JP4165558B2 - インク噴射装置の製造方法 - Google Patents
インク噴射装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4165558B2 JP4165558B2 JP2005348773A JP2005348773A JP4165558B2 JP 4165558 B2 JP4165558 B2 JP 4165558B2 JP 2005348773 A JP2005348773 A JP 2005348773A JP 2005348773 A JP2005348773 A JP 2005348773A JP 4165558 B2 JP4165558 B2 JP 4165558B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- ink
- ink flow
- electrodes
- height direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のインク噴射装置の製造方法において、前記駆動電極の他方は、前記カバー板の前記側壁の高さ方向の他端側の面において、前記各側壁の前記高さ方向の他端と対応する位置にのみ形成していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載のインク噴射装置の製造方法において、
前記各側壁を形成する前記工程において、前記インク流路は前記駆動電極の一方に位置
する前記部材の接合部分を前記側壁に残した状態で前記アクチュエータ基板の前記側壁
の前記高さ方向の他端側から形成することを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、アクチュエータ基板に、分極された圧電材料で少なくとも一部が構成された側壁によって挟まれたインク流路を平行に複数個備え、前記複数のインク流路を画定する複数の前記側壁の各々に設けられた一対の駆動電極をとおして前記圧電材料に電圧を印加することにより、前記側壁を変形させ前記インク流路内のインクに圧力を与えてそのインクを噴射するインク噴射装置の製造方法において、前記アクチュエータ基板を、複数の前記インク流路の配列方向に積層した複数の部材で構成するべく該複数の部材を用意する工程と、該複数の部材を、それらの間に前記一対の駆動電極と、分極用電極とを交互に介装して積層する工程と、前記分極用電極に電圧を印加し、該分極用電極間の部分の前記アクチュエータ基板に分極を行う工程と、前記アクチュエータ基板に前記複数のインク流路を前記分極用電極のある位置に加工して、該分極用電極を除去し、同時に前記一対の駆動電極が内装された前記各側壁を形成する工程とを有し、前記複数の部材を積層する前記工程では、前記一対の駆動電極の一方が、前記各側壁に対応する位置における、前記インク流路の長さおよび配列方向と直交する高さ方向の一端側に位置し、前記一対の駆動電極の他方が、前記各側壁の高さ方向の他端側に位置するように積層されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載のインク噴射装置の製造方法において、
前記一方および他方の駆動電極は、前記複数の部材を積層する前記工程において、同じ
面に位置し、該各部材の間に介装することを特徴とする。
請求項8に記載の発明では、請求項6に記載のインク噴射装置の製造方法において、前記各側壁を形成する前記工程において、前記インク流路は、前記アクチュエータ基板の前記一方および他方の駆動電極の位置する前記部材の接合部分を前記側壁に残した状態で前記側壁の前記高さ方向の他端側から形成することを特徴とする。
請求項12に記載の発明では、請求項6に記載のインク噴射装置の製造方法において、
前記駆動電極の一方はその前記側壁の高さ方向一端側に位置する縁の一部を、前記駆動電極の他方はその前記側壁の高さ方向の他端側に位置する縁の一部を前記側壁の高さ方向の一端側に位置するまで延ばして、前記アクチュエータ基板の前記インク流路の長手方向が開口した面とは反対側の面に、制御回路と接続するための電気接点として露出して形成することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明が奏する効果に加え、インク流路は、駆動電極の一方に位置する部材の接合部分を側壁に残した状態でアクチュエータ基板の側壁の高さ方向の他端側から形成することで、従来のようにインク流路内に駆動電極を形成することなく、駆動電極により分極方向と直交する方向に電界を発生して側壁を変形させることができる。
1つのインク流路21とその両側の側壁24,24は、1組のアクチュエータを構成する。図示しない制御回路により両側壁24,24上端の駆動電極25を共通の電位例えばアースに接続し、両側壁24,24内の駆動電極26,26に電圧を印加すると、駆動電極26,25間に圧電材料の分極方向と直角方向(側壁の高さ方向と平行な方向)の電界Eが発生し、図3に示すように、駆動電極26,25間の側壁24,24の上半分24a,24aがそれぞれ反対方向に剪断変形、すなわちほぼ菱形に変形する。その変形に追従して、側壁24,24の下半分24b,24bも下端を支点として変形し、その結果、インク流路21内の容積を拡大する。そして、電圧の印加を停止すると、側壁24、24が復帰する際にインク流路21内のインクに圧力を加え、インクをノズル孔33から噴射する。
15 部材
21 インク流路
24 側壁
25,26 駆動電極
27,28 分極用電極
Claims (12)
- アクチュエータ基板に、分極された圧電材料で少なくとも一部が構成された側壁に
よって挟まれたインク流路を平行に複数個備え、前記複数のインク流路を画定する複数の前記側壁の各々に設けられた一対の駆動電極をとおして前記圧電材料に電圧を印加することにより、前記側壁を変形させ前記インク流路内のインクに圧力を与えてそのインクを噴射するインク噴射装置の製造方法において、
前記アクチュエータ基板を、複数の前記インク流路の配列方向に積層した複数の部材で構成するべく該複数の部材を用意する工程と、
該複数の部材を、それらの間に前記一対の駆動電極の一方と分極用電極とを交互に介装して積層する工程と、
前記分極用電極に電圧を印加し、該分極用電極間の部分の前記アクチュエータ基板に分極を行う工程と、
前記アクチュエータ基板に前記複数のインク流路を前記分極用電極のある位置に加工して、該分極用電極を除去し、同時に前記一対の駆動電極の一方が内装された前記各側壁を形成する工程と、
前記各側壁に前記一対の駆動電極の他方を設ける工程と、
を有し、
前記複数の部材を積層する前記工程では、前記一対の駆動電極の一方が、前記各側壁に対応する位置における、前記インク流路の長さおよび配列方向と直交する高さ方向の一端側に位置するように積層され、
前記一対の駆動電極の他方を設ける前記工程では、前記一対の駆動電極の他方が前記各側壁の前記高さ方向の他端側に固着される
ことを特徴とするインク噴射装置の製造方法。 - 前記駆動電極の一方は、前記複数の部材を積層する前記工程においてそれらの部材の間に介装し、
前記駆動電極の他方は、前記アクチュエータ基板の前記インク流路が開口した面を覆うカバー板の前記側壁の前記高さ方向の他端側の面に形成し、
前記カバー板を前記アクチュエータ基板の前記インク流路が開口した面に固定することを特徴とする請求項1に記載のインク分噴射装置の製造方法。 - 前記駆動電極の他方は、前記カバー板の前記側壁の高さ方向の他端側の面において、
前記各側壁の前記高さ方向の他端と対応する位置にのみ形成していることを特徴とする請求項2に記載のインク噴射装置の製造方法。 - 前記駆動電極の一方は、前記複数の部材を積層する前記工程においてそれらの部材の間に介装し、
前記駆動電極の他方は、前記アクチュエータ基板の前記インク流路が開口した面を覆うカバー板が固定される前記側壁の前記高さ方向における他端に形成することを特徴とする請求項1に記載のインク噴射装置の製造方法。 - 前記各側壁を形成する前記工程において、前記インク流路は前記駆動電極の一方に位置する前記部材の接合部分を前記側壁に残した状態で前記アクチュエータ基板の前記側壁の前記高さ方向の他端側から形成することを特徴とする請求項1に記載のインク噴射装置の製造方法。
- アクチュエータ基板に、分極された圧電材料で少なくとも一部が構成された側壁によっ
て挟まれたインク流路を平行に複数個備え、前記複数のインク流路を画定する複数の前記
側壁の各々に設けられた一対の駆動電極をとおして前記圧電材料に電圧を印加すること
により、前記側壁を変形させ前記インク流路内のインクに圧力を与えてそのインクを噴射
するインク噴射装置の製造方法において、
前記アクチュエータ基板を、複数の前記インク流路の配列方向に積層した複数の部材で
構成するべく該複数の部材を用意する工程と、
該複数の部材を、それらの間に前記一対の駆動電極と、分極用電極とを交互に介装し
て積層する工程と、
前記分極用電極に電圧を印加し、該分極用電極間の部分の前記アクチュエータ基板に分
極を行う工程と、
前記アクチュエータ基板に前記複数のインク流路を前記分極用電極のある位置に加工し
て、該分極用電極を除去し、同時に前記一対の駆動電極が内装された前記各側壁を形成す
る工程と
を有し、
前記複数の部材を積層する前記工程では、前記一対の駆動電極の一方が前記各側壁に対
応する位置における、前記インク流路の長さおよび配列方向と直交する高さ方向の一端側に位置し、前記一対の駆動電極の他方が前記各側壁の高さ方向の他端側に位置するように積層される
ことを特徴とするインク噴射装置の製造方法。 - 前記一方および他方の駆動電極は、前記複数の部材を積層する前記工程において、同じ面に位置し、該各部材の間に介装することを特徴とする請求項6に記載のインク噴射装置の製造方法。
- 前記各側壁を形成する前記工程において、前記インク流路は、前記アクチュエータ基板の前記一方および他方の駆動電極の位置する前記部材の接合部分を前記側壁に残した状態で前記側壁の前記高さ方向の他端側から形成することを特徴とする請求項6に記載のインク噴射装置の製造方法。
- 前記分極用電極は、前記部材の、前記側壁の高さ方向他端側から該高さ方向のほぼ中間までの高さに対応する位置に形成し、
前記駆動電極の一方は、前記側壁の高さ方向他端側に位置する縁を、該高さ方向のほぼ中間に対応する位置に形成し、
前記インク流路は、前記アクチュエータ基板の前記側壁の前記高さ方向の他端側から前記駆動電極の一方までの距離のほぼ2倍の深さに形成し、前記側壁の途中部分に前記駆動電極の一方を内装させることを特徴とする請求項5または8に記載のインク噴射装置の製造方法。 - 前記分極用電極は、前記部材の、前記側壁の高さ方向の一方の半分および他方の半分に対応する位置にそれぞれ形成し、
該一方の半分および他方の半分の前記分極用電極間の部分の前記アクチュエータ基板を相互に反対方向に分極し、
前記インク流路を加工して前記分極用電極除去することで、前記側壁を前記駆動電極の一方よりも前記分極部分側に形成することを特徴とする請求項5または8に記載のインク噴射装置の製造方法。 - 前記駆動電極の一方は、その前記側壁の高さ方向の一端側に位置する縁の一部を、前記アクチュエータ基板の前記インク流路の長手方向が開口した面とは反対側の面に、制御回路と接続するための電気接点として露出して形成することを特徴とする請求項1に記載のインク噴射装置の製造方法。
- 前記駆動電極の一方はその前記側壁の高さ方向一端側に位置する縁の一部を、前記駆
動電極の他方はその前記側壁の高さ方向の他端側に位置する縁の一部を前記側壁の高さ方向の一端側に位置するまで延ばして、前記アクチュエータ基板の前記インク流路の長手方向が開口した面とは反対側の面に、制御回路と接続するための電気接点として露出して形成することを特徴とする請求項6に記載のインク噴射装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005348773A JP4165558B2 (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | インク噴射装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005348773A JP4165558B2 (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | インク噴射装置の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14508099A Division JP3840836B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | インク噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006082563A JP2006082563A (ja) | 2006-03-30 |
JP4165558B2 true JP4165558B2 (ja) | 2008-10-15 |
Family
ID=36161426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005348773A Expired - Fee Related JP4165558B2 (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | インク噴射装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4165558B2 (ja) |
-
2005
- 2005-12-02 JP JP2005348773A patent/JP4165558B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006082563A (ja) | 2006-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002059547A (ja) | 圧電式インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法 | |
JP4985265B2 (ja) | 圧電アクチュエータの製造方法 | |
JP3873729B2 (ja) | 圧電アクチュエータおよび液滴噴射装置並びにそれらの製造方法 | |
JP4135448B2 (ja) | 液滴噴射装置の製造方法 | |
JP2003291337A (ja) | 液体噴射ヘッド | |
JP4165558B2 (ja) | インク噴射装置の製造方法 | |
US5686946A (en) | Ink jet recording device | |
JP4259514B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP3840836B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP4277477B2 (ja) | 液体噴射ヘッド | |
JP3186379B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP2001088295A (ja) | インク噴射装置およびその製造方法 | |
JP3721849B2 (ja) | インク噴射装置およびその製造方法 | |
JPH07205422A (ja) | インク噴射装置 | |
JP3183075B2 (ja) | インク噴射装置およびその製造方法 | |
JP3506356B2 (ja) | インクジェットプリンタヘッド | |
JP3147629B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP3211769B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP4433037B2 (ja) | 液体圧力発生機構及び液滴噴射装置 | |
JP3211602B2 (ja) | インク噴射装置およびその製造方法 | |
JP4345137B2 (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JP3208966B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP3201103B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP2004148597A (ja) | インクジェットヘッドおよびその製造方法 | |
JP3471969B2 (ja) | インク噴射装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080708 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080721 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |