JP4058099B2 - 2電極アーク溶接終了方法 - Google Patents
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Description
尚、溶接方向を変更すると先行と後行とが入れ代わるので、先行チップ1、先行ワイヤ3、先行ワイヤ送給装置25及び先行ワイヤ溶接用電源装置23と後行チップ2、後行ワイヤ4、後行ワイヤ送給装置26及び後行ワイヤ溶接用電源装置24との各符号の説明の先行及び後行とが入れ代わる。
従来から提案されている2電極1トーチ方式の溶接ロボットを使用した溶接終了方法(以下、従来技術1という)を、図4及び図5を参照して説明する。説明を簡略化するために、先行ワイヤ3及び後行ワイヤ4を送給する場合とする。図4は、従来技術1の2電極1トーチ方式の消耗電極アーク溶接の終了方法を説明する図であり、図5は図4に続く従来技術1の2電極1トーチ方式の消耗電極アーク溶接の終了方法を説明する図である。
なお、上記の従来技術1のクレータ処理を本発明において、第2クレータ処理とする。
上記の不具合を解決するために特許文献1
(以下、従来技術2という)が提案されている。
図6は、従来技術2のタンデムアーク溶接を行うための装置を示す図である。同図において、先行チップ41及び後行チップ42と被溶接物2との間に先行ワイヤ溶接用電源装置44及び後行ワイヤ溶接用電源装置45が電力をそれぞれ供給する。先行ワイヤ送給装置46及び後行ワイヤ送給装置47が先行チップ41及び後行チップ42に先行ワイヤ48及び後行ワイヤ49をそれぞれ供給してアーク50及びアーク51を発生している。アーク50及びアーク51によって溶融池52が形成され、その後方に溶接ビード53が形成される。溶接制御装置54が溶接ロボット55の動作制御と先行ワイヤ溶接用電源装置44及び後行ワイヤ溶接用電源装置45の出力制御とを行う。
その後、待ち時間Td1経過後に先行ワイヤ48のアークを停止して溶融池を縮小させる。
その後、待ち時間Td2経過後に後行ワイヤ49のアークを停止する。
また、溶接速度が2[m/分]を超える高速溶接では、均一な溶接ビードを得るためには、先行ワイヤ48に通電する電流と後行ワイヤ49に通電する電流との比が2対1程度である。したがって、高速溶接の速度を維持したままで先行ワイヤ48に通電する電流を減少して停止させると、先行ワイヤ48と後行ワイヤ49とに通電する電流比が適切比率でなくなり、高速溶接を行うには後行ワイヤ49のアーク力が過大になり、このアーク力が溶融池を吹き飛ばして溶接ビードが不均一になり、溶接欠陥が発生する。
前記先行ワイヤが溶接終了位置に達すると、前記後行ワイヤの送給及び通電を停止して後行ワイヤのアークを消弧し、
その後に前記後行ワイヤのアーク力によって窪んだ溶融池を埋める方向に前記溶接トーチを移動させて前記先行ワイヤがクレータ処理を行う、ことを特徴とする消耗2電極アーク溶接終了方法である。
前記先行ワイヤが溶接終了位置に達すると、前記後行ワイヤの送給及び通電を停止して後行ワイヤのアークを消弧し、
その後に前記溶接トーチを溶接方向とは逆方向に移動させて前記先行ワイヤがクレータ処理を行う、ことを特徴とする消耗2電極アーク溶接終了方法である。
前記先行ワイヤが溶接終了位置に達すると、前記後行ワイヤの送給及び通電を停止して後行ワイヤのアークを消弧し、
その後に前記溶接トーチを溶接方向とは逆方向に移動させて前記先行ワイヤが前記後行ワイヤのアーク力によって窪んだ溶融池を埋めながらクレータ処理を行う、ことを特徴とする消耗2電極アーク溶接終了方法である。
さらに、被溶接物8の形状が箱形で溶接終了位置P2の溶接方向の前面に壁が有る底板の隅肉溶接を行う場合においても、均一な溶接ビード9を得ることができる。
1トーチ内で2本のワイヤを送給して溶接する溶接ロボットにおいて、被溶接物8の各溶接区間における予め定めた(1)溶接開始パラメータと(2)溶接終了パラメータとを記憶させている作業プログラムファイル出力回路29と、予め定めた「先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4の標準突出し長さ」L1及び「標準突出し長さのワイヤ先端間距離」L2から成る電極パラメータを記憶させている電極パラメータ出力回路31と、(1)作業プログラムファイル出力回路29の出力信号が入力されて、溶接開始位置から溶接終了位置に溶接トーチを移動させるためのマニピュレータ21の各関節角度を算出して(後述するサーボ制御回路33に)各関節角度の算出値を出力し、(2)溶接開始位置に溶接トーチが達したときに、先行ワイヤ溶接開始指令信号S1を(後述する先行ワイヤ溶接条件出力回路35に)出力し、後行ワイヤ溶接開始指令信号S2を(後述する後行ワイヤ溶接条件出力回路36に)出力し、通常の溶接速度を(後述するサーボ制御回路33に)出力し、(3)先行チップ1が溶接終了位置P2に達したときに、後行ワイヤ溶接終了処理指令信号S10を(後述する後行ワイヤ溶接条件出力回路36に)出力し、第1クレータ処理指令信号S11を(後述する先行ワイヤ溶接条件出力回路35に)出力し、通常の溶接速度よりも遅い速度の第1クレータ処理速度を(後述するサーボ制御回路33に)出力し、(4)先行チップ1が第2クレータ処理位置P3に達したときに、第2クレータ処理指令信号S13を(後述する先行ワイヤ溶接条件出力回路36に)出力する溶接トーチ移動経路算出回路32と、(1)溶接トーチ移動経路算出回路32から溶接トーチを移動させるためのマニピュレータ21の各関節角度の算出値が入力されてマニピュレータ21を制御し、(2)第1クレータ処理速度が入力されたときに溶接トーチを溶接方向と逆方向に移動し、(3)先行チップ1が第2クレータ処理位置P3に達したときに、マニピュレータ21を停止するサーボ制御回路33と、(1)先行ワイヤ溶接開始指令信号S1が入力されたときに、先行ワイヤ3の溶接電流の通電を指令する信号を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、(2)先行ワイヤ先端3aにアーク5が発生したときに、先行ワイヤ溶接開始完了信号S3を溶接トーチ移動経路算出回路32に出力し、(3)第1クレータ処理指令信号S11が入力されたときに、第1クレータ処理電流値及び第1クレータ処理電圧値を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、(4)第2クレータ処理指令信号S13が入力されたときに第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、予め定めた第2クレータ処理時間の計測を開始し、(5)第2クレータ処理時間の計測を満了したときに、先行ワイヤ3のアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、先行ワイヤ3の溶着無しと判別したときに、先行ワイヤ溶接終了処理完了信号S14を溶接トーチ移動経路算出回路32に出力する先行ワイヤ溶接条件出力回路35と、先行ワイヤ溶接条件出力回路35から先行ワイヤ3の溶接電流の通電を指令する信号が入力されたときに、先行ワイヤ3に溶接電流を通電し、先行ワイヤ3のアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号が入力されたときに先行ワイヤ3のアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う先行ワイヤ溶接用電源装置23と、(1)後行ワイヤ溶接開始指令信号S2が入力されたときに、後行ワイヤ4の溶接電流の通電を指令する信号を(後述する後行ワイヤ溶接用電源装置24に)出力し、(2)後行ワイヤ先端4aにアーク6が発生したときに、後行ワイヤ溶接開始完了信号S4を溶接トーチ移動経路算出回路32に出力し、(3)後行ワイヤ溶接終了処理指令信号S10が入力されたときに、後行ワイヤ4のアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号を(後述する後行ワイヤ溶接用電源装置24に)出力し、後行ワイヤ4の溶着無しと判別したときに、溶接トーチ移動経路算出回路32に後行ワイヤ溶接終了処理完了信号S12を出力する後行ワイヤ溶接条件出力回路36と、後行ワイヤ溶接条件出力回路36から後行ワイヤ4の溶接電流の通電を指令する信号が入力されたときに、後行ワイヤ4に溶接電流を通電し、後行ワイヤ4のアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号が入力されたときに後行ワイヤ4のアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う後行ワイヤ溶接用電源装置24とを備えた溶接ロボットである。
図10は、本発明の消耗2電極アーク溶接終了方法の実施例を説明する図である。同図(A)は2電極1トーチ方式の消耗電極アーク溶接中の状態であって、図4(A)に示す同一の機能に同一の符号を付し、説明を省略する。
その後、同図(C)に示すように、溶接トーチが溶接方向とは逆方向に第1クレータ処理距離D1、例えば、ワイヤ先端間距離L2を移動しながら先行ワイヤ3が第1クレータ処理を行う。
図13は、本発明の実施例1の先行ワイヤ3がクレータ処理をする場合の溶接開始位置P1から第1クレータ処理開始位置及び第2クレータ処理位置までの溶接トーチの移動距離を説明するための図である。
同図において、溶接開始時に後行ワイヤ4が形成する溶接ビードの始端部である「溶接開始位置」P1から先行ワイヤ3が形成する溶接ビードの終端部である「溶接終了位置」P2までの距離である全溶接トーチ移動距離L3を算出する。ここで、「溶接終了位置」と「第1クレータ処理開始位置」とが同じ位置になる。そして、後行チップ2の位置が溶接開始位置P1から先行チップ1が溶接終了位置P2(第1クレータ処理開始位置)に達するまでは、通常の溶接速度で溶接トーチを移動させる。そして、先行チップ1が溶接終了位置P2(第1クレータ処理開始位置)から第1クレータ処理距離D1だけ溶接方向と逆方向に移動した位置である第2クレータ処理位置P3までは、通常の溶接速度よりも減速させた第1クレータ処理速度で溶接トーチを移動させる。
次に、先行ワイヤ3が上記第2クレータ処理位置P3に達したときに溶接トーチを停止し、第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値によって、第2クレータ処理を開始すると共に第2クレータ処理時間の計測を開始し、予め定めた第2クレータ処理時間の計測を満了したときに第2クレータ処理を終了する消耗2電極アーク溶接終了方法である。
次に、本発明の実施例2について説明する。
[図14の説明]
図14は、実施例2に使用する溶接線WLをX軸としノズル10の中心軸をY軸としたときに、ノズル10の中心軸に対して先行チップ1及び後行チップ2に角度を設けて配置したときの先行ワイヤ先端3aと後行ワイヤ先端4aとの位置関係を示す図である。
ノズル10の中心軸のY軸に対して先行チップ1及び後行チップ2に角度を設けて配置した図14において、(1)先行チップ角度αは、先行チップ1の中心軸がノズルの中心Y軸に前進角α傾斜した角度であり、(2)後行チップ角度βは、後行チップ2の中心軸がノズルの中心Y軸に後退角β傾斜した角度であり、(3)「先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4の標準突出し長さ」L1(例えば20[mm])は、先行チップ1又は後行チップ2の先端から先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4を予め定めた長さ突出したときの先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4の先端位置(ツールセンタ位置)までの長さであり、(4)「標準突出し長さのワイヤ先端間距離」L2は、先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4の突出し長さが標準突出し長さL1のときの先行ワイヤと後行ワイヤとのワイヤ先端間距離であって、これらは予め定めた設定値である。
図15は、本発明の溶接終了方法を図3に示す溶接ロボットに適用した場合のロボット制御装置27のブロック図である。
図15において、作業プログラムファイル出力回路29には、被溶接物8の各溶接区間における予め定めた(1)溶接開始パラメータと(2)溶接終了パラメータとを記憶させている。
ここで、上記の「溶接開始パラメータ」とは、各溶接区間の溶接開始位置での(1)先行ワイヤ3及び後行ワイヤ4の溶接電流値及び溶接電圧値と(2)通常の溶接速度とである。
また、上記の「溶接終了パラメータ」とは、先行ワイヤ3が行う第1及び第2クレータ処理の条件であって、(1)第1クレータ処理電流値及び第1クレータ処理電圧値と(2)第1クレータ処理期間の溶接トーチの溶接方向と逆方向の移動速度及び溶接トーチの移動距離(図13に示すD1)と(3)第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値と(4)第2クレータ処理時間とから成るパラメータである。
先行ワイヤ溶接用電源装置23は、先行ワイヤ溶接条件出力回路35から先行ワイヤの溶接電流の通電を指令する信号が入力されたときに先行ワイヤ3に溶接電流を通電する。
後行ワイヤ溶接用電源装置24は、後行ワイヤ溶接条件出力回路36から後行ワイヤの溶接電流の通電を指令する信号が入力されたときに後行ワイヤ4に溶接電流を通電する。
実施例2は、図13及び図17及び図18に示すように、溶接終了位置P2で後行ワイヤ4の送給及び通電を停止すると共に、溶接トーチを溶接方向と逆方向に移動させながら先行ワイヤ3が第1クレータ処理を行い、続いて、溶接トーチを略停止させて第2クレータ処理を行う溶接終了制御方法及び溶接用ロボットである。
実施例2の溶接終了制御方法は、図13に示すように、先行チップ1が溶接終了位置P2に達したときに後行ワイヤ4の送給及び通電を停止すると共に、溶接トーチを溶接方向と逆方向に移動させながら通常の溶接速度よりも遅い第1クレータ処理速度で第1クレータ処理電流値及び後行ワイヤ第1クレータ処理電圧値で先行ワイヤ3が第1クレータ処理を行い、次に、先行ワイヤ3が上記第2クレータ処理位置P3に達したときに溶接トーチを停止し、第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値によって、第2クレータ処理を開始すると共に第2クレータ処理時間の計測を開始し、予め定めた第2クレータ処理時間の計測を満了したときに第2クレータ処理を終了する消耗2電極アーク溶接終了制御方法である。
[図16の説明]
図16は実施例2のロボット制御装置の溶接トーチ移動経路算出回路32が出力する信号と先行チップ1及び後行チップ2移動速度とを示す図である。同図において、同図(A)は先行ワイヤ溶接開始指令信号S1の時間の経過tを示し、同図(B)は第1クレータ処理指令信号S11の時間の経過tを示し、同図(C)は第2クレータ処理指令信号S13の時間の経過tを示し、同図(D)は先行チップ1及び後行チップ2移動速度の時間の経過tを示し、同図(E)は後行ワイヤ溶接開始指令信号S2の時間の経過tを示し、同図(F)は後行ワイヤ溶接終了処理指令信号S10の時間の経過tを示している。ここで、説明を簡単にするために、各溶接区間の溶接開始位置と溶接終了位置との経路は1本の直線で教示されていることとする。
図17及び図18は、実施例2のロボット制御装置27の動作を示すフローチャートである。図17に示すステップST1「電極パラメータ設定ステップ」において、電極パラメータ出力回路31に(1)先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4の標準突出し長さL1と(2)先行ワイヤ3及び後行ワイヤ4の「標準突出し長さのワイヤ先端間距離」L2とを含む電極パラメータを設定する。
また、被溶接物8の各溶接区間における予め定めた(1)各溶接区間の溶接開始位置での先行ワイヤ3の溶接電流値及び溶接電圧値と(2)第1クレータ処理電流値及び第1クレータ処理電圧値と(3)第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値とを先行ワイヤ溶接条件出力回路35に出力し、被溶接物8の各溶接区間における予め定めた(1)各溶接区間の溶接開始位置での後行ワイヤ4の溶接電流値及び溶接電圧値を後行ワイヤ溶接条件出力回路36に出力する。
また、溶接トーチ移動経路算出回路32が、第1クレータ処理速度をサーボ制御回路33に出力し、このサーボ制御回路33が溶接トーチを溶接方向と逆方向に移動させる。
ここで、アンチスチック処理とは、ワイヤ送給装置に停止信号が入力された後も、モータは慣性力によってワイヤを送給する。したがって、ワイヤが溶融池に突っ込み、溶融池が冷却するとワイヤ先端が溶着金属に固着(スチック)してしまう。このスチックを防ぐために、ワイヤ送給装置に停止信号が入力された後に、溶接電流値よりも小さい電流を通電することによってワイヤの溶融を継続させて、ワイヤが溶融池に突っ込むことを防止する処理である。
また、溶着解除処理とは、ワイヤに通電を終了した後、ワイヤの先端が被溶接物に溶着しているかどうかを、例えば、短絡検出回路又は溶接電流リレーで検出する。そして、溶着を検出したときはワイヤの先端と被溶接物との間に無負荷電圧を印加して通電し、ワイヤを燃え上がらせて溶着を解除する処理である。
作業プログラムファイル出力回路29に被溶接物8の各溶接区間における予め定めた(1)溶接開始パラメータと(2)溶接終了パラメータとを設定する「作業プログラムファイル設定ステップ」(ステップST2)と、
溶接ロボットシステムを起動し、電極パラメータ出力回路31に設定した電極パラメータと、作業プログラムファイル出力回路29に設定した被溶接物8の各溶接区間における予め定めた溶接開始位置での通常の溶接速度を溶接トーチ移動経路算出回路32に出力し、被溶接物8の各溶接区間における予め定めた(1)各溶接区間の溶接開始位置での先行ワイヤ3の溶接電流値及び溶接電圧値と(2)第1クレータ処理電流値及び第1クレータ処理電圧値と(3)第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値とを先行ワイヤ溶接条件出力回路35に出力し、被溶接物8の各溶接区間における予め定めた(1)各溶接区間の溶接開始位置での後行ワイヤ4の溶接電流値及び溶接電圧値を後行ワイヤ溶接条件出力回路36に出力する「電極パラメータ及びクレータ処理作業プログラムファイル入力ステップ」(ステップST3)と、
溶接トーチ移動経路算出回路32が、溶接開始位置に溶接トーチを移動させるためのマニピュレータ21の各関節角度を算出して、各関節角度の算出値をサーボ制御回路33に出力する「溶接開始位置溶接トーチ移動経路算出、出力ステップ」(ステップST4)と、
溶接開始位置に溶接トーチが達したときに、溶接トーチ移動経路算出回路32が、先行ワイヤ溶接開始指令信号S1を先行ワイヤ溶接条件出力回路35に出力し、後行ワイヤ溶接開始指令信号S2を後行ワイヤ溶接条件出力回路36に出力する「先行ワイヤ及び後行ワイヤ溶接開始完了信号出力ステップ」(ステップST5)と、
先行ワイヤ溶接開始指令信号S1が先行ワイヤ溶接条件出力回路35に入力され、後行ワイヤ溶接開始指令信号S2が後行ワイヤ溶接条件出力回路36に入力されたときに、先行ワイヤ溶接条件出力回路35及び後行ワイヤ溶接条件出力回路36が、溶接開始位置での先行ワイヤ3及び後行ワイヤ4にそれぞれ供給する溶接電流値と溶接電圧値とを先行ワイヤ溶接用電源装置23及び後行ワイヤ溶接用電源装置24に出力して先行ワイヤ3及び後行ワイヤ4をそれぞれ通電し、溶接トーチ移動経路算出回路32が、通常の溶接速度をサーボ制御回路33に出力する「先行ワイヤ及び後行ワイヤ通電開始ステップ」(ステップST6)と、
先行ワイヤ溶接開始指令信号S1が先行ワイヤ溶接条件出力回路35に入力され、後行ワイヤ溶接開始指令信号S2が後行ワイヤ溶接条件出力回路36に入力された後に、溶接トーチ移動経路算出回路32が、作業プログラムファイル出力回路29から(1)第1クレータ処理期間の溶接トーチの移動速度で通常の溶接速度よりも遅い第1クレータ処理速度及び溶接方向と逆方向に溶接トーチが移動する第1クレータ処理距離D1と(2)第2クレータ処理時間とが入力されて、溶接終了位置に溶接トーチを移動させるためのマニピュレータ21の各関節角度を算出する「溶接終了位置溶接トーチ移動経路算出ステップ」(ステップST7)と、
先行ワイヤ先端3a及び後行ワイヤ先端4aにアーク5及びアーク6がそれぞれ発生したときに、先行ワイヤ溶接条件出力回路35及び後行ワイヤ溶接条件出力回路36が先行ワイヤ溶接開始完了信号S3及び後行ワイヤ溶接開始完了信号S4を溶接トーチ移動経路算出回路32にそれぞれ出力する「先行ワイヤ及び後行ワイヤ溶接開始完了信号出力ステップ」(ステップST8)と、
溶接トーチ移動経路算出回路32が、先行ワイヤ溶接開始完了信号S3及び後行ワイヤ溶接開始完了信号S4を入力されたときに、溶接トーチ移動経路算出回路32がステップST7において算出した溶接終了位置P2に先行チップ4を移動させるためのマニピュレータ21の各関節角度をサーボ制御回路33に出力する「第1クレータ処理開始位置溶接トーチ移動ステップ」(ステップST9)と、
先行チップ1が溶接終了位置P2に達したときに、溶接トーチ移動経路算出回路32が、後行ワイヤ溶接終了処理指令信号S10を後行ワイヤ溶接条件出力回路36に出力し、第1クレータ処理指令信号S11を先行ワイヤ溶接条件出力回路35に出力し、溶接トーチ移動経路算出回路32が、第1クレータ処理速度をサーボ制御回路33に出力し、サーボ制御回路33が溶接トーチを溶接方向と逆方向に移動させる「第1クレータ処理指令信号出力ステップ」(ステップST10)と、
後行ワイヤ溶接条件出力回路36が溶接トーチ移動経路算出回路32から後行ワイヤ溶接終了処理指令信号S10を入力されたときに、後行ワイヤ溶接用電源装置24がアンチスチック処理及び溶着解除処理を行い、アンチスチック処理及び溶着解除処理終了後、後行ワイヤ溶接条件出力回路36が、後行ワイヤ4の溶着無しと判別したときに、溶接トーチ移動経路算出回路32に後行ワイヤ溶接終了処理完了信号S12を出力する「後行ワイヤ溶接終了処理ステップ」(ステップST11)と、
先行ワイヤ溶接条件出力回路35が第1クレータ処理指令信号S11を入力されたときに、先行ワイヤ溶接条件出力回路35が、第1クレータ処理電流値及び第1クレータ処理電圧値を先行ワイヤ溶接用電源装置23に出力する「第1クレータ処理ステップ」(ステップST12)と、
溶接トーチが溶接方向と逆方向に移動して、第2クレータ処理位置P3に達したときに、サーボ制御回路33がマニピュレータを停止して、溶接トーチ移動経路算出回路32が、第2クレータ処理指令信号S13を先行ワイヤ溶接条件出力回路36に出力する「第2クレータ処理開始ステップ」(ステップST13)と、
先行ワイヤ溶接条件出力回路35が第2クレータ処理指令信号S13を入力されたときに、先行ワイヤ溶接条件出力回路35が、第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値を先行ワイヤ溶接用電源装置23に出力し、第2クレータ処理時間の計測を開始する「第2クレータ処理ステップ」(ステップST14)と、
先行ワイヤ溶接条件出力回路35が第2クレータ処理時間の計測を満了したときに、先行ワイヤ溶接用電源装置23が先行ワイヤのアンチスチック処理及び溶着解除処理を行い、先行ワイヤ溶接条件出力回路35が先行ワイヤ3の溶着無しと判別したときに、溶接トーチ移動経路算出回路32に先行ワイヤ溶接終了処理完了信号S14を出力する「先行ワイヤ溶接終了処理ステップ」(ステップST15)とからなる消耗2電極アーク溶接終了制御方法である。
予め定めた(1)先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4の標準突出し長さL1及び(2)標準突出し長さのワイヤ先端間距離L2から成る電極パラメータを記憶させている電極パラメータ出力回路31と、
(1)作業プログラムファイル出力回路29の出力信号が入力されて、溶接開始位置から溶接終了位置に溶接トーチを移動させるためのマニピュレータ21の各関節角度を算出して(後述するサーボ制御回路33に)各関節角度の算出値を出力し、(2)溶接開始位置に溶接トーチが達したときに、先行ワイヤ溶接開始指令信号S1を(後述する先行ワイヤ溶接条件出力回路35)に出力し、後行ワイヤ溶接開始指令信号S2を(後述する後行ワイヤ溶接条件出力回路36)に出力し、通常の溶接速度を(後述するサーボ制御回路33)に出力し、(3)先行チップ1が溶接終了位置P2に達したときに、後行ワイヤ溶接終了処理指令信号S10を(後述する後行ワイヤ溶接条件出力回路36に)出力し、第1クレータ処理指令信号S11を(後述する先行ワイヤ溶接条件出力回路35に)出力し、通常の溶接速度よりも遅い第1クレータ処理速度を(後述するサーボ制御回路33)に出力し、(4)先行チップ1が第2クレータ処理位置P3に達したときに、第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値を(後述する先行ワイヤ溶接条件出力回路36に)出力する溶接トーチ移動経路算出回路32と、
(1)溶接トーチ移動経路算出回路32から溶接トーチを移動させるためのマニピュレータ21の各関節角度の算出値が入力されてマニピュレータ21を制御し、(2)第1クレータ処理速度を入力されたときに、溶接トーチを溶接方向と逆方向に移動し、(3)先行チップ1が第2クレータ処理位置P3に達したときに、マニピュレータを停止するサーボ制御回路33と、
(1)先行ワイヤ溶接開始指令信号S1が入力されたときに、先行ワイヤ3の溶接電流の通電を指令する信号を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、(2)先行ワイヤ先端3aにアーク5が発生したときに、先行ワイヤ溶接開始完了信号S3を溶接トーチ移動経路算出回路32に出力し、(3)第1クレータ処理指令信号S11を入力されたときに、第1クレータ処理電流値及び第1クレータ処理電圧値を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、(4)第2クレータ処理指令信号S13を入力されたときに、第2クレータ処理電流値及び第2クレータ処理電圧値を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、第2クレータ処理時間の計測を開始し、(5)第2クレータ処理時間の計測を満了したときに、先行ワイヤのアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号を(後述する先行ワイヤ溶接用電源装置23に)出力し、先行ワイヤ3の溶着無しと判別したときに、溶接トーチ移動経路算出回路32に先行ワイヤ溶接終了処理完了信号S14を出力する先行ワイヤ溶接条件出力回路35と、
先行ワイヤ溶接条件出力回路35から先行ワイヤ3の溶接電流の通電を指令する信号が入力されたときに、先行ワイヤ3に溶接電流を通電し、先行ワイヤ3がアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号を入力されたときに、先行ワイヤ3がアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う先行ワイヤ溶接用電源装置23と、
(1)後行ワイヤ溶接開始指令信号S2が入力されたときに、後行ワイヤ4の溶接電流の通電を指令する信号を(後述する後行ワイヤ溶接用電源装置24に)出力し、(2)後行ワイヤ先端4aにアーク6が発生したときに、後行ワイヤ溶接開始完了信号S4を溶接トーチ移動経路算出回路32に出力し、(3)後行ワイヤ溶接終了処理指令信号S10を入力されたときに、後行ワイヤ4がアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号を(後述する後行ワイヤ溶接用電源装置24に)出力し、後行ワイヤ4の溶着無しと判別したときに、溶接トーチ移動経路算出回路32に後行ワイヤ溶接終了処理完了信号S12を出力する後行ワイヤ溶接条件出力回路36と、
後行ワイヤ溶接条件出力回路36から後行ワイヤ4の溶接電流の通電を指令する信号が入力されたときに、後行ワイヤ4に溶接電流を通電し、後行ワイヤ4がアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う指令信号を入力されたときに後行ワイヤ4のアンチスチック処理及び溶着解除処理を行う後行ワイヤ溶接用電源装置24とを備えた溶接ロボットである。
2 後行チップ
3 先行ワイヤ
3a 先行ワイヤ先端
4 後行ワイヤ
4a 後行ワイヤ先端
5、6 アーク
7 溶融池
8 被溶接物
9 溶接ビード
10 ノズル
11 シールドガス
13 溶融池跡
14 溶接トーチ
15、16 クレータ処理跡
21 マニピュレータ
23 先行ワイヤ溶接用電源装置
24 後行ワイヤ溶接用電源装置
25 先行ワイヤ送給装置
26 後行ワイヤ送給装置
27 ロボット制御装置
29 作業プログラムファイル出力回路
31 電極パラメータ出力回路
32 溶接トーチ移動経路算出回路
33 サーボ制御回路
35 先行ワイヤ溶接条件出力回路
36 後行ワイヤ溶接条件出力回路
41 先行チップ
42 後行チップ
44 先行ワイヤ溶接用電源装置
45 後行ワイヤ溶接用電源装置
46 先行ワイヤ送給装置
47 後行ワイヤ送給装置
48 先行ワイヤ
49 後行ワイヤ
50、51 アーク
52 溶融池
53 溶接ビード
54 溶接制御装置
55 溶接ロボット
D1 第1クレータ処理距離
L1 先行ワイヤ3又は後行ワイヤ4の標準突出し長さ
L2 標準突出し長さのワイヤ先端間距離
L3 全溶接トーチ移動距離
P1 溶接開始位置
P2 溶接終了位置
P3 第2クレータ処理位置
S1 先行ワイヤ溶接開始指令信号
S2 後行ワイヤ溶接開始指令信号
S3 先行ワイヤ溶接開始完了信号
S4 後行ワイヤ溶接開始完了信号
S5 先行ワイヤ溶接終了処理指令信号
S10 後行ワイヤ溶接終了処理指令信号
S11 第1クレータ処理指令信号
S12 後行ワイヤ溶接終了処理完了信号
S13 第2クレータ処理指令信号
S14 先行ワイヤ溶接終了処理完了信号
α 先行チップ角度
β 後行チップ角度
Claims (3)
- 1つの溶接トーチ内で先行ワイヤ及び後行ワイヤを送給して溶接する消耗2電極アーク溶接終了方法において、
前記先行ワイヤが溶接終了位置に達すると、前記後行ワイヤの送給及び通電を停止して後行ワイヤのアークを消弧し、
その後に前記後行ワイヤのアーク力によって窪んだ溶融池を埋める方向に前記溶接トーチを移動させて前記先行ワイヤがクレータ処理を行う、ことを特徴とする消耗2電極アーク溶接終了方法。 - 1つの溶接トーチ内で先行ワイヤ及び後行ワイヤを送給して溶接する消耗2電極アーク溶接終了方法において、
前記先行ワイヤが溶接終了位置に達すると、前記後行ワイヤの送給及び通電を停止して後行ワイヤのアークを消弧し、
その後に前記溶接トーチを溶接方向とは逆方向に移動させて前記先行ワイヤがクレータ処理を行う、ことを特徴とする消耗2電極アーク溶接終了方法。 - 1つの溶接トーチ内で先行ワイヤ及び後行ワイヤを送給して溶接する消耗2電極アーク溶接終了方法において、
前記先行ワイヤが溶接終了位置に達すると、前記後行ワイヤの送給及び通電を停止して後行ワイヤのアークを消弧し、
その後に前記溶接トーチを溶接方向とは逆方向に移動させて前記先行ワイヤが前記後行ワイヤのアーク力によって窪んだ溶融池を埋めながらクレータ処理を行う、ことを特徴とする消耗2電極アーク溶接終了方法。
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