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JP4031887B2 - エンジンの空燃比制御装置および方法 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置および方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジンの制御装置に関し、特にエンジンの排気管に取り付けられた触媒下流の排気が悪化した場合に、速やかに補正する空燃比制御装置および空燃比制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの排気管にはエンジンから排出されるHC,COを酸化し、NOxを還元するための三元触媒が設けられているのが一般的である。触媒にはPt,Pd,Rh等の貴金属が用いられており、図2に示すように理論空燃比近傍のごく狭い範囲でのみ、HC,CO,NOxをそれぞれ効率よく浄化し得る。これは還元性の成分と酸化性の成分がバランスよく存在する必要があるためだが、理論空燃比近傍における各排気成分の高効率浄化範囲を広める成分として最近の三元触媒にはセリアに代表される助触媒が添加されている。セリア酸素を吸着、吸収又は貯蔵する酸素捕捉物質であり、還元雰囲気すなわち理論空燃比よりリッチの領域で酸素を放出し、酸化雰囲気すなわち理論空燃比よりリーンの領域で酸素を捕捉することで、酸化成分,還元成分がバランスよく存在する領域を広める効果を持つ(図3)。さらに様々な運転条件において、エンジンから排出される排気成分を触媒の高効率浄化範囲に収めるため、排気管に排気中の空燃比を理論空燃比に対して濃淡のみを検出するO2 センサを取り付け、センサ出力に基づいて燃焼室内の空燃比が理論空燃比となるよう燃料噴射量を制御する空燃比フィードバック制御(以下、空燃比F/B制御と略記する。)を行っている。また最近では排気中の空燃比に対してリニアな出力が得られるリニアA/Fセンサを用いた空燃比F/B制御方法も実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の空燃比F/B制御は、触媒上流の空燃比を理論空燃比に制御することを目的としているが、CeO2 (セリア)に捕捉されているO2 量に着目した触媒内雰囲気制御を行うことで、触媒の三元性能をより高められることが知られている。セリアは酸化雰囲気下で(1)〜(2)式で示されるようにNOxを還元あるいはO2 を捕捉し、還元雰囲気下で(3)〜(4)式で示されるようにCOを酸化、あるいはO2 を放出する性質を持つことでHC,CO,NOxを同時に浄化しうる範囲を広げる効果を持つ。
【0004】
Ce23+1/2O2 → 2CeO2 …(1)
Ce23+NO → 2CeO2 +N2 …(2)
2CeO2 → Ce23+1/2O2 …(3)
2CeO2 +CO → Ce23+CO2 …(4)
したがって、触媒上流の空燃比だけでなく、触媒内のCeO2 とCe23の量的バランスを最適に保つことも、浄化性能を高める上では重要である。特開平9−72235 号あるいは特開平10−184426号では触媒内雰囲気に着目して触媒内のセリアの量を制御する方式が提案されている。しかしながら、触媒上流の空燃比をあらゆる運転条件で理論空燃比近傍の高効率浄化範囲に収めることは困難であり、実際には触媒上流空燃比がリーン側あるいはリッチ側に大きくはずれることがあり、セリアの量的バランスも大きく崩れることが頻繁に起こりうる。この場合、速やかに触媒上流空燃比を理論空燃比に戻すことも必要であるが、それと同様に触媒内のセリアの量を目標量に速やかに戻すことも重要となる。触媒の入り口空燃比を理論空燃比に速やかに戻すことは、エンジンアウトの空燃比制御の応答性を高めることで実現される。しかし触媒内のセリアは上述のように触媒内空燃比の応答性を悪化させることがある。すなわち、触媒上流の空燃比がリッチからストイキに変化したとき、触媒内では還元雰囲気が強まるにつれてセリアからO2 が放出され、還元雰囲気が強まるのを妨げる。逆にリーンからストイキに変化したときは、触媒内では酸化雰囲気が強まるにつれてセリアがO2 を吸着又は貯蔵し、酸化雰囲気が強まるのを妨げる。このことは触媒上流の空燃比を変化させた場合、触媒前後の空燃比の変化に位相差があらわれる現象で確認できる。このように触媒上流空燃比をストイキに戻す制御では過渡時におけるセリアの反応を考慮していないため、触媒内空燃比の意味で最適な応答性を実現しているとは必ずしもいえず、排気悪化を速やかに補正することにはならない。
【0005】
本発明では、触媒下流の空燃比が触媒の高効率浄化範囲を逸脱した場合は助触媒であるセリアの効果を考慮して、触媒下流の空燃比の応答性が最速となるよう触媒上流の空燃比を補正することで速やかに排気低減することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
エンジンの排気成分を浄化する三元触媒と、少なくとも触媒下流の空燃比を検出する空燃比検出手段を備え、触媒の上流,下流又は触媒内の空燃比の少なくともいずれか1つに基づくフィードバック制御によりエンジンに供給すべき燃料量あるいは空気量の少なくともいずれかを制御する手段を備え、触媒下流の空燃比検出手段の出力が、HC,CO, NOxのうち少なくともいずれか1つの触媒による浄化率が50%以上となる第1の所定範囲を逸脱した場合であって、触媒下流の空燃比がリッチの場合は、触媒上流の空燃比をHC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの触媒による浄化率が50%以上となる第2の所定範囲に対し、よりリーンに過補正した後に、触媒上流の空燃比を前記第2の所定範囲に制御することを特徴とする空燃比制御装置である。
【0009】
また、エンジンの排気成分を浄化する三元触媒と、少なくとも触媒下流の空燃比を検出し、触媒の上流,下流又は触媒内の空燃比の少なくともいずれか1つに基づくフィードバック制御によりエンジンに供給すべき燃料量あるいは空気量の少なくともいずれかを制御し、検出した触媒下流の空燃比が、HC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの浄化率が50%以上である所定範囲を逸脱した場合であって、触媒下流の空燃比がリッチの場合は、触媒上流の空燃比を触媒の予め定める所定の高効率浄化範囲に対し、よりリーンに過補正した後に、触媒上流の空燃比を前記第2の所定範囲に制御することを特徴とする空燃比制御方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず本願発明の概要につき以下に説明する。例えば、燃料噴射カットあるいはエンジンの運転状態が過渡の時、あるいは燃焼変動等によって触媒上流および触媒下流の空燃比がリーンになった場合について考える。図6は本発明に基づく触媒上流空燃比の補正をリーンからリッチに行った場合の触媒上流空燃比,触媒下流空燃比,触媒下流O2 センサ出力,触媒下流の排気(NOx)それぞれのタイムチャートである。触媒下流の空燃比が触媒の予め定める所定効率浄化範囲,例えば高効率浄化範囲(図6中 濃色部)よりリーンとなったとき、セリアによって放出されるO2 分を考慮して触媒内の反応速度を最大にする空燃比を触媒内に供給する。具体的には理論空燃比よりリッチなガスを触媒内に送り込み触媒内のセリアに捕捉されているO2 をパージし、還元雰囲気を急速に強める。この結果、触媒下流の空燃比の応答速度が向上することになり、リーン時に悪化したNOxを速やかに補正することができる。図7は触媒上流空燃比の補正をリッチからリーンに行った場合の触媒上流空燃比,触媒下流空燃比,触媒下流O2 センサ出力、触媒下流の排気(HC,CO)それぞれのタイムチャートである。リーンからリッチに補正するときと同様に、触媒下流の空燃比が触媒の高効率浄化範囲 (図7中 濃色部)よりリッチとなったとき、理論空燃比よりリーンなガスを触媒内に送り込みセリアにO2 を捕捉させ、触媒内の還元雰囲気を急速に強める。この結果、リッチ時に悪化したHC,COを速やかに補正することができる。過補正の量は触媒内のセリアを十分に反応させるように決める必要がある。セリアの結晶格子径は、耐久温度により増大し、これに伴いO2 の捕捉性能が劣化することが知られている。したがって、過補正の量はセリアの劣化度に応じて決める必要がある。劣化度を推定する方法は特開平5−171924 号他いくつか公知のものがあり、実用レベルである。補正量は触媒劣化度に応じて決めるのがよいが、エンジンの運転条件,触媒温度にも考慮し決めることで制御精度が向上するものである。
【0011】
従来の空燃比F/B制御は高効率浄化範囲内で行うことが望ましいため、その制御量のふれ幅はΔA/F0.2 程度であるのに対して、本制御による補正はむしろ高効率浄化範囲を逸脱するようなダイナミクスで行う方が触媒下流空燃比の応答性の意味では望ましい。また従来方式は触媒上流すなわちエンジンアウトの空燃比を制御することを目的としていたため、制御周期も燃料噴射弁あるいはスロットル弁からセンサまでの伝達特性によってほぼ決まり0.1 〜1[s]程度である。それに対して、本発明による制御周期は触媒前後の空燃比の伝達特性によってほぼ決まりその値は従来方式の制御周期より長くなる。さらに本制御はセリアによる応答性悪化をうち消すように行うので、触媒下流O2 センサの出力が所定範囲に収まらなくとも補正を所定の回数を行った場合はセリアの反応速度を最大にするに十分な酸化性物質あるいは還元性物質を供給したとして以降補正を行わないとする場合もある。以上の点が、従来行われてきた空燃比F/B制御と異なるところでもある。
【0012】
以上のように本発明は触媒下流空燃比が最適領域から逸脱したとき、触媒下流空燃比の応答性が最良となるよう燃料噴射量あるいは空気量を制御することで排気悪化を速やかに補正する方法を提供するものである。応答性を最良とするため触媒内に酸化性物質あるいは還元性物質を理論空燃比相当あるいはセリアの量的バランスが最適となる量より過剰に供給することもあるので収束後はセリアの量的バランスは必ずしも最適になっているとはいえない。したがって触媒下流空燃比が最適領域に収まった後はセリアの量的バランスを最適に保つことが排気浄化上有用であるが、この方法については上述のようにいくつかの方式が提案されている。
【0013】
図9は本発明の一実施例を示すシステム図である。多気筒で構成されるエンジン9において、外部からの空気はエアクリーナ1を通過し、吸気マニホールド6を経て燃焼室内に流入する。流入空気量はスロットル3により主に調節されるが、アイドル時はバイパス用空気通路4に設けられたISCバルブ5によって空気量を調節し、エンジン回転数を制御する。エアフロセンサ2では流入空気量が検出される。クランク角センサ14では、クランク軸の回転角1度毎に信号が出力される。水温センサ13はエンジンの冷却水温度を検出する。エアフロセンサ2,スロットル3に取り付けられた開度センサ16,クランク角センサ14,水温センサ13のそれぞれの信号はコントロールユニット15に送られ、これらセンサ出力からエンジンの運転状態を得て、燃料の基本噴射量,点火時期の主要な操作量が演算される。コントロールユニット15内で演算された燃料噴射量は開弁パルス信号に変換され、燃料噴射弁7に送られる。またコントロールユニット15で演算された点火時期で点火されるよう駆動信号が点火プラグ8に送られる。噴射された燃料は吸気マニホールドからの空気と混合されエンジン9の燃焼室内に流入し混合気を形成する。混合気は点火プラグ8で発生される火花により爆発し、その際発生するエネルギーがエンジンの動力源となる。爆発後の排気は排気マニホールド10を経て触媒11に送り込まれ、ここで排気は浄化され、再び外部へと排出される。A/Fセンサ12はエンジンと触媒の間に取り付けられており、排気中に含まれる酸素濃度に対して線形の出力特性を持っている。排気中の酸素濃度と空燃比の関係はほぼ線形になっており、したがって酸素濃度を検出するA/Fセンサ12により空燃比を求めることが可能となる。また触媒下流にはO2 センサ13が取り付けられており、触媒下流の空燃比を検出可能にしている。コントロールユニット16ではA/Fセンサ12の信号から触媒上流の空燃比を算出し、空燃比に従いエンジン燃焼室内混合気の空燃比が目標空燃比となるよう前述の基本噴射量に逐次補正するF/B制御を行うが、後述するように触媒下流O2 センサ13の出力が所定範囲から逸脱した場合は、同センサの出力が所定範囲内に収まるよう触媒上流空燃比に過補正をかける制御を行う。また、上記A/Fセンサに代えてO2 センサ出力に基づき算出,推定される空燃比を用いることも可能である。
【0014】
図10はコントロールユニット16の内部を示したものである。ECU16内にはA/Fセンサ,O2 センサ,スロットル弁開度センサ,エアフロセンサ,エンジン回転数センサ,水温センサの各センサ出力値が入力され、入力回路21にて雑音除去等の信号処理を行った後、入出力ポート22に送られる。入力ポートの値はRAMに保管され、CPU18内で演算処理される。演算処理の内容を記述した制御プログラムはROM19に予め書き込まれている。制御プログラムに従って演算された各アクチュエータ作動量を表す値はRAMに保管された後、出力ポートに送られる。点火プラグの作動信号は点火出力回路内の一次側コイルの通流時はONとなり、非通流時はOFFとなるON・OFF信号がセットされる。点火時期はONからOFFになる時となる。出力ポートにセットされた点火プラグ用の信号は点火出力回路23で燃焼に必要な十分なエネルギーに増幅され点火プラグに供給される。また燃料噴射弁の駆動信号は開弁時ON,閉弁時OFFとなるON・OFF信号がセットされ、燃料噴射弁駆動回路24で燃料噴射弁を開くに十分なエネルギーに増幅され燃料噴射弁に送られる。
【0015】
次にROM19に書き込まれる本発明の制御方法の内容について示す。図11は制御方法を示したブロック図である。エアフロセンサ2により検出される空気量およびエンジン回転数センサ15により検出される回転数等の各出力値から例えば(5)式で示されるれるような1気筒あたりの基本燃料噴射量を演算する。
TI=K・(QA/(N・CYL)) …(5)
ここに
TI:基本燃料噴射量
K:燃料噴射弁特性係数
QA:空気量
N:回転数
CYL:気筒数
である。
【0016】
次に触媒上流空燃比制御の処理内容について図12を用いて説明する。本制御の目的は触媒11の上流に設けられたA/Fセンサ12の出力に基づいて触媒上流空燃比を目標空燃比となるようF/B制御するものである。まず121においてF/B制御の許可条件が成立しているかの判定を行う。許可条件は例えば、水温が一定値以上になっているか、加速時でないか、センサは活性化しているか、等が考えられる。F/B制御許可条件が成立していない場合はF/B制御補正項をALPHA=1として補正をおこなわないものとする(127)。F/B制御許可条件が成立している場合はA/Fセンサ12の出力から演算された触媒上流空燃比RABFと目標空燃比(TABF+REARHOS )の差DLTABFに基づいてPI制御により補正項ALPHAを演算する。ここに
TABF:目標基本空燃比
REARHOS :触媒下流空燃比制御補正項
である。
【0017】
122でまずDLTABFを演算し、123でDLTABFに比例ゲインKPを乗じた比例補正項LAMPを演算する。次に124でDLTABFに積分ゲインを乗じた値と LAMIzの和を積分補正項LAMIとする。ここにLAMIzは10ms前に演算されたLAMIを指す。次に126で比例分LAMPと積分LAMIに中心値である1を足した値をF/B制御補正項ALPHAとする。以上が触媒上流空燃比補正の処理内容についての説明である。
【0018】
次に触媒下流空燃比補正のブロック図を図13に示す。触媒下流空燃比補正はフィードバック分であるF/B分補正項演算部とフィードフォアート分であるF/F分補正項演算部に分けられる。
【0019】
F/B分補正項演算部の処理内容について図14を用いて説明する。F/B分補正項REARHOS は触媒下流O2 センサ13の値が所定範囲に収まるよう触媒上流空燃比に補正をかける。まず、141で触媒下流F/B制御許可条件が成立しているかの判定を行う。許可条件の具体的内容としては、触媒上流空燃比F/B制御中であるか、O2 センサは活性化しているか等である。触媒下流F/B制御許可条件が成立していなければ触媒下流空燃比F/B分補正項RHOSFB=0とし補正を行わないものとする(147)。触媒下流F/B制御許可条件が成立していれば142で VO2R≧VO2RMAX …(6)が成立しているかどうかを判定する。ここに
VO2R:触媒下流O2 センサ出力値
VO2RMAX :触媒下流O2 センサ出力目標制御範囲最大値
である。もし142の条件が成立していれば触媒下流空燃比がリッチであると判断して、目標触媒上流空燃比をリーンとするためRHOSFB=RHOSFBz+DLL とする(143)。ここにDLLはRHOSFBの変化率を表す。142の条件が成立していないときは144で
VO2R≦VO2RMIN …(7)
が成立しているかどうかを判定する。ここに
VO2RMIN:触媒下流O2 センサ出力目標制御範囲最小値
である。144の条件が成立していれば触媒下流空燃比がリーンであると判断して、目標触媒上流空燃比をリッチとするためRHOSFB=RHOSFBz −DLRとする (145)。ここにDLRはRHOSFBの変化率を表す。144の条件が成立していなければ触媒下流空燃比が所定範囲内にあると判断してRHOSFB=RHOSFBz として更新を行わない(146)。なお、RHOSFBの初期値は0とする。
【0020】
次にF/F分補正項演算部の処理内容について図15を用いて説明する。151でF/F制御の許可条件が成立しているかどうかを判定する。許可条件は例えば触媒下流空燃比F/B制御許可条件が成立しているか等である。F/F制御許可条件が成立していなければ本補正は行わないとしRHOSFF=0とする(156)。F/F制御許可条件が成立していれば152で下式の成立判定を行う。
【0021】
VO2R≧PFFMIN …(8)
ここに
PFFMIN:リッチ側F/F制御開始許可最小値
である。152の条件が成立の場合は触媒下流空燃比を所定範囲に速やかに戻すため、図16に示すダイナミクスで触媒上流の目標空燃比を変更する。図16の処理内容の詳細は後述する。152の条件が不成立の場合は154で下式の成立判定を行う。
【0022】
VO2R≦PFFMAX …(9)
ここに
PFFMAX:リーン側F/F制御開始許可最大値
である。154の条件が成立の場合は触媒上流空燃比を所定範囲に速やかに戻すため、図17に示すダイナミクスで触媒上流の目標空燃比を変更する。図17の処理内容の詳細は後述する。154の条件が不成立の場合はF/F制御を行う状態でないと判断しRHOSFF=0とする(156)。
【0023】
次に図16を用いてリッチ側F/F制御補正項の演算方法を説明する。図15の152の条件が成立した場合、161においてFROKRz=0であるかを判定する。これはリッチ側F/F制御の許可条件が今回初めて成立したかどうかを判定する処理であり、FROKRz=0のときは162でF/F制御補正量初期値であるRFINITRを(10)式に基づいて、リッチ側F/F制御補正量減衰係数GRFFを(11)式に基づいて演算する。
【0024】
RFINITR =F1(age) …(10)
GRFF=F2(age) …(11)
ここに、age は触媒劣化度推定値を表しており、F1はage から一義的に RFINITR が得られる関数を表し、F2はage から一義的にGRFFが得られる関数を表している。F1,F2は触媒劣化度とF/F制御量の初期値および減衰係数の関係を表したテーブルを用いるのもよい。あるいはセリアの反応モデルに基づいたものでもよい。一般に触媒が劣化するとセリアの結晶格子径は大きくなるため、酸素貯蔵能力が減少する。したがって図18に示すようにage が大きくなるとRFINITRの値は小さくなる傾向にある。またGRFFはageが大きくなると小さくなる傾向にある。なお触媒劣化度推定値age の演算方法については特開平5−171924号等いくつかの公知例にて示されているのでここでは省略する。
【0025】
162に求めたリッチ側F/F制御補正量初期値RFINITR をRHOSFFの初期値とする(163)。161においてFROKRz=0でなければ、RHOSFFz に減衰係数GRFFを乗じた値をRHOSFFとする処理を行う(164)。
【0026】
次に図17を用いてリーン側F/F制御補正項の演算方法を説明する。図15の154の条件が成立した場合、171においてFROKLz=0であるかを判定する。これはリーン側F/F制御の許可条件が今回初めて成立したかどうかを判定する処理であり、FROKLz=0のときは172でリーン側F/F制御補正量初期値であるRFINITL を(12)式に基づいて、リーン側F/F制御補正量減衰係数GLFFを(13)式に基づいて演算する。
【0027】
RFINITL=F3(age) …(12)
GLFF=F4(age) …(13)
age とRFINITLの関係を表すF3およびageとGLFFの関係を表すF4はそれぞれ、図20,図21に示している。172に求めたF/F制御補正量初期値RFINITL をRHOSFFの初期値とする(163)。171においてFROKLz=0でなければ、RHOSFFz にリーン側減衰係数GLFFを乗じた値をRHOSFFとする処理を行う(164)。
【0028】
また、F/F制御領域を決めるPFFMIN,PFFMAXは触媒下流O2 センサ出力と排気の関係から、排気が急激に悪化する領域に経験的に決めるのがよい(図22)。
従来方式による空燃比制御による目標空燃比と触媒下流O2 センサ出力を図23,本実施例に基づく空燃比制御を行った場合の目標空燃比と触媒下流O2 センサ出力を図24に示す。触媒下流O2 センサ出力の目標制御領域までの応答速度が図23に比較して図24の方が向上していることがわかる。
【0029】
上述のF1〜F4は触媒劣化度推定値age から一義的に決めるものとしたが、エンジンの運転条件,触媒温度あるいは触媒温度推定値から決めることで、より精度の高い制御が可能であることも付言しておく。また過補正を行うF/F制御はセリアO2 センサの出力が所定範囲に収まらなくとも補正を所定の回数を行った場合は以降補正を行わないとするのもよい。これは従来、行われてきたO2F/B制御と異なるところでもある。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、自動車の走行中に頻繁に発生する触媒前後の空燃比のずれを速やかに補正するので、その際に発生するHC,CO,NOxの悪化を最小限にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を表した図である。
【図2】貴金属のみで構成される場合の触媒の高効率浄化範囲を表した図である。
【図3】助触媒であるセリアが添加された触媒の高効率浄化範囲を表した図である。
【図4】O2 センサの出力特性を表した図である。
【図5】A/Fセンサの出力特性を表した図である。
【図6】本発明に基づく触媒上流空燃比の補正をリーンからリッチに行った場合の触媒上流空燃比,触媒下流空燃比,触媒下流O2センサ出力,触媒下流の排気(NOx)のタイムチャートである。
【図7】本発明に基づく触媒上流空燃比の補正をリッチからリーンに行った場合の触媒上流空燃比,触媒下流空燃比,触媒下流O2 センサ出力,触媒下流の排気(HC,CO)のタイムチャートである。
【図8】触媒の劣化度に応じて触媒入り口空燃比の補正量を変更することを示した図である。
【図9】実施例における適用システム図を示した図である。
【図10】図9におけるコントロールユニットの内部を説明した図である。
【図11】本発明の制御方法を示したブロック図である。
【図12】図11中の触媒上流空燃比制御のフローチャート図である。
【図13】図11中の触媒下流空燃比制御のブロック図である。
【図14】図13中の触媒下流空燃比制御F/B分のフローチャート図である。
【図15】図13中の触媒下流空燃比制御F/F分のフローチャート図である。
【図16】図15中のリッチ時の補正フローチャートである。
【図17】図15中のリーン時の補正フローチャートである。
【図18】触媒劣化度推定値age とF/F制御補正項初期値RFINITR の関係を表した図である。
【図19】触媒劣化度推定値age とF/F制御補正項減衰係数GRFFの関係を表した図である。
【図20】触媒劣化度推定値age とF/F制御補正項初期値RFINITL の関係を表した図である。
【図21】触媒劣化度推定値age とF/F制御補正項減衰係数GLFFの関係を表した図である。
【図22】 RFFMAXとRFFMINの設定値を示した図である。
【図23】本制御の制御なしのときの触媒下流O2 センサ出力を示した図である。
【図24】本発明の制御ありのときの触媒下流O2 センサ出力を示した図である。
【符号の説明】
1…エアクリーナ、2…エアフロセンサ、3…スロットル、4…ISC用バイパスバルブ、5…ISCバルブ、6…吸気マニホールド、7…燃料噴射弁、8…点火プラグ、9…エンジン、10…吸気バルブ、11…触媒、12…A/Fセンサ、13…O2 センサ、14…水温センサ、15…エンジン回転数センサ、16…コントロールユニット、17…スロットル開度センサ、18…コントロールユニット内に実装されるCPU、19…コントロールユニット内に実装されるROM 、20…コントロールユニット内に実装されるRAM、21…コントロールユニット内に実装される各種センサの入力回路、22…各種センサ信号の入力、アクチュエータ動作信号を出力するポート、23…点火プラグに適切なタイミングで駆動信号を出力する点火出力回路、24…燃料噴射弁に適切なパルスを出力する燃料噴射弁駆動回路。

Claims (11)

  1. エンジンの排気成分を浄化する三元触媒と、少なくとも前記三元触媒下流の空燃比を検出する空燃比検出手段を備え、前記三元触媒の上流,下流又は前記三元触媒内の空燃比の少なくともいずれか1つに基づくフィードバック制御によりエンジンに供給すべき燃料量あるいは空気量の少なくともいずれかを制御する手段を備え、
    前記三元触媒下流の空燃比検出手段の出力が、HC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上となる第1の所定範囲を逸脱した場合であって、
    前記三元触媒下流の空燃比がリッチの場合は、前記三元触媒上流の空燃比をHC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上となる第2の所定範囲に対し、よりリーンに過補正した後に、前記三元触媒上流の空燃比を前記第2の所定範囲に制御することを特徴とする空燃比制御装置。
  2. 請求項1記載の空燃比制御装置において、
    前記三元触媒下流の空燃比検出手段の出力が、HC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上となる第1の所定範囲を逸脱した場合であって、
    前記三元触媒下流の空燃比がリーンの場合は、前記三元触媒上流の空燃比をHC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上となる第2の所定範囲に対し、よりリッチに過補正した後に、前記三元触媒上流の空燃比を前記第2の所定範囲に制御することを特徴とする空燃比制御装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の空燃比制御装置において前記三元触媒上流の空燃比の制御操作量を前記三元触媒の劣化度に基づいて演算することを特徴とする空燃比制御装置。
  4. 請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の空燃比制御装置において前記三元触媒上流の空燃比の制御操作量を前記三元触媒の温度あるいは前記三元触媒の温度推定値に基づいて演算することを特徴とする空燃比制御装置。
  5. 請求項1あるいは請求項2に記載の空燃比制御装置において前記三元触媒上流の空燃比の操作量を例えばエンジン冷却水温,回転数,空気量等のエンジンの状態量に基づいて演算することを特徴とする空燃比制御装置。
  6. 請求項3に記載の空燃比制御装置において、前記劣化度は、前記三元触媒の前後あるいは前記三元触媒内に取り付けた空燃比検出手段により検出された信号出力値に基づいて演算することを特徴とする空燃比制御装置。
  7. 請求項1あるいは2に記載の空燃比制御装置において、前記三元触媒下流又は上流の空燃比を制御する手段として燃料量又は燃料噴射弁に供給する燃料噴射パルスを制御することを特徴とする空燃比制御装置。
  8. 請求項1あるいは2に記載の空燃比制御装置において、前記三元触媒下流又は上流の空燃比を制御する手段としてエンジンに流入する空気量を制御することを特徴とする空燃比制御装置。
  9. 請求項8に記載の空燃比制御装置において前記空気量の制御は、電子制御式スロットル弁又は電子制御式スロットル弁を制御する信号の制御を行うことを特徴とする空燃比制御装置。
  10. エンジンの排気成分を浄化する三元触媒と、少なくとも前記三元触媒下流の空燃比を検出し、前記三元触媒の上流,下流又は前記三元触媒内の空燃比の少なくともいずれか1つに基づくフィードバック制御によりエンジンに供給すべき燃料量あるいは空気量の少なくともいずれかを制御し、前記検出した前記三元触媒下流の空燃比が、HC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上である第一の所定範囲を逸脱した場合であって、前記三元触媒下流の空燃比がリッチの場合は、前記三元触媒上流の空燃比をHC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上である第2の所定範囲に対し、よりリーンに過補正した後に、前記三元触媒上流の空燃比を前記第2の所定範囲に制御することを特徴とする空燃比制御方法。
  11. 請求項10記載の空燃比制御方法において、
    前記検出した前記三元触媒下流の空燃比が、HC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上である第1の所定範囲を逸脱した場合であって、前記三元触媒下流の空燃比がリーンの場合は、前記三元触媒上流の空燃比をHC,CO,NOxのうち少なくともいずれか1つの前記三元触媒による浄化率が50%以上である第2の所定範囲に対し、よりリッチに過補正した後に、前記三元触媒上流の空燃比を前記第2の所定範囲に制御することを特徴とする空燃比制御方法。
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