JP4035432B2 - ステアリングコラムの支持構造 - Google Patents
ステアリングコラムの支持構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4035432B2 JP4035432B2 JP2002359815A JP2002359815A JP4035432B2 JP 4035432 B2 JP4035432 B2 JP 4035432B2 JP 2002359815 A JP2002359815 A JP 2002359815A JP 2002359815 A JP2002359815 A JP 2002359815A JP 4035432 B2 JP4035432 B2 JP 4035432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- seat
- hanger
- steering column
- steering wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリングホイールを備えたステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを、取付部材を介してステアリングハンガーに支持するとともに、ステアリングホイールの位置を調整する位置調整機構を備えたステアリングコラムの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図16には従来のチルト式ステアリング装置が示される。インストルメントパネルの内部を左右方向に延びるハンガービーム01に下面が開放した断面コ字状のハンガーブラケット02が溶接されており、このハンガーブラケット02の前部に設けた第1ステアリングコラム支持ブラケット03にピボット04を介してステアリングコラム05の前部が揺動自在に支持される。ステアリングコラム05の後部は、ハンガーブラケット02の後部に衝撃吸収機構06を介して設けた第2ステアリングコラム支持ブラケット07とチルト機構08とを介して上下移動自在に支持される。従って、チルト機構08でステアリングコラム05の後部を上昇させてピボット04まわりに揺動させることで、ステアリングホイール09を実線位置から鎖線位置にチルトアップすることができる。
【0003】
図17には従来の他のチルト式ステアリング装置が示される。インストルメントパネルの内部を左右方向に延びるハンガービーム011にハンガーブラケット012が溶接されており、このハンガーブラケット012の前部に設けたステアリングコラム支持ブラケット013にステアリングコラム014の前部が支持される。ステアリングコラム014の後部はハンガーブラケット012の後部に衝撃吸収機構015を介して支持され、ステアリングコラム014の後端に設けたチルト機構016のピボット017まわりにステアリングホイール018を揺動させることで、ステアリングホイール018を実線位置から鎖線位置にチルトアップすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものは、ハンガーブラケット02,012および衝撃吸収機構06,015がハンガービーム01,011に対して固定されているため、ステアリングホイール09,018のチルトアップ角を増加させて運転席のシートの前方に広い空間を形成しようとしたときに、次のように不都合が発生する。
【0005】
即ち、図16のものでは、ステアリングコラム05の上面がハンガーブラケット02の後部上面に干渉してチルトアップ角を大きく確保することが困難である。また図17のものでは、鎖線で示すようにステアリングハンドル018のチルトアップ角を大きく確保することは可能であるが、図18に示すように、ピボット017の位置が後方に在るため、チルトアップに伴ってコラムカバー019の下面が後方に大きく張り出してしまい、運転席のシートの前方の空間を狭めてしまう問題がある。
【0006】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ステアリングホイールを大きく移動させて運転席のシートの前方に広い空間を形成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ステアリングホイールを備えたステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを取付部材を介してハンガービームに支持するとともに、ステアリングホイールの位置を調整する位置調整機構を備えたステアリングコラムの支持構造において、前記位置調整機構は、取付部材をハンガービームを中心に回転させるとともに、ハンガービームよりも車輪側に設けたユニバーサルジョイントにてステアリングシャフトを折り曲げて、取付部材のハンガービームに対する相対位置を調整することにより、ステアリングホイールの位置を調整することを特徴とするステアリングコラムの支持構造が提案される。
【0008】
上記構成によれば、ステアリングホイールの位置を調整する位置調整機構が、取付部材をハンガービームを中心に回転させるとともに、ハンガービームよりも車輪側に設けたユニバーサルジョイントにてステアリングシャフトを折り曲げて、取付部材のハンガービームに対する相対位置を調整するので、ステアリングホイールの位置を調整する際にコラムカバーのような部材が運転席のシート側に突出する事態を回避し、ステアリングホイールと運転席のシートとの間に大きな空間を確保して乗員の通過や乗り降りを容易に行うことができる。
【0009】
また請求項2に記載された発明によれば、ステアリングホイールを備え、かつユニバーサルジョイントを介して中間シャフトに連結されたステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを、車体左右方向に延びるハンガービームに取付部材を介して支持するとともに、ステアリングホイールの位置を調整する位置調整機構を備えたステアリングコラムの支持構造において、前記位置調整機構は、ハンガービームに固定した補助ブラケットに一つのピボットを介して支持されており、取付部材を前記ピボットを中心に回転させてハンガービームに対する相対位置を調整することにより、ステアリングホイールの位置を調整するものであり、前記ユニバーサルジョイントは前記ステアリングコラムよりも車輪側に配置され、前記ピボットは前記ハンガービームに対して捩じれの位置にあることを特徴とするステアリングコラムの支持構造が提案される。
【0010】
上記構成によれば、ステアリングホイールの位置を調整する位置調整機構が、ハンガービームに対して捩じれの位置にある一つのピボットを中心に取付部材を回転させてハンガービームに対する相対位置を調整するので、ステアリングホイールを左右斜め上方あるいは左右方向に揺動させ、ステアリングホイールと運転席のシートとの間に大きな空間を確保して乗員の通過や乗り降りを容易に行うことができる。
【0011】
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、運転席のシート以外のシートあるいは荷室と運転席のシートとの間に形成された通路を備えた車両に適用されることを特徴とするステアリングコラムの支持構造が提案される。
【0012】
上記構成によれば、車両が運転席のシート以外のシートあるいは荷室と運転席のシートとの間に形成された通路を備えているので、その通路を通って運転者が他の場所に移動したり、運転者以外の乗員が運転席のシートを通過して運転席のドアから乗り降りすることが容易になって利便性が向上する。
【0013】
尚、実施例のハンガーブラケット14は本発明の位置調整機構に対応し、実施例の第1、第2ステアリングコラム支持ブラケット20,22は本発明の取付部材に対応する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1は移動式ステアリング装置の全体側面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3はステアリングハンドルを移動させた状態を示す図、図4および図5は乗員の乗降時の説明図、図6は車室内の空間の利用形態の説明図、図7はRV車両の車室内の斜視図である。
【0016】
図1および図2に示すように、インストルメントパネルに車体左右方向に配置されたフレーム11にブラケット12…を介してハンガービーム13が固定されており、このハンガービーム13に上面が開放した断面コ字状のハンガーブラケット14が揺動自在に支持される。ハンガーブラケット14の左右の側壁14a,14aの内面に沿うように配置された左右一対の支持板15,15がハンガービーム13に溶接されており、これら支持板15,15によってハンガーブラケット14の左右方向の位置が規制される。支持板15,15にはハンガービーム13を中心とする円弧状の長孔15a,15aが形成されており、前記長孔15a,15aと同形断面の長孔16aを有するパイプ部材16の両端が左右の支持板15,15の内面に溶接される。ハンガーブラケット14の左右の側壁14a,14aに形成したボルト孔14b,14bと、支持板15,15の長孔15a,15aと、パイプ部材16の長孔16aとを1本のボルト17が貫通しており、そのボルト17の端部にねじ込まれたナット18にチルトレバー19が基端が固定される。
【0017】
従って、チルトレバー19を矢印A方向に押し下げてナット18を緩めると、ハンガーブラケット14の左右の側壁14a,14aのボルト孔14b,14b間に支持されたボルト17が支持板15,15の長孔15a,15aおよびパイプ部材16の長孔16aに沿って移動することで、ハンガーブラケット14がハンガービーム13を中心として上下に揺動可能となる。ハンガーブラケット14を所望に位置に揺動させた状態で、チルトレバー19を矢印B方向に押し上げると、ナット18が締め込まれてハンガーブラケット14が支持板15,15に締結され、ハンガーブラケット14が固定される。このとき、パイプ部材16がボルト17およびナット18の締め付け力を受け止めるため、ハンガーブラケット14および支持板15,15が変形する虞がない。
【0018】
ハンガーブラケット14の底壁14cの前部に第1ステアリングコラム支持ブラケット20がボルト21,21で固定されるとともに、底壁14cの後部に第2ステアリングコラム支持ブラケット22がボルト23,23で固定されており、これら第1、第2ステアリングコラム支持ブラケット20,22に円筒状のステアリングコラム24が支持される。ハンガーブラケット14とステアリングコラム24との間に衝撃吸収機構25が設けられる。
【0019】
ステアリングコラム24に回転自在に支持されたステアリングシャフト26の後端にステアリングホイール27が設けられ、ステアリングシャフト26の前端にユニバーサルジョイント28を介して後部中間シャフト29が接続される。後部中間シャフト29にスプライン結合された前部中間シャフト30は、その前端に設けたユニバーサルジョイント(図示せず)を介してステアリングギヤボックスに接続される。
【0020】
衝撃吸収機構25は周知のもので、一端がハンガーブラケット14に固定されたJ字状の衝撃吸収部材31と、ステアリングコラム24に固定されて衝撃吸収部材31の屈曲部に係合する押圧部材32とを備えており、ステアリングホイール27に乗員が二次衝突した荷重で前方に押されたステアリングコラム24が第1、第2ステアリングコラム支持ブラケット20,22に案内されて前方に移動すると、ステアリングコラム24と一体の押圧部材32が衝撃吸収部材31の屈曲部を該衝撃吸収部材31の他端に向けてしごくように塑性変形させることで衝撃吸収効果を発揮させる。
【0021】
以上のように、ステアリングコラム24を、衝撃吸収機構25、第1、第2ステアリングコラム支持ブラケット20,22およびハンガーブラケット14と一体でハンガービーム13まわりに揺動させてステアリングホイール27を矢印C方向にチルトアップすることで、ステアリングコラム24がハンガーブラケット14と干渉することなく、図3および図4(A)に示すように、ステアリングホイール27のチルトアップ角を充分に確保することができる。このとき、後部中間シャフト29および前部中間シャフト30がスプライン嵌合部で伸長し、かつ後部中間シャフト29の後端のユニバサーサルジョイント28および前部中間シャフト30の前端のユニバサーサルジョイント(図示せず)が折れ曲がることにより、ステアリングホイール27は支障なくチルトアップすることができる。
【0022】
しかも、図4(A)に示すように、ステアリングコラム24のピボットであるハンガービーム13が、従来のピボット017(図18参照)に比べて車体前方側に位置しているため、コラムカバー33が乗員側に張り出す量を小さくすることができる。その結果、図4(A)に示すように、乗員が乗り降りする際に身体がステアリングホイール27やコラムカバー33と干渉し難くなり、楽な姿勢での乗り降りが可能になる。
【0023】
また、図7に示すウオークスルー型のRV車両では、前列の左右のシート34,35、中央列の左右のシート36,36、後列のシート37(あるいは後部荷室)間で乗員が移動できる通路38が設けられているので、運転席のシート35以外の乗員が運転席のシート35を通って運転席側のドアDdから乗り降りすることができる(図4(B)参照)。このとき、乗員が運転席のシート35を通過する際に身体がステアリングホイール27やコラムカバー33と干渉し難くなり、楽な姿勢での乗り降りが可能になる。
【0024】
その結果、図5(A)に示すように、幅が狭い駐車場で運転席側のドアDdしか開かない場合でも、運転席側のドアDdから運転席以外の乗員が容易に乗り降りすることが可能になって利便性が向上する。それに対して、運転席のシート35を乗員が通過できない場合には、図5(B)に示すように、幅が狭い駐車場でも運転席側のドアDdおよび助手席側のドアDpを両方とも開く必要があり、ドアDd,Dpを大きく開けないために乗り降りが非常に困難になってしまう。
【0025】
また図6(A)に示すように、ステアリングホイール27をチルトアップしたことで形成される空間を利用し、ダッシュボード39からテーブル40を引き出して事務作業を行ったり、図6(B)に示すように、ステアリングホイール27をチルトアップしたことで形成される空間を利用して運転席のシート35を180°回転させることで、中央列のシート36に対面させることもできる。
【0026】
次に、図8および図9に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0027】
第1実施例ではハンガーブラケット14をハンガービーム13に揺動自在に支持しているが、第2実施例ではハンガービーム13に小型の補助ブラケット41を固定し、この補助ブラケット41にピボット42を介してハンガーブラケット14を揺動自在に支持したものである。ピボット42の軸線はハンガービーム13の軸線に対してできるだけ接近しており、かつ両軸線は相互に捩じれの位置にある。従って、ハンガーブラケット14をピボット42まわりに揺動させてステアリングホイール27をチルトアップすると、ステアリングホイール27は前上方に移動しながら左方に移動する。
【0028】
本実施例によっても、チルトアップしたステアリングホイール27と運転席のシート35との間に充分な空間を形成し、乗員の通過や乗り降りを容易に行うことが可能となる。
【0029】
次に、図10および図11に基づいて第1参考例を説明する。
【0030】
第1実施例ではハンガーブラケット14をハンガービーム13に揺動自在に支持し、第2実施例ではハンガーブラケット14をハンガービーム13に固定した補助ブラケット41に揺動自在に支持しているが、第1参考例ではハンガービーム13に溶接した補助ブラケット43にステアリングシャフト26の軸線方向に延びる長孔43a,43aを形成し、ハンガーブラケット14に設けたピン44,44を前記長孔43a,43aに摺動自在に嵌合させている。従って、ピン44,44を長孔43a,43aに沿って前進させることで、ハンガーブラケット14および衝撃吸収機構25と共にステアリングコラム24を前進させ、ステアリングホイール27と運転席のシート35との間に充分な空間を形成して乗員の通過や乗り降りを容易に行うことが可能となる。
【0031】
尚、第1参考例では補助ブラケット43の長孔43a,43aをステアリングシャフト26の軸線方向に形成しているが、その長孔43a,43aを車体前後方向に水平に形成しても良い。
【0032】
次に、図12および図13に基づいて本発明の第2参考例を説明する。
【0033】
第2実施例ではハンガーブラケット14をハンガービーム13に対して前方に移動可能にしているが、第2参考例ではハンガービーム13に溶接した補助ブラケット45の下面に左右方向に固定したレール状のガイド部材46に、ハンガーブラケット14の上面に固定したスライダ47を摺動自在に係合させることで、ハンガーブラケット14を助手席34側に平行移動させるようになっている。
【0034】
この第2参考例によれば、ステアリングホイール27を運転席のシート35および助手席のシート34の間に移動させ、乗員の通過や乗り降りを容易に行うことが可能となる。
【0035】
次に、図14および図15に基づいて本発明の第3実施例を説明する。
【0036】
第2実施例ではハンガーブラケット14をハンガービーム13に対して捩じれの位置にあるピボット42に揺動自在に支持し、ステアリングホイール27を前上方に移動させながら左方に移動させているが、第3実施例ではハンガービーム13に固定した円筒状の補助ブラケット48に鉛直方向に延びるピボット49を介してハンガーブラケット14を支持することで、ハンガーブラケット14を助手席34側に揺動させるようになっている。
【0037】
この第3実施例によっても、ステアリングホイール27を運転席のシート35および助手席のシート34の間に移動させ、乗員の通過や乗り降りを容易に行うことが可能となる。
【0038】
以上説明した第1実施例〜第3実施例において、ステアリングハンドル27を乗員の邪魔にならない位置に移動させる際に、衝撃吸収機構25および第1、第2ステアリングコラム支持ブラケット20,22をハンガーブラケット14と一体に移動させるので、衝撃吸収機構25がハンガーブラケット14と干渉したり、コラムカバー33が運転席のシート35側に突出したりするのを防止し、運転席のシート35の前方に大きな空間を確保することができる。
【0039】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0040】
例えば、実施例ではステアリングハンドル27の回転をステアリングシャフト26を介してステアリングギヤボックスに伝達するシャフト式ステアリング装置について説明したが、本発明はステアリングハンドル27の回転をボーデンケーブル等の撓み易いケーブルを介してステアリングギヤボックスに伝達するケーブル式ステアリング装置についても適用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、ステアリングホイールの位置を調整する位置調整機構が、取付部材をハンガービームを中心に回転させるとともに、ハンガービームよりも車輪側に設けたユニバーサルジョイントにてステアリングシャフトを折り曲げて、取付部材のハンガービームに対する相対位置を調整するので、ステアリングホイールの位置を調整する際にコラムカバーのような部材が運転席のシート側に突出する事態を回避し、ステアリングホイールと運転席のシートとの間に大きな空間を確保して乗員の通過や乗り降りを容易に行うことができる。
【0042】
また請求項2に記載された発明によれば、ステアリングホイールの位置を調整する位置調整機構が、ハンガービームに対して捩じれの位置にある一つのピボットを中心に取付部材を回転させてハンガービームに対する相対位置を調整するので、ステアリングホイールを左右斜め上方あるいは左右方向に揺動させ、ステアリングホイールと運転席のシートとの間に大きな空間を確保して乗員の通過や乗り降りを容易に行うことができる。
【0043】
また請求項3に記載された発明によれば、車両が運転席のシート以外のシートあるいは荷室と運転席のシートとの間に形成された通路を備えているので、その通路を通って運転者が他の場所に移動したり、運転者以外の乗員が運転席のシートを通過して運転席のドアから乗り降りすることが容易になって利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動式ステアリング装置の全体側面図
【図2】 図1の2−2線拡大断面図
【図3】 ステアリングハンドルを移動させた状態を示す図
【図4】 乗員の乗降時の説明図
【図5】 乗員の乗降時の説明図
【図6】 車室内の空間の利用形態の説明図
【図7】 RV車両の車室内の斜視図
【図8】 第2実施例に係る移動式ステアリング装置の全体側面図
【図9】 ステアリングハンドルを移動させた状態を示す図
【図10】 第1参考例に係る移動式ステアリング装置の全体側面図
【図11】 ステアリングハンドルを移動させた状態を示す図
【図12】 第2参考例に係る移動式ステアリング装置の全体側面図
【図13】 ステアリングハンドルを移動させた状態を示す図
【図14】 第3実施例に係る移動式ステアリング装置の全体側面図
【図15】 ステアリングハンドルを移動させた状態を示す図
【図16】 第1の従来例に係るチルト式ステアリング装置の全体側面図
【図17】 第2の従来例に係るチルト式ステアリング装置の全体側面図
【図18】 第2の従来例の作用説明図
【符号の説明】
13 ハンガービーム
14 ハンガーブラケット(位置調整機構)
20 第1ステアリングコラム支持ブラケット(取付部材)
22 第2ステアリングコラム支持ブラケット(取付部材)
24 ステアリングコラム
26 ステアリングシャフト
27 ステアリングホイール
28 ユニバーサルジョイント
34 シート
35 シート
36 シート
37 シート
38 通路
41 補助ブラケット
42 ピボット
48 ピボット
49 補助ブラケット
Claims (3)
- ステアリングホイール(27)を備えたステアリングシャフト(26)を回転自在に支持するステアリングコラム(24)を取付部材(20,22)を介してハンガービーム(13)に支持するとともに、ステアリングホイール(27)の位置を調整する位置調整機構(14)を備えたステアリングコラムの支持構造において、
前記位置調整機構(14)は、取付部材(20,22)をハンガービーム(13)を中心に回転させるとともに、ハンガービーム(13)よりも車輪側に設けたユニバーサルジョイント(28)にてステアリングシャフト(26)を折り曲げて、取付部材(20,22)のハンガービーム(13)に対する相対位置を調整することにより、ステアリングホイール(27)の位置を調整することを特徴とするステアリングコラムの支持構造。 - ステアリングホイール(27)を備え、かつユニバーサルジョイント(28)を介して中間シャフト(26)に連結されたステアリングシャフト(26)を回転自在に支持するステアリングコラム(24)を、車体左右方向に延びるハンガービーム(13)に取付部材(20,22)を介して支持するとともに、ステアリングホイール(27)の位置を調整する位置調整機構(14)を備えたステアリングコラムの支持構造において、
前記位置調整機構(14)は、ハンガービーム(13)に固定した補助ブラケット(41,49)に一つのピボット(42,48)を介して支持されており、取付部材(20,22)を前記ピボット(42,48)を中心に回転させてハンガービーム(13)に対する相対位置を調整することにより、ステアリングホイール(27)の位置を調整するものであり、前記ユニバーサルジョイント(28)は前記ステアリングコラム(24)よりも車輪側に配置され、前記ピボット(42,48)は前記ハンガービーム(13)に対して捩じれの位置にあることを特徴とするステアリングコラムの支持構造。 - 運転席のシート(35)以外のシート(34,36,37)あるいは荷室と運転席のシート(35)との間に形成された通路(38)を備えた車両に適用されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のステアリングコラムの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002359815A JP4035432B2 (ja) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | ステアリングコラムの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002359815A JP4035432B2 (ja) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | ステアリングコラムの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004189109A JP2004189109A (ja) | 2004-07-08 |
JP4035432B2 true JP4035432B2 (ja) | 2008-01-23 |
Family
ID=32759098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002359815A Expired - Fee Related JP4035432B2 (ja) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | ステアリングコラムの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4035432B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5000160B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2012-08-15 | 本田技研工業株式会社 | 車両用操舵装置 |
JP6329581B2 (ja) * | 2016-03-17 | 2018-05-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動車のステアリング装置 |
JP7035958B2 (ja) | 2018-10-29 | 2022-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用乗員保護装置 |
-
2002
- 2002-12-11 JP JP2002359815A patent/JP4035432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004189109A (ja) | 2004-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63173722A (ja) | 車両のオ−プンル−フ構造 | |
JP5328116B2 (ja) | シートフレーム及び車両用シート | |
JP4033499B2 (ja) | 乗用車 | |
US5806824A (en) | Vehicle seat adjuster | |
JP4035432B2 (ja) | ステアリングコラムの支持構造 | |
US5085466A (en) | Automobile steering system equipped with an air bag | |
JPH0635272B2 (ja) | ステアリング支持装置 | |
JP2002053017A (ja) | 自動車のペダル支持構造 | |
JPH01240383A (ja) | 自動車用ステアリングの支持構造 | |
JP4595598B2 (ja) | 自動車の着座姿勢調整装置 | |
JP6734555B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2002293224A (ja) | 自動車におけるブレーキペダル回動制御装置 | |
US20240279960A1 (en) | Adjustable door assembly for vehicle door, ventilation system for off-road vehicle including same, and vehicle | |
JP3491792B2 (ja) | ニーボルスタの保持構造 | |
JP6098420B2 (ja) | 車両の前部車体構造 | |
JP6951266B2 (ja) | ステアリングシャフトの支持構造 | |
JPH1134885A (ja) | ステアリングコラムの支持構造 | |
JPH1178910A (ja) | 自動車のコックピット装置 | |
JP2555758Y2 (ja) | キャブチルト車両のキャブ構造 | |
JP2000108665A (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP2596745Y2 (ja) | クロスビームの取付構造 | |
JP6197903B2 (ja) | 格納式ルーフ付き自動車の後部車体構造 | |
JPH059980Y2 (ja) | ||
JP2000344113A (ja) | 車両のステアリング構造 | |
JP4715225B2 (ja) | ステアリング装置の支持構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070502 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070725 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071029 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |