JP4066721B2 - チェック弁及びそのチェック弁を用いたブレーキアクチュエータ - Google Patents
チェック弁及びそのチェック弁を用いたブレーキアクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4066721B2 JP4066721B2 JP2002176020A JP2002176020A JP4066721B2 JP 4066721 B2 JP4066721 B2 JP 4066721B2 JP 2002176020 A JP2002176020 A JP 2002176020A JP 2002176020 A JP2002176020 A JP 2002176020A JP 4066721 B2 JP4066721 B2 JP 4066721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- coil spring
- seat surface
- case member
- compression coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/48—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
- B60T8/4809—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems
- B60T8/4827—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
- B60T8/4863—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems closed systems
- B60T8/4872—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems closed systems pump-back systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/341—Systems characterised by their valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7904—Reciprocating valves
- Y10T137/7922—Spring biased
- Y10T137/7927—Ball valves
- Y10T137/7928—With follower
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の一方向の流れのみを許容するチェック弁に関し、特に油圧ポンプの吐出側のチェック弁に好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、弁座面にボールが接離して流体通路を開閉するチェック弁においては、コイルばねによってボール(弁体)が弁座面に向かって(すなわち、閉弁方向に)付勢されている。
【0003】
そして、弁座面よりも上流側の圧力が弁座面よりも下流側の圧力よりも所定圧以上高くなると、コイルばねの付勢力に抗してボールが弁座面から離されて開弁し、流体が所定の一方向に流れるようになっている。また、この開弁時には、ボールは流体の流れによる力とコイルばねの付勢力とを受け、ボールはそれらの力がバランスする位置に移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のチェック弁を例えばポンプの吐出側に設置した場合、ポンプの吐出圧の脈動によってボールに作用する流体の流れによる力が変動してしまう。そのため、ボールの位置が変動してボールが振動し、このボールの振動により圧力脈動が増幅されてしまうという問題が発生していた。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、弁座面に弁体が接離して流体通路を開閉するチェック弁において、弁体の振動により圧力脈動が増幅されることを防止ないしは抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、内部に流体通路(503、521)が形成されたケース部材(500、520)と、ケース部材(500)に形成されると共に、流体通路(503、521)の途中に配置された弁座面(504)と、弁座面(504)よりも下流側の流体通路(521)中に配置されると共に、弁座面(504)と接離して流体通路(503、521)を開閉する弁体(540)と、ケース部材(520)内に配置されると共に、弁体(540)を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね(560、560A、560B)とを備えるチェック弁において、ケース部材(500、520)には、弁体(540)に対する弁座面(504)よりも上流側の流体の圧力作用向きをXとしたとき、圧力作用向きXの垂直方向への弁体(540)の移動範囲を規制する側壁面(526)と、圧縮コイルばね(560、560A、560B)の軸方向一端の座面(561)が接するばね受け面(527)とが形成され、かつ、弁座面(504)よりも下流側であって圧縮コイルばね(560、560A、560B)の分力のうち圧力作用向きXに対する垂直方向の分力F1の向く側に、液体通路を構成する開口部(525)が形成され、ばね受け面(527)は、圧力作用向きXに垂直な面に対して傾斜していることを特徴とする。
【0007】
これによると、弁体に対する圧縮コイルばねの付勢力は、圧力作用向きXに対して斜めに作用するため、開弁時には弁体が側壁面に押し付けられて弁体の振動がおさえられる。従って、弁体の振動が防止ないしは抑制され、圧力脈動の増幅も防止ないしは抑制される。
【0008】
また、ばね受け面を圧力作用向きXに垂直な面に対して傾斜させるという、極めて簡単な構成で実施することができる。
さらに、分力F1の向きに開口部(525)を配置しているため、流体通路(503、521)を通って開口部(525)に向かうブレーキ液の流れの向きが分力F1の向きと一致し、開口部(525)に向かうブレーキ液の流れによる力によっても弁体(540)が側壁面(526)に押し付けられ、従って、弁体(540)の振動がより確実におさえられる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、内部に流体通路(503、521)が形成されたケース部材(500、520)と、ケース部材(500)に形成されると共に、流体通路(503、521)の途中に配置された弁座面(504)と、弁座面(504)よりも下流側の流体通路(521)中に配置されると共に、弁座面(504)と接離して流体通路(503、521)を開閉する弁体(540)と、ケース部材(520)内に配置されると共に、弁体(540)を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね(560A)とを備えるチェック弁において、ケース部材(520)には、弁体(540)に対する弁座面(504)よりも上流側の流体の圧力作用向きをXとしたとき、圧力作用向きXの垂直方向への弁体(540)の移動範囲を規制する側壁面(526)が形成されていると共に、弁座面(504)よりも下流側であって圧縮コイルばね(560、560A、560B)の分力のうち圧力作用向きXに対する垂直方向の分力F1の向く側に、液体通路を構成する開口部(525)が形成され、、自由状態での圧縮コイルばね(560A)は、圧縮コイルばね(560A)の軸方向両端の2つの座面(561、562)が平行で、且つ、2つの座面(561、562)と圧縮コイルばね(560A)の中心軸とが非垂直であることを特徴とする。
【0010】
これによると、弁体に対する圧縮コイルばねの付勢力は、圧力作用向きXに対して斜めに作用するため、開弁時には弁体が側壁面に押し付けられて弁体の振動がおさえられる。従って、弁体の振動が防止ないしは抑制され、圧力脈動の増幅も防止ないしは抑制される。
【0011】
また、圧縮コイルばねの座面と中心軸とを非垂直にするという、極めて簡単な構成で実施することができる。
さらに、このように、分力F1の向きに開口部(525)を配置することで、流体通路(503、521)を通って開口部(525)に向かうブレーキ液の流れの向きが分力F1の向きと一致し、開口部(525)に向かうブレーキ液の流れによる力によっても弁体(540)が側壁面(526)に押し付けられ、従って、弁体(540)の振動がより確実におさえられる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、内部に流体通路(503、521)が形成されたケース部材(500、520)と、ケース部材(500)に形成されると共に、流体通路(503、521)の途中に配置された弁座面(504)と、弁座面(504)よりも下流側の流体通路(521)中に配置されると共に、弁座面(504)と接離して流体通路(503、521)を開閉する弁体(540)と、ケース部材(520)内に配置されると共に、弁体(540)を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね(560B)とを備えるチェック弁において、ケース部材(520)には、弁体(540)に対する弁座面(504)よりも上流側の流体の圧力作用向きをXとしたとき、圧力作用向きXの垂直方向への弁体(540)の移動範囲を規制する側壁面(526)が形成されていると共に、弁座面(504)よりも下流側であって圧縮コイルばね(560、560A、560B)の分力のうち圧力作用向きXに対する垂直方向の分力F1の向く側に、液体通路を構成する開口部(525)が形成され、、自由状態での圧縮コイルばね(560B)は、圧縮コイルばね(560B)の軸方向両端の2つの座面(561、562)が非平行で、且つ、2つの座面(561、562)と圧縮コイルばね(560B)の中心軸とが非垂直であることを特徴とする。
【0013】
これによると、弁体に対する圧縮コイルばねの付勢力は、圧力作用向きXに対して斜めに作用するため、開弁時には弁体が側壁面に押し付けられて弁体の振動がおさえられる。従って、弁体の振動が防止ないしは抑制され、圧力脈動の増幅も防止ないしは抑制される。
【0014】
また、圧縮コイルばねの座面と中心軸とを非垂直にするという、極めて簡単な構成で実施することができる。
さらに、このように、分力F1の向きに開口部(525)を配置することで、流体通路(503、521)を通って開口部(525)に向かうブレーキ液の流れの向きが分力F1の向きと一致し、開口部(525)に向かうブレーキ液の流れによる力によっても弁体(540)が側壁面(526)に押し付けられ、従って、弁体(540)の振動がより確実におさえられる。
【0015】
請求項5に記載の発明のように、弁体(540)をボールで構成することができる。
【0016】
請求項6に記載の発明では、弁体(540)とコイルばね(560、560A、560B)との間に配置されて、コイルばね(560、560A、560B)の付勢力を弁体(540)に伝達する伝達部材(580)を備え、伝達部材(580)における、弁体(540)が接する当接面(581)が、平面であることを特徴とする。
【0017】
これによると、伝達部材における弁体との当接面を平面にしているため、弁体に伝達される付勢力の作用方向を常に同一方向に保つことができ、従って、弁体の振動抑制効果をより確実に得ることができる。
【0018】
請求項2または3の発明の実施に際しては、請求項7に記載の発明のように、ケース部材(520)に、圧縮コイルばね(560A、560B)の軸方向一端の座面(561)が接するばね受け面(527)を形成し、ばね受け面(527)を、圧力作用向きXに垂直な面に対して傾斜させてもよい。
【0019】
これによると、開弁時に弁体を側壁面に押し付ける向きの分力が大きくなり、弁体の振動がより確実におさえられる。
【0020】
請求項8に記載の発明のように、マスタシリンダ(3)からのブレーキ液圧をホイールシリンダ(4、5)に伝達し、車輪に対して制動力を発生させるように構成され、ホイールシリンダ(4、5)側のブレーキ液を吸入すると共に吸入したブレーキ液をマスタシリンダ(3)側に吐出するポンプ(10)を備えてなるブレーキアクチュエータにおいて、請求項1ないし7のいずれか1つに記載のチェック弁を、ポンプの吐出側に配置することができる。
【0021】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態に基づいて説明する。
【0023】
(第1実施形態)
図1に、本発明のチェック弁を用いた車両用ブレーキ装置のブレーキ配管概略図を示す。以下、ブレーキ装置の基本構成を図1に基づいて説明する。本例では前輪駆動の4輪車において、右前輪−左後輪、左前輪−右後輪の各配管系統を備えるX配管の油圧回路を構成するブレーキ装置を示している。
【0024】
図1に示すように、ブレーキペダル1は倍力装置2と接続されており、この倍力装置2によりブレーキ踏力等が倍力される。倍力装置2は、倍力された踏力をマスタシリンダ3に伝達するプッシュロッド等を有しており、このプッシュロッドがマスタシリンダ3に配設されたマスタピストンを押圧することによりマスタシリンダ圧が発生する。なお、これらブレーキペダル1、倍力装置2及びマスタシリンダ3がブレーキ液圧発生手段に相当する。
【0025】
また、このマスタシリンダ3には、マスタシリンダ3内にブレーキ液を供給したり、マスタシリンダ3内の余剰ブレーキ液を貯留するマスタリザーバ3aが接続されている。
【0026】
マスタシリンダ圧は、アンチロックブレーキ装置(以下、ABSという)などを介して右前輪FR用のホイールシリンダ4及び左後輪RL用のホイールシリンダ5へ伝達されている。以下の説明は、右前輪FR及び左後輪RL側について行うが、第2の配管系統である左前輪FL及び右後輪RR側についても全く同様であるため、説明は省略する。
【0027】
このブレーキ装置はマスタシリンダ3に接続する管路(主管路)Aを備えており、この管路Aには比例制御弁(PV:プロポーショニングバルブ)22が備えられている。そして、この比例制御弁22によって管路Aは2部位に分けられている。すなわち管路Aは、マスタシリンダ3から比例制御弁22までの間においてマスタシリンダ圧を受ける管路A1と、比例制御弁22から各ホイールシリンダ4、5までの間の管路A2に分けられる。
【0028】
この比例制御弁22は、通常、正方向にブレーキ液が流動する際には、ブレーキ液の基準圧を所定の減衰比率をもって下流側に伝達する作用を有している。そして、図1に示すように、比例制御弁22を逆接続した場合、管路A2側が基準圧となる。
【0029】
また、管路A2において、管路Aは2つに分岐しており、一方にはホイールシリンダ4へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制御弁30が備えられ、他方にはホイールシリンダ5へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制御弁31が備えられている。
【0030】
これら増圧制御弁30、31は、ABS用の電子制御装置(以下、ECUという)により連通・遮断状態を制御できる2位置弁として構成されている。そして、この2位置弁が連通状態に制御されているときには、マスタシリンダ圧あるいはポンプのブレーキ液の吐出によるブレーキ液圧を各ホイールシリンダ4、5に加えることができる。
【0031】
なお、ABS制御が実行されていないノーマルブレーキ時には、これら第1、第2の増圧制御弁30、31は常時連通状態に制御されている。増圧制御弁30、31には、それぞれチェック弁30a、31aが並列に設けられており、ブレーキ踏み込みを止めてABS制御が終了したときにおいてホイールシリンダ4、5側からブレーキ液を排除するようになっている。
【0032】
また、第1、第2の増圧制御弁30、31と各ホイールシリンダ4、5との間における管路Aとリザーバ20のリザーバ孔20aとを結ぶ管路Bには、ABS用のECUにより連通・遮断状態を制御できる減圧制御弁32、33がそれぞれ配設されている。これらの減圧制御弁32、33はノーマルブレーキ状態(ABS非作動時)では、常時遮断状態とされている。
【0033】
管路Aの比例制御弁22と増圧制御弁30、31とリザーバ20のリザーバ孔20aとを結ぶ管路Cには、回転式ポンプ10が吸入側チェック弁10aと吐出側チェック弁50とに挟まれて配設されている。そして、ABS制御が実行されると、ホイールシリンダ4、5の減圧時にホイールシリンダ4、5から排出されたブレーキ液がリザーバ20に流入し、回転式ポンプ10は管路Cを介してリザーバ20内のブレーキ液を汲み取り、管路A2へ吐出する。なお、回転式ポンプ10の吐出側に設けたチェック弁50が本発明になるチェック弁であり、その詳細については後述する。
【0034】
上記の回転式ポンプ10にはモータ11が接続されており、このモータ11によって回転式ポンプ10は駆動される。この回転式ポンプ10は、トロコイドポンプ等の内接歯車型の回転式ポンプである。
【0035】
また、回転式ポンプ10が吐出したブレーキ液の脈動を緩和するために、管路Cのうち回転式ポンプ10の吐出側にはダンパ12が配設されている。そして、リザーバ20と回転式ポンプ10の間と、マスタシリンダ3とを接続するように管路(補助管路)Dが設けられており、回転式ポンプ10は、TRC時等にこの管路Dを介して管路A1のブレーキ液を汲み取り、管路A2へ吐出することによってホイールシリンダ4、5におけるホイールシリンダ圧をマスタシリンダ圧よりも高くして車輪制動力を高める。なお、比例制御弁22はこの際のマスタシリンダ圧とホイールシリンダ圧との差圧を保持する。
【0036】
そして、この管路Dには制御弁34が設けられており、この制御弁34はノーマルブレーキ時には常時遮断状態とされている。なお、管路Dから伝えられる液圧により管路Cからリザーバ20へ逆流しないように、管路C及び管路Dの接続部とリザーバ20の間にはチェック弁21が配設されている。
【0037】
さらに、管路Aのうち、比例制御弁22と増圧制御弁30、31との間には、制御弁40が備えられている。この制御弁40は、通常は連通状態にされている2位置弁であり、マスタシリンダ圧が所定圧よりも低いときにホイールシリンダ4、5に急ブレーキをかける時、或いはTRC時に遮断され、マスタシリンダ側とホイールシリンダ側との差圧を保つようになっている。
【0038】
なお、制御弁40には安全弁40aが並列に設けられており、制御弁40が遮断状態の時に、マスタシリンダ3側からホイールシリンダ4、5側にブレーキ液圧を加えられるようになっている。
【0039】
次に、吐出側チェック弁50について詳細に説明する。なお、図2はチェック弁50の閉弁状態を示す断面図、図3はチェック弁50の開弁状態を示す断面図、図4はチェック弁50に用いるコイルばね560の自由状態での形状を示す断面図である。
【0040】
チェック弁50は、シート500、スリーブ520、ボール540、コイルばね560、及びOリング570から構成されている。これらの構成部分のうち、Oリング570はゴム製であり、その他はいずれも金属製である。
【0041】
また、図4に示すように、コイルばね560は、自由状態での軸方向両端の2つの座面561、562が平行で、且つ、2つの座面561、562とコイルばね560の中心軸とが垂直な、円筒圧縮コイルばねである。
【0042】
図2に示すように、上記チェック弁50は、ABSのケーシング60に、上記したABSの各種弁や回転式ポンプ等と共に組み付けられている。具体的には、ケーシング60の段付穴61、62にチェック弁50が挿入され、その際、チェック弁50のシート500をケーシング60の大径側段付穴61に圧入してチェック弁50をケーシング60に固定するようにしている。
【0043】
一方、ケーシング60の小径側段付穴62とチェック弁50のスリーブ520の外周面との間には、ブレーキ液の通路となる空間63が形成されている。この空間63はケーシング60に形成された通路穴64と連通している。なお、この通路穴64は、ダンパ12が配設された側の管路C(図1参照)の一部をなすものである。そして、回転式ポンプから吐出されたブレーキ液は、チェック弁50内を通って空間63に流入し、さらに通路穴64へと流れるようになっている。
【0044】
ケース部材を構成するシート500の外形は段付の略円筒形状になっており、大径部の外周面にはOリング570が挿入される溝501が形成され、小径部の外周面には径外方に向かって突出する突起部502が形成されている。
【0045】
また、シート500の径方向中心部には、軸方向に貫通した円形の通路穴503が形成されている。この通路穴503はブレーキ液の通路となるもので、この通路穴503の下流側開口部に円錐状の弁座面504が形成されている。
【0046】
この弁座面504よりも下流側には、弁体をなすボール540が弁座面504に対向して配置されている。そして、弁座面504よりも上流側のブレーキ液圧が、このボール540に対してそれを開弁させるように作用している。なお、このボール540に対して弁座面504よりも上流側のブレーキ液圧が作用する向きXを、以下、圧力作用向きXという。因みに、圧力作用向きXは、通路穴503及び弁座面504の軸線と平行である。
【0047】
ケース部材を構成する有底円筒状のスリーブ520には段付の中空部が形成されており、具体的には、2つの円柱状の中空部521、522が形成されている。これらの中空部521、522のうち開口端部側の第1中空部521はブレーキ液の通路となるもので、この第1中空部521を囲む薄肉の円筒部524に、この円筒部524の内外を連通させてブレーキ液の通路となる開口部525が1つ形成されている。そして、この開口部525は、後述するばね力F(図3参照)の分力のうち圧力作用向きXに対して垂直方向の分力F1の向きに配置されている。
【0048】
第1中空部521よりも底部側に位置する第2中空部522は、第1中空部521よりも小径で、かつシート500の通路穴503及び弁座面504の軸線と同軸に形成されている。そして、圧力作用向きXに延びる内周側壁面526と、底部側に位置して圧力作用向きXに垂直な面に対して約15度傾斜したばね受け面527とにより、第2中空部522が囲まれており、この内周側壁面526により、圧力作用向きXの垂直方向へのボール540の移動範囲を規制するようになっている。
【0049】
また、第2中空部522内にコイルばね560が配置され、コイルばね560の底部側座面561がばね受け面527に接し、コイルばね560のボール側座面562がボール540に接しており、コイルばね560によりボール540が閉弁方向に付勢されるようになっている。
【0050】
チェック弁50は、ボール540及びコイルばね560をスリーブ520内に収納した後、円筒部524の開口端部側を3箇所かしめて突起部502と係合させることにより、シート500とスリーブ520が一体化されている。
【0051】
次に、上記構成になるチェック弁50の作動を図2〜図4に基づいて説明する。ABS制御時等には回転式ポンプ10(図1参照)が作動され、吸入したブレーキ液は回転式ポンプ10により高圧化されて吐出される。吐出されたブレーキ液は吐出側チェック弁50の通路穴503に流入し、ボール540には圧力作用向きXにブレーキ液圧が作用する。
【0052】
そして、コイルばね560のばね力に抗してボール540が開弁方向に移動されると、通路穴503に流入したブレーキ液は、第1中空部521、開口部525、および空間63を通って通路穴64に流入する。
【0053】
ここで、ばね受け面527が、圧力作用向きXに垂直な面に対して傾斜しているため、ボール540に作用するばね力Fの向きは圧力作用向きXに対して斜めになる。従って、図3の開弁状態時には、ばね力Fの分力のうち圧力作用向きXに対して垂直方向の分力F1(以下、垂直方向分力F1という)によって、ボール540は内周側壁面526に押し付けられ、ボール540の振動がおさえられる。
【0054】
これにより、ボール540に作用するブレーキ液の流れによる力がポンプの吐出圧の脈動によって変動しても、ボール540の振動が防止されるため、ボール540の振動による圧力脈動の増幅も防止される。
【0055】
また、垂直方向分力F1の向きに開口部525を配置しているため、通路穴503から第1中空部521を通って開口部525に向かうブレーキ液の流れの向きが垂直方向分力F1の向きと一致し、開口部525に向かうブレーキ液の流れによる力によってもボール540が内周側壁面526に押し付けられ、従って、ボール540の振動がより確実におさえられる。
【0056】
(第2実施形態)
本実施形態は第1実施形態のコイルばね560の構成を変更したものであり、その他の点は第1実施形態と同一である。
【0057】
図5に示すように、本実施形態のコイルばね560Aは、自由状態での軸方向両端の2つの座面561、562が平行で、且つ、2つの座面561、562とコイルばね560の中心軸とが非垂直な、円筒圧縮コイルばねである。
【0058】
そして、2つの座面561、562とコイルばね560Aの中心軸とが非垂直であることを利用し、圧力作用向きXに対するばね力Fの向きの傾きがより大きくなるようにして、コイルばね560Aを装着することにより、開弁状態時の垂直方向分力F1が第1実施形態の場合よりも大きくなり、従って、ボール540は内周側壁面526により強く押し付けられ、ボール540の振動がより確実におさえられる。
【0059】
なお、本実施形態のコイルばね560Aを用いる場合は、ばね受け面527を圧力作用向きXに垂直にしてもよい。この場合でも、座面561、562とコイルばね560Aの中心軸とが非垂直であるため、ボール540に作用するばね力Fの向きは圧力作用向きXに対して斜めになり、開弁時にはボール540は内周側壁面526に押し付けられて振動がおさえられる。
【0060】
(第3実施形態)
本実施形態は第1実施形態のコイルばね560の構成を変更したものであり、その他の点は第1実施形態と同一である。
【0061】
図6に示すように、本実施形態のコイルばね560Bは、自由状態での軸方向両端の2つの座面561、562が非平行で、且つ、2つの座面561、562とコイルばね560の中心軸とが非垂直な、円筒圧縮コイルばねである。
【0062】
そして、2つの座面561、562が非平行で、且つ、2つの座面561、562とコイルばね560の中心軸とが非垂直であることを利用し、圧力作用向きXに対するばね力Fの向きの傾きがより大きくなるようにして、コイルばね560Bを装着することにより、開弁状態時の垂直方向分力F1が第1実施形態の場合よりも大きくなり、従って、ボール540は内周側壁面526により強く押し付けられ、ボール540の振動がより確実におさえられる。
【0063】
なお、本実施形態のコイルばね560Bを用いる場合は、ばね受け面527を圧力作用向きXに垂直にしてもよい。この場合でも、座面561、562とコイルばね560Bの中心軸とが非垂直であるため、ボール540に作用するばね力Fの向きは圧力作用向きXに対して斜めになり、開弁時にはボール540は内周側壁面526に押し付けられて振動がおさえられる。
【0064】
なお、このようなコイルばね560Bを使用する場合は、コイルばね560Bの回転を防止するようにすれば、コイルばね560Bの付勢方向をより安定させることができる。
【0065】
(第4実施形態)
本実施形態は第1実施形態のチェック弁50にロッド580を追加したものであり、その他の点は第1実施形態と同一である。
【0066】
図7に示すように、ロッド580は、コイルばね560のばね力をボール540に伝達する伝達部材をなすもので、コイルばね560とボール540との間に配置されている。
【0067】
より詳細には、ロッド580は、ボール540と接するボール当接面581と、コイルばね560のボール側座面562と接するばね受け面582と、ばね受け面582から突出してコイルばね560の内部に挿入される円柱状のばね案内部583を有する。
【0068】
ここで、ボール当接面581は、圧力作用向きXに垂直な面に対して傾斜した平面になっている。また、ボール当接面581が、スリーブ520のばね受け面527と同方向に傾いた状態で、ロッド580がスリーブ520に組み付けられている。
【0069】
これによると、ロッド580のボール当接面581を平面にしているため、ボール540に伝達されるばね力の作用方向を常に同一方向に保つことができ、従って、ボール540の振動抑制効果をより確実に得ることができる。
【0070】
(他の実施形態)
上記実施形態では、ブレーキアクチュエータのポンプに本発明のチェック弁を適用する例を示したが、本発明のチェック弁はブレーキアクチュエータ以外のポンプにも適用可能である。
【0071】
また、本発明のチェック弁はポンプの吐出系のみに使用されるものではなく、流体が流れる配管系に使用可能であり、特に流体の圧力脈動が大きい配管系に用いるチェック弁として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態になるチェック弁を備えたブレーキ装置の管路構成図である。
【図2】図1のチェック弁の閉弁状態を示す断面図である。
【図3】図1のチェック弁の開弁状態を示す断面図である。
【図4】図1のコイルばねの自由状態での形状を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態になるチェック弁に用いるコイルばねの自由状態での形状を示す断面図である。
【図6】本発明の3第実施形態になるチェック弁に用いるコイルばねの自由状態での形状を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施形態になるチェック弁の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
500、520…ケース部材を構成するシート及びスリーブ、
503、521…流体通路を構成する通路穴及び第1中空部、
504…弁座面、526…側壁面、527…ばね受け面、
540…弁体をなすボール、560、560A、560B…コイルばね、
561…座面、F1…分力、X…圧力作用向き。
Claims (8)
- 内部に流体通路(503、521)が形成されたケース部材(500、520)と、
前記ケース部材(500)に形成されると共に、前記流体通路(503、521)の途中に配置された弁座面(504)と、
前記弁座面(504)よりも下流側の前記流体通路(521)中に配置されると共に、前記弁座面(504)と接離して前記流体通路(503、521)を開閉する弁体(540)と、
前記ケース部材(520)内に配置されると共に、前記弁体(540)を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね(560、560A、560B)とを備えるチェック弁において、
前記ケース部材(500、520)には、前記弁体(540)に対する前記弁座面(504)よりも上流側の流体の圧力作用向きをXとしたとき、前記圧力作用向きXの垂直方向への前記弁体(540)の移動範囲を規制する側壁面(526)と、前記圧縮コイルばね(560、560A、560B)の軸方向一端の座面(561)が接するばね受け面(527)とが形成され、かつ、前記弁座面(504)よりも下流側であって前記圧縮コイルばね(560、560A、560B)の分力のうち前記圧力作用向きXに対する垂直方向の分力F1の向く側に、液体通路を構成する開口部(525)が形成され、
前記ばね受け面(527)は、前記圧力作用向きXに垂直な面に対して傾斜していることを特徴とするチェック弁。 - 内部に流体通路(503、521)が形成されたケース部材(500、520)と、
前記ケース部材(500)に形成されると共に、前記流体通路(503、521)の途中に配置された弁座面(504)と、
前記弁座面(504)よりも下流側の前記流体通路(521)中に配置されると共に、前記弁座面(504)と接離して前記流体通路(503、521)を開閉する弁体(540)と、
前記ケース部材(520)内に配置されると共に、前記弁体(540)を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね(560A)とを備えるチェック弁において、
前記ケース部材(520)には、前記弁体(540)に対する前記弁座面(504)よりも上流側の流体の圧力作用向きをXとしたとき、前記圧力作用向きXの垂直方向への前記弁体(540)の移動範囲を規制する側壁面(526)が形成されていると共に、前記弁座面(504)よりも下流側であって前記圧縮コイルばね(560、560A、560B)の分力のうち前記圧力作用向きXに対する垂直方向の分力F1の向く側に、液体通路を構成する開口部(525)が形成され、
自由状態での前記圧縮コイルばね(560A)は、前記圧縮コイルばね(560A)の軸方向両端の2つの座面(561、562)が平行で、且つ、前記2つの座面(561、562)と前記圧縮コイルばね(560A)の中心軸とが非垂直であることを特徴とするチェック弁。 - 内部に流体通路(503、521)が形成されたケース部材(500、520)と、
前記ケース部材(500)に形成されると共に、前記流体通路(503、521)の途中に配置された弁座面(504)と、
前記弁座面(504)よりも下流側の前記流体通路(521)中に配置されると共に、前記弁座面(504)と接離して前記流体通路(503、521)を開閉する弁体(540)と、
前記ケース部材(520)内に配置されると共に、前記弁体(540)を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね(560B)とを備えるチェック弁において、
前記ケース部材(520)には、前記弁体(540)に対する前記弁座面(504)よりも上流側の流体の圧力作用向きをXとしたとき、前記圧力作用向きXの垂直方向への前記弁体(540)の移動範囲を規制する側壁面(526)が形成されていると共に、前記 弁座面(504)よりも下流側であって前記圧縮コイルばね(560、560A、560B)の分力のうち前記圧力作用向きXに対する垂直方向の分力F1の向く側に、液体通路を構成する開口部(525)が形成され、
自由状態での前記圧縮コイルばね(560B)は、前記圧縮コイルばね(560B)の軸方向両端の2つの座面(561、562)が非平行で、且つ、前記2つの座面(561、562)と前記圧縮コイルばね(560B)の中心軸とが非垂直であることを特徴とするチェック弁。 - 前記開口部(525)は、前記ケース部材(500)において前記分力F1の向く側にのみ形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のチェック弁。
- 前記弁体(540)がボールで構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のチェック弁。
- 前記弁体(540)と前記コイルばね(560、560A、560B)との間に配置されて、前記コイルばね(560、560A、560B)の付勢力を前記弁体(540)に伝達する伝達部材(580)を備え、
前記伝達部材(580)における、前記弁体(540)が接する当接面(581)が、平面であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のチェック弁。 - 前記ケース部材(520)には、前記圧縮コイルばね(560A、560B)の軸方向一端の座面(561)が接するばね受け面(527)が形成され、
前記ばね受け面(527)は、前記圧力作用向きXに垂直な面に対して傾斜していることを特徴とする請求項2または3に記載のチェック弁。 - マスタシリンダ(3)からのブレーキ液圧をホイールシリンダ(4、5)に伝達し、車輪に対して制動力を発生させるように構成され、前記ホイールシリンダ(4、5)側のブレーキ液を吸入すると共に前記吸入したブレーキ液を前記マスタシリンダ(3)側に吐出するポンプ(10)を備えてなるブレーキアクチュエータにおいて、
請求項1ないし7のいずれか1つに記載のチェック弁が、前記ポンプの吐出側に配置されていることを特徴とするブレーキアクチュエータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176020A JP4066721B2 (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | チェック弁及びそのチェック弁を用いたブレーキアクチュエータ |
US10/458,276 US6910745B2 (en) | 2002-06-17 | 2003-06-11 | Check valve with vibration prevention function |
DE2003127021 DE10327021B4 (de) | 2002-06-17 | 2003-06-16 | Rückschlagventil mit Schwingungsverhinderungsfunktion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176020A JP4066721B2 (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | チェック弁及びそのチェック弁を用いたブレーキアクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004019805A JP2004019805A (ja) | 2004-01-22 |
JP4066721B2 true JP4066721B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=29728072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002176020A Expired - Fee Related JP4066721B2 (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | チェック弁及びそのチェック弁を用いたブレーキアクチュエータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6910745B2 (ja) |
JP (1) | JP4066721B2 (ja) |
DE (1) | DE10327021B4 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151362A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-06-15 | Advics:Kk | 調圧リザーバおよびそれを用いた車両用ブレーキ装置 |
JP2006170433A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-29 | Fuji Techno Industries Corp | 弁装置 |
JP2006170432A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-29 | Fuji Techno Industries Corp | ボール弁装置 |
JP4731999B2 (ja) * | 2005-05-24 | 2011-07-27 | 株式会社パイオラックス | 圧力開閉弁 |
CN101287940B (zh) * | 2005-10-03 | 2010-09-08 | 株式会社美姿把 | 压力控制装置 |
JP4810647B2 (ja) * | 2006-06-16 | 2011-11-09 | 株式会社テージーケー | 差圧弁 |
JP5304446B2 (ja) * | 2008-08-28 | 2013-10-02 | 株式会社アドヴィックス | 調圧リザーバ |
USD706389S1 (en) | 2010-03-30 | 2014-06-03 | Eaton Corporation | Fuel tank isolation valve |
US9371803B2 (en) * | 2009-04-22 | 2016-06-21 | Eaton Corporation | Valve assembly |
KR100915713B1 (ko) * | 2009-05-21 | 2009-09-04 | 동일기계공업 주식회사 | 차량용 가변용량 압축기의 원웨이밸브 |
JP5187283B2 (ja) | 2009-06-25 | 2013-04-24 | 株式会社アドヴィックス | チェック弁及びブレーキ液圧制御装置 |
JP5396364B2 (ja) * | 2010-10-13 | 2014-01-22 | 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 | 可変容量形ベーンポンプ |
US8506270B2 (en) * | 2009-12-15 | 2013-08-13 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Variable displacement vane pump |
JP5023141B2 (ja) * | 2009-12-15 | 2012-09-12 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 可変容量形ベーンポンプ |
USD829304S1 (en) | 2010-03-30 | 2018-09-25 | Eaton Intelligent Power Limited | Valve carriage |
USD706390S1 (en) | 2010-03-30 | 2014-06-03 | Eaton Corporation | Fuel tank isolation valve |
DE102012003505A1 (de) * | 2012-02-24 | 2013-08-29 | Mann + Hummel Gmbh | Ventil |
JP5708617B2 (ja) | 2012-11-14 | 2015-04-30 | 株式会社デンソー | 調圧リザーバ |
JP2015116878A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 株式会社デンソー | 調圧リザーバ |
US9745933B2 (en) | 2015-01-28 | 2017-08-29 | Delphi Technologies, Inc. | Fuel pressure regulator |
JP7077779B2 (ja) * | 2018-05-25 | 2022-05-31 | 株式会社アドヴィックス | バルブ |
DE102018124433B4 (de) * | 2018-10-03 | 2022-04-28 | Ias Gmbh | Rückschlagventil |
US11280304B1 (en) | 2020-11-16 | 2022-03-22 | Delphi Technologies Ip Limited | Fuel pressure regulator |
JP2022118606A (ja) * | 2021-02-02 | 2022-08-15 | 日立Astemo株式会社 | 弁装置、ポンプ装置、トリム・チルト装置 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3465787A (en) * | 1967-04-12 | 1969-09-09 | Gen Electric | Spring-biased valve with anti-chattering feature |
JPS4836363B1 (ja) * | 1970-07-13 | 1973-11-05 | ||
US4290152A (en) * | 1978-10-05 | 1981-09-22 | Kesselman Sr Joseph J | On-off snap action water and energy saving valve attachment for sink spout |
DE2912799A1 (de) * | 1979-03-30 | 1980-10-09 | Bosch Gmbh Robert | Druckregelventil |
US4703979A (en) * | 1984-08-14 | 1987-11-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Anti-skid pressure control device in hydraulic braking system |
US4655396A (en) * | 1985-09-25 | 1987-04-07 | United Technologies Diesel Systems, Inc. | Electromagnetic fuel injector |
US4997004A (en) * | 1986-01-29 | 1991-03-05 | Bkm, Inc. | High cycle solenoid valve |
DE3636409C2 (de) * | 1986-10-25 | 1995-06-08 | Teves Gmbh Alfred | Druckregelventil |
DE3732077A1 (de) * | 1987-09-24 | 1989-04-06 | Wabco Westinghouse Fahrzeug | Rueckschlagventil, insbesondere fuer druckluft |
JPH03186672A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-14 | Hioki Vinyl Kogyo Kk | 逆止め弁 |
DE4028606A1 (de) * | 1990-09-08 | 1992-03-26 | Teves Gmbh Alfred | Druckregelventil, insbesondere zur druckmittelsteuerung in schlupfgeregelten, hydraulischen bremsanlagen |
JPH05116607A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ブレーキ液圧制御装置 |
GB9217281D0 (en) * | 1992-08-14 | 1992-09-30 | Lucas Ind Plc | Fuel injector |
JP3294382B2 (ja) * | 1992-10-30 | 2002-06-24 | 株式会社デンソー | 流量制御弁 |
JP3637813B2 (ja) * | 1998-09-07 | 2005-04-13 | 株式会社デンソー | Abs用調圧リザーバ及びそれを用いた車両用ブレーキ装置 |
JP3577432B2 (ja) | 1999-09-28 | 2004-10-13 | 日信工業株式会社 | チェック弁 |
JP3867498B2 (ja) * | 2000-12-27 | 2007-01-10 | 株式会社デンソー | チェック弁及びそのチェック弁を用いたabsアクチュエータ |
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002176020A patent/JP4066721B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-06-11 US US10/458,276 patent/US6910745B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-16 DE DE2003127021 patent/DE10327021B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6910745B2 (en) | 2005-06-28 |
DE10327021B4 (de) | 2010-12-09 |
US20030230930A1 (en) | 2003-12-18 |
JP2004019805A (ja) | 2004-01-22 |
DE10327021A1 (de) | 2004-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4066721B2 (ja) | チェック弁及びそのチェック弁を用いたブレーキアクチュエータ | |
JP3867498B2 (ja) | チェック弁及びそのチェック弁を用いたabsアクチュエータ | |
JP3819867B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP4093108B2 (ja) | チェック弁及びそのチェック弁を用いたブレーキアクチュエータ | |
JP5537482B2 (ja) | 電動ブレーキ装置 | |
JP2014084076A (ja) | 調圧リザーバ | |
JP5927093B2 (ja) | ブレーキ装置 | |
JP5708514B2 (ja) | 逆止弁およびそれを用いたブレーキ装置 | |
JP4682666B2 (ja) | マスタシリンダ | |
JP5957635B2 (ja) | ブレーキ液圧制御用のアクチュエータ | |
JP3845348B2 (ja) | 車両用ブレーキ装置 | |
JP5466661B2 (ja) | 電動ブレーキ装置 | |
JPH10250568A (ja) | ブレーキストロークシミュレータ | |
JP5472075B2 (ja) | リザーバ | |
JP3026715U (ja) | 液圧制御装置 | |
JP3759470B2 (ja) | 電磁弁 | |
WO2024084308A1 (ja) | 減衰装置、液圧制御ユニットおよびブレーキシステム | |
JP4838960B2 (ja) | 充填及びブリード弁 | |
JP2687203B2 (ja) | 車両用ブレーキ制御装置における液圧作動弁 | |
JP2006207823A (ja) | 電磁弁 | |
JP3251969B2 (ja) | 流体圧制御装置 | |
WO2024218588A1 (ja) | 減衰装置、液圧制御ユニットおよびブレーキシステム | |
JPH0663461U (ja) | アンチロックブレーキ用液圧制御装置 | |
JP3079234B2 (ja) | 流体圧制御装置 | |
JP3195016B2 (ja) | 流体圧制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070313 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070919 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20071025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071231 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |