JP4074690B2 - 電圧レベル変換回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された電圧のレベルを変換する電圧レベル変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フラッシュメモリは、さまざまなレベルの電圧をメモリセルに印加しなければならない。たとえば、DINOR型フラッシュメモリの場合は、各動作モードに対して、以下の表1のような電圧をそれぞれ印加しなければならない。
【0003】
【表1】
【0004】
この表1において、スラッシュ(/)の左側の電圧は選択状態の場合に印加すべき電圧を示し、右側の電圧は非選択状態の場合に印加すべき電圧を示す。
【0005】
このようなさまざまなレベルの電圧を供給するには電圧レベルを変換する電圧レベル変換回路が必要である。
【0006】
図29は、従来の電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図29に示されるように、この電圧レベル変換回路は、PチャネルMOSトランジスタP1,P2と、NチャネルMOSトランジスタN1,N2とインバータI1と、電源電圧ノードnVccと、ノードnVIN,nVN,n1,n2とを備える。
【0007】
次に、この電圧レベル変換回路の動作を説明する。
ノードnVINに供給される電圧Vinがハイ(H)レベル(3.3V)のとき、PチャネルMOSトランジスタP1がオンし、PチャネルMOSトランジスタP2はオフする。これにより、ノードn1は電源電圧Vccのレベル(ここでは3.3V)になり、NチャネルMOSトランジスタN2がオンする。これを受けて、ノードn2がノードnVNに供給される電圧VNNのレベル(ここでは−11V)となり、NチャネルMOSトランジスタN1がオフする。
【0008】
一方、電圧Vinがロー(L)レベル(0V)のとき、PチャネルMOSトランジスタP1はオフし、PチャネルMOSトランジスタP2はオンする。これにより、ノードn2は電源電圧Vccのレベル(ここでは3.3V)になり、NチャネルMOSトランジスタN1がオンする。これを受けて、ノードn1がノードnVNに供給される電圧VNNのレベル(ここでは−11V)となり、NチャネルMOSトランジスタN2がオフする。
【0009】
以上のような動作を整理すると、以下の表2のようになる。
【0010】
【表2】
【0011】
このように、ノードnVINに供給される電圧VinをH/Lによってノードn1から出力される電圧Voutを電源電圧Vccのレベル(3.3V)にしたり、電圧VNNのレベル(−11V)にしたりすることができる回路を電圧レベル変換回路という。
【0012】
なお、図29に示されるようなクロスカップル接続されたNチャネルMOSトランジスタN1,N2を切換えて電圧レベルの変換を行なう回路をCVSL(Cascade Voltage Switch Logic)という。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このCVSLを用いると、NチャネルMOSトランジスタN1,N2のソース・ドレイン間に高電圧がかかり、ホットエレクトロンの生成によるスイッチング動作の劣化を生じるため、トランジスタの信頼性を低下させるという問題がある。
【0014】
たとえば、上記図29に示された従来の電圧レベル変換回路では、電圧VinがHレベルのときオフ状態にあるNチャネルMOSトランジスタN1のソース・ドレイン間には14.3Vの電圧がかかることになる。
【0015】
本発明は、このような問題を解消するためになされたもので、電圧レベル変換回路を構成する各トランジスタにかかる電圧を緩和し、トランジスタの信頼性の確保を実現した電圧レベル変換回路を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る電圧レベル変換回路は、入力電圧が入力される入力電圧ノードと、入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、接地電圧以下の第2の電圧が与えられる第2のノードと、入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、第1のノードにドレインが接続された第1のPチャネルMOSトランジスタと出力電圧ノードにドレインが接続された第2のPチャネルMOSトランジスタと、ドレインが第1のノードに接続され、ソースが第1のノードと第2のノードとの間に位置する第3のノードに接続された第1のNチャネルMOSトランジスタと、ドレインが出力電圧ノードに接続され、ソースが出力電圧ノードと第2のノードとの間に位置する第4のノードに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタと、ドレインが第3のノードに接続され、ゲートが第4のノードに接続され、ソースが第2のノードに接続された第3のNチャネルMOSトランジスタと、ドレインが第4のノードに接続され、ゲートが第3のノードに接続され、ソースが第2のノードに接続された第4のNチャネルMOSトランジスタと、第2の電圧の大きさに応じた第1の制御信号を第1および第2のNチャネルMOSトランジスタのゲートに供給する信号線とを備え、第1および第2のNチャネルMOSトランジスタは、第2の電圧が一定以下の負の電圧となったとき、第3および第4のNチャネルMOSトランジスタに与えられる電圧を緩和するように動作する。
【0017】
請求項2に係る電圧レベル変換回路は、入力電圧が入力される入力電圧ノードと、入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、接地電圧以下の第2の電圧が与えられる第2のノードと、入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、第1のノードにドレインが接続された第1のPチャネルMOSトランジスタと出力電圧ノードにドレインが接続された第2のPチャネルMOSトランジスタと、ドレインが第1のノードに接続され、ソースが第1のノードと第2のノードとの間に位置する第3のノードに接続された第1のNチャネルMOSトランジスタと、ドレインが出力電圧ノードに接続され、ソースが出力電圧ノードと第2のノードとの間に位置する第4のノードに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタと、ドレインが第3のノードに接続され、ゲートが第4のノードに接続され、ソースが第2のノードに接続された第3のNチャネルMOSトランジスタと、ドレインが第4のノードに接続され、ゲートが第3のノードに接続され、ソースが第2のノードに接続された第4のNチャネルMOSトランジスタと、第2の電圧の大きさに応じた第1の制御信号を第1および第2のNチャネルMOSトランジスタのゲートに供給する信号線と、第2の電圧が一定以下の負の電圧となったとき、第3と第4のNチャネルMOSトランジスタに与えられる電圧を緩和するように信号線に第1の制御信号として電圧緩和信号を与える信号生成部とを備えるものである。
【0018】
請求項3に係る電圧レベル変換回路は、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路であって、第1のノードと前記第3のノードとの間に接続され、ゲートに第1の制御信号の反転信号が供給される第3のPチャネルMOSトランジスタと、出力電圧ノードと第4のノードとの間に接続され、ゲートに第1の制御信号の反転信号が供給される第4のPチャネルMOSトランジスタとをさらに備えるものである。
【0019】
請求項4に係る電圧レベル変換回路は、請求項3に記載の電圧レベル変換回路であって、第1の制御信号と入力電圧とを受け、第3および第4のPチャネルMOSトランジスタのゲートに反転信号を与える制御手段をさらに備えるものである。
【0020】
請求項5に係る電圧レベル変換回路は、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路であって、第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと出力電圧ノードとは、MOSトランジスタを介して接続され、定電圧を有する第5のノードと、第5のノードとMOSトランジスタの一方端に接続され、定電圧と出力電圧とを比較して、絶対値が大きい方の電圧をMOSトランジスタのゲートに供給する比較手段とをさらに備えるものである。
【0021】
請求項6に係る電圧レベル変換回路は、請求項5に記載の電圧レベル変換回路であって、供給される第2の制御信号が活性化されたとき、MOSトランジスタのゲートに第2の電圧を供給するトランジスタ制御手段をさらに備えるものである。
【0022】
請求項7に係る電圧レベル変換回路は、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路であって、第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと出力電圧ノードとは、直列接続された複数のMOSトランジスタを介して接続され、定電圧を有する第5のノードと、各々が、複数のMOSトランジスタに1対1に対応して配置され、第5のノードとMOSトランジスタの一方端に接続され、定電圧とMOSトランジスタの一方端の電圧とを比較して、絶対値が大きい方の電圧をMOSトランジスタのゲートに供給する複数の比較手段とをさらに備えるものである。
【0023】
請求項8に係る電圧レベル変換回路は、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路であって、信号線と第3のノードとの間に接続され、ゲートが第4のノードに接続された第3のPチャネルMOSトランジスタと、信号線と第4のノードとの間に接続され、ゲートが第3のノードに接続された第4のPチャネルMOSトランジスタとをさらに備えるものである。
【0024】
請求項9に係る電圧レベル変換回路は、入力電圧が入力される入力電圧ノードと、入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、第1のノードにドレインが接続された第1導電型の第1のトランジスタと第2のノードにドレインが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、第2の電圧を有する第3のノードと、出力電圧ノードと第3のノードとの間に接続され、第1の論理レベルを有する第1の電圧がゲートに供給されたときオンする第2導電型の第3のトランジスタと、第3の電圧を有する第4のノードと、出力電圧ノードと第4のノードとの間に接続され、第1の電圧が第2の論理レベルであるときにオンする第2導電型の第4のトランジスタと、第4のトランジスタのゲートと第4のノードとの間に接続された第2導電型の第5のトランジスタと、第5のトランジスタのゲートと第4のノードとの間に接続され、ゲートは第4のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第6のトランジスタと、第1のノードと第6のトランジスタのドレインとの間に接続され、ゲートには第3の電圧の大きさに応じた制御信号が供給される第2導電型の第7のトランジスタと、第7のトランジスタのゲートと第5のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは第4のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第8のトランジスタと、第7のトランジスタのゲートと第6のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは第5のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第9のトランジスタと、第4のトランジスタのゲートと第2のノードとの間に接続され、ゲートは第7のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第10のトランジスタとを備え、第2導電型の第7および第10のトランジスタは、第3の電圧が一定以下の負の電圧となったとき、第2導電型の第5および第6のトランジスタに与えられる電圧を緩和するように動作する。
【0025】
請求項10に係る電圧レベル変換回路は、入力電圧が入力される入力電圧ノードと、入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、第1のノードにドレインが接続された第1導電型の第1のトランジスタと第2のノードにドレインが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、第2の電圧を有する第3のノードと、出力電圧ノードと第3のノードとの間に接続され、第1の論理レベルを有する第1の電圧がゲートに供給されたときオンする第2導電型の第3のトランジスタと、第3の電圧を有する第4のノードと、出力電圧ノードと第4のノードとの間に接続され、第1の電圧が第2の論理レベルであるときにオンする第2導電型の第4のトランジスタと、第4のトランジスタのゲートと第4のノードとの間に接続された第2導電型の第5のトランジスタと、第5のトランジスタのゲートと第4のノードとの間に接続され、ゲートは第4のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第6のトランジスタと、第1のノードと第6のトランジスタのドレインとの間に接続され、ゲートには第3の電圧の大きさに応じた制御信号が供給される第2導電型の第7のトランジスタと、第7のトランジスタのゲートと第5のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは第4のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第8のトランジスタと、第7のトランジスタのゲートと第6のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは第5のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第9のトランジスタと、第4のトランジスタのゲートと第2のノードとの間に接続され、ゲートは第7のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第10のトランジスタと、第3の電圧の絶対値と基準電圧の絶対値とを比較して、第3の電圧の絶対値が基準電圧の絶対値より小さいときは第3の論理レベルを有する制御信号を出力し、第3の電圧の絶対値が基準電圧の絶対値より大きいときは第4の論理レベルを有する制御信号を出力する信号生成部とを備えるものである。
【0026】
請求項11に係る電圧レベル変換回路は、請求項9または10に記載の電圧レベル変換回路であって、第2の電圧は接地電圧であり、第1の導電型はPチャネルMOS型である。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0030】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図1に示されるように、この電圧レベル変換回路は、電圧Vinが供給されるノードnVINと、ノードnVINに接続されたインバータI2と、インバータI2の出力ノードに接続されたノードn50と、電圧Voutを出力するノードn3と、ノードn50とノードn3との間に接続されゲートが接地ノードnGndに接続されたPチャネルMOSトランジスタP1と、ノードn1と、緩和信号ALVが供給されるノードnALと、ノードn3とノードn1との間に接続されゲートはノードnALに接続されたNチャネルMOSトランジスタN3と、電圧VNNが供給されるノードnVNと、ノードn1とノードnVNとの間に接続されたNチャネルMOSトランジスタN1と、ノードnVNとノードnALとの間に接続され、ノードnVNに供給される電圧VNNが−4V以上のときHレベル(3.3V)の緩和信号ALVをノードnALに供給し、ノードnVNに供給される電圧VNNが−4Vより小さいときLレベル(0V)の緩和信号ALVをノードnALに供給するレベル判定回路2と、NチャネルMOSトランジスタN1のゲートに接続されたノードn2と、ノードn2とノードnVNとの間に接続されゲートがノードn1に接続されたNチャネルMOSトランジスタN2と、ノードn4と、ノードn4とノードn2との間に接続されゲートがノードnALに接続されたNチャネルMOSトランジスタN4と、ノードnVINに接続されたノードn51と、ノードn51とノードn4との間に接続されゲートが接地ノードnGndに接続されたPチャネルMOSトランジスタP2とを備える。
【0031】
ここで、NチャネルMOSトランジスタN3とNチャネルMOSトランジスタN4とにより電圧緩和部10を構成する。
【0032】
なお、この電圧レベル変換回路を構成するすべてのトランジスタのしきい値は1Vとされ、以下の実施の形態でも同様である。
【0033】
次に、本実施の形態1に係る電圧レベル変換回路の動作を説明する。なお、ノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinに応じた各ノードの電圧と、トランジスタの状態とを示すと、以下のようになる。
【0034】
【表3】
【0035】
たとえば、表3に示されるように、ノードnVNに負の高い電圧VNN(−11V)を印加したとき、レベル判定回路2はノードnALにLレベル(0V)の緩和信号ALVを供給する。
【0036】
また、ここで、ノードnVINにHレベル(3.3V)の電圧Vinが供給されるとPチャネルMOSトランジスタP2がオンする。これにより、ノードn4の電圧は3.3Vとなる。このときNチャネルMOSトランジスタN4のゲートには0Vが供給されているのでNチャネルMOSトランジスタN4はオフし、ノードn2はNチャネルMOSトランジスタN4のしきい値分(1V)だけゲート電圧(0V)より下がった−1V以上のハイインピーダンス状態になる。そして、ノードn2はNチャネルMOSトランジスタN1のゲートに接続されているのでNチャネルMOSトランジスタN1はオンし、ノードn1の電圧は−11Vとなる。なお、ノードn1はNチャネルMOSトランジスタN2のゲートに接続されているので、NチャネルMOSトランジスタN2はオフする。一方、NチャネルMOSトランジスタN3のゲートには0Vの緩和信号ALVが供給されているのでNチャネルMOSトランジスタN3はオンし、ノードn3の電圧は−11Vとなる。なお、PチャネルMOSトランジスタP1のゲートとソースとにはともに0Vの電圧が供給されているのでオフする。
【0037】
したがって、以上のような動作により、ノードnVNに−11Vの電圧が印加され、ノードnVINにHレベルの電圧が供給されたとき、ノードn3から−11Vの電圧Voutが出力される。
【0038】
また、ノードnVNに−11Vの電圧VNNが印加され、ノードnVINにLレベルの電圧Vinが供給されたときは、PチャネルMOSトランジスタP2のゲートとソースとには0Vの電圧が供給されることになるのでPチャネルMOSトランジスタP2はオフする。また、電圧VinはインバータI2によりその論理レベルが反転されるので、PチャネルMOSトランジスタP1のソースにはHレベル(3.3V)の電圧が供給される。ここで、PチャネルMOSトランジスタP1のゲートには0Vが供給されるのでPチャネルMOSトランジスタP1はオンし、ノードn3の電圧は3.3Vとなる。
【0039】
以上より、ノードn3からは、電圧VinのH/Lに応じて電圧VNN(−11V)/電源電圧Vcc(3.3V)の電圧Voutが出力される。
【0040】
一方、ノードnVNに0Vの電圧VNNを印加したとき、レベル判定回路2はノードnALにHレベル(3.3V)の緩和信号ALVを供給する。
【0041】
また、ここで、ノードnVINにHレベル(3.3V)の電圧Vinが供給されるとPチャネルMOSトランジスタP2がオンする。これにより、ノードn4の電圧は3.3Vとなる。このときNチャネルMOSトランジスタN4のゲートには3.3Vが供給されているのでNチャネルMOSトランジスタN4はオフし、ノードn2はNチャネルMOSトランジスタN4のしきい値分(1V)だけゲート電圧(3.3V)より下がった2.3V以上のハイインピーダンス状態となる。そして、ノードn2はNチャネルMOSトランジスタN1のゲートに接続されているのでNチャネルMOSトランジスタN1はオンし、ノードn1の電圧は0Vとなる。なお、ノードn1はNチャネルMOSトランジスタN2のゲートに接続されているので、NチャネルMOSトランジスタN2はオフする。一方、NチャネルMOSトランジスタN3のゲートには3.3Vの緩和信号ALVが供給されているのでNチャネルMOSトランジスタN3はオンし、ノードn3の電圧は0Vとなる。なお、PチャネルMOSトランジスタP1のゲートとソースとにはともに0Vの電圧が供給されているのでオフする。
【0042】
したがって、以上のような動作によりノードnVNに0Vの電圧が印加され、ノードnVINにHレベルの電圧が供給されたとき、ノードn3から0Vの電圧Voutが出力される。
【0043】
また、上記動作と同様な動作により、表3に示されるように、ノードnVNに0Vの電圧VNNが印加され、かつノードnVINにLレベルの電圧Vinが供給されたときは、ノードn3から3.3Vの電源電圧Vccが電圧Voutとして出力される。
【0044】
以上のように、本実施の形態1に係る電圧レベル変換回路によれば、電圧VNNのレベルに応じて緩和信号ALVの電圧レベル(論理レベル)を変化させることによりNチャネルMOSトランジスタN1,N2のソース・ドレイン間にかかる電圧を減少させることができる。
【0045】
すなわち、たとえば、電圧VNNが−11Vで電圧Vinが3.3Vのとき、オフ状態にあるNチャネルMOSトランジスタN2のソース・ドレイン間にはノードn2とノードnVNの電位差である10V(以上)の電圧がかかるが、図29に示された従来の電圧レベル変換回路においてはオフ状態にあるNチャネルMOSトランジスタN1のソース・ドレイン間に14.3Vの電圧がかかったことと比較すると4.3Vの電圧緩和が実現できたことになる。
【0046】
なお、上記説明では緩和信号ALVはレベル判定回路2で生成されるものであったが、緩和信号ALVはノードnVNに印加される電圧VNNの大きさに応じて他の内部回路や外部から供給されるものであってもよい。
【0047】
[実施の形態2]
上記実施の形態1に係る電圧レベル変換回路では、電圧VNNが0Vのとき、ノードn1またはノードn2の電圧はNチャネルMOSトランジスタN3,N4のしきい値を電圧Vth(1V)とすると電圧(Vcc−Vth)、すなわち、2.3Vまでしか上昇しない。ここで、電源電圧Vccが低下した場合やプロセスばらつきなどが原因で電圧Vthが高くなった場合はノードn1またはノードn2が到達し得る電圧の上限がさらに下がる可能性がある。すると、NチャネルMOSトランジスタN1やNチャネルMOSトランジスタN2が十分にオンしない状態に陥ることがある。
【0048】
そこで、本実施の形態2に係る電圧レベル変換回路は、図2に示されるように、上記実施の形態1に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有しつつ、さらに、ノードn3とノードn1との間にNチャネルMOSトランジスタN3と並列接続されゲートには緩和信号ALVの反転信号/ALVが供給されるPチャネルMOSトランジスタP3と、ノードn4とノードn2との間にNチャネルMOSトランジスタN4と並列接続されゲートには緩和信号ALVの反転信号/ALVが供給されるPチャネルMOSトランジスタP4と、緩和信号ALVを反転させるインバータI8とを備え、NチャネルMOSトランジスタN3,N4のしきい値によるノードn1,n2の電圧の低下を防止するものである。なお、ここで、インバータI8と、NチャネルMOSトランジスタN3,N4と、PチャネルMOSトランジスタP3,P4とにより電圧緩和部20を構成する。
【0049】
この実施の形態2に係る電圧レベル変換回路においてノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinに応じた各ノードの電圧と、トランジスタの状態とを示すと、以下のようになる。
【0050】
【表4】
【0051】
表4に示されるように、本実施の形態2に係る電圧レベル変換回路は上記実施の形態1に係る電圧レベル変換回路と同様に動作するが、ノードnVNに0Vの電圧VNNを印加した場合は、緩和信号ALVが電源電圧Vcc(3.3V)となるので緩和信号ALVの反転信号/ALVは0Vとなり、電圧Vinが3.3V(H)のときはPチャネルMOSトランジスタP4、電圧Vinが0V(L)のときはPチャネルMOSトランジスタP3がそれぞれオンする。
【0052】
これより、電圧Vinが3.3Vのときはノードn4の電圧(3.3V)がノードn2へ、電圧Vinが0Vのときはノードn3の電圧(3.3V)がノードn1へそれぞれ伝播する。
【0053】
したがって、本実施の形態2に係る電圧レベル変換回路によれば、NチャネルMOSトランジスタN3,N4のしきい値によるノードn1,n2の電圧の低下を回避でき、確実にNチャネルMOSトランジスタN1,N2をオンさせることにより動作の安定性を向上させることができる。
【0054】
[実施の形態3]
上記実施の形態2に係る電圧レベル変換回路では、電圧Vinが3.3Vで緩和信号ALVが0VのときPチャネルMOSトランジスタP3のゲートは電源電圧Vcc(3.3V)で、ソースとドレインはともに−11Vになる。したがってこの場合には、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート酸化膜に14.3Vの電圧が印加されることになる。
【0055】
このようにゲート酸化膜に高電圧が印加されることによってもトランジスタのスイッチングにおける劣化を招き、トランジスタの信頼性を低下させることとなる。
【0056】
そこで、本実施の形態3に係る電圧レベル変換回路は、図3に示されるように、PチャネルMOSトランジスタP3,P4のゲート電圧を、緩和信号ALVと電圧Vinとに応じて制御することにより緩和したものである。
【0057】
具体的には、図3に示されるように、本実施の形態3に係る電圧レベル変換回路は上記実施の形態2に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、インバータI8は備えず、電圧Vinと緩和信号ALVとの2つの電圧(信号)を入力し出力ノードn6がPチャネルMOSトランジスタP4のゲートに接続された論理ゲート4と、電圧Vinの反転信号と緩和信号ALVとを入力し出力ノードn5がPチャネルMOSトランジスタP3のゲートに接続された論理ゲート3とをさらに備えるものである。なお、ここで、NチャネルMOSトランジスタN3,N4と、PチャネルMOSトランジスタP3,P4と、論理ゲート3,4とにより電圧緩和部30を構成する。
【0058】
この実施の形態3に係る電圧レベル変換回路においてノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinに応じた各ノードの電圧と、トランジスタの状態とを示すと、以下のようになる。
【0059】
【表5】
【0060】
表5に示されるように、ノードnVNに−11Vの電圧VNNが印加されたときは、ノードnVINに供給される電圧が3.3V(H)のときノードn1,n3の電圧が−11Vになるが、このときノードn5の電圧は0VとなるのでPチャネルMOSトランジスタP3のゲート酸化膜にかかる電圧は11Vにまで緩和される。
【0061】
また同様に、ノードnVNに−11Vの電圧VNNが印加されたときは、ノードnVINに供給される電圧が0V(L)のときノードn2,n4の電圧が−11Vになるが、このときノードn6の電圧は0VとなるのでPチャネルMOSトランジスタP4のゲート酸化膜にかかる電圧は11Vにまで緩和される。
【0062】
以上より、本実施の形態3に係る電圧レベル変換回路によれば、PチャネルMOSトランジスタP3,P4のゲート酸化膜にかかる電圧を緩和することができ、さらに、PチャネルMOSトランジスタP3,P4の動作の信頼性を向上させることができる。
【0063】
[実施の形態4]
図1に示された実施の形態1に係る電圧レベル変換回路においては、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のソース・ドレイン間に最大で11Vの電圧がかかる。本実施の形態4に係る電圧レベル変換回路は、図4に示されるように、このPチャネルMOSトランジスタP1,P2のソース・ドレイン間の電圧を緩和すべく緩和回路40,41がさらに備えられたものである。
【0064】
緩和回路40は、図4に示されるように、PチャネルMOSトランジスタP1とノードn3との間に接続されたPチャネルMOSトランジスタP11と、接地ノードnGndと、接地ノードnGndとPチャネルMOSトランジスタP11のゲートとの間に接続されゲートがノードn3に接続されたNチャネルMOSトランジスタN11と、PチャネルMOSトランジスタP11のゲートとノードn3との間に接続されゲートが接地ノードnGndに接続されたNチャネルMOSトランジスタN12とを含む。
【0065】
なお、緩和回路41は、緩和回路40と同様な構成を有し、PチャネルMOSトランジスタP21と、NチャネルMOSトランジスタN21,N22と、接地ノードnGndとを含む。
【0066】
次に、緩和回路40の動作を説明する。
NチャネルMOSトランジスタN11とNチャネルMOSトランジスタN12とで構成された回路要素は、接地電圧(0V)とノードn3の電圧とを比較して低い方の電圧をノードn111に供給する。以下において、この回路要素を「低電圧優先回路」と呼ぶ。
【0067】
たとえば、ノードn3の電圧が接地電圧(0V)より高い場合、NチャネルMOSトランジスタN12のゲートには接地電圧が供給されるとともにドレインにはノードn3の電圧が供給されるのでNチャネルMOSトランジスタN12はオフする。
【0068】
このときNチャネルMOSトランジスタN11のゲートにはノードn3の電圧が供給され、そのソースには接地電圧が供給されるのでNチャネルMOSトランジスタN11はオンし、接地電圧をノードn111に伝える。
【0069】
一方、ノードn3の電圧が接地電圧より低い場合、NチャネルMOSトランジスタN12のゲートには接地電圧が供給され、そのソースにはノードn3の電圧が供給されるのでNチャネルMOSトランジスタN12はオンし、ノードn3の電圧をノードn111に伝える。
【0070】
このときNチャネルMOSトランジスタN11のゲートにはノードn3の電圧が供給され、そのドレインには接地電圧が供給されるのでNチャネルMOSトランジスタN11はオフする。
【0071】
このようにして、ノードn111には接地電圧とノードn3の電圧のうちより低い方の電圧が伝わる。
【0072】
ここで、PチャネルMOSトランジスタP11は、そのゲートはノードn111に接続され、ドレインはノードn3に接続されている。したがって、ノードn3の電圧が接地電圧より低い場合、ノードn111の電圧とノードn3の電圧とが等しくなるのでPチャネルMOSトランジスタP11のゲートとドレインは電気的に接続された状態になる。つまり、PチャネルMOSトランジスタP11はダイオード接続の状態になる。よって、ノードn3の電圧が接地電圧より低い場合を「ダイオードモード」と呼ぶ。
【0073】
一方、ノードn3の電圧が接地電圧より高い場合は、ノードn111の電圧は接地電圧となる。このときノードn7の電圧が接地電圧よりPチャネルMOSトランジスタP11のしきい値(1V)より高いとPチャネルMOSトランジスタP11はオンし、ノードn7とノードn3とを電気的に接続する。つまり、PチャネルMOSトランジスタP11はこの場合トランスファゲートとして働く。よって、ノードn3の電圧が接地電圧より高い場合を「TGモード」と呼ぶ。
【0074】
このように、2つのノードの電圧の大小関係によって、ダイオードモードあるいはTGモードになる特性を持った緩和回路40を「スイッチングダイオード」とも呼ぶ。
【0075】
以上の回路動作を踏まえた上で、ノードnVNに印加する電圧VNNと電圧Vinのレベル(H/L)に応じた各ノードの電圧とトランジスタの状態とを示すと、以下のようになる。
【0076】
【表6】
【0077】
表6に示されるように、本実施の形態に係る電圧レベル変換回路は上記実施の形態1に係る電圧レベル変換回路と同様に動作するが、たとえば、ノードnVNに印加される電圧VNNが−11Vで電圧Vinが3.3Vのときは、ノードn3の電圧は接地電圧より低い−11Vとなる。よって、この場合には緩和回路40はダイオードモードとなり、ノードn7はノードn3よりPチャネルMOSトランジスタP11のしきい値分だけ高い−10Vとなる。なお、このとき、緩和回路41はTGモードであり、ノードn4とノードn8の電圧はともに電源電圧Vcc(3.3V)となる。
【0078】
以上より、本実施の形態4に係る電圧レベル変換回路によれば、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のソース・ドレイン間の電圧を緩和することができる。
【0079】
[実施の形態5]
図5は、本発明の実施の形態5に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【0080】
図5に示されるように、この電圧レベル変換回路は図4に示された実施の形態4に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部10の代わりに電圧緩和部20を備える点で相違するものである。
【0081】
ここで、ノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinとに応じた各ノードの電圧を示すと以下のようになる。
【0082】
【表7】
【0083】
本実施の形態5に係る電圧レベル変換回路は、表7に示されるように、ノードnVNに印加される電圧VNNが0Vのとき電圧VinのH/Lに応じてノードn2,n1の電圧が3.3Vとなるため、実施の形態4に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、NチャネルMOSトランジスタN1,N2のスイッチング動作の信頼性を高めるという効果をも奏する。
【0084】
[実施の形態6]
図6は、本発明の実施の形態6に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【0085】
図6に示されるように、この電圧レベル変換回路は図5に示された実施の形態5に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部20の代わりに電圧緩和部30を備える点で相違するものである。
【0086】
ここで、ノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinとに応じた各ノードの電圧を示すと以下のようになる。
【0087】
【表8】
【0088】
本実施の形態6に係る電圧レベル変換回路は、表8に示されるように、ノードnVNに印加される電圧VNNが−11Vのとき、ノードnVINに供給される電圧VinのH/Lに応じてノードn5,n6の電圧が0Vとなるため、実施の形態5に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、PチャネルMOSトランジスタP3,P4のスイッチング動作の信頼性を高めるという効果をも奏する。
【0089】
[実施の形態7]
図4に示された実施の形態4に係る電圧レベル変換回路では、緩和回路40,41によりPチャネルMOSトランジスタP1,P2のソース・ドレイン間にかかる電圧の最大値は10Vに抑えることができた。
【0090】
そこで、本実施の形態7に係る電圧レベル変換回路は、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のソース・ドレイン間の電圧をさらに緩和するため、図7に示されるように、緩和回路を直列接続したものである。具体的には、この電圧レベル変換回路は、PチャネルMOSトランジスタP1とノードn3との間に緩和回路40,42,44が3個直列に接続され、PチャネルMOSトランジスタP2とノードn4との間に緩和回路41,43,45が3個直列に接続される。
【0091】
なお、本実施の形態7に係る電圧レベル変換回路は、電圧変換部100に印加される電圧VNNと入力される電圧Vinに応じて電圧変換部100から電圧Voutを出力するものである。
【0092】
ここで、ノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinに応じた各ノードの電圧を示すと以下のようになる。
【0093】
【表9】
【0094】
表9に示されるように、ノードnVNに印加される電圧VNNが−11VでノードnVINに供給される電圧Vinが3.3Vのとき、緩和回路40,42,44はダイオードモードにあり、ノードn3,n11,n9,n7の順で順次1V毎に電圧が上昇していく。なお、このとき緩和回路41,43,45はTGモードにあり、ノードn4とノードn12とノードn10とノードn8の電圧は等しくなる。
【0095】
次に、ノードnVNに0Vの電圧VNNが印加されノードnVINに3.3Vの電圧Vinが供給された場合の動作を説明する。
【0096】
まず、レベル判定回路2は、電圧VNNが−4V以上であるためHレベル(3.3V)の緩和信号ALVを出力する。また、PチャネルMOSトランジスタP2のゲートには接地電圧(0V)が供給され、ソースには3.3Vが供給されるため、PチャネルMOSトランジスタP2はオンしノードn8の電圧は3.3Vとなる。そして、PチャネルMOSトランジスタP61のゲートにはノードn10の電圧と接地電圧のうち低い方の電圧、すなわち、0V以下の電圧が供給されるため、PチャネルMOSトランジスタP61はオンしノードn10の電圧はノードn8と同じ3.3Vとなる。同様に、ノードn12とノードn4の電圧とはともに3.3Vとなる。
【0097】
また、NチャネルMOSトランジスタN4のゲートには3.3Vの緩和信号ALVが供給されるためノードn2の電圧は2.3V以上のハイインピーダンス状態となる。ここで、NチャネルMOSトランジスタN1のゲートはノードn2に接続されているので、NチャネルMOSトランジスタN1はオンしノードn1の電圧は0Vとなる。そして、NチャネルMOSトランジスタN3のゲートには3.3Vの緩和信号ALVが供給されるので、NチャネルMOSトランジスタN3はオンしノードn3の電圧は0Vとなる。
【0098】
ここで、NチャネルMOSトランジスタN11,N12から構成される低電圧優先回路はノードnGndの電圧とノードn3の電圧とを比較するが、この2つの電圧の差がNチャネルMOSトランジスタN11,N12のしきい値(1V)より小さいときはNチャネルMOSトランジスタN11,N12はともにオフする。したがって、ノードn3の電圧が0Vのとき、PチャネルMOSトランジスタP11のゲートには−1V以上の電圧が供給されPチャネルMOSトランジスタP11はオフする。これによりノードn11はハイインピーダンス状態(Hiz)となる。また、これに伴いノードn9,n7もハイインピーダンス状態となる。
【0099】
なお、本実施の形態7に係る電圧レベル変換回路ではPチャネルMOSトランジスタP1とノードn3との間に3個の緩和回路40,42,44が直列に接続され、PチャネルMOSトランジスタP2とノードn4との間にも3個の緩和回路41,43,45が直列に接続されるが、直列接続される緩和回路の数は3個に限られるものではなく任意に設定することができる。
【0100】
[実施の形態8]
図8は、本発明の実施の形態8に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図8に示されるように、この電圧レベル変換回路は、図7に示される電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部10の代わりに電圧緩和部20を備える点で相違するものである。
【0101】
本実施の形態8に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態7に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、NチャネルMOSトランジスタN1,N2のスイッチング動作の信頼性を向上させる効果を得ることができる。
【0102】
[実施の形態9]
図9は、本発明の実施の形態9に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図9に示されるように、この電圧レベル変換回路は、図8に示される電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部20の代わりに電圧緩和部30を備える点で相違するものである。
【0103】
本実施の形態9に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態8に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、PチャネルMOSトランジスタP3,P4のスイッチング動作の信頼性を高めるという効果を得ることができる。
【0104】
[実施の形態10]
上記実施の形態7に係る電圧レベル変換回路では、ノードnVNに0Vの電圧VNNを印加するときノードn7〜n12はノードnVINに供給される電圧Vinに応じてハイインピーダンス状態になることが生じた。
【0105】
しかしながら、ハイインピーダンス状態のノードは各種のノイズを受けて誤動作を引き起こしやすい。
【0106】
したがって、実施の形態10に係る電圧レベル変換回路は、ノードnVINに0Vの電圧VNNが供給されたときだけ緩和回路40〜45を不活性にするようにしたものであり、図10はその具体的構成を示す回路図である。
【0107】
図10に示されるように、本実施の形態10に係る電圧レベル変換回路は、緩和回路50〜55内にそれぞれ制御回路500〜505を備える。制御回路500〜505は、すべて同様な構成を有し、たとえば制御回路500は、PチャネルMOSトランジスタP11のゲートとノードnVNとの間に接続され、ゲートには制御信号CUTが供給されるNチャネルMOSトランジスタN13と、NチャネルMOSトランジスタN12とノードnVNとの間に接続されゲートには制御信号CUTが供給されるNチャネルMOSトランジスタN14と、NチャネルMOSトランジスタN12とノードn3との間に接続されゲートには制御信号CUTの反転信号/CUTが供給されるNチャネルMOSトランジスタN15と、NチャネルMOSトランジスタN12とノードn3との間に接続されゲートには制御信号CUTが供給されるPチャネルMOSトランジスタP12とを含む。
【0108】
ここで、ノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinとに応じた各ノードの電圧を示すと以下のようになる。
【0109】
【表10】
【0110】
表10に示されるように、本実施の形態10に係る電圧レベル変換回路は、実施の形態7に係る電圧レベル変換回路と同様に動作するが、ノードnVNに印加される電圧VNNが0Vのとき緩和回路50が不活性にされる動作を説明する。
【0111】
ノードnVNに印加される電圧VNNが0Vのときは制御信号CUTが電源電圧Vccとされ、制御信号CUTの反転信号/CUTが0Vとされる。すると、ノードnVINに供給される電圧VinによらずNチャネルMOSトランジスタN13がオンし、PチャネルMOSトランジスタP11のゲートには0Vの電圧VNNが供給される。なお、このときNチャネルMOSトランジスタN14もオンするため、PチャネルMOSトランジスタP12とNチャネルMOSトランジスタN15からなるトランスファゲートはオフする。
【0112】
したがって、ノードnVINに供給される電圧Vinが3.3Vの場合は、表10に示されるようにノードn3の電圧が0Vなのでノードn11の電圧はPチャネルMOSトランジスタP11のゲート電圧(0V)よりそのしきい値(1V)分だけ高い1Vとなる。なお、この場合、緩和回路52,54は緩和回路50と同様に動作するため、ノードn11,n9,n7はともに1Vとなる。
【0113】
一方、このとき、PチャネルMOSトランジスタP2,P61,P41,P21は順次オンするため、ノードn8,n10,n12,n4の電圧は共に3.3Vとなる。
【0114】
以上より、本実施の形態10に係る電圧レベル変換回路によれば、ノードn7〜n12がハイインピーダンス状態となることを回避することにより、誤動作をより少なくすることができる。
【0115】
[実施の形態11]
図11は、本発明の実施の形態11に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図11に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態10に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部10の代わりに電圧緩和部20を備える点で相違する。
【0116】
この実施の形態11に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態10に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、NチャネルMOSトランジスタN1,N2のスイッチング動作の信頼性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0117】
[実施の形態12]
図12は、本発明の実施の形態12に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図12に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態11に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部20の代わりに電圧緩和部30を備える点で相違する。
【0118】
この実施の形態12に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態11に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、PチャネルMOSトランジスタP3,P4のスイッチング動作の信頼性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0119】
[実施の形態13]
図1に示された実施の形態1に係る電圧レベル変換回路は、表3に示されたように、電圧Vinが3.3VのときNチャネルMOSトランジスタN2,N4はオフし、ノードn2はハイインピーダンス状態にある。このようなハイインピーダンス状態のノードは一般に各種のノイズを受けて誤動作を引き起こしやすい。
【0120】
したがって、本実施の形態13に係る電圧レベル変換回路は、図13に示されるように、実施の形態1に係る電圧レベル変換回路に、さらに、NチャネルMOSトランジスタN3のゲートとノードn1との間に接続されゲートがノードn2に接続されたPチャネルMOSトランジスタP5と、ノードnALとノードn2との間に接続されゲートがノードn1に接続されたPチャネルMOSトランジスタP6とを備え、ハイインピーダンス状態となるノードの電位を固定するものである。なお、PチャネルMOSトランジスタP5,P6とNチャネルMOSトランジスタN1,N2とによりラッチ回路を構成する。
【0121】
次に、一例として、電圧Vinが3.3VでノードnVNに0Vの電圧VNNが供給された場合の動作を説明する。
【0122】
まずPチャネルMOSトランジスタP2がオンし、ノードn4の電圧は3.3Vとなる。このときNチャネルMOSトランジスタN4のゲートには3.3Vの電圧が供給されているのでノードn2は2.3V以上のハイインピーダンス状態となる。そして、NチャネルMOSトランジスタN1のゲートはノードn2に接続されており、ソースには0Vの電圧VNNが供給されているので、NチャネルMOSトランジスタN1はオンし、ノードn1の電圧は0Vとなる。ここで、PチャネルMOSトランジスタP6のゲートはノードn1に接続されており、ソースには3.3Vの緩和信号ALVが供給されているので、PチャネルMOSトランジスタP6がオンし、ノードn2の電圧が3.3Vまで上昇する。これにより、ノードn2がハイインピーダンス状態となるのを回避できたことになる。
【0123】
以上より、本実施の形態13に係る電圧レベル変換回路によれば、ノードn1,n2のハイインピーダンス状態を回避し、動作の信頼性を高めることができる。
【0124】
[実施の形態14]
図14は、本発明の実施の形態14に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図14に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態13に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部10の代わりに電圧緩和部20を備える点で相違するものである。
【0125】
本実施の形態14に係る電圧レベル変換回路によれば、上記実施の形態13に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、NチャネルMOSトランジスタN1,N2の動作の信頼性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0126】
[実施の形態15]
図15は、本発明の実施の形態15に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図15に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態14に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧緩和部20の代わりに電圧緩和部30を備える点で相違するものである。
【0127】
本実施の形態15に係る電圧レベル変換回路によれば、上記実施の形態14に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、PチャネルMOSトランジスタP3,P4のスイッチング動作の信頼性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0128】
[実施の形態16]
図16は、本発明の実施の形態16に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図16に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態13に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40,41をさらに備える点で相違する。
【0129】
本実施の形態16に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態13に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のソース・ドレイン間の電圧を緩和してPチャネルMOSトランジスタP1,P2の信頼性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0130】
[実施の形態17]
図17は、本発明の実施の形態17に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図17に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態14に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40,41をさらに備える点で相違する。
【0131】
本実施の形態17に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態14に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、PチャネルMOSトランジスタP1,P2の信頼性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0132】
[実施の形態18]
図18は、本発明の実施の形態18に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図18に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態15に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40,41をさらに備える点で相違する。
【0133】
本実施の形態18に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態15に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、PチャネルMOSトランジスタP1,P2の信頼性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0134】
[実施の形態19]
図19は、本発明の実施の形態19に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図19に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態16に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40と直列接続された緩和回路42,44と、緩和回路41と直列接続された緩和回路43,45とをさらに備える点で相違する。
【0135】
本実施の形態19に係る電圧レベル変換回路は、実施の形態16に係る電圧レベル変換回路と同様な効果を奏するが、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のソース・ドレイン間の電圧をより緩和し、PチャネルMOSトランジスタP1,P2の信頼性をさらに高めるという効果をも奏する。
【0136】
[実施の形態20]
図20は、本発明の実施の形態20に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図20に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態17に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40と直列接続された緩和回路42,44と、緩和回路41と直列接続された緩和回路43,45とをさらに備える点で相違する。
【0137】
本実施の形態20に係る電圧レベル変換回路は、実施の形態17に係る電圧レベル変換回路と同様な効果を奏するが、PチャネルMOSトランジスタP1,P2の信頼性をさらに高めるという効果をも奏する。
【0138】
[実施の形態21]
図21は、本発明の実施の形態21に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図21に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態18に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40と直列接続された緩和回路42,44と、緩和回路41と直列接続された緩和回路43,45とをさらに備える点で相違する。
【0139】
本実施の形態21に係る電圧レベル変換回路は、実施の形態18に係る電圧レベル変換回路と同様な効果を奏するが、PチャネルMOSトランジスタP1,P2の信頼性をさらに高めるという効果をも奏する。
【0140】
[実施の形態22]
図22は、本発明の実施の形態22に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図22に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態19に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40〜45の代わりに、それぞれ対応する制御回路500〜505を含む緩和回路50〜55を備える点で相違する。
【0141】
本実施の形態22に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態19に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、ノードnVNに印加される電圧VNNが0Vのときノードn7〜n12がハイインピーダンス状態となることを回避し誤動作を防止するという効果を得ることができる。
【0142】
[実施の形態23]
図23は、本発明の実施の形態23に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図23に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態20に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40〜45の代わりに緩和回路50〜55を備える点で相違する。
【0143】
本実施の形態23に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態20に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、ノードn7〜n12がハイインピーダンス状態となることを回避し誤動作を防止するという効果を得ることができる。
【0144】
[実施の形態24]
図24は、本発明の実施の形態24に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図24に示されるように、この電圧レベル変換回路は、実施の形態21に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、緩和回路40〜45の代わりに緩和回路50〜55を備える点で相違する。
【0145】
本実施の形態24に係る電圧レベル変換回路によれば、実施の形態21に係る電圧レベル変換回路と同様な効果とともに、さらに、ノードn7〜n12がハイインピーダンス状態となることを回避し、誤動作を防止するという効果を得ることができる。
【0146】
[実施の形態25]
図25は、本発明の実施の形態25に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図25に示されるように、この実施の形態25に係る電圧レベル変換回路は、実施の形態13に係る電圧レベル変換回路と同様な構成を有するが、電圧Vout1を出力するノードnVoutと、接地ノードnGndと、ノードnVoutと接地ノードnGndとの間に接続されゲートはノードn4に接続されたNチャネルMOSトランジスタN101と、ノードnVoutとノードnVNとの間に接続されゲートはノードn1に接続されたNチャネルMOSトランジスタN102とをさらに備える点で相違する。
【0147】
なお、本実施の形態25に係る電圧レベル変換回路は、電圧変換部200に供給された電圧VNNと電圧Vinに応じた電圧Vout1を電圧変換部200から出力するものである。
【0148】
ここで、ノードnVNに印加される電圧VNNとノードnVINに供給される電圧Vinとに応じた各ノードの電圧と各トランジスタの状態とを示すと、以下のようになる。
【0149】
【表11】
【0150】
ここで、たとえば、ノードnVNに−11Vの電圧VNNが供給され、ノードnVINに3.3Vの電圧Vinが供給された場合は、PチャネルMOSトランジスタP2がオンし、ノードn4の電圧は3.3Vとなる。このとき、NチャネルMOSトランジスタN101のソースには0Vの電圧が供給されるので、NチャネルMOSトランジスタN101はオンし、0Vの電圧Vout1が出力される。
【0151】
一方、ノードnVNに−11Vの電圧VNNが供給され、ノードnVINに0Vの電圧Vinが供給された場合は、Lレベルの電圧VinがインバータI2により反転されるため、PチャネルMOSトランジスタP1がオンし、ノードn3の電圧が3.3Vとなる。このとき緩和信号ALVは0Vなのでノードn1は−1V以上となる。これにより、NチャネルMOSトランジスタN2がオンし、ノードn2の電圧が−11VとなるためPチャネルMOSトランジスタP5がオンし、ノードn1の電圧は0Vとなる。ここで、NチャネルMOSトランジスタN102のソースには−11Vの電圧VNNが供給され、ゲートには0Vの電圧が供給されるのでNチャネルMOSトランジスタN102はオンし、−11Vの電圧VNNが電圧Vout1として出力される。
【0152】
このように、この電圧レベル変換回路によれば、電圧VinのH/Lに従って電圧Vout1として0V/電圧VNNを出力することができる。
【0153】
なお、ノードnVNに印加される電圧VNNが−11Vの場合、ノードn2の電圧は0Vと−11Vの間をとる。この電圧をNチャネルMOSトランジスタN101のゲートに印加した場合、0Vのソース電圧に対してトランジスタN101は常にオフし、電圧Vout1として0Vを正確に出力することができない。そこで、NチャネルMOSトランジスタN101の所望のスイッチング動作を確保するためにNチャネルMOSトランジスタN101のゲートはノードn4に接続されている。
【0154】
したがって、本実施の形態25に係る電圧レベル変換回路は、上記実施の形態1から24に係る電圧レベル変換回路が3.3Vから−11Vの間の電圧を出力するのに対して0Vか電圧VNNを出力し、特に正確に0Vを出力できるという有利な効果を奏する。
【0155】
なお、電圧VNNは外部のチャージポンプからノードnVNに印加され、また、電圧Vinはたとえばアドレス信号として、電圧Vout1はたとえば外部のメモリセルを選択するためのプリデコード信号として使用されるが、このことは上記および下記の実施の形態についても同様である。
【0156】
[実施の形態26]
図26は、本発明の実施の形態26に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【0157】
図26に示されるように、本実施の形態26に係る電圧レベル変換回路は、NチャネルMOSトランジスタN3,N4のゲートが接地ノードnGndに接続され、ノードnEXVNに印加された電圧EXVNNとノードnVIN1に供給された電圧Vin1に応じた電圧をノードn1に出力する電圧変換部100と、ノードnINの電圧INVNNとノードnVIN2に供給された電圧Vin2とに応じた電圧をノードnVoutへ出力する電圧変換部200と、ノードnVoutとノードnEXVNとの間に接続されゲートはノードn1に接続されたNチャネルMOSトランジスタN104と、NチャネルMOSトランジスタN104とノードnVoutとの間に接続されゲートは接地ノードnGndに接続されたNチャネルMOSトランジスタN103とを備える。なお、NチャネルMOSトランジスタN103とノードnVoutとの間にノードn110が含まれる。
【0158】
この電圧レベル変換回路は、テストモード(電圧Vin1,Vin2がともにL(0V))のとき、ノードnINに接続されたメモリセル(図示していない)へノードnEXVNに外部から供給された電圧VNNを供給するとともに、テストモード時以外は、電圧変換部100と電圧変換部200を切り離すこととするものである。
【0159】
ここで、電圧EXVNNと電圧Vin1,Vin2とに応じた主なノードの電圧とトランジスタの状態とを示すと、以下のようになる。
【0160】
【表12】
【0161】
表12に示されるように、たとえば、電圧Vin1,Vin2がともに3.3VのときはNチャネルMOSトランジスタN102,N103,N104はオフし、ノードnEXVNとノードnINが電気的に遮断される。なお、このときNチャネルMOSトランジスタN101はオンし、ノードnVout(ノードn110)は、0Vとなる。したがって、この状態ではノードnEXVNとノードnINとは独立に任意の負の電圧をとることができる。
【0162】
また、電圧Vin2が3.3Vで電圧Vin1が0Vのとき、NチャネルMOSトランジスタN104のゲートにはノードnEXVNに印加される電圧EXVNNが−11Vのとき−1Vの電圧が、電圧EXVNNが0Vのとき2.3V以上の電圧がそれぞれ供給されるので、NチャネルMOSトランジスタN104はオンする。
【0163】
ここで、NチャネルMOSトランジスタN103は電圧EXVNNが−11Vのときだけオンするが、NチャネルMOSトランジスタN101がオンしノードn110の電圧が0Vに設定されているので、電圧EXVNNは0V以外の値をとることは禁止される。
【0164】
次に、電圧Vin2が0Vで、電圧Vin1が3.3VのときNチャネルMOSトランジスタN103,N104はオフし、NチャネルMOSトランジスタN102はオンする。したがって、ノードn110とノードnINとは電気的に接続される。このとき電圧EXVNNが電圧INVNNより大きくなると、NチャネルMOSトランジスタN103,N104がオンしてしまう可能性があるためこの状態は禁止される。
【0165】
次に、電圧Vin2,Vin1がともに0VのときはNチャネルMOSトランジスタN102はオンし、ノードn110とノードnINとが電気的に接続された状態になる。また、NチャネルMOSトランジスタN104もオンするため、ノードnEXVNとノードnINとが電気的に接続された状態になる。ただし、電圧EXVNNが−1Vより高い電圧になるとNチャネルMOSトランジスタN103はオフしてしまい、ノードnEXVNとノードnINとは電気的に遮断される。
【0166】
以上より、ノードnEXVNとノードnINとを完全に電気的に遮断するには、電圧Vin1,Vin2をともに3.3Vとし、ノードnEXVNとノードnINとを電気的に接続するには電圧Vin1,Vin2をともに0Vとすればよい。
【0167】
なお、NチャネルMOSトランジスタN103はNチャネルMOSトランジスタN104のソース・ドレイン間電圧を緩和するために備えられ、NチャネルMOSトランジスタN101はノードn110がハイインピーダンス状態となるのを回避するために備えられる。
【0168】
本実施の形態26に係る電圧レベル変換回路によれば、供給される電圧Vin1,Vin2のレベルに応じてともにオフされるNチャネルMOSトランジスタN102,N104を備えるため、異なる負の電圧EXVNN,INVNNを有する2つのノードnEXVN,nINの完全な切離しを容易に実現することができる。
【0169】
[実施の形態27]
図27は、本発明の実施の形態27に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図27に示されるように、本実施の形態27に係る電圧レベル変換回路は実施の形態26に係る電圧レベル変換回路と同様の機能を有するものであって、正負の電圧関係を逆転させ、負の高い電圧EXVNNの代わりに正の高い電圧EXVPPを外部から印加するようにしたものである。
【0170】
ここで、電圧変換部300は図26に示された電圧変換部100に対応し、電圧変換部400は電圧変換部200に対応する。また、PチャネルMOSトランジスタP401はNチャネルMOSトランジスタN104に対応し、PチャネルMOSトランジスタP403はNチャネルMOSトランジスタN103に対応する。また、緩和回路70〜75は緩和回路40〜45に対応する。
【0171】
なお、緩和回路70〜75の各々は同じ構成を有し、たとえば、緩和回路70は、電源電圧ノードnVccと、PチャネルMOSトランジスタP311,P312と、NチャネルMOSトランジスタN311とを含む。
【0172】
また、電圧変換部300は、電源電圧ノードnVccと、接地ノードnGndと、緩和回路70〜75と、インバータI4と、NチャネルMOSトランジスタN301,N302と、PチャネルMOSトランジスタP301〜P304とを含む。
【0173】
また、電圧変換部400は、接地ノードnGndと、インバータI5と、NチャネルMOSトランジスタN201,N202と、PチャネルMOSトランジスタP101,P102,P201,P202とを含む。
【0174】
次に、本実施の形態27に係る電圧レベル変換回路の動作を説明する。
ノードnVIN1に供給する電圧Vin1、ノードnVIN2に供給する電圧Vin2をともに3.3Vとすると、ノードnEXVPとノードnINとは電気的に接続されるが、それぞれの電圧が電源電圧VccとPチャネルMOSトランジスタP403のしきい値電圧Vthpとの和以下になるとPチャネルMOSトランジスタP403がオフするので、ノードnEXVPとノードnINとは電気的に遮断される。
【0175】
一方、電圧Vin1,Vin2をともに0Vとすると、PチャネルMOSトランジスタP401,P102はいずれもオフし、ノードnEXVPとノードnINとは独立に任意の正の電圧をとることができる。なお、このときPチャネルMOSトランジスタP101はオンし、ノードn410は0Vとなる。
【0176】
以上より、本実施の形態27に係る電圧レベル変換回路によれば、異なる正の電圧EXVPP,INVPPを有する2つのノードnEXVP,nINの完全な切離しを容易に実現することができる。
【0177】
[実施の形態28]
図28は、本発明の実施の形態28に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。図28に示されるように、本実施の形態28に係る電圧レベル変換回路は、実施の形態10に係る電圧レベル変換回路と同様の機能を有するものであって、正負の電圧関係を逆転させ、負の高い電圧VNNの代わりに正の高い電圧VPPを外部からノードnVPに印加するようにしたものである。
【0178】
ここで、PチャネルMOSトランジスタP301,P302はそれぞれ図10に示されたNチャネルMOSトランジスタN1,N2に対応し、電圧緩和部90は電圧緩和部10に対応する。また、緩和回路80〜85は緩和回路50〜55に対応する。
【0179】
なお、緩和回路80〜85はそれぞれ同様な構成を有するが、たとえば、緩和回路80は、制御回路600と、PチャネルMOSトランジスタP311,P312とNチャネルMOSトランジスタN311と、電源電圧ノードnVccとを含む。
【0180】
なお、本実施の形態28に係る電圧レベル変換回路は、さらに、接地ノードnGndと、電圧Vin1が供給されるノードnVIN1と、電圧Vin3が供給されるノードnVIN3と、インバータI6,I7と、NチャネルMOSトランジスタN201,N202,N301,N302とPチャネルMOSトランジスタP201,P202とを備える。
【0181】
ここで、電圧VPPと電圧Vin1とに応じた主なノードの電圧と主なトランジスタの状態とを示すと以下のようになる。
【0182】
【表13】
【0183】
表13に示されるように、ノードnVPに供給する電圧VPPが3.3Vのときは、電圧Vin3を0Vにする。すると、NチャネルMOSトランジスタN202がオンし、ノードn204の電圧が0Vとなる。また、PチャネルMOSトランジスタP201のゲートがノードn204に接続されるのでPチャネルMOSトランジスタP201はオンし、ノードn203の電圧は3.3Vとなる。ここで、たとえば、電圧Vin1が3.3VのときNチャネルMOSトランジスタN302はオンし、ノードn308の電圧は0Vとなる。そして、NチャネルMOSトランジスタN361,N341,N321が順次オンすることによって電圧Voutは0Vとなる。また、PチャネルMOSトランジスタP304のゲートには0Vの電圧Vin3が供給されているのでノードn302は1V以下のハイインピーダンス状態となる。一方、PチャネルMOSトランジスタP301,P303はオンし、ノードn301,n303の電圧は3.3Vとなる。
【0184】
また、制御回路600により、3.3Vの電圧がNチャネルMOSトランジスタN311のゲートに供給されるため、ノードn311は、3.3VからNチャネルMOSトランジスタN311のしきい値電圧Vth(1V)分だけ下がった2.3V以上のハイインピーダンス状態となる。
【0185】
同様にして、ノードn309,n307は2.3V以上のハイインピーダンス状態となる。
【0186】
なお、NチャネルMOSトランジスタN301のゲートにはインバータI7より0Vの電圧が供給されるのでNチャネルMOSトランジスタN301はオフする。
【0187】
一方、ノードnVPに供給する電圧VPPが12Vのときは、電圧Vin3を3.3Vにする。すると、NチャネルMOSトランジスタN201がオンし、ノードn203の電圧が0Vとなる。また、PチャネルMOSトランジスタP202のゲートがノードn203に接続されるのでPチャネルMOSトランジスタP202がオンし、ノードn204の電圧は12Vとなる。ここで、たとえば、電圧Vin1が3.3VのときNチャネルMOSトランジスタN302がオンし、ノードn308の電圧は0Vとなる。ここで、NチャネルMOSトランジスタN361,N341,N321のゲートには、それぞれ電源電圧Vccが供給されるため順次オンし、電圧Voutは0Vとなる。このときPチャネルMOSトランジスタP304のゲートには3.3Vの電圧Vin3が供給されるため、PチャネルMOSトランジスタP304はオフし、ノードn302は4.3V以下のハイインピーダンス状態となる。
【0188】
一方、PチャネルMOSトランジスタP301のゲートはノードn304に接続されるためPチャネルMOSトランジスタP301はオンし、ノードn301の電圧は12Vとなる。また、PチャネルMOSトランジスタP303のゲートには3.3Vの電圧Vin3が供給されるためPチャネルMOSトランジスタP303はオンし、電圧/Voutは12Vとなる。ここで、緩和回路80は12Vと電源電圧Vcc(3.3V)とを比較して高い方の電圧をNチャネルMOSトランジスタN311のゲートに供給する。
【0189】
したがって、ノードn311の電圧はNチャネルMOSトランジスタN311のゲート電圧よりそのしきい値電圧分低い11Vとなる。以下同様にしてノードn309,n307の電圧はそれぞれ10V,9Vとなる。なお、NチャネルMOSトランジスタN301のゲートとソースにはともに0Vの電圧が供給されるので、NチャネルMOSトランジスタN301はオフする。
【0190】
以上より、本実施の形態28に係る電圧レベル変換回路によれば、高い電圧VPPを所定の電圧に変換する回路において、ノードn307〜n312がハイインピーダンス状態となることを回避しつつ、PチャネルMOSトランジスタP301,P302およびNチャネルMOSトランジスタN301,N302のソース・ドレイン間の電圧を緩和することができる。
【0191】
【発明の効果】
請求項1に係る電圧レベル変換回路によれば、第4のNチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間にかかる電圧を緩和することができ、第4のNチャネルMOSトランジスタの動作の信頼性を高めることができる。
【0192】
請求項3に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第4のNチャネルMOSトランジスタの動作の信頼性を高めることができる。
【0193】
請求項4に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第4のPチャネルMOSトランジスタの動作の信頼性を高めることができる。
【0194】
請求項5に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第3のNチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間の電圧を緩和して第3のNチャネルMOSトランジスタの動作の信頼性を高めることができる。
【0195】
請求項6に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第1のPチャネルMOSトランジスタとMOSトランジスタとの間のノードがハイインピーダンス状態となることを回避し、誤動作を防止することができる。
【0196】
請求項7に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第1のPチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間の電圧を緩和することにより第1のPチャネルMOSトランジスタの動作の信頼性をより高めることができる。
【0197】
請求項8に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第2のNチャネルMOSトランジスタと第3のNチャネルMOSトランジスタとの間のノードがハイインピーダンス状態となることを回避し、誤動作を防止することができる。
【0198】
請求項9に係る電圧レベル変換回路によれば、正確に第1の電圧を出力ノードから出力することができる。
【0199】
請求項10に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第2の電圧の大きさに応じた制御信号を電圧レベル変換回路内で生成することができる。
【0200】
請求項11に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、接地電圧を正確に出力ノードから出力することができる。
【0201】
請求項12に係る電圧レベル変換回路によれば、第1のノードと第2のノードとを電気的に完全に切り離すことができる。
【0202】
請求項13に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、中間ノードがフローティング状態となることを回避し誤動作を防止することができる。
【0203】
請求項14に係る電圧レベル変換回路によれば、さらに、第1のトランジスタのソース・ドレイン間の電圧を緩和し第1のトランジスタの動作の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図3】 本発明の実施の形態3に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図4】 本発明の実施の形態4に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図5】 本発明の実施の形態5に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態6に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態7に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態8に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図9】 本発明の実施の形態9に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図10】 本発明の実施の形態10に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図11】 本発明の実施の形態11に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図12】 本発明の実施の形態12に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図13】 本発明の実施の形態13に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図14】 本発明の実施の形態14に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図15】 本発明の実施の形態15に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図16】 本発明の実施の形態16に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図17】 本発明の実施の形態17に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図18】 本発明の実施の形態18に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図19】 本発明の実施の形態19に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図20】 本発明の実施の形態20に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図21】 本発明の実施の形態21に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図22】 本発明の実施の形態22に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図23】 本発明の実施の形態23に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図24】 本発明の実施の形態24に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図25】 本発明の実施の形態25に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図26】 本発明の実施の形態26に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図27】 本発明の実施の形態27に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図28】 本発明の実施の形態28に係る電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【図29】 従来の電圧レベル変換回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
2 レベル判定回路、3,4 論理ゲート、100,200 電圧変換部、500〜505 制御回路、N1,N2,N3,N4,N11,N12,N31,N32,N51,N52,N101,N102,N103,N104 NチャネルMOSトランジスタ、P1,P4,P5,P6,P11,P31,P51 PチャネルMOSトランジスタ、nGnd 接地ノード、n1,n3,n4,n50,n110,nVN,nVout,nEXVN,nIN ノード。
Claims (11)
- 入力電圧が入力される入力電圧ノードと、
前記入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、
前記入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、
接地電圧以下の第2の電圧が与えられる第2のノードと、
前記入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、前記第1のノードにドレインが接続された第1のPチャネルMOSトランジスタと前記出力電圧ノードにドレインが接続された第2のPチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記第1のノードに接続され、ソースが前記第1のノードと前記第2のノードとの間に位置する第3のノードに接続された第1のNチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記出力電圧ノードに接続され、ソースが前記出力電圧ノードと前記第2のノードとの間に位置する第4のノードに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記第3のノードに接続され、ゲートが前記第4のノードに接続され、ソースが前記第2のノードに接続された第3のNチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記第4のノードに接続され、ゲートが前記第3のノードに接続され、ソースが前記第2のノードに接続された第4のNチャネルMOSトランジスタと、
前記第2の電圧の大きさに応じた第1の制御信号を前記第1および第2のNチャネルMOSトランジスタのゲートに供給する信号線とを備え、
前記第1および前記第2のNチャネルMOSトランジスタは、前記第2の電圧が一定以下の負の電圧となったとき、前記第3および第4のNチャネルMOSトランジスタに与えられる電圧を緩和するように動作する、電圧レベル変換回路。 - 入力電圧が入力される入力電圧ノードと、
前記入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、
前記入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、
接地電圧以下の第2の電圧が与えられる第2のノードと、
前記入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、前記第1のノードにドレインが接続された第1のPチャネルMOSトランジスタと前記出力電圧ノードにドレインが接続された第2のPチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記第1のノードに接続され、ソースが前記第1のノードと前記第2のノードとの間に位置する第3のノードに接続された第1のNチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記出力電圧ノードに接続され、ソースが前記出力電圧ノードと前記第2のノードとの間に位置する第4のノードに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記第3のノードに接続され、ゲートが前記第4のノードに接続され、ソースが前記第2のノードに接続された第3のNチャネルMOSトランジスタと、
ドレインが前記第4のノードに接続され、ゲートが前記第3のノードに接続され、ソースが前記第2のノードに接続された第4のNチャネルMOSトランジスタと、
前記第2の電圧の大きさに応じた第1の制御信号を前記第1および第2のNチャネルMOSトランジスタのゲートに供給する信号線と、
前記第2の電圧が一定以下の負の電圧となったとき、前記第3と第4のNチャネルMOSトランジスタに与えられる電圧を緩和するように前記信号線に前記第1の制御信号として電圧緩和信号を与える信号生成部とを備えた、電圧レベル変換回路。 - 前記第1のノードと前記第3のノードとの間に接続され、ゲートに前記第1の制御信号の反転信号が供給される第3のPチャネルMOSトランジスタと、
前記出力電圧ノードと前記第4のノードとの間に接続され、ゲートに前記第1の制御信号の反転信号が供給される第4のPチャネルMOSトランジスタとをさらに備えた、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路。 - 前記第1の制御信号と前記入力電圧とを受け、前記第3および第4のPチャネルMOSトランジスタのゲートに前記反転信号を与える制御手段をさらに備えた、請求項3に記載の電圧レベル変換回路。
- 前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記出力電圧ノードとは、MOSトランジスタを介して接続され、
定電圧を有する第5のノードと、
前記第5のノードと前記MOSトランジスタの一方端に接続され、前記定電圧と前記出力電圧とを比較して、絶対値が大きい方の電圧を前記MOSトランジスタのゲートに供給する比較手段とをさらに備えた、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路。 - 供給される第2の制御信号が活性化されたとき、前記MOSトランジスタのゲートに前記第2の電圧を供給するトランジスタ制御手段をさらに備えた、請求項5に記載の電圧レベル変換回路。
- 前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記出力電圧ノードとは、直列接続された複数のMOSトランジスタを介して接続され、
定電圧を有する第5のノードと、
各々が、前記複数のMOSトランジスタに1対1に対応して配置され、前記第5のノードと前記MOSトランジスタの一方端に接続され、前記定電圧と前記MOSトランジスタの一方端の電圧とを比較して、絶対値が大きい方の電圧を前記MOSトランジスタのゲートに供給する複数の比較手段とをさらに備えた、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路。 - 前記信号線と前記第3のノードとの間に接続され、ゲートが前記第4のノードに接続された第3のPチャネルMOSトランジスタと、
前記信号線と前記第4のノードとの間に接続され、ゲートが前記第3のノードに接続された第4のPチャネルMOSトランジスタとをさらに備えた、請求項1もしくは2に記載の電圧レベル変換回路。 - 入力電圧が入力される入力電圧ノードと、
前記入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、
前記入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、
前記入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、前記第1のノードにドレインが接続された第1導電型の第1のトランジスタと第2のノードにドレインが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、
第2の電圧を有する第3のノードと、
前記出力電圧ノードと前記第3のノードとの間に接続され、第1の論理レベルを有する第1の電圧がゲートに供給されたときオンする第2導電型の第3のトランジスタと、
第3の電圧を有する第4のノードと、
前記出力電圧ノードと前記第4のノードとの間に接続され、前記第1の電圧が第2の論理レベルであるときにオンする第2導電型の第4のトランジスタと、
前記第4のトランジスタのゲートと前記第4のノードとの間に接続された第2導電型の第5のトランジスタと、
前記第5のトランジスタのゲートと前記第4のノードとの間に接続され、ゲートは前記第4のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第6のトランジスタと、
前記第1のノードと前記第6のトランジスタのドレインとの間に接続され、ゲートには第3の電圧の大きさに応じた制御信号が供給される第2導電型の第7のトランジスタと、
前記第7のトランジスタのゲートと前記第5のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは前記第4のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第8のトランジスタと、
前記第7のトランジスタのゲートと前記第6のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは前記第5のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第9のトランジスタと、
前記第4のトランジスタのゲートと前記第2のノードとの間に接続され、ゲートは前記 第7のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第10のトランジスタとを備え、
第2導電型の前記第7および前記第10のトランジスタは、前記第3の電圧が一定以下の負の電圧となったとき、第2導電型の前記第5および第6のトランジスタに与えられる電圧を緩和するように動作する、電圧レベル変換回路。 - 入力電圧が入力される入力電圧ノードと、
前記入力電圧に応じて変化する第1の電圧となる第1のノードと、
前記入力電圧に応じて出力電圧を出力する出力電圧ノードと、
前記入力電圧に応じて一方のトランジスタが導通状態となり他方のトランジスタが非導通状態となる、前記第1のノードにドレインが接続された第1導電型の第1のトランジスタと第2のノードにドレインが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、
第2の電圧を有する第3のノードと、
前記出力電圧ノードと前記第3のノードとの間に接続され、第1の論理レベルを有する第1の電圧がゲートに供給されたときオンする第2導電型の第3のトランジスタと、
第3の電圧を有する第4のノードと、
前記出力電圧ノードと前記第4のノードとの間に接続され、前記第1の電圧が第2の論理レベルであるときにオンする第2導電型の第4のトランジスタと、
前記第4のトランジスタのゲートと前記第4のノードとの間に接続された第2導電型の第5のトランジスタと、
前記第5のトランジスタのゲートと前記第4のノードとの間に接続され、ゲートは前記第4のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第6のトランジスタと、
前記第1のノードと前記第6のトランジスタのドレインとの間に接続され、ゲートには第3の電圧の大きさに応じた制御信号が供給される第2導電型の第7のトランジスタと、
前記第7のトランジスタのゲートと前記第5のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは前記第4のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第8のトランジスタと、
前記第7のトランジスタのゲートと前記第6のトランジスタのゲートとの間に接続され、ゲートは前記第5のトランジスタのゲートに接続された第1導電型の第9のトランジスタと、
前記第4のトランジスタのゲートと前記第2のノードとの間に接続され、ゲートは前記第7のトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第10のトランジスタと、
前記第3の電圧の絶対値と基準電圧の絶対値とを比較して、前記第3の電圧の絶対値が前記基準電圧の絶対値より小さいときは第3の論理レベルを有する前記制御信号を出力し、前記第3の電圧の絶対値が前記基準電圧の絶対値より大きいときは第4の論理レベルを有する前記制御信号を出力する信号生成部とを備えた、電圧レベル変換回路。 - 前記第2の電圧は接地電圧であり、前記第1の導電型はPチャネルMOS型である、請求項9または10に記載の電圧レベル変換回路。
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