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JP4054265B2 - 圧着端子と電線の接続構造 - Google Patents

圧着端子と電線の接続構造 Download PDF

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JP4054265B2 JP2003021748A JP2003021748A JP4054265B2 JP 4054265 B2 JP4054265 B2 JP 4054265B2 JP 2003021748 A JP2003021748 A JP 2003021748A JP 2003021748 A JP2003021748 A JP 2003021748A JP 4054265 B2 JP4054265 B2 JP 4054265B2
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧着端子と電線の接続構造に関し、特に、自動車用ワイヤハーネスを構成する太物電線の中間部でアース接続できるようにするものである。
【0002】
従来より電線と接続する圧着端子として、導電性金属板を端子形状に打ち抜き加工した後、芯線バレルと絶縁被覆バレルとを屈曲加工した圧着端子が提供されている。
図8(A)に示すように、圧着端子をアース用端子1とする場合は、基板部1aの一端に絶縁被覆バレル1bを設け、該絶縁被覆バレル1bと所要間隔をあけて芯線バレル1cを設け、該芯線バレル1cを設けた位置の基板部より直線状に延在させて円形状としたアース接続部1dにボルト穴1eを設けた形状とされている(特許文献1)。
【0003】
上記アース用端子1に対して、電線wの先端を皮剥して芯線waを露出させ、該芯線waに芯線バレル1cを圧着すると共に、芯線露出部に近接する絶縁被覆wbを絶縁被覆バレル1bに圧着している。このようにアース用端子1を接続した電線wは自動車に配索するとき、図8(B)に示すように、ボルト穴1eを車体パネルPに穿設しているボルト穴Phと一致させ、ボルトBをボルト穴1e、Phに通し、車体パネルPに予め溶接しているナットNに締結して、電線wを車体アースしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−92360号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、通常、アース用端子は電線端末に接続されるが、電線の中間部でアース接続する際は、電線の中間部の絶縁被覆を皮剥ぎして芯線を露出させてアース用端子と圧着接続することとなる。
この場合、芯線バレルの一方側の絶縁被覆は絶縁被覆バレルと圧着されるが、他方側の絶縁被覆は絶縁被覆バレルと圧着されず、芯線バレルとの圧着部より外れた芯線の一部が露出されたままとなる。よって、電線に引張力が負荷されると、露出した芯線にも引張され、特に、電線が15sq以上の太物電線であると、該太物電線に負荷される引張力も大きなものとなり、芯線に損傷が生じる恐れがある。
【0006】
更に、中間位置でアース用端子と圧着した電線を、絶縁被覆バレルと圧着していない側で屈曲させる場合、曲げ応力が露出した芯線に負荷され、芯線に損傷が生じやすい問題がある。特に、上記太物電線の場合には、曲げ応力も大きなものとなるため、より芯線に損傷が生じやすくなる。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、特に、太物電線を中間位置で端子に圧着する場合に、芯線への引張力、曲げ応力が負荷しないようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、一枚板の導電性金属板からなるアース用の圧着端子と一本の太物電線の接続構造において、
上記圧着端子は、基板部と、上記太物電線の芯線に圧着する芯線バレルと、該芯線バレルの両側に設けた第1の絶縁被覆バレルと第2の絶縁被覆バレルとを備え、これら芯線バレルと第1、第2の絶縁被覆バレルはそれぞれ所要間隔をあけて上記基板部の幅方向両側より突出させて設けており、上記第2の絶縁被覆バレル側より上記基板部を延在させて延在部を設け、該延在部を上記芯線バレルおよび絶縁被覆バレルを設けた基板部に対して同一水平面上で側方に屈曲させて屈曲部を形成して、該屈曲部にアース接続用のボルト穴を設けると共に上記第2の絶縁被覆バレルから屈曲部の内周縁のみに沿って補強リブを連設し、
上記太物電線の中間部を皮剥ぎして芯線を露出させ、該芯線に上記芯線バレルを圧着して電気接続すると共に、上記芯線両側の絶縁被覆に上記第1、第2の絶縁被覆バレルを圧着し、該第2の絶縁被覆バレルに圧着された上記太物電線を上記圧着端子の屈曲部の屈曲方向と反対方向の側方に屈曲させ、該太物電線より離れた位置となる上記屈曲部で上記太物電線の中間部をアース接続していることを特徴とする圧着端子と電線の接続構造を提供している。
【0009】
上記のように、従来は芯線バレルの一側方にのみ設けられていた絶縁被覆バレルを芯線バレルの両側に設けると、露出させた芯線の両側の絶縁被覆が絶縁被覆バレルに圧着され、電線に負荷される引張力は両側の絶縁被覆バレルで強く圧着された部位で受け止められ、芯線への伝わる引張力を遮断、低減でき、芯線の保護を図ることができる。
【0010】
具体的には、上記圧着端子は、基板部の一端に第1の上記絶縁被覆バレルを設け、該絶縁被覆バレルと所要間隔をあけて上記芯線バレルを設け、該芯線バレルと所要間隔をあけて第2の上記絶縁被覆バレルを設け、これら第1、第2の絶縁被覆バレルおよび上記芯線バレルは上記基板部の幅方向両側より互いに開き方向に突出させ、かつ、上記第2の絶縁被覆バレルより基板部を延在させ、該延在部にボルト穴を設けてアース用圧着端子としている。
【0011】
上記アース用圧着端子とした場合、ボルト穴を設けた延在部が車体パネル等のアース接続部にボルト固定される際、電線に引っ張り力が加わる場合があるが、電線引っ張り側の絶縁被覆を上記第2の絶縁被覆バレルで電線を圧着しているため、芯線への引張力の伝達を遮断、低減できる。
【0012】
上記アース圧着端子の基板部の延在部は、上記芯線バレルおよび絶縁被覆バレルを設けた基板部に対して同一水平面上で側方に屈曲させ、該屈曲部に上記ボルト穴を設けている。
電線の中間部でアース接続するため、該アース接続位置の真上に電線は配線すると、アース接続作業がやりにくくなるため、ボルト穴を設けた延在部は芯線バレル及び絶縁被覆バレルを設けた基板より屈曲させ、アース用圧着端子を圧着した電線と離れた位置としている
【0013】
あるいは、上記基板部の延在部は、上記芯線バレルおよび絶縁被覆バレルを設けた基板部に対して同一水平面上で側方に屈曲させた後に、該屈曲部を更に下向きあるいは上向きの垂直方向に屈曲させ、該垂直方向の屈曲部に上記ボルト穴を設けている。
アース用圧着端子をアース接続する車体パネル等のアース接続材の構造に応じて、側方に屈曲させた後に更に垂直方向に屈曲させて、該垂直方向の位置でアース接続している。このように、芯線バレルおよび絶縁被覆バレルとの圧着部に対して、アース接続部がひねった位置にある場合には、ボルト固定時に電線に引張力と曲げ負荷の両方が作用するため、上記のように芯線の両側を絶縁被覆バレルで圧着しておくと、芯線への上記負荷を遮断、軽減することが出来る。
【0014】
上記アース用圧着端子の屈曲部の基板部に補強ビードを設け、あるいは/および屈曲部の少なくとも内周縁に沿って補強リブを突設している。
上記のようにアース用圧着端子に屈曲部を設けると、特に、アース用圧着端子と接続する電線が太物電線である場合には、電線の引張力が大きくなるため、アース用端子への負荷も大きくなり、ボルト固定部との間で捩れや破損が発生しやすくなる。そのため、上記補強ビードや補強リブを設けてアース用圧着端子自体の強度を高めている。
【0016】
上記のように、太物電線の中間位置にアース用圧着端子を接続し、該接続位置から太物電線を屈曲させる場合には、圧着部に大きな曲げ応力が負荷されるため、芯線バレルの両側の第1、第2の絶縁被覆バレルを設けて、芯線露出部の両側の絶縁被覆を上記第1、第2の絶縁被覆バレルで圧着しておくと、曲げ応力を露出した芯線に伝わるのを効果的に遮断、低減することができる。
【0017】
なお、芯線バレルの両側に第1、第2の絶縁被覆バレルを設け、第2の絶縁被覆バレルより延在させた基板部に他の電線と接続する雌端子あるいは雄端子、さらには圧接刃を設けた圧接部を設けてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5は第1実施形態を示す。
本実施形態の圧着端子は一枚板の導電性金属板を打抜加工したアース用圧着端子10であって、基板部11の一端で幅方向の両側より立設された第1絶縁被覆バレル13と、第1絶縁被覆バレル13と所要間隔をあけて幅方向の両側より立設された芯線バレル12と、芯線バレル12と所要間隔をあけて幅方向の両側より立設された第2絶縁被覆バレル14と、第2絶縁被覆バレル14より基板部11を延在させた延在部18とを備えている。延在部18は芯線バレル12および第1・第2絶縁被覆バレル13、14を設けた基板部11に対して同一水平面上で側方に屈曲させた水平屈曲部19を設けると共に、屈曲部19を更に下向きの垂直方向に屈曲させた垂直屈曲部20を連続し、垂直屈曲部20にボルト穴20aを穿設している。
【0019】
芯線バレル12は、その内面に幅方向に切り欠かれた複数の溝部15を備え、芯線100aと点接触で確実な導通を図ることできるようにしていると共に、図3(A)に示すように真上に突出され、図2に示す端子長手方向の長さL1を12〜16mmとしている。
第1絶縁被覆バレル13および第2絶縁被覆バレル14は、図3(B)(C)に示すように逆ハの字状の開き方向に突出され、図2に示す端子長手方向の長さL2を3〜8mmとしている。
また、芯線バレル12と第1・第2絶縁バレル13、14の間の隙間16、17の端子長手方向の長さL3は、3〜8mmとしている。
水平屈曲部19には、基板部11を上面側に膨出させた補強ビード21を設けていると共に、水平屈曲部19の内周縁に沿って補強リブ22を突設している。
【0020】
次に、図5を用いて上記アース用圧着端子10の使用状況を説明する。
アース用圧着端子10に接続される太物電線100は、その中間部の絶縁被覆100bを皮剥ぎして芯線100aを露出させている。ここで、芯線100aの露出部分の長手方向の長さは、芯線バレル12の長さL1より若干長くしている。
そして、上記太物電線100をアース用圧着端子10の基板部11上に配置し、芯線100aが芯線バレル12に位置する状態で、芯線バレル12で芯線100aをカシメると共に、第1・第2絶縁被覆バレル13、14を芯線100aの両側の絶縁被覆100bにカシメている。
【0021】
この状態のアース用圧着端子10を車体パネルPの角部Paに延在部18の水平屈曲部19と垂直屈曲部20とが沿うようにして配置し、アース用圧着端子10のボルト穴20aと車体パネルPのボルト穴(図示せず)とにボルトBで締結して、太物電線100の芯線100aを車体パネルPにアース接続している。ここで、太物電線100の第2絶縁被覆バレル14側より導出される部位は、延在部18より離反する側方に屈曲するよう屈曲部Aを設けている。
【0022】
上記構成のアース用圧着端子10によれば、芯線バレル12の両側に第1・第2絶縁被覆バレル13、14を設け、露出させた芯線100aの両側の絶縁被覆100bが第1・第2絶縁被覆バレル13、14に圧着され、電線100に負荷される引張力は両側の絶縁被覆バレル13、14で受け止めて芯線100aへの伝わる引張力を遮断、低減でき、芯線100aの保護を図ることができる。
また、芯線バレル12および第1・第2絶縁被覆バレル13、14との圧着部に対して、アース接続部であるボルトB締結部分がひねった位置にある場合には、ボルトB固定時に電線100に引張力と曲げ負荷の両方が作用するため、上記のように芯線100aの両側を第1・第2絶縁被覆バレル13、14で圧着しておくと、芯線100aへの負荷を遮断、軽減することが出来る。
【0023】
さらに、アース用圧着端子10の水平屈曲部19には補強ビード21や補強リブ22を設けてアース用圧着端子10の強度を高めているので、太物電線100の引張力などによるアース用圧着端子10の水平屈曲部19での捩れや破損を防止することができる。
また、太物電線100の中間位置にアース用圧着端子10を接続して太物電線100を屈曲させる場合には大きな曲げ応力が負荷されるが、電線100の屈曲部Aと芯線バレル12との間に第2絶縁被覆バレル14を設けているので、該曲げ応力が露出した芯線100aに伝わるのを効果的に遮断、低減することができる。特に、電線100の屈曲部Aが芯線100a露出部分の近接位置に設けられて芯線100aへの応力伝達が大きくなる場合には、従来はなかった第2絶縁被覆バレル14を設けることで芯線100aへの応力伝達を効果的に遮断することが可能となる。
なお、第2絶縁被覆バレル14より延在させた基板部11に他の電線と接続する雌端子あるいは雄端子、さらには圧接刃を設けた圧接部を設けても構わない。
【0024】
図6は第2実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、延在部18’に垂直方向に屈曲された垂直屈曲部を設けてない点である。
即ち、アース用圧着端子30の第2絶縁被覆バレル14より基板部11を延在させた延在部18’には、芯線バレル12および第1・第2絶縁被覆バレル13、14を設けた基板部11’に対して同一水平面上で側方に屈曲させた水平屈曲部19を設け、水平屈曲部19の先端側にボルト穴19a’を穿設している。
上記構成とすると、太物電線100の中間部でアース接続する際に、太物電線100の真下にボルトB締結位置がこないので、アース接続作業がやり易くなる。
なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する
【0025】
図7(A)(B)は参考実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、アース用の圧着端子ではなく、延在部の無い中間スプライス用の圧着端子40としている点である。
【0026】
圧着端子40は、一枚板の導電性金属板を打抜加工したものであって、基板部11”の一端で幅方向の両側より立設された第1絶縁被覆バレル13と、基板部11”の他端で幅方向の両側より立設された第2絶縁被覆バレル14と、第1絶縁被覆バレル13と第2絶縁被覆バレル14との間で所要の隙間16、17をあけて幅方向の両側より立設された芯線バレル12とを備え、芯線バレル12の内面には幅方向に切り欠かれた複数の溝部15が設けられている。
なお、第1実施形態と同一符号の各種長さ、形状等は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0027】
次に、図7(B)を用いて中間スプライス用の圧着端子40の使用状況を説明する。
圧着端子40には3本の電線100、101、102がスプライス接続され、1本の電線100は、その中間部の絶縁被覆100bを皮剥ぎして芯線100aを露出させている一方、2本の電線101、102は端末を皮剥ぎして芯線101a、102aを露出させている。
そして、各電線100、101、102の芯線100a、101a、102aを重ね合わせて圧着端子40の芯線バレル12に位置する状態で、芯線バレル12で芯線100a、101a、102aをカシメると共に、第1・第2絶縁被覆バレル13、14で絶縁被覆100b、101b、102bをカシメている。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の上記圧着端子によれば、上記芯線バレルの両側に上記第1絶縁被覆バレルおよび第2絶縁被覆バレルが、露出された芯線の両側の絶縁被覆に圧着され、電線に負荷される引張力を両側の第1・第2絶縁被覆バレルで受け止めて芯線への伝わる引張力を遮断、低減するので、芯線の保護を図ることができる。
特に、電線の中間位置に圧着端子を接続して電線を屈曲させる場合には大きな曲げ応力が負荷されるが、電線の屈曲部と芯線バレルとの間に第1絶縁被覆バレルあるいは第2絶縁被覆バレルのいずれか一方が介在するので、該曲げ応力が露出した芯線に伝わるのを効果的に遮断、低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のアース用圧着端子(圧着端子)の斜視図である。
【図2】 アース用圧着端子の側面図である。
【図3】 (A)は図2のA−A線断面図、(B)はB−B線断面図、(C)はC−C線断面図である。
【図4】 アース用圧着端子の背面図である。
【図5】 アース用圧着端子の使用状態を示す斜視図である。
【図6】 第2実施形態のアース用圧着端子の斜視図である。
【図7】 (A)は参考実施形態の圧着端子の斜視図、(B)は圧着端子を用いたスプライス接続を示す図面である。
【図8】 (A)(B)は従来例を示す図面である。
【符号の説明】
10、30 アース用圧着端子(圧着端子)
11 基板部
12 芯線バレル
13 第1絶縁被覆バレル
14 第2絶縁被覆バレル
15 溝部
16、17 隙間
18 延在部
19 水平屈曲部
20 垂直屈曲部
20a ボルト穴
21 補強ビード
22 補強リブ
40 圧着端子
100 電線
100a 芯線
100b 絶縁被覆
B ボルト
P 車体パネル

Claims (3)

  1. 一枚板の導電性金属板からなるアース用の圧着端子と一本の太物電線の接続構造において、
    上記圧着端子は、基板部と、上記太物電線の芯線に圧着する芯線バレルと、該芯線バレルの両側に設けた第1の絶縁被覆バレルと第2の絶縁被覆バレルとを備え、これら芯線バレルと第1、第2の絶縁被覆バレルはそれぞれ所要間隔をあけて上記基板部の幅方向両側より突出させて設けており、上記第2の絶縁被覆バレル側より上記基板部を延在させて延在部を設け、該延在部を上記芯線バレルおよび絶縁被覆バレルを設けた基板部に対して同一水平面上で側方に屈曲させて屈曲部を形成して、該屈曲部にアース接続用のボルト穴を設けると共に上記第2の絶縁被覆バレルから屈曲部の内周縁のみに沿って補強リブを連設し、
    上記太物電線の中間部を皮剥ぎして芯線を露出させ、該芯線に上記芯線バレルを圧着して電気接続すると共に、上記芯線両側の絶縁被覆に上記第1、第2の絶縁被覆バレルを圧着し、該第2の絶縁被覆バレルに圧着された上記太物電線を上記圧着端子の屈曲部の屈曲方向と反対方向の側方に屈曲させ、該太物電線より離れた位置となる上記屈曲部で上記太物電線の中間部をアース接続していることを特徴とする圧着端子と電線の接続構造
  2. 上記基板部の延在部に形成した屈曲部を更に下向きあるいは上向きの垂直方向に屈曲させ、該垂直方向の屈曲部に上記ボルト穴を設けている請求項1に記載の圧着端子と電線の接続構造
  3. 上記基板部の延在部に形成した屈曲部に補強ビードを設けている請求項1または請求項2に記載の圧着端子と電線の接続構造
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