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JP4106223B2 - 気体圧縮機 - Google Patents

気体圧縮機 Download PDF

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JP4106223B2
JP4106223B2 JP2002065331A JP2002065331A JP4106223B2 JP 4106223 B2 JP4106223 B2 JP 4106223B2 JP 2002065331 A JP2002065331 A JP 2002065331A JP 2002065331 A JP2002065331 A JP 2002065331A JP 4106223 B2 JP4106223 B2 JP 4106223B2
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浩幹 大野
毅 野中
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カルソニックコンプレッサー株式会社
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/30Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
    • F04C18/34Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は気体圧縮機に係わり、特に、圧縮された高圧の冷媒ガスが吐出チャンバから吸入通路や吸入行程にある圧縮室に漏れるのを防止することの可能な気体圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
気体圧縮機は、室内空調用や冷凍用に用いられている。気体圧縮機50は図5に示す如く圧縮機本体1を有し、圧縮機本体1は一対のサイドブロック2、3間に介挿されたシリンダ4を備えてなり、シリンダ4内にはロータ5が回転可能に配設されている。
【0003】
ロータ5には端面間を貫通する回転軸6が一体に設けられており、回転軸6は両サイドブロック2、3のそれぞれに設けられた軸受孔7、8に回転可能に嵌合されている。そして、その回転軸先端側6aは軸受孔7より突出し、更にフロントヘッド9を貫通するように延長形成されている。
回転軸先端側6aの外周にはシール室10が設けられており、このシール室10には軸受孔7と回転軸6との軸受隙間Gを介し潤滑油が供給される。
【0004】
図6に、図5中のA−A矢視線断面図を示す。ロータ5の外周面には径方向にベーン溝12が形成され、ベーン溝12にはベーン13が摺動可能に装着されている。そして、ベーン13は、ロータ5の回転時には遠心力とベーン溝底部の油圧とによりシリンダ4の内壁に付勢される。
【0005】
シリンダ4内は、一対のサイドブロック2、3、ロータ5、ベーン13、13・・により複数の小室に仕切られている。これらの小室は圧縮室14、14・・と称され、ロータ5の回転により容積の大小変化を繰り返す。
【0006】
このような圧縮機本体1においては、ロータ5が回転して圧縮室14、14・・の容積が変化すると、その容積変化により吸入口51に通じる吸入室15の低圧冷媒ガスを吸気し圧縮する。
【0007】
サイドブロック3とケース52により吐出室19が形成されている。そして、圧縮後の高圧冷媒ガスは吐出ポート16、吐出弁17、油分離器18等を介して吐出室19に吐出される。
【0008】
このとき、油分離器18では高圧冷媒ガスから油分を分離し、分離の油分は吐出室19の底部に溜まり、潤滑油の油溜まり20を形成する。油分の分離された高圧冷媒ガスは、吐出口53より外部の図示しない熱交換器等に供給される。
【0009】
また、サイドブロック2、3のロータ5に面する回転軸6の周囲には、それぞれベーン溝底部に連通するサライ溝35、36が配設されている。そして、このサライ溝35、36には油溜まり20より潤滑油通路37、38を経て潤滑油が供給されている。
【0010】
一方、図示しないエンジンやモータ等の外部駆動源による動力は、図示しないベルト等によりプーリ31に伝えられる。プーリ31とフロントヘッド9間には、ベアリング32が配設されている。
【0011】
回転軸先端側6aの右端には、アマチュア33が固着され、クラッチ用電磁コイル34の励磁により、このアマチュア33はプーリ31の左端面に吸着若しくは離脱される。アマチュア33がプーリ31の左端面に吸着されたとき、ロータ5はプーリ31の回転につれて回転する。
【0012】
次に、圧縮室14における圧縮行程について説明する。
圧縮室14の容積が最小から最大となるまでの吸入過程では、吸入室15内の冷媒ガスが、シリンダ4等の吸入通路41とこれに連通するサイドブロック2、3の図示しない吸入口とを介して圧縮室14側に吸入される。そして、圧縮室14の容積が最大付近になると、圧縮室14が吸入口から離れて密閉空間となり、圧縮室14内に低圧冷媒ガスが閉じ込められる。
【0013】
次に、この密閉空間である圧縮室14の容積が最大から最小に移行すると、その容積減少量に応じて圧縮室14内の低圧冷媒ガスが圧縮される。更に、圧縮室14の容積が最小付近になると、その圧縮された高圧冷媒ガスの圧力によって、シリンダ4の吐出ポート16に取り付けられている吐出弁17が開かれる。そして、圧縮室14内の高圧冷媒ガスが吐出ポート16からシリンダ4の外周面側に形成された吐出チャンバ45に流出する。
【0014】
吐出チャンバ45内に流入した高圧冷媒ガスは、更に、サイドブロック3の図示しない吐出通路を通過した後、油分離器18を通って吐出室19内に吐出される。ここに、シリンダ4とサイドブロック2、3間はボルト61で締結され、シリンダ4とサイドブロック2、3間は通常シールを有さない構造となっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、かかるシールを有さない構造の場合には、ボルト61により締結されているとはいえ、シリンダ4とサイドブロック2、3間に互いの表面仕上げ精度範囲内での微小な隙間を部分的に生じている。
【0016】
このため、図6中矢印で示すように、圧縮機運転時には高圧に圧縮された冷媒ガスの存在する吐出チャンバ45側から吸入通路41や吸入行程にある圧縮室14等の低圧部へと冷媒ガスが漏れるおそれがある。
【0017】
また、図6において、シリンダ4の内部は楕円形の空洞にて形成されている。ここに、この空洞の内径に短径部(図6中のE点)を定義する。この短径部(E点)付近では圧縮機運転時に圧力が局所的に最大になることから、サイドブロック2、3がシリンダ4から離れる方向に変形する場合がある。
【0018】
このとき、圧縮機停止時に隙間がなかった場合には隙間を生じ、停止時に隙間があった場合にはその隙間は一層拡大され、吸入通路41や吸入行程にある圧縮室14への漏れ量が増大する。
【0019】
このように、高圧ガスが低圧部に流れ込むことで、エアコンシステムから本来吸入されるべき冷媒ガス量が少なくなり、体積効率が低下してしまうという問題がある。また、高温の高圧ガスが流れ込むために、圧縮された後の高圧ガスの温度が上昇してしまうという問題も発生する。
【0020】
かかる弊害を防止するため、図7に示すようにシリンダ4の楕円形の空洞及び吸入通路41の外周に沿って成形パッキン63によるシールを施すことも考えられる。
【0021】
しかしながら、楕円空洞の外側等に成形パッキン63を付設するための溝65を形成する必要が生じ、ボルト61との緩衝を避けるためにボルト61のねじ穴位置を溝65よりも更に外側に配置する必要が生じる。したがって、気体圧縮機50が大型になってしまう。
【0022】
また、図8の部分断面図に示すように成形パッキン63と溝65の間に空間67を生じている場合には、溝65を図7に示すように楕円形の空洞の全周等に渡り配設すると、この空間67を通じて高圧ガスが低圧部側に回り込むおそれがある。
この場合、前述と同じ理由で体積効率低下や温度上昇といった問題を発生してしまう。
【0023】
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、圧縮された高圧の冷媒ガスが吐出チャンバから吸入通路や吸入行程にある圧縮室に漏れるのを防止することの可能な気体圧縮機を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、冷媒ガスが外部から吸入される吸入室と、一対のサイドブロック間に介挿され、かつケース内に固定されたシリンダと、該シリンダの内部で回転するロータと、該ロータを貫通し、外部から回転駆動される回転軸と、前記ロータに対し出没自在の複数のベーンと、該ベーン、前記ロータ及び前記シリンダ間に形成された少なくとも一つの圧縮室と、前記シリンダと前記サイドブロックの当接部分のシリンダ側及び/又はサイドブロック側に配設され、前記シリンダの内部の短径部付近を通る溝と、該溝に埋設されたシール材とを備え、前記溝の短径部付近における断面積がその他の部分の断面積よりも小さく形成されたことを特徴とする
【0029】
短径部付近を除いて、溝の断面積を拡大することにより、圧縮機運転時の温度上昇によるシール材の熱膨張が、シリンダからサイドブロックを離そうとする力の発生を吸収することができる。このことにより、高圧の冷媒ガスが低圧部側に漏れるのを防止することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に本発明の実施形態の構成図を示す。なお、図6と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。
【0031】
図1において、短径部(E点)付近をほぼ中央とする溝69が図中左右に一対対称配設され、この溝69中にシール材71が配設されている。シール材71は、塩素化ポリエチレンを主成分とする高分子の弾性材料を型成形したものである。
【0032】
溝69は短径部(E点)をほぼ中央として周方向に延長されている。吸入通路41と吐出チャンバ45間にはボルト61が配設されており、溝69の延長の一端は吸入通路41とこのボルト61の間を通されている。
【0033】
また、溝69の他端は吐出ポート16の位置を越えて延長されている。圧縮行程にある圧縮室14の圧力はベーン13の位置によっては吐出チャンバ45の圧力よりも低くなる場合があり、この場合に吐出チャンバ45側から圧縮行程にある圧縮室14側に冷媒ガスが漏れるのを防止する必要がある。
【0034】
このため、吐出チャンバ45の圧力よりも低くなるおそれのある圧縮行程にある圧縮室の周囲をもカバーするよう、溝69の他端は吐出ポート16の位置を越えて延長して配設されている。
【0035】
ただし、この延長分は溝69の付設距離を最短とするため、シリンダ4の内壁に接している隣接するベーン13同士の間の間隔である、シリンダ4の内壁に沿った周長よりも短い距離とされている。
【0036】
次に、本発明の実施形態の作用について説明する。溝69の短径部(E点)より一端側に埋設されたシール材71の存在により、吐出チャンバ45から吸入通路41や吸入行程にある圧縮室14に冷媒ガスが流れ込むのを防止できる。
【0037】
一方、溝69の短径部(E点)より他端側に埋設されたシール材71の存在により吐出チャンバ45側から圧縮行程にある圧縮室14へ冷媒ガスが流れ込むのを防止できる。
【0038】
なお、シール材71を埋設するための溝69の溝幅と溝深さは、シリンダ4とサイドブロック2、3とを密接させたときのシール材71の弾性変形量(つぶし代)を考慮して決定するが、特にシール材71が弾性変形した後は、シール材71が溝69の幅方向に移動できないような寸法とすることが望ましい。
【0039】
そして、熱により膨張したときのシール材71及び溝69の断面の形状は例えばシール材71が半円状の場合には図2に示すように配設され、熱膨張時には、シール材71の上端において溝69との間に隙間を生じないように形成されるのが望ましい。
【0040】
ただし、溝69の断面形状は、矩形のものに限らず、一部又は全体が曲線状のものでも良い。例えばボールエンドミルなどで加工した場合のように、溝底部が円弧状に形成されていても良い。
【0041】
また、図3に示すように、シール材71を角形状のものとして形成することも可能である。この場合であっても同様に、熱膨張時にシール材71と溝69間に隙間を生じないように形成されるのが望ましい。
【0042】
以上により、吐出チャンバ45側の高圧ガスが低圧部に流れ込むのを防止することができるので、体積効率が向上し吐出ガス温度が上昇するのを防止することができる。
【0043】
また、溝69は短径部(E点)付近の局所にのみ配設したので、溝69の長さは少なく、溝69とシール材71間の隙間からリークされる冷媒ガスの量は減る。
更に、シール材を全周に配設することがないので、ボルト61の配設位置を変更するなど、形状上の制約はなく、小型化することができる。
【0044】
なお、吐出チャンバ45と吸入通路41間にボルト61が配設されている場合には、このボルト61と吸入通路41の間に溝69を配設するのが望ましい。これは、ボルト61の雄ねじと雌ねじ間には微小の隙間が存在しており、この隙間を通じて高圧のガスが低圧部側に漏れるのをシール材71により防止するためである。
【0045】
溝69は局所配設なので、加工しやすくコストの低減にもつながる。なお、溝69はシリンダ4の側に配設するとして説明したが、サイドブロック2、3の側に配設するようにしても良い。
【0046】
また、本実施形態では、溝69の溝幅と溝深さは溝の長手方向で一定であったが、図4に示すように、溝幅と溝深さを長手方向で一定とせずに、図1におけるシリンダ4の短径部(E点2箇所)付近を除いて、溝幅あるいは溝深さを拡大することも可能である。すなわち、短径部(E点2箇所)付近を除いて、溝69の断面積が拡大している。逆をいえば、短径部(E点2箇所)付近において、断面積が縮小している。
【0047】
このように、短径部(E点2箇所)付近を除いて、溝の断面積を拡大することにより、圧縮機運転時の温度上昇によるシール材71の熱膨張が、シリンダ4からサイドブロック2、3を離そうとする力の発生を吸収することができる。
【0048】
シリンダ4の短径部(E点2箇所)付近の溝69の断面積を拡大しないのは、圧縮機運転時に過圧縮や液圧縮などが発生することがあるためである。過圧縮や液圧縮などが発生すると、この短径部(E点2箇所)付近の圧縮室14で圧力が大きくなり、シリンダ4からサイドブロック2、3を離そうとする力が加わるとともに、シール材71に対しては図1の中心部から外周側に向かって圧力が作用し、シール材71を外周側に移動させようとするからである。
【0049】
すなわち、この短径部(E点2箇所)付近で溝69の溝深さを必要以上に深くしてしまうと、シリンダ4からサイドブロック2、3が離れようとする際に、シール材71の弾性変形による接触量が不足して、漏れの原因となってしまう可能性があるからである。
【0050】
また、この短径部(E点2箇所)付近で溝69の溝幅を必要以上に拡大してしまうと、シール材71が外周側に移動し、移動したことにより生じた溝の内周側の空間が、圧縮行程にある高圧の圧縮室から吸入行程にある低圧の圧縮室へ冷媒ガスが流れる通路となってしまい、圧縮機体積効率低下の原因となってしまう可能性があるからである。
【0051】
なお、このシリンダ4の短径部(E点2箇所)付近でのシール材71の熱膨張は、シール材71を長手方向に伸ばそうとし、その長手方向に伸びた分が溝69の断面積が拡大された部分で太くなることで吸収される。
したがって、シール材71と溝69間に図8で説明したような隙間を生ずることはない。
【0052】
本実施形態では、塩素化ポリエチレンを主成分とする高分子弾性材料のシール材を用いたが、シール材はこれに限定されることはなく、適度な弾性と高い耐熱性をもち、使用される冷媒ガスや冷凍機油(冷凍機用潤滑油)との浸透性などの相性を考慮して選定すれば良い。
【0053】
例えば、塩素化ポリエチレンを主成分とする高分子弾性材料は、冷媒ガスHFC−407CとPAG系オイルとの相性が良く、水素化ニトリルゴムは、冷媒ガスHFC−134aとPAG系オイルとの相性が良い。また、四弗化エチレン樹脂に代表されるフッ素系樹脂は、殆どの冷媒ガスや冷凍機油と相性が良い。
【0054】
更に、シール材は必ずしも型成形品である必要はなく、初期的に流動性を備え、固化して弾性体となるような、液状ガスケットタイプでも良い。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、吐出チャンバと吸入通路の間及び吐出チャンバと圧縮行程にある圧縮室の間にシール材を配設したので、高圧の冷媒ガスが低圧部側に漏れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成図
【図2】 シール材が半円状の場合
【図3】 シール材が角形状の場合
【図4】 溝にシール材が埋設されているときの様子の拡大図
【図5】 従来の気体圧縮機の構成図
【図6】 図5中のA−A矢視線断面図
【図7】 従来のシール材の配設例
【図8】 成形パッキンと溝の間に隙間を生じている様子を示す図
【符号の説明】
1 圧縮機本体
2、3 サイドブロック
4 シリンダ
5 ロータ
6 回転軸
9 フロントヘッド
10 シール室
12 ベーン溝
13 ベーン
14 圧縮室
15 吸入室
16 吐出ポート
17 吐出弁
18 油分離器
19 吐出室
37 潤滑油通路
41 吸入通路
45 吐出チャンバ
50 気体圧縮機
51 吸入口
52 ケース
53 吐出口
61 ボルト
65、69 溝
71 シール材

Claims (1)

  1. 冷媒ガスが外部から吸入される吸入室と、
    一対のサイドブロック間に介挿され、かつケース内に固定されたシリンダと、
    該シリンダの内部で回転するロータと、
    該ロータを貫通し、外部から回転駆動される回転軸と、
    前記ロータに対し出没自在の複数のベーンと、
    該ベーン、前記ロータ及び前記シリンダ間に形成された少なくとも一つの圧縮室と、
    前記シリンダと前記サイドブロックの当接部分のシリンダ側及び/又はサイドブロック側に配設され、前記シリンダの内部の短径部付近を通る溝と、
    該溝に埋設されたシール材とを備え、
    前記溝の短径部付近における断面積がその他の部分の断面積よりも小さく形成されたことを特徴とする気体圧縮機。
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