JP2009002170A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内燃機関10の排気通路14には、触媒40の上流側にメイン空燃比センサ42を配置し、触媒40の下流側にサブ酸素センサ44を配置する。そして、メイン空燃比センサ42の出力に応じて空燃比をメインフィードバック制御し、サブ酸素センサ44の出力に応じて空燃比をサブフィードバック制御する。また、内燃機関10の燃料カットを実行し、さらにリッチ制御を実行した後には、空燃比をリッチ側とリーン側に交互に反転させる空燃比ディザ制御を行う。そして、空燃比ディザ制御の実行中には、このディザ制御との干渉を避けるために、サブフィードバック制御の動作を停止または抑制する。
【選択図】図2
Description
前記触媒の上流側に配置されたメイン排気ガスセンサと、
前記触媒の下流側に配置されたサブ排気ガスセンサと、
内燃機関の空燃比が目標空燃比と一致するように、前記メイン排気ガスセンサの出力に応じて空燃比のメインフィードバック制御を行うメインフィードバック手段と、
前記サブ排気ガスセンサの出力に応じて前記メインフィードバック制御を補完するサブフィードバック制御を行うサブフィードバック手段と、
内燃機関の燃料カットが実行された後に、前記触媒に流入する排気ガスの空燃比を一時的に理論空燃比よりもリッチ側に設定するリッチ制御を行うリッチ制御手段と、
前記リッチ制御が実行された後に、前記排気ガスの空燃比を所定の実行時間にわたってリッチ側とリーン側に交互に反転させる空燃比振動制御を行う空燃比振動手段と、
前記空燃比振動制御が実行されているときに、前記サブフィードバック制御の動作を抑制するサブフィードバック抑制手段と、
を備えることを特徴とする。
前記リッチ制御が終了した時点から前記吸入空気量を積算することにより前記リッチ制御後の積算空気量を算出する空気量積算手段とを備え、
前記空燃比振動制御の実行時間は、前記リッチ制御後の積算空気量に応じて可変に設定する構成としている。
[実施の形態1の構成]
以下、図1ないし図4を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。本実施の形態は、車両に動力源として搭載される内燃機関10を備えている。そして、内燃機関10には、吸入空気が気筒内に向けて流入する吸気通路12と、気筒内で生じた排気ガスが流出する排気通路14とが設けられている。また、吸気通路12には、吸入空気量GAを検出する空気量検出手段としてのエアフローメータ16と、このエアフローメータ16の下流側に位置する電子制御式のスロットル弁18とが設けられている。
まず、空燃比フィードバック制御では、メイン空燃比センサ42の出力を用いるメインフィードバック制御と、サブ酸素センサ44の出力を用いるサブフィードバック制御とを組み合わせて行う。これにより、内燃機関10の空燃比を、目標空燃比に対して高い精度で一致させることができる。
evabyf=evafbse+evafsfb
リッチ制御では、触媒40の内部を還元状態に移行させるために、内燃機関10の目標空燃比を理論空燃比よりもリッチ側に設定する。なお、リッチ制御の実行中は、サブフィードバック制御を停止または抑制することが好ましい。
以下、図2中に点線で示す比較例を参照しつつ、リッチ制御の実行後に生じる問題点について説明する。なお、この比較例は、本実施の形態による空燃比制御の作用効果を判り易くするために、本実施の形態に対する比較対象として予め説明するものである。
上述した比較例のような問題を解決するために、本実施の形態では、リッチ制御が終了してから所定の実行時間Tが経過するまでの間、空燃比ディザ制御(空燃比振動制御)を実行する構成としている。この空燃比ディザ制御とは、触媒前空燃比を、理論空燃比よりもリッチ側とリーン側に交互に反転(振動)させるものである。
また、空燃比ディザ制御の実行中には、メインフィードバック制御によって触媒前空燃比を目標空燃比に合わせる一方で、サブフィードバック制御は強制的に停止させる構成としている。即ち、ディザ制御中にサブフィードバック制御が行われると、サブフィードバック制御は、内燃機関10の空燃比をディザ制御と逆向きに補正しようと制御する。つまり、サブフィードバック制御は、実際の空燃比がリッチ側に偏っていればこれをリーン側に補正しようと動作し、空燃比がリーン側に偏っていればこれをリッチ側に補正しようと動作する。
図3は、本実施の形態のシステム動作を実現するために、ECU50が実行するルーチンのフローチャートである。なお、図3に示すルーチンは、内燃機関10の運転中において、一定の時間毎に繰返し実行されるものである。
次に、図4を参照しつつ、本発明の実施の形態2について説明する。ここで、本実施の形態のシステムは、前記実施の形態1と同様に、図1に示すシステム構成を採用している。また、本実施の形態では、実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図4は、本実施の形態のシステム動作を実現するために、ECU50が実行するルーチンのフローチャートである。このフローチャートでは、ステップ130のみが実施の形態1と異なり、他のステップは実施の形態1と同様に構成されている。
12 吸気通路
14 排気通路
16 エアフローメータ(空気量検出手段)
18 スロットル弁
20 スロットルモータ
22 スロットルポジションセンサ
24 アクセルペダル
26 アクセルポジションセンサ
28 燃料噴射弁
30 吸気弁
32 点火プラグ
34 排気弁
36 クランク軸
38 クランク角センサ
40 触媒
42 メイン空燃比センサ(メイン排気ガスセンサ)
44 サブ酸素センサ(サブ排気ガスセンサ)
50 ECU
T 実行時間
Gt 積算空気量
Claims (5)
- 内燃機関の排気ガスを浄化する触媒と、
前記触媒の上流側に配置されたメイン排気ガスセンサと、
前記触媒の下流側に配置されたサブ排気ガスセンサと、
内燃機関の空燃比が目標空燃比と一致するように、前記メイン排気ガスセンサの出力に応じて空燃比のメインフィードバック制御を行うメインフィードバック手段と、
前記サブ排気ガスセンサの出力に応じて前記メインフィードバック制御を補完するサブフィードバック制御を行うサブフィードバック手段と、
内燃機関の燃料カットが実行された後に、前記触媒に流入する排気ガスの空燃比を一時的に理論空燃比よりもリッチ側に設定するリッチ制御を行うリッチ制御手段と、
前記リッチ制御が実行された後に、前記排気ガスの空燃比を所定の実行時間にわたってリッチ側とリーン側に交互に反転させる空燃比振動制御を行う空燃比振動手段と、
前記空燃比振動制御が実行されているときに、前記サブフィードバック制御の動作を抑制するサブフィードバック抑制手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。 - 前記サブフィードバック抑制手段は、前記サブフィードバック制御を停止させる構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記サブフィードバック抑制手段は、前記サブフィードバック制御の制御ゲインを当該制御の作用が弱くなるように設定する構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
- 内燃機関の吸入空気量を検出する空気量検出手段と、
前記リッチ制御が終了した時点から前記吸入空気量を積算することにより前記リッチ制御後の積算空気量を算出する空気量積算手段とを備え、
前記空燃比振動制御の実行時間は、前記リッチ制御後の積算空気量に応じて可変に設定する構成としてなる請求項1,2または3に記載の内燃機関の空燃比制御装置。 - 前記空燃比振動手段は、前記目標空燃比をリッチ側とリーン側とに周期的に変化させる構成としてなる請求項1ないし4の何れか1項に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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- 2007-06-19 JP JP2007161507A patent/JP2009002170A/ja active Pending
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