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JP4013842B2 - 炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP4013842B2 JP2003176777A JP2003176777A JP4013842B2 JP 4013842 B2 JP4013842 B2 JP 4013842B2 JP 2003176777 A JP2003176777 A JP 2003176777A JP 2003176777 A JP2003176777 A JP 2003176777A JP 4013842 B2 JP4013842 B2 JP 4013842B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭化珪素半導体への低抵抗のオーミック・コンタクトを形成する熱処理を含む炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、炭化珪素(以下SiCと記す)の熱的、化学的に安定な性質を利用した半導体素子の研究が盛んに行われている。炭化珪素半導体の結晶は六方晶のα型と、立方晶のβ型に大別され、2H,3C,4H,6H,15R等多くの多形が存在する。また、SiCはワイドバンドギャップ半導体のひとつであり、4Hタイプでは禁制帯幅が3.26eVでありシリコンの約3倍大きく、このため電気的な耐圧特性に優れ、電力制御用素子等への応用が期待されている。
【0003】
一方、エネルギーバンドギャップが大きいために生じる製造プロセス上の課題がある。その一つにオーミック・コンタクトの形成がある。現在、良好なオーミック・コンタクトの形成プロセスは、コンタクトメタルをSiC表面に蒸着してそのままオーミック・コンタクトを得る所謂室温コンタクト法と、蒸着後に熱処理を施してSiCとの界面反応層を形成する方法(Post Deposition Annealing法、以下PDA法と記す)に大別されている。
【0004】
SiCデバイスの特徴である高温環境下での安定動作や、素子の微細化を進めるにあたって、コンタクトホールの開口にドライエッチングによる加工技術を活用すること、ならびに現在のところ熱処理を用いない室温コンタクト法ではp型SiCに対して良好なオーミック特性が得られないことなどを考慮すると、デバイスプロセスにおけるオーミック・コンタクトの形成には、PDA法を用いることで設計・製造マージンを広げられるという利点がある。
【0005】
このような特徴を有するSiCを使用した従来の半導体装置としては、例えば以下に示す文献(特許文献1参照)に記載されものが知られており、炭化珪素基板と金属電極とをオーミック・コンタクトさせる製造方法の技術としては、例えば以下に示す文献(特許文献2参照)に記載されたものが知られている。
【0006】
PDA法によるオーミック・コンタクトの形成で用いられる金属材料として代表的なものとしては、Ni,Ti,Pdなどがある。Niは900〜1000℃の熱処理でSiCとの金属間化合物(シリサイド)を形成してn型SiCに対して良好なオーミック・コンタクトが得られだけでなく、p型SiCに対してもオーミック性を示す。このため、SiCで作られるMOSFET,MESFET,JFETなどの素子形成に広く用いられている。
【0007】
超低損失スイッチングデバイスとして期待されているSiC縦型MOSFETに適用した例としては、例えば以下に示す文献(非特許文献1参照)に記載されたものが知られている。この文献に記載されたSiC縦型MOSFETは、ソース、pウェルコンタクト用材料としてNiを用いて、コンタクト・アニール温度を900℃として熱処理することによってオーミック・コンタクトを形成する方法が示されている。
【0008】
また、ゲート酸化膜の形成には、一酸化窒素ガス(NOガス)を用い、反転型チャネルで高い電子移動度を得ている。ゲート電極には、シリコン半導体の製造プロセスでも広く用いられているリンを高濃度にドープしたPolySi(ポリシリコン)が用いられている。これにより、良好なMOSFETの静特性が得られることが示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−022137号公報
【0010】
【特許文献2】
特開2002−289555号公報
【0011】
【非特許文献1】
R.Schorner et al.,Applied Physics Letters,Volume 80,Number 22,2002
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の炭化珪素半導体装置を製造するにあたって、以下に示す問題を招いていた。
【0013】
図8(a)ならびに同図(b)は、SiC−MOSFETと同一基板上に形成したMOSキャパシタの断面構造を示す図である。図8(a)において、高濃度n型のSiC基板80上には、1×1016cm−3程度の不純物濃度を持つn型エピタキシャル層81が10μm程度の厚さに形成されている。n型エピタキシャル層81の表面には、シリコン酸化膜からなるゲート酸化膜82が50nm程度の厚さに、フィールド酸化膜83が600nm程度の厚さにそれぞれ所定の位置に形成されている。ゲート酸化膜82からフィールド酸化膜83上にかけては、ゲート電位を制御するための高濃度n型ポリシリコン膜が350nm程度の厚さにLPCVD法によって蒸着され、フォトリソグラフィならびにエッチングによりパターニングされてゲート電極84が形成されている。さらに、ゲート電極84の上には、ゲート電極84を被覆するように厚い層間絶縁膜85が形成されている。
【0014】
ポリシリコンのゲート電極84に配線引出用のオーミック・コンタクトを形成するには、まずゲート酸化膜82の直上の350nm厚のゲート電極84に対向する層間絶縁膜85を、ソース、pウェルコンタクトと同時に開口してコンタクトホール86aを形成する。その後、ソース、pウェルコンタクトと同じコンタクトメタル材、例えばNiをコンタクトホール86aのゲート電極84に蒸着形成し、Ar雰囲気中で1000℃程度で、2分間程度の熱処理を加え、コンタクトメタル材のNiとゲート電極84のポリシリコンとの反応層87aを形成する。この時、図示していないが、同一のSiC基板80上に形成されたMOSFETのソース、pウェルコンタクト上にも、NiとSiCとの反応層が形成される。
【0015】
最後に、Niとポリシリコンとの反応層87a、ならびに層間絶縁膜85上に、MOSキャパシタの一方の電極となる引き出し電極88を例えばAlで形成し、さらにMOSキャパシタの他方の電極89をSiC基板80の裏面に形成し、MOSキャパシタが完成する。
【0016】
一方、同図(b)に示す構成では、層間絶縁膜85を形成するまでの工程は、同図(a)と同様であるが、コンタクトホール86bを、同図(a)に示すようにゲート酸化膜82の直上ではなく、同図(b)に示すように、フィールド酸化膜83上に延伸されたポリシリコンのゲート電極84上の層間絶縁膜85を開口して形成し、形成されたコンタクトホール86bにコンタクトメタル材のNiとゲート電極84のポリシリコンとの反応層87bを形成している。
【0017】
図8(a)、同図(b)に示すMOSキャパシタのC(容量)−V(電圧)特性、あるいはI(電流)−V(電圧)特性を調べたところ、同図(a)ではゲート電極84とSiC基板80との間で大きなリーク電流が観測され、ショートモードでのゲート酸化膜82の絶縁耐圧不良が発生した。一方、同図(b)に示す構成のMOSキャパシタでは、同様のリーク電流は観測されず、ゲート酸化膜82の絶縁耐圧不良は発生しなかった。
【0018】
このような現象は次のように説明できる。
【0019】
350nm程度の厚さのポリシリコンのゲート電極84上に蒸着形成されたオーミック・コンタクト用の金属であるNiは、1000℃程度で、2分間程度のコンタクト・アニール処理によってポリシリコン中を熱拡散する。1000℃程度におけるシリコン中のNiの拡散定数(D)を2×10−9cm/秒程度とすると、2分間の熱処理でシリコン中を拡散する拡散長√Dtは約4.9μm程度となる。
【0020】
これにより、ポリシリコン表面に蒸着されていたNiは、容易にポリシリコン/シリコン酸化膜(ゲート酸化膜82)の界面に到達する。ポリシリコン/シリコン酸化膜界面に到達したNiは、熱処理後の冷却過程で金属間化合物(シリサイド)を形成して析出する。このとき析出したシリサイドは、シリコン酸化膜に食い込んで局所的にシリコン酸化膜を薄膜化する。このため、薄膜化した部分のシリコン酸化膜の実効的な電界が増大し、シリコン酸化膜の耐圧が低下すると考えられる。析出物がシリコン酸化膜を突き破るほど析出が激しい場合には、ピンホールによるリーク不良となる。
【0021】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、SiCに対するオーミック・コンタクトの形成にともなうゲート絶縁膜の耐圧低下を防止した炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の課題を解決する手段は、炭化珪素半導体を基体として炭化珪素半導体装置を製造する炭化珪素半導体装置の製造方法において、前記炭化珪素半導体の一表面上に、第1の絶縁膜を選択的に形成する第1の工程と、前記炭化珪素半導体の一表面上に、ゲート絶縁膜を選択的に形成する第2の工程と、前記第1の工程で形成された第1の絶縁膜上、ならびに前記第2の工程で形成されたゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第3の工程と、前記ゲート電極の表面を選択的に第2の絶縁膜で被覆する第4の工程と、全面に層間絶縁膜を形成し、前記第2の絶縁膜上の前記層間絶縁膜、ならびに前記炭化珪素半導体にオーミック・コンタクトを形成するオーミック・コンタクト形成領域上の前記層間絶縁膜を選択的に除去する第の工程と、前記第の工程で前記層間絶縁膜を選択的に除去した、前記第2の絶縁膜上ならびに前記オーミック・コンタクト形成領域上に、第1の金属膜を形成する第の工程と、前記オーミック・コンタクト形成領域上に形成された第1の金属膜と前記炭化珪素半導体とを反応させて、金属間化合物を形成する第7の工程と、前記ゲート電極上に形成された前記第2の絶縁膜ならびに前記第1の金属膜を選択的に除去するの工程と、前記ゲート電極上ならびに前記金属間化合物上に、第2の金属膜を選択的に形成する第の工程とを有することを特徴とする。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、炭化珪素半導体とのオーミック・コンタクトに用いる金属が拡散することによるゲート絶縁膜における絶縁耐圧の低下を防止し、高信頼性の炭化珪素半導体装置を製造することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0025】
図1、図2、図3ならびに図4は本発明の第1の実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。以下に説明するこの第1の実施形態の製造方法は、本発明をSiCの縦型MOSFETに適用した一実施形態である。
【0026】
まず、図1(a)において、高濃度n型のSiC基板1上に、低濃度n型のエピタキシャル層2を形成する。SiC結晶は多くの多形があるが、2H,4H,6H,3C,15Rなどいずれの多形を用いても構わない。また、SiC基板1表面の面方位についても例えば4Hタイプで多くの研究がなされており、(0001)、(000−1)、(11−20)、(03−38)など何れを用いても以下同様の構成により製造が可能である。
【0027】
次に、図1(b)において、エピタキシャル層2上に、リン、窒素などのイオン注入によって高濃度n型領城であるソース領域5と、Al、ボロンなどのイオン注入によってp型領域であるpウェル領域3と、pウェル領域3の表面濃度を高くしオーミック・コンタクトを得られやすくするための高濃度p型領域(p型のpウェルコンタクト)4をそれぞれ形成する。これらのイオン注入は、導入する不純物が電気的に活性化し易いようにSiC基板1を500〜1000℃程度の高温状態で行うことが一般的である。
【0028】
このような所謂高温イオン注入によって所定の領域に不純物を導入後、概ね1500〜1800℃程度の温度範囲でアニール処理を行い、導入した不純物を電気的に活性化させる。アニール処理の時間、雰囲気などの条件は、アニール装置の形態による依存性が大きいが、例えばランプによる急速高温アニール(RTA)処理の場合には、不純物の活性化、エピタキシャル層2の表面の荒れなどを考慮して、1〜10分間程度、Arガス中で行う。
【0029】
図1(b)には示していないが、高温熱酸化によりエピタキシャル層2の表面上に10〜50nm程度の厚さの熱酸化膜を成長させ、一旦これをHF溶液等でエッチング除去する。この工程を行うことにより、エピタキシャル層2の表面を清浄に露出することができる。なお、ここで形成される熱酸化膜は一般的に犠牲酸化膜と呼ばれ、良質なゲート酸化膜の形成やSiCと金属との良好なオーミック・コンタクト形成には極めて重要なプロセスであり広くその効用が認められている。なお、犠牲酸化工程は、その効果と製造上の作り易さなどを勘案して、ゲート酸化膜形成の直前で行ってもよい。
【0030】
次に、図1(c)において、エピタキシャル層2の表面上に常圧CVD法により厚いシリコン酸化膜を形成し、所定の領域をフォトリソグラフィ、エッチングによって除去し、フィールド酸化膜6となる領域を形成する。なお、厚いシリコン酸化膜は熱酸化法で形成してもよいが、SiCの結晶面方位によって酸化速度が大きく異なるため、適宜選択すればよい。
【0031】
例えば熱酸化法によるドライ酸素酸化の場合には、4H−SiCでは(0001)面よりも(000−1)面の酸化速度は概ね10倍の酸化速度となるので、(000−1)面上に厚い酸化膜を形成する場合には、熱酸化法を用いてもよい。なおこの場合には、熱酸化によってSiC基板1上に形成されるソース領域5、pウェルコンタクト領域4、pウェル領域3が酸化種の侵入によって接合深さが浅くなったり、消失しないように酸化条件を決める必要がある。
【0032】
また、フィールド酸化膜6がゲート絶縁膜と同質の材料である場合には、本発明が従来技術の問題点とした、図5に示すような温度特性を有する拡散係数の金属原子における拡散に起因するゲート絶縁膜の絶縁耐圧不良が発生しないようにするために、ゲート絶縁膜の膜厚以上の膜厚が必要であることは言うまでもない。また、厚いフィールド酸化膜6をシリコン酸化膜で形成する場合には、概ね0.3〜1.0μm程度の膜厚が用いられる。
【0033】
次に、図2(d)において、高温熱酸化雰囲気中でフィールド酸化膜6の領域以外の露出した表面を酸化し、MOS構造のゲート酸化膜7を形成する。MOS構造のゲート酸化膜の形成方法は多くの手法が研究、開発されている。また、この酸化方法については、結晶の面方位によっても最適な温度、雰囲気、アニール等の条件が異なるとされているので、適宜最適なプロセス条件を選択する。例えば、4H−SiCの(0001)面については、NOガスを用いた酸化あるいはアニール方法が提案されている。
【0034】
次に、図2(e)において、ゲート酸化膜7が形成された後、SiCの表面に多結晶シリコンを350nm程度の厚さとなるように減圧CVD法によりデポジションする。多結晶シリコンはゲート電極として用いるので低抵抗であることが必要である。このため、減圧CVD法によるデポジション中にリン、ボロンなどの不純物元素を含むガスを混合するか、もしくは多結晶シリコンのデポジション後に液体拡散法、スピンコート法にアニールを加えた方法などの手法によって同様にリン、ボロンなどの不純物を高濃度に導入する。
【0035】
その後、フォトリソグラフィを行い、ドライエッチングによって多結晶シリコンをパターニングして、フィールド酸化膜6ならびにゲート酸化膜7上にゲート電極8を形成する。同図(e)では、ゲート酸化膜7上の多結晶シリコンとフィールド酸化膜上の多結晶シリコンとに分離して記載しているが、同図(e)ではオーミック・コンタクトに関する説明を中心にしているので省略している部分がある。実際には、これらの多結晶シリコンは一体の構造であり電気的に同一電位である。すなわち、同図(e)中では、フィールド酸化膜6上のゲート電極8とゲート酸化膜7上のゲート電極8は、別々に記載されているが、同図(e)はあくまで断面図であるための記載であり、例えばチャネル領域の形状を円形、六角形、四角形などの多角形として電気的に繋がった一体のゲート電極8としている。
【0036】
続いて、多結晶シリコンのエッチングによって露出したゲート酸化膜7を、フィールド酸化膜6が著しく後退しないように希フッ酸溶液などの精密に調整されたウェットエッチングにより除去する。
【0037】
次に、図2(f)に示すように、パターニングされた多結晶シリコンの表面を選択的にシリコン酸化膜9で被覆する。シリコン酸化膜9の形成方法としては、通常のCVD法では先にエッチングにより露出させたSiCの表面にもデポジションされてしまうので熱酸化法が好ましい。また、熱酸化法においても、SiCと多結晶シリコンとの酸化速度の差が大きいほど望ましい。
【0038】
一般的な反応管による熱酸化の酸化速度は温度と雰囲気に依存する。温度に関しては、SiCはシリコンに比べて酸化の活性化エネルギーが大きく、低温では殆ど酸化しない。発明者らの実験によれば、例えば4H−SiC(0001)面をドライ酸素酸化では1100℃、420分程度の酸化処理ではせいぜい30nm程度の厚さの熱酸化膜しか成長しない。一方、同一条件でシリコン単結晶基板を酸化すると約600nm程度酸化するので、20倍の酸化速度比となる。
【0039】
更に、酸化雰囲気中の水蒸気分圧(PH2O) が高い条件では、SiCとシリコンの酸化速度比は更に増大する。図6は発明者らが実施した、熱酸化法の一つである超純水を直接反応間内部に導入するHO 直接酸化法による、SiC上およびシリコン上酸化膜厚の酸化雰囲気中の水蒸気分圧依存性を示している。図6において、水蒸気分圧を1.0にすれば、1100℃程度の酸化温度でもSiC上の酸化速度は非常に小さくなる。一方、シリコン上の酸化膜は厚く形成されるので、SiCの酸化速度比はほぼ無限大に近く大きくすることができる。
【0040】
これらの実験事実から、低温で水蒸気分圧が高い雰囲気中での酸化を行うことで、多結晶シリコンの表面にのみ選択的に酸化膜を成長させることが可能となる。
【0041】
多結晶シリコン上のシリコン酸化膜9は、ゲート電極8上のコンタクトホールの形成において、SiC上へのオーミック・コンタクト材である金属薄膜を多結晶シリコンに接触させないための役割があり、また最終的に除去してしまうので10〜200nm程度の膜厚があればよい。
【0042】
次に、図3(g)において、常圧CVD法、プラズマCVD法などの300〜400℃程度の比較的低温で成膜可能な方法により、表面を被覆するように厚い層間絶縁膜10を形成する。ここで、ゲート電極8上に形成される層間絶縁膜10の厚さは、少なくともSiCにオーミック・コンタクトを形成するオーミック・コンタクト形成領域上に形成される層間絶縁膜10の厚さより相対的に厚く形成される。ゲート電極8上に形成される層間絶縁膜10を、オーミック・コンタクト形成領域上に形成される層間絶縁膜10の厚さよりも厚く形成する方法としては、SiCの表面よりゲート電極8の表面の方が熱酸化による酸化速度が大きい熱酸化条件を用いることにより形成される。
【0043】
この層間絶縁膜10としては、例えばリン、ボロンを数モル%含んだ所謂PSG膜、BPSG膜などを用いることができる。これによりゲート電極8とソース電極(図示せず)とを電気的に絶縁分離できる。
【0044】
次に、図3(h)に示すように、SiC基板1上に形成されているn型のソース領域5ならびに高濃度p型領域4と、フィールド酸化膜6上に延伸されたゲート電極8への引き出し電極の形成のためのコンタクトホールを開口するために、フォトリソグラフィにより所定の位置に選択的にフォトレジストパターン11を形成する。
【0045】
続いて、ドライエッチングあるいはウエットエッチングにより、SiC基板1上の露出された層間絶縁膜10が完全に除去されるようにエッチングを行い、コンタクトホールを形成する。この時、フィールド酸化膜6上のゲート電極8を形成するポリシリコン上にはシリコン酸化膜9が形成されているので、ソース領域5、高濃度p型領域4上の層間絶縁膜10が除去された場合であっても、ゲート電極8上に開口されたコンタクトホールの底部には薄いシリコン酸化膜9が残る。勿論、過剰にエッチングを加えればゲート電極8上のシリコン酸化膜9も除去されてしまうので、層間絶縁膜10の膜厚を勘案してエッチング条件が決められる。
【0046】
次に、電子ビーム蒸着、スパッタリング法などにより第1の金属膜12としてNi,Ti,Pd,Pt,Nb,W,Hf,V,Ta,Fe,Mo,Co,Zrなどの金属を単体もしくは適宜組み合わせ、あるいはこれらの金属のシリサイド膜を50〜300nm程度の厚さに蒸着する。蒸着する金属材料は、n型/p型SiCに対してそれぞれオーミック・コンタクトが得られる金属材料を選択する。例えばNiでは、蒸着後800〜1000℃程度の温度でアニールすることによりシリサイドを形成し、n型SiCに対して10−6Ω・cm 台程度の良好なオーミック・コンタクトが得られる。さらに、p型SiCに対しても
10−3Ω・cm台程度のオーミック・コンタクトが得られる。これにより、一度の蒸着でn,p型領域同時にオーミック・コンタクトの形成が可能となる。
【0047】
この第1の実施形態では、n型のソース領域5、高濃度p型領域4に対して同一の金属で同一コンタクトホール内でオーミック・コンタクトを形成する構成としている。しかし、それぞれの領域に対して個別にコンタクトホールをフォトリソグラフィ、エッチングによって開口形成し、p型、n型に対してオーミック・コンタクトの抵抗値が最も低くなるように異なる金属を用いてもよい。また、前記金属材料にAl,Bなどの元素を適宜混合し、特にp型SiCに対して低低抗となる薄膜構造としてもよい。
【0048】
第1の金属膜12は、SiC上のフォトレジストパターン11上、ソース領域5ならびに高濃度p型領域4上のコンタクトホールの底部、ゲート電極8上のコンタクトホールの底部に蒸着される。ソース領域5ならびに高濃度p型領域4上のコンタクトホールの底部の第1の金属膜12は、直接SiC表面に接するが、ゲート電極8のコンタクトホールの底部に蒸着された第1の金属膜12は、シリコン酸化膜9上に蒸着され、ゲート電極8を形成するポリシリコンとは接しない。
【0049】
次に、図3(i)において、アセトンなどのフォトレジスト材を溶解する溶剤中に浸し、フォトレジストパターン11ならびにフォトレジストパターン11上の第1の金属膜12を除去し、所謂リフトオフ法によってコンタクトホール底部のみに第1の金属膜12を残す。フォトレジストパターン11を溶解する際に、溶液に超音波を印加すれば効果的に余分な金属膜を除去することができる。
【0050】
この時、使用するフォトレジストの種類や製造方法、層間絶縁膜10のエッチング方法などによって、コンタクトホールの形状が変わるのでSiC上のコンタクトホールだけでなく、ゲート電極8上のコンタクトホールの内部にも第1の金属膜12が残ってしまう場合がある。その場合には、以下のような方法によりSiCに直接接した第1の金属膜12のみをSiC上に残すことができる。
【0051】
次に、図4(i−1)を参照して、上記第1の方法を説明する。この方法は、フッ酸濃度を調整した希フッ酸溶液、もしくはバッファードフッ酸溶液などにより、第1の金属膜12とゲート電極8との間に挟まれている薄いシリコン酸化膜9をエッチングすることによりNiなどの第1の金属膜12をリフトオフさせて選択的に除去する。この方法おいては、フッ酸溶液によって著しくエッチングされないNiなどの金属を用いている場合に特に有効である。また、先のフォトレジストパターン11のリフトオフプロセス前に行えば、層間絶縁膜10の損傷をより少なくすることができる。
【0052】
図4(i−1)において、まず熱処理(PDA)を行い、第1の金属膜12とSiCとの金属間化合物13を形成する。Niを第1の金属膜12として用いた場合には、例えば先に述べたようなアニール条件で熱処理(PDA)を行えば、SiCとの金属間化合物13が形成できる。
【0053】
続いて、フッ酸濃度を調整した希フッ酸溶液、バッファードフッ酸溶液などによりゲート電極8上に残った薄いシリコン酸化膜9を除去する。この時、層間絶縁膜10、SiC上に開口したコンタクトホール内に形成された第1の金属膜12、あるいは第1の金属とSiCとの金属間化合物13もフッ酸溶液に晒されるが、比較的低温で短時間の処理を行えば他の領域に損傷を与えることなくゲート電極8上のシリコン酸化膜9を除去することが可能である。
【0054】
一回のフォトリソグラフィ工程によって形成したコンタクトホールにおいて、上述した第1の方法によりSiC上のコンタクトホールの内部にのみ、SiCとのオーミック・コンタクトが得られる金属間化合物13を形成した金属層を選択的に形成することができる。
【0055】
次に、図4(j)において、SiCに対してオーミック・コンタクトを得るための金属間化合物13をSiC上のコンタクトホール内部に選択的に形成し、ゲート電極8上のコンタクトホールではゲート電極8の表面を露出させた後、第2の金属膜をEB、スパッタリング法などの方法で蒸着する。第2の金属膜としては、ゲート電極材ならびに金属間化合物13の双方に対して低抵抗のコンタクトが得られることが必要である。また、第2の金属膜は引出し電極としての役割があり、層間絶縁膜10との接着性が高い例えばAlなどの金属が望ましい。さらに、第2の金属膜は複数の異なる元素からなる合金膜、あるいは積層構造を有する金属層でもよい。例えばTi/Al,Ti/Al/Wなどでもよい。
【0056】
続いて、第2の金属膜をフォトリソグラフィ、エッチングによってパターニングして、ゲート電極8に接合したゲート電極パッド14と、金属間化合物13に接合したソース電極パッド15とを形成する。
【0057】
最後に、製造工程途中で形成された余分な酸化膜、CVD膜などをエッチングもしくは研削処理などによって適宜除去した後、SiC基板1の裏面に、SiC基板1である高濃度n型のSiCに良好なオーミック・コンタクトを形成できる金属膜を蒸着し、ドレイン電極16をSiC基板1の裏面に形成し、縦型MOSFETが完成する。
【0058】
上記第1の実施形態においては、第1の金属膜12をSiCとのオーミック・コンタクト形成領域にのみオーミックコンタクト用の第1の金属膜12を形成するようにしているので、SiCへの低抵抗のオーミック・コンタクトを形成する際に行われる高温熱処理によって、オーミック・コンタクトに用いる第1の金属膜12の金属材料原子がゲート電極8中を熱拡散し、ゲート絶縁膜の絶縁耐圧が低下することを防止することができる。これにより、高い信頼性を有する炭化珪素半導体装置のMOSFET素子を提供することができる。
【0059】
また、上記第1の実施形態においては、ゲート電極8の材料として多結晶シリコンを用いる構成としたため、高温のアニール処理を行うことなく金属とのオーミック・コンタクトを容易に形成できる。
【0060】
さらに、上記第1の実施形態においては、ゲート電極8上の層間絶縁膜10をSiC上よりも相対的に厚く形成する方法として、ゲート電極8の形成後に、SiC表面よりゲート電極8の表面の方が熱酸化による酸化速度が大きい熱酸化条件を用いることにより、高精度にゲート電極8上の層間絶縁膜10をSiC上よりも相対的に厚く形成することが可能となる。これにより、SiCとゲート電極8とのオーミック・コンタクトを異種の金属材料を用いることが可能となる。
【0061】
また、上記第1の実施形態においては、SiCと金属とのオーミック・コンタクトの形成にあたって、オーミック・コンタクトを形成する第1の金属膜12を蒸着後高温熱処理を行いその後第2の金属膜によってゲート電極8へのオーミック・コンタクトの形成と第1の金属膜に対するオーミック・コンタクトの形成を行うようにしているので、SiCへの低抵抗のオーミック・コンタクトを形成する際に行われる高温熱処理によって、オーミック・コンタクトに用いる第1の金属膜12の金属材料原子がゲート電極8中を熱拡散し、ゲート絶縁膜の絶縁耐圧が低下することを防止することができる。
【0062】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0063】
図7は本発明の第2の実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。この第2の実施形態は、先の第1の実施形態に対して、図3(i)においてSiCに直接接した第1の金属膜12のみを、SiCとの金属間化合物13という形でSiC上に残す第2の方法の実施形態であり、その特徴とするところは、SiC上に形成されたコンタクトホール及びゲート電極8上に形成されたコンタクトホール内に第1の金属膜12が蒸着形成された状態で、高温の熱処理を行うことにある。他の工程は、先の第1の実施形態と同様である。
【0064】
図7において、図3(i)に示す工程が終了した後、フォトレジストパターン11のリフトオフプロセスによりコンタクトホール内部にのみ第1の金属膜12が形成されており、層間絶縁膜10上には第1の金属膜12は残存していない。SiC上の第1の金属膜12は、高温の熱処理によってSiCとの間で金属間化合物13を形成する。ゲート電極8上のコンタクトホール内でシリコン酸化膜9上に形成された第1の金属膜12は金属間化合物を形成できず、第1の金属膜12の形態を維持する。
【0065】
例えば、Niは900〜1000℃、1〜10分程度の熱処理でSiCと反応し、ニッケルシリサイド(例えばNiSi)を形成するが、シリコン酸化膜9と接するNiは金属間化合物を形成する反応は起こらない。ニッケルシリサイドは硫酸、りん酸、硝酸溶液にはエッチングされないが、フッ酸を含む溶液にはエッチングされる。一方、Niは例えば硝酸とアセトンとの混合液などによりエッチングされる。従って、一旦Niをエッチングするエッチング液によってゲート電極8上のコンタクトホール内部のNiのみをエッチングして除去する。続いて、ゲート電極8上のコンタクトホール底部に残っている薄いシリコン酸化膜9を希フッ酸溶液でエッチングしゲート電極8の表面を露出させる。なお、希フッ酸溶液によるニッケルシリサイドとシリコン酸化膜のエッチング速度比は大きい程よい。
【0066】
このような第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができ、かつSiC上に直接接した第1の金属膜を、金属間化合物13としてSiC上に残すことができる。
【0067】
なお、上記実施形態においては、n型のSiC基板を用いた実施形態を説明したが、素子の種類によりp型のSiC基板を用いた場合には、勿論p型SiCに対してオーミック・コンタクトを形成するのに適当な金属材料、工法が用いられるのは言うまでもない。
【0068】
また、上記実施形態においては、縦型MOSFETを一例に説明したが、MOSFETのドレイン領域を、ソース領域ならびにゲート電極と同一の基板表面に形成する横型のMOSFETにも適用できる。さらに、所謂パワー素子だけでなくMOS構造を有するセンサーなどであっても上述した製造方法は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。
【図5】金属原子におけるシリコン中の拡散係数の温度特性を示す図である。
【図6】SiC上の酸化膜厚ならびにSi上の酸化膜厚と水蒸気分圧との関係を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。
【図8】従来の炭化珪素半導体装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1,80…SiC基板
2,81…エピタキシャル層
3…pウェル領域
4…p型領域
5…ソース領域
6,83…フィールド酸化膜
7,82…ゲート酸化膜
8,84…ゲート電極
9…シリコン酸化膜
10,85…層間絶縁膜
11…フォトレジストパターン
12…第1の金属膜
13…金属間化合物
14…ゲート電極パッド
15…ソース電極パッド
16…ドレイン電極
86a,86b…コンタクトホール
87a,87b…反応層
88…引き出し電極
89…電極

Claims (3)

  1. 炭化珪素半導体を基体として炭化珪素半導体装置を製造する炭化珪素半導体装置の製造方法において、
    前記炭化珪素半導体の一表面上に、第1の絶縁膜を選択的に形成する第1の工程と、
    前記炭化珪素半導体の一表面上に、ゲート絶縁膜を選択的に形成する第2の工程と、
    前記第1の工程で形成された第1の絶縁膜上、ならびに前記第2の工程で形成されたゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第3の工程と、
    前記ゲート電極の表面を選択的に第2の絶縁膜で被覆する第4の工程と、
    全面に層間絶縁膜を形成し、前記第2の絶縁膜上の前記層間絶縁膜、ならびに前記炭化珪素半導体にオーミック・コンタクトを形成するオーミック・コンタクト形成領域上の前記層間絶縁膜を選択的に除去する第の工程と、
    前記第の工程で前記層間絶縁膜を選択的に除去した、前記第2の絶縁膜上ならびに前記オーミック・コンタクト形成領域上に、第1の金属膜を形成する第の工程と、
    前記オーミック・コンタクト形成領域上に形成された第1の金属膜と前記炭化珪素半導体とを反応させて、金属間化合物を形成する第7の工程と、
    前記ゲート電極上に形成された前記第2の絶縁膜ならびに前記第1の金属膜を選択的に除去するの工程と、
    前記ゲート電極上ならびに前記金属間化合物上に、第2の金属膜を選択的に形成する第の工程と
    を有することを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
  2. 前記ゲート電極は、高濃度に不純物が導入された多結晶シリコンで形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  3. 前記炭化珪素半導体の表面より前記ゲート電極の表面の方が熱酸化による酸化速度が大きい熱酸化条件を用いることにより、前記ゲート電極上の前記層間絶縁膜の厚さは、前記オーミック・コンタクト形成領域上の前記層間絶縁膜の厚さよりも相対的に厚く形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
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