラムされたデータプロセス処理装置によって提供され得る。
ここに記載した蠕動ポンプ1は今後説明される態様下に動作する。
蠕動ポンプ1が始動される際、可動ジョー15は図9及び図10に示す保護キャップ12の位置に相当する図15に示す位置にあり、ローター26もまた、図15に示す位置にあり、平坦部32はローター26と可動ジョー15との間に直線通路が形成されるように配置され、保護キャップ12の位置付け用部材が、前記形成された前記直線通路に整列されている。
先ずチューブ6を蠕動ポンプ1に嵌装する。この目的上、図9に示すように、ユーザーは両手でチューブ6を保持して直線溝14内に挿通するが、保持用ボス37が存在するために、各直線溝14の端部位置に形成した位置付け用部材内の適宜の位置に到達させるためには、図7に示すように、先に説明した如くチューブ6を押し込んでハードポイントを乗り越えさせる必要がある。
図10を参照するに、ユーザーは次ぎに、カバー12の各側において入手し得るチューブ長さ部分を、このチューブ6を接続するアクセサリー(図1参照)の相関要素として適合させるべく、チューブ6を横方向の何れかにスライドさせる。
この操作を実施しておけば、蠕動ポンプ1におけるチューブ6の位置決めに関する限り、ユーザーが関与する必要性は無くなる。
ユーザーがコントロールキー10を用いて蠕動ポンプ1を始動させると、プレート27がその駆動系を介して回転され、これにより可動ジョー15が図16に示す位置に移動され、この位置で、可動ジョー15の歯18がチューブ6の長手方向ウェブ7を固定用ピン25にクランプする。
可動ジョー15が前記位置に達するとモーターがストールし、モーターの消費電流が増大する。この電流増大による電流消費ピーク値が検出されるとモーターが停止される。
可動ジョー15が閉鎖するとチューブ6がローター26の周囲に巻き付けられ、同時に、保護キャップ12の位置付け用部材内で必要に応じて摺動する。
チューブ6は、歯18と固定用ピン25とが協動することによって、また支承部材19とカウンター部材24とが協動することによって、チューブ6の上下の各通路が軽く把持され、かくしてローター26の各側で最終的に保持される。
ギヤ39及びウォームギヤ40を含む不可逆性のシステムにより可動ジョー15は閉鎖位置に保持される。これら各構成部品のピッチや螺旋角度は、メカニカルエンジニアリングの分野ではよく知られた様式であり、ウォームギヤ40が回転するとギヤ39が回転駆動されるが、ギヤ39が回転してもウォームギヤ40は回転駆動しないように選択される。
チューブ6が上述の如く挿通され、ローター26が回転されると、ローラー30が移動し、チューブ6内に収納された流体が循環を始める。
蠕動ポンプ1が作動すると、可動ジョー15が図16の位置、即ち、可動ジョー15内の長円孔22内の偏心フィンガ28と肩22’とにより可動ジョー及び保護キャップの組み合わせが外れないようになる位置に移動し、かくしてユーザーの安全性が保証される。可動ジョー15は、図15に示す位置、即ちローター26が回転しないが蠕動ポンプ1は作動する場合にも外れないようになる。
他方、蠕動ポンプ1が停止されると、偏心フィンガ28は図14に示す位置に復帰し、例えば、ポンプヘッド11の構成部品を洗浄することが出来るようにするために、可動ジョー及び保護キャップの組み合わせを釈放する。
蠕動ポンプ1は、カウンター部材24を介してチューブ6や循環する流体に関する情報を入手し、入手した情報に従い蠕動ポンプ1に関して作動するための手段を更に含んでいる。
カウンター部材24は、信号−圧力係数をメモリー内に記憶しているプロセス処理ユニット(図24)に連結される。プロセス処理ユニットは、この信号−圧力係数と、歪みゲージ57(相当する湾曲部分53の変形量を表示する)とから、チューブ6内を循環する流体の圧力を導き出すようになっている。
チューブ6を嵌装し、ポンプヘッドを図16に示す位置とした状態で、プロセス処理ユニットは先ず、チューブ6が存在すること及びチューブが正しく配置されていることを確認する。この目的上、可動ジョー15が閉じた状態での支承部材19と、カウンター部材24との間の距離がチューブ6の幅寸法未満であること(図23参照)を確認することで、湾曲部分53の変形量を確認する必要がある。
チューブ6の存在が検出されない場合は蠕動ポンプ1は駆動されず、エラーメッセージが表示される。
チューブが正しく位置決めされ、蠕動ポンプが作動されると、プロセス処理ユニット58が、チューブ6の上下の各通路内の流体の瞬時圧力を、相互に独立した状態で出力機器に供給する。
信号−圧力係数は、較正段階で、特性の分かっているチューブを蠕動ポンプ1内に組み込み、このチューブに既知の圧力を加えることで経験的に決定される。次いで、歪みゲージ57から送られる電圧値を読み取り、この電圧値に相当する圧力値を求めることで、信号−圧力係数が決定され得る。信号−圧力係数は新しいチューブを使用する都度、決定され得る。複数のチューブに対してこのテストを実施し、テスト結果から全てのチューブに対して有効な平均値を決定することにより、信号−圧力係数の平均値を求めることができる。
プロセス処理ユニット58は、以下に説明する二次的用途のために、チューブ6内の流体の測定圧力値を使用することができる。
プロセス処理ユニット58はチューブ6の蠕動を補償するモジュール59を含み、かくして測定上の信頼性を改善する。この目的上、モジュール59が、歪みゲージ57から送られる電圧値を一定間隔、例えば20ミリ秒間隔毎に測定し、最低電圧値をゼロ圧力を算出するための参照値としつつ、1つの測定値から次の測定値に渡る較正を実施する。
プロセス処理ユニット58には、可動ジョー15が開放位置から閉鎖位置に移動するに際して可動ジョー15の閉鎖速度を調節し、チューブ6を支承部材19とカウンター部材24との間で押圧させるようになっている、可動ジョー15の閉鎖を制御するためのモジュール60をも含んでいる。可動ジョー15の閉鎖が早過ぎるとチューブ6の弾性によって圧力測定が妨害される。
圧力測定がそのように妨害されると、モジュール60は可動ジョー15の閉鎖速度を遅くすることができる(即ち、偏心フィンガ28のモーターの速度を低下させる)。
モジュール60は、可動ジョー15の閉鎖を高速で開始させ、次いで、チューブ6がカウンター部材24に接近した後、低速でチューブ6をクランプさせることができる。
プロセス処理ユニット58は、蠕動ポンプ1の脈動をフィルタリングするためのモジュール61を更に含む。蠕動ポンプ1の作動中における、チューブ6に作用するロータ26の動作が、ローター26の回転周波数に基づく圧力測定値への周期的な妨害を生じさせる原因となる。
モジュール61は、カットオフ周波数を設定する、例えばローパスRCフィルター手段による電子的フィルタリングを適用する。
本実施例ではローター26の回転数は240rpmであり、ローターは、角周波数12Hzに相当する3つのローラーを含んでいる。適宜のRCフィルターによりカットオフ周波数1.5Hzが画定される。この値は良好な結果をもたらす。
プロセス処理ユニット58は、ローター26の回転速度をチューブ6内の流体の圧力測定値に追従させる、即ち、ローター26の回転速度をチューブ6内の流体の圧力測定値によって変化させることもできる。例えば、プロセス処理ユニット58がチューブ6内の許容最大圧力値に関連する情報を得た場合、蠕動ポンプの回転速度は最大値に増大され得、また、チューブ6内の圧力が許容最大値に接近した場合には必要に応じて減速され得る
上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
作動準備状態にある蠕動ポンプ及びアクセサリーの斜視図である。 図1の蠕動ポンプの上部に配置した保護キャップの底部からの斜視図である。 図2の保護キャップを外した状態での図1の蠕動ポンプの平面図である。 図3の蠕動ポンプの上部に見える、ローラーを組み込んだローターの斜視図である。 図4のローターを取り外した状態での、図3と類似の平面図である。 図1とは異なる方向からの斜視図である。 図6のVIIで示す部分の拡大断面図である。 図1及び図6に示す蠕動ポンプの上部を長手方向に沿って切断し、保護キャップ内部へのチューブの配置状況を例示する断面図である。 図1及び図6に示す蠕動ポンプ内にチューブを手動嵌装する状況を例示する斜視図である。 図9に示すチューブを横方向において調整する状況を例示する、図9と類似の斜視図である。 図3に示す蠕動ポンプのヘッド部分の斜視図である。 図2に示す可動ジョーを示す、図11と類似の斜視図である。 図12に示すアセンブリを、ローラーを組み込んだローターと、可動ジョーを作動するカムとを通過する平面に沿って切断した断面図である。 異なる位置における可動ジョーを示す、図12に示す蠕動ポンプのヘッド部分の平面図である。 異なる位置における可動ジョーを示す、図12に示す蠕動ポンプのヘッド部分の平面図である。 異なる位置における可動ジョーを示す、図12に示す蠕動ポンプのヘッド部分の平面図である。 可動ジョーの支承部材と相対する、図12に示すカウンター部材の底面図である。 可動ジョーの支承部材と相対する、図12に示すカウンター部材の側面図である。 可動ジョーの支承部材と相対する、図12に示すカウンター部材の正面図である。 カウンタ部材の、シール処理を受けた後における、図17と類似の底面図である。 カウンタ部材の、シール処理を受けた後における、図18と類似の側面図である。 カウンタ部材の、シール処理を受けた後における、図19と類似の正面図である。 図18に示すカウンター部材の、支承部材及びパイプとの間における協動状況を示す、長手方向に沿って部分的に切断した側面図である。 力センサ及びプロセス処理ユニットの配置状況及び蠕動ポンプの特定要素との連結状況を表すダイヤグラム図である。
符号の説明
1 蠕動ポンプ
2 ボトルラック
3 流れドロワー
4 ボトル
5 容器
6 チューブ
7 長手方向ウェブ
8 ポンプ胴部
9 ディスプレー
10 コントロールキー
11 ポンプヘッド
12 保護キャップ
13 包囲体
14 直線溝
15 可動ジョー
17 湾曲支承面
18 歯
19 支承部材
20 孔
21 丸孔
22 長円孔
22’ 肩
23 シャフト
24 カウンター部材
25 ストップピン
26 ローター
27 プレート
28 偏心フィンガ
29 フランジ
30 円筒形状ローラー
31 センタリング用ローラー
32 平坦部
33 駆動シャフト
36 横方向壁
37 保持用ボス
38 駆動軸
39 ギヤ
40 ウォームギヤ
41 上方テスト胴部
42 下方テスト胴部
43 フランジ
44 位置付け用ピン
45 固定用ネジ
46 ケーブルオリフィス
47 タップ穴
48 ボス
50 下方接触部材
51 弾力シール
53 湾曲部分
54 蟻溝ほぞ穴
55 蟻溝ほぞ
56 横断方向穴
56’ オリフィス
57 歪みゲージ
58 プロセス処理ユニット
59 補償モジュール
60 制御モジュール
61 フィルタリングモジュール

Claims (13)

  1. ローラー(30)及び可動ジョー(15)を含むローター(26)を含む蠕動ポンプ(1)であって、
    可動ジョー(15)が、
    開放位置にして、該可動ジョーがローター(26)から離れる方向に移動し、支承部材(19)が蠕動ポンプ(1)の、固定されたカウンター部材(24)から離れる方向に移動し、その結果、蠕動ポンプ(1)が作用するべきチューブ(6)が、その一方において可動ジョー(15)とローター(26)との間に嵌着され得、その他方において支承部材(19)とカウンター部材(24)との間に嵌着され得る開放位置と、
    閉鎖位置にして、可動ジョー(15)がローター(26)に接近する方向に移動し、この移動によって支承部材(19)がカウンター部材(24)の方向に移動し、その結果、前記チューブ(6)が可動ジョー(15)の湾曲した支承面(17)と、その一方においてローター(26)の少なくとも1つのローラー(30)との間に把持され、その他方において、支承部材(19)とカウンター部材(24)との間に把持される閉鎖位置と、を取り、
    前記蠕動ポンプ(1)が、
    支承部材(19)とカウンター部材(24)との間に行使される力センサー(53、57)と、
    プロセス処理ユニット(58)にして、力センサー(53、57)から送られる信号から、支承部材(19)とカウンター部材(24)との間におけるチューブ(6)の位置が正しいことを表示する予備決定条件が満足されていることを判定するための手段と、
    を更に含む蠕動ポンプ。
  2. 力センサー(53、57)がカウンター部材(24)と一体化される請求項1の蠕動ポンプ。
  3. カウンター部材(24)が、
    ベース部(52)にして、該ベース部を蠕動ポンプ(1)に固定するための手段(47)を有するベース部(52)と、
    テスト胴部(53)にして、一端がベース部(52)に剛着され、他端が接触部材(50)を含む湾曲部分を含むテスト胴部と、
    該テスト胴部(53)の前記湾曲部分に取り付けた歪みゲージ(57)と、
    を含む第1アセンブリを含む請求項2の蠕動ポンプ。
  4. カウンター部材(24)が、第1アセンブリと同一構成を有する別個の第2アセンブリを含む請求項3の蠕動ポンプ。
  5. プロセス処理ユニット(58)が信号−圧力係数を記憶したメモリーを含み、該プロセス処理ユニットが、前記信号−圧力係数に基づき、前記力センサー(53、57)から送られる信号の値をプロセス処理することにより、チューブ(6)内を循環する流体の圧力を入手するようになっており、前記信号が支承部材とカウンター部材との間に行使される力に相当し、前記圧力が、既知特性のチューブに加える既知の圧力に相当する請求項1〜4の何れかの蠕動ポンプ。
  6. プロセス処理ユニット(58)が、チューブ(6)の蠕動を補償するためのモジュール(59)にして、力センサー(53、57)から送られる信号値を定期的に測定し且つ該信号値の最低測定値の関数として力センサー(53、57)を較正するようになっているモジュール(59)を含んでいる請求項1〜5の何れかの蠕動ポンプ。
  7. プロセス処理ユニット(58)が、蠕動ポンプ(1)の脈動をフィルタリングして平滑化するためのモジュール(61)を含んでいる請求項1〜6の何れかの蠕動ポンプ。
  8. プロセス処理ユニット(58)が、力センサー(53、57)から送られる信号によってローター(26)の回転速度を変化させるようになっている請求項1〜7の何れかの蠕動ポンプ。
  9. プロセス処理ユニット(58)が、支承部材(19)とカウンター部材(24)との間に行使される力が、予備決定した閾値を超えた場合に蠕動ポンプ(1)を停止させるようになっている請求項1〜8の何れかの蠕動ポンプ。
  10. 可動ジョー(15)を可変速度下に閉鎖させるためのモーター駆動式の閉鎖装置を含んでいる請求項1〜9の何れかの蠕動ポンプ。
  11. 閉鎖装置が、第1速度、即ち接近速度と、第2速度、即ち、接近速度よりも低速の閉鎖速度とを提供する請求項10の蠕動ポンプ。
  12. 接触部材(49、50)が、チューブ(6)と接触するようになっている平坦な支承面を有している請求項3あるいは4の蠕動ポンプ。
  13. 接触部材(49、50)が、テスト胴部(53)に取り付けた剛性部材である請求項3あるいは4の蠕動ポンプ。
JP2005188169A 2004-06-30 2005-06-28 チューブと協動するようになっている支承部材及びカウンタ部材を含む蠕動ポンプ Active JP4109685B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0407259A FR2872553B1 (fr) 2004-06-30 2004-06-30 Pompe peristaltique comportant un organe d'appui et un contre-appui adaptes a cooperer avec un tube

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006017123A JP2006017123A (ja) 2006-01-19
JP4109685B2 true JP4109685B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=34947891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005188169A Active JP4109685B2 (ja) 2004-06-30 2005-06-28 チューブと協動するようになっている支承部材及びカウンタ部材を含む蠕動ポンプ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20060002799A1 (ja)
EP (1) EP1612423B1 (ja)
JP (1) JP4109685B2 (ja)
CN (1) CN100554685C (ja)
AT (1) ATE438802T1 (ja)
DE (1) DE602005015789D1 (ja)
ES (1) ES2331193T3 (ja)
FR (1) FR2872553B1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2872554B1 (fr) * 2004-06-30 2008-09-19 Millipore Corp Pompe peristaltique comportant des organes de mise en position d'un tube
US8251954B2 (en) * 2005-04-27 2012-08-28 Seiko Epson Corporation Fluid transportation system and method of setting fluid ejection amount
JP4924235B2 (ja) * 2006-08-01 2012-04-25 セイコーエプソン株式会社 流体輸送システム、流体輸送装置
US7934912B2 (en) 2007-09-27 2011-05-03 Curlin Medical Inc Peristaltic pump assembly with cassette and mounting pin arrangement
US8083503B2 (en) 2007-09-27 2011-12-27 Curlin Medical Inc. Peristaltic pump assembly and regulator therefor
US8062008B2 (en) 2007-09-27 2011-11-22 Curlin Medical Inc. Peristaltic pump and removable cassette therefor
US9026370B2 (en) 2007-12-18 2015-05-05 Hospira, Inc. User interface improvements for medical devices
DE202009011493U1 (de) * 2009-08-26 2009-11-05 Astrium Gmbh Schlauchpumpe
US9909579B2 (en) 2014-06-09 2018-03-06 Blue-White Industries, Ltd. Overmolded tubing assembly and adapter for a positive displacement pump
US11578716B2 (en) 2010-01-22 2023-02-14 Blue-White Industries, Ltd. Overmolded tubing assembly and adapter for a positive displacement pump
US20110180172A1 (en) 2010-01-22 2011-07-28 Blu-White Industries, Inc. High pressure, high flow rate tubing assembly for a positive displacement pump
US8858185B2 (en) 2010-06-23 2014-10-14 Hospira, Inc. Fluid flow rate compensation system using an integrated conductivity sensor to monitor tubing changes
US9240002B2 (en) 2011-08-19 2016-01-19 Hospira, Inc. Systems and methods for a graphical interface including a graphical representation of medical data
EP2764246B1 (en) * 2011-09-21 2019-05-01 Sanofi-Aventis Deutschland GmbH Peristaltic pump
WO2013090709A1 (en) 2011-12-16 2013-06-20 Hospira, Inc. System for monitoring and delivering medication to a patient and method of using the same to minimize the risks associated with automated therapy
AU2013239778B2 (en) 2012-03-30 2017-09-28 Icu Medical, Inc. Air detection system and method for detecting air in a pump of an infusion system
AU2013296555B2 (en) 2012-07-31 2017-10-19 Icu Medical, Inc. Patient care system for critical medications
US9777720B2 (en) 2013-03-14 2017-10-03 Blue-White Industries, Ltd. High pressure, high flow rate tubing assembly and adapter for a positive displacement pump
US10046112B2 (en) 2013-05-24 2018-08-14 Icu Medical, Inc. Multi-sensor infusion system for detecting air or an occlusion in the infusion system
ES2845748T3 (es) 2013-05-29 2021-07-27 Icu Medical Inc Sistema de infusión y método de uso que impiden la sobresaturación de un convertidor analógico-digital
AU2014274146B2 (en) 2013-05-29 2019-01-24 Icu Medical, Inc. Infusion system which utilizes one or more sensors and additional information to make an air determination regarding the infusion system
CN103790809A (zh) * 2014-01-17 2014-05-14 杭州泰林生物技术设备有限公司 蠕动泵系统
JP6636442B2 (ja) 2014-02-28 2020-01-29 アイシーユー・メディカル・インコーポレーテッド 2波長の光学的な管路内空気検出を利用する輸液システムおよび方法
JP2017517302A (ja) 2014-05-29 2017-06-29 ホスピーラ インコーポレイテッド 構成可能閉ループ送達速度キャッチアップを有する注入システムおよびポンプ
EP3172441B1 (en) 2014-07-24 2018-07-18 Merck Patent GmbH Rotor device for peristaltic pump
US11344668B2 (en) 2014-12-19 2022-05-31 Icu Medical, Inc. Infusion system with concurrent TPN/insulin infusion
US10850024B2 (en) 2015-03-02 2020-12-01 Icu Medical, Inc. Infusion system, device, and method having advanced infusion features
AU2017264784B2 (en) 2016-05-13 2022-04-21 Icu Medical, Inc. Infusion pump system and method with common line auto flush
EP3468635B1 (en) 2016-06-10 2024-09-25 ICU Medical, Inc. Acoustic flow sensor for continuous medication flow measurements and feedback control of infusion
CN110662566B (zh) * 2017-03-22 2022-12-23 爱康思宝实验室株式会社 输液泵
US10089055B1 (en) 2017-12-27 2018-10-02 Icu Medical, Inc. Synchronized display of screen content on networked devices
US20190388918A1 (en) * 2018-06-25 2019-12-26 Wessol, Llc Variable pressure sprayer
US11278671B2 (en) 2019-12-04 2022-03-22 Icu Medical, Inc. Infusion pump with safety sequence keypad
WO2022020184A1 (en) 2020-07-21 2022-01-27 Icu Medical, Inc. Fluid transfer devices and methods of use
US11135360B1 (en) 2020-12-07 2021-10-05 Icu Medical, Inc. Concurrent infusion with common line auto flush

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3918854A (en) * 1974-06-19 1975-11-11 Alphamedics Mfg Corp Peristaltic pump
US4784577A (en) * 1986-09-02 1988-11-15 Critikon, Inc. Pump pressure sensor
US4976590A (en) * 1988-06-08 1990-12-11 Baldwin Brian E Fluid conduit-responsively adjustable pump arrangement and pump/conduit arrangement and method, and fluid conduits therefor
US5215450A (en) * 1991-03-14 1993-06-01 Yehuda Tamari Innovative pumping system for peristaltic pumps
US5103211A (en) * 1989-11-02 1992-04-07 Ivac Corporation Apparatus for detecting fluid line occlusion
US5217355A (en) * 1991-08-05 1993-06-08 Imed Corporation Two-cycle peristaltic pump with occlusion detector
GB2285837B (en) * 1994-01-24 1998-05-13 Varian Australia Peristaltic pump
US5388972A (en) * 1994-03-09 1995-02-14 Medical Laboratory Automation, Inc. Peristaltic pump with removable tubing of precise length
JPH11500029A (ja) * 1995-02-07 1999-01-06 ジェンシア・インコーポレイテッド フィードバック制御される薬剤デリバリーシステム
US5661245A (en) * 1995-07-14 1997-08-26 Sensym, Incorporated Force sensor assembly with integrated rigid, movable interface for transferring force to a responsive medium
JP3980058B2 (ja) * 1995-10-20 2007-09-19 ヘモネティクス・コーポレーション ポンプとプラテンとが組み合わされた容器
GB9607471D0 (en) * 1996-04-10 1996-06-12 Baxter Int Volumetric infusion pump
US6164920A (en) * 1996-09-30 2000-12-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Perfusion system with control network
US5752813A (en) * 1996-10-23 1998-05-19 A.Z.E. Medical Inc. Keyed cassette for dispensing pump
CN2300740Y (zh) * 1997-02-24 1998-12-16 北京市历元电子仪器技贸公司 蠕动泵管自动置位和复位装置
US6164921A (en) * 1998-11-09 2000-12-26 Moubayed; Ahmad Maher Curvilinear peristaltic pump having insertable tubing assembly
US6347553B1 (en) * 2000-02-28 2002-02-19 Alaris Medical Systems, Inc. Force sensor assembly for an infusion pump
DE10062600C2 (de) * 2000-12-12 2002-12-05 Wom World Of Medicine Ag Peristaltische Schlauchpumpe
US6731216B2 (en) * 2002-05-20 2004-05-04 B. Braun Medical, Inc. Proper tubing installation testing method and apparatus for a peristaltic pump
CA2557915A1 (en) * 2004-03-04 2005-03-22 Cole-Parmer Instrument Company Peristaltic pump

Also Published As

Publication number Publication date
FR2872553A1 (fr) 2006-01-06
ATE438802T1 (de) 2009-08-15
JP2006017123A (ja) 2006-01-19
CN1715650A (zh) 2006-01-04
ES2331193T3 (es) 2009-12-23
US20060002799A1 (en) 2006-01-05
EP1612423B1 (en) 2009-08-05
DE602005015789D1 (de) 2009-09-17
CN100554685C (zh) 2009-10-28
FR2872553B1 (fr) 2006-09-22
EP1612423A1 (en) 2006-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4109685B2 (ja) チューブと協動するようになっている支承部材及びカウンタ部材を含む蠕動ポンプ
US20220262475A1 (en) Adaptive signal processing
US6672841B1 (en) Pumping and metering device
CA3129437C (en) System, method, and apparatus for infusing fluid
US9539385B2 (en) Infusion pump device with venting feature
JP4833731B2 (ja) シリンジポンプ
US5180287A (en) Method for monitoring fluid flow from a volumetric pump
US9839744B2 (en) Occlusion detection device, transfusion apparatus, and occlusion detection method
US20140163522A1 (en) Fluid reservoir seating procedure for a fluid infusion device
EA013511B1 (ru) Переносное устройство для лечения перитонеальным диализом
JP4805724B2 (ja) シリンジポンプ
WO2008027971A2 (en) Cassette system for peritoneal dialysis machine
WO1993003295A1 (en) Torque compensated cam assembly and method
JP4833732B2 (ja) シリンジポンプ
CA3156157A1 (en) REACTION MEASUREMENT SYSTEMS AND METHODS
JP2009138933A (ja) 流量制御装置
EP3344310B1 (en) Infusion device for acting onto a tube set
AU2015208009B2 (en) Valve for a pressurized fluid cylinder and corresponding cylinder
JP4453921B2 (ja) 電動弁診断方法および装置
EP3483440A1 (en) Peristaltic pump
KR20030097746A (ko) 멀티 센서가 내설된 휴대용 약물 주입펌프
CA2549921A1 (en) Device for invasively measuring fluid pressure
CN219332685U (zh) 一种引流瓶连接结构及引流装置
KR102171702B1 (ko) 스마트형 유린 미터
WO2014045328A1 (ja) 輸液ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080404

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4109685

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250