JP4102137B2 - Control program creation support system and support method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、制御システムに使用される制御プログラムの作成を支援する制御プログラム作成支援システム及びその支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラントや建物等の制御システムにおける制御コントローラの制御プログラムは、エンジニアリング支援ツールの機能を利用することにより作成されている。設計者は、支援ツール上で機能ブロックを組み合わせ、さらにプロパティを入力することによって、制御プログラムのプログラム・ロジックを作成する。作成されたプログラムは、制御プログラムとして制御コントローラに記憶される。
【0003】
このエンジニアリング支援ツールは、近年のGUI機能の発達によりビジュアルに編集するものが増えてきている。ビジュアル編集には、通常、機能ブロックと、機能ブロック間の入出力をリンクに対応させた結線図が用いられる。例えば、機能ブロックとしての論理演算子、PID(proportional, integral, derivative)モジュールあるいは熱源制御モジュール等を用意することにより、プログラム・ロジックの図面を設計する。また、他に通信機器に機能ブロックを対応させ、通信機器間のデータの送受信をリンクさせてプログラムロジックの図面を設計することもできる。これらのビジュアル編集は、マウスを用いて操作されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の制御プログラム作成作業は、機能ブロック間の接続作業に時間がかかっていた。特に複数の制御プログラムを作成する場合、機能ブロック間の結線に時間がかかっていた。ロジックは簡潔でわかりやすいが、却って作業効率が低下するという問題がある。
【0005】
一方、これらの制御プログラム作成作業の効率改善を図るために、図面をコピーする方法が用いられていた。すなわち、同一のプログラム・ロジック図面を作成する場合、まずその図面のひな形を作成し、このひな形を必要な図面の分だけコピーする方法が一般的に行われていた。しかし、プログラム・ロジック図面を必要な図面の分だけコピーするとしても、このコピー終了後に修正や変更等が必要な場合に、全てのプログラムロジックの図面をそれぞれに修正しなければならず、多大な手間と時間がかかるという問題があった。さらに、この修正の際に操作ミスを誘発する危険性があった。
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、効率的かつ適切に制御プログラムを作成することが可能な、制御プログラム作成支援システム及びその支援方法を提供することを一つの目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる制御プログラム作成支援システムは、制御システムにおける制御プログラムの作成を支援する制御プログラム作成支援システムであって、複数の制御プログラムにおいて共有される共有図面情報を記憶する共有図面情報記憶手段(例えば本実施の形態における図面情報記憶部509)と、前記共有図面情報記憶手段に記憶された共有図面情報と関連付けられ、個々の制御プログラムにおいて書き換え可能なプロパティ情報を記憶するプロパティ情報記憶手段(例えば本実施の形態におけるプロパティ情報記憶部510)とを備えたものである。このような構成により、各制御プログラムにおけるプロパティ情報を共有図面情報に関連付けることで、容易に制御プログラムの作成を行うことができる。
【0008】
また、上述の前記共有図面情報記憶手段に記憶された共有図面情報を複製する共有図面情報複製手段(例えば本実施の形態における図面情報処理部502)と、前記共有図面情報複製手段により複製された共有図面情報を編集する共有図面編集手段(例えば本実施の形態における図面情報編集処理部502)を備えても良い。このような構成により、共有図面情報をコピーし、さらに編集・修正を行うことにより、容易に様々な共有図面を作成することができるので、これらの様々な共有図面にプロパティ情報を関連付けて効率的に各制御プログラムを作成することが可能である。
【0009】
上述のプロパティ情報記憶手段に記憶されたプロパティ情報を複製するプロパティ情報複製手段(例えば本実施の形態におけるプロパティ情報編集処理部503)と、前記プロパティ情報複製手段により複製されたプロパティ情報を編集するプロパティ編集手段(例えば本実施の形態におけるプロパティ情報編集処理部503)を備えても良い。このような構成により、プロパティ情報をコピーし、さらに編集・修正を行うことにより、容易に様々なプロパティ情報を作成することができる。
【0010】
さらに、上述のプロパティ情報記憶手段に記憶されたプロパティ情報を修正した場合に、当該プロパティ情報に加えられた修正を他の制御プログラム中のプロパティ情報に加えるプロパティ情報修正手段(例えば本実施の形態におけるプロパティ情報編集処理部503)を備えても良い。このような構成により、1つのプロパティ情報を修正することによって、各制御プログラムのプロパティ情報を修正することができるので、各制御プログラムの修正を容易かつ効率的に行うことが可能である。
【0011】
外部より取り込まれた制御プログラム中の図面情報と、前記共有図面情報記憶手段に記憶された共有図面情報とを比較し、当該図面情報が共有図面情報と一敦する場合には、当該図面情報に代えて当該共有図面情報を、入力された制御プログラムに関連づけることとしても良い。このような構成により、外部より入力された制御プログラムを容易に記憶することが可能である。
【0012】
また、本発明にかかる制御プログラム作成支援方法は、制御システムにおける制御プログラムの作成を支援する制御プログラム作成支援方法であって、複数の制御プログラムにおいて共有された共有図面情報を共有図面情報記憶手段に記憶し、前記共有図面情報記憶手段に記憶された共有図面情報と関連付けられ、個々の制御プログラムにおいて書き換え可能なプロパティ情報をプロパティ情報記憶手段に記憶するものである。これにより、各制御プログラムにおけるプロパティ情報を共有図面情報に関連付けることで、容易な制御プログラムの作成を実現することができる。
【0013】
また、上述の共有図面情報記憶手段に記憶された共有図面情報を共有図面情報複製手段により複製するステップと、前記共有図面情報複製手段により複製された共有図面情報を共有図面編集手段により編集するステップを備えたこととしても良い。これにより、共有図面情報をコピーし、さらに編集・修正を行うことにより、容易に様々な共有図面を作成することができるので、これらの様々な共有図面にプロパティ情報を関連付けて効率的に各制御プログラムを作成することが可能である。
【0014】
上述のプロパティ情報記憶手段に記憶されたプロパティ情報を修正した場合に、当該プロパティ情報に加えられた修正をプロパティ情報修正手段により他の制御プログラム中のプロパティ情報に加えるステップを備えても良い。これにより、1つのプロパティ情報を修正することによって、各制御プログラムのプロパティ情報を修正することができるので、各制御プログラムの修正を容易かつ効率的に行うことが可能である。
【0015】
さらに、外部より取り込まれた制御プログラム中の図面情報と、前記共有図面情報記憶手段に記憶された共有図面情報とを比較し、当該図面情報が共有図面情報と一敦する場合には、当該図面情報に代えて当該共有図面情報を、入力された制御プログラムに関連づけるステップを備えても良い。これにより、一致する図面情報を一括管理することができ、修正が必要な場合に適切に反映させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本実施の形態は、制御システム内の制御コントローラに使用される制御プログラムの作成を支援する、制御プログラム作成支援装置に関する。本形態の制御プログラム作成支援装置は、機能ブロックと機能ブロック間のリンク情報とを有する図面情報と、機能ブロックあるいはリンク情報に関するプロパティ情報と、を区分して記憶する。制御プログラム作成支援装置は、図面情報として、複数の制御プログラムに対して1つの共有図面情報を記憶する。各制御プログラムのプロパティ情報は、制御プログラム毎に用意することができる。図面情報は、1つの制御コントローラに記憶されている制御プログラムに対して共有するのみでなく、複数の制御コントローラに記憶されている制御プログラム間でも共有することができる。尚、以下においては、説明の容易のためにユーザを主体として説明がなされている部分がある。しかし、データ処理は制御プログラム作成支援装置が、ユーザからの入力に従って実行するものであることは理解されるべきである。
【0017】
図1は、本実施の形態にかかる制御プログラム作成支援装置1を使用して作成された制御プログラムが実行される、制御システムを示している。図1において、101は制御プログラム作成支援装置、102は中央監視装置、103a、103b、103c、103dは制御コントローラ、104a、104b、104c、104dはセンサ、105a、105b、105c、105dはアクチュエータである。制御コントローラ103a−dは、入出力装置(I/O)を介して、センサ104a−dとアクチュエータ105a−dとに接続されている。
【0018】
各装置はネットワークに接続されており、相互に通信可能な状態で接続されている。本実施形態の制御システムは、例えば、建物の空調制御システムなどに適用することができる。制御プログラム作成支援装置101を使用して作成された制御プログラムは、各制御コントローラ103a−dにロードされる。制御コントローラ103a−dは、制御プログラムの命令に従い、センサ105a−dからの入力に基づいてアクチュエータ105a−dを制御する。ユーザは、中央監視装置102により、全ての制御プログラム情報をディスプレイに表示させ、各コントローラ機器が正常に動作しているか否かを確認することができる。
【0019】
図2は、本実施の形態における制御プログラム作成支援装置101及び中央監視装置102のハードウェア構成の概要を示している。制御プログラム作成支援装置101及び中央監視装置102は、このハードウェア構成においてコンピュータ・プログラムを実行することによって、実現することができる。
【0020】
ハードウェア構成は、中央処理装置(CPU)201とメモリ204とを含んでいる。CPUとメモリとは、バスを介して補助記憶装置としてのハードディスク装置213に接続される。フレキシビルディスク装置220、ハードディスク装置213、CD−ROMドライブ229等の記憶媒体駆動装置は、フレキシビルディスク・コントローラ219、IDEコントローラ225、SCSIコントローラ227などの各種コントローラを介してバスに接続される。
【0021】
フレキシビルディスク装置等の記憶媒体駆動装置には、フレキシビルディスク等の可搬型記憶媒体が挿入される。記憶媒体にはオペレーティングシステムと共同してCPU201等に命令を与え、本実施形態を実施するためのコンピュータプログラムを記憶することができる。コンピュータプログラムは、メモリ204にロードされることによって実行される。コンピュータプログラムは圧縮し、又、複数に分割して記憶媒体に記憶することができる。
【0022】
ハードウェア構成は、さらに、ユーザ・インターフェース・ハードウェアを備えたシステムであることができる。ユーザ・インターフェース・ハードウェアとしては、例えば、入力をするためのポインティング・デバイス(マウス207、ジョイスティック等)またはキーボード206や視覚データをユーザに提示するためのディスプレイ211があり、又、パラレルポート216を介してプリンタを接続することもできる。シリアルポートを介してモデムを接続することが可能であり、シリアルポート、モデムまたはトークンリングや通信アダプタ218を介してネットワークに接続し、他のコンピュータ・システムと通信を行っている。
【0023】
このように、本形態の制御プログラム作成支援装置101及び中央監視装置102は、通常のパーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション、汎用機などによって実現可能である。なお、これらの構成は例示であり、そのすべての構成が本実施の形態に必須というものではない。例えば、マイクは有していなくともよい。
【0024】
制御プログラム作成支援装置101の構成
図3は、本実施の形態の制御プログラム作成支援装置101における、制御プログラムの結線図の作成/編集画面を示している。結線図の編集画面は、結線図を構成する複数の機能ブロックのテンプレートを示すテンプレート表示領域301と、機能ブロック、機能ブロック間のリンク、及びプロパティ情報を入力することにより、結線図を作成する図面作成領域302を有している。
【0025】
図面作成領域302は、テンプレート表示領域にある機能ブロックのテンプレートを選択し、ドラッグ・アンド・ドロップすることで制御プログラムを作成する。機能ブロックとして、例えば、ADDモジュール、PIDモジュール、プログラム入力、プログラム出力などを作図している。各機能ブロック間はリンクによって結合されている。プロパティ情報は、各機能ブロック及びリンク毎に入力することができる。例えば、PIDモジュールは、積分時間や微分時間などのプロパティ情報を有している。結線図の作成/編集画面上での、作成/編集方法の詳細は後述する。
【0026】
図4は、制御プログラム作成支援装置101において、結線図の編集画面を使用して作成された制御プログラム情報のデータ構造の概念を示している。制御プログラム情報は、機能ブロックとリンク情報とを有する図面情報と、各機能ブロックとリンクのプロパティ情報と、制御プログラム属性情報を有している(図は明確化のため機能ブロックのプロパティ情報のみを示す)。制御プログラム作成支援装置101は、図面情報とプロパティ情報とを区分し、相互に関連付けて記憶する。
制御プログラム情報をコンパイルすることによって、制御コントロールで実行される実行形式の制御プログラムを作成する。
【0027】
図5は、制御プログラム作成支援装置101の論理構造を示している。本形態においては、各論理要素は図2のハードウェア構成の構成要素、及び、図2のハードウェア構成上で動作するコンピュータプログラムのコンポーネントとして実現される。当業者であれば、論理要素を論理回路として実現することが可能であることは容易に理解できる。制御プログラム作成支援装置101は、制御部501、図面情報編集処理部502、プロパティ情報編集処理部503、プログラム管理部504、マウスやキーボード等の操作部505、CRTディスプレイなどの表示部506、テンプレート情報記憶部508、図面情報記憶部509、プロパティ情報記憶部510、制御プログラム属性情報記憶部511を備えている。制御部501は、各論理要素の動作の制御及び必要なサービスを行う。プログラム管理部504は、ファイル名の設定などの一般属性の管理などを行う。
【0028】
図面情報編集処理部502は、ユーザの入力に従って、図面情報の作成/編集、既存図面情報の複製を可能とする。図面情報は、機能ブロックと機能ブロック間のリンク情報とを含んでいる。図面情報編集処理部502は、図面作成領域やテンプレート表示領域など、必要な視覚情報を表示部506に提示する機能を有する。図面情報編集処理部502は、操作部505を介したユーザからの入力に従い新たに図面情報を作成し、あるいは、すでに作成されている図面情報をハードディスク等から読み出し、ユーザからの入力に従い図面情報を編集する機能を有する。作成/編集された図面情報は、図面情報記憶部509に記憶される。
【0029】
プロパティ情報編集処理部503は、ユーザの入力に従って、プロパティ情報の作成/編集、既存プロパティ情報の複製を可能とする。プロパティ情報は、機能ブロックとリンクに関するプロパティ情報を含んでいる。プロパティ情報編集処理部503は、プロパティ情報入力画面など、必要な視覚情報を表示部506に提示する機能を有する。プロパティ情報編集処理部503は、操作部505を介したユーザからの入力に従い新たにプロパティ情報を作成し、あるいは、すでに作成されているプロパティ情報をハードディスク等から読み出し、ユーザからの入力に従いプロパティ情報を編集する機能を有する。作成/編集されたプロパティ情報は、プロパティ情報記憶部510に記憶される。
【0030】
テンプレート情報記憶部508は、図3に示したテンプレート表示領域に表示されているアイコンと、図面表示領域に表示されている機能ブロックと、機能ブロックに関連するプロパティの情報を記憶する。テンプレート情報記憶部は、図6に示すように、各機能ブロックのテンプレート情報を有している。各機能ブロックのテンプレート情報は、機能ブロックの図形情報と、プロパティ情報と、アイコン情報とを有している。プロパティ情報はプロパティの項目と各項目のデフォルト値を有している。各テンプレート情報は、基本テンプレート、論理演算テンプレートなどの範疇に区分けされて記憶することができる。
【0031】
図7は、一例としての情報が記憶された、図面情報記憶部509、プロパティ情報記憶部510、及び、制御プログラム属性情報記憶部511を示している。図面情報記憶部509は、複数の制御プログラムに共通の図面情報1と、一つの制御プログラムに固有の図面情報2と、を有する。図面情報2は、新規に作成する、もしくは、図面情報1をコピーし、必要な編集をすることによって作成することができる。図面情報1は、制御プログラムNo.1、2及び4に共通の図面情報であり、図面情報2は制御プログラムNo.3に固有の図面情報である。
【0032】
プロパティ情報記憶部510は、複数のプロパティ情報A、B、C及びDを記憶している。プロパティ情報A、B、C及びDは、それぞれ、制御プログラムNo.1、2、3、及び4のそれぞれに固有のプロパティ情報である。
【0033】
制御プログラム属性情報記憶部511は、制御プログラムの名称などのファイル属性情報と、図面情報、プロパティ情報、及び制御コントローラが関連付けられて記憶されている。No及びプログラム名のそれぞれは、制御プログラムの識別子として各制御プログラムに付される、制御プログラム番号と制御プログラム名である。図面情報とプロパティ情報は、各制御プログラムが使用する図面情報とプロパティ情報の識別子が登録されている。制御コントローラの項目は、制御プログラムがロードされる制御コントローラの識別子が登録される。
【0034】
GUIによる制御プログラム情報の作成/編集
以下に、表示部に表示された結線図の作成/編集画面を使用して、制御プログラム情報を作成/編集し、記憶する動作を、説明する。
【0035】
新規な制御プログラム情報の作成
図8−図14を参照して、新たに制御プログラム情報を作成する動作を説明する。図9に示すように、制御プログラム情報の作成は、初期画面での制御プログラム属性情報の入力(ステップ9−1)、図面情報の作成/編集(ステップ9−2)、プロパティ情報の作成/編集(ステップ9−3)、図面情報/プロパティ情報の記憶(ステップ9−3)、の各ステップを有している。
【0036】
制御プログラム作成支援装置1のプログラムを起動すると、初期画面が表示される。図8は初期画面にユーザが新規の制御プログラム情報を入力する(ステップ9−1)画面を示している。初期画面は、データ入力領域801と、ツリー表示領域802とを有している。ツリー表示領域802には、制御システムに関する情報803と、既存の制御プログラムに関する情報804が提示される。本形態においては、A工場の系統1に4つの制御コントローラが示されている。制御コントローラに登録された制御プログラムは、この段階では、存在しない。
【0037】
ユーザは、例えば制御コントローラaに制御プログラムを新たに登録するために、ツリー表示領域802の「制御コントローラa」が表示された領域をマウスによりクリックする。そして操作者は、データ入力領域801の制御プログラム名の入力ボックスに、例えば「温度制御」の名称を入力する。モードや結線図名には、デフォルト値が予め入力されている。例えば、結線図名には「(新規結線図マスタ)1」が入力される。ユーザが編集ボタンをクリックすると、結線図の編集画面が表示される。
【0038】
図10は結線図の編集画面を示している。結線図の図面情報の編集(ステップ9−2)は、図面情報編集処理部502によって可能とされる。1001は図面作成領域、1002はテンプレート表示領域である。図面情報集処理部502は、テンプレート情報記憶部508に記憶されているテンプレート情報に従って、機能ブロック領域1002に機能ブロックのテンプレートを表示する。図面作成領域1001には、すでに、ユーザが入力したいくつかの機能ブロックと機能ブロック間のリンクが表示されている。
【0039】
ユーザは、テンプレート表示領域1002の「モジュール」、「プログラム入力」等のアイコンをクリックし、図面作成領域1001の所定の箇所にドラッグ&ドロップすることによって、図面作成領域1001に機能ブロックを作成する。
ユーザは、さらにテンプレート表示領域1002からリンクを表示するアイコンである「リンク」をクリックし、さらに図面作成領域1001にドラッグ&ドロップする。リンクは、その両端を機能ブロックの側辺にドラッグされることによって、2つの機能ブロック間のリンクを表示することができる。ユーザは、同様の工程を繰り返し、図10に示すように、制御プログラムの機能ブロックとリンクの図面を作成する。
【0040】
ユーザは、機能ブロックとリンクの図面の作成が終了すると、続いて機能ブロックのプロパティ情報を入力/編集する(ステップ9−3)ために、図面作成領域1001の機能ブロックをダブルクリックする。図11は、機能ブロック1003のプロパティ情報入力画面の一例を示している。プロパティ情報の編集は、プロパティ情報編集処理部によって可能とされる。
【0041】
ユーザは、プロパティ情報編集画面のモジュール記号の入力ボックスに、例えば「PID」の記号を入力する。この記号の入力は、例えば、各種のモジュール記号のリストをプルダウンにより表示する矢印をクリックし、プルダウンにより表示された各種のモジュール記号のリストから選択するものをクリックして行うこともできる。そして、ユーザは、デフォルト値として表示された図11に示すプロパティ情報の、モジュール入力名、記号、入力タイプ、設定値等の入力欄に所定の数値や文字、チェック等の情報を変更する必要がある場合には変更し、「OK」ボタンをクリックする。
【0042】
ユーザは、さらに作成画面の他のモジュールをダブルクリックする。ユーザは、この編集画面のモジュール記号の入力ボックスに、例えば「ADD」の記号を入力する。そして操作者は、デフォルト値として表示されたプロパティ情報の、モジュール入力名、記号、入力タイプ、設定値等の入力欄に所定の数値や文字、チェック等の情報を変更する必要がある場合には変更し、「OK」ボタンをクリックする。同様の操作を行うことによって、リンクに関するプロパティ情報を入力/編集することができる。
【0043】
図12は、所定のプロパティ情報が入力された結線図を示している。各機能ブロックはリンクによって結合され、モジュールには、「ADD」や「PID」といったモジュール名が入力されている。例えば、PIDモジュールには、比例帯、微分時間、リセット値などの必要なプロパティ情報が入力されている。
【0044】
ユーザは、他の機能ブロックがある場合には、同様にして機能ブロックをダブルクリックし、プロパティ情報の入力の処理を行う。そして、全てのモジュール及びリンクにプロパティ情報を入力した後、図面作成画面を終了し、初期画面に戻る。初期画面の登録ボタンをクリックすることによって、作成された制御プログラム情報が登録される(ステップ9−4)。登録された制御プログラム情報は、既存プログラムの一つとして、ツリー表示領域に表示される。図13は、上記の制御プログラム情報が登録された初期画面を示している。データ入力領域1301とツリー表示領域1302に、新たに登録された温度制御が表示されている。
【0045】
図14は、上記の処理により登録された制御プログラム情報が、制御プログラム作成支援装置の記憶部に記憶されている状態を示している。図面情報記憶部は新たに作成された結線図の図面情報である、「新規結線図マスタ1」を記憶している。プロパティ情報記憶部511は、新たに作成された結線図のプロパティ情報である、プロパティ情報Aを、新規結線図マスタ1と区分して記憶している。制御プログラム属性情報記憶部は、制御プログラムの項目番号「1」、図面情報の識別子「新規結線図マスタ1」、プロパティの識別子「プロパティ情報A」、制御プログラム名「温度制御」、制御コントローラ識別子「a」を記憶している。図面情報「新規結線図マスタ1」とプロパティ情報「プロパティ情報A」そして、制御コントローラ「a」は、制御プログラム属性情報記憶部の情報によって関連付けられている。
【0046】
既存制御プログラム情報を使用した新規制御プログラム情報の作成
次に、すでに登録されている制御プログラム情報を使用して、新たに、別の制御コントローラ用の制御プログラム情報を登録する動作について、図13、15−17を参照して説明する。この処理は、新規の制御プログラム情報の所定の属性情報の入力(ステップ15−1)、既存の制御プログラム情報のプロパティ情報の複製(ステップ15−2)、複製されたプログラム情報の必要な編集(ステップ15−4)、複製された新規のプロパティ情報の記憶(ステップ15−5)の各ステップを含んでいる。
【0047】
ユーザは、図13に示された初期画面において所定の属性情報を入力する処理(ステップ15−1)として、ツリー表示領域内における制御コントローラbをクリックする。次に、既存プログラムの温度制御(制御プログラム情報No1)をクリックし、さらにコピーボタンをクリックする。これにより、制御プログラム情報No1のプロパティ情報がプロパティ情報編集処理部503によってコピーされる。コピーボタンのクリックに応答して、データ入力領域の「1」−「温度制御」の下の組に、No「2」、名称「コピー〜温度制御」の項目が表示される。必要であれば、名称を変更することができる。既存の制御プログラム情報を変更する必要がない場合は、ユーザは登録ボタンをクリックすることによって、制御コントローラbにNo「2」の制御プログラム情報を登録する(ステップ15−5)ことができる。
【0048】
プロパティ情報を編集する必要がある場合は、ユーザはデータ入力領域のNo「2」−「コピー〜温度制御」をクリックした後に、編集ボタンをクリックする。編集ボタンをクリックすると、図面作成画面が表示され、さらに、上記の操作にしたがって、ユーザはプロパティ情報を編集する(ステップ15−4)ことができる。編集が終了すると、登録ボタンのクリックに応答して、制御コントロールbのために新たに作成された制御プログラム情報が登録される(ステップ15−5)。
【0049】
図16は、制御プログラム作成支援装置1の記憶部に記憶されたNo2の制御プログラム情報を示している。制御プログラム情報No2は、図面情報を、No1の図面情報と共有しているので、図面情報記憶部は、「新規結線図マスタ1」のみを記憶している。プロパティ情報記憶部は、新たに作成された「プロパティ情報B」を記憶している。制御プログラム属性情報記憶部は、2番目のデータの組として、制御プログラムの項目番号「2」、図面情報の識別子「1」、プロパティの識別子「B」、制御プログラム名「コピー〜温度制御」、制御コントローラ識別子「b」を記憶している。制御プログラム属性情報記憶部のデータによって、制御プログラム情報No2の図面情報、プロパティ情報、制御コントローラなどが関連付けられる。
【0050】
制御コントローラc及びdについても、同様の操作を繰り返すことによって制御プログラム情報を登録することができる。図17は、制御コントローラa−dについて、制御プログラム情報が登録された状態を示している。本実施の形態においては、全ての制御プログラムについて、一の図面情報が共有されている。
【0051】
上記の制御プログラム情報作成/編集処理と異なり、他のファイルにすでに作成されている制御プログラム情報を、支援装置1の記憶部に記憶することも可能である。他のファイルから、図面情報とプロパティ情報及び制御プログラム属性情報が、それぞれ、支援装置1の図面情報記憶部、プロパティ情報記憶部、そして制御プログラム属性情報記憶部に記憶される。
【0052】
図面情報の図面情報記憶部への記憶において、新たに記憶される図面情報が、すでに記憶されている図面情報のいずれかと同一のものである場合、その図面情報は記憶されず、プロパティ情報と制御プログラム属性情報のみが記憶される。これにより、メモリの無用な消費を抑えることができる。また、この図面情報の同一性判断は、図面情報内のモジュールの数や、プロパティ情報、機能ブロックの位置に関する情報等、図面情報内の各機能ブロック、リンク情報を比較することにより行っても良い。あるいは、図面情報の新規作成時の(マシン識別情報、日時)と最新更新情報(マシン識別情報、日時)など、予め図面情報に固有の識別情報を関連付ける処理を行い、この識別情報をチェックする処理により行っても良い。
【0053】
このようにして複数の図面情報を予め図面情報記憶部に格納しておくことにより、制御プログラム情報をコントローラ機器に登録する際には、例えば、これらの図面情報から選択して登録することができる。これにより、効率的に制御プログラム情報の登録を行うことができる。図面情報の選択において、ユーザが制御プログラム情報を表示する表示欄の名称をクリックすると、制御プログラム作成支援装置1が、制御プログラム情報に関連付けられた図面情報を表示する図面表示欄を表示部506に表示する機能を備えていても良い。これにより、ユーザは、図面を確認しながら、共有する図面情報の選択を行うことができる。
【0054】
登録情報の編集
次に、既に登録されている制御プログラム情報を編集するための操作について、図18−20を参照して説明する。本例においては、制御コントローラcの制御プログラム情報を編集する例を説明する。この時点において、制御コントローラa−dの全ての制御プログラム情報は、共通の図面情報「新規結線図マスタ1」を有している。この処理は、編集する制御プログラム情報の選択(ステップ18−1)、図面情報/プロパティ情報の編集(ステップ18−2)、編集対象の制御プログラム情報の記憶(ステップ18−3)、必要な場合に、編集されたプロパティ情報と他の全ての制御プログラム情報のプロパティ情報とを一致させて記憶(ステップ18−7)、必要な場合に編集されたプロパティ情報の変更部分を他の全ての制御プログラム情報のプロパティ情報に反映させて記憶(ステップ18−5)、の各ステップを有する。
【0055】
初期画面19のツリー表示欄における制御コントローラcのアイコンをユーザがクリックして編集制御プログラム情報が選択される(ステップ18−1)と、制御プログラム作成支援装置101は、制御プログラム属性情報記憶部511に記憶された情報を参照して、データ入力欄にNo「3」の制御プログラム情報が表示される。ユーザがデータ入力領域のNoもしくは名称の項目などをクリックすると、図面情報編集処理部503が、制御プログラム属性情報記憶部511の情報に基づいて、図面情報記憶部509とプロパティ情報記憶部510から必要な情報をロードし、図面作成領域に、機能ブロックやプロパティ情報を表示する。ユーザの入力に従って、機能ブロックやリンクのプロパティ情報が編集される(ステップ18−2)。
【0056】
編集が終了すると、編集対象の制御プログラム情報を記憶する(ステップ18−3)。さらに、図20に示すように、変更内容を他の制御プログラム情報に反映させるための画面が表示される。ユーザは、変更内容の他の制御プログラムへの反映の態様を選択する。変更内容の反映処理は、同一の図面情報を共有している制御プログラム情報No1−4に対して行われる。図20に示す「各プログラムの全てのプログラムのプロパティ情報をそろえる」のチェック・ボックスがクリックされ、登録ボタンがクリックされることによって、制御プログラム情報No3のプロパティ情報の内容が他の全ての制御プログラム情報のプロパティ情報に反映される。つまり、全てのプロパティ情報がNo3のプロパティ情報と同一内容となって記憶される(ステップ18−7)。
【0057】
一方、「各プログラムの修正した機能ブロックのプロパティ情報をそろえる」のチェック・ボックスがクリックされ、登録ボタンがクリックされることによって、制御プログラム情報No3で修正した機能ブロックのプロパティ情報の変更内容が他の制御プログラム情報の同一機能ブロックのプロパティ情報に反映され記憶される(ステップ18−5)。変更されていない情報は、他のプロパティ情報に反映されない。プロパティ情報が変更されると、プロパティ情報記憶部に記憶されている各プロパティ情報が変更された状態で記憶される。
【0058】
図面作成領域において、図面情報に含まれる機能ブロックやリンク情報を、ユーザは編集することができる(ステップ18−2)。変更された図面情報は、図面情報記憶部の図面情報1に上書きで保存される(ステップ18−3)。
【0059】
図面情報の分割
次に、制御プログラム情報No.3の図面情報を、他の制御プログラム情報から分割する処理を、図21−24を参照して説明する。この処理は、ステップ18−2(図18)で結線図マスタの分割をクリックすると、分割する制御プログラム情報の選択(ステップ21−1)、共有されている図面情報の複製(ステップ21−2)、複製された図面情報を新規の図面情報として記憶(ステップ21−3)、の各ステップを有している。図面情報を分割することによって、他の制御プログラム情報とは異なる、制御プログラム情報No.3の固有の図面情報が、図面情報記憶部に記憶される。制御コントローラcのプログラムの図面情報のみを変更したい場合に、この処理は有効である。図20の「結線図マスタ分割」ボタンをクリックすると、図面情報処理部502が共有されている図面情報を分割するためのウィンドウを表示する。
【0060】
図22は、図面情報の分割処理のためのウィンドウを示している。図20の既存結線図マスタ1参照プログラムの表内のNo3の行をクリックして分割する制御プログラム情報を選択し(ステップ21−1)、「<<」ボタンをクリックすると、既存結線図マスタ1参照プログラムの表内から、新規結線図マスタ参照プログラムの表内に、制御プログラム情報No3に関する項目が移動する。新規結線図マスタ名の入力欄に、新しい図面情報の名前を入力し、「OK」ボタンをクリックすると、「新規結線図マスタ1」が複製され(ステップ21−2)、あらたに、「新規結線図マスタ2」が記憶される(ステップ21−3)。さらに、制御プログラム情報No3に関す属性情報が変更される。図24は、変更された記憶情報を示している。図面情報記憶部509に、制御プログラム情報No3に固有の「新規結線図マスタ2」が記憶される。制御プログラム属性情報記憶部511は、No3の組において、図面情報識別子として「新規結線図マスタ2」を有している。他の項目情報は、分割前と同様である。
【0061】
一方、図22において、新規結線図マスタ参照プログラムの表内のNo3の行をクリックし、「>>」ボタンをクリックすると、新規結線図マスタ参照プログラムの表内から、既存結線図マスタ1参照プログラムの表内に、制御プログラム情報No3に関する項目が移動する。この操作によって、制御プログラム情報No3の図面情報を、他の制御プログラム情報と共有された、結線図マスタ1に変更することができる。この変更処理に応答して、図24に示すように、制御プログラム属性情報記憶部における、No3の行の図面情報識別子が、「新規結線図マスタ2」から「新規結線図マスタ1」へ変更される。
【0062】
図23に示すように、同時に2つ以上の複数の制御プログラム情報の図面情報を分割するためには、既存結線図マスタ表内の複数のNoの行をクリックし、上記と同様の処理を行う。
分割され、あらたに作成された図面情報である新規結線図マスタは、上に説明した編集処理により、ユーザの入力に従いその内容が編集されうる。つまり、初期画面において制御プログラム情報No3を選択し、図面作成画面を表示させることによって、ユーザは、制御プログラム情報No3の図面情報及びプロパティ情報を編集することができる。このように、図面情報を分割することによって、他の制御プログラム情報間での図面情報の共有化に影響することなく、必要な修正を効率的に行うことができる。
【0063】
以上のように、制御プログラム作成支援装置101は、図面情報と、プロパティ情報と、制御コントローラに関する情報とを、関連付けて記憶部に格納する。作成した制御プログラム情報の図面情報を、共有図面情報として共有することにより、同一もしくは類似の制御プログラム情報を容易に作成して、ユーザの入力に従って、他の制御プログラム情報が作成されることができる。これにより、制御プログラム情報の作成をより容易かつ効率的とすることができる。また、図面情報を共有するので、複数の制御プログラム情報を作成する際の入力ミス等を防止することもできる。
【0064】
制御プログラム情報全てに共有図面情報の修正を反映させることができるので、図面情報を修正する必要が生じた場合でも、制御プログラム情報の各々を修正する必要が無く、容易かつ効率的に制御プログラム情報の修正を行うことができる。尚、上記実施の形態においては、プロパティ情報と図面情報との関連を示すデータは、制御プログラム属性情報記憶部に記憶されている。しかし、関連を示すデータは、例えば、図面情報記憶部、もしくは、プロパティ情報記憶部などが有することも可能である。
【0065】
尚、上記説明においては、図面情報とプロパティ情報とは一つのファイルに記憶してもよいし、別のファイルに記憶してもよい。例えば、図面情報をドローイングツールのデータとして記憶し、プロパティ情報をデータ・ベースに格納する態様が考えられる。図25は、図面情報とプロパティ情報とを、異なるファイルに保存した状態を示している。図面情報とプロパティ情報とが異なるファイルに保存されているので、図面情報内の各機能ブロック及びリンクと、プロパティ情報内のプロパティ項目とを対応させることが必要である。
【0066】
そのため、図面情報は、各機能ブロックとリンクとに対応するID情報を有している。データ・ベースは、プロパティ情報として、各IDに対応付けられたプロパティ情報を有している。データ・ベースは、ノード情報とリンク情報とに分けてプロパティ情報を記憶することができる。例えば、ID1の機能ブロックのプロパティ情報として、モジュールタイプ「AND」と複数のパラメータ値を有している。
【0067】
制御プログラム情報の編集においては、制御プログラム属性情報に従って、特定の図面情報とプロパティ情報をロードし、図面情報内のID情報とプロパティ情報内のID情報とを対応付けて、図面情報とプロパティ情報とを合成する。
【0068】
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、またハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現可能である。ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによる実行において、所定のプログラムを有するコンピュータ・システムにおける実行が典型的な例として挙げられる。かかる場合、所定のプログラムがコンピュータ・システムにロードされ実行されることにより、プログラムはコンピュータ・システムを制御し、制御プログラム作成支援装置1にかかる処理を実行させる。このプログラムは、任意の言語・コード・表記によって表現可能な命令群から構成される。
【0069】
このような命令群は、システムが特定の機能を直接又は、他の言語・コード・表記への変換、他の媒体への複製、のいずれか一方もしくは双方が行われた後に、実行することを可能とするものである。本発明は、プログラム自体のみならず、プログラムを記憶した記憶媒体も含む。
【0070】
プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等に格納することができる。かかるプログラムは、記録媒体への格納のために、通信回線で接続する他のコンピュータ・システムからダウンロードし、他の記憶媒体から複製することができる。プログラムは圧縮し、複数に分割して、単一または複数の記憶媒体に格納することができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明により、効率的かつ適切に制御プログラムの作成を行うことが可能な制御プログラム作成支援システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における制御システムを示す概略構成図である。
【図2】本実施の形態における制御プログラム作成支援装置のハードウェア構成を示す構成図である。
【図3】本実施の形態における、結線図の編集画面の一例を示す図である。
【図4】本実施の形態における、制御プログラム情報のデータ構造の概念を示す概念図である。
【図5】本実施の形態における制御プログラム作成支援装置の論理を示す論理構成図である。
【図6】本実施の形態における、機能ブロックのテンプレートのデータ構造の概念を示す概念図である。
【図7】本実施の形態における記憶部に記憶されたデータを示す図である。
【図8】本実施の形態における新規に制御プログラム情報を登録するための初期画面を示す図である。
【図9】新規に制御プログラム情報を登録するための処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施の形態における図面作成領域において、所定の機能ブロックが記入されている様子を示す図である。
【図11】本実施の形態におけるプロパティ情報編集処理画面の一例を示している図である。
【図12】本実施の形態における図面作成領域において、所定の機能ブロックとプロパティ情報とが記入されている様子を示す図である。
【図13】本実施の形態における初期画面において、一つの制御プログラム情報が登録されいている場合の画面を示す図である。
【図14】本実施の形態における記憶部において、一つの制御プログラム情報が記憶されている場合の記憶情報を示す図である。
【図15】本実施の形態において、既存制御プログラム情報を複製することによって、新たに別の制御プログラム情報を登録する処理を示すフローチャートである。
【図16】本実施の形態において、既存の制御プログラム情報を複製して、新たに制御プログラム情報を登録した場合に、記憶部に記憶される情報を示す図である。
【図17】本実施の形態において、4つの制御プログラム情報が登録さている場合に、記憶部に記憶されている制御プログラム情報を示す図である。
【図18】本実施の形態において、既に登録されている制御プログラム情報を編集する処理を示すフローチャートである。
【図19】本実施の形態において、既に登録されている制御プログラム情報を編集する処理するための初期画面を示す図である。
【図20】本実施の形態において、プロパティ情報を編集した際に、他の制御プログラムのプロパティ情報に対して、編集による変更内容を反映さえるかを選択するための入力画面を示す図である。
【図21】本実施の形態において、既存の図面情報を複製することによって分割し、新たに図面情報を記憶するための処理を示すフローチャートである。
【図22】本実施の形態において、既存の図面情報を複製することによって分割し、新たに図面情報を記憶するための入力画面を示す図である。
【図23】本実施の形態において、既存の図面情報を複製することによって分割し、新たに図面情報を記憶するための入力画面を示す図である。
【図24】本実施の形態において、既存の図面情報を複製することによって分割し、新たに図面情報を記憶した場合の、記憶部に記憶されている制御プログラム情報を示す図である。
【図25】本実施の形態において、異なるファイルに図面情報とプロパティ情報とを記憶した場合の、記憶データを示す図である。
【符号の説明】
101 制御プログラム作成支援装置、102 中央監視装置、103a、103b、103c、103d 制御コントローラ、104a、104b、104c、104d センサ、105a、105b、105c、105d アクチュエータ、501 制御部 502 図面情報編集処理部 503 プロパティ情報編集処理部、504 プログラム管理部、505 操作部、506 表示部 508 テンプレート情報記憶部、509 図面情報記憶部、510 プロパティ情報記憶部、511 制御プログラム属性情報記憶部[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a control program creation support system that supports creation of a control program used in a control system, and a support method therefor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a control program of a control controller in a control system of a plant, a building, or the like is created by using a function of an engineering support tool. The designer creates the program logic of the control program by combining the functional blocks on the support tool and inputting the properties. The created program is stored in the control controller as a control program.
[0003]
As for the engineering support tools, those that are visually edited are increasing due to the recent development of GUI functions. For visual editing, a function block and a connection diagram in which input / output between the function blocks is associated with a link are usually used. For example, by preparing a logical operator as a functional block, a PID (proportional, integral, derivative) module or a heat source control module, a program logic drawing is designed. In addition, it is also possible to design a program logic drawing by associating a functional block with a communication device and linking transmission and reception of data between the communication devices. These visual edits were operated using a mouse.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, such conventional control program creation work takes time to connect between functional blocks. In particular, when creating a plurality of control programs, it takes time to connect the functional blocks. The logic is concise and easy to understand, but there is a problem that work efficiency decreases.
[0005]
On the other hand, in order to improve the efficiency of these control program creation operations, a method of copying a drawing has been used. That is, when creating the same program / logic drawing, a method of first creating a template of the drawing and copying the template for the necessary drawing is generally performed. However, even if the program / logic drawings are copied as much as necessary, if any modifications or changes are required after this copy is completed, all the program logic drawings must be corrected individually. There was a problem that it took time and effort. Furthermore, there was a risk of inducing an operation error during this correction.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and has an object to provide a control program creation support system and a support method thereof that can efficiently and appropriately create a control program. To do.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A control program creation support system according to the present invention is a control program creation support system that supports creation of a control program in a control system, and is a shared drawing information storage unit that stores shared drawing information shared by a plurality of control programs ( For example, the property information storage unit (for example, the property information storage unit 509) associated with the shared drawing information stored in the shared drawing information storage unit and stores property information that can be rewritten in each control program. And a property information storage unit 510) in the present embodiment. With this configuration, the control program can be easily created by associating the property information in each control program with the shared drawing information.
[0008]
In addition, the shared drawing information duplicating unit (for example, the drawing
[0009]
Property information duplicating means for duplicating the property information stored in the property information storing means (for example, the property information
[0010]
Further, when the property information stored in the property information storage unit is corrected, the property information correction unit (for example, in the present embodiment) adds the correction added to the property information to the property information in another control program. A property information editing processing unit 503) may be provided. With such a configuration, by correcting one property information, the property information of each control program can be corrected, so that each control program can be corrected easily and efficiently.
[0011]
If the drawing information in the control program imported from the outside is compared with the shared drawing information stored in the shared drawing information storage means, and the drawing information matches the shared drawing information, the drawing information Instead, the shared drawing information may be associated with the input control program. With such a configuration, it is possible to easily store a control program input from the outside.
[0012]
The control program creation support method according to the present invention is a control program creation support method for supporting the creation of a control program in a control system, wherein shared drawing information shared by a plurality of control programs is stored in a shared drawing information storage means. Stored in the property information storage means is property information stored in association with the shared drawing information stored in the shared drawing information storage means and rewritable in each control program. Accordingly, it is possible to easily create a control program by associating property information in each control program with shared drawing information.
[0013]
A step of copying the shared drawing information stored in the shared drawing information storage means by the shared drawing information copying means; and a step of editing the shared drawing information copied by the shared drawing information copying means by the shared drawing editing means. It is good also as having. As a result, various shared drawings can be created easily by copying the shared drawing information and further editing / modifying it. Therefore, each control can be efficiently performed by associating property information with these various shared drawings. It is possible to create a program.
[0014]
When the property information stored in the property information storage unit is corrected, a step of adding the correction added to the property information to the property information in another control program by the property information correction unit may be provided. Thus, by correcting one property information, the property information of each control program can be corrected, so that each control program can be corrected easily and efficiently.
[0015]
Further, when the drawing information in the control program fetched from the outside is compared with the shared drawing information stored in the shared drawing information storage means, and the drawing information is in agreement with the shared drawing information, the drawing A step of associating the shared drawing information with the input control program instead of the information may be provided. Thereby, the matching drawing information can be collectively managed, and can be appropriately reflected when correction is necessary.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present embodiment relates to a control program creation support apparatus that supports creation of a control program used for a control controller in a control system. The control program creation support apparatus of this embodiment classifies and stores drawing information having functional blocks and link information between functional blocks, and property information regarding the functional blocks or link information. The control program creation support apparatus stores one piece of shared drawing information for a plurality of control programs as drawing information. The property information of each control program can be prepared for each control program. The drawing information can be shared not only for the control programs stored in one control controller but also among the control programs stored in a plurality of control controllers. In addition, in the following, there is a part that is explained mainly by the user for the sake of easy explanation. However, it should be understood that the data processing is executed by the control program creation support apparatus according to the input from the user.
[0017]
FIG. 1 shows a control system in which a control program created using the control program
[0018]
Each device is connected to a network and is connected in a state where it can communicate with each other. The control system of this embodiment can be applied to a building air conditioning control system, for example. The control program created using the control program
[0019]
FIG. 2 shows an outline of the hardware configuration of the control program
[0020]
The hardware configuration includes a central processing unit (CPU) 201 and a
[0021]
A portable storage medium such as a flexivir disk is inserted into a storage medium drive such as a flexiville disk apparatus. The storage medium can store a computer program for executing the present embodiment by giving instructions to the
[0022]
The hardware configuration can further be a system with user interface hardware. The user interface hardware includes, for example, a pointing device (
[0023]
As described above, the control program
[0024]
Configuration of control program
FIG. 3 shows a control program connection diagram creation / editing screen in the control program
[0025]
The
[0026]
FIG. 4 shows the concept of the data structure of control program information created using the connection diagram edit screen in the control program
By compiling the control program information, an executable control program to be executed by the control control is created.
[0027]
FIG. 5 shows the logical structure of the control program
[0028]
The drawing information
[0029]
The property information
[0030]
The template
[0031]
FIG. 7 shows a drawing
[0032]
The property
[0033]
The control program attribute
[0034]
Creation / editing of control program information using GUI
The operation of creating / editing and storing control program information using the connection diagram creation / editing screen displayed on the display unit will be described below.
[0035]
Creating new control program information
With reference to FIGS. 8-14, the operation | movement which newly produces control program information is demonstrated. As shown in FIG. 9, control program information is created by inputting control program attribute information on the initial screen (step 9-1), creating / editing drawing information (step 9-2), and creating / editing property information. (Step 9-3) and drawing information / property information storage (Step 9-3).
[0036]
When the program of the control program
[0037]
For example, in order to newly register a control program in the control controller a, the user clicks an area where “control controller a” in the
[0038]
FIG. 10 shows a connection diagram editing screen. The drawing information
[0039]
The user creates a functional block in the
The user further clicks “link”, which is an icon for displaying a link, from the
[0040]
When the creation of the functional block and link drawing is completed, the user double-clicks the functional block in the
[0041]
The user enters, for example, a “PID” symbol in the module symbol input box on the property information editing screen. This symbol can be input by, for example, clicking an arrow that displays a list of various module symbols by pull-down, and clicking an item selected from the list of various module symbols displayed by pull-down. Then, the user needs to change information such as predetermined numerical values, characters, and checks in the input fields such as module input name, symbol, input type, and setting value of the property information shown in FIG. 11 displayed as default values. If there is, change it and click the “OK” button.
[0042]
The user further double-clicks another module on the creation screen. The user inputs, for example, the symbol “ADD” in the module symbol input box on the editing screen. When the operator needs to change the information such as a predetermined numerical value, character, or check in the input field of the module input name, symbol, input type, setting value, etc. of the property information displayed as the default value Change it and click the “OK” button. By performing the same operation, the property information regarding the link can be input / edited.
[0043]
FIG. 12 shows a connection diagram in which predetermined property information is input. Each functional block is connected by a link, and a module name such as “ADD” or “PID” is input to the module. For example, necessary property information such as proportional band, differential time, and reset value is input to the PID module.
[0044]
If there are other functional blocks, the user double-clicks the functional block in the same manner, and performs processing for inputting property information. Then, after entering property information for all modules and links, the drawing creation screen is terminated and the initial screen is displayed again. The created control program information is registered by clicking the registration button on the initial screen (step 9-4). The registered control program information is displayed in the tree display area as one of existing programs. FIG. 13 shows an initial screen in which the control program information is registered. The newly registered temperature control is displayed in the
[0045]
FIG. 14 shows a state where the control program information registered by the above processing is stored in the storage unit of the control program creation support apparatus. The drawing information storage unit stores “new
[0046]
Creating new control program information using existing control program information
Next, the operation of newly registering control program information for another control controller using the already registered control program information will be described with reference to FIGS. 13 and 15-17. This process is performed by inputting predetermined attribute information of new control program information (step 15-1), duplicating property information of existing control program information (step 15-2), and necessary editing of the duplicated program information (step 15-2). Step 15-4) includes the steps of storing the copied new property information (Step 15-5).
[0047]
The user clicks the control controller b in the tree display area as processing (step 15-1) for inputting predetermined attribute information on the initial screen shown in FIG. Next, the temperature control (control program information No. 1) of the existing program is clicked, and the copy button is further clicked. As a result, the property information of the control
[0048]
When the property information needs to be edited, the user clicks No “2”-“Copy to Temperature Control” in the data input area, and then clicks the edit button. When the edit button is clicked, a drawing creation screen is displayed, and the user can edit the property information according to the above operation (step 15-4). When the editing is completed, the control program information newly created for the control control b is registered in response to the click of the registration button (step 15-5).
[0049]
FIG. 16 shows the control program information of No. 2 stored in the storage unit of the control program
[0050]
For the control controllers c and d, control program information can be registered by repeating the same operation. FIG. 17 shows a state in which control program information is registered for the controller a-d. In the present embodiment, one drawing information is shared for all control programs.
[0051]
Unlike the control program information creation / editing process, control program information already created in another file can be stored in the storage unit of the
[0052]
In storing the drawing information in the drawing information storage unit, if the newly stored drawing information is the same as any of the already stored drawing information, the drawing information is not stored, and the property information and control Only program attribute information is stored. Thereby, unnecessary consumption of the memory can be suppressed. Further, the identity determination of the drawing information may be performed by comparing each function block and link information in the drawing information such as the number of modules in the drawing information, property information, and information on the position of the function block. . Alternatively, processing for associating unique identification information with drawing information such as (machine identification information, date / time) at the time of new creation of drawing information and latest update information (machine identification information, date / time), and checking the identification information May be performed.
[0053]
Thus, by storing a plurality of drawing information in the drawing information storage unit in advance, when registering the control program information in the controller device, for example, it is possible to select and register from these drawing information. . Thereby, control program information can be registered efficiently. In the selection of the drawing information, when the user clicks the name of the display column for displaying the control program information, the control program
[0054]
Editing registration information
Next, an operation for editing already registered control program information will be described with reference to FIGS. In this example, an example of editing the control program information of the controller c will be described. At this time, all the control program information of the control controllers a-d has the common drawing information “new
[0055]
When the user clicks on the icon of the control controller c in the tree display field of the
[0056]
When editing is completed, the control program information to be edited is stored (step 18-3). Furthermore, as shown in FIG. 20, a screen for reflecting the changed contents in other control program information is displayed. The user selects a mode of reflecting the changed content in another control program. The reflection process of the change contents is performed on the control program information No. 1-4 sharing the same drawing information. When the check box of “Align property information of all programs of each program” shown in FIG. 20 is clicked and the registration button is clicked, the contents of the property information of the control program information No. 3 are all other control programs. Reflected in information property information. That is, all the property information is stored with the same content as the property information of No3 (step 18-7).
[0057]
On the other hand, when the check box of “Align the function block property information corrected for each program” is clicked and the registration button is clicked, the change contents of the function block property information corrected in the control program information No. 3 are changed. The control program information is reflected and stored in the property information of the same functional block (step 18-5). Information that has not been changed is not reflected in other property information. When the property information is changed, each property information stored in the property information storage unit is stored in a changed state.
[0058]
In the drawing creation area, the user can edit the functional block and link information included in the drawing information (step 18-2). The changed drawing information is overwritten and saved in the drawing
[0059]
Dividing drawing information
Next, control program information No. The process of dividing the drawing
[0060]
FIG. 22 shows a window for dividing the drawing information. When the control program information to be divided is selected by clicking on the No. 3 line in the table of the existing
[0061]
On the other hand, when the No. 3 row in the new connection diagram master reference program table is clicked in FIG. 22 and the “>>” button is clicked, the existing
[0062]
As shown in FIG. 23, in order to divide the drawing information of two or more pieces of control program information at the same time, click a plurality of No rows in the existing connection diagram master table and perform the same processing as above. .
The new connection diagram master, which is the newly created drawing information that has been divided, can be edited in accordance with the user input by the editing process described above. That is, by selecting the control program information No3 on the initial screen and displaying the drawing creation screen, the user can edit the drawing information and property information of the control program information No3. In this way, by dividing the drawing information, it is possible to efficiently make necessary corrections without affecting the sharing of the drawing information among other control program information.
[0063]
As described above, the control program
[0064]
Since the correction of the shared drawing information can be reflected in all the control program information, even if the drawing information needs to be corrected, there is no need to correct each of the control program information, and the control program information can be easily and efficiently performed. Corrections can be made. In the above embodiment, data indicating the relationship between property information and drawing information is stored in the control program attribute information storage unit. However, the data indicating the association can be included in, for example, the drawing information storage unit or the property information storage unit.
[0065]
In the above description, the drawing information and property information may be stored in one file or in another file. For example, an aspect in which drawing information is stored as drawing tool data and property information is stored in a data base is conceivable. FIG. 25 shows a state in which drawing information and property information are stored in different files. Since the drawing information and the property information are stored in different files, it is necessary to associate each functional block and link in the drawing information with the property item in the property information.
[0066]
Therefore, the drawing information has ID information corresponding to each functional block and link. The data base has property information associated with each ID as property information. The database can store property information separately for node information and link information. For example, the module type “AND” and a plurality of parameter values are included as property information of the functional block of ID1.
[0067]
In editing the control program information, the specific drawing information and property information are loaded according to the control program attribute information, the ID information in the drawing information is associated with the ID information in the property information, the drawing information and the property information, Is synthesized.
[0068]
The present invention can be realized as hardware, software, or a combination of hardware and software. A typical example of execution by a combination of hardware and software is execution in a computer system having a predetermined program. In such a case, the predetermined program is loaded into the computer system and executed, whereby the program controls the computer system and causes the control program
[0069]
These instructions allow the system to perform a specific function either directly or after conversion to another language, code or notation, and / or copying to another medium. It is possible. The present invention includes not only the program itself but also a storage medium storing the program.
[0070]
The program can be stored in, for example, a flexible disk, hard disk, magnetic disk, magneto-optical disk, CD-ROM, DVD, ROM cartridge, flash memory cartridge, nonvolatile RAM cartridge, or the like. Such a program can be downloaded from another computer system connected via a communication line and copied from another storage medium for storage in a recording medium. The program can be compressed, divided into a plurality of pieces, and stored in a single or a plurality of storage media.
[0071]
【The invention's effect】
The present invention can provide a control program creation support system capable of creating a control program efficiently and appropriately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a control system in the present embodiment.
FIG. 2 is a configuration diagram showing a hardware configuration of a control program creation support apparatus according to the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a connection diagram editing screen in the present embodiment;
FIG. 4 is a conceptual diagram showing a concept of a data structure of control program information in the present embodiment.
FIG. 5 is a logical configuration diagram showing logic of a control program creation support apparatus in the present embodiment.
FIG. 6 is a conceptual diagram showing a concept of a data structure of a functional block template in the present embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing data stored in a storage unit according to the present embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing an initial screen for newly registering control program information in the present embodiment.
FIG. 9 is a flowchart showing a process for newly registering control program information.
FIG. 10 is a diagram showing a state in which predetermined functional blocks are entered in a drawing creation area according to the present embodiment.
FIG. 11 is a diagram showing an example of a property information editing process screen in the present embodiment.
FIG. 12 is a diagram showing a state in which predetermined functional blocks and property information are entered in a drawing creation area according to the present embodiment.
FIG. 13 is a diagram showing a screen when one piece of control program information is registered on the initial screen in the present embodiment.
FIG. 14 is a diagram showing storage information when one piece of control program information is stored in the storage unit according to the present embodiment.
FIG. 15 is a flowchart showing a process of newly registering another control program information by duplicating existing control program information in the present embodiment.
FIG. 16 is a diagram illustrating information stored in a storage unit when existing control program information is duplicated and new control program information is registered in the present embodiment.
FIG. 17 is a diagram showing control program information stored in a storage unit when four pieces of control program information are registered in the present embodiment.
FIG. 18 is a flowchart showing a process for editing already registered control program information in the present embodiment.
FIG. 19 is a diagram showing an initial screen for processing to edit already registered control program information in the present embodiment.
FIG. 20 is a diagram showing an input screen for selecting whether to reflect the changed contents by editing the property information of another control program when the property information is edited in the present embodiment.
FIG. 21 is a flowchart showing processing for dividing existing drawing information by duplication and newly storing drawing information in the present embodiment.
FIG. 22 is a diagram showing an input screen for dividing existing drawing information by duplication and newly storing drawing information in the present embodiment.
FIG. 23 is a diagram showing an input screen for storing existing drawing information by dividing existing drawing information by duplication in the present embodiment.
FIG. 24 is a diagram showing control program information stored in a storage unit when existing drawing information is divided by duplicating and newly storing drawing information in the present embodiment.
FIG. 25 is a diagram showing stored data when drawing information and property information are stored in different files in the present embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
機能ブロック同士の関連付けに基づいて作成される図面情報を記憶する図面情報記憶部と、
前記図面情報に含まれる前記機能ブロックの属性又は前記機能ブロック間の関連付けを示すリンク情報の属性を示すプロパティ情報を記憶するプロパティ情報記憶部と、
複数の前記制御プログラム夫々に関連づけて、前記図面情報記憶部に記憶される前記図面情報同士を識別させる前記図面情報の識別子、及び前記プロパティ情報記憶部に記憶される前記プロパティ情報同士を識別させる前記プロパティ情報の識別子を少なくとも記憶する制御プログラム属性情報記憶部と、
ユーザの入力に従って、前記図面情報の作成、前記図面情報の編集、及び既存の前記図面情報の複製を実行する図面情報編集処理部と、
ユーザの入力に従って、前記プロパティ情報の作成、前記プロパティ情報の編集、及び既存の前記プロパティ情報の複製を実行するプロパティ情報編集処理部と、
前記図面情報編集処理部によって新たに作成された前記図面情報が、前記図面情報記憶部に既に記憶された前記図面情報と同一であるのかを判断する判断手段と、
新たに作成された前記図面情報が既存の前記図面情報と同一の情報であると前記判断手段が判断するとき、既存の前記図面情報の前記識別子を新たに作成された前記図面情報の前記識別子として前記制御プログラム属性情報記憶部に登録する登録手段と、
を備え、
前記制御プログラム属性情報記憶部に記憶された前記図面情報の前記識別子を複数の前記制御プログラム間で共通にし、前記図面情報記憶部に記憶された前記図面情報を複数の前記制御プログラム間で共有にする、
制御プログラム作成支援システム。A control program creation support system that supports creation of a plurality of control programs created corresponding to each of a plurality of control controllers that control an actuator based on an input from a sensor,
A drawing information storage unit for storing drawing information created based on the association between functional blocks;
A property information storage unit that stores property information indicating an attribute of the functional block included in the drawing information or an attribute of link information indicating an association between the functional blocks;
The identifier of the drawing information for identifying the drawing information stored in the drawing information storage unit and the property information stored in the property information storage unit in association with each of the plurality of control programs A control program attribute information storage unit that stores at least an identifier of property information;
A drawing information editing processing unit that executes creation of the drawing information, editing of the drawing information, and copying of the existing drawing information according to a user input;
A property information editing processing unit that executes the creation of the property information, the editing of the property information, and the duplication of the existing property information in accordance with a user input;
Determining means for determining whether the drawing information newly created by the drawing information editing processing unit is the same as the drawing information already stored in the drawing information storage unit;
When the determination unit determines that the newly created drawing information is the same information as the existing drawing information, the identifier of the existing drawing information is used as the identifier of the newly created drawing information. Registration means for registering in the control program attribute information storage unit;
With
The identifier of the drawing information stored in the control program attribute information storage unit is made common among the plurality of control programs, and the drawing information stored in the drawing information storage unit is shared among the plurality of control programs. To
Control program creation support system.
前記図面情報編集処理部は、ユーザの入力に従って、前記機能ブロックの前記テンプレート情報を利用して前記図面情報を作成し、
前記プロパティ情報編集処理部は、ユーザの入力に従って、前記プロパティ情報の前記テンプレート情報を利用して前記プロパティ情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム作成支援システム。A template information storage unit that stores at least template information of the functional block and the property information;
The drawing information editing processing unit creates the drawing information using the template information of the functional block according to a user input,
2. The control program creation support system according to claim 1, wherein the property information editing processing unit creates the property information using the template information of the property information in accordance with a user input.
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