JP4153184B2 - プリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、卓上等に設置して使用されるパーソナルユースのプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
本体ハウジングに設けられた給紙口と排紙口とを、本体ハウジング内に設けられたプリンタ部を経由して連通させる用紙経路を具備して、用紙経路中を案内される記録材がプリンタ部を通過する際に、この記録材に対してプリントを行うようにしたプリンタがある。
【0003】
このようなプリンタのうち、記録材としてシート状の用紙を用いるプリンタでは、給紙口または排紙口近傍における用紙を所定の給紙位置または排紙位置に位置付けるために、給紙トレイや排紙トレイ等の用紙を所定の位置に位置付ける部材を給紙口や排紙口の近傍に設けるようにしたものがある。これによって、複数枚の用紙を給紙口や排紙口の近傍に位置付けることができるので、一枚ずつ給紙することなく、複数枚の用紙に対して連続してプリントすることができる。
【0004】
例えば、本体ハウジングの一面側に給紙口と排紙口とが設けられているプリンタでは、給紙トレイおよび排紙トレイはともに本体ハウジングの一面側に設けられる。このようなプリンタでは、給紙トレイおよび排紙トレイがともに本体ハウジングの一面側に張り出すため、本体ハウジングの設置スペースの他に、給紙トレイおよび排紙トレイが張り出した分のスペースを本体ハウジングの一面側に確保する必要がある。
【0005】
また、例えば、給紙口と排紙口とが本体ハウジングの前面と背面とにそれぞれ振り分けられているプリンタでは、給紙トレイおよび排紙トレイはそれぞれ本体ハウジングの前面側および背面側に設けられる。このようなプリンタでは、給紙トレイおよび排紙トレイが本体ハウジングの前面側および背面側に張り出すため、本体ハウジングの設置スペースの他に、給紙トレイおよび排紙トレイが張り出した分のスペースを本体ハウジングの前面側および背面側に確保する必要がある。
【0006】
このようなプリンタでは、給紙トレイおよび排紙トレイがともに本体ハウジングの一面側に設けられプリンタと比較して、広い設置スペースが必要になるため、給紙トレイまたは排紙トレイあるいはその両方を折り畳み構造とし、非プリント時には給紙トレイおよび排紙トレイを折り畳み、プリント時のみに給紙トレイおよび排紙トレイを開くようにすることで、収納に際しての設置スペースを縮小するようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように、給紙トレイまたは排紙トレイあるいはその両方を折り畳み構造としたプリンタでは、収納に際しての設置スペースを縮小することができるが、プリント時には給紙トレイおよび排紙トレイをそれぞれ開かなくてはならず、作業が煩雑になる。
【0008】
また、給紙トレイおよび排紙トレイを開くことにより、プリント時には、本体ハウジングの設置スペースの他に、給紙トレイおよび排紙トレイが張り出した分のスペースを本体ハウジングの前面側および背面側に確保しなくてはならない。
【0009】
これに対し、上述したように、給紙トレイおよび排紙トレイがともに本体ハウジングの一面側に設けられているプリンタでは、本体ハウジングの一面側だけに給紙トレイおよび排紙トレイが張り出す分のスペースを確保すればよいが、給紙トレイおよび排紙トレイが常に張り出しているため、非プリント時にも同じ設置スペースが必要である。また、このようなプリンタでは、給紙口および排紙口が常に開放されているため、埃等の異物が本体ハウジング内に入り込んでしまうことがある。
【0010】
本発明は、給紙口、排紙口の開放作業の容易化を図ることができるプリンタを得ることを目的とする。
【0011】
本発明は、省スペース化を図ることができるプリンタを得ることを目的とする。
【0012】
本発明は、本体ハウジング内へ埃等の異物が侵入することを抑制することができるプリンタを得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のプリンタには、垂直方向に直立する直立面を有する本体ハウジングと、前記直立面に設けられて水平方向に長く開口する第1の開口部と、前記第1の開口部の下方に設けられて前記第1の開口部の長さ方向を軸心方向とする第1の支軸を回動中心として前記第1の開口部を閉塞する全閉位置から前記第1の開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第1のトレイと、前記直立面に設けられて前記第1の開口部の下方で水平方向に長く開口する第2の開口部と、前記第2の開口部の下方に設けられて前記第2の開口部の長さ方向を軸心方向とする第2の支軸を回動中心として前記第1のトレイの外側に重ねられる状態で前記第2の開口部を閉塞する全閉位置と前記第2の開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第2のトレイと、前記本体ハウジング内に設けられたプリンタ部を経由して前記第1および第2の開口部を連通する用紙経路と、前記用紙経路中で用紙を搬送する搬送機構と、前記第1のトレイの自重による前記第1のトレイの回動を規制する第1の回動規制部材と、前記第2のトレイの自重による前記第2のトレイの回動を規制する第2の回動規制部材と、前記第1および第2のトレイを全閉位置に係止するトレイ係止機構と、前記トレイ係止機構による係止力よりも小さく前記第2の回動規制部材が前記第2のトレイの回動を規制する力よりも大きい力で前記第1のトレイと前記第2のトレイとを互いに離間させる方向へ付勢する付勢部材と、を具備する。
【0014】
したがって、第1および第2のトレイが全閉位置に位置付けられている状態から第1のトレイを開放方向へ回動させると、第1のトレイの開放位置への回動軌跡上に位置付けられる第2のトレイが第1のトレイによって開放方向に押されて回動する。第1および第2のトレイが開放位置に位置付けられている状態から第2のトレイを閉塞方向へ回動させると、第2のトレイの全閉位置への回動軌跡上に位置付けられる第1のトレイが第2のトレイによって閉塞方向に押されて回動する。全開位置における第1および第2のトレイは、上下方向に重複して位置付けられる。全閉位置における第1および第2のトレイは、直立して重ねられた状態で第1および第2の開口部を閉塞する。また、第1および第2のトレイの自重による回動が、第1および第2の回動規制部材によってそれぞれ規制される。また、トレイ係止機構による係止が解除されている場合には、付勢部材によって第1のトレイと第2のトレイとが互いに離間される方向へ付勢される。
【0017】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプリンタにおいて、前記第1および第2の回動規制部材は、前記第1または第2の支軸と、前記第1または第2の支軸のそれぞれの軸受となる第1または第2の軸受との間に各々設けられて、前記第1または第2の支軸と前記第1または第2の軸受との間で前記第1または第2のトレイの回動を規制するような摩擦力を発生させる弾性材料によって形成されている。
【0018】
したがって、第1または第2の支軸と第1または第2の軸受との間には、弾性材料が有する摩擦力が作用される。
【0021】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記第1のトレイは、前記第1の支軸を回動中心とする軸側トレイ部と、前記第1の支軸から離間する位置に設けられる端側トレイ部と、前記第1の回動規制部材による規制力よりも小さい力で屈撓する可撓性を有して前記軸側トレイ部と前記端側トレイ部とを連結する可撓部材とによって構成されている。
【0022】
したがって、第1のトレイに対して開放方向に回動させる力が加えられると、第1のトレイが回動する以前に可撓部材が開放方向へ屈撓する。第1のトレイに対して加えられる力が解除されると、開放方向へ屈撓されていた可撓部材が自身の可撓性により初期状態に復帰する。
【0023】
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環状部材の外周側に設けられる第2の環状部材と、前記第1および第2の環状部材を連結する連結部材とによって構成されており、前記第1のトレイに固定的に設けられている。
【0024】
したがって、第1のトレイの開放方向への回動によって第1の環状部材と第2の環状部材との相対的な位置関係が変位されると、連結部材がねじられるようにして弾性変形する。この状態から第1のトレイに対して加えられた力が解除されると、連結部材が初期位置に復帰する。
【0025】
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環状部材と同軸心上に設けられる第2の環状部材と、前記第1および第2の環状部材を前記軸心方向に沿って連結する連結部材とによって構成されており、前記第1のトレイに固定的に設けられている。
【0026】
したがって、第1のトレイの開放方向への回動によって第1の環状部材と第2の環状部材とが相対的に位置関係を変位されると、連結部材がねじられるようにして弾性変形する。この状態から第1のトレイに対して加えられた力が解除されると、連結部材が初期位置に復帰する。
【0049】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を、図1ないし図5に基づいて説明する。本発明は、パーソナルコンピュータ等に接続して使用されて、パーソナルコンピュータから伝送されるプリントデータに応じてプリント動作を行うプリンタとしてのインクジェットプリンタへの適用例を示す。本実施の形態のインクジェットプリンタは、モノクロプリントを行う。
【0050】
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態のインクジェットプリンタを示す斜視図である。また、図3および図4は、図1および図2に示すインクジェットプリンタを示す縦断側面図である。インクジェットプリンタ1の本体ハウジング2は、メインハウジング3と、メインハウジング3の主走査方向(図3中紙面表裏方向)の両端側に設けられたサイドカバー4とによって構成されている。
【0051】
メインハウジング3の副走査方向(図3中左右方向)の寸法は、サイドカバー4の副走査方向の寸法よりも短く設定されている。これにより、本体ハウジング2の前側には、メインハウジング3とサイドカバー4との副走査方向の寸法差分だけ、本体ハウジング2の前面(図3中左側)から内側へ凹んだ収納凹部5が形成されている。収納凹部5の主走査方向の寸法は、インクジェットプリンタ1で使用する用紙の主走査方向の寸法よりも大きく設定されている。
【0052】
本実施の形態では、収納凹部5の一部を形成するメインハウジング3の前側面によって直立面3aが実現されている。
【0053】
直立面3aには、前方に向けて水平方向に長く開口して本体ハウジング2の内側と外側とを連通させる第1の開口部としての排紙口6、および、排紙口6より下側で前方に向けて水平方向に長く開口して第2の開口部としての給紙口7が設けられている。排紙口6および給紙口7の主走査方向の寸法は、使用する用紙の主走査方向の寸法よりも大きく設定されている。
【0054】
本体ハウジング2内には、用紙に対してプリントを行うプリンタ部8と、プリンタ部8を経由して給紙口7と排紙口6とを連通させる略U字形の用紙経路9とが設けられている。用紙経路9には、用紙の搬送位置を規制するガイド部材10が設けられている。
【0055】
本実施の形態のプリンタ部8は、インクジェット方式でのプリントを行う。公知の技術であるため詳細な説明を省略するが、プリンタ部8は、主走査方向に沿って延出するキャリッジシャフト11と、キャリッジシャフト11に沿って主走査方向にスライド自在に設けられたキャリッジ12とを有している。特に図示しないが、キャリッジ12の用紙経路9に対向する位置には、インクジェットヘッドのノズルが設けられている。後述するプリントに際しては、キャリッジ12に搭載されたインクカートリッジ13内のインクをノズルから用紙に向けて突出させる。インクカートリッジ13は、メインハウジング3の上側を覆う上カバー3bを開けてメインハウジング3の上側を開放させることにより、メインハウジング3の上側から交換することができる。キャリッジ12は、本体ハウジング2内に設けられた図示しないキャリッジモータによって駆動されることにより、主走査方向に往復動される。
【0056】
また、プリンタ部8には、一対のローラ14に巻回されて、用紙経路9を間にしてキャリッジ12に対向する位置に、エンドレスベルト15が設けられている。一対のローラ14のうち一方は、図示しないモータによって駆動されて、エンドレスベルト15を回転させる。一対のローラ14のうち他方は、回転されるエンドレスベルト15によって回転される。ここに、一対のローラ14およびエンドレスベルト15によって搬送機構の一部が実現されている。
【0057】
用紙経路9の給紙口7近傍には、給紙機構16が設けられている。給紙機構16は、搬送手段の一部としてのピックアップローラ17とピックアップローラ17の下方に設けられた用紙支持部材18とによって構成されている。
【0058】
ピックアップローラ17は、外周面を用紙経路9に干渉させるようにして位置付けられている。ピックアップローラ17は、本体ハウジング2内に設けられた図示しない搬送モータによって、図3中矢印A方向に回転駆動される。
【0059】
用紙支持部材18は、本体ハウジング2に固定された支軸19を回動中心として位置固定された一端部18aを支点として、他端部18bを上下方向に揺動自在に設けられている。用紙支持部材18の他端部18bは、図示しない上下機構によって、図4中実線で示す待機位置と図4中仮想線で示す給紙位置とに選択的に位置付けられる。
【0060】
本実施の形態では、後述するプリント時に、用紙支持面18cにセットされた用紙の先端が、ピックアップローラ17の外周面に当接されるような位置を用紙支持部材18の給紙位置とする。
【0061】
本体ハウジング2には、用紙支持部材18の用紙支持面18cに連続するように設けられる用紙積層面20aを有する給紙トレイ20が設けられている。給紙トレイ20の用紙積層面20aには、用紙積層面20aに積層された用紙を給紙トレイ20の主走査方向の両端側には、給紙トレイ20から主走査方向に沿って延出する第2の支軸としての給紙支軸21が、給紙トレイ20に一体的に設けられている。給紙支軸21は、本体ハウジング2の収納凹部5の側面の給紙口7より下側に設けられている給紙軸受22に対して、回動自在に嵌挿されている。これにより、給紙支軸21の軸心方向は給紙口7の長さ方向に平行となり、給紙トレイ20は給紙支軸21の軸心周りに回動自在とされる。
【0062】
また、本体ハウジング2には、排紙口6の下端に連続するように設けられる用紙受け面23aを有する排紙トレイ23が設けられている。排紙トレイ23の両端側には、排紙トレイ23から主走査方向に沿って延出する第1の支軸としての排紙支軸24が一体的に設けられている。排紙支軸24は、本体ハウジング2の収納凹部5の側面の給紙口7より上側かつ排紙口6より下側に設けられて給紙軸受22よりも収納凹部5内側に設けられている排紙軸受25に対して、回動自在に嵌挿されている。これにより、排紙支軸24の軸心方向は排紙口6の長さ方向に平行となり、排紙トレイ23は排紙支軸24の軸心周りに回動自在とされる。
【0063】
本実施の形態では、給紙トレイ20および排紙トレイ23が、図1あるいは図3に示す位置に位置付けられている状態を、給紙トレイ20および排紙トレイ23の全閉位置とする。本実施の形態では、給紙トレイ20および排紙トレイ23が、図2あるいは図4に示す位置に位置付けられている状態を、給紙トレイ20および排紙トレイ23の全開位置とする。全閉位置における給紙トレイ20および排紙トレイ23は、排紙軸受25が給紙軸受22よりも収納凹部5内側に設けられているため、ともに平行に直立した状態で、直立面3aに重なるようにして位置付けられる。また、図1あるいは図3からも判るように、全閉位置における給紙トレイ20および排紙トレイ23は、本体ハウジング2から突出することなく収納凹部5に収納される。
【0064】
本実施の形態の排紙トレイ23は、排紙支軸24を回動中心として本体ハウジング2に対して回動自在とされたメイントレイ部26と、メイントレイ部26の主走査方向の中央部に設けられたサブトレイ部27とを有している。サブトレイ部27は、メイントレイ部26に対して、排紙支軸24から離反する方向へスライド自在に設けられている。サブトレイ部27の排紙支軸24と反対側の端部には、把持部28が設けられている。本実施の形態の把持部28は、オペレーターがサブトレイ部27を把持することができる程度の大きさで、用紙受け面23aに形成された長孔である。
【0065】
本体ハウジング2のメインハウジング3の上端部は、把持部28に対向する位置が一部切り欠かれた切り欠き部30とされている。これにより、排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられている場合にも、把持部28を容易に把持することができる。
【0066】
全閉位置に位置付けられている状態で排紙トレイ23の外側となる外端部28aには、把持部28の位置を案内するためのマーキングMが施されている。排紙トレイ23の外端部28aにマーキングMを施すことにより、排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられている場合にも、本体ハウジング2の外側から、把持部28を容易に視認することができる。本実施の形態では、外端部28aにマーキングを施すようにしたが、これに限るものではなく、例えば、把持部28が設けられている位置を一見して区別することができるように、周囲の本体ハウジング2とは異なる色彩を施すようにしてもよい。
【0067】
また、本体ハウジング2には、排紙トレイ23が全閉位置にある状態とそれ以外の位置(以降、開放位置とする)にある状態とで、ON/OFF切替えされるマイクロセンサ29が設けられている。
【0068】
加えて、特に図示しないが、インクジェットプリンタ1は、インクジェットプリンタ1が備える各部を駆動制御する制御部を有している。制御部は、例えば、マイクロセンサ29がONの場合に各部への電力の供給を停止して、インクジェットプリンタを休止状態とする。また、制御部は、排紙トレイ23が開放位置に位置付けられることによって、マイクロセンサ29がOFFになった場合に、各部への電力の供給を開始し、インクジェットプリンタ1を可動状態とする。制御部は、インクジェットプリンタ1が可動状態にある場合に、各種モータを駆動制御したり、インクジェットヘッドに通電したりする。
【0069】
このような構成において、プリントを行うためには、オペレーターが、給紙トレイ20および排紙トレイ23を開放位置に位置付けて、給紙口7および排紙口6を開放させる。
【0070】
本実施の形態のインクジェットプリンタ1では、図3からも判るように、給紙支軸21を回動中心とした給紙トレイ20の回動による給紙トレイ20の変位軌跡と、排紙支軸24を回動中心とした排紙トレイ23の回動による排紙トレイ23の変位軌跡とが一部重複している。また、給紙トレイ20は、排紙トレイ23よりも開放方向側に位置付けられている。このため、排紙トレイ23を開放方向へ回動させると、図5に示すように、給紙トレイ20が排紙トレイ23に押されて開放側へ回動する。これにより、排紙トレイ23を開放方向へ回動させるという作業だけで排紙トレイ23と給紙トレイ20とを回動させて、給紙口7および排紙口6をワンアクションで開放させることができる。
【0071】
なお、本実施の形態では、給紙口7を介して、本体ハウジング2の内側と外側とが連通された状態を、給紙口7が開放されている状態とする。また、本実施の形態では、排紙口6を介して、本体ハウジング2の内側と外側とが連通された状態を、排紙口6が開放されている状態とする。
【0072】
これによって、プリントに際しての、給紙口7および排紙口6の開放作業性の向上を図ることができる。
【0073】
全開位置における給紙トレイ20および排紙トレイ23は、図3に示すように、上下方向に重複するように位置付けられる。これにより、プリントに際して、給紙口7および排紙口6を全開位置まで開放させた場合にも、インクジェットプリンタ1の設置スペースの拡大分を、給紙トレイ20に相当する面積のみとすることができる。
【0074】
これによって、プリントに際して、インクジェットプリンタ1の設置スペースが、極端に拡大することを防止することができる。
【0075】
また、排紙トレイ23が全閉位置から開放方向へと回動されることにより、マイクロセンサ29の出力が変化する。制御部は、マイクロセンサ29の出力変化に基づいて、排紙トレイ23が開放位置に位置付けられたか否かを判断する。ここに、開放判断手段としての機能が実現される。
【0076】
排紙トレイ23が開放位置に位置付けられたことを判断した場合には、インクジェットプリンタ1が備える各部に通電を開始して、プリントの実行指示を待機する。ここに、電源投入手段としての機能が実行される。
【0077】
給紙口7を開放させた状態では、用紙積層面20aと用紙支持面18cとが互いに連続された状態で外部に連通される。この状態で用紙をセットすることにより、オペレーターは格別意識することなく、用紙の先端を用紙支持部材18の他端部18b上に位置付けることができる。用紙の先端が用紙支持部材18の他端部18b上に位置付けられていることにより、プリントに際して、図示しない上下機構により用紙支持部材18を給紙位置に位置付けることで用紙支持面18cにセットされた用紙の先端をピックアップローラ17の外周面に当接させることができる。この状態で、搬送モータを駆動してピックアップローラ17を回動させることにより、給紙トレイ20の用紙積層面20aに積層された最上位の用紙が、ピックアップローラ17によって用紙経路9中へ給紙される。
【0078】
用紙経路9中へ給紙された用紙は、ピックアップローラ17の回動によって、用紙経路9中をプリンタ部8へ向けて搬送される。ここで、用紙経路9には、用紙の搬送位置を規制するガイド部材10が設けられているため、給紙口7と排紙口6との両方を本体ハウジング2の前面に設けることにより用紙経路9がU字形に屈曲されている場合にも、用紙経路9中で用紙がジャムを起こすことを防止することができる。
【0079】
プリンタ部8は、用紙経路9中を搬送される用紙が図示しないノズルに対向する到達するタイミングに合わせて、図示しないパーソナルコンピュータ等から送信されたプリントデータに基づいて、図示しないキャリッジモータを駆動してキャリッジ12を副走査方向に往復動させながらノズルからインク滴を吐出させる。これにより、用紙に対してプリントが行われる。
【0080】
プリント後の用紙は、一対のローラ14に巻回されたエンドレスベルト15によってさらに搬送され、排紙トレイ23の用紙受け面23aに排紙される。
【0081】
ところで、排紙軸受25が給紙口より上側に設けられているため、上述したように、全閉位置における排紙トレイ23を本体ハウジング2から突出させることなく収納凹部5に収納させるためには、排紙トレイ23の副走査方向の寸法を、給紙トレイ20の副走査方向の寸法と比較して、給紙支軸21と排紙支軸24との間の距離分だけ短くする必要がある。
【0082】
しかし、使用する用紙によっては、排紙トレイ23の副走査方向の長さが足りずに、排紙口6から排紙された用紙が用紙受け面23aに乗り切らずに、落ちてしまうことが懸念される。
【0083】
本実施の形態では、排紙トレイ23は、排紙支軸24を回動中心として回動するメイントレイ部26と、このメイントレイ部26に対して排紙支軸24から離反する方向へスライド自在なサブトレイ部27とから構成されている。このため、使用する用紙に合わせてサブトレイ部27を排紙支軸24から離反する方向へスライドさせることで、排紙トレイ23の副走査方向の寸法を長くすることができる。
【0084】
これによって、全閉位置における排紙トレイ23を本体ハウジング2から突出させることなく収納凹部5に収納させるために副走査方向の寸法を短く設定した場合にも、排紙口6から排紙された用紙を用紙受け面23aから落としてしまうことなく、確実に受け止めることができる。
【0085】
このとき、排紙トレイ23を開放方向へ回動させる際に把持する把持部28が、サブトレイ部27に設けられているため、排紙トレイ23を開放方向へ回動させた後、把持部28を持ち変える手間を発生させることなくサブトレイ部27を排紙支軸24から離反する方向へスライドさせることができる。
【0086】
これによって、排紙トレイ23の回動と、副走査方向の寸法の延長とを容易に行うことができる。
【0087】
ところで、給紙口7と排紙口6とを本体ハウジング2の一面側に有する従来のプリンタでは、プリント時でも非プリント時でも、給紙口7および排紙口6が常に開放されている。このため、給紙口7や排紙口6を介して、埃等の異物が本体ハウジング2内に侵入してしまうことがある。異物の侵入により、良好なプリント結果が得られずに、プリント品質が低下してしまうことがある。
【0088】
これに対し、本実施の形態のインクジェットプリンタ1は、給紙トレイ20および排紙トレイ23が、それぞれ給紙支軸21および排紙支軸24を介して、本体ハウジング2に対して回動自在に設けられているため、非プリント時には、給紙トレイ20および排紙トレイ23を回動させることにより、給紙口7および排紙口6を閉塞することができる。
【0089】
また、インクジェットプリンタ1では、排紙支軸24を回動中心とした排紙トレイ23の回動による排紙トレイ23の変位軌跡と、給紙支軸21を回動中心とした給紙トレイ20の回動による給紙トレイ20の変位軌跡とが一部重複しており、また、排紙トレイ23は給紙トレイ20よりも閉塞方向側に位置付けられている。このため、給紙トレイ20を閉塞方向へ回動させると、回動する給紙トレイ20によって排紙トレイ23が閉塞側へ押されて閉塞方向に回動する(図5参照)。これにより、非プリント時には、給紙トレイ20を閉塞方向へ回動させるという作業だけで給紙トレイ20と排紙トレイ23とを回動させて、給紙口7および排紙口6をワンアクションで閉塞することができる。
【0090】
これによって、非プリント時における給紙口7および排紙口6の閉塞作業性の向上を図ることができる。
【0091】
また、排紙トレイ23が全開位置から全閉位置へと回動することにより、マイクロセンサ29の出力が変化する。制御部は、マイクロセンサ29の出力変化に基づいて、排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられたか否かを判断する。ここに、開放判断手段としての機能が実現される。
【0092】
排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられたことを判断した場合には、インクジェットプリンタ1が備える各部への通電を停止して、インクジェットプリンタ1の電源を切断する。ここに、電源切断手段としての機能が実行される。
【0093】
これによって、電源を切断し忘れた場合にも、不必要に電力が消費されることを防止することができる。
【0094】
加えて、給紙トレイ20および排紙トレイ23を全閉位置に位置付けることにより、非プリント時におけるインクジェットプリンタ1の設置スペースの前後方向の寸法は、本体ハウジング2の設置に要するスペースだけでよい。これによって、収納時の省スペース化を図ることができる。
【0095】
なお、本実施の形態では、マイクロセンサ29の出力変化に応じて、排紙トレイ23が全閉位置にあるか否かを判断する開放判断手段としての機能を実現するようにしたが、マイクロセンサに限るものではなく、例えば、図示しない反射型光センサ等によって、排紙トレイ23が全閉位置にあるか否かを判断するようにしてもよい。
【0096】
また、本実施の形態では、マイクロセンサ29の出力変化に応じて排紙トレイ23が全閉位置にあるか否かを判断することによりインクジェットプリンタ1の電源を投入/切断するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、パーソナルコンピュータとインクジェットプリンタ1とをUSBケーブルで接続することで、プリントデータの送信と同時にインクジェットプリンタ1への電源を供給するようにしてもよい。これによって、非プリント時におけるインクジェットプリンタ1の電源を完全に切断することができるので、より効果的に省電力化を図ることができる。
【0097】
加えて、給紙トレイ20および排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられている状態では、本体ハウジング2に設けられた収納凹部5に、給紙トレイ20および排紙トレイ23が本体ハウジング2から突出することなく収納されるので、外部からの衝撃が給紙トレイ20や排紙トレイ23に直接加えられることを防止して、給紙トレイ20や排紙トレイ23の破損を防止することができる。
【0098】
次に、本発明の第2の実施の形態について図6および図7を参照して説明する。
【0099】
図6は、本発明の第2の実施の形態のインクジェットプリンタの一部を示す縦断側面図である。本実施の形態のインクジェットプリンタ40は、給紙トレイ20および排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられている状態で、給紙トレイ20および排紙トレイ23の位置を固定する係止機構41を備えている。係止機構41は、排紙トレイ23を貫通する貫通孔42と、給紙トレイ20に設けられた凹部43と、上カバー3bの前面側に設けられて貫通孔42を介して凹部43に係止される係止突起44とによって構成されている。
【0100】
給紙トレイ20の給紙支軸21および排紙トレイ23の排紙支軸24は、給紙支軸21および排紙支軸24にそれぞれ設けられた第1および第2の回動規制部材としてのすべり抵抗部材45を介して、給紙軸受22および排紙軸受25にそれぞれ嵌挿されている。本実施の形態のすべり抵抗部材45は、例えば、ゴム等の摩擦係数の大きな弾性材料によって形成されており、円筒形状を有している。
【0101】
すべり抵抗部材45の外周面と給紙軸受22あるいは排紙軸受25との間には、開放位置にある給紙トレイ20および排紙トレイ23が、自重によって回動することを規制する程度の摩擦力が作用している。この摩擦力は、すべり抵抗部材45の内周面と給紙支軸21あるいは排紙支軸24との間に作用する摩擦力よりも小さく設定されている。これにより、給紙トレイ20および排紙トレイ23に対して、給紙トレイ20および排紙トレイ23を回動させるような力を作用させた場合、給紙軸受22と給紙支軸21および排紙トレイ23と排紙軸受25との間にすべりを生じさせて、給紙トレイ20および排紙トレイ23を回動させることができる。
【0102】
図7は、排紙トレイ23を示す斜視図である。図7では、排紙トレイ23を裏面側から見た状態を示している。排紙トレイ23の用紙受け面23aと反対側となる裏面23bには、使用する用紙の主走査方向の幅に相当する間隔あるいはそれ以上の間隔を開けて形成された保持部23cが形成されている。保持部には、付勢部材としての一対のスペーサー部材46が、排紙トレイ23から離反する方向に向けて突出するようにして保持されている。これにより、スペーサー部材46は、図7に示すように、使用する用紙の主走査方向の幅に相当する間隔あるいはそれ以上の間隔を開けて、主走査方向に沿って対向配置されている。スペーサー部材46は、例えば、ゴム、スポンジ、ばね等、圧縮方向に加圧された場合に反力を発生させるような弾性材料によって形成されている。圧縮方向に加圧されたスペーサー部材46は、係止機構41が給紙トレイ20および排紙トレイ23を全閉位置に固定しようとする力よりも小さく、給紙支軸21に設けられたすべり抵抗部材45が給紙支軸21と給紙軸受22との間に作用させる摩擦力よりも大きい復帰力を発生させる。
【0103】
このような構成において、給紙トレイ20および排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられている状態から、排紙トレイ23を開放方向へ回動させることによって、給紙トレイ20および排紙トレイ23を開放位置へ位置付ける。
【0104】
ここで、スペーサー部材46は、係止機構41が給紙トレイ20および排紙トレイ23を全閉位置に固定しようとする力よりも小さく、給紙支軸21に設けられたすべり抵抗部材45が給紙支軸21と給紙軸受22との間で作用する摩擦力よりも大きい復帰力を発生させるため、係止機構41による係止が解除されたスペーサー部材46は、自身の復帰力によって給紙トレイ20を開放方向へ付勢する。
【0105】
スペーサー部材46は、元の形状に復帰した時点で、給紙トレイ20を開放方向に付勢する付勢力を失う。このため、開放位置における給紙トレイ20と排紙トレイ23とは、スペーサー部材46の圧縮方向の寸法に相当する間隔Xだけ離間して回動する。
【0106】
給紙トレイ20の給紙支軸21および排紙トレイ23の排紙支軸24は、給紙支軸21および排紙支軸24にそれぞれ設けられたすべり抵抗部材45を介して、給紙軸受22および排紙軸受25にそれぞれ嵌挿されているため、回動方向へ加えられている力が解除されると、排紙トレイ23は全開位置まで回動することなく回動方向へ加えられている力が解除された時点で回動を停止する。また、給紙トレイ20は、排紙トレイ23の回動が停止した時点で、全開位置まで回動することなく回動が停止される。
【0107】
給紙口7および排紙口6は、給紙トレイ20および排紙トレイ23を開放位置に位置付けることで開放されるため、この状態で、給紙トレイ20に用紙をセットすることにより、給紙トレイ20および排紙トレイ23を全開位置まで回動させることなくプリントを行うことができる。
【0108】
これによって、プリントに際してインクジェットプリンタが占有する設置スペースを必要最小限に抑えることができる。
【0109】
次に、本発明の第3の実施の形態について図8ないし図9を参照して説明する。
【0110】
図8は本発明の第3の実施のインクジェットプリンタを示す縦断側面図であり、図9は排紙トレイを示す斜視図である。本実施の形態のインクジェットプリンタ49の排紙トレイ50は、排紙支軸54に設けられたすべり抵抗部材45を介して、本体ハウジング2設けられた排紙軸受55に対して回動自在に設けられている。
【0111】
排紙トレイ50は、可撓性を有する可撓部材51を介して、排紙トレイ50の把持部28側を構成する端側トレイ部52と、排紙トレイ50の排紙支軸54側を構成する軸側トレイ部53とを連結することにより構成されている。端側トレイ部52には、把持部28が形成されたサブトレイ部27が、端側トレイ部52に対してスライド自在に設けられている。
【0112】
可撓部材51は、すべり抵抗部材45によって排紙支軸54と排紙軸受55の間に作用する摩擦力よりも小さい外力が加えられることで屈撓し、外力が解除されると元の形状に復帰するような可撓性を有している。
【0113】
このような構成において、給紙トレイ20および排紙トレイ50が全閉位置に位置付けられている状態から、排紙トレイ50に対して、開放方向へ回動させる力を加える。
【0114】
ここで、排紙トレイ50の中央部には、端側トレイ部52と軸側トレイ部53とを連結する可撓部材51が設けられているため、回動のために端側トレイ部52に力が加えられると、排紙トレイ50は図8において仮想線で示すように、可撓部材51を開放方向に変形させた状態で開放方向に回動される。給紙トレイ20は、可撓部材51が開放方向に変形された状態の排紙トレイ50に押されて開放方向へ回動する。
【0115】
排紙トレイ50に加えられていた開放方向への力が解除されると、排紙トレイ50は回動を停止する。このとき、可撓部材51は、自身の可撓性によって図8において実線で示すように、初期位置へ復帰する。可撓部材51が初期位置へ復帰することにより、排紙トレイ50と給紙トレイ20との間に、可撓部材51が復帰したことによって端側トレイ部52が移動した部分に相当する間隔Xが生じる。
【0116】
これにより、開放位置における給紙トレイ20と排紙トレイ50とを、常に可撓部材51の復帰に要する間隔Xだけ離間させて位置付けることができる。
【0117】
これによって、給紙トレイ20および排紙トレイ50を全開位置まで回動させることなく、給紙口7および排紙口6を開放させることができる。この状態で、給紙トレイに用紙をセットすることにより、給紙トレイおよび排紙トレイを全開位置まで回動させることなくプリントを行うことができるので、プリントに際してインクジェットプリンタ49が占有する設置スペースを必要最小限に抑えることができる。
【0118】
次に、本発明の第4の実施の形態について図10および図11を参照して説明する。
【0119】
図10は、本発明の第4の実施の形態のインクジェットプリンタの一部を示す縦断側面図である。本実施の形態のインクジェットプリンタ60が有する排紙トレイ23の排紙支軸24には、第1の回動規制部材としてのすべり抵抗部材61が設けられている。すべり抵抗部材61は、図11に示すような、径の異なる2つの円筒形状のリング62,63と、2つのリング62,63を半径方向に連結する一対のリブ64とによって構成されている。すべり抵抗部材61のリング62,63およびリブ64は、ゴム等のように高い摩擦係数を有する弾性材料によって一体成形されている。
【0120】
2つの円筒形状のリング62,63のうち、第1の環状部材としての内側のリング62の内径寸法は、排紙支軸24の外径と同等の寸法に設定されている。内側のリング62は、排紙支軸24に嵌め込まれている。第2の環状部材としての外側のリング63の外径寸法は、排紙軸受25の内径寸法と同等に設定されている。外側のリング63は、排紙軸受25に嵌め込まれている。リブ64は、半径方向を長手方向として設けられ、排紙支軸24を間にして対向するように設けられている。
【0121】
外側のリング63と排紙軸受25との間には、すべり抵抗部材45と同様に、排紙トレイ23の自重による回動を規制する程度の摩擦力が作用している。
【0122】
本実施の形態のすべり抵抗部材61では、例えば、リング62,63の寸法を調整することにより、内側のリング62と排紙支軸24との間に作用する摩擦力よりも、外側のリング63と排紙軸受25との間に作用する摩擦力の方が小さくなるように設定されている。これによって、排紙トレイ23に対して、排紙トレイ23を回動させるような力が加えられた場合には、内側のリング62と排紙支軸24との間よりも先に、外側のリング63と排紙軸受25との間においてすべりが発生する。
【0123】
このような構成において、排紙トレイ23を開放方向へ回動させると、図10(a)に示すように、排紙トレイ23に押されて給紙トレイ20が開放方向へ回動される。排紙トレイ23の開放方向への回動に際しては、排紙支軸24が開放方向へ回動するため、排紙支軸24に設けられている内側のリング62が開放方向へ回動する。
【0124】
一方で、図10(a)に示す状態では、排紙軸受25に嵌挿されている外側のリング63は、排紙軸受25との間に作用する摩擦力によって、内側のリング62の回動を妨げようとする力を作用させる。
【0125】
ここで、内側のリング62と排紙支軸24との間に作用する摩擦力によって、排紙トレイ23を開放方向へ回動させると、内側のリング62が排紙支軸24の回動に引っ張られて回転する。このとき、外側のリング63は、排紙軸受25との間に作用する摩擦力によって、排紙軸受25に留まろうとする。
【0126】
すべり抵抗部材61においては、内側のリング62と排紙支軸24との間に作用する摩擦力よりも、外側のリング63と排紙軸受25との間に作用する摩擦力の方が小さくなるように設定されているため、外側のリング63は排紙軸受25に留まろうとしながらもリブ64を介して内側のリング62に引っ張られて徐々に回転する。このとき、リブ64は、図11(b)に示すように、内側のリング62と外側のリング63とに引っ張られて、ねじられるようにして伸長方向へ弾性変形する。
【0127】
排紙トレイ23を開放方向へ回動させる力を解除すると、内側のリング62と外側のリング63との間でねじられるようにして伸長方向へ弾性変形していたリブ64が、元の位置に復帰する。
【0128】
ここで、外側のリング63と排紙軸受25との間には、排紙トレイ23の自重による回動を規制する程度の摩擦力が作用しているため、開放方向へ回動させる力が解除された排紙トレイ23は、リブ64の復元力によって閉塞方向へ戻るように回動する。これによって、排紙トレイ23と給紙トレイ20との間には、リブ64がねじられて弾性変形していた分の間隔Xが形成される。
【0129】
次に、本発明の第5の実施の形態について図12を参照して説明する。
【0130】
本実施の形態のインクジェットプリンタでは、排紙トレイ23の排紙支軸24と排紙軸受25との間に、図12に示すような、第1の回動規制部材としてのすべり抵抗部材71が設けられている。すべり抵抗部材71は、径を等しくする2つの円筒形状のリング72,73と、2つのリング72,73を主走査方向に沿って連結する連結部材としての一対のリブ74とによって構成されている。すべり抵抗部材71のリング72,73およびリブ74は、ゴム等のように高い摩擦係数を有する弾性材料によって一体成形されている。
【0131】
2つの円筒形状のリング72,73のうち、第1の環状部材としての一方のリング72は排紙支軸24に設けられており、第2の環状部材としての他方のリング73は排紙軸受25に嵌め込まれている。リブ74は、主走査方向を長手方向として設けられ、排紙軸受25を間にして対向するように設けられている。
【0132】
すべり抵抗部材71を設けることにより、本体ハウジング2と排紙トレイ23との間には、排紙トレイ23の自重による回動を規制する程度の摩擦力が作用している。
【0133】
本実施の形態のすべり抵抗部材71では、リング72と排紙支軸24との間に作用する摩擦力よりも、リング73と排紙軸受25との間に作用する摩擦力の方が小さくなるように設定されている。これによって、排紙トレイ23に対して、排紙トレイ23を回動させるような力が加えられた場合には、リング72と排紙支軸24との間よりも先に、リング73と排紙軸受25との間においてすべりが発生する。
【0134】
このような構成において、排紙トレイ23を開放方向へ回動させると、図12(b)に示すように、リブ74がねじられるようにして弾性変形し、排紙トレイ23を開放方向へ回動させる力を解除した時点で、開放方向へねじられて弾性変形していたリブ74が元の位置に復帰するため、給紙トレイ20と排紙トレイ23との間に間隔Xが形成される。
【0135】
次に、本発明の第6の実施の形態について図13を参照して説明する。
【0136】
図13は、本発明の第6の実施の形態のインクジェットプリンタを示す縦断側面図である。本実施の形態のインクジェットプリンタ80は、排紙トレイ23に対して一体的に設けられた排紙支軸24を有している。排紙支軸24には、排紙支軸24を回動中心とする第1のプーリとしての排紙プーリ81が設けられている。排紙プーリ81は、排紙支軸24に固定されており、排紙トレイ23の回動に伴って回動する。
【0137】
給紙トレイ20に対して一体的に設けられた給紙支軸21には、給紙支軸21を回動中心とする第2のプーリとしての給紙プーリ82が設けられている。給紙プーリ82は、給紙支軸21に固定されており、給紙トレイ20の回動に伴って回動する。
【0138】
本実施の形態では、排紙プーリ81の直径と給紙プーリ82の直径とは、7:6に設定されている。
【0139】
排紙プーリ81と給紙プーリ82とには、無端帯としてのタイミングベルト83が架け渡されている。
【0140】
ここに、排紙プーリ81、給紙プーリ82およびタイミングベルト83によって連動回動機構84が構成されている。
【0141】
このような構成において、排紙トレイ23を開放方向へ回動させると、排紙トレイ23に一体的に設けられている排紙支軸24に取り付けられた排紙プーリ81が、開放方向へ回転する。排紙プーリ81の回転に伴ってタイミングベルト83が回転され、これにより給紙プーリ82が排紙プーリ81と同方向に回転する。給紙プーリ82は給紙トレイ20に一体的に設けられている給紙支軸21に取り付けられているため、給紙プーリ82の回転によって給紙トレイ20が開放方向へ回動される。
【0142】
ここで、排紙プーリ81の直径と給紙プーリ82の直径とは、7:6に設定されているため、排紙トレイ23と給紙トレイ20とは、全閉位置からの開放角度にして、6:7の割合で開放される。
【0143】
これによって、排紙トレイ23を開放方向に回動させるだけで、排紙トレイ23と給紙トレイ20とを開放方向に回動させ、給紙口7および排紙口6を開放させることができる。
【0144】
次に、本発明の第7の実施の形態について図14を参照して説明する。
【0145】
図14は、本発明の第7の実施の形態のインクジェットプリンタを示す縦断側面図である。インクジェットプリンタ90は、排紙トレイ23に対して一体的に設けられた排紙支軸24を有している。排紙支軸24には、排紙支軸24を回動中心とする第1のギアとしての排紙ギア91が設けられている。排紙ギア91は、排紙支軸24に固定されており、排紙トレイ23の回動に伴って回動する。
【0146】
給紙トレイ20に対して一体的に設けられた給紙支軸21には、給紙支軸21を回動中心とする第2のギアとしての給紙ギア92が設けられている。給紙ギア92は、給紙支軸21に固定されており、給紙トレイ20の回動に伴って回動する。
【0147】
排紙ギア91と給紙ギア92とは、本体ハウジング2に位置固定された支軸93を回転中心として回転自在なギア列としての連結ギア94によって連結されている。
【0148】
ここに、排紙ギア91、給紙ギア92および連結ギア94によって、連動回動機構95が構成されている。
【0149】
このような構成において、排紙トレイ23を開放方向へ回動させることにより開放方向へ回転する排紙ギア91によって連結ギア94が回転されて、給紙ギア92が排紙ギア91と同方向に回転するので、排紙トレイ23を開放方向に回動させるだけで給紙トレイ20を開放方向へ回動させて、給紙口7および排紙口6を開放させることができる。
【0150】
なお、本実施の形態では、ギア列として単一の連結ギア94を用いたが、ギア列として用いるギアの数は一つに限るものではなく、排紙ギア91と給紙ギア92とを奇数個のギアによって連結するものであればその数は限定されるものではない。これによって、排紙ギア91の回転方向と給紙ギア92の回転方向とを同一方向とすることができる。
【0151】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のプリンタによれば、垂直方向に直立する直立面を有する本体ハウジングと、前記直立面に設けられて水平方向に長く開口する第1の開口部と、前記第1の開口部の下方に設けられて前記第1の開口部の長さ方向を軸心方向とする第1の支軸を回動中心として前記第1の開口部を閉塞する全閉位置から前記第1の開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第1のトレイと、前記直立面に設けられて前記第1の開口部の下方で水平方向に長く開口する第2の開口部と、前記第2の開口部の下方に設けられて前記第2の開口部の長さ方向を軸心方向とする第2の支軸を回動中心として前記第1のトレイの外側に重ねられる状態で前記第2の開口部を閉塞する全閉位置と前記第2の開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第2のトレイと、前記本体ハウジング内に設けられたプリンタ部を経由して前記第1および第2の開口部を連通する用紙経路と、前記用紙経路中で用紙を搬送する搬送機構と、を具備して、第1および第2のトレイが全閉位置に位置付けられている状態から第1のトレイを開放方向へ回動させて、第1のトレイの開放位置への回動軌跡上に位置付けられる第2のトレイを第1のトレイによって開放方向に押して回動させることにより、第1のトレイを回動させる作業だけで、第1および第2の開口部を開放させることができる。第1および第2のトレイが開放位置に位置付けられている状態から第2のトレイを閉塞方向へ回動させて、第2のトレイの全閉位置への回動軌跡上に位置付けられる第1のトレイを第2のトレイによって閉塞方向に押して回動させることにより、第2のトレイを回動させるだけで、第1および第2の開口部を閉塞させることができる。これによって、第1および第2の開口部の開閉作業の容易化を図ることができる。全開位置における第1および第2のトレイは、上下方向に重複して位置付けられるため、第1および第2のトレイが張り出す分の設置スペースと比較して、プリント時における省スペース化を図ることができる。全閉位置における第1および第2のトレイは、直立して重ねられた状態で第1および第2の開口部を閉塞するため、非プリント時における省スペース化を図るとともに、第1および第2の開口部から本体ハウジング内へ埃等の異物が侵入することを抑制することができる。また、前記第1のトレイの自重による前記第1のトレイの回動を規制する第1の回動規制部材と、前記第2のトレイの自重による前記第2のトレイの回動を規制する第2の回動規制部材と、を具備して、第1および第2のトレイの自重による回動を、第1および第2の回動規制部材によってそれぞれ規制することにより、例えば、半開き状態でプリントを行うことができる。これによって、第1および第2のトレイが本体ハウジングから張り出す分の設置スペースを縮小して、プリント時における省スペース化をより効果的に図ることができる。また、前記第1および第2のトレイを全閉位置に係止するトレイ係止機構と、前記トレイ係止機構による係止力よりも小さく前記第2の回動規制部材が前記第2のトレイの回動を規制する力よりも大きい力で前記第1のトレイと前記第2のトレイとを互いに離間させる方向へ付勢する付勢部材と、を具備して、トレイ係止機構による係止を解除している場合には、付勢部材によって第1のトレイと第2のトレイとを互いに離間させる方向へ付勢することにより、例えば、半開き状態でプリントを行う際にも、第1のトレイを回動させるだけで、第1および第2の開口部を確実に開放させることができる。
【0153】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のプリンタにおいて、前記第1および第2の回動規制部材は、前記第1または第2の支軸と、前記第1または第2の支軸のそれぞれの軸受となる第1または第2の軸受との間に各々設けられて、前記第1または第2の支軸と前記第1または第2の軸受との間で前記第1または第2のトレイの回動を規制するような摩擦力を発生させる弾性材料によって形成されており、第1または第2の支軸と第1または第2の軸受との間に、弾性材料が有する摩擦力を作用させることで、第1および第2のトレイの回動を規制することができるので、実用上、簡易な構成で請求項2記載の発明の作効果を得ることができる。
【0155】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記第1のトレイは、前記第1の支軸を回動中心とする軸側トレイ部と、前記第1の支軸から離間する位置に設けられる端側トレイ部と、前記第1の回動規制部材による規制力よりも小さい力で屈撓する可撓性を有して前記軸側トレイ部と前記端側トレイ部とを連結する可撓部材とによって構成されているため、第1のトレイに対して開放方向に回動させる力を加えると、第1のトレイが回動する以前に可撓部材が開放方向へ屈撓した状態の第1トレイによって押すことで第2のトレイを開放方向へ回動させ、第1のトレイに対して加えられる力を解除すると、開放方向へ屈撓されていた可撓部材が自身の可撓性により初期状態に復帰するため、第1のトレイと第2のトレイとの間に、可撓部材の復帰により端側トレイ部が閉塞方向に変位した分の間隔を形成することができる。これによって、例えば、半開き状態でプリントを行う際にも、第1のトレイを回動させるだけで、第1および第2の開口部を確実に開放させることができる。
【0156】
請求項4記載の発明によれば、請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環状部材の外周側に設けられる第2の環状部材と、前記第1および第2の環状部材を連結する連結部材とによって構成されており、前記第1のトレイに固定的に設けられているので、第1のトレイの開放方向への回動によって第1の環状部材と第2の環状部材との相対的な位置関係を変位させて連結部材をねじるようにして弾性変形させた状態から第1のトレイに対して加えられた力が解除された際に、第1のトレイと第2のトレイとの間に連結部材の復帰によって第1のトレイが閉塞方向に回動した分の間隔を形成することができる。これによって、例えば、半開き状態でプリントを行う際にも、第1のトレイを回動させるだけで、第1および第2の開口部を確実に開放させることができる。
【0157】
請求項5記載の発明によれば、請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環状部材と同軸心上に設けられる第2の環状部材と、前記第1および第2の環状部材を前記軸心方向に沿って連結する連結部材とによって構成されており、前記第1のトレイに固定的に設けられており、第1のトレイの開放方向への回動によって第1の環状部材と第2の環状部材との相対的な位置関係を変位させて連結部材をねじるようにして弾性変形させた状態から第1のトレイに対して加えられた力が解除された際に、第1のトレイと第2のトレイとの間に連結部材の復帰によって第1のトレイが閉塞方向に回動した分の間隔を形成することができる。これによって、例えば、半開き状態でプリントを行う際にも、第1のトレイを回動させるだけで、第1および第2の開口部を確実に開放させることができる。ここで、第1および第2の環状部材は、軸心方向に連結されているため、第1の支軸の軸心周りに第1の回動規制部材を設けるためのスペースを格別に設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のインクジェットプリンタを示す斜視図である。
【図2】その別の状態を示す斜視図である。
【図3】その縦断側面図である。
【図4】その別の縦断側面図である。
【図5】その別の縦断側面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のインクジェットプリンタの一部を示す縦断側面図である。
【図7】排紙トレイを示す斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施のインクジェットプリンタを示す縦断側面図である。
【図9】排紙トレイを示す斜視図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態のインクジェットプリンタの一部を示す縦断側面図である。
【図11】すべり抵抗部材を示す側面図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態すべり抵抗部材を示す斜視図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態のインクジェットプリンタを示す縦断側面図である。
【図14】本発明の第7の実施の形態のインクジェットプリンタを示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 本体ハウジング
3a 直立面
5 収納凹部
6 第1の開口部
7 第2の開口部
8 プリンタ部
9 用紙経路
14,15,17 搬送機構
20 第2のトレイ
21 第2の支軸
23 第1のトレイ
24 第1の支軸
26 メイントレイ部
27 サブトレイ部
28 把持部
40 プリンタ
41 トレイ係止機構
45 第1の回動規制部材、第2の回動規制部材
46 付勢部材
51 可撓部材
52 端側トレイ部
53 軸側トレイ部
60 プリンタ
62 第1の環状部材
63 第2の環状部材
64 連結部材
72 第1の環状部材
73 第2の環状部材
74 連結部材
80 プリンタ
81 第1のプーリ
82 第2のプーリ
83 無端帯
84 連動回転機構
90 プリンタ
91 第1のギア
92 第2のギア
94 ギア列
95 連動回転機構
M マーキング
Claims (5)
- 垂直方向に直立する直立面を有する本体ハウジングと、
前記直立面に設けられて水平方向に長く開口する第1の開口部と、
前記第1の開口部の下方に設けられて前記第1の開口部の長さ方向を軸心方向とする第1の支軸を回動中心として前記第1の開口部を閉塞する全閉位置から前記第1の開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第1のトレイと、
前記直立面に設けられて前記第1の開口部の下方で水平方向に長く開口する第2の開口部と、
前記第2の開口部の下方に設けられて前記第2の開口部の長さ方向を軸心方向とする第2の支軸を回動中心として前記第1のトレイの外側に重ねられる状態で前記第2の開口部を閉塞する全閉位置と前記第2の開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第2のトレイと、
前記本体ハウジング内に設けられたプリンタ部を経由して前記第1および第2の開口部を連通する用紙経路と、
前記用紙経路中で用紙を搬送する搬送機構と、
前記第1のトレイの自重による前記第1のトレイの回動を規制する第1の回動規制部材と、
前記第2のトレイの自重による前記第2のトレイの回動を規制する第2の回動規制部材と、
前記第1および第2のトレイを全閉位置に係止するトレイ係止機構と、
前記トレイ係止機構による係止力よりも小さく前記第2の回動規制部材が前記第2のトレイの回動を規制する力よりも大きい力で前記第1のトレイと前記第2のトレイとを互いに離間させる方向へ付勢する付勢部材と、
を具備するプリンタ。 - 前記第1および第2の回動規制部材は、前記第1または第2の支軸と、前記第1または第2の支軸のそれぞれの軸受となる第1または第2の軸受との間に各々設けられて、前記第1または第2の支軸と前記第1または第2の軸受との間で前記第1または第2のトレイの回動を規制するような摩擦力を発生させる弾性材料によって形成されている請求項1記載のプリンタ。
- 前記第1のトレイは、前記第1の支軸を回動中心とする軸側トレイ部と、前記第1の支軸から離間する位置に設けられる端側トレイ部と、前記第1の回動規制部材による規制力よりも小さい力で屈撓する可撓性を有して前記軸側トレイ部と前記端側トレイ部とを連結する可撓部材とによって構成されている請求項1または2記載のプリンタ。
- 前記第1の回動規制部材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環状部材の外周側に設けられる第2の環状部材と、前記第1および第2の環状部材を連結する連結部材とによって構成されており、前記第1のトレイに固定的に設けられている請求項1または2記載のプリンタ。
- 前記第1の回動規制部材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環状部材と同軸心上に設けられる第2の環状部材と、前記第1および第2の環状部材を前記軸心方向に沿って連結する連結部材とによって構成されており、前記第1のトレイに固定的に設けられている請求項1または2記載のプリンタ。
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