JP4004988B2 - 防水シールド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、シールドケーブルのシールド処理と防水処理を行う防水シールド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
編組線からなるシールドを備えたシールドケーブルを結線する場合には、シールドケーブルの末端のシールド(編組線)をアースするシールド処理(編組線処理)が行われるが、このシールド処理部に水が侵入すると地絡、短絡を誘発する虞があるので、これを防止するためにシールド処理部には防水処理が併せて行われる。このシールド処理と防水処理を行う装置が防水シールド装置である。
【0003】
従来の防水シールド装置としては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。
この防水シールド装置では、シールドケーブルの結線対象となる機器の外壁にその外側から、シールドケーブルを挿通させたコネクターのフランジ部をボルト固定しており、コネクターの内部においてシールドケーブルのシールドの末端とこれに接続されたアース金具の一端を樹脂モールドしてシールド末端を密閉し、前記アース金具の他端をコネクターのフランジ部まで延出して露出させ、このアース金具の他端を前記機器の外壁と前記フランジ部で挟むことにより、アース金具と機器を介してシールドケーブルのシールドをアースし、また、前記外壁と前記フランジ部との間に配置したシール材によってアース金具に対する防水処理を行っている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−215947号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記防水シールド装置は構造が複雑なだけでなく、コネクターの内部においてシールドケーブルのシールドの末端とこれに接続されたアース金具の一端を樹脂モールドしてシールド末端を密閉しているので、シールドケーブルの線径が異なる毎に樹脂モールド型が必要になるため、製造コストが高くなるという問題があった。
また、前記防水シールド装置は機器の外側に装着されるので、機器の外側に所定の大きさのスペースがないと設置不可能であるという問題もあった。
そこで、この発明は、簡単な構造で、汎用性に富み、コスト低減を図ることができる防水シールド装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、(イ)一端を開口させ内部にこの開口(例えば、後述する実施の形態における上部開口31)に連なるシールド処理空間(例えば、後述する実施の形態におけるシールド処理空間37)が設けられた導電性材料からなる防水ケース(例えば、後述する実施の形態における防水ケース30)と、(ロ)シールドケーブル(例えば、後述する実施の形態におけるシールドケーブル10)を液密に挿通させる第1挿通孔(例えば、後述する実施の形態における第1挿通孔41)と前記シールドケーブルからシールドを分離されたノンシールドケーブル(例えば、後述する実施の形態における線心13)を液密に挿通させる第2挿通孔(例えば、後述する実施の形態における第2挿通孔42)が設けられ、前記防水ケースの前記開口に液密に装着可能なグロメット(例えば、後述する実施の形態におけるグロメット40)と、(ハ)前記シールドケーブルの前記シールド(例えば、後述する実施の形態におけるシールド15)の末端を前記シールド処理空間内で前記防水ケースに導通させる接続部(例えば、後述する実施の形態におけるアース端子21、ビス22)と、を備えたことを特徴とする防水シールド装置(例えば、後述する実施の形態における防水シールド装置20)である。
【0007】
このように構成することにより、防水ケースのシールド処理空間の内部で、グロメットの第1挿通孔を挿通したシールドケーブルのシールド末端を接続部を介して防水ケースに導通させてシールド処理することができ、シールド処理空間内でシールドを分離されたノンシールドケーブルをグロメットの第2挿通孔に挿通して防水ケースの外に導出させることができる。また、グロメットが防水ケースの開口を液密に閉塞し、シールドケーブルとノンシールドケーブルが第1挿通孔と第2挿通孔に液密に挿通するので、シールド処理空間内への水の浸入を確実に防止することができ、シールド処理空間内で露出するシールドおよび接続部を完全防水することができ
また、シールドケーブルの線径が異なる場合も、線径の大きさにかかわらず同一形状、同一寸法の防水ケースを用いることができ、線径の大きさに応じて第1挿通孔と第2挿通孔の孔径だけを変えたグロメットを用意すれば足りる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記防水ケースが、導電性材料からなるシールドボックス(例えば、後述する実施の形態におけるFCボックス2)の内部に該シールドボックスと導通状態に取り付けられることを特徴とする。
このように構成することにより、シールドボックスの外部に防水シールド装置の取り付けスペースが不要になる。また、シールドが分離されない状態のままシールドケーブルをシールドボックスの内部に導入することができ、防水シールド装置のグロメットから導出したノンシールドケーブルをシールドボックス内で引き回すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る防水シールド装置の一実施の形態を図1から図6の図面を参照して説明する。なお、この実施の形態では、燃料電池車両で使用される防水シールド装置の態様例で説明する。
図4に示すように、燃料電池車両Vには、車両フロア1の下部略中央にFCボックス(シールドボックス)2が設置されており、FCボックス2の内部には、燃料電池スタック3やDC/DCコンバータ4や電子制御装置等の電装部品や水素ポンプ駆動モータ(図示せず)等の補機類が収納されている。FCボックス2はステンレスなど導電性を有する磁性材から形成されており、防水性はないが、FCボックス2に収納された電装部品に対するシールドボックスとして機能する。また、FCボックス2は燃料電池車両Vの車体に電気的に接続されてアースされている。
【0010】
燃料電池スタック3で発電した電力は車両駆動モータ5に供給され、その駆動力で燃料電池車両Vは推進する。
また、燃料電池車両Vは、車両フロア1の下部であってFCボックス2よりも後部に、燃料電池スタック3で発電した電力を蓄電する高圧キャパシタ6を備えている。
高圧キャパシタ6に蓄電された電力は、DC/DCコンバータ4により低電圧にされて、FCボックス2に収納された図示しない水素ポンプ駆動モータ等の補機類に供給される。ここで、FCボックス2の外に設置された高圧キャパシタ6からFCボックス2に収納されたDC/DCコンバータ4に電力を供給するケーブルには、車両外部などの放射ノイズが該ケーブルにノイズ印加されてFCボックス2に収納された電子制御装置等が誤動作し前記補機類が誤動作するのを防止するために、シールドケーブルを使用する必要がある。
【0011】
そして、このシールドケーブルのFCボックス2への挿入部分において、本発明の防水シールド装置が使用されている。
図5はFCボックス2のボックス本体2aから蓋体2bを取り外した状態を示している。FCボックス2の内部に収納されたDC/DCコンバータ4の近傍には、ボックス本体2aの側板2cからブラケット2dが突設されており、このブラケット2dに防水シールド装置20がボルト54,54により導通状態に固定されている。つまり、この防水シールド装置20はFCボックス2の内部に取り付けられている。
【0012】
高圧キャパシタ6とDC/DCコンバータ4を接続するシールドケーブル10は、FCボックス2のボックス本体2aに貫通して取り付けられたグロメット2eを挿通してFCボックス2の内部に導入されている。
シールドケーブル10は、図6に示すように、多数の導体11を絶縁体で12で被覆してなる線心13と、導電性のシールド線14を編み組みしてなり絶縁体12の外周を被覆するノイズ防止用のシールド15と、絶縁材からなりシールド15の外側を被覆するシース16、とから構成されている。
【0013】
図1から図3の図面に示すように、防水シールド装置20は、防水ケース30と、防水ケース30の上部開口31に嵌着されたグロメット40と、防水ケース30の上部に固定されたステイ50とを主要構成としている。防水ケース30とステイ50は導電性材料で形成されており、この実施の形態ではアルミダイキャストで形成されている。
【0014】
防水ケース30は、上側が大径筒部32、下側が小径筒部33にされており、小径筒部33の一側部が外方に略半球状に膨出して膨出部34となっている。上部開口31は円形をなし、大径筒部32の上端に開口しており、大径筒部32には上部開口31に連なるグロメット取付孔35が設けられている。グロメット取付孔35は上部開口31に接近するにしたがって拡径するテーパー孔となっており、その内周面には複数の係合溝36がリング状に形成されている。
また、防水ケース30の小径筒部33および膨出部34の内部には、グロメット取付孔35に連なるシールド処理空間37が形成されている。また、防水ケース30の底部内面は、膨出部34から離間する側が若干盛り上がっており、この盛り上がり部38にビス孔39が設けられている。
【0015】
グロメット40はゴム製(例えば、EPDM)で、防水ケース30の上部開口31およびグロメット取付孔35に液密に嵌着可能な形状および寸法に形成されており、その外周面には防水ケース30の係合溝36に係合する複数の係合突起43がリング状に形成されている。
また、グロメット40には、第1挿通孔41と第2挿通孔42が貫通して設けられている。そして、シールドケーブル10は第1挿通孔41を液密に挿通してシールド処理空間37に導入されている。シールドケーブル10は、シールド処理空間37内ではシース16を剥がされ、シールド15を線心13から分離させた形態にされている。そして、シールド15の末端はアース端子21にかしめ固定され、このアース端子21はビス孔39に螺合するビス22によって防水ケース30に固定されている。したがってシールド15はアース端子21とビス22を介して防水ケース30に導通されている。なお、この実施の形態において、アース端子21とビス22は、シールドケーブル10の末端のシールド15をシールド処理空間37内で防水ケース30に導通させる接続部を構成する。
一方、シールド15を分離させノンシールドケーブルとなった線心13は、グロメット40の第2挿通孔42を液密に挿通して防水シールド装置20の外に導出されている。防水シールド装置20から導出された線心13はFCボックス2内においてDC/DCコンバータ4に接続されている。
【0016】
ステイ50は防水ケース30の大径筒部32にボルト51によって固定されている。ステイ50は、防水ケース30の大径筒部32の上部領域から膨出部34の上部側に張り出すような形状に形成されており、ステイ50の底面は平坦面をなしている。また、ステイ50は、防水ケース30の上部開口31と同心上に配置され且つ上部開口31よりも若干内径が小さい孔52と、膨出部34の上部側に張り出す部分に設けられた一対のボルト挿通孔53,53を有している。このステイ50は、孔52にグロメット40の上面凸部43を挿入させ、ステイ50の底面をグロメット40の上面外周部44および防水ケース30の大径筒部32の上面に圧接させて、防水ケース30に固定されており、これによりグロメット40の脱落が防止されるとともに、防水ケース30とステイ50が導通される。
【0017】
そして、図5に示すように、ステイ50のボルト挿通孔53,53に挿通させたボルト54,54によって、防水シールド装置20はFCボックス2のブラケット2dに固定されている。この取り付け状態において、防水ケース30の膨出部34はブラケット2dの下方に位置するようになる。
ところで、前述したように、FCボックス2は燃料電池車両Vの車体に電気的に接続されてアースされているので、アース端子21およびビス22を介して防水ケース30に導通状態にされたシールドケーブル10のシールド15は、防水ケース30、ステイ50、ボルト54,54、FCボックス2を介してアースされることとなる。
【0018】
次に、この防水シールド装置20におけるシールドケーブル10のシールド処理手順を簡単に説明する。
この防水シールド装置20においては、防水シールド装置20をFCボックス2のブラケット2dに取り付ける前に、シールド処理を行う。
まず、グロメット40とステイ50を防水ケース30から取り外しておく。そして、グロメット2eを介してFCボックス2内に導入されたシールドケーブル10の先端側を、グロメット40の第1挿通孔41に挿通し、DC/DCコンバータ4への接続が可能な寸法だけ引き出す。
【0019】
次に、第1挿通孔41を挿通したシールドケーブル10のシース16を剥がして除去し、さらに、シールド15を線心13から分離させて、シールド15を適当な長さだけ残して切断し、残したシールド15の末端にアース端子21をかしめ固定する。また、シース16およびシールド15を除去されてノンシールドケーブルとなった線心13をグロメット40の第2挿通孔42に挿通し、線心13だけをUターンさせる。以下、説明の都合上、線心13から分離して残したシールド15の部分を、「シールド15の末端部」という。
【0020】
この後、アース端子21をビス22によって防水ケース30に固定し、次に、グロメット40を防水ケース30の上部開口31およびグロメット取付孔35に嵌着する。
ここで、アース端子21をビス2で固定するには、グロメット40を防水ケース30の上部開口31から膨出部34側によけておき、シールド15および線心13がビス孔39の上方に位置しないようにし、且つ、上部開口31を大きく開けておく方が作業がし易い。そのように作業ができるようにシールド15の末端部の長さを予め設定しておく。このようにシールド15の末端部の長さを設定すると、アース端子21の取り付け後、グロメット40を防水ケース30の上部開口31およびグロメット取付孔35に嵌着したときに、シールド15の末端部をシールド処理空間37内で撓ませなければならないが、この実施の形態では、図3に示すように、膨出部34に張り出して設けられたシールド処理空間37がこれを許容する。
そして、防水ケース30にグロメット40を嵌着した後、ステイ50を取り付けて防水シールド装置20が完成する。
【0021】
この防水シールド装置20によれば、グロメット40が防水ケース30の上部開口31およびグロメット取付孔35に液密に嵌着し、シールドケーブル10と線心13が第1挿通孔41、第2挿通孔42に液密に挿通しているので、シールド処理空間37への水の浸入を確実に防止することができ、シールド処理空間37を完全防水することができる。したがって、シールド処理空間37内におけるシールド処理部を介しての地絡、短絡を確実に防止することができる。
【0022】
また、シールドケーブル10の線径が異なる場合には、外形形状および外径寸法が同じで、第1挿通孔41と第2挿通孔42の孔径だけをシールドケーブル10の線径の大きさに応じて変えたグロメット40を用意するだけで足り、防水ケース30、ステイ50についてはシールドケーブル10の線径の大きさにかかわらず同一形状、同一寸法のものを用いることができるので、汎用性が極めて高く、コストを低減することができる。
【0023】
また、防水シールド装置20はFCボックス2の内部に取り付けているので、FCボックス2の外部には取り付けスペースが不要になる。また、防水シールド装置20をFCボックス2の内部に取り付けるに際しても、FCボックス2の内部で空いているスペースを利用することができる。また、シールド15が分離されない状態のままシールドケーブル10をFCボックス2の内部に導入することができ、ノンシールドケーブルとなった線心13はシールドされたFCボックス2の内部で引き回しているので、シールドが解除されてしまう部分がなく、シールド性を極めて高く保持することができる。
【0024】
〔他の実施の形態〕
なお、この発明は前述した実施の形態に限られるものではない。
例えば、前述した実施の形態では、防水シールド装置の取り付け位置であるシールドボックスとして燃料電池を収納するFCボックスを例にして説明したが、これに限定されず、シールドボックスは、電気自動車やハイブリッド自動車における電池収納ボックスやインバータ収納ボックスでもよい。
また、前述した実施の形態では、シールドケーブルのシールドを防水ケースに導通させる接続部としてアース端子21とビス22を用いたが、接続部はこの形態に限るものではなく、例えば、シールド処理空間における防水ケースの内面にスロットを設けておき、このスロットにシールドの末端を嵌め込むようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明するように、請求項1に係る発明によれば、防水ケースのシールド処理空間の内部で、グロメットの第1挿通孔を挿通したシールドケーブルのシールド末端を接続部を介して防水ケースに導通させてシールド処理することができ、シールド処理空間内でシールドを分離されたノンシールドケーブルをグロメットの第2挿通孔に挿通して防水ケースの外に導出させることができるので、防水シールド装置の構造が簡単になる。また、グロメットが防水ケースの開口を液密に閉塞し、シールドケーブルとノンシールドケーブルが第1挿通孔と第2挿通孔に液密に挿通するので、シールド処理空間内への水の浸入を確実に防止することができ、シールド処理空間内で露出するシールドおよび接続部を完全防水することができ、地絡、短絡を確実に防止することができる。
さらに、シールドケーブルの線径が異なる場合も、線径の大きさにかかわらず同一形状、同一寸法の防水ケースを用いることができ、線径の大きさに応じて第1挿通孔と第2挿通孔の孔径だけを変えたグロメットさえ用意すれば足りるので、汎用性が高く、コストも安くなる。
【0026】
請求項2に係る発明によれば、シールドボックスの外部に防水シールド装置の取り付けスペースが不要になる。また、シールドが分離されない状態のままシールドケーブルをシールドボックスの内部に導入することができ、防水シールド装置のグロメットから導出したノンシールドケーブルをシールドボックス内で引き回すことができるので、シールド性を極めて高く保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る防水シールド装置の一実施の形態において一部を破断して示す防水シールド装置の斜視図である。
【図2】 前記実施の形態における防水シールド装置の平面図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 この発明に係る防水シールド装置が搭載された燃料電池車両の透視側面図である。
【図5】 前記実施の形態における防水シールド装置のFCボックスへの取り付け状態を示す斜視図である。
【図6】 シールドケーブルの端部を破断して示す斜視図である。
【符号の説明】
2 FCボックス(シールドボックス)
10 シールドケーブル
13 線心(ノンシールドケーブル)
15 シールド
20 防水シールド装置
21 アース端子(接続部)
22 ビス(接続部)
30 防水ケース
31 上部開口(開口)
37 シールド処理空間
40 グロメット
41 第1挿通孔
42 第2挿通孔
Claims (2)
- 一端を開口させ内部にこの開口に連なるシールド処理空間が設けられた導電性材料からなる防水ケースと、
シールドケーブルを液密に挿通させる第1挿通孔と前記シールドケーブルからシールドを分離されたノンシールドケーブルを液密に挿通させる第2挿通孔が設けられ、前記防水ケースの前記開口に液密に装着可能なグロメットと、
前記シールドケーブルの前記シールドの末端を前記シールド処理空間内で前記防水ケースに導通させる接続部と、
を備えたことを特徴とする防水シールド装置。 - 前記防水ケースが、導電性材料からなるシールドボックスの内部に該シールドボックスと導通状態に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の防水シールド装置。
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