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JP4167000B2 - Backup system in wide area storage area network - Google Patents

Backup system in wide area storage area network Download PDF

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JP4167000B2
JP4167000B2 JP2002107876A JP2002107876A JP4167000B2 JP 4167000 B2 JP4167000 B2 JP 4167000B2 JP 2002107876 A JP2002107876 A JP 2002107876A JP 2002107876 A JP2002107876 A JP 2002107876A JP 4167000 B2 JP4167000 B2 JP 4167000B2
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直子 重松
武 三栄
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストレージエリアネットワーク(Storage Area Network:SAN)により構成されたコンピュータシステムにおけるバックアップ技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ローカルエリアネットワーク(LAN)とは別個にサイト内に設けられたストレージエリアネットワーク(SAN)を備えたコンピュータシステムが普及してきている。このコンピュータシステムでは、ウェブサーバやファイルサーバなどの各サーバコンピュータや各クライアントコンピュータなどの機器がLANに接続されている。SANはファイバチャネル等の技術を用いて構築されたものであり、このSANにはファイルサーバなどのサーバコンピュータと記憶装置が接続されている。これにより、ファイルサーバが記憶装置にアクセスする際にはSANを介することになる。また、このコンピュータシステムでは、バックアップを実施するバックアップサーバがLAN及びSANに接続されており、さらに、テープ装置などのバックアップ用記憶装置が該バックアップサーバに直接又はSANを介して接続されている。
【0003】
このようなコンピュータシステムにおいて記憶装置に保存されているデータをバックアップする場合には、バックアップサーバがSANを介して記憶装置からデータを読み出し、そのデータをバックアップ用記憶装置に保存する。このように、バックアップに係るデータがLANを流れることがないので、バックアップ時におけるLAN内のトラフィックを軽減でき、コンピュータシステムの24時間運転の実現を容易としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなシステムにおいてバックアップを行った場合、バックアップデータを記憶したテープ等の記録媒体の取り扱いが問題となる。すなわち、災害発生などを考慮するとサイト内のシステムとともに記録媒体そのものも破損してバックアップデータを失うことが考えられる。そこで、テープ等の記録媒体を、災害発生時にも安全な場所、例えば堅牢な金庫内や遠隔地に保管するという運用が実施されている。
【0005】
しかし、記録媒体を保管する場合には以下のような問題があった。すなわち、
(1)記録媒体を保管場所に移動するタイミングは、適当な定時であることが多く、このため、サイト内に記録媒体を保持したままである状態でそのサイト全体が障害にあった場合、記録媒体が破損されリカバリできなくなる、
(2)あるサイトのバックアップデータを記録した記録媒体は、保管場所に移動しているため、記録媒体の上書きできず、記録媒体の新規購入、記録媒体の入れ替え等の作業量が多い、
(3)記録媒体の保管作業は人手を介さなければならないため運用コストが高くなる、
(4)あるサイトでサイト全体の障害があり、別のサイトで障害のあったサイトのバックアップデータをリカバリする場合であって、リカバリを行うバックアップサーバとバックアップを行ったバックアップサーバが異なる場合、バックアップを行ったサーバが保持するバックアップ先メディア情報をリカバリを行うバックアップサーバで復元する必要がある。
【0006】
このような問題を解決するために、近年、あるローカルサイトの記憶装置のデータをリモートサイトの記憶装置にコピーを作成する機能を持ったSAN接続可能な記憶装置が登場してきている。そして、ローカルサイトのSANとリモートサイトのSANを専用通信回線やWANでつなげる技術と合わせ、ローカルサイトのSANに接続された記憶装置のデータをリモートサイトのSANに接続された記憶装置にコピーし、そのコピーデータを用いてリモートサイトのバックアップ用記憶装置にバックアップを行う方法により災害対策を行っている。
【0007】
しかしながら、このような他の記憶装置にデータをコピーする機能を有する記憶装置は一般的に高価である。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、災害などにおいてもバックアップデータの損失を防止し且つ安価に構築が可能な広域ストレージエリアネットワークにおけるバックアップシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願では、ローカルエリアネットワーク(LAN)及びストレージエリアネットワーク(SAN)に接続されたバックアップサーバと、SANに接続された記憶装置と、SANを介して又は直接バックアップサーバに接続されたバックアップ用記憶装置とを備えた複数のサイトを、それぞれ第1のネットワークを介して前記LANを互いに接続するとともに第2のネットワークを介して前記SANを互いに接続した広域ストレージエリアネットワークにおいて、一のサイト内の記憶装置に保存されているデータを、任意且つ2以上のサイト内の各バックアップサーバがそれぞれ自サイト内のバックアップ用記憶装置にバックアップすることを特徴とする広域ストレージエリアネットワークにおけるバックアップシステムを提案する。
【0010】
本発明の好適な態様の一例として、本願では、前述の広域ストレージエリアネットワークにおけるバックアップシステムにおいて、少なくとも一つ以上のサイトは、同一のバックアップ対象が指定されたバックアップ指示を2以上のバックアップサーバに対して行うバックアップ指示手段を備え、各サイトのバックアップサーバは、前記バックアップ指示手段からのバックアップ指示に基づき指定されたバックアップ対象を自サイト又は他サイト内の記憶装置から自サイト内のバックアップ用記憶装置にバックアップするバックアップ実行手段を備えたことを特徴とするものを提案する。
【0011】
本願発明によれば、一のサイトの記憶装置のデータが任意の複数のサイト内のバックアップ用記憶装置にバックアップされるので、当該一のサイトが災害等により損傷して使用不可能となっても、データは他のサイトにおいて復元することができる。また、従来のように記憶媒体を人手により安全な場所に移動する必要がないので運用コストを低く抑えることができる。さらに、各サイトにおける記憶装置として、前述したようなコピー機能を有する高価な製品を用いることなく、従来のSAN接続可能な記憶装置を採用することができるので、低コストでシステム構築が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態にかかる広域ストレージエリアネットワークにおけるバックアップシステムについて図面を参照して説明する。図1はシステム構成図である。
【0013】
各サイト100,200では、アプリケーションにより処理を行いファイルデータをディスクに保存する処理を行うアプリケーションサーバ(APサーバ)110,210と、バックアップ処理を行うサーバであるバックアップサーバ等のコンピュータ120,220と、ディスク130,230とがファイブチャネルスイッチ140,240等を介してSAN150,250に直接接続されている。テープ装置などのバックアップ装置160,260は、SAN150,250に直接接続されている場合と、SCSIケーブル等によりバックアップサーバ120,220に直接接続されている場合とがある。各サイト100,200のSAN150,250同士は、専用通信回線等のネットワーク401により接続されている。さらに、各サイト100,200では、コンピュータ同士がLAN170,270により接続されており、各サイト100,200のLAN170,270同士は、専用通信回線やWAN等のネットワーク402により接続されている。
【0014】
全サイト100,200のバックアップサーバ120,220の中で、バックアップ装置の使用可否決定権を持ち、且つ、バックアップのスケジュールを司るバックアップサーバが1つあり、このバックアップサーバをメインバックアップサーバ120とし、他のバックアップサーバをサブバックアップサーバ220とする。
【0015】
メインバックアップサーバの機能構成について図2を参照して説明する。図2はメインバックアップサーバの構成図である。図2に示すように、メインバックアップサーバ120は、バックアップサーバ管理部121と、バックアップ装置管理部122と、メディア管理部123と、スケジュール部124と、バックアップ実行部125と、履歴部126と、バックアップ先メディア情報記録部127とを備えている。
【0016】
バックアップサーバ管理部121は、図3に示すバックアップサーバテーブルを用いてバックアップサーバの管理を行う。バックアップサーバテーブルは、バックアップサーバを一意に識別できるバックアップサーバ名と、バックアップサーバがメインであるかサブであるかの情報を有する。バックアップサーバ管理部121は、このバックアップサーバテーブルにバックアップサーバの登録・削除等を行う。
【0017】
バックアップ装置管理部122は、図4に示すバックアップ装置テーブルを用いてバックアップ装置の管理を行う。バックアップ装置テーブルは、バックアップサーバ名と、各バックアップサーバが使用するバックアップ装置名を有する。ここで、バックアップ装置名とは、バックアップ装置を一意に識別できる名前である。バックアップ装置管理部122は、このバックアップ装置テーブルにバックアップ装置の登録・削除等を行う。
【0018】
メディア管理部123は、図5に示すメディアテーブルを用いて、バックアップ装置で用いられるテープ等の記録媒体を管理する。ここで、メディアの管理は、メディアを単体で管理する場合と、幾つかのメディアを1つのグループに束ねて管理する場合とがある。メディアテーブルは、メディアを一意に識別できるメディア識別番号と、4mmテープや8mmテープといったテープの種類を示すメディアタイプと、グループ化されたメディアの場合は当該グループを一意に識別できるメディアグループ名を有する。
【0019】
スケジュール部124は、バックアップ処理の登録・削除を行い、スケジュールに基づき、バックアップの起動予定時刻に達したバックアップ処理に対し、バックアップ装置が使用可能であるか確認し、バックアップ装置が使用可能にあるバックアップ処理についてメインバックアップサーバ120の実行部125又はサブバックアップサーバ220の実行部225にバックアップ実行を命令する。また、スケジュール部124は、バックアップ処理の登録時に、(1)バックアップ処理を一意に識別するバックアップ識別名の設定、(2)バックアップを起動するバックアップサーバ名の設定、(3)どのバックアップサーバで先にバックアップを実行するかの実行順序の設定、(4)バックアップするディスク内のファイルデータのファイル名と当該ファイルデータのディレクトリ情報の設定、(5)バックアップの起動予定時刻の設定、(6)バックアップを起動する周期の設定、(7)ファイルデータをバックアップするバックアップ装置名の設定、ファイルデータをバックアップする先であるメディア識別番号又はメディアグループ名の設定を行う。各設定項目は、図6に示すように、スケジュールテーブルとして管理する。ここで、バックアップサーバ名、起動順序、バックアップ装置名、メディア識別番号又はメディアグループ名は、一のバックアップ識別名に対して複数設定する。これは、一のバックアップ対象に対して複数のバックアップ装置へのバックアップを行うことを意味する。なお、スケジュール部124による各設定項目の設定動作については後に詳述する。
【0020】
バックアップ実行部125は、バックアップサーバのスケジュール部から実行命令を受けると、該命令に係るバックアップ処理を実行する。ここで、命令を受けるバックアップサーバは、自身のバックアップサーバのみならず他のバックアップサーバも含まれ、また自サイト内だけでなく他サイト内のバックアップサーバも含まれる。また、バックアップ実行部125はリカバリ処理機能も有する。このリカバリ処理は、バックアップサーバ名、リカバリするファイルデータのファイル名、ファイルデータのディレクトリ情報、ファイルデータのバックアップ日時の表示・設定・実行を行う。
【0021】
履歴部126は、全てのバックアップサーバに関し、バックアップ実行部125がバックアップ処理又はリカバリ処理の実行を行った後に、(1)バックアップ識別名、(2)バックアップサーバ名、(3)バックアップ又はリカバリしたファイルデータのファイル名、(4)バックアップ又はリカバリしたファイルデータのディレクトリ情報、(5)バックアップ又はリカバリした日時であるバックアップ日時、(6)バックアップ又はリカバリを行ったバックアップ装置名、(7)バックアップ又はリカバリに使用されたメディアのメディア識別番号、(8)バックアップ又はリカバリしたファイルデータの容量であるファイルデータ容量、(9)バックアップ又はリカバリの処理成功又は失敗等のバックアップ結果をバックアップ処理又はリカバリ処理毎に保有する。ただし、バックアップ識別名は、スケジュール部からの実行命令で実行したバックアップに関してのみ保存される。履歴部126で保有するこれらの情報は、ある一定の容量を超えると上書きされる。
【0022】
バックアップ先メディア情報記録部127は、全てのバックアップサーバに関し、バックアップの実行を行った後に、図7に示すバックアップ先メディア情報テーブルを保有する。このバックアップ先メディア情報テーブルは、(1)メディア識別番号、(2)ファイル名、(3)ディレクトリ情報、(4)バックアップ日時、(5)ファイルデータ容量を含む。
【0023】
次に、サブバックアップサーバの機能構成について図8を参照して説明する。図8はサブバックアップサーバの構成図である。図8に示すように、メインバックアップサーバ220は、バックアップ装置管理部222と、メディア管理部223と、バックアップ実行部225と、履歴部226と、バックアップ先メディア情報記録部227とを備えている。
【0024】
バックアップ装置管理部222は、バックアップ装置テーブルを用いてバックアップ装置の管理を行う。バックアップ装置テーブルは、バックアップサーバ名と、各バックアップサーバが使用するバックアップ装置名を有する。バックアップ装置管理部222は、このバックアップ装置テーブルにバックアップ装置の登録・削除等を行う。ただし、メインバックアップサーバ120のバックアップ装置管理部122とは異なり、サブバックアップサーバ220のバックアップ装置管理部222は、他のバックアップサーバが使用するバックアップ装置の管理は行わない。
【0025】
メディア管理部223は、メインバックアップサーバ120と同様に、メディアテーブルを用いて、バックアップ装置で用いられるテープ等の記録媒体を管理する。このメディアテーブルは、メディア識別番号、メディアタイプと、グループ化されたメディアの場合は当該グループを一意に識別できるメディアグループ名を含む。
【0026】
バックアップ実行部225は、メインバックアップサーバ120と同様に、バックアップサーバのスケジュール部から実行命令を受けると、該命令に係るバックアップ処理を実行する。ここで、命令を受けるバックアップサーバは、自身のバックアップサーバのみならず他のバックアップサーバも含まれ、また自サイト内だけでなく他サイト内のバックアップサーバも含まれる。また、バックアップ実行部225はリカバリ処理機能も有する。このリカバリ処理は、バックアップサーバ名、リカバリするファイルデータのファイル名、ファイルデータのディレクトリ情報、ファイルデータのバックアップ日時の表示・設定・実行を行う。
【0027】
履歴部226は、メインバックアップサーバ120と同様に、バックアップ実行部125がバックアップ処理又はリカバリ処理の実行を行った後に、(1)バックアップ識別名、(2)バックアップサーバ名、(3)ファイル名、(4)ディレクトリ情報、(5)バックアップ日時、(6)バックアップ装置名、(7)メディア識別番号、(8)ファイルデータ容量、(9)バックアップ又はリカバリの処理成功又は失敗等のバックアップ結果をバックアップ処理又はリカバリ処理毎に保有する。ただし、他のバックアップサーバが実行したバックアップ処理又はリカバリ処理に関しては保有しない。また、バックアップ識別名は、スケジュール部からの実行命令で実行したバックアップに関してのみ保存される。履歴部126で保有するこれらの情報は、ある一定の容量を超えると上書きされる。
【0028】
バックアップ先メディア情報記録部227は、メインバックアップサーバ120と同様に、バックアップの実行を行った後に、バックアップ先メディア情報テーブルを保有する。このバックアップ先メディア情報テーブルは、(1)メディア識別番号、(2)ファイル名、(3)ディレクトリ情報、(4)バックアップ日時、(5)ファイルデータ容量を含む。ただし、他のバックアップサーバが実行したバックアップ処理のバックアップ先メディア情報については保有しない。
【0029】
このようなシステムにおいて、あるサブバックアップサーバ220に関し、メインバックアップサーバ120又はサブバックアップサーバ220のバックアップ装置管理部122,222又はメディア管理部123,223におけるテーブル情報が更新された場合、メインバックアップサーバ120とサブバックアップサーバ220はLAN170,270を介して情報のやり取りをし、お互いの情報を一致させる。
【0030】
次に、メインバックアップサーバ120のスケジュール部124における前記各設定項目の設定動作について詳細に説明する。
【0031】
まず、バックアップするファイルデータのファイル名、ディレクトリ情報、バックアップの起動予定時刻を設定する。次に、バックアップを実行するバックアップサーバを複数(本実施の形態では2つ)選択する。このバックアップを実行するバックアップサーバは、メインバックアップサーバ及びサブバックアップサーバの中からサイトの異なるものを任意に選択する。選択した複数のバックアップサーバのうち、バックアップサーバの起動順序を決定・設定する。そして、各バックアップサーバが使用できるバックアップ装置の中から、バックアップに使用するバックアップ装置、メディア又はメディアグループを設定する。ここで、スケジュール部124で設定したファイルデータを保存しているディスクを、当該ファイルデータをバックアップする全てのバックアップサーバにread only(読み込み専用)でマウントさせる。
【0032】
次に、本システムにおけるバックアップ処理の動作について図9を参照して説明する。図9はバックアップ処理の流れを説明する図である。なお、ここでは、サイト100のディスク130のデータを、サイト100のバックアップ装置160及びサイト200のバックアップ装置260にバックアップする場合について例示する。
【0033】
まず、メインバックアップサーバ120のスケジュール部124は、起動予定時刻になったバックアップ処理について、最初にバックアップを割り当てられているバックアップ装置が使用可能かどうかを確認する。なお、図9の例では、最初に、サイト100のバックアップ装置160へのバックアップを行うものとする。
【0034】
使用不可能である場合には使用可能になるまで待つ。一方、使用可能である場合、最初にバックアップを起動するバックアップサーバ120のバックアップ実行部125にスケジュール部124で設定したバックアップ識別名、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ装置名、メディア識別番号又はメディアグループ名を渡し、バックアップ実行命令を出す(ステップS1)。
【0035】
バックアップ実行部125は、スケジュール部124から指定されたファイルデータをディスク130から読み込み、指定されたバックアップ装置160の指定されたメディアにバックアップを行う(ステップS2)。
【0036】
履歴部126は、バックアップ実行後、バックアップ実行部125から渡されたバックアップ識別名、バックアップサーバ名、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、メディア識別番号、バックアップ結果、バックアップ結果が成功の場合はさらにファイルデータ容量を保存する。
【0037】
バックアップ先メディア情報記録部127は、バックアップ実行部125から渡されたメディア識別番号、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、ファイルデータ容量を、バックアップ先情報テーブルに保存する。
【0038】
バックアップ実行部125は、さらに、バックアップ識別名、バックアップサーバ名、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、メディア識別番号、バックアップ結果、バックアップ結果が成功の場合はさらにファイルデータ容量を、スケジュール部124に返す(ステップS3)。
【0039】
スケジュール部124は、バックアップ実行部125より渡された情報を履歴部126に渡し、履歴部126が保存する。
【0040】
バックアップ結果が失敗の場合、ここで処理を中断させる。
【0041】
バックアップ結果が成功の場合、バックアップ実行部125より渡されたメディア識別番号、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、ファイルデータ容量をバックアップ先メディア情報記録部127に渡し、バックアップ先メディア情報記録部127が保存する。
【0042】
次に、スケジュール部124は、2番目にバックアップを割り当てられているバックアップ装置260が使用可能であるかどうか確認する。
【0043】
使用不可能である場合は使用可能になるまで待つ。使用可能である場合、2番目にバックアップを起動するバックアップサーバ220のバックアップ実行部225にスケジュール部124で設定されたバックアップ識別名、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ装置名、メディア識別番号又はメディアグループ名を渡し、バックアップ実行命令を出す(ステップS4)。
【0044】
サブバックアップサーバ220のバックアップ実行部225は、メインバックアップサーバ120のスケジュール部124から指定されたファイルデータを、サイト100のディスク130からネットワーク401を介して読み込み、該データを指定されたバックアップ装置260の指定されたメディアにバックアップする(ステップS5)。
【0045】
履歴部226は、バックアップ実行後、バックアップ実行部225より渡されたバックアップ識別名、バックアップサーバ名、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、メディア識別番号、バックアップ結果、バックアップ結果が成功の場合はさらにファイルデータ容量を保存する。
【0046】
バックアップ先メディア情報記録部227は、バックアップ実行部225より渡されたメディア識別番号、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、ファイルデータ容量をバックアップ先メディア情報テーブルに保存する。
【0047】
バックアップ実行部225は、さらに、バックアップ識別名、バックアップサーバ名、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、メディア識別番号、バックアップ結果、バックアップ結果が成功の場合はさらにファイルデータ容量をメインバックアップサーバ120のスケジュール部124に返す(ステップS6)。
【0048】
スケジュール部124は、サブバックアップサーバ220のバックアップ実行部225から渡された情報を履歴部126に渡し、履歴部126が保存する。
【0049】
バックアップ結果が失敗の場合、ここで処理を中断させる。
【0050】
バックアップ結果が失敗の場合、サブバックアップサーバ220のバックアップ実行部225から渡されたメディア識別番号、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、ファイルデータ容量を、メインバックアップサーバ120のバックアップ先メディア情報記録部127に渡し、この情報をバックアップ先メディア情報記録部127が保存する。
【0051】
以上でバックアップ処理が終了する。
【0052】
次に、本システムにおけるリカバリ処理について詳細に説明する。ここでは、図9のような構成で2つのサイトのバックアップ装置にバックアップが行われた状況で、メインバックアップサーバ120が属するサイト100のディスク130上のファイルデータを、サブバックアップサーバ220の属するサイト200のディスク230にリカバリを行うものとする。
【0053】
まず、コンピュータシステムの管理者が、サブバックアップサーバ220が属するサイト200のバックアップ装置260にメディアを設定する。
【0054】
次に、サブバックアップサーバ220のバックアップ実行部225が、サブバックアップサーバ220のバックアップ先メディア情報記録部227から、メディア識別番号、ファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、ファイルデータ容量の情報を取得し、バックアップ装置260に設置されているメディアのメディア識別番号と照らし合わせることにより、バックアップ装置260に設置されているメディアに関し、メディアに保存されているファイルデータのファイル名、ディレクトリ情報、バックアップ日時、ファイルデータ容量、バックアップサーバ名を表示する。
【0055】
次に、システム管理者が、リカバリに必要なファイルを選び、実行命令をバックアップ実行部225に出す。バックアップ実行部225は、メインバックアップサーバ120のスケジュール部124にリカバリを使用するバックアップ装置260が使用可能かどうか確認する。メインバックアップサーバ120のスケジュール部124は、バックアップ装置260が使用可能である場合、使用をバックアップ実行部225に許可する。使用可能でない場合は使用可能になるまで待つ。スケジュール部124よりバックアップ装置260の使用を許可された場合、サブバックアップサーバ220のバックアップ実行部225が指定ファイルのディレクトリ情報どおりにリカバリを行う。
【0056】
履歴部226は、バックアップ実行部225より渡されたバックアップサーバ名、ファイル名、ディレクトリ情報、リカバリ日時、バックアップ装置名、メディア識別番号、ファイルデータ容量、リカバリ処理の成功又は失敗等のバックアップ結果を保有する。
【0057】
以上でリカバリが終了する。
【0058】
このように、本実施の形態にかかるバックアップシステムによれば、サイト100のディスク130のデータがサイト100及び200の2つのサイト内のバックアップ装置にバックアップされるので、何れかのサイトが災害等により損傷して使用不可能となっても、データは他のサイトにおいて復元することができる。また、従来のようにメディアを人手により安全な場所に移動する必要がないので運用コストを低く抑えることができる。さらに、各サイトにおけるディスクとして、前述したようなコピー機能を有する高価な製品を用いることなく、従来のSAN接続可能なディスクを採用することができるので、低コストでシステム構築が可能となる。
【0059】
以上本発明の実施形態について説明したが本発明はこれに限定されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示されており、全ての変形例は本発明に含まれるものである。
【0060】
例えば、上記実施の形態では、サイト100のディスク130のデータがサイト100及び200のバックアップ装置160,260にバックアップされる例について説明したが、上述したように、バックアップ先のバックアップサーバはメイン又はサブを問わず任意のバックアップサーバを選択することができる。例えば、図10に示すように、メインバックアップサーバ120が属するサイト100内にサブバックアップサーバ180を配置し、このサブバックアップサーバ180とサイト200のサブバックアップサーバ220がバックアップを実施するようにしてもよい。また、図11に示すように、サイト100のディスク130のバックアップを同サイト100のバックアップ装置160にバックアップせず、サイト200及びサイト300のバックアップサーバ260,360にバックアップするようにしてもよい。なお、図10及び図11において、符号S11〜16,S21〜26は、それぞれ前記図9におるステップS1〜S6に対応している。
【0061】
さらに、上記実施の形態では任意の2つのサイトにバックアップを行っていたが任意の3以上のサイトにバックアップを行うようにしてもよい。
【0062】
ところで、上記実施の形態では、バックアップ処理のスケジューリング等を行うメインバックアップサーバ120と、メインバックアップサーバ120からの命令によりバックアップを実行するサブバックアップサーバ220とを設けている。ここで両者を比較すると、メインバックアップサーバとサブバックアップサーバの機能には共通点が多い。すなわち、メインバックアップサーバは、スケジューリング等の機能(バックアップサーバ管理部121、スケジュール部124など)と、該機能に基づきサブバックアップサーバと同様の動作する機能とに分けて考えることができる。そこで、これらの機能をそれぞれ別サーバとして実装するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、一のサイトの記憶装置のデータが任意の複数のサイト内のバックアップ用記憶装置にバックアップされるので、当該一のサイトが災害等により損傷して使用不可能となっても、データは他のサイトにおいて復元することができる。また、従来のように記憶媒体を人手により安全な場所に移動する必要がないので運用コストを低く抑えることができる。さらに、各サイトにおける記憶装置として、前述したようなコピー機能を有する高価な製品を用いることなく、従来のSAN接続可能な記憶装置を採用することができるので、低コストでシステム構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成図
【図2】メインバックアップサーバの構成図
【図3】バックアップサーバテーブルの一例を示す図
【図4】バックアップ装置テーブルの一例を示す図
【図5】メディアテーブルの一例を示す図
【図6】スケジュールテーブルの一例を示す図
【図7】バックアップ先メディア情報テーブルの一例を示す図
【図8】サブバックアップサーバの構成図
【図9】バックアップ処理の流れを説明する図
【図10】他の例に係るバックアップ処理の流れを説明する図
【図11】他の例に係るバックアップ処理の流れを説明する図
【符号の説明】
100,200,300…サイト、110,120…アプリケーションサーバ、120…メインバックアップサーバ、220…サブバックアップサーバ、121…バックアップサーバ管理部、122,222…バックアップ装置管理部、123,223…メディア管理部、124…スケジュール部、125,225…バックアップ実行部、126,226…履歴部、127,227…バックアップ先メディア情報記録部、130,230…ディスク、140,240…ファイバチャネルスイッチ、150,250…SAN、160,260…バックアップ装置、170,270…LAN、401,402…ネットワーク
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a backup technique in a computer system configured by a storage area network (SAN).
[0002]
[Prior art]
In recent years, computer systems equipped with a storage area network (SAN) provided in a site separately from a local area network (LAN) have become widespread. In this computer system, devices such as each server computer such as a web server and a file server and each client computer are connected to the LAN. The SAN is constructed using a technology such as fiber channel, and a server computer such as a file server and a storage device are connected to the SAN. Thus, when the file server accesses the storage device, it goes through the SAN. In this computer system, a backup server for performing backup is connected to the LAN and the SAN, and a backup storage device such as a tape device is connected to the backup server directly or via the SAN.
[0003]
When backing up data stored in a storage device in such a computer system, the backup server reads the data from the storage device via the SAN, and stores the data in the backup storage device. As described above, since data related to backup does not flow through the LAN, traffic in the LAN at the time of backup can be reduced, and the 24-hour operation of the computer system can be easily realized.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when backup is performed in such a system, handling of a recording medium such as a tape storing backup data becomes a problem. That is, considering the occurrence of a disaster, it is conceivable that the recording medium itself is damaged together with the system in the site and the backup data is lost. Therefore, an operation of storing a recording medium such as a tape in a safe place even in the event of a disaster, for example, in a solid safe or a remote place is being carried out.
[0005]
However, there are the following problems when storing the recording medium. That is,
(1) The timing for moving the recording medium to the storage location is often an appropriate fixed time. For this reason, if the entire site is in trouble with the recording medium held in the site, recording is performed. The media is damaged and cannot be recovered.
(2) Since the recording medium recording the backup data of a certain site has been moved to the storage location, the recording medium cannot be overwritten, and the amount of work such as new purchase of the recording medium or replacement of the recording medium is large.
(3) Since the storage work of the recording medium has to be done manually, the operation cost becomes high.
(4) When there is a failure of the entire site at one site and the backup data of the failed site is recovered at another site, and the backup server that performed the recovery is different from the backup server that performed the backup, backup It is necessary to restore the backup destination media information held by the server that has performed the recovery by the backup server that performs the recovery.
[0006]
In order to solve such a problem, a SAN-connectable storage device having a function of creating a copy of data in a storage device at a local site in a storage device at a remote site has recently appeared. And, combining the technology of connecting the SAN of the local site and the SAN of the remote site with a dedicated communication line or WAN, the data of the storage device connected to the SAN of the local site is copied to the storage device connected to the SAN of the remote site, Disaster countermeasures are taken by a method of performing backup to a backup storage device at a remote site using the copy data.
[0007]
However, such a storage device having a function of copying data to another storage device is generally expensive.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a backup system in a wide area storage area network that can prevent loss of backup data even in a disaster and can be constructed at low cost. There is.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present application, a backup server connected to a local area network (LAN) and a storage area network (SAN), a storage device connected to the SAN, and a backup server via the SAN or directly. In a wide-area storage area network in which a plurality of sites including connected backup storage devices are connected to each other via the first network, and the SAN is connected to each other via a second network. Backup in a wide area storage area network characterized in that any backup server in any two or more sites backs up data stored in a storage device in one site to a backup storage device in its own site. Shi Suggest Temu.
[0010]
As an example of a preferred aspect of the present invention, in the present application, in the backup system in the above-described wide area storage area network, at least one site sends a backup instruction in which the same backup target is designated to two or more backup servers. The backup server at each site includes a backup instruction unit that performs backup from the storage device in the local site or another site to the backup storage device in the local site. A feature of having backup execution means for backing up is proposed.
[0011]
According to the present invention, data in a storage device at one site is backed up to a backup storage device in any of a plurality of sites. Therefore, even if the one site is damaged due to a disaster or the like, it cannot be used. Data can be restored at other sites. Further, since it is not necessary to manually move the storage medium to a safe place as in the prior art, the operation cost can be kept low. Furthermore, since a conventional SAN-connectable storage device can be adopted as the storage device at each site without using an expensive product having a copy function as described above, a system can be constructed at low cost. .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A backup system in a wide area storage area network according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a system configuration diagram.
[0013]
In each of the sites 100 and 200, application servers (AP servers) 110 and 210 that perform processing by an application and store file data on a disk, computers 120 and 220 such as a backup server that is a server that performs backup processing, The disks 130 and 230 are directly connected to the SANs 150 and 250 via the five channel switches 140 and 240 and the like. The backup devices 160 and 260 such as a tape device may be directly connected to the SANs 150 and 250, or may be directly connected to the backup servers 120 and 220 via a SCSI cable or the like. The SANs 150 and 250 of each site 100 and 200 are connected by a network 401 such as a dedicated communication line. Further, at each site 100, 200, computers are connected by LANs 170, 270, and the LANs 170, 270 at each site 100, 200 are connected by a network 402 such as a dedicated communication line or WAN.
[0014]
Among the backup servers 120 and 220 of all the sites 100 and 200, there is one backup server that has the right to determine whether or not to use the backup device and manages the backup schedule. This backup server is the main backup server 120, and others. Is the sub-backup server 220.
[0015]
A functional configuration of the main backup server will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a configuration diagram of the main backup server. As shown in FIG. 2, the main backup server 120 includes a backup server management unit 121, a backup device management unit 122, a media management unit 123, a schedule unit 124, a backup execution unit 125, a history unit 126, and a backup. A destination media information recording unit 127.
[0016]
The backup server management unit 121 manages the backup server using the backup server table shown in FIG. The backup server table has a backup server name that can uniquely identify the backup server, and information on whether the backup server is main or sub. The backup server management unit 121 registers / deletes a backup server in the backup server table.
[0017]
The backup device management unit 122 manages the backup device using the backup device table shown in FIG. The backup device table has a backup server name and a backup device name used by each backup server. Here, the backup device name is a name that can uniquely identify the backup device. The backup device management unit 122 registers / deletes a backup device in the backup device table.
[0018]
The media management unit 123 manages a recording medium such as a tape used in the backup device by using the media table shown in FIG. Here, the media management includes a case where the media is managed alone and a case where some media are managed in a group. The media table has a media identification number that can uniquely identify the media, a media type that indicates the type of tape such as 4 mm tape or 8 mm tape, and a media group name that can uniquely identify the group in the case of grouped media. .
[0019]
The schedule unit 124 registers and deletes the backup process, and checks whether the backup device can be used for the backup process that has reached the scheduled backup start time based on the schedule. Regarding processing, the execution unit 125 of the main backup server 120 or the execution unit 225 of the sub-backup server 220 is instructed to execute backup. Further, the schedule unit 124, when registering the backup process, (1) setting a backup identification name for uniquely identifying the backup process, (2) setting a backup server name for starting the backup, (3) which backup server (4) Set the file name and directory information of the file data on the disk to be backed up, (5) Set the scheduled backup start time, (6) Backup (7) The name of the backup device that backs up file data, and the media identification number or media group name that is the backup destination of the file data are set. Each setting item is managed as a schedule table as shown in FIG. Here, a plurality of backup server names, boot orders, backup device names, media identification numbers, or media group names are set for one backup identification name. This means that one backup target is backed up to a plurality of backup devices. The setting operation of each setting item by the schedule unit 124 will be described in detail later.
[0020]
When the backup execution unit 125 receives an execution command from the schedule unit of the backup server, the backup execution unit 125 executes a backup process related to the command. Here, the backup server that receives the command includes not only its own backup server but also other backup servers, and includes backup servers not only in its own site but also in other sites. The backup execution unit 125 also has a recovery processing function. This recovery process displays / sets / executes the backup server name, the file name of the file data to be recovered, the directory information of the file data, and the backup date / time of the file data.
[0021]
The history unit 126 includes (1) a backup identification name, (2) a backup server name, and (3) a backup or recovered file after the backup execution unit 125 executes the backup process or recovery process for all backup servers. File name of data, (4) Directory information of file data that has been backed up or recovered, (5) Backup date and time that is the date of backup or recovery, (6) Name of backup device that performed backup or recovery, (7) Backup or recovery Backup processing of the media identification number of the media used for the backup, (8) file data capacity that is the capacity of the backup or recovery file data, and (9) backup results such as success or failure of the backup or recovery process It is held in every recovery process. However, the backup identification name is stored only for the backup executed by the execution command from the schedule unit. These pieces of information held in the history unit 126 are overwritten when a certain capacity is exceeded.
[0022]
The backup destination media information recording unit 127 holds the backup destination media information table shown in FIG. 7 after performing backup for all backup servers. This backup destination media information table includes (1) media identification number, (2) file name, (3) directory information, (4) backup date and time, and (5) file data capacity.
[0023]
Next, the functional configuration of the sub-backup server will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a configuration diagram of the sub-backup server. As shown in FIG. 8, the main backup server 220 includes a backup device management unit 222, a media management unit 223, a backup execution unit 225, a history unit 226, and a backup destination media information recording unit 227.
[0024]
The backup device management unit 222 manages the backup device using the backup device table. The backup device table has a backup server name and a backup device name used by each backup server. The backup device management unit 222 registers and deletes a backup device in this backup device table. However, unlike the backup device management unit 122 of the main backup server 120, the backup device management unit 222 of the sub-backup server 220 does not manage backup devices used by other backup servers.
[0025]
Similar to the main backup server 120, the media management unit 223 manages a recording medium such as a tape used in the backup device by using a media table. This media table includes a media identification number, a media type, and a media group name that can uniquely identify the group in the case of grouped media.
[0026]
Similarly to the main backup server 120, when the backup execution unit 225 receives an execution command from the schedule unit of the backup server, the backup execution unit 225 executes a backup process related to the command. Here, the backup server that receives the command includes not only its own backup server but also other backup servers, and includes backup servers not only in its own site but also in other sites. The backup execution unit 225 also has a recovery processing function. This recovery process displays / sets / executes the backup server name, the file name of the file data to be recovered, the directory information of the file data, and the backup date / time of the file data.
[0027]
Similarly to the main backup server 120, the history unit 226 performs (1) backup identification name, (2) backup server name, (3) file name, after the backup execution unit 125 executes backup processing or recovery processing. (4) Directory information, (5) Backup date and time, (6) Backup device name, (7) Media identification number, (8) File data capacity, (9) Backup results such as success or failure of backup or recovery processing Stored for each process or recovery process. However, it does not have backup processing or recovery processing executed by other backup servers. The backup identification name is stored only for the backup executed by the execution command from the schedule unit. These pieces of information held in the history unit 126 are overwritten when a certain capacity is exceeded.
[0028]
Similar to the main backup server 120, the backup destination media information recording unit 227 holds the backup destination media information table after executing the backup. This backup destination media information table includes (1) media identification number, (2) file name, (3) directory information, (4) backup date and time, and (5) file data capacity. However, it does not hold backup destination media information for backup processing executed by other backup servers.
[0029]
In such a system, when the table information in the backup device managers 122 and 222 or the media managers 123 and 223 of the main backup server 120 or the sub-backup server 220 is updated with respect to a certain sub-backup server 220, the main backup server 120 The sub-backup server 220 exchanges information via the LANs 170 and 270 to match each other's information.
[0030]
Next, the setting operation of each setting item in the schedule unit 124 of the main backup server 120 will be described in detail.
[0031]
First, the file name, directory information, and scheduled backup start time of the file data to be backed up are set. Next, a plurality (two in this embodiment) of backup servers that execute backup are selected. As a backup server for executing this backup, a server having a different site is arbitrarily selected from the main backup server and the sub-backup server. Determines / sets the backup server startup order among the selected backup servers. Then, a backup device, media, or media group used for backup is set from backup devices that can be used by each backup server. Here, the disk storing the file data set in the schedule unit 124 is mounted read-only (read only) on all backup servers that back up the file data.
[0032]
Next, the operation of backup processing in this system will be described with reference to FIG. FIG. 9 is a diagram for explaining the flow of backup processing. Here, a case where data on the disk 130 of the site 100 is backed up to the backup device 160 of the site 100 and the backup device 260 of the site 200 is illustrated.
[0033]
First, the schedule unit 124 of the main backup server 120 confirms whether or not the backup device to which backup is initially assigned can be used for the backup processing at the scheduled start time. In the example of FIG. 9, it is assumed that backup to the backup device 160 at the site 100 is performed first.
[0034]
If it is not available, wait until it becomes available. On the other hand, if usable, the backup identification name, file name, directory information, backup device name, media identification number, or media group name set by the schedule unit 124 in the backup execution unit 125 of the backup server 120 that starts backup first. And a backup execution command is issued (step S1).
[0035]
The backup execution unit 125 reads the file data designated from the schedule unit 124 from the disk 130 and backs up the designated media of the designated backup device 160 (step S2).
[0036]
The history unit 126 performs a backup identification name, a backup server name, a file name, directory information, a backup date, a media identification number, a backup result, If the backup result is successful Furthermore, the file data capacity is saved.
[0037]
The backup destination media information recording unit 127 stores the media identification number, file name, directory information, backup date / time, and file data capacity passed from the backup execution unit 125 in the backup destination information table.
[0038]
In addition, the backup execution unit 125 returns the file data capacity to the scheduling unit 124 when the backup identification name, backup server name, file name, directory information, backup date, media identification number, backup result, and backup result are successful. (Step S3).
[0039]
The schedule unit 124 passes the information passed from the backup execution unit 125 to the history unit 126, and the history unit 126 stores the information.
[0040]
If the backup result is unsuccessful, stop the process here.
[0041]
If the backup result is successful, the media identification number, file name, directory information, backup date and time, and file data capacity passed from the backup execution unit 125 are passed to the backup destination media information recording unit 127, and the backup destination media information recording unit 127 save.
[0042]
Next, the schedule unit 124 checks whether or not the backup device 260 to which the second backup is assigned can be used.
[0043]
If it is not usable, wait until it becomes usable. If usable, the backup identification name, file name, directory information, backup device name, media identification number, or media group name set in the scheduling unit 124 in the backup execution unit 225 of the backup server 220 that starts the backup second. And a backup execution command is issued (step S4).
[0044]
The backup execution unit 225 of the sub-backup server 220 reads the file data specified from the schedule unit 124 of the main backup server 120 from the disk 130 of the site 100 via the network 401, and the data of the specified backup apparatus 260 is read. Back up to the designated medium (step S5).
[0045]
The history unit 226 further executes a backup identification name, backup server name, file name, directory information, backup date / time, media identification number, backup result, and backup result if the backup result is successful. Save data capacity.
[0046]
The backup destination media information recording unit 227 stores the media identification number, file name, directory information, backup date / time, and file data capacity passed from the backup execution unit 225 in the backup destination media information table.
[0047]
The backup execution unit 225 further determines the backup identification name, the backup server name, the file name, the directory information, the backup date, the media identification number, the backup result, and if the backup result is successful, further sets the file data capacity to the schedule of the main backup server 120. Return to unit 124 (step S6).
[0048]
The schedule unit 124 passes the information passed from the backup execution unit 225 of the sub-backup server 220 to the history unit 126, and the history unit 126 stores the information.
[0049]
If the backup result is unsuccessful, stop the process here.
[0050]
If the backup result is unsuccessful, the media identification number, file name, directory information, backup date and time, and file data capacity passed from the backup execution unit 225 of the sub-backup server 220 are stored in the backup destination media information recording unit 127 of the main backup server 120. The backup destination media information recording unit 127 stores this information.
[0051]
This completes the backup process.
[0052]
Next, the recovery process in this system will be described in detail. Here, in a situation where backup is performed on the backup devices of two sites with the configuration as shown in FIG. 9, the file data on the disk 130 of the site 100 to which the main backup server 120 belongs is transferred to the site 200 to which the sub-backup server 220 belongs. The disk 230 is recovered.
[0053]
First, the computer system administrator sets media in the backup device 260 of the site 200 to which the sub-backup server 220 belongs.
[0054]
Next, the backup execution unit 225 of the sub-backup server 220 acquires the media identification number, file name, directory information, backup date and time, and file data capacity information from the backup destination media information recording unit 227 of the sub-backup server 220. By comparing the media identification number of the media installed in the backup device 260 with respect to the media installed in the backup device 260, the file name, directory information, backup date and time, file data of the file data stored in the media Display capacity and backup server name.
[0055]
Next, the system administrator selects a file necessary for recovery and issues an execution command to the backup execution unit 225. The backup execution unit 225 confirms whether or not the backup device 260 that uses recovery can be used in the schedule unit 124 of the main backup server 120. The schedule unit 124 of the main backup server 120 permits the backup execution unit 225 to use the backup device 260 when the backup device 260 is usable. If it is not available, wait until it is available. When the use of the backup device 260 is permitted by the schedule unit 124, the backup execution unit 225 of the sub-backup server 220 performs recovery according to the directory information of the specified file.
[0056]
The history unit 226 holds backup results such as the backup server name, file name, directory information, recovery date and time, backup device name, media identification number, file data capacity, and success or failure of the recovery process passed from the backup execution unit 225. To do.
[0057]
This completes the recovery.
[0058]
As described above, according to the backup system according to the present embodiment, the data on the disk 130 of the site 100 is backed up to the backup devices in the two sites 100 and 200. If it becomes damaged and unusable, the data can be restored at another site. In addition, since it is not necessary to manually move the media to a safe place as in the prior art, the operation cost can be kept low. Furthermore, since a conventional SAN connectable disk can be adopted as the disk at each site without using an expensive product having a copy function as described above, a system can be constructed at low cost.
[0059]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this. The scope of the present invention is defined by the claims, and all modifications are included in the present invention.
[0060]
For example, in the above embodiment, the example in which the data on the disk 130 of the site 100 is backed up to the backup devices 160 and 260 of the sites 100 and 200 has been described. Any backup server can be selected regardless of the above. For example, as shown in FIG. 10, a sub-backup server 180 may be arranged in the site 100 to which the main backup server 120 belongs, and the sub-backup server 180 and the sub-backup server 220 at the site 200 may perform backup. . Further, as shown in FIG. 11, the backup of the disk 130 at the site 100 may be backed up to the backup servers 260 and 360 of the site 200 and the site 300 without being backed up to the backup device 160 of the site 100. 10 and 11, reference numerals S11 to 16 and S21 to 26 correspond to steps S1 to S6 in FIG.
[0061]
Further, in the above embodiment, backup is performed on any two sites, but backup may be performed on any three or more sites.
[0062]
By the way, in the said embodiment, the main backup server 120 which performs backup processing scheduling etc., and the sub backup server 220 which performs backup by the command from the main backup server 120 are provided. Here, when both are compared, the functions of the main backup server and the sub-backup server have much in common. That is, the main backup server can be divided into a function such as scheduling (such as the backup server management unit 121 and the schedule unit 124) and a function that operates in the same manner as the sub-backup server based on the function. Therefore, these functions may be implemented as separate servers.
[0063]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, data in a storage device at one site is backed up to a backup storage device in any of a plurality of sites, so that the one site is damaged by a disaster or the like. If it becomes unavailable, the data can be restored at another site. Further, since it is not necessary to manually move the storage medium to a safe place as in the prior art, the operation cost can be kept low. Furthermore, since a conventional SAN-connectable storage device can be adopted as the storage device at each site without using an expensive product having a copy function as described above, a system can be constructed at low cost. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 System configuration diagram
[Fig. 2] Configuration diagram of the main backup server
FIG. 3 is a diagram showing an example of a backup server table
FIG. 4 is a diagram showing an example of a backup device table
FIG. 5 is a diagram showing an example of a media table
FIG. 6 is a diagram showing an example of a schedule table
FIG. 7 is a diagram showing an example of a backup destination media information table
FIG. 8 is a configuration diagram of a sub-backup server.
FIG. 9 is a diagram for explaining the flow of backup processing;
FIG. 10 is a diagram for explaining the flow of backup processing according to another example;
FIG. 11 is a diagram for explaining the flow of backup processing according to another example;
[Explanation of symbols]
100, 200, 300 ... site, 110, 120 ... application server, 120 ... main backup server, 220 ... sub-backup server, 121 ... backup server manager, 122, 222 ... backup device manager, 123, 223 ... media manager , 124 ... schedule part, 125, 225 ... backup execution part, 126, 226 ... history part, 127, 227 ... backup destination media information recording part, 130, 230 ... disk, 140, 240 ... fiber channel switch, 150, 250 ... SAN, 160, 260 ... backup device, 170, 270 ... LAN, 401, 402 ... network

Claims (2)

ローカルエリアネットワーク(LAN)及びストレージエリアネットワーク(SAN)に接続されたバックアップサーバと、SANに接続された記憶装置と、SANを介して又は直接バックアップサーバに接続されたバックアップ用記憶装置とを備えた複数のサイトを、それぞれ第1のネットワークを介して前記LANを互いに接続するとともに第2のネットワークを介して前記SANを互いに接続した広域ストレージエリアネットワークにおいて、
少なくとも一つ以上のサイトのバックアップサーバは、同一のバックアップ対象が指定されたバックアップ指示を第1のネットワークを介して2以上のバックアップサーバに対して行うバックアップ指示手段を備えるとともに、
各サイトのバックアップサーバは、前記バックアップ指示手段からのバックアップ指示に基づき指定されたバックアップ対象データを自サイト又は他サイト内の記憶装置から第2のネットワークを介して読み込むとともに、該バックアップ対象データを自サイト内のバックアップ用記憶装置に記憶するバックアップ実行手段を備えた
ことを特徴とする広域ストレージエリアネットワークにおけるバックアップシステム。
A backup server connected to a local area network (LAN) and a storage area network (SAN), a storage device connected to the SAN, and a backup storage device connected to the backup server via the SAN or directly In a wide-area storage area network in which a plurality of sites are connected to each other via the first network and the LANs are connected to each other via the second network.
The backup server of at least one or more sites includes backup instruction means for performing a backup instruction in which the same backup target is designated to two or more backup servers via the first network, and
The backup server at each site reads the backup target data designated based on the backup instruction from the backup instruction means from the storage device at its own site or another site via the second network, and automatically reads the backup target data. A backup system in a wide area storage area network, comprising backup execution means for storing in a backup storage device in a site .
各サイトのバックアップサーバは、バックアップ毎にバックアップ対象データの情報及びバックアップ先の記憶媒体情報を含むバックアップ情報を記憶する手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の広域ストレージエリアネットワークにおけるバックアップシステム。
The backup server for each site, the backup system in the wide area storage area network according to claim 1, further comprising a means for storing backup information including the storage medium information of the information and the backup destination of the backup target data for each backup .
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