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JP4158234B2 - 半導体力学量センサとその製造方法 - Google Patents

半導体力学量センサとその製造方法 Download PDF

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JP4158234B2 JP21315998A JP21315998A JP4158234B2 JP 4158234 B2 JP4158234 B2 JP 4158234B2 JP 21315998 A JP21315998 A JP 21315998A JP 21315998 A JP21315998 A JP 21315998A JP 4158234 B2 JP4158234 B2 JP 4158234B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0808Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate
    • G01P2015/0811Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0814Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate for one single degree of freedom of movement of the mass for translational movement of the mass, e.g. shuttle type

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、加速度、ヨーレート、振動等の力学量を検出するための半導体力学量センサに係り、詳しくは、貼合基板を用いた半導体力学量センサとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、梁構造の可動部を有する半導体力学量センサとして、貼合基板を用いたサーボ制御式の差動容量型加速度センサを先に提案している(特開平9−211022号号公報)。
【0003】
このセンサは、図22のように、二枚のシリコン基板60,61を絶縁膜62を介して貼合わせて貼合基板とし、貼合基板のシリコン基板61にて、可動電極63aを有する梁構造体63と、固定電極64と、それ以外の固定部65が構成されている。また、固定電極64の下面および梁構造体63の下面からはアンカー兼用の配線66がそれぞれ延設されている(図22では固定電極64の下面から延びる固定電極用配線のみ示す)。そして、梁構造体63の可動電極63aと固定電極64の容量変化を検出することにより加速度を検出することができる。製造の際には、二枚のシリコン基板60,61を犠牲層68を挟んだ状態で貼り合わせ、所定領域の犠牲層68をエッチング除去して梁構造体63と固定電極64と固定部65を区画形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らがその加速度センサについて検討を進めたところ、犠牲層エッチングを行い、ウエハからチップを切り出すためにダイシングを行った後にチップを搬送する際のハンドリングなどでチップ周辺が欠落したり、チップ外周にパーティクルが付着したりするなどの不具合が生じた。より詳しくは、図22において、固定部65は犠牲層であるシリコン酸化膜68により固定されているため、犠牲層エッチングにより犠牲層用のシリコン酸化膜68が浸食され、シリコン酸化膜68が無い部分が欠損しやすくなっていたり、窪んだところにパーティクルが入り込み易くなっている。
【0005】
この発明の目的は、犠牲層エッチングによる不具合を解消することができる半導体力学量センサとその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、固定部の下にアンカーとして残される犠牲層の露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆ったことを特徴としている。よって、犠牲層(例えばシリコン酸化膜)のうちエッチングされずに残る部分のサイドエッチングが防止され、チップの欠損やパーティクルの入り込みの無い構造とすることができる。
【0008】
また、両半導体基板間の絶縁膜におけるチップ側面での露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆ったことにより、チップ外周部で犠牲層エッチングのエッチング液に晒される部分の絶縁膜のサイドエッチングを無くし、欠落およびパーティクルの吸着を防止することができる。
【0009】
また、請求項に記載のように、前記絶縁膜のストッパを、第1と第2の半導体基板を貼合わせる際に両基板の間に介在させる貼合用薄膜により構成すると、実用上好ましいものとなる。
【0010】
請求項に記載の発明によれば、第1の半導体基板に梁構造体と固定電極と固定部を画定するための溝が形成され、この溝を含む第1の半導体基板の表面に犠牲層用薄膜と第1の絶縁膜が順に形成される。そして、犠牲層用薄膜および第1の絶縁膜に対しアンカー部形成領域に開口部が形成され、開口部および第1の絶縁膜上の所定領域にアンカー部を構成する導電性膜が形成されるとともに、固定部形成領域での犠牲層用薄膜の側面にサイドエッチングを防止するためのストッパ用薄膜が形成される。その後、導電性膜およびストッパ用薄膜の上に第2の絶縁膜と貼合用薄膜が順に形成され、貼合用薄膜の表面と第2の半導体基板が貼り合わされる。そして、溝内の犠牲層用薄膜が露呈するまで第1の半導体基板が研磨され、犠牲層用薄膜がエッチング除去されて第1の半導体基板による梁構造体と固定電極と固定部が形成される。
【0011】
こで、請求項に記載のように、前記ストッパ用薄膜とアンカー部を構成する導電性膜とを同時に形成すると、工程を簡素化することができる。
【0012】
また、請求項に記載のように、前記第2の絶縁膜上に貼合用薄膜を形成する工程の前に、チップ側面での第2の絶縁膜に、当該絶縁膜のサイドエッチングを防止するためのストッパ配置用の開口部を形成すると、チップ外周部の犠牲層エッチングのエッチング液に晒される部分の絶縁膜の部分にもサイドエッチングを防止する貼合用薄膜によるストッパを形成することができる。
請求項6に記載の発明においては、第1と第2の半導体基板が絶縁膜を介して積層された基板における第1の半導体基板によりなり、第2の半導体基板の上において所定間隔を隔てた位置に配置され、可動電極を有する梁構造体と、同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体の可動電極に対向して配置された固定電極と、同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体および固定電極とは離間して配置された固定部と、前記梁構造体の下面から延びるアンカー兼用の可動電極用配線と、前記固定電極の下面から延びるアンカー兼用の固定電極用配線と、を備えた半導体力学量センサにおいて、前記固定部の下にアンカーとして残される犠牲層の露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆い、前記両半導体基板間の絶縁膜におけるチップ側面での露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆ったことを特徴としている
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。
図1に本発明の一実施形態にかかる加速度センサの平面図を示す。図2には図1のセンサエレメントの拡大図を示す。図3には図1のA−A間の断面図を示す。図4には図2のB−B断面を、図5には図2のC−C断面を、図6には図2のD−D断面を示す。
【0014】
図3に示すように、全体構成として、第1の単結晶シリコン基板100と第2の単結晶シリコン基板200とが絶縁膜300を介して貼合わされ、貼合基板を構成している。第1の単結晶シリコン基板100により梁構造体400が構成され、梁構造体400は第2の単結晶シリコン基板200の上において所定間隔を隔てた位置に配置され、可動電極401を有する。同じく第1の単結晶シリコン基板100により固定電極500が構成され、第2の単結晶シリコン基板200の上面において梁構造体の可動電極401に対向して配置されている。同じく第1の単結晶シリコン基板100により固定部600が構成され、第2の単結晶シリコン基板200の上面において梁構造体400および固定電極500とは離間して配置されている。さらに、図4に示すように、梁構造体400の下面からアンカー兼用の可動電極用配線700が延びるとともに、図3に示すように、固定電極500の下面からアンカー兼用の固定電極用配線800が延びている。
【0015】
以下、詳細に説明していく。
図4,6において、基板1の上面には、単結晶シリコンよりなり、かつ、溝によって分離された梁構造体(可動部)2Aと固定電極2Bと固定部2Cが配置されている。
【0016】
図2,4に示すように、梁構造体2Aは、基板1側から突出する4つのアンカー部3a,3b,3c,3dにより架設されており、基板1の上面において所定間隔を隔てた位置に配置されている。アンカー部3a〜3dはポリシリコン薄膜よりなる。アンカー部3aとアンカー部3bとの間には梁部4が架設されており、アンカー部3cとアンカー部3dとの間には梁部5が架設されている。
【0017】
また、梁部4と梁部5との間には長方形状をなす質量部(マス部)6が架設されている。質量部6には上下に貫通する透孔6aが設けられている。この透孔6aを設けることにより、犠牲層エッチングの際にエッチング液の進入を行い易くすることができる。
【0018】
さらに、質量部6における一方の側面(図2においては左側面)からは4つの可動電極7a,7b,7c,7dが突出している。この可動電極7a〜7dは棒状をなし、等間隔をおいて平行に延びている。また、質量部6における他方の側面(図2においては右側面)からは4つの可動電極8a,8b,8c,8dが突出している。この可動電極8a〜8dは棒状をなし、等間隔に平行に延びている。ここで、梁部4,5、質量部6、可動電極7a〜7d、8a〜8dは犠牲層酸化膜の一部をエッチング除去することにより、可動となっている。
【0019】
また、基板1の上面には4つの第1の固定電極9a,9b,9c,9dおよび第2の固定電極11a,11b,11c,11dが固定されている。第1の固定電極9a〜9dは基板1側から突出するアンカー部10a,10b,10c,10dにより支持されており、梁構造体2Aの可動電極(棒状部)7a〜7dの一方の側面に対向して配置されている。また、第2の固定電極11a〜11dは基板1側から突出するアンカー部12a,12b,12c,12dにより支持されており、梁構造体2Aの各可動電極(棒状部)7a〜7dの他方の側面に対向して配置されている。
【0020】
同様に、基板1の上面には第1の固定電極13a,13b,13c,13dおよび第2の固定電極15a,15b,15c,15dが固定されている。第1の固定電極13a〜13dはアンカー部14a,14b,14c,14dにより支持され、かつ梁構造体2Aの各可動電極(棒状部)8a〜8dの一方の側面に対向して配置されている。また、第2の固定電極15a〜15dは基板1側から突出するアンカー部16a,16b,16c,16dにより支持されており、梁構造体2Aの各可動電極(棒状部)8a〜8dの他方の側面に対向して配置されている。
【0021】
また、図1に示すように、基板1の上面には基板1から突出するアンカー部17a,17b,17c,17dにより支持された電極取出部18a,18b,18c,18dが形成され、さらにその上にはアルミ電極からなる電極パッド(ボンディングパッド)19a,19b,19c,19dが形成されている。電極取出部18a〜18dはシリコン基板100(図3参照)の一部をなすものである。また、アンカー部17a,17b,17c,17dはポリシリコン薄膜よりなる。電極部20a,20b,20c,20dはアンカー部17a,17b,17c,17d、電極取出部18a,18b,18c,18d、電極パッド19a,19b,19c,19dから構成されている。また、図1に示す電極部20eは固定部2C(図3参照)の一部をなし、その上に電極パッド21が形成されている。
【0022】
一方、基板1は、図4に示すように単結晶シリコン基板31の上に貼合用薄膜(ポリシリコン薄膜)32と絶縁膜(シリコン酸化膜)33と絶縁膜34と導電性薄膜(例えばリン等の不純物をドーピングしたポリシリコン薄膜)35と絶縁膜36とを積層した構成となっており、導電性薄膜35が絶縁膜34,36の内部に埋め込まれた構造となっている。
【0023】
ここで、絶縁膜34,36は前述した犠牲層をエッチングする際のエッチング液で浸食されにくい薄膜(例えばシリコン窒化膜)で構成されている。つまり、本例では、エッチング液はHF(フッ素水素酸)が用いられ、シリコン窒化膜はシリコン酸化膜に比べ浸食量が小さくセンサ製造に適している。
【0024】
導電性薄膜35は、図3に示すように、アンカー部10a,10b,10d,12a,12dを構成している。また、アンカー部3a〜3d,10c,12b〜12c,14a〜14d,16a〜16d,17a〜17dについても導電性薄膜35により構成されている。
【0025】
また、導電性薄膜35は、図5に示すように、第1の固定電極9a〜9dと電極取出部18aの間、第1の固定電極13a〜13dと電極取出部18aの間をそれぞれ電気的に接続する配線を形成している。また、導電性薄膜35は、図6に示すように、第2の固定電極11a〜11dと電極取出部18cの間、および第2の固定電極15a〜15dと電極取出部18cの間をそれぞれ電気的に接続する配線を形成している。さらに、導電性薄膜35は、下部電極(静電気力相殺用固定電極)27を形成している。この下部電極27は、図2に示すように、基板1の上面部における梁構造体2Aと対向する領域に形成されている。
【0026】
また、図1,2,5に示すように、固定電極9a〜9dは配線パターン22およびアンカー部17aを通じて電極取出部18aと接続されており、その上面にアルミ薄膜よりなる電極パッド(ボンディングパッド)19aが設けられている構成となっている。また、図1,2,6に示すように、固定電極11a〜11dは配線パターン23およびアンカー部17cを通じて電極取出部18cと接続され、その上面に電極パッド19cが設けられている構成となっている。同様に、固定電極13a〜13dは同様に配線パターン24を通して電極取出部18aおよび電極パッド19aに、また、固定電極15a〜15dは配線パターン25を通して電極取出部18cおよび電極パッド19cと接続されている。さらに、梁構造体2Aは配線パターン26とアンカー部16bを通じて電極取出部18bおよび電極パッド19bと接続されている。ここで、図1の電極パッド21は表面電位を取るためのもので、詳しくは、固定部2C、即ち、基板100のうち梁構造体2A、固定電極9a〜9d,11a〜11d,13a〜13d,15a〜15d、電極取出部18a〜18dを除く部分の電位を取るものである。また、図1の電極パッド19dは貼合用薄膜32の電位を取り出すためのものであり、図3の符号38,39の部材(導電性薄膜)を通して貼合用薄膜32と電極取出部18dとが電気的に接続されていることによるものである。
【0027】
上記した構成において、梁構造体2Aの可動電極7a〜7dと第1の固定電極9a〜9dとの間に第1のコンデンサが、梁構造体2Aの可動電極7a〜7dと第2の固定電極11a〜11dとの間に第2のコンデンサが形成される。同様に梁構造体2Aの可動電極8a〜8dと第1の固定電極13a〜13dとの間に第1のコンデンサが、また梁構造体2Aの可動電極8a〜8dと第2の固定電極15a〜15dとの間に第2のコンデンサが形成される。
【0028】
そして、第1,第2のコンデンサの容量に基づいて梁構造体2Aに作用する加速度を検出することができるようになっている。より詳しくは、可動電極と固定電極とにより2つの差動型静電容量を形成し、2つの容量が等しくなるようにサーボ動作を行う。
【0029】
ここで、本実施形態においては、図3に示すように、固定部2Cの下にアンカーとして残される犠牲層であるシリコン酸化膜37の露出部が、サイドエッチングを防止するためのストッパ38で覆われている。ストッパ38は、図1の平面図においてハッチングを付した領域S1,S2,S3,S4,S5、及び図2の平面図においてハッチングを付した領域S6に設けられている。図1の領域S1はチップの外周部であり、領域S2,S3,S4,S5はアンカー部17a〜17dの周辺での固定部2Cの隣接部であり、図2の領域S6は梁構造体2Aおよび固定電極(9a〜9d,11a〜11d,13a〜13d,15a〜15d)の周辺での固定部2Cの隣接部である。ストッパ38の材料はポリシリコン薄膜である。
【0030】
つまり、シリコン基板100のうち梁構造体2A、固定電極9a〜9d,11a〜11d,13a〜13d,15a〜15d、電極取出部18a〜18dを除く部分における固定部2Cに、ストッパ38が形成され、このストッパ38は、犠牲層エッチングのHF液に耐性のある薄膜よりなる。こうすることで、固定部2Cのアンカーとなるシリコン酸化膜37が犠牲層エッチングにより浸食されるのが防止され、欠損およびパーティクルの入り込みを防止することができる。
【0031】
また、図3に示すように、チップ外周部において前述のストッパ38に対しその下部にはストッパ39が接した状態で積層されている。このストッパ39は、貼合用薄膜32を延設したものである。つまり、両シリコン基板間の絶縁膜(シリコン酸化膜)33におけるチップ側面での露出部が、サイドエッチングを防止するストッパ39で覆われている。
【0032】
このストッパ39によりチップ外周部からエッチング液が浸入するのが防止され、シリコン酸化膜33のサイドエッチングを防止することができる。
次に、上記構造の製造方法を、図7〜図21を用いて説明する。図7〜図21は図2のE−E断面に対応するものである。
【0033】
まず、図7に示すように、第1の半導体基板として単結晶シリコン基板40を用意する。そして、トレンチエッチングによりシリコン基板40に溝41を形成する。この溝41は梁構造体2Aと固定電極2Bと固定部2Cおよび電極取出部18a〜18dを画定するためのものである。
【0034】
さらに、図8に示すように、溝41を含むシリコン基板40の表面に犠牲層用薄膜としてのシリコン酸化膜42をCVD法などにより成膜し、さらにシリコン酸化膜42の表面を平坦化する。
【0035】
引き続き、図9に示すように、シリコン酸化膜42に対しフォトリソグラフィを経て一部エッチングして凹部43を形成する。その後、図10に示すように、表面の凹凸を増大させるためと犠牲層エッチング時のエッチングストッパとするために第1の絶縁膜としてのシリコン窒化膜44を成膜する。
【0036】
そして、図11に示すように、シリコン酸化膜42とシリコン窒化膜44の積層体に対しフォトリソグラフィを経てドライエッチングなどによりアンカー部形成領域に開口部45a,45b,45c,45dを形成する。この開口部45a〜45dは、梁構造体と下部電極とを接続するため、および固定電極・電極取出部と配線パターンとを接続するためのものである。また同時に、ストッパ配置領域となる開口部46a,46b,46c,46dを形成する。
【0037】
そして、図12に示すように、開口部45a〜45d,46a〜46dを含むシリコン窒化膜44の上にポリシリコン薄膜47を成膜し、その後、リン拡散などにより不純物を導入し、さらに、フォトリソグラフィを経てアンカー部・配線・下部電極を構成する導電性膜のパターン47a,47b,47c,47d,47e,47f、および、固定部形成領域での犠牲層用薄膜42の側部にストッパ用薄膜48a,48bを形成する。ストッパ用薄膜48a,48bは、サイドエッチングを防止するためのものである。
【0038】
このように、ストッパ用薄膜48a,48bとアンカー部を構成する導電性膜47a〜47fとが同時に形成される。
そして、図13に示すように、ポリシリコン薄膜47よりなる導電性膜47a〜47fとストッパ用薄膜48a,48b、および、シリコン窒化膜44の上に、第2の絶縁膜としてのシリコン窒化膜49およびシリコン酸化膜50を成膜する。
【0039】
さらに、図14に示すように、シリコン窒化膜49とシリコン酸化膜50の積層体に対しチップ外周部に開口部51を形成する。開口部51はシリコン酸化膜50に対するストッパを形成するためのものである。このように、図15に示す如くシリコン窒化膜49上に貼合用薄膜52を形成する工程の前に、チップ側面でのシリコン酸化膜50に、この膜50のサイドエッチングを防止するためのストッパ配置用の開口部51が形成される。
【0040】
そして、図15に示すように、開口部51を含めたシリコン酸化膜50上に貼合用薄膜としてのポリシリコン薄膜52を成膜し、図16に示すように、貼合のためにポリシリコン薄膜52の表面を機械的研磨などにより平坦化する。
【0041】
引き続き、図17に示すように、シリコン基板40とは別の単結晶シリコン基板(支持基板)53を用意し、ポリシリコン薄膜52の表面と第2の半導体基板としてのシリコン基板53とを貼り合わせる。
【0042】
そして、図18に示すように、シリコン基板40,53を表裏逆にして、図19に示すように、シリコン基板40側を機械的研磨などを行い薄膜化する。この際、溝41内のシリコン酸化膜42の層が出現(露呈)するまでシリコン基板40の研磨を行う。このようにシリコン酸化膜42の層が出現するまで研磨を行うと、研磨における硬度が変化するため、研磨の終点を容易に検出することができる。
【0043】
この後、図20に示すように、層間絶縁膜であるシリコン酸化膜54を成膜しコンタクト孔をあけた後、アルミ電極55を成膜・フォトリソグラフィを経て形成する。
【0044】
最後に、図21に示すように、HF系のエッチング液によりシリコン酸化膜42,54をエッチング除去し、シリコン基板40による梁構造体と固定電極と電極取出部と固定部とを区画形成し、かつ、可動電極を有する梁構造を可動とする。この犠牲層エッチングにおいて、ストッパ48a,48bにより固定部2Cのアンカーとなるシリコン酸化膜42が浸食されるのが防止されるとともに、チップ外周部においてシリコン酸化膜50を囲むように配置したポリシリコン薄膜52によりシリコン酸化膜50が浸食されるのが防止される。
【0045】
なお、この際、エッチング後の乾燥の過程で可動部が基板に付着するのを防止するため、パラジクロロベンゼン等の昇華剤を用いる。
このようにして、貼合基板を用い、エッチング液に晒される部位を、サイドエッチングを防止するストッパで覆った半導体加速度センサを形成することができる。
【0046】
なお、上記した実施形態においては、犠牲層用薄膜としてシリコン酸化膜42を用い、導電性薄膜としてポリシリコン薄膜47を用いているから、犠牲層エッチング工程において、HF系エッチング液を用いた場合、シリコン酸化膜42はHFにて溶けるが、ポリシリコン薄膜47は溶けないので、HF系エッチング液の濃度や温度を正確に管理したり、エッチングの終了を正確に時間管理にて行う必要がなく、製造が容易になる。また、ストッパ用薄膜48a,48bもポリシリコン薄膜で形成されているのでエッチングされず、犠牲層であるシリコン酸化膜42のサイドエッチングも生じない。
【0047】
このように本実施の形態は、下記の特徴を有する。
(イ)図3に示すように、固定部2Cの下にアンカーとして残される犠牲層であるシリコン酸化膜37の露出部を、サイドエッチングを防止するためのストッパ38で覆った。よって、犠牲層であるシリコン酸化膜37のうちエッチングされずに残る部分のサイドエッチングを防止し、チップの欠落やパーティクルの入り込みの無い構造を提供することができる。
(ロ)ストッパの材料をポリシリコン薄膜とすることで、エッチングに耐性があり、なおかつ半導体プロセスに整合させることができる。
(ハ)図3に示すように、第1と第2のシリコン基板の間の絶縁膜33におけるチップ側面での露出部を、サイドエッチングを防止するストッパ39で覆ったので、チップ外周部で犠牲層エッチングのエッチング液に晒される部分の絶縁膜33のサイドエッチングを無くし、欠落およびパーティクルの吸着を防止することができる。
(ニ)製造方法として、図10に示すように、第1のシリコン基板40に梁構造体と固定電極と固定部を画定するための溝41を形成し、この溝41を含む第1のシリコン基板40の表面に犠牲層用薄膜42と第1の絶縁膜44を順に形成し、図11に示すように、犠牲層用薄膜42および第1の絶縁膜44に対しアンカー部形成領域に開口部45a〜45dを形成し、図12に示すように、開口部45a〜45dおよび第1の絶縁膜44上の所定領域にアンカー部を構成する導電性膜47a〜47fを形成するとともに、固定部形成領域での犠牲層用薄膜42の側部にサイドエッチングを防止するためのストッパ用薄膜48a,48bを形成し、図16に示すように、導電性膜47a〜47fおよびストッパ用薄膜48a,48bの上に第2の絶縁膜49,50と貼合用薄膜52を順に形成し、図17に示すように、貼合用薄膜52の表面と第2のシリコン基板53を貼り合わせ、図19に示すように、溝41内の犠牲層用薄膜42が露呈するまで第1のシリコン基板40を研磨し、図21に示すように、犠牲層用薄膜42をエッチング除去して第1のシリコン基板40による梁構造体と固定電極と固定部を形成した。その結果、(イ)に記載の構造を適切に製造することができる。
(ホ)図12に示すように、ストッパ用薄膜48a,48bとアンカー部を構成する導電性膜47a〜47fとを同時に形成したので、工程を簡素化することができる。
(ヘ)図15での第2の絶縁膜50上に貼合用薄膜52を形成する工程の前に、図14に示すように、チップ側面での第2の絶縁膜50に、この膜50のサイドエッチングを防止するためのストッパ配置用の開口部51を形成したので、チップ外周部の犠牲層エッチングのエッチング液に晒される部分の絶縁膜50の部分にもサイドエッチングを防止する貼合用薄膜52によるストッパを形成することができる。
【0048】
これまでの説明においては半導体加速度センサについて説明したが、加速度センサに限らず半導体ヨーレートセンサなどの力学量センサにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における半導体加速度センサの平面図。
【図2】 エレメント部分の拡大図。
【図3】 図1中のA−A断面図。
【図4】 図2中のB−B断面図。
【図5】 図2中のC−C断面図。
【図6】 図2中のD−D断面図。
【図7】 製造工程を説明するための断面図。
【図8】 製造工程を説明するための断面図。
【図9】 製造工程を説明するための断面図。
【図10】 製造工程を説明するための断面図。
【図11】 製造工程を説明するための断面図。
【図12】 製造工程を説明するための断面図。
【図13】 製造工程を説明するための断面図。
【図14】 製造工程を説明するための断面図。
【図15】 製造工程を説明するための断面図。
【図16】 製造工程を説明するための断面図。
【図17】 製造工程を説明するための断面図。
【図18】 製造工程を説明するための断面図。
【図19】 製造工程を説明するための断面図。
【図20】 製造工程を説明するための断面図。
【図21】 製造工程を説明するための断面図。
【図22】 従来の半導体加速度センサの断面図。
【符号の説明】
33…絶縁膜、37…シリコン酸化膜、38…ストッパ、39…ストッパ、40…シリコン基板、41…溝、42…シリコン酸化膜、44…シリコン窒化膜、45a,45b,45c,45d…開口部、47…導電性薄膜、48a,48b…ストッパ用薄膜、49…シリコン窒化膜、50…シリコン酸化膜、51…開口部、52…ポリシリコン薄膜、53…シリコン基板、100…第1の単結晶シリコン基板、200…第2の単結晶シリコン基板、300…絶縁膜、400…梁構造体、401…可動電極、500…固定電極、600…固定部、700…可動電極用配線、800…固定電極用配線。

Claims (6)

  1. 第1と第2の半導体基板を絶縁膜を介して貼合わせた貼合基板における第1の半導体基板によりなり、第2の半導体基板の上において所定間隔を隔てた位置に配置され、可動電極を有する梁構造体と、
    同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体の可動電極に対向して配置された固定電極と、
    同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体および固定電極とは離間して配置された固定部と、
    前記梁構造体の下面から延びるアンカー兼用の可動電極用配線と、
    前記固定電極の下面から延びるアンカー兼用の固定電極用配線と、
    を備えた半導体力学量センサにおいて、
    前記固定部の下にアンカーとして残される犠牲層の露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆い、
    前記両半導体基板間の絶縁膜におけるチップ側面での露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆ったことを特徴とする半導体力学量センサ。
  2. 前記絶縁膜のストッパを、第1と第2の半導体基板を貼合わせる際に両基板の間に介在させる貼合用薄膜により構成した請求項1に記載の半導体力学量センサ。
  3. 第1と第2の半導体基板を絶縁膜を介して貼合わせた貼合基板における第1の半導体基板によりなり、第2の半導体基板の上において所定間隔を隔てた位置に配置され、可動電極を有する梁構造体と、
    同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体の可動電極に対向して配置された固定電極と、
    同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体および固定電極とは離間して配置された固定部と、
    前記梁構造体の下面から延びるアンカー兼用の可動電極用配線と、
    前記固定電極の下面から延びるアンカー兼用の固定電極用配線と、
    を備えた半導体力学量センサの製造方法であって、
    第1の半導体基板に梁構造体と固定電極と固定部を画定するための溝を形成し、この溝を含む前記第1の半導体基板の表面に犠牲層用薄膜と第1の絶縁膜を順に形成する工程と、
    前記犠牲層用薄膜および第1の絶縁膜に対しアンカー部形成領域に開口部を形成する工程と、
    前記開口部および前記第1の絶縁膜上の所定領域にアンカー部を構成する導電性膜を形成するとともに、固定部形成領域での犠牲層用薄膜の側部にサイドエッチングを防止するためのストッパ用薄膜を形成する工程と、
    前記導電性膜およびストッパ用薄膜の上に第2の絶縁膜と貼合用薄膜を順に形成する工程と、
    前記貼合用薄膜の表面と第2の半導体基板を貼り合わせる工程と、
    前記溝内の前記犠牲層用薄膜が露呈するまで前記第1の半導体基板を研磨する工程と、
    前記犠牲層用薄膜をエッチング除去して前記第1の半導体基板による梁構造体と固定電極と固定部を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体力学量センサの製造方法
  4. 前記ストッパ用薄膜とアンカー部を構成する導電性膜とを同時に形成するようにした請求項3に記載の半導体力学量センサの製造方法
  5. 前記第2の絶縁膜上に貼合用薄膜を形成する工程の前に、チップ側面での第2の絶縁膜に、当該絶縁膜のサイドエッチングを防止するためのストッパ配置用の開口部を形成するようにした請求項4に記載の半導体力学量センサの製造方法。
  6. 第1と第2の半導体基板が絶縁膜を介して積層された基板における第1の半導体基板によりなり、第2の半導体基板の上において所定間隔を隔てた位置に配置 され、可動電極を有する梁構造体と、
    同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体の可動電極に対向して配置された固定電極と、
    同じく第1の半導体基板よりなり、第2の半導体基板の上面において前記梁構造体および固定電極とは離間して配置された固定部と、
    前記梁構造体の下面から延びるアンカー兼用の可動電極用配線と、
    前記固定電極の下面から延びるアンカー兼用の固定電極用配線と、
    を備えた半導体力学量センサにおいて、
    前記固定部の下にアンカーとして残される犠牲層の露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆い、
    前記両半導体基板間の絶縁膜におけるチップ側面での露出部を、サイドエッチングを防止するストッパで覆ったことを特徴とする半導体力学量センサ
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