JP4025010B2 - 車両用ラジエータコアサポート構造及びその成形用金型 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用ラジエータコアサポート構造及びその成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
車体の最前部を形成するラジエータコアサポートは、それぞれ車幅方向に沿って延びるラジエータコアサポートアッパとラジエータコアサポートロアを上下に備え、これらラジエータコアサポートアッパとラジエータコアサポートロアの車幅方向略中央部同士を、上下方向に延びるフードロックステーで結合した基本構造になっている。
【0003】
この種のラジエータコアサポートは、前述の構成部品が全て金属製で、それらの構成部品を溶接等によって組立てる段階において、ねじれ変形や、寸法誤差が生じ易く、組立後に、車体本体への組付作業が困難になる場合がある。
【0004】
そこで、このような、ねじれ変形や、組立寸法誤差を回避するために、ラジエータコアサポートの少なくともフードロックステーを樹脂で形成したハイブリッド構造にして、ねじれ変形や組立寸法誤差が発生する原因をなくしてしまうことが考えられる。しかも、樹脂部分と金属部分との一体性を高めるために、金属で形成されるラジエータコアサポートアッパ等を開断面にして、その内部に、例えば特許第2931605号で知られているような樹脂補強部を、ラジエータコアサポートアッパ等に沿って一体的に形成する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように、金属製のラジエータコアサポートアッパ等の開断面内に樹脂補強部を張りめぐらす構造にしても、あくまでも、樹脂補強部が、ラジエータコアサポートアッパ等の片側(開断面の開いた側)だけに形成された状態であるため、樹脂補強部に対して金属から剥離する方向に大きな荷重が加わると、その部分において金属との一体性がなくなるおそれがある。
【0006】
特に、金属部分に樹脂補強部を張りめぐらすハイブリッド型は、樹脂部分において各種ブラケット類も同時に形成して、部品の統合化を図れるメリットがあるにもかかわらず、このようなブラケット類を形成すると、ブラケットから樹脂補強部に対して剥離方向に荷重が加わり易いため、せっかくのメリットも発揮しにくい。
【0007】
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、樹脂補強部の剥離に関する問題を解決した新たなハイブリッド型の車両用ラジエータコアサポート構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、それぞれ車幅方向に沿って延びるラジエータコアサポートアッパとラジエータコアサポートロアを上下に備え、該ラジエータコアサポートアッパとラジエータコアサポートロアの車幅方向略中央部同士を上下方向に延びるフードロックステーで結合した車両用ラジエータコアサポート構造において、
前記ラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方を金属で且つ後側に開いた開断面で形成し、
フードロックステーをラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方と一緒に金型内で射出成形された樹脂で形成し、
該フードロックステーの上端部又は下端部の少なくとも一方の閉断面内側に車幅方向に延びる樹脂補強部を形成し、
該樹脂補強部と連続し、前記ラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方の開断面外周を取り囲む樹脂回込部を形成し、
該樹脂回込部のラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方における上面部又は下面部に対応する部分に、上面部又は下面部の表面の一部を露出させる露出部が形成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載の露出部が形成された樹脂回込部から前側へ向けてフロントグリルを取付けるための支持片が突出形成されていることを特徴としている。
【0010】
請求項3の発明にあっては、請求項1又は請求項2に記載のラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方の樹脂回込部に対応する位置に貫通孔状のアンカ部を形成し、該アンカ部を介して、樹脂回込部がラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方を貫通していることを特徴としている。
【0011】
請求項4の発明にあっては、請求項1〜3に記載のラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方における樹脂補強部が、開断面の上下面部の間において交互に向きを変えながら車幅方向へ連続する複数の斜めリブであることを特徴としている。
【0012】
請求項5の発明にあっては、請求項4に記載の斜めリブの端部の一部に、型抜き用エジェクタピンの突当部を形成したことを特徴としている。
【0013】
請求項6の発明にあっては、請求項1〜5に記載のラジエータコアサポートアッパが金属製で、ラジエータコアサポートアッパの車幅方向略中央部に、金属製のフードロック取付部が、ラジエータコアサポートアッパとは一体又は別体で形成されていることを特徴としている。
【0014】
請求項7の発明にあっては、請求項6に記載のフードロック取付部の下端に折曲部が形成され、該折曲部が樹脂製のフードロックステーの上端部内に埋設されていることを特徴としている。
【0015】
請求項8の発明にあっては、請求項1〜7に記載のラジエータコアサポートロアが金属製で、ラジエータコアサポートロアの左右両端部に、フロントサイドメンバの前端部と結合する金属製のサイド部が、ラジエータコアサポートロアとは一体又は別体で形成されていることを特徴としている。
【0016】
請求項9の発明にあっては、請求項8に記載の左右のサイド部の車幅方向内側に、サイド部の内側縁と、ラジエータコアサポートアッパと、ラジエータコアサポートロアとを結合する樹脂製のピラー部が、それぞれ樹脂補強部から一体的に連続形成されていることを特徴としている。
【0017】
請求項10の発明にあっては、請求項8又は請求項9に記載のラジエータコアサポートアッパの左右両側に、該ラジエータコアサポートアッパの左右両端部と、サイド部との間を結合するランプ取付部が、それぞれ樹脂補強部から一体的に連続形成されていることを特徴としている。
【0018】
請求項11の発明にあっては、請求項1に記載されたラジエータコアサポートアッパ又はラジエータコアサポートロアの少なくとも一方と一緒に、フードロックステーを射出成形する金型であって、
固定型と、固定型に対して一定の方向で移動する可動型と、可動型と交差する方向に移動するスライド型を備え、該スライド型に露出部に対応する形状の凸部を形成したことを特徴としている。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ラジエータコアサポートアッパ等の開断面内に形成した樹脂補強部の一部に、ラジエータコアサポートアッパ等の断面周囲を取り囲む樹脂回込部を形成したため、樹脂補強部がラジエータコアサポートアッパ等から剥離しにくくなる。更に、樹脂回込部を形成したため、脱型時に、金型とラジエータコアサポートアッパ、又はラジエータコアサポートロアとが直接接触することを防止できるため、ラジエータコアサポートアッパ、又はラジエータコアサポートロアの表面に塗装された防錆塗装が剥離することが防止できる。
【0020】
また、このように金属部分の断面周囲を取り囲む樹脂回込部を射出成形で形成する場合、本来ならば、その樹脂回込部に相当する金属板部分が、金型内において、どの部分にも接触しない不安定なフリー状態となるため、樹脂を射出する際の樹脂圧により、金属板部分が樹脂の流れ方向に変形して、樹脂回込部の肉厚が不均一になるおそれがあるが、本発明によれば、樹脂回込部に金属板部分の一部を露出させる露出部を形成したため、その露出部に相当する部分の金型が金属板部分に当たり、樹脂圧による変形を防止する。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果で説明したように、樹脂回込部の肉厚が均一で金属部分との一体性が高いため、この樹脂回込部にフロントグリルを取付けるための支持片を突出形成しても強度的に問題ない。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加えて、樹脂回込部がアンカ部を介してラジエータコアサポートアッパ等を貫通しているため、樹脂補強部とラジエータコアサポートアッパ等との一体性が増す。
【0023】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の発明の効果に加えて、樹脂補強部として、ラジエータコアサポートアッパ等の開断面内に複数の斜めリブが形成されているため、軽量で且つ剛性の高いラジエータコアサポートアッパ等が得られる。
【0024】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の発明の効果に加えて、斜めリブに突当部を形成して、斜めリブを直接エジェクタピンにより押し出すため、斜めリブが破損して金型内に残ってしまうことはない。従って、製品の歩留まりと、金型のメンテナンス性が向上する。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5の発明の効果に加えて、ラジエータコアサポートアッパの車幅方向略中央部に、金属製のフードロック取付部が形成されているため、フードロック取付部の剛性が高く、ここに取付けられるフードロック機構の係合力が向上し、車両走行時におけるエンジンフードのバタツキが防止される。
【0026】
請求項7に記載の発明によれば、請求項6の発明の効果に加えて、フードロック取付部の下端に形成された折曲部が、樹脂製のフードロックステーの上端部内に埋設されているため、フードロック取付部に加わる下向きの荷重を、確実にフードロックステーに伝達することができる。
【0027】
請求項8に記載の発明によれば、請求項1〜7の発明の効果に加えて、ラジエータコアサポートロアの左右両端部に形成した金属製のサイド部により、ラジエータコアサポートと、フロントサイドメンバとを強固に結合することができる。
【0028】
請求項9に記載の発明によれば、請求項8の発明の効果に加えて、上下のラジエータコアサポートアッパとラジエータコアサポートロアとがピラー部により結合されているため、上下方向での荷重をフードロックステーだけでなく、ピラー部を介しても伝達することができ、上下方向荷重に対する剛性が向上する。また、このピラー部はサイド部の内側縁にも結合されているため、サイド部周辺におけるねじれ剛性も向上する。
【0029】
請求項10に記載の発明によれば、請求項8又は請求項9の発明の効果に加えて、ラジエータコアサポートアッパの左右両端部と、サイド部との間を、ランプ取付部により結合することができるため、ラジエータコアサポート全体のねじれ剛性が向上する。
【0030】
請求項11に記載の発明によれば、請求項1の発明のフードロックステー等を射出成形する金型に、スライド型を備え、そのスライド型に形成した露出部に対応する形状の凸部により、金型内において金属板部分を押さえて変形を防止することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【0032】
図1及び図2において、1はラジエータコアサポートを示し、2は車体前部構造を示している。ラジエータコアサポート1は、単体で車体前部構造2に取付けられるのではなく、図2に示すように、ラジエータコアサポート1に対して、予め、バンパ3、バンパステー4、ランプ5、パワステオイルクーラーチューブ6、コンデンサ7、ラジエータ8、ファンシュラウド9等を組み付けたモジュールとして、車体前部構造2に取付けられる。
【0033】
車体前部構造2としては、エンジンルームEの左右両側に、閉断面をした一対のフロントサイドメンバ10が前後方向に沿って形成されている。フロントサイドメンバ10の外側位置には、上方にフードリッジパネル11が形成され、その外側にはフードリッジレインフォース12が接合され、両者により閉断面を形成している。
【0034】
ラジエータコアサポート1の構造としては、図3に示すように、基本的に、それぞれ車幅方向に沿って延びるラジエータコアサポートアッパ13とラジエータコアサポートロア14を上下に備え、これらラジエータコアサポートアッパ13とラジエータコアサポートロア14の車幅方向中央部同士を、上下方向に延びるフードロックステー15で結合した構造になっている。このラジエータコアサポート1には、金属で出来ている部分(図3中の白い部分)と、樹脂で出来ている部分(図3中の網かけ部分)がある。
【0035】
図4は、金属で出来ている部分だけを示している。すなわち、ラジエータコアサポートアッパ13と、ラジエータコアサポートアッパ13の中央部に溶接されるフードロック取付部16と、ラジエータコアサポートロア14と、ラジエータコアサポートロア14の両端部に溶接されるサイド部17が各々金属製で、それ以外は樹脂製である。フードロック取付部16は別物がラジエータコアサポートアッパ13に取付けられた状態になっているが、ラジエータコアサポートアッパ13と一体で形成されていてもよい。また、サイド部17も同様で、ラジエータコアサポートロア14と一体で形成されていてもよい。
【0036】
ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14は、両方とも後側に開いた断面ハット状の開断面形状を呈している。これらのラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14は、それぞれフードロック取付部16やサイド部17も取付けた状態で、後述する金型18内に形成されたキャビティー空間内にセットされ、樹脂を射出して成形する。
【0037】
まず最初に、射出成形により製造されたラジエータコアサポート1自体の構造を先に説明し、その後に、ラジエータコアサポート1の樹脂部分を金型18により射出成形する工程を説明する。
【0038】
射出成形された樹脂により、フードロックステー15と、サイド部17の内側縁を含んだ状態で上下のラジエータコアサポートアッパ13とラジエータコアサポートロア14とを結合するピラー部19と、サイド部17とラジエータコアサポートアッパ13の両端部との間を結合するランプ取付部20が、主に形成される。そして、左右のピラー部19とフードロックステー15の間に、2つのラジエータ開口35が形成されている。
【0039】
更に、射出された樹脂により形成されるのは、前述のように大きく外部に現れる部分だけでなく、ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14の開断面の裏側に張りめぐらされる複数の斜めリブ(樹脂補強部)21、22のようなものもある。この斜めリブ21、22は、フードロックステー15の上端部及び下端部から、ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14の開断面内に入り込み、開断面の上下面部の間において交互に向きを変えながら車幅方向へ向けて、それぞれの車幅方向両端部に達する位置まで連続して形成される。斜めリブ21、22の中央位置には突当部23が形成されている。この突当部23は、金型18による射出成形時に使用されるもので後述する。
【0040】
このような斜めリブ21、22を、ラジエータコアサポートアッパ13とラジエータコアサポートロア14の内部に張りめぐらしたため、金属部分と樹脂部分の一体性が高まると共に、軽量で且つ剛性の高いラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14が得られる。
【0041】
この斜めリブ21、22は、上下両方とも、図7に示すラジエータコアサポートロア14の例のように、ラジエータコアサポートロア14の長手方向に対して45°の角度で形成されている。この角度が、ラジエータコアサポートロア14等の座屈強度及びねじり剛性を高める上において最も有効である。
【0042】
また、上下のラジエータコアサポートアッパ13とラジエータコアサポートロア14がピラー部19により結合されているため、上下方向での荷重をフードロックステー15だけでなく、ピラー部19を介しても伝達することができ、上下方向荷重に対する剛性が向上する。また、このピラー部19はサイド部17の内側縁にも結合されているため、上下と横の三方がピラー部19により結合された状態となり、サイド部17周辺におけるねじれ剛性も向上する。
【0043】
更に、ラジエータコアサポートアッパ13の左右両端部と、サイド部17との間を、複雑な三次元形状をしたランプ取付部20で埋めるように結合しているため、ラジエータコアサポート1全体のねじれ剛性が更に向上する。
【0044】
また、フードロックステー15の一般部は、図5及び図6に示されるように、後側に開口した断面コ字形の開断面を呈しているが、下端部ではその前面部が後側へ傾斜してラジエータコアサポートロア14の後端部に結合されている。これは、ラジエータコアサポートロア14が断面ハット形で、このラジエータコアサポートロア14を後述する金型18の固定型36と可動型37で挟む必要があるため、フードロックステー15の下端部の断面形状を変化させたものである。このため、フードロックステー15の下端部では、断面変化に対する剛性低下を阻止するために、一般部とは逆に前向きのフランジ25を左右両端に形成している。
【0045】
このフードロックステー15の上端部に対応したラジエータコアサポートアッパ13の車幅方向中央部には、金属製のフードロック取付部16が形成されているため、フードロック取付部16の剛性が高く、図示されていないが、ここに取付けられるフードロック機構の、エンジンフードのストライカに対する係合力が向上し、車両走行時におけるエンジンフードのバタツキが防止される。
【0046】
更に、このフードロック取付部16の下端には、図6に示されるように折曲部26が形成され、その折曲部26が樹脂製のフードロックステー15の上端部内に埋設されている。従って、図示せぬエンジンフードを閉める際に、フードロック取付部16に加わる下向きの荷重を、確実にフードロックステー15に伝達することができる。
【0047】
そして、ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14は、裏側の開断面内部に斜めリブ21、22が形成されているだけでなく、ラジエータコアサポートアッパ13には4箇所、ラジエータコアサポートロア14にはフードロックステー15の下端部も含めて5箇所の樹脂回込部27、28、29(図8・図9・図10参照)が形成されている。この樹脂回込部27、28、29は、裏側の斜めリブ21、22から表側にも樹脂が回り込んで形成されたもので、ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14の開断面外周を取り囲んでいる。
【0048】
ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14の裏側に形成された斜めリブ21、22の一部が表側に回り込んで樹脂回込部27、28、29を形成しているため、金属部分と樹脂部分の一体性が更に高まる。なお、図8に示すように、ラジエータコアサポートアッパ13又はラジエータコアサポートロア14の両端フランジ部に樹脂貫通孔を穿設することにより金属部分と樹脂部分の一体性が更に高まる。更に、そのラジエータコアサポートアッパ13又はラジエータコアサポートロア14の両端フランジ部端面に半円等の切欠き部を設けるか、又はフランジ部端面をそのフランジ面と異なる方向に変形することによっても、金属部分と樹脂部分の一体性が高まる。
【0049】
更に、フードロックステー15からラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14の開断面に斜めリブ21、22を張りめぐらしたため、前述のような樹脂回込部27、28、29を形成できると共に、必要な箇所に樹脂部分と一体的なブラケット類を形成することができる。例えば、ラジエータコアサポートアッパ13の4つの樹脂回込部27には、ラジエータコアサポート1の前側に取付けられるフロントグリル39を取付けるための支持片31が前側へ突出した状態で形成されている。支持片31には、フロントグリル39をクリップ40で取付けるための先端孔41と、ラジエータコアサポートアッパ13の上面部を長円状に露出させる露出部42が形成されている。
【0050】
また、ラジエータコアサポートロア14に形成された右側の樹脂回込部29に対応する斜めリブ22からは、パワステオイルクーラーチューブ6を弾性支持する支持片32が形成され、その左には別の支持片33が形成され、その右のピラー部19にも更に別の支持片34が形成されている。
【0051】
この樹脂回込部27、28、29が形成された部分のラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14における開断面底部には、それぞれ貫通孔状のアンカ部30(図8参照)が形成されている。従って、樹脂回込部27、28、29はこのアンカ部30を介してラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14を貫通した状態になり、樹脂回込部27、28、29のラジエータコアサポートアッパ13やラジエータコアサポートロア14に対する取付剛性を高めている。また、このアンカ部30は、斜めリブ21、22の中央に形成された突当部23や、パワステオイルクーラーチューブ6用の支持片32や、フロントグリル39用の支持片31とも合致しており、アンカ部30に対応する突当部23や支持片31、32の剛性も高めている。
【0052】
次に、以上のような構造をしたラジエータコアサポート1等を金型18により射出成形する工程を、図12〜図17及び図18に基づいて説明する。図12〜図17は、フロントグリル39用の支持片31に対応する位置の金型18の断面を示している。図18はラジエータコアサポートロア14の樹脂回込部29に対応する位置の金型18の拡大断面を示している。
【0053】
金型18は、図12に示されるように、固定型36と、固定型36に対して水平方向で移動する可動型37と、可動型37と交差する方向に移動するスライド型38を備えている。スライド型38は、固定型36に設けられた油圧カップリング装置43のシリンダ44に対して相対移動自在に取付けられ、スプリング45により固定型36から離反する方向に付勢されている。
【0054】
これら固定型36、可動型37、スライド型38の間に、フードロックステー15等の樹脂部分を射出成形するキャビティー空間が形成される。スライド型38に露出部42に対応する形状の凸部38aが形成されている。
【0055】
まず、油圧カップリング装置43のシリンダ44を後退させて、スライド型38を固定型36に合わせる(図13)。次に、ラジエータコアサポート1の金属部分であるラジエータコアサポートアッパ13等をセットする(図14)。このとき、固定型36へのラジエータコアサポートアッパ13の位置決め手段としては、ラジエータコアサポートアッパ13に穿設された位置決め孔に固定型36に突設された位置決めピンを挿通させることが考えられるが、更に、同時又は別途、固定型36側にラジエータコアサポートアッパ13を吸着し固定型36内の所定位置にガタなく保持するためのマグネット(図示せず)を設けてもよい。なお、このマグネットはスプリングを介して固定型36の型面に出没移動可能に設けておくとよい。そして、可動型37を固定型36及びスライド型38に合わせる(図15)。可動型37を固定型36及びスライド型38に合わせた後に、キャビティー空間内に樹脂を射出成形する(図16)。この時に、スライド型38の凸部38aがラジエータコアサポートアッパ13の上面部を押さえているため、射出成形時に樹脂圧により、ラジエータコアサポートアッパ13の上面部が変形しない。
【0056】
すなわち、本来ならば、支持片31が形成されている部分は樹脂回込部27のため、金型18内において、どの部分にも接触しない不安定なフリー状態となるところであるが、露出部42に相当する部分の凸部38aが当たり、樹脂圧によるラジエータコアサポートアッパ13の上面部の変形を防止する。
【0057】
キャビティー空間内に樹脂を射出成形した後、油圧カップリング装置43のシリンダ44を前進させる(図17)。そして、可動型37を開けば、スプリング45によりスライド型38も同時に片開きする(図12の状態に戻る)。
【0058】
そして、ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14内の斜めリブ21、22を型抜きする部分を代表して、ラジエータコアサポートロア14を図18を示す。
【0059】
図18に示すラジエータコアサポートロア14では、ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14における各斜めリブ22の中央位置に形成された突当部23は、斜めリブ22の厚さよりも大きい径の円柱形状をしており、後端面は平坦である。この突当部23は射出成形された斜めリブ22を金型18から抜くために、エジェクタピン24により押される。金型18から抜く際に破損しやすい薄い斜めリブ22も、その中央部に形成された突当部23を押すことにより、金型18から抜く際の破損を防止することができる。
【0060】
つまり、開断面の上下両端をエジェクタピン24で押すと、ラジエータコアサポートロア14等のの開断面が開き方向に変形し、斜めリブ22の両端部が破損するおそれがあり、開断面底部の金属部分をエジェクタピン24により直接押すと、その金属部分が変形するおそれがあるが、本実施形態のように、斜めリブ22に突当部23を形成して、この突当部23を介して、エジェクタピン24により斜めリブ22を直接押し出すことにより、斜めリブ22の型抜き時における破損(型内に残った状態)を回避することができる。
【0061】
以上のように金型18樹脂部分が射出成形されたラジエータコアサポート1は、前述のようにラジエータ8等が組付けられてモジュール化された後、図1に示すように、ラジエータコアサポートロア14の左右両側に溶接された金属製のサイド部17が、車体前部構造2におけるフロントサイドメンバ10の前端に取付けられると共に、ラジエータコアサポートアッパ13の左右両端が、車体前部構造2におけるフードリッジパネル11の図示せぬ前端部に取付けられる。
【0062】
この実施形態のラジエータコアサポート1は、前述のように、ラジエータコアサポートアッパ13とラジエータコアサポートロア14を結合するフードロックステー15が、それらと一緒に金型18内で成形された樹脂で形成され、この樹脂製のフードロックステー15部分により、ねじれ変形や組立寸法誤差が発生する原因がなくなるたため、前述のような車体前部構造2への取付作業も容易になる。
【0063】
特に、フードロックステー15の下端部に、樹脂回込部28を形成したことにより、本実施形態のようにフードロックステー15を樹脂製にしても、ラジエータコアサポートロア14との結合部の剛性が向上し、フードロックステー15からラジエータコアサポートロア14に加わる下向きの衝撃に耐え得ることができる。
【0064】
また、フロントサイドメンバ10に取付けられるサイド部17を金属で形成したため、ラジエータコアサポート1と、フロントサイドメンバ10とを強固に結合することができる。
【0065】
そして、ラジエータコアサポートアッパ13及びラジエータコアサポートロア14も金属で形成したため、ラジエータコアサポート1の全体剛性が向上し、車体の音振性能や、操縦安定性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラジエータコアサポートと車体前部構造を示す斜視図。
【図2】ラジエータコアサポートとモジュール化される部品を示す斜視図。
【図3】樹脂部分を網掛けで示したラジエータコアサポートの斜視図。
【図4】ラジエータコアサポートの金属部分だけを示した斜視図。
【図5】図3中矢示DA方向から見たフードロックステーの後側部分を示す斜視図。
【図6】図5中矢示SA−SA線に沿うフードロックステーの断面図。
【図7】図5中矢示DB方向から見たラジエータコアサポートロアにおける斜めリブを示す側面図。
【図8】図5中矢示SB−SB線のように斜めリブに沿った方向で示したラジエータコアサポートロアの断面図。
【図9】図3中矢示SC−SC線に沿うラジエータコアサポートアッパの断面図。
【図10】図3中矢示SD−SD線に沿うラジエータコアサポートロアの断面図。
【図11】フロントグリル及びその支持片を示す断面図。
【図12】金型の型開き状態を示す断面図。
【図13】金型のスライド型を合わせた状態を示す断面図。
【図14】金型にラジエータコアサポートアッパ等をセットした状態を示す断面図。
【図15】金型の型閉め状態を示す断面図。
【図16】金型のキャビティー空間に樹脂を射出成形した状態を示す断面図。
【図17】型閉め状態から油圧カップリング装置のシリンダを前進させた状態を示す断面図。
【図18】金型からエジェクタピンにより斜めリブの突当部を押し出している状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ラジエータコアサポート
2 車体前部構造
3 バンパ
4 バンパステー
5 ランプ
6 パワステオイルクーラーチューブ
7 コンデンサ
8 ラジエータ
9 ファンシュラウド
10 フロントサイドメンバ
11 フードリッジパネル
12 フードリッジレインフォース
13 ラジエータコアサポートアッパ
14 ラジエータコアサポートロア
15 フードロックステー
16 フードロック取付部
17 サイド部
18 金型
19 ピラー部
20 ランプ取付部
21、22 斜めリブ(樹脂補強部)
23 突当部
24 エジェクタピン
25 前向きのフランジ
26 折曲部
27、28、29 樹脂回込部
30 アンカ部
31 支持片(フロントグリル)
32、33、34 支持片(パワステオイルクーラーチューブ)
35 ラジエータ開口
36 固定型
37 可動型
38 スライド型
38a 凸部
42 露出部
43 油圧カップリング装置
44 シリンダ
45 スプリング
E エンジンルーム
Claims (11)
- それぞれ車幅方向に沿って延びるラジエータコアサポートアッパ(13)とラジエータコアサポートロア(14)を上下に備え、該ラジエータコアサポートアッパ(13)とラジエータコアサポートロア(14)の車幅方向略中央部同士を上下方向に延びるフードロックステー(15)で結合した車両用ラジエータコアサポート構造において、
前記ラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方を金属で且つ後側に開いた開断面で形成し、
フードロックステー(15)をラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方と一緒に金型(18)内で射出成形された樹脂で形成し、
該フードロックステー(15)の上端部又は下端部の少なくとも一方の閉断面内側に車幅方向に延びる樹脂補強部(21、22)を形成し、
該樹脂補強部(21、22)と連続し、前記ラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方の開断面外周を取り囲む樹脂回込部(27、28、29)を形成し、
該樹脂回込部(27)のラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方における上面部又は下面部に対応する部分に、上面部又は下面部の表面の一部を露出させる露出部(42)が形成されていることを特徴とする車両用ラジエータコアサポート構造。 - 露出部(42)が形成された樹脂回込部(27)から前側へ向けてフロントグリル(39)を取付けるための支持片(31)が突出形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- ラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方の樹脂回込部(27、28、29)に対応する位置に貫通孔状のアンカ部(30)を形成し、該アンカ部(30)を介して、樹脂回込部(27、28、29)がラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方を貫通していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- ラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方における樹脂補強部(21、22)が、開断面の上下面部の間において交互に向きを変えながら車幅方向へ連続する複数の斜めリブであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- 斜めリブ(21、22)の端部の一部に、型抜き用エジェクタピン(24)の突当部(23)を形成したことを特徴とする請求項4に記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- ラジエータコアサポートアッパ(13)が金属製で、ラジエータコアサポートアッパ(13)の車幅方向略中央部に、金属製のフードロック取付部(16)が、ラジエータコアサポートアッパ(13)とは一体又は別体で形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- フードロック取付部(16)の下端に折曲部(26)が形成され、該折曲部(26)が樹脂製のフードロックステー(15)の上端部内に埋設されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- ラジエータコアサポートロア(14)が金属製で、ラジエータコアサポートロア(14)の左右両端部に、フロントサイドメンバ(10)の前端部と結合する金属製のサイド部(17)が、ラジエータコアサポートロア(14)とは一体又は別体で形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- 左右のサイド部(17)の車幅方向内側に、サイド部(17)の内側縁と、ラジエータコアサポートアッパ(13)と、ラジエータコアサポートロア(14)とを結合する樹脂製のピラー部(19)が、それぞれ樹脂補強部(21、22)から一体的に連続形成されていることを特徴とする請求項8に記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- ラジエータコアサポートアッパ(13)の左右両側に、該ラジエータコアサポートアッパ(13)の左右両端部と、サイド部(17)との間を結合するランプ取付部(20)が、それぞれ樹脂補強部(21、22)から一体的に連続形成されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の車両用ラジエータコアサポート構造。
- 請求項1に記載されたラジエータコアサポートアッパ(13)又はラジエータコアサポートロア(14)の少なくとも一方と一緒に、フードロックステー(15)を射出成形する金型であって、
固定型(36)と、固定型(36)に対して一定の方向で移動する可動型(37)と、可動型(37)と交差する方向に移動するスライド型(38)を備え、該スライド型(38)に露出部(42)に対応する形状の凸部(38a)を形成したことを特徴とする金型。
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