JP4145309B2 - 処置具 - Google Patents
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Description
まず、特許文献1は、処置具の先端部の湾曲を可変させるために、あらかじめ湾曲形状を記憶させた超弾性チューブを固定された外筒管に出入りさせているため、超弾性チユーブと外筒管の摩擦のために、処置具操作中に湾曲を自在に可変させることは困難である。また、操作に必要な剛性を超弾性チューブに持たせるためには、外筒管による抑制によって発生する応力が大きくなり超弾性チューブの寿命は著しく短くなってしまい長期使用が困難である。
また、この発明に係る処置具は、前記目的を達成するために、先端処置具と、この先端処置具を体腔内に挿入するための、湾曲状態を変化させる湾曲部を有する挿入部と、前記先端処置具を駆動させる操作部と、この操作部と前記先端処置具とを連結する連結部材とを具備し、前記連結部材は、フレキシブルな外装部材と、この外装部材の内部で軸方向に移動可能な内装部材とを備え、前記外装部材は、少なくともスプリングを有する複数層からなり、前記スプリングは平角スプリングであり、前記外装部材は、前記平角スプリングと、この平角スプリングの外側に配設されたブレードと、このブレードの外側に配設された樹脂コーティングとを備え、前記平角スプリングと前記ブレードと前記樹脂コーティングとは一体的であり、前記外装部材を圧縮する力に関しては、前記平角スプリングが密着することで座屈を防止し、前記外装部材を伸長する力に関しては、前記平角スプリングの収縮力と前記ブレードおよび前記樹脂コーティングによって伸びを抑制し、前記外装部材を回転する力に関しては、少なくとも前記ブレードと前記樹脂コーティングとにより左右両回転とも伝達されるようにしたことを特徴とする。
また、この発明に係る処置具は、前記発明を達成するために、先端処置具と、この先端処置具を体腔内に挿入するための、湾曲可能な湾曲部を有する挿入部と、前記先端処置具を駆動させ、かつ、前記湾曲部を湾曲操作させる操作部と、この操作部と前記先端処置具とを連結する連結部材とを具備し、前記連結部材は、フレキシブルな外装部材と、この外装部材の内部で軸方向に移動可能な内装部材とを具備し、前記湾曲部は、複数の円筒状コマからなり、隣り合うコマが2箇所以上の支持部と、少なくとも1つの伸縮部とを備え、前記外装部材は、少なくともスプリングを有する複数層からなり、前記スプリングは平角スプリングからなり、前記外装部材は、前記平角スプリングと、この平角スプリングの外側に配設されたブレードと、このブレードの外側に配設された樹脂コーティングとを備え、前記平角スプリングと前記ブレードと前記樹脂コーティングとは一体的であり、前記外装部材を圧縮する力に関しては、前記平角スプリングが密着することで座屈を防止し、前記外装部材を伸長する力に関しては、前記平角スプリングの収縮力と前記ブレードおよび前記樹脂コーティングによって伸びを抑制し、前記外装部材を回転する力に関しては、少なくとも前記ブレードと前記樹脂コーティングとにより左右両回転とも伝達されるようにしたことを特徴とする。
図1ないし図4は第1の実施例を示し、図1は処置具の斜視図、図2は処置具の縦断側面図、図3はアウターケーシングとインナーケーブルの構成図、図4は処置具の作用説明図である。処置具は、先端に設けられた先端処置具1、この処置具1を位置決めする湾曲部2、先端処置具1と湾曲部2を操作する操作部3および操作部3と湾曲部2を接続する挿入部4とから構成されている。
(付記1)先端処置具と、この先端処置具を体腔内に挿入するための湾曲部を有する挿入部と、前記先端処置具を駆動させる操作部と、この操作部と前記先端処置具とを連結する連結部材とを有する処置具において、前記連結部材は、フレキシブルな外装部材と、この外装部材の内部で軸方向に移動可能な内装部材とで構成されたことを特徴とする処置具。
Claims (4)
- 先端処置具と、
この先端処置具を体腔内に挿入するための、湾曲状態を変化させる湾曲部を有する挿入部と、
前記先端処置具を駆動させる操作部と、
この操作部と前記先端処置具とを連結する連結部材と
を具備し、
前記連結部材は、
フレキシブルな外装部材と、
この外装部材の内部で軸方向に移動可能な内装部材と
を備え、
前記外装部材は、少なくともスプリングを有する複数層からなり、
前記スプリングは平角スプリングであり、
前記外装部材は、前記平角スプリングと、この平角スプリングの外側に配設された樹脂コーティングとを備え、
前記平角スプリングと前記樹脂コーティングとは一体的であり、
前記連結部材の外装部材は、圧縮力を前記平角スプリングで受け、伸長力を前記樹脂コーティングで受けるようにしたことを特徴とする処置具。 - 先端処置具と、
この先端処置具を体腔内に挿入するための、湾曲状態を変化させる湾曲部を有する挿入部と、
前記先端処置具を駆動させる操作部と、
この操作部と前記先端処置具とを連結する連結部材と
を具備し、
前記連結部材は、
フレキシブルな外装部材と、
この外装部材の内部で軸方向に移動可能な内装部材と
を備え、
前記外装部材は、少なくともスプリングを有する複数層からなり、
前記スプリングは平角スプリングであり、
前記外装部材は、前記平角スプリングと、この平角スプリングの外側に配設されたブレードと、このブレードの外側に配設された樹脂コーティングとを備え、
前記平角スプリングと前記ブレードと前記樹脂コーティングとは一体的であり、
前記外装部材を圧縮する力に関しては、前記平角スプリングが密着することで座屈を防止し、
前記外装部材を伸長する力に関しては、前記平角スプリングの収縮力と前記ブレードおよび前記樹脂コーティングによって伸びを抑制し、
前記外装部材を回転する力に関しては、少なくとも前記ブレードと前記樹脂コーティングとにより左右両回転とも伝達されるようにしたことを特徴とする処置具。 - 先端処置具と、
この先端処置具を体腔内に挿入するための、湾曲可能な湾曲部を有する挿入部と、
前記先端処置具を駆動させ、かつ、前記湾曲部を湾曲操作させる操作部と、
この操作部と前記先端処置具とを連結する連結部材と
を具備し、
前記連結部材は、
フレキシブルな外装部材と、
この外装部材の内部で軸方向に移動可能な内装部材と
を具備し、
前記湾曲部は、複数の円筒状コマからなり、隣り合うコマが2箇所以上の支持部と、少なくとも1つの伸縮部とを備え、
前記外装部材は、少なくともスプリングを有する複数層からなり、
前記外装部材は、前記スプリングと、このスプリングの外側に配設された樹脂コーティングとを備え、
前記スプリングは平角スプリングであり、
前記平角スプリングと前記樹脂コーティングとは一体的であり、
前記連結部材の外装部材は、圧縮力を前記平角スプリングで受け、伸長力を前記樹脂コーティングで受けるようにしたことを特徴とする処置具。 - 先端処置具と、
この先端処置具を体腔内に挿入するための、湾曲可能な湾曲部を有する挿入部と、
前記先端処置具を駆動させ、かつ、前記湾曲部を湾曲操作させる操作部と、
この操作部と前記先端処置具とを連結する連結部材と
を具備し、
前記連結部材は、
フレキシブルな外装部材と、
この外装部材の内部で軸方向に移動可能な内装部材と
を具備し、
前記湾曲部は、複数の円筒状コマからなり、隣り合うコマが2箇所以上の支持部と、少なくとも1つの伸縮部とを備え、
前記外装部材は、少なくともスプリングを有する複数層からなり、
前記スプリングは平角スプリングからなり、
前記外装部材は、前記平角スプリングと、この平角スプリングの外側に配設されたブレードと、このブレードの外側に配設された樹脂コーティングとを備え、
前記平角スプリングと前記ブレードと前記樹脂コーティングとは一体的であり、
前記外装部材を圧縮する力に関しては、前記平角スプリングが密着することで座屈を防止し、
前記外装部材を伸長する力に関しては、前記平角スプリングの収縮力と前記ブレードおよび前記樹脂コーティングによって伸びを抑制し、
前記外装部材を回転する力に関しては、少なくとも前記ブレードと前記樹脂コーティングとにより左右両回転とも伝達されるようにしたことを特徴とする処置具。
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