JP4186139B2 - 自動車用空調装置のエアコンユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車用空調装置のエアコンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用空調装置のエアコンユニットとして、実開昭62−177509号公報に記載されたものが知られている。図3はその自動車用空調装置のエアコンユニットの断面図である。図中、実線の矢印は冷風の流れを、破線の矢印は温風の流れを、二点鎖線の矢印は冷風と温風とが混合された空気の流れをそれぞれ示す。
【0003】
このエアコンユニットのユニットケース101内にはヒータコア102が収容され、ヒータコア102の上流には回転可能なエアミックスドア103が設けられている。ヒータコア102はユニットケース101内の下部に位置し、ユニットケース101内の上部にはヒータコア102を迂回する空気の通る冷風通路104が形成され、ユニットケース101内の下部にはヒータコア102を通過した空気の通る温風通路105が形成される。冷風通路104の途中には、可動ガイド120及び複数の固定ガイド121が設けられている。
【0004】
また、ユニットケース101には、デフ吹出し口106、ベント吹出し口107、フット吹出し口108、及び図示しないクーラユニットと接続される接続口109が、それぞれ設けられている。デフ吹出し口106及びベント吹出し口107はユニットケース101の上部に、フット吹出し口108はユニットケース101の下部にそれぞれ位置している。デフ吹出し口106、ベント吹出し口107及びフット吹出し口108は、開閉ドア111,112によって開閉される。
【0005】
なお、ユニットケース101は、型で樹脂成形された左側ケース構成部と右側ケース構成部とを一体に嵌合させたものである。
【0006】
フットモード時又はデフフットモード時には、図3に示すように、エアミックスドア103と一方の固定ガイド121とがほぼ一直線状に並ぶため、冷風通路104の冷風は可動ガイド120と固定ガイド121とによって斜め下方へ案内され、温風通路105の下流の温風にぶつかる。このようにして冷風と温風とが十分にミックスされる。
【0007】
したがって、フットモード時、フット吹出し口108の吹出し温度に対してデフ吹出し口106のデフブリード温度が極端に低くならない。また、デフフットモード時、フット吹出し口108の吹出し温度とデフ吹出し口106の吹出し温度との差は小さい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の自動車用空調装置のエアコンユニットには次のような問題がある。
【0009】
ユニットケース101の樹脂成形時、型が部分的に高温になるため、型の冷却が良好に行なわれ難く、型が傷み易いとともに、離型の際に固定ガイド121が途中でちぎれるなどの問題があった。
【0010】
また、空気抵抗を小さくするために固定ガイド121を極力薄く成形しなければならないが、上述のように型の冷却が良好に行なわれ難いため、固定ガイド121が反り易く、ケース組立時、ユニットケース101の左半分を構成する左側ケース構成部と同ケース101の右側半分を構成する右側ケース構成部との嵌合が困難になることがあった。
【0011】
更に、固定ガイド121によって風切り騒音が発生するという問題があった。
【0012】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その課題は固定ガイドを用いずに、フットモード時又はデフフットモード時、デフ吹出し口に温風を導いて、フット吹出し口の吹出し温度とデフ吹出し口の吹出し温度との差を小さくすることができる自動車用空調装置のエアコンユニットを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため請求項1記載の発明の自動車用空調装置のエアコンユニットは、加熱用熱交換器を通過した空気が通る温風通路と、前記温風通路の上方に位置し、前記加熱用熱交換器を迂回した空気が通る冷風通路と、ユニットケースに設けられたベント吹出し口、デフ吹出し口及びフット吹出し口と、前記各吹出し口を開閉する複数の開閉ドアと、前記冷風通路を通る空気と前記加熱用熱交換器を通る空気との割合を調節するエアミックスドアと、前記温風通路及び前記冷風通路の後流側に位置し、温風と冷風とをミックスするエアミックスチャンバとを備えた自動車用空調装置のエアコンユニットにおいて、前記エアミックスチャンバの内部は、前記ユニットケースの上部に前記温風通路が閉じられるフルコールド時に最も風速が高くなる冷風主流域が位置すると共に、前記ユニットケースの下部に前記冷風通路が閉じられるフルホット時に最も風速が高くなる温風主流域が位置するかたちで、温度の異なる2つの空気層に分かれ、前記複数の開閉ドアのうち前記デフ吹出し口を開閉する開閉ドアは、長手側部分と短手側部分とから成る非対称型のバタフライドアであり、前記長手側部分の先端側が前記温風主流域側に常に位置すると共に前記短手側部分の先端側が前記冷風主流域側に常に位置し、このデフ吹出し口を開閉する開閉ドアは、フットモード時ではその開度が最小になるが、前記短手側部分と前記長手側部分とでそれぞれ隙間が形成され、前記短手側部分で形成される隙間よりも前記長手側部分で形成される隙間の方が大きくなっていると共に、デフフットモード時ではその開度が前記フットモード時よりも大きくなることにより、前記長手側部分で形成される隙間がフットモード時より大きくなることを特徴とする。
【0014】
上述のようにデフ吹出し口を開閉する開閉ドアが非対称型のバタフライドアであり、このバタフライドアの長手側部分が温風主流域側に位置し、その短手側部分が冷風主流域側に位置しているので、フットモード時又はデフフットモード時、温風主流域の空気がバタフライドアの長手側部分によってデフ吹出し口に案内され、デフ吹出し口の吹出し温度がフット吹出し口の吹出し温度に対して極端に低下しない。
【0015】
請求項2記載の発明の自動車用空調装置のエアコンユニットは、請求項1記載の発明の自動車用空調装置のエアコンユニットにおいて、前記複数の開閉ドアのうち前記フット吹出し口を開閉する開閉ドアは、長手側部分と短手側部分とから成る非対称型のバタフライドアであり、前記長手側部分の先端側が前記温風主流域側に常に位置すると共に前記短手側部分の先端側が前記冷風主流域側に常に位置し、このフット吹出し口を開閉する開閉ドアは、フットモード時ではその開度が最大になり、前記長手側部分で形成される隙間も最大となるが、前記短手側部分でも隙間が形成されていると共に、デフフットモード時ではその開度が前記フットモード時よりも小さくなることにより、前記長手側部分で形成される隙間がフットモード時より小さくなることを特徴とする。
【0016】
上述のようにフット吹出し口を開閉する開閉ドアが非対称型のバタフライドアであり、このバタフライドアの長手側部分が温風主流域側に位置し、その短手側部分が冷風主流域側に位置しているので、フットモード時又はデフフットモード時、温風主流域の空気がデフ吹出し口のバタフライドアの長手側部分によってデフ吹出し口に案内されるとともに、冷風主流域の空気がフット吹出し口のバタフライドアの短手側部分によってフット吹出し口に案内されるので、フット吹出し口の吹出し温度がデフ吹出し口の吹出し温度に対して極端に高くならない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1(a)はこの発明の一実施形態に係る自動車用空調装置のエアコンユニットを示す破断面図、同図(b)は図1(a)のI −I 線に沿う断面図である。図1(a)中、実線の矢印は冷風の流れを、破線の矢印は温風の流れをそれぞれ示す。
【0019】
このエアコンユニットのユニットケース1にはヒータコア2とエアミックスドア3とが収容されている。ヒータコア2は図示しないクーラユニットのエバポレータからの空気を加熱する熱交換器である。エアミックスドア3は回転式のドアであり、ヒータコア2の上流に位置する。エアミックスドア3のフルコールド位置(ヒータコア2への空気の流入を完全に遮断する位置)が図1(a)の実線で示され、エアミックスドア3のフルホット位置(ユニットケース1に流入した空気の全部をヒータコア2へ送る位置)が図1(a)の2点鎖線で示されている。エアミックスドア3はフルコールド位置とフルホット位置との間に停止可能であり、その停止位置によってヒータコア2を通過する空気と通過しない空気との割合が決まる。
【0020】
ヒータコア2はユニットケース1内の下部に位置し、ユニットケース1内の上部にはヒータコア2を迂回する空気の通る冷風通路4が形成され、ユニットケース1内の下部にはヒータコア2を通過した空気の通る温風通路5が形成される。両通路4,5の下流側にはエアミックスチャンバ30が形成されている。
【0021】
エアミックスチャンバ30の内部は、ユニットケース1の上下方向に、フルコールド時に最も風速が高くなる冷風主流域Cと、フルホット時に最も風速が高くなる温風主流域Hとに分かれる。ユニットケース1内の上部に位置する冷風主流域Cとユニットケース1内の下部に位置する温風主流域Hとは温度の異なる2つの空気層である。
【0022】
ユニットケース1には、デフ吹出し口6、ベント吹出し口7、フット吹出し口8、及びクーラユニットと接続される接続口9が、それぞれ設けられている。デフ吹出し口6、ベント吹出し口7及びフット吹出し口8は、それぞれバタフライドア(開閉ドア)10,11,12によって開閉される。ベント吹出し口7を開閉するためのバタフライドア11は対称型のバタフライドアであり、デフ吹出し口10及びフット吹出し口8を開閉するためのバタフライドア10,12は非対称型のバタフライドアである。バタフライドア10,12の長手側部分10a,12aが温風主流域H側に位置し、その短手側部分10b,12bが冷風主流域C側に位置している。
【0023】
次に、フットモード時、デフフットモード時における各バタフライドア10〜12の位置と空気の流れとを図2に基づいて説明する。図2(a)はフットモード時のバタフライドア10〜12の位置と空気の流れとを示す図、図2(b)はデフフットモード時のバタフライドア10〜12の位置と空気の流れとを示す図である。
【0024】
図示しないブロワユニットから吸い込まれた空気はクーラユニットを通過し、接続口9からユニットケース1内に流入する。ユニットケース1内に流入した空気はエアミックスドア3によって二手に振り分けられ、一部の空気はヒータコア2を通過して温風通路5へ進み、残りの空気はヒータコア2を迂回して冷風通路4へ進む。
【0025】
温風通路5を通過した空気と冷風通路4を通過した空気とはエアミックスチャンバ30でミックスされる。但し、冷風通路4がユニットケース1内の上部にあり、温風通路5がユニットケース1内の下部にあるため、上述のようにエアミックスチャンバ30内の上側に温度の低い冷風主流域Cが、下側に温度の高い温風主流域Hがそれぞれ形成される。
【0026】
フットモード時、図2(a)に示すように、バタフライドア12の開度がほぼ最大になり、フット吹出し口8がほぼ全開状態になる。また、バタフライドア11の開度が最小になって、ベント吹出し口7が全閉状態になり、バタフライドア10の開度が小さくなって、デフ吹出し口6がわずかに開いた状態になる。
【0027】
温風主流域Hの温かい空気と冷風主流域Cの冷たい空気とが、フット吹出し口8とデフ吹出し口6とから吹き出される。但し、バタフライドア10の開度が小さいため、フット吹出し口8から吹き出される空気の量に較べてデフ吹出し口6から吹き出される空気の量は著しく少ない。しかし、バタフライドア10の長手側部分10aが温風主流域Hに位置し、その短手側部分10bが冷風主流域Cに位置し、短手側部分10bによって形成される隙間よりも長手側部分10aによって形成される隙間の方が大きいので、デフ吹出し口6からは冷風よりも温風の方が多く吹き出される。また、バタフライドア12の短手側部分12bが冷風主流域Cに位置するので、短手側部分12bによって形成される隙間からは冷風主流域Cの冷たい空気が吹き出される
【0028】
したがって、フット吹出し口8の吹出し温度に対してデフ吹出し口6の吹出し温度(デフブリード温度)が極端に低くならない。
【0029】
これに対し、デフフットモード時、図2(b)に示すように、フット吹出し口8及びデフ吹出し口6が開く。バタフライドア11の開度が最小になり、ベント吹出し口7が全閉状態になる。
【0030】
温風主流域Hの温かい空気と冷風主流域Cの冷たい空気とが、フット吹出し口8とデフ吹出し口6とから吹き出される。バタフライドア10の開度はフットモード時よりも大きくなる分デフ吹出し口6から吹き出される温風の量はフットモード時よりも多くなる。逆に、バタフライドア12の開度はフットモード時よりも小さくなる分フット吹出し口8から吹き出される温風の量はフットモード時よりも少なくなる。
【0031】
したがって、フット吹出し口8の吹出し温度とデフ吹出し口6の吹出し温度との差が小さくなる。
【0032】
以上のように、この実施形態によれば、固定ガイドを用いずに、フットモード時又はデフフットモード時、温風主流域Hの空気がバタフライドア10の長手側部分10aによってデフ吹出し口6に案内されるとともに、冷風主流域Cの空気がフット吹出し口8のバタフライドア12の短手側部分12bによってフット吹出し口8に案内されるので、デフ吹出し口6の吹出し温度とフット吹出し口8の吹出し温度との差を小さくすることができる。
【0033】
固定ガイドを用いないので次のような各種の利点が生じる。▲1▼ユニットケース1の成形時、型が部分的に高温にならないので、型の冷却が良好に行なわれ、型が傷み難くく、また離型の際に固定ガイドが途中でちぎれるようなこともない。▲2▼ ケース組立時、ユニットケース1の左半分を構成する左側ケース構成部と同ケース1の右側半分を構成する右側ケース構成部との嵌合が困難になることがない。▲3▼ 風切り騒音が小さくなる。▲4▼従来例のような専用の可動ガイドが採用されていないため製造コストを低減することができるとともに、可動ガイドの回転のためのスペースを確保するためにユニットケース1の容積を大きくする必要もない。
【0034】
なお、上述の実施形態ではフット吹出し口8をユニットケース1の側面部に形成し、フット吹出し口8を開閉する開閉ドアとして非対称型のバタフライドア12を用いたが、フット吹出し口をユニットケースの底面部に形成し、デフ吹出し口を開閉する開閉ドアとして対称型のバタフライドア又は従来例と同様の単なる回転式の開閉ドアを用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上に説明したように請求項1に記載の自動車用空調装置のエアコンユニットによれば、固定ガイドを用いずとも、デフ吹出し口を開閉する開閉ドアは、その長手側部分の先端が温風主流域に位置し、その短手側部分の先端が冷風主流域に位置して、温風主流域の空気が長手側部分によってデフ吹出し口に案内されると共に、フットモード時では、短手側部分によって形成される隙間よりも長手側部分によって形成される隙間の方が大きいので、デフ吹出し口からは冷風よりも温風の方が多く吹き出され、デフフットモード時では、その開度がフットモード時よりも大きくなる分、デフ吹出し口から吹き出される温風の量がフットモード時よりも多くなるので、フットモード時又はデフフットモード時でもデフ吹出し口の吹出し温度とフット吹出し口の吹出し温度との差を小さくすることができる。
【0036】
請求項2に記載の自動車用空気調和装置のエアコンユニットによれば、固定ガイドを用いずとも、フット吹出し口を開閉する開閉ドアは、その長手側部分の先端が温風主流域に位置し、その短手側部分の先端が冷風主流域に位置して、温風主流域の空気が長手側部分によってフット吹出し口に案内され、冷風主流域の空気が短手側部分によってフット吹出し口に案内されると共に、フットモード時では、短手側部分でも隙間が形成されて、フット吹出し口からは温風のみならず冷風も吹き出され、デフフットモード時では、その開度がフットモード時よりも小さくなる分、フット吹出し口から吹き出される温風の量がフットモード時よりも少なくなるので、フットモード時又はデフフットモード時でもデフ吹出し口の吹出し温度とフット吹出し口の吹出し温度との差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の一実施形態に係る自動車用空調装置のエアコンユニットを示す破断面図、同図(b)は図1(a)のI −I 線に沿う断面図である。
【図2】図2(a)はフットモード時のバタフライドアの位置と空気の流れとを示す図、図2(b)はデフフットモード時のバタフライドアの位置と空気の流れとを示す図である。
【図3】図3は従来の自動車用空調装置のエアコンユニットの断面図である。
【符号の説明】
1 ユニットケース
2 ヒータコア
3 エアミックスドア
4 冷風通路
5 温風通路
7 ベント吹出し口
6 デフ吹出し口
8 フット吹出し口
10,11,12 バタフライドア
10a,12a 長手側部分
10b,12b 短手側部分
30 エアミックスチャンバ
C 冷風主流域
H 温風主流域
Claims (2)
- 加熱用熱交換器を通過した空気が通る温風通路と、前記温風通路の上方に位置し、前記加熱用熱交換器を迂回した空気が通る冷風通路と、ユニットケースに設けられたベント吹出し口、デフ吹出し口及びフット吹出し口と、前記各吹出し口を開閉する複数の開閉ドアと、前記冷風通路を通る空気と前記加熱用熱交換器を通る空気との割合を調節するエアミックスドアと、前記温風通路及び前記冷風通路の後流側に位置し、温風と冷風とをミックスするエアミックスチャンバとを備えた自動車用空調装置のエアコンユニットにおいて、
前記エアミックスチャンバの内部は、前記ユニットケースの上部に前記温風通路が閉じられるフルコールド時に最も風速が高くなる冷風主流域が位置すると共に、前記ユニットケースの下部に前記冷風通路が閉じられるフルホット時に最も風速が高くなる温風主流域が位置するかたちで、温度の異なる2つの空気層に分かれ、
前記複数の開閉ドアのうち前記デフ吹出し口を開閉する開閉ドアは、長手側部分と短手側部分とから成る非対称型のバタフライドアであり、前記長手側部分の先端側が前記温風主流域側に常に位置すると共に前記短手側部分の先端側が前記冷風主流域側に常に位置し、
このデフ吹出し口を開閉する開閉ドアは、フットモード時ではその開度が最小になるが、前記短手側部分と前記長手側部分とでそれぞれ隙間が形成され、前記短手側部分で形成される隙間よりも前記長手側部分で形成される隙間の方が大きくなっていると共に、デフフットモード時ではその開度が前記フットモード時よりも大きくなることにより、前記長手側部分で形成される隙間がフットモード時より大きくなることを特徴とする自動車用空調装置のエアコンユニット。 - 前記複数の開閉ドアのうち前記フット吹出し口を開閉する開閉ドアは、長手側部分と短手側部分とから成る非対称型のバタフライドアであり、前記長手側部分の先端側が前記温風主流域側に常に位置すると共に前記短手側部分の先端側が前記冷風主流域側に常に位置し、
このフット吹出し口を開閉する開閉ドアは、フットモード時ではその開度が最大になり、前記長手側部分で形成される隙間も最大となるが、前記短手側部分でも隙間が形成されていると共に、デフフットモード時ではその開度が前記フットモード時よりも小さくなることにより、前記長手側部分で形成される隙間がフットモード時より小さくなることを特徴とする請求項1記載の自動車用空調装置のエアコンユニット。
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